JPH0777128A - 電磁燃料噴射弁及び電磁燃料噴射弁における開閉弁 全開調整方法 - Google Patents
電磁燃料噴射弁及び電磁燃料噴射弁における開閉弁 全開調整方法Info
- Publication number
- JPH0777128A JPH0777128A JP24756293A JP24756293A JPH0777128A JP H0777128 A JPH0777128 A JP H0777128A JP 24756293 A JP24756293 A JP 24756293A JP 24756293 A JP24756293 A JP 24756293A JP H0777128 A JPH0777128 A JP H0777128A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- rear end
- valve seat
- opening
- seat forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 開閉弁の最大ストロークをスペーサを用いる
ことなく設定するとともに全開流量を極めて高精度に且
つ均一に設定する。 【構成】 ハウジング1は係止段部1Bを介して開口
し、底部1Aには、係止段部1Bに向かう固定コア1E
が形成され、係止段部1B上には弁座形成体5の後端面
5Cが載置されるとともに開閉弁案内孔5D内に配置さ
れた開閉弁6の後端部6Dは前記後端面5Cより突出し
て固定コア1Fの前端部1Gに対向する。全開流量の調
整は、ハウジング1の係止段部1B上に弁座形成体5を
載置仮組みつけして開閉弁6を全ストロークさせ、得ら
れる全開流量と目標全開流量とを比較して弁座形成体5
の後端面5Cの切削量を決め、仮組みつけ状態から弁座
形成体5を取り外し、その後端面5Cを前記切削量だけ
切削したあと、同じ開閉弁6を備えた弁座形成体5をハ
ウジング1の係止段部1B上に配置し、ハウジング1に
固定して本組みつけすることによって行なわれる。
ことなく設定するとともに全開流量を極めて高精度に且
つ均一に設定する。 【構成】 ハウジング1は係止段部1Bを介して開口
し、底部1Aには、係止段部1Bに向かう固定コア1E
が形成され、係止段部1B上には弁座形成体5の後端面
5Cが載置されるとともに開閉弁案内孔5D内に配置さ
れた開閉弁6の後端部6Dは前記後端面5Cより突出し
て固定コア1Fの前端部1Gに対向する。全開流量の調
整は、ハウジング1の係止段部1B上に弁座形成体5を
載置仮組みつけして開閉弁6を全ストロークさせ、得ら
れる全開流量と目標全開流量とを比較して弁座形成体5
の後端面5Cの切削量を決め、仮組みつけ状態から弁座
形成体5を取り外し、その後端面5Cを前記切削量だけ
切削したあと、同じ開閉弁6を備えた弁座形成体5をハ
ウジング1の係止段部1B上に配置し、ハウジング1に
固定して本組みつけすることによって行なわれる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関における電子
制御式燃料噴射装置に用いられる電磁燃料噴射弁と、電
磁燃料噴射弁の製造工程時における全開燃料噴射量の調
整方法に関する。
制御式燃料噴射装置に用いられる電磁燃料噴射弁と、電
磁燃料噴射弁の製造工程時における全開燃料噴射量の調
整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】実開昭58−137864号公報の中で
従来技術としてとらえられる第1図に示された構造(第
1の従来例という)は、バルブハウジングと磁気ハウジ
ングとの間にスペーサが配置され、スペーサと開閉弁の
フランジとの間に間隙が形成され、一方アーマチュアと
固定磁心との間に間隙が形成される。そして開閉弁の最
大ストロークは開閉弁のフランジがスペーサに当接する
間隙によって決定される。
従来技術としてとらえられる第1図に示された構造(第
1の従来例という)は、バルブハウジングと磁気ハウジ
ングとの間にスペーサが配置され、スペーサと開閉弁の
フランジとの間に間隙が形成され、一方アーマチュアと
固定磁心との間に間隙が形成される。そして開閉弁の最
大ストロークは開閉弁のフランジがスペーサに当接する
間隙によって決定される。
【0003】実開昭58−137864号公報に示され
る考案(第2の従来例という)には、アーマチュアの後
端面に非磁性スペーサを固着し、バルブハウジングと磁
気ハウジングとの結合面の間に一定厚さの強磁性スペー
サを介在させ、固定磁心の前端面は磁気ハウジングの結
合面と同一面ないしこれより後方に位置させ、アーマチ
ュアの後端面及びバルブハウジングの結合面を調整して
開閉弁のストロークを調整する技術が開示される。そし
て開閉弁の最大ストロークは、強磁性スペーサの厚さ
と、バルブハウジングの後端面とアーマチュアの非磁性
スペーサの後端面との差より決定される。
る考案(第2の従来例という)には、アーマチュアの後
端面に非磁性スペーサを固着し、バルブハウジングと磁
気ハウジングとの結合面の間に一定厚さの強磁性スペー
サを介在させ、固定磁心の前端面は磁気ハウジングの結
合面と同一面ないしこれより後方に位置させ、アーマチ
