JPH0776805A - プラットホ−ムのかさ上げ構造 - Google Patents
プラットホ−ムのかさ上げ構造Info
- Publication number
- JPH0776805A JPH0776805A JP24638893A JP24638893A JPH0776805A JP H0776805 A JPH0776805 A JP H0776805A JP 24638893 A JP24638893 A JP 24638893A JP 24638893 A JP24638893 A JP 24638893A JP H0776805 A JPH0776805 A JP H0776805A
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- JP
- Japan
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- flat plate
- platform
- bolt
- height
- plate
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- Pending
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- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
- Road Repair (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 床面となる平板1に雌ねじ部材を固定し、こ
の雌ねじ部材にボルト脚2を螺合して平板の高さ調整を
可能としたプラットホ−ムのかさ上げ構造であって、ボ
ルト脚にて旧来のプラットホ−ムに対し所定の間隔を隔
てて平板の高さを調整し、次いでボルト脚にて隔てられ
た空域内に硬質ウレタンフォ−ム3原料を充填し、次い
で当該原料を発泡させる。 【効果】 高さ調整付き平板と硬質ウレタンフォ−ムの
現場発泡のかさ上げ材だけで構成されるため、作業部品
点数が少なく品質が一定となり、施工方法が簡素とな
る。又、旧来のプラットホ−ム面に凸凹があっても容易
に作業を進めることができ、硬質ウレタンフォ−ム自体
が接着剤の役割をなすため、振動、地震等によるズレは
生ぜず、吸音性も高いプラットホ−ムが期待できる。
の雌ねじ部材にボルト脚2を螺合して平板の高さ調整を
可能としたプラットホ−ムのかさ上げ構造であって、ボ
ルト脚にて旧来のプラットホ−ムに対し所定の間隔を隔
てて平板の高さを調整し、次いでボルト脚にて隔てられ
た空域内に硬質ウレタンフォ−ム3原料を充填し、次い
で当該原料を発泡させる。 【効果】 高さ調整付き平板と硬質ウレタンフォ−ムの
現場発泡のかさ上げ材だけで構成されるため、作業部品
点数が少なく品質が一定となり、施工方法が簡素とな
る。又、旧来のプラットホ−ム面に凸凹があっても容易
に作業を進めることができ、硬質ウレタンフォ−ム自体
が接着剤の役割をなすため、振動、地震等によるズレは
生ぜず、吸音性も高いプラットホ−ムが期待できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄道等のプラトホ−ムの
かさ上げ構造に係るものである。
かさ上げ構造に係るものである。
【0002】
【従来の技術】新造車両が投入された場合等にあって、
プラットホ−ムと車両のドアとの間に段差が生じる場合
があり、乗客の乗降時の安全確保としてプラットホ−ム
の高さをかさ上げする必要性がある。このため、現在の
工法は砂利とアスファルト舗装が中心であり、旧プラッ
トホ−ム上に砂や砂利等を敷設し、この上にアスファル
ト舗装を行っていた。この方法によれば、一度にかさ上
げできないため、何回かに分けて実施しているが、作業
は重労働であること、重設備機械を必要とすること、工
期が長くコスト高になること等の欠点がある。
