JPH077687Y2 - 農作業機 - Google Patents

農作業機

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Publication number
JPH077687Y2
JPH077687Y2 JP1988092035U JP9203588U JPH077687Y2 JP H077687 Y2 JPH077687 Y2 JP H077687Y2 JP 1988092035 U JP1988092035 U JP 1988092035U JP 9203588 U JP9203588 U JP 9203588U JP H077687 Y2 JPH077687 Y2 JP H077687Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
sowing
rotary tiller
machine
supported
rotary
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988092035U
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English (en)
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JPH0214910U (ja
Inventor
康治 福光
茂義 前田
Original Assignee
多木農工具株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は部分耕もしくは荒起こしをしていない圃場に播
種を行うために、ロータリー耕耘装置の後部に播種機を
装着した農作業機に関する。
(ロ)従来技術 従来からロータリー耕耘装置の後部に播種機を装着し
て、大豆等を荒起こしをしないままの圃場、または部分
耕を行いながら圃場に播種する構成は公知となっている
のである。例えば実開昭61-105411号公報に記載の技術
の如くである。
また、第4図,第5図の従来技術の如く、ロータリー耕
耘装置の後部に施肥播種機が装着され、播種機における
播種高さは、ロータリー耕耘装置のデプスビーム後端両
側に装着したゲージ輪29,29に調節されていたのであ
る。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、実開昭61-105411号公報に開示された従来技術
においては、ゲージ輪がロータリー耕耘装置の側より支
持されて接地されている為に、播種機の位置よりもロー
タリー耕耘装置の位置を一定にするという効果が発生
し、実際の播種を行う播種ディスクの部分においては、
接地しなかったり、深く食い込みすぎるという不具合が
あったのである。
また、第4図、第5図に示す従来技術においては、ロー
タリー耕耘装置に播種機を装着して播種作業を行うと、
播種高さはロータリー耕耘装置のゲージ輪29によって決
められるため、該ゲージ輪29はロータリー耕耘装置の両
側に位置するので、第4図に示すように播種位置が管理
作業後の足跡やコンバインのキャタピラ跡により形成さ
れた圃場の凹部bに至ると、第5図に示すように耕耘爪
が浮いた状態となり耕耘がされず種子は露出したまま播
種されることになるのである。
しかし、圃場が軟弱であるとゲージ輪29がaの如くめり
込んでしまい適正な高さに維持できないという不具合が
あったのである。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案はこのような不具合を解消するために、次の如く
構成したものである。
ロータリー耕耘装置Rに装着した播種機において、ロー
タリー耕耘装置Rの側から支持し、播種機の播種高さを
決定する左右のゲージ輪30,30を、ロータリー耕耘装置
Rから後方へ突出した取付ビーム31と上下方向の支持体
33により支持して、機体幅方向の中央部の左右に配置
し、該ゲージ30,30の近傍外側に、ロータリー耕耘装置
Rの側から平行リンク21,21により上下動可能に支持し
た繰出装置23と播種ディスク25,25を配置し、繰出装置2
3からの播種シュートを播種ディスク25,25に開口し、該
播種ディスク25,25の前方位置において、ロータリー耕
耘装置Rの耕耘爪軸5に耕耘爪6とコールタ7を付設し
たものである。
(ホ)実施例 本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面に示した
実施例の構成に基づいて、本考案の構成を説明する。
第1図は播種機をロータリー耕耘装置後部に装備した側
面図、第2図はゲージ輪とロータリー耕耘装置の後面図
である。
第1図,第2図において、ロータリー耕耘装置Rのギヤ
ボックス1の両側にビーム2L,2Rを突出し、該ビーム2R
の端部にチェーンケース3を固設し、ビーム2L端にサイ
ドサポート4を固設して、チェーンケース3とサイドサ
ポート4下端に耕耘爪軸5を軸架し、該耕耘爪軸5の播
種位置に耕耘爪6,6・・・及びコールタ7,7が装着されて
いる。
前記ギヤボックス1の両側から後方に取付ステー10,10
を突出し、該取付ステー10,10にデプスフレーム11の前
端を枢支し、該デプスフレーム11の後端にデプスビーム
12を嵌装して固定している。13はデプスフレーム11の高
さを調節するハンドルである。
前記デプスビーム12の中央にヒッチ14が取り付けられ、
該ヒッチ14の本機側取付部14aと作業機側取付部14bとの
間に上下に回動調節可能としている。
該作業機側取付部14bの両側には取付パイプ16,16が固設
され、該取付パイプ16下部に取付体17をハンドル18にて
上下調節可能に取り付けて、該取付体17にツールバー19
を固設し、該ツールバー19に播種機取付フレーム20を前
記コールタ7の後方位置に取り付けている。
該播種機取付フレーム20に平行リンク21,21を介して播
種フレーム22が枢結され、該播種フレーム22後部に目皿
式の繰出装置23が固設され、該繰出装置23上にホッパー
24が載置されている。
また、播種フレーム22の前下方に平面視V字状に構成し
た播種ディスク25が配設され、前記繰出装置23の下端に
連通した播種シュートを播種ディスク25内に延設してい
る。26は播種ディスク25後方に設けた覆土輪、27は更に
後方に設けた鎮圧ローラーである。
本考案のゲージ輪30は前記作業機側取付部14b中央より
後方に突出した取付ビーム31の後端に、上下調節可能に
装着された支持体33の下端に軸支されており、該支持体
33は下部を正面視形に構成して、ゲージ輪30,30の位
置が機体幅方向の中央部であって播種ディスク25の近傍
に位置させ、前記耕耘爪6,6・・・、コールタ7,7が装着
されている幅よりも内側に配設されている。
該耕耘爪軸5に付設された耕耘爪6とコールタ7の後方
の位置に、播種ディスク25,25が配置されており、該播
種ディスク25,25の内側の位置にゲージ輪30,30が配置さ
れているものである。
そして、該ゲージ輪30はゴムタイヤの如く幅広の走行輪
が用いられ土中への沈下を防止している。32はゲージ輪
30,30の高さを調節するためのハンドルである。
(ヘ)考案の作用 このような構成において播種作業を行うと、第2図,第
3図に示すように凹凸のある未耕起の圃場であっても、
ロータリー耕耘装置の後部両側にゲージ輪が装着されて
いないので、ロータリー耕耘装置が3点リンク式作業機
装着により左右傾倒が可能となり、耕耘高さを調節する
ゲージ輪30,30は作業機側取付部14b後方に突出した取付
ビーム31後端に設けられ、該ゲージ輪30,30はロータリ
ー耕耘装置の中心部の近傍に位置しているために左右傾
倒を規制する作用は小さいのである。
そして、ゲージ輪30,30の幅は、トラクターのトレッド
よりも狭いために走行輪と干渉することもないのであ
る。
また、播種装置はツールバー19に位置調節可能に取付け
られた播種機取付フレーム20より平行リンク21,21を介
して接地部が配設されているので、播種ディスク25は圃
場の凹凸に追随して昇降でき、種子を一定深さに播種で
きるのである。
(ト)考案の効果 以上のような構成により本考案は次のような効果が得ら
れるのである。
第1に、ゲージ輪をロータリー耕耘装置Rから取付ビー
ム31により後方へ突出し、支持体33により下方に突出し
た位置で、播種機の側方内側の位置に配置したので、前
方のロータリー耕耘装置Rは後方のゲージ輪30が支点と
なってバランスよく左右に揺動し、播種ディスク25等の
播種機は、ゲージ輪30の近傍内側であるので、圃場面の
凹凸に追随して、確実な播種作業ができるようになり、
耕耘爪6とコールタ7による耕深が安定し、耕耘爪6や
コールタ7や作溝器が浮いて種子が露出した状態で作業
を行うことがなくなったのである。
第2に、ゲージ輪30,30の外側に、播種機の播種ディス
ク25,25を近傍位置で配置したので、ゲージ輪30が接地
する地面に対して、播種ディスク25,25が確実に同一高
さで接地し、作溝・播種を行うことが出来るのである。
第3に、ロータリー耕耘装置Rから支持したゲージ輪30
は、接地状態で上下しないが、該ゲージ輪30の近傍外側
に配置した、播種ディスク25,25は、平行リンク21,21に
より支持されて上下されるので、地面の凹凸に対して、
柔軟に対応して、地面から浮き上がったり、沈み過ぎた
りすることが無いのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は播種機をロータリー耕耘装置後部に装備した側
面図、第2図はゲージ輪とロータリー耕耘装置の後面
図、第3図は播種後の圃場面の断面図、第4図は従来の
ゲージ輪とロータリー耕耘装置の後面図、第5図は従来
の播種後の圃場面の断面図である。 R……ロータリー耕耘装置 25……播種ディスク 30……ゲージ輪