ュアの後端面及びバルブハウジングの結合面を調整して
開閉弁のストロークを調整する技術が開示される。そし
て開閉弁の最大ストロークは、強磁性スペーサの厚さ
と、バルブハウジングの後端面とアーマチュアの非磁性
スペーサの後端面との差より決定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】第1の従来例によると
次の問題を有する。開閉弁の最大ストロークを設定す
る際、開閉弁を弁座に圧接して、バルブハウジングの後
端面とバルブフランジの後端面との差を計測し、これに
基づいてバルブハウジングの後端面又はバルブフランジ
の後端面に加工を加える。かかる計測時においてフラン
ジをスペーサに当接させてストロークを規制することか
ら、バルブフランジの後端面はバルブハウジングの後端
面より必ず内方に位置するので、精度よく前記計測を行
なうことが困難であり、これに基づくバルブハウジング
の後端面、バルブフランジの後端面の加工精度を向上す
ることが困難であり、もって最大ストロークの精度維持
に難点を有する。スペーサは、開閉弁の最大ストロー
クを決定する上で必要不可欠の部材であり、これを必要
とすることは、部品点数の増加、組み付け工数の増加を
招来し、生産効率を阻害するとともに製造コスト高を招
来して好ましいものでない。
次の問題を有する。開閉弁の最大ストロークを設定す
る際、開閉弁を弁座に圧接して、バルブハウジングの後
端面とバルブフランジの後端面との差を計測し、これに
基づいてバルブハウジングの後端面又はバルブフランジ
の後端面に加工を加える。かかる計測時においてフラン
ジをスペーサに当接させてストロークを規制することか
ら、バルブフランジの後端面はバルブハウジングの後端
面より必ず内方に位置するので、精度よく前記計測を行
なうことが困難であり、これに基づくバルブハウジング
の後端面、バルブフランジの後端面の加工精度を向上す
ることが困難であり、もって最大ストロークの精度維持
に難点を有する。スペーサは、開閉弁の最大ストロー
クを決定する上で必要不可欠の部材であり、これを必要
とすることは、部品点数の増加、組み付け工数の増加を
招来し、生産効率を阻害するとともに製造コスト高を招
来して好ましいものでない。
【0005】又、第2の従来例によると、次の問題を有
する。開閉弁の最大ストロークは、強磁性スペーサの
厚さと、バルブハウジングの後端面とアーマチュアの非
磁性スペーサの後端面との差より決定されるが、1μm
ごとに何種類もの厚さ違いのスペーサを用意する必要が
あり、部品点数の増加と選択作業、管理作業が複雑とな
り、生産効率を阻害するとともに製造コスト高を招来し
て好ましいものでない。
する。開閉弁の最大ストロークは、強磁性スペーサの
厚さと、バルブハウジングの後端面とアーマチュアの非
磁性スペーサの後端面との差より決定されるが、1μm
ごとに何種類もの厚さ違いのスペーサを用意する必要が
あり、部品点数の増加と選択作業、管理作業が複雑とな
り、生産効率を阻害するとともに製造コスト高を招来し
て好ましいものでない。
【0006】本発明は前記不具合に鑑み成されたもの
で、開閉弁の最大ストロークをスペーサを用いることな
く設定できるとともにそれに基づいて決定される開閉弁
の全開流量を極めて高精度に且つ均一に設定することの
できる電磁燃料噴射弁及び開閉弁全開調整方法を提供す
ることにある。
で、開閉弁の最大ストロークをスペーサを用いることな
く設定できるとともにそれに基づいて決定される開閉弁
の全開流量を極めて高精度に且つ均一に設定することの
できる電磁燃料噴射弁及び開閉弁全開調整方法を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電磁燃料噴射弁
によると、有底筒状の開口部に係止段部を設け、底部の
中心には開口部に向かう固定コアが設けられるとともに
固定コアの前端部から後端部に調整管挿入孔が貫通して
穿設された筒状のハウジングと、ハウジング内にあっ
て、固定コアの外周に、軸部に穿設された固定コア挿入
孔を介して配置されるとともに軸部の外周にコイルが巻
回された電磁装置と、ハウジングの係止段部上に配置さ
れる後端面に開閉弁案内孔が開口するとともに該開閉弁
案内孔は弁座より燃料噴射孔を介して前端面に開口する
弁座形成体と、弁座形成体の開閉弁案内孔内に移動自在
に配置されるとともに前端に形成される弁体が弁座形成
体の弁座に対向して配置され、後端部が固定コアの前端
部に対向して配置され、さらに後端部が弁座形成体の後
端面より突出して配置される開閉弁とよりなり、全開流
量を計測するとともに該計測全開流量を目標全開流量と
比較判別することによって弁座形成体の後端面を補正加
工し、後端面より突出する開閉弁の後端部の突出寸法を
調整したものである。
によると、有底筒状の開口部に係止段部を設け、底部の
中心には開口部に向かう固定コアが設けられるとともに
固定コアの前端部から後端部に調整管挿入孔が貫通して
穿設された筒状のハウジングと、ハウジング内にあっ
て、固定コアの外周に、軸部に穿設された固定コア挿入
孔を介して配置されるとともに軸部の外周にコイルが巻
回された電磁装置と、ハウジングの係止段部上に配置さ
れる後端面に開閉弁案内孔が開口するとともに該開閉弁