プラットホ−ムと車両のドアとの間に段差が生じる場合
があり、乗客の乗降時の安全確保としてプラットホ−ム
の高さをかさ上げする必要性がある。このため、現在の
工法は砂利とアスファルト舗装が中心であり、旧プラッ
トホ−ム上に砂や砂利等を敷設し、この上にアスファル
ト舗装を行っていた。この方法によれば、一度にかさ上
げできないため、何回かに分けて実施しているが、作業
は重労働であること、重設備機械を必要とすること、工
期が長くコスト高になること等の欠点がある。
【0003】そこで最近では砂、砂利の代りに発泡スチ
ロ−ル材を活用して改善を図っているが、これにはスチ
ロ−ル材の永久歪が大きいこと、不燃材でないこと等、
新たな問題が発生している。更に発泡スチロ−ル材にあ
っては、運搬上に問題があり、作業現場での裁断を必要
とし、更に又、狭い部分への発泡スチロ−ルの配置が難
しいということも指摘されている。又、アスファルト等
を直接載せることができないため、木毛セメント板等の
断熱材を新たに必要とする等の問題点も多い。
ロ−ル材を活用して改善を図っているが、これにはスチ
ロ−ル材の永久歪が大きいこと、不燃材でないこと等、
新たな問題が発生している。更に発泡スチロ−ル材にあ
っては、運搬上に問題があり、作業現場での裁断を必要
とし、更に又、狭い部分への発泡スチロ−ルの配置が難
しいということも指摘されている。又、アスファルト等
を直接載せることができないため、木毛セメント板等の
断熱材を新たに必要とする等の問題点も多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の技術を改良し、短期間にかつ四季の環境に左右される
ことなく機械運搬を容易にしてプラットホ−ムをかさ上
げすることのできる構造を提供するものである。
の技術を改良し、短期間にかつ四季の環境に左右される
ことなく機械運搬を容易にしてプラットホ−ムをかさ上
げすることのできる構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために次の構成を採用したものである。即ち、本
発明の要旨は、床面となる平板に雌ねじ部材を固定し、
この雌ねじ部材にボルト脚を螺合して平板の高さ調整を
可能としたプラットホ−ムのかさ上げ構造であって、前
記ボルト脚にて旧来のプラットホ−ムに対し所定の間隔
を隔てて平板の高さを調整し、次いでボルト脚にて隔て
られた空域内に硬質ウレタンフォ−ム原料を充填し、次
いで当該原料を発泡させたことを特徴とするプラットホ
−ムのかさ上げ構造にかかるものである。
成するために次の構成を採用したものである。即ち、本
発明の要旨は、床面となる平板に雌ねじ部材を固定し、
この雌ねじ部材にボルト脚を螺合して平板の高さ調整を
可能としたプラットホ−ムのかさ上げ構造であって、前
記ボルト脚にて旧来のプラットホ−ムに対し所定の間隔
を隔てて平板の高さを調整し、次いでボルト脚にて隔て
られた空域内に硬質ウレタンフォ−ム原料を充填し、次
いで当該原料を発泡させたことを特徴とするプラットホ
−ムのかさ上げ構造にかかるものである。
【0006】そして、好ましくは、床面となる平板に穿
設された遊孔に合致させて雌ねじ部材が固定され、ボル
ト脚は前記平板の平面上より回動可能とされたプラット
ホ−ムのかさ上げ構造であって、特にボルト脚がプラス
チック製であるのがよいものである。このため、床面と
なる平板の高さ調整後、前記平板の平面上より突出した
プラスチック製ボルト脚を切断することが可能となった
ものである。
設された遊孔に合致させて雌ねじ部材が固定され、ボル
ト脚は前記平板の平面上より回動可能とされたプラット
ホ−ムのかさ上げ構造であって、特にボルト脚がプラス
チック製であるのがよいものである。このため、床面と
なる平板の高さ調整後、前記平板の平面上より突出した
プラスチック製ボルト脚を切断することが可能となった
ものである。
【0007】
【作用】本発明は、以上の構成を有するプラットホ−ム