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロータリー耕耘装置Rに装着した播種機に
    おいて、ロータリー耕耘装置Rの側から支持し、播種機
    の播種高さを決定する左右のゲージ輪30,30を、ロータ
    リー耕耘装置Rから後方へ突出した取付ビーム31と上下
    方向の支持体33により支持して、機体幅方向の中央部の
    左右に配置し、該ゲージ輪30,30の近傍外側に、ロータ
    リー耕耘装置Rの側から平行リンク21,21により上下動
    可能に支持した繰出装置23と播種ディスク25,25を配置
    し、繰出装置23からの播種シュートを播種ディスク25,2
    5に開口し、該播種ディスク25,25の前方位置において、
    ロータリー耕耘装置Rの耕耘爪軸5に耕耘爪6とコール
    タ7を付設したことを特徴とする農作業機。
JP1988092035U 1988-07-12 1988-07-12 農作業機 Expired - Lifetime JPH077687Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988092035U JPH077687Y2 (ja) 1988-07-12 1988-07-12 農作業機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988092035U JPH077687Y2 (ja) 1988-07-12 1988-07-12 農作業機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0214910U JPH0214910U (ja) 1990-01-30
JPH077687Y2 true JPH077687Y2 (ja) 1995-03-01

Family

ID=31316494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988092035U Expired - Lifetime JPH077687Y2 (ja) 1988-07-12 1988-07-12 農作業機

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JP (1) JPH077687Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0132823Y2 (ja) * 1984-12-18 1989-10-05

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Publication number Publication date
JPH0214910U (ja) 1990-01-30

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