案内孔は弁座より燃料噴射孔を介して前端面に開口する
弁座形成体と、弁座形成体の開閉弁案内孔内に移動自在
に配置されるとともに前端に形成される弁体が弁座形成
体の弁座に対向して配置され、後端部が固定コアの前端
部に対向して配置され、さらに後端部が弁座形成体の後
端面より突出して配置される開閉弁とよりなり、全開流
量を計測するとともに該計測全開流量を目標全開流量と
比較判別することによって弁座形成体の後端面を補正加
工し、後端面より突出する開閉弁の後端部の突出寸法を
調整したものである。
【0008】開閉弁の全開調整は、ハウジングの係止段
部上に、開閉弁を備えた弁座形成体の後端面を仮配置
し、電磁装置に開閉弁がフルストロークする電流を流
し、燃料噴射孔より噴射される燃料量を計測するととも
に該噴射量と定められた目標全開流量とを比較し、この
流量差に応じて弁座形成体の後端面の切削量を決定する
調整切削量決定工程と、ハウジングより弁座形成体を外
し、前記工程にて決定された切削量に基づき弁座形成体
の後端面を補正加工する調整切削工程と、ハウジングの
係止段部上に、開閉弁を備え、調整切削工程によって後
端面が補正加工された弁座形成体を配置するとともに該
弁座形成体をハウジングに固着する本組み工程とにより
行なわれる。
部上に、開閉弁を備えた弁座形成体の後端面を仮配置
し、電磁装置に開閉弁がフルストロークする電流を流
し、燃料噴射孔より噴射される燃料量を計測するととも
に該噴射量と定められた目標全開流量とを比較し、この
流量差に応じて弁座形成体の後端面の切削量を決定する
調整切削量決定工程と、ハウジングより弁座形成体を外
し、前記工程にて決定された切削量に基づき弁座形成体
の後端面を補正加工する調整切削工程と、ハウジングの
係止段部上に、開閉弁を備え、調整切削工程によって後
端面が補正加工された弁座形成体を配置するとともに該
弁座形成体をハウジングに固着する本組み工程とにより
行なわれる。
【0009】
【実施例】1は、円筒状をなすハウジングであり、底部
1Aより右方の一端Aに向かって開口部1Dが開口し、
この開口部1Dには係止段部1Bと薄肉部1Cが形成さ
れる。底部1Aの中心には、一端A及び左方の後端Bに
それぞれ向かう固定コア1Eが突起して形成され、固定
コア1Eの後端部1Fから前端部1Gに向けて調整管挿
入孔1Hが貫通して穿設される。前端部1Gは、開口部
1D側に対向する。調整管挿入孔1Hの後端部1F側に
はストレーナ2が配置されるとともに前端部1G側には
貫通した燃料通路3Aが穿設された円管状の調整管3が
挿入される。
1Aより右方の一端Aに向かって開口部1Dが開口し、
この開口部1Dには係止段部1Bと薄肉部1Cが形成さ
れる。底部1Aの中心には、一端A及び左方の後端Bに
それぞれ向かう固定コア1Eが突起して形成され、固定
コア1Eの後端部1Fから前端部1Gに向けて調整管挿
入孔1Hが貫通して穿設される。前端部1Gは、開口部
1D側に対向する。調整管挿入孔1Hの後端部1F側に
はストレーナ2が配置されるとともに前端部1G側には
貫通した燃料通路3Aが穿設された円管状の調整管3が
挿入される。
【0010】4は電磁装置であり、軸部4Aの左右端部
にそれぞれ鍔部4Bが形成されるとともに軸部4Aの長
手軸心方向に固定コア挿入孔4Cが貫通して穿設され、
さらに軸部4Aの外周にコイル4Dが巻回される。
にそれぞれ鍔部4Bが形成されるとともに軸部4Aの長
手軸心方向に固定コア挿入孔4Cが貫通して穿設され、
さらに軸部4Aの外周にコイル4Dが巻回される。
【0011】5は弁座形成体であり、左方にはハウジン
グ1の係止段部1B上に載置される鍔部5Aが形成さ
れ、鍔部5Aより右方に突状部5Bが形成される。そし
て、左方の後端面5C(鍔部5Aの左端に相当する)に
は開閉弁案内孔5Dが穿設されて開口し、この開閉弁案
内孔5Dは弁座5E、燃料噴射孔5Fを介して右方の前
端面5G(突状部5Bの右端に相当する)に開口する。
グ1の係止段部1B上に載置される鍔部5Aが形成さ
れ、鍔部5Aより右方に突状部5Bが形成される。そし
て、左方の後端面5C(鍔部5Aの左端に相当する)に
は開閉弁案内孔5Dが穿設されて開口し、この開閉弁案
内孔5Dは弁座5E、燃料噴射孔5Fを介して右方の前
端面5G(突状部5Bの右端に相当する)に開口する。
【0012】6は開閉弁案内孔5D内に移動自在に配置
される開閉弁であり、その一端A(図において右側)に
弁座5Eを開閉する弁体6Aを備えるとともにその外周
には流路溝6Bが穿設され、開閉弁案内孔5Dとこの流
路溝6Bとにより流路6Cが形成される。又、開閉弁6
の他端B側(図において左側)の後端部6Dにはスリ割
り溝6Eが開閉弁6の直径方向に横断して穿設され、こ
のスリ割り溝6Eは流路溝6Bに連なり、更に開閉弁6
内にはスプリング保持孔6Fが穿設され、スプリング保
持孔6F内に縮設されたスプリングSによって開閉弁6
の弁体6Aは弁座5Eに弾性的に付勢される。
される開閉弁であり、その一端A(図において右側)に
弁座5Eを開閉する弁体6Aを備えるとともにその外周
には流路溝6Bが穿設され、開閉弁案内孔5Dとこの流
路溝6Bとにより流路6Cが形成される。又、開閉弁6
の他端B側(図において左側)の後端部6Dにはスリ割