のかさ上げ構造に係るものである。即ち、背丈の低い旧
来のプラットホ−ム上に所定の高さをもってプラットホ
−ムを再敷設するかさ上げ構造であって、高さ調整可能
なボルト脚によって所定の高さを維持し、このボルト脚
にて隔てられた空域内に構造材として機能する硬質ウレ
タンフォ−ムの原液を充填し、これを発泡することによ
って完成するものである。
のかさ上げ構造に係るものである。即ち、背丈の低い旧
来のプラットホ−ム上に所定の高さをもってプラットホ
−ムを再敷設するかさ上げ構造であって、高さ調整可能
なボルト脚によって所定の高さを維持し、このボルト脚
にて隔てられた空域内に構造材として機能する硬質ウレ
タンフォ−ムの原液を充填し、これを発泡することによ
って完成するものである。
【0008】このボルト脚の高さ調整は、平板に固定し
た雌ねじ部材に螺合し、このボルト脚を回動するもので
あるが、好ましくは、その上端に回動係合部を形成して
おき、平板に穿孔した遊孔からドライバ−を挿入し、前
記回動係合部にこれを係合してボルト脚を左右に回動し
て高さを調整するのがよい。尚、ボルト脚はプラスチッ
ク製であるのが好ましく、プラスチックとしてはABS
樹脂又はこれにグラスファイバ−を混入したABS樹脂
が好適で、金属製のボルト脚と比べて安価であるばかり
でなく、平板の高さ調整を行った後、平板上より突出し
た部分を切断し易いからである。又、施工後や新たな改
修時にボルト脚を容易に切断することができることとな
る。尚、支持ボルトの断面形状は耐座屈強度が大きくな
るように、同一面積で最大断面二次モ−メントが大きく
なる形状のものがよい。
た雌ねじ部材に螺合し、このボルト脚を回動するもので
あるが、好ましくは、その上端に回動係合部を形成して
おき、平板に穿孔した遊孔からドライバ−を挿入し、前
記回動係合部にこれを係合してボルト脚を左右に回動し
て高さを調整するのがよい。尚、ボルト脚はプラスチッ
ク製であるのが好ましく、プラスチックとしてはABS
樹脂又はこれにグラスファイバ−を混入したABS樹脂
が好適で、金属製のボルト脚と比べて安価であるばかり
でなく、平板の高さ調整を行った後、平板上より突出し
た部分を切断し易いからである。又、施工後や新たな改
修時にボルト脚を容易に切断することができることとな
る。尚、支持ボルトの断面形状は耐座屈強度が大きくな
るように、同一面積で最大断面二次モ−メントが大きく
なる形状のものがよい。
【0009】又、硬質ウレタンフォ−ムの発泡法にはコ
ンベンショナル法、フロス法で代表される注入法と、ス
プレ−法とがあり、いずれの発泡法も採用できるもので
あって、各法とも原液は主原料に数種類の添加剤を加え
て2成分とし、これを混合して発泡させるものである。
即ち、コンベンショナル法は原液で注入され、発泡、ゲ
ル化、硬化する方法、フロス法は、例えばフロン−12
を混入しシェ−ビングクリ−ム状で注入され、更にフロ
ン−11により発泡、ゲル化、硬化する方法であり、ス
プレ−法は施工面上に原液が到達すると瞬時に発泡を開
始し、短期間にゲル化、硬化する方法であり、いずれの
方法も本発明に利用できる。
ンベンショナル法、フロス法で代表される注入法と、ス
プレ−法とがあり、いずれの発泡法も採用できるもので
あって、各法とも原液は主原料に数種類の添加剤を加え
て2成分とし、これを混合して発泡させるものである。
即ち、コンベンショナル法は原液で注入され、発泡、ゲ
ル化、硬化する方法、フロス法は、例えばフロン−12
を混入しシェ−ビングクリ−ム状で注入され、更にフロ
ン−11により発泡、ゲル化、硬化する方法であり、ス
プレ−法は施工面上に原液が到達すると瞬時に発泡を開
始し、短期間にゲル化、硬化する方法であり、いずれの
方法も本発明に利用できる。
【0010】
【実施例】以下、実施例をもって本発明を更に詳細に説
明する。図1は本発明のプラットホ−ムの全体図を示す
斜視図、図2は本発明のプラットホ−ムの施工時の断面
図、そして図3はその主要部の拡大図である。即ち、旧