り溝6Eが開閉弁6の直径方向に横断して穿設され、こ
のスリ割り溝6Eは流路溝6Bに連なり、更に開閉弁6
内にはスプリング保持孔6Fが穿設され、スプリング保
持孔6F内に縮設されたスプリングSによって開閉弁6
の弁体6Aは弁座5Eに弾性的に付勢される。
【0013】そして電磁燃料噴射弁の組みつけと、開閉
弁6の全開ストローク時における開閉弁の全開流量の調
整は次の通り行なわれる。ハウジング1の調整管挿入孔
1H内には調整管3が挿入され、ハウジング1の開口部
1Dより底部1Aに向けて電磁装置4が配置される。こ
のとき電磁装置4の固定コア挿入孔4Cが固定コア1E
の外周に挿入されるとともに電磁装置4の右方の鍔部4
Bの右端面はハウジング1の係止段部1Bの近傍に位置
する。
弁6の全開ストローク時における開閉弁の全開流量の調
整は次の通り行なわれる。ハウジング1の調整管挿入孔
1H内には調整管3が挿入され、ハウジング1の開口部
1Dより底部1Aに向けて電磁装置4が配置される。こ
のとき電磁装置4の固定コア挿入孔4Cが固定コア1E
の外周に挿入されるとともに電磁装置4の右方の鍔部4
Bの右端面はハウジング1の係止段部1Bの近傍に位置
する。
【0014】次に、スプリングSによって弁体6Aが弁
座5Eに向けて弾性的に付勢される開閉弁6を開閉弁案
内孔5D内に移動自在に挿入配置された弁座形成体5の
後端面5Cを、ハウジング1の係止段部1B上に配置す
る。これによると、開閉弁6は弁座形成体5の開閉弁案
内孔5D内に移動自在に配置されるとともにスプリング
Sによって開閉弁6の弁体6Aが弁座5Eに弾性的に付
勢され、さらに開閉弁6の後端部6Dは、固定コア1E
の前端部1Gに対向して配置されるとともに弁座形成体
5の後端面5Cより突出して配置される。かかる状態に
おいて、弁座形成体5の鍔部5Aはハウジング1の係止
段部1B上に仮に押圧状態に配置されるもので弁座形成
体5とハウジング1は未だ固着されない。具体的には、
図示せぬ治具等によって弁座形成体5の鍔部5Aをハウ
ジング1の係止段部1Bに向けて押圧して仮の組みつけ
状態とされる。(弁座形成体5の仮セット工程)かかる
仮組みつけ工程において、ハウジング1の係止段部1B
と弁座形成体5の後端面5Cの当接部からの燃料洩れは
生じない。
座5Eに向けて弾性的に付勢される開閉弁6を開閉弁案
内孔5D内に移動自在に挿入配置された弁座形成体5の
後端面5Cを、ハウジング1の係止段部1B上に配置す
る。これによると、開閉弁6は弁座形成体5の開閉弁案
内孔5D内に移動自在に配置されるとともにスプリング
Sによって開閉弁6の弁体6Aが弁座5Eに弾性的に付
勢され、さらに開閉弁6の後端部6Dは、固定コア1E
の前端部1Gに対向して配置されるとともに弁座形成体
5の後端面5Cより突出して配置される。かかる状態に
おいて、弁座形成体5の鍔部5Aはハウジング1の係止
段部1B上に仮に押圧状態に配置されるもので弁座形成
体5とハウジング1は未だ固着されない。具体的には、
図示せぬ治具等によって弁座形成体5の鍔部5Aをハウ
ジング1の係止段部1Bに向けて押圧して仮の組みつけ
状態とされる。(弁座形成体5の仮セット工程)かかる
仮組みつけ工程において、ハウジング1の係止段部1B
と弁座形成体5の後端面5Cの当接部からの燃料洩れは
生じない。
【0015】電磁燃料噴射弁の全開流量が決定される開
閉弁6の最大ストロークXは以下によって決定される。
模式的にえがかれた図2により説明する。Xは固定コア
1Eの前端部1Gと開閉弁6の後端部6Dとの間に形成
される間隙であって、開閉弁6の最大ストロークはこの
調整された間隙によって決定される。X1は開閉弁6の
ストロークを制御する間隙であって未調整段階における
間隙である。Pはハウジング1の係止段部1Bと固定コ
ア1Eの前端部1Gと間の長手軸心方向における段差で
あり、ハウジング1の製作時において決定される。R
は、弁座形成体5の開閉弁案内孔5D内に配置された開
閉弁6の弁体6Aが弁座5Eに当接した状態において、
弁座形成体5の後端面5Cより開閉弁6の後端部6Dが
突出する段差であり、開閉弁6の最大ストロークが調整
された状態の段差である。R1は、弁座形成体5の後端
面5Cより開閉弁6の後端部6Dが突出する段差であっ
て、開閉弁6のストロークが未調整段階(間隙X1の状
態)における段差である。以上よりすると、開閉弁6の
最大ストロークが調整された段階においてX=P−Rで
決定され開閉弁6の最大ストロークが調整される以前の
段階においてX1=P−R1で決定される。
閉弁6の最大ストロークXは以下によって決定される。
模式的にえがかれた図2により説明する。Xは固定コア
1Eの前端部1Gと開閉弁6の後端部6Dとの間に形成
される間隙であって、開閉弁6の最大ストロークはこの
調整された間隙によって決定される。X1は開閉弁6の
ストロークを制御する間隙であって未調整段階における
間隙である。Pはハウジング1の係止段部1Bと固定コ
ア1Eの前端部1Gと間の長手軸心方向における段差で
あり、ハウジング1の製作時において決定される。R
は、弁座形成体5の開閉弁案内孔5D内に配置された開
閉弁6の弁体6Aが弁座5Eに当接した状態において、
弁座形成体5の後端面5Cより開閉弁6の後端部6Dが
突出する段差であり、開閉弁6の最大ストロークが調整
された状態の段差である。R1は、弁座形成体5の後端
面5Cより開閉弁6の後端部6Dが突出する段差であっ
て、開閉弁6のストロークが未調整段階(間隙X1の状
態)における段差である。以上よりすると、開閉弁6の
最大ストロークが調整された段階においてX=P−Rで
決定され開閉弁6の最大ストロークが調整される以前の
段階においてX1=P−R1で決定される。
【0016】ここで全開流量の調整が行なわれる前段階
における段差R1は、目標の全開流量が得られる開閉弁
6の目標間隙Xより大なる間隙X1(仮間隙という)と
なるような段差R1(仮段差という)に設定される必要
がある。すなわち、この状態において、X1(仮間隙)
>X(調整後間隙)と設定される。実例をあげて説明す
れば、開閉弁6の目標間隙X=1、P=3、R=2の場
合、R1=1.5と設定され、X1=3−1.5の1.
5となり目標のX=1より大と設定するものである。実
例をあげて説明すると、開閉弁6のストロークによって
目標の全開流量が得られる開閉弁6のストロークX(調
整された開閉弁6の全開ストローク)が1であり、ハウ
ジング1の形成時に決定される係止段部1Bと固定コア
1Eの前端部1Gとの段差Pが3の場合、電磁燃料噴射
弁の本組みつけ、全開流量調整が終了した完成状態にお
いて弁座形成体5の後端面5Cより開閉弁6の後端部6
Dが突出する段差Rは(P−X)の2となる。このよう
な仕様の状況においてX1>X、R1<RはX1>1、
R1<2となる。そしてX1とR1はR1=P−X1の
関係より以下となる。
における段差R1は、目標の全開流量が得られる開閉弁
6の目標間隙Xより大なる間隙X1(仮間隙という)と
なるような段差R1(仮段差という)に設定される必要
がある。すなわち、この状態において、X1(仮間隙)
>X(調整後間隙)と設定される。実例をあげて説明す
れば、開閉弁6の目標間隙X=1、P=3、R=2の場
合、R1=1.5と設定され、X1=3−1.5の1.
5となり目標のX=1より大と設定するものである。実
例をあげて説明すると、開閉弁6のストロークによって
目標の全開流量が得られる開閉弁6のストロークX(調
整された開閉弁6の全開ストローク)が1であり、ハウ
ジング1の形成時に決定される係止段部1Bと固定コア
1Eの前端部1Gとの段差Pが3の場合、電磁燃料噴射
弁の本組みつけ、全開流量調整が終了した完成状態にお
いて弁座形成体5の後端面5Cより開閉弁6の後端部6
Dが突出する段差Rは(P−X)の2となる。このよう
な仕様の状況においてX1>X、R1<RはX1>1、
R1<2となる。そしてX1とR1はR1=P−X1の
関係より以下となる。
【表1】 すなわち、R1は1.95から0.05の範囲内におい
て設定され、このときX1は1.05から2.95の範
囲内に設定されるもので、これによると開閉弁6の全開
ストロークX1は目標の全開流量が得られる全開ストロ
ークXより大に設定され、目標の全開流量より大流量を
得ることが可能となる。
て設定され、このときX1は1.05から2.95の範
囲内に設定されるもので、これによると開閉弁6の全開
ストロークX1は目標の全開流量が得られる全開ストロ
ークXより大に設定され、目標の全開流量より大流量を
得ることが可能となる。
【0017】そして、電磁装置4のコイル4Dに開閉弁
6がフルストロークする電流を流すもので、これによる
と開閉弁6はコイル4Dへの通電によって生起される磁
力により開閉弁6の後端部6Dが固定コア1Eの前端部
1Gに当接し、弁体6Aが弁座5Eを開放する。而し
て、固定コア1Eの他端B側より供給される燃料は調整
管3の燃料流路3Aを流下し、開閉弁6のスリ割り溝6
E、流路溝6Bと開閉弁案内孔5Dとによって形成され
る流路6Cより弁座5Eに流れ込み燃料噴射孔5Fより
噴射される。ここで、かかる燃料噴射量を計測すると、
前述の如く、開閉弁6のストロークは目標間隙X(目標
ストローク)より大なる間隙X1の仮間隙に設定されて
いることから目標の全開流量に比較して大なる流量が流
れる。ここで、開閉弁6の全開時における全開流量は、
燃料の吐出圧を一定とすると、開閉弁6のストロークと
全開流量は相関関係を有するもので、間隙Xが大になる
程その全開流量は増加する。以上の相関関係よりする
と、計測された全開流量を目標の全開流量に低減する
に、開閉弁6のストロークをどれだけ減少すれば、目標
の全開流量に到達するか即座に判断される。(調整切削
量決定工程)すなわち、図3によれば、全開流量のA
(L/H)時において、目標全開流量とするには、D
(μm)だけ開閉弁6のストロークを減少するようD
(μm)弁座形成体5の後端面5Cを切削する。(いい
かえるとD(μm)R1を増加してRとする)又、C
(L/H)時においてF(μm)だけ開閉弁6のストロ
ークを減少するようF(μm)弁座形成体5の後端面5
Cを切削する。
6がフルストロークする電流を流すもので、これによる
と開閉弁6はコイル4Dへの通電によって生起される磁
力により開閉弁6の後端部6Dが固定コア1Eの前端部
1Gに当接し、弁体6Aが弁座5Eを開放する。而し
て、固定コア1Eの他端B側より供給される燃料は調整
管3の燃料流路3Aを流下し、開閉弁6のスリ割り溝6
E、流路溝6Bと開閉弁案内孔5Dとによって形成され
る流路6Cより弁座5Eに流れ込み燃料噴射孔5Fより
噴射される。ここで、かかる燃料噴射量を計測すると、
前述の如く、開閉弁6のストロークは目標間隙X(目標
ストローク)より大なる間隙X1の仮間隙に設定されて
いることから目標の全開流量に比較して大なる流量が流
れる。ここで、開閉弁6の全開時における全開流量は、
燃料の吐出圧を一定とすると、開閉弁6のストロークと
全開流量は相関関係を有するもので、間隙Xが大になる
程その全開流量は増加する。以上の相関関係よりする
と、計測された全開流量を目標の全開流量に低減する
に、開閉弁6のストロークをどれだけ減少すれば、目標
の全開流量に到達するか即座に判断される。(調整切削
量決定工程)すなわち、図3によれば、全開流量のA
(L/H)時において、目標全開流量とするには、D
(μm)だけ開閉弁6のストロークを減少するようD
(μm)弁座形成体5の後端面5Cを切削する。(いい
かえるとD(μm)R1を増加してRとする)又、C
(L/H)時においてF(μm)だけ開閉弁6のストロ
ークを減少するようF(μm)弁座形成体5の後端面5
Cを切削する。
【0018】次いで、電磁装置4への通電を停止すると
ともに燃料供給を停止し、前記弁座形成体5の仮組みつ
け状態にある開閉弁6を含む弁座形成体5をハウジング
1の係止段部1Bより取り外す。そして、弁座形成体5
と開閉弁6とを対にした状態として保管し、しかるのち
に弁座形成体5の後端面5Cを前記調整切削量決定工程
において決定された切削量に基づき切削する。(調整切
削工程)これによると、弁座形成体5の後端面5Cと開
閉弁6の後端部6Dとの段差を最終要求段差であるRに
設定することができる。すなわち、前述した全開流量A
(L/H)においてはD(μm)だけ弁座形成体5の後
端面5Cを切削することになる。
ともに燃料供給を停止し、前記弁座形成体5の仮組みつ
け状態にある開閉弁6を含む弁座形成体5をハウジング
1の係止段部1Bより取り外す。そして、弁座形成体5
と開閉弁6とを対にした状態として保管し、しかるのち
に弁座形成体5の後端面5Cを前記調整切削量決定工程
において決定された切削量に基づき切削する。(調整切
削工程)これによると、弁座形成体5の後端面5Cと開
閉弁6の後端部6Dとの段差を最終要求段差であるRに
設定することができる。すなわち、前述した全開流量A
(L/H)においてはD(μm)だけ弁座形成体5の後
端面5Cを切削することになる。
【0019】そして、再び弁座形成体5の開閉弁案内孔
5D内に対なる開閉弁6を配置して前記ハウジング1の
係止段部1B上に前記弁座形成体5の後端面5Cを載置
し、しかる後にハウジング1の薄肉部1Cを鍔部5Aに
向けてローリングカシメするものである。(本組み工
程)これによると、目標の全開流量を得ることのできる
開閉弁6の全開ストロークXを正確に得ることができ
る。以上の如く、仮組みつけ工程、調整切削量決定工
程、調整切削工程、本組み工程をもって電磁燃料噴射弁
の組みつけと、開閉弁の全開ストロークによる全開流量
の調整は終了する。
5D内に対なる開閉弁6を配置して前記ハウジング1の
係止段部1B上に前記弁座形成体5の後端面5Cを載置
し、しかる後にハウジング1の薄肉部1Cを鍔部5Aに
向けてローリングカシメするものである。(本組み工
程)これによると、目標の全開流量を得ることのできる
開閉弁6の全開ストロークXを正確に得ることができ
る。以上の如く、仮組みつけ工程、調整切削量決定工
程、調整切削工程、本組み工程をもって電磁燃料噴射弁
の組みつけと、開閉弁の全開ストロークによる全開流量
の調整は終了する。
【0020】
【発明の効果】以上の如く、本発明によると、スペーサ
を用いることなく電磁燃料噴射弁の全開流量を得ること
ができたもので、部品点数の削減と組みつけ工数の削減
を達成できることから、製造コストの低減を図ることが
でき、更には小型化を達成できる。又、弁座形成体の開
閉弁案内孔内に配置された開閉弁の弁体が弁座に当接し
た状態における弁座形成体の後端面と開閉弁の後端部と
の未調整段階における段差R1は、目標の全開流量が得
られる開閉弁の最大ストロークXが予め予測されるこ
と、及びハウジングの係止段部と固定コアの前端部とに
よる段差Pがハウジングのワンチャック加工で一定の誤
差範囲に容易に製作されることから、一義的に決定され
るものであり、これによると、弁座形成体の後端面より
突出する開閉弁の後端部との調整切削する前の段差R1
は高精度に維持される必要がない。すなわち、調整切削
する前の段差R1は、Rより単に小であればよく、その
小の割合に全く制限がない。前述した実例によれば、R
1は1.95から0.05の範囲にあればよい。而し
て、弁座形成体、開閉弁の製作が高精度に行なわれる必
要がなく、且つ格別高精度を要する検査工程を必要とし
ないものである。又、開閉弁の全開ストローク時におけ
るストローク量と全開流量は相関関係を有し、しかもR
1〈Rとして全開流量を仮組みつけ時において増量傾向
とし、目標全開流量値と増量された流量値を比較するこ
とによってストロークの不足分を判断し、これによって
R1をRに合致すべく弁座形成体の後端面を調整加工し
たので全開流量を極めて精度よくしかも均一に設定でき
たものである。
を用いることなく電磁燃料噴射弁の全開流量を得ること
ができたもので、部品点数の削減と組みつけ工数の削減
を達成できることから、製造コストの低減を図ることが
でき、更には小型化を達成できる。又、弁座形成体の開
閉弁案内孔内に配置された開閉弁の弁体が弁座に当接し
た状態における弁座形成体の後端面と開閉弁の後端部と
の未調整段階における段差R1は、目標の全開流量が得
られる開閉弁の最大ストロークXが予め予測されるこ
と、及びハウジングの係止段部と固定コアの前端部とに
よる段差Pがハウジングのワンチャック加工で一定の誤
差範囲に容易に製作されることから、一義的に決定され
るものであり、これによると、弁座形成体の後端面より
突出する開閉弁の後端部との調整切削する前の段差R1
は高精度に維持される必要がない。すなわち、調整切削
する前の段差R1は、Rより単に小であればよく、その
小の割合に全く制限がない。前述した実例によれば、R
1は1.95から0.05の範囲にあればよい。而し
て、弁座形成体、開閉弁の製作が高精度に行なわれる必
要がなく、且つ格別高精度を要する検査工程を必要とし
ないものである。又、開閉弁の全開ストローク時におけ
るストローク量と全開流量は相関関係を有し、しかもR
1〈Rとして全開流量を仮組みつけ時において増量傾向
とし、目標全開流量値と増量された流量値を比較するこ
とによってストロークの不足分を判断し、これによって
R1をRに合致すべく弁座形成体の後端面を調整加工し
たので全開流量を極めて精度よくしかも均一に設定でき
たものである。
【図1】本発明になる電磁燃料噴射弁の一実施例を示す
縦断面図。
縦断面図。
【図2】ハウジングと開閉弁を含む弁座形成体との各段
差を模式的に示す要部縦断面図。
差を模式的に示す要部縦断面図。
【図3】開閉弁の全開流量と弁座形成体の後端面の調整
切削量との相関関係を示す線図。
切削量との相関関係を示す線図。
1 ハウジング 1A 底部 1B 係止段部 1D 開口部 1E 固定コア 1F 後端部 1G 前端部 1H 調整管挿入孔 4 電磁装置 4A 軸部 4C 固定コア挿入孔 4D コイル 5 弁座形成体 5C 後端面 5D 開閉弁案内孔 5E 弁座 5F 燃料噴射孔 5G 前端面 6 開閉弁 6A 弁体 6D 後端部
Claims (2)
- 【請求項1】 有底筒状の開口部1Dに係止段部1Bを
設け、底部1Aの中心には固定コア1Eが設けられると
ともに固定コア1Eの前端部1Gから後端部1Fに調整
管挿入孔1Hが貫通して穿設された筒状のハウジング1
と、ハウジング1内にあって、固定コア1Eの外周に、
軸部4Aに穿設された固定コア挿入孔4Cを介して配置
されるとともに軸部4Aの外周にコイル4Dが巻回され
た電磁装置4と、ハウジング1の係止段部1B上に配置
される後端面5Cに開閉弁案内孔5Dが開口するととも
に該開閉弁案内孔は弁座5Eより燃料噴射孔5Fを介し
て前端面5Gに開口する弁座形成体5と、弁座形成体5
の開閉弁案内孔5D内に移動自在に配置されるとともに
前端に形成される弁体6Aが弁座形成体5の弁座5Eに
対向して配置され、後端部6Dが固定コア1Eの前端部
1Gに対向して配置され、さらに後端部6Dが弁座形成
体5の後端面5Cより突出して配置される開閉弁6とよ
りなり、全開流量を計測するとともに該計測全開流量を
目標全開流量と比較判別することによって弁座形成体5
の後端面5Cを補正加工し、後端面5Cより突出する開
閉弁6の後端部6Dの突出寸法Rを調整してなる電磁燃
料噴射弁。 - 【請求項2】 ハウジング1の係止段部1B上に、開閉
弁6を備えた弁座形成体5の後端面5Cを仮配置し、電
磁装置4に開閉弁6がフルストロークする電流を流し、
燃料噴射孔5Fより噴射される燃料量を計測するととも
に該噴射量と定められた目標全開流量とを比較し、この
流量差に応じて弁座形成体5の後端面5Cの切削量を決
定する調整切削量決定工程と、ハウジング1より弁座形
成体5を外し、前記工程にて決定された切削量に基づき
弁座形成体5の後端面5Cを補正加工する調整切削工程
と、ハウジング1の係止段部1B上に、開閉弁6を備
え、調整切削工程によって後端面5Cが補正加工された
弁座形成体5を配置するとともに該弁座形成体5をハウ
ジング1に固着する本組み工程とよりなる請求項1記載
の電磁燃料噴射弁における開閉弁全開調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24756293A JPH0777128A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 電磁燃料噴射弁及び電磁燃料噴射弁における開閉弁 全開調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24756293A JPH0777128A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 電磁燃料噴射弁及び電磁燃料噴射弁における開閉弁 全開調整方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0777128A true JPH0777128A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=17165347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24756293A Pending JPH0777128A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 電磁燃料噴射弁及び電磁燃料噴射弁における開閉弁 全開調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0777128A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58192960A (ja) * | 1982-05-06 | 1983-11-10 | Aisan Ind Co Ltd | 電磁燃料噴射器の製造方法 |
JP3087871B2 (ja) * | 1992-06-02 | 2000-09-11 | 東亞合成株式会社 | 多分岐構造を有するマクロモノマーの製造方法 |
-
1993
- 1993-09-08 JP JP24756293A patent/JPH0777128A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58192960A (ja) * | 1982-05-06 | 1983-11-10 | Aisan Ind Co Ltd | 電磁燃料噴射器の製造方法 |
JP3087871B2 (ja) * | 1992-06-02 | 2000-09-11 | 東亞合成株式会社 | 多分岐構造を有するマクロモノマーの製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5494224A (en) | Flow area armature for fuel injector | |
JP3643125B2 (ja) | 弁リフトの精密設定を可能にする方法および燃料噴射器 | |
US5996910A (en) | Fuel injection valve and method of manufacturing the same | |
US5192048A (en) | Fuel injector bearing cartridge | |
GB2254108A (en) | Spring bias setting bush for an i.c.engine fuel injector. | |
US6679435B1 (en) | Fuel injector | |
US5065979A (en) | Constant current vacuum regulator | |
JPH0457869B2 (ja) | ||
US7828233B2 (en) | Fuel injector and method for its adjustment | |
EP1762722B1 (en) | Method of producing electromagnetic fuel injection valve | |
US6260404B1 (en) | Method for manufacturing a cylinder interior fuel injection valve and apparatus for adjusting a fuel injection amount used therefor | |
JPH08189439A (ja) | 電磁式燃料噴射弁およびそのノズルアッシィ組付け方法 | |
US5158236A (en) | Electromagnetic fuel injection valve | |
JPH0777128A (ja) | 電磁燃料噴射弁及び電磁燃料噴射弁における開閉弁 全開調整方法 | |
US6978949B2 (en) | Apparatus and method for setting injector lift | |
EP0486513B1 (en) | Calibration of fuel injectors via permeability adjustement | |
JP2668767B2 (ja) | 電磁燃料噴射弁における燃料噴射量調整方法 | |
JP2849793B2 (ja) | 電磁燃料噴射弁及び電磁燃料噴射弁における燃料噴射量調整方法 | |
JP2003214285A (ja) | 燃料噴射弁 | |
GB2144060A (en) | Electromagnetic valve assembly | |
EP0436899B1 (en) | Constant current vacuum regulator | |
JP3809663B2 (ja) | 電磁式燃料噴射弁及び電磁式燃料噴射弁の製造方法 | |
JPH1113581A (ja) | 燃料噴射弁及びその電磁ギャップ調整方法 | |
RU2064074C1 (ru) | Электромагнитная форсунка | |
JP2001193608A (ja) | 燃料噴射弁の弁ハウジング及びその製造方法 |