来のプラットホ−ム10上に平板1が配置される。この
平板1には高さ調整可能なボルト脚2が設けられ、この
ボルト脚2をもって平板1を所定の高さに調整し、サイ
ド部材11との間の空域内に硬質ウレタンフォ−ム原液
が充填され、硬質ウレタンフォ−ム3が構造材として充
填発泡されている。
明する。図1は本発明のプラットホ−ムの全体図を示す
斜視図、図2は本発明のプラットホ−ムの施工時の断面
図、そして図3はその主要部の拡大図である。即ち、旧
来のプラットホ−ム10上に平板1が配置される。この
平板1には高さ調整可能なボルト脚2が設けられ、この
ボルト脚2をもって平板1を所定の高さに調整し、サイ
ド部材11との間の空域内に硬質ウレタンフォ−ム原液
が充填され、硬質ウレタンフォ−ム3が構造材として充
填発泡されている。
【0011】硬質ウレタンフォ−ム原液はスプレ−ノズ
ル21より空域内に充填されるものであって、硬質ウレ
タンフォ−ムの原料であるポリオ−ル、ポリイソシアネ
−ト、発泡剤等の各種原料が貯蔵された原料タンク2
2、23から原料をウレタン注入機24に導いて混合
し、これをスプレ−ノズル21より硬質ウレタンフォ−
ム原液を空域内に供給するものである。使用される硬質
ウレタンフォ−ムの性状は種々存在するが、本発明のよ
うに構造材の一部として用いられる場合には、降伏強度
1kg/cm2 以上、弾性限界5%以下、圧縮クリ−プ
1%以下(面圧500kg/m2 ・h)の性状のものが
好ましい。
ル21より空域内に充填されるものであって、硬質ウレ
タンフォ−ムの原料であるポリオ−ル、ポリイソシアネ
−ト、発泡剤等の各種原料が貯蔵された原料タンク2
2、23から原料をウレタン注入機24に導いて混合
し、これをスプレ−ノズル21より硬質ウレタンフォ−
ム原液を空域内に供給するものである。使用される硬質
ウレタンフォ−ムの性状は種々存在するが、本発明のよ
うに構造材の一部として用いられる場合には、降伏強度
1kg/cm2 以上、弾性限界5%以下、圧縮クリ−プ
1%以下(面圧500kg/m2 ・h)の性状のものが
好ましい。
【0012】平板1には穿設された遊孔に雌ねじ部材4
が嵌め込まれて固定され、この雌ねじ部材4にプラスチ
ックボルト脚2が螺合されている。このボルト脚2の頭
部には回動係合部として溝5が形成されており、平板1
の平面上よりドライバ−(図示せず)をこの溝5内に挿
入し、これを左右に回動することによって高さが調節さ
れることとなる。又、ボルト脚2の先端は半球状となっ
ており、旧来のプラットホ−ム10面に接するもので、
表面に凹凸があっても十分に接することができる。
が嵌め込まれて固定され、この雌ねじ部材4にプラスチ
ックボルト脚2が螺合されている。このボルト脚2の頭
部には回動係合部として溝5が形成されており、平板1
の平面上よりドライバ−(図示せず)をこの溝5内に挿
入し、これを左右に回動することによって高さが調節さ
れることとなる。又、ボルト脚2の先端は半球状となっ
ており、旧来のプラットホ−ム10面に接するもので、
表面に凹凸があっても十分に接することができる。
【0013】図3にあって、ボルト脚2の頭部が平板1
より突出する状態を示したが、プラスチック製のボルト
脚2とすることにより切断が容易となる。
より突出する状態を示したが、プラスチック製のボルト
脚2とすることにより切断が容易となる。
【0014】尚、旧来のプラットホ−ム10と平板1と
の間に吐出充填された硬質ウレタンフォ−ム原液が発泡
する際、かなりの発泡圧を生じ、これによって平板1を
押し上げることとなるため、原料の発泡時には平板1上
に重量物を載置しておくべきである。即ち、図2に示す
ように、平板1上に押え板25が敷かれ、この上に重し
26が置かれて発泡圧に抗することとなる。
の間に吐出充填された硬質ウレタンフォ−ム原液が発泡
する際、かなりの発泡圧を生じ、これによって平板1を
押し上げることとなるため、原料の発泡時には平板1上
に重量物を載置しておくべきである。即ち、図2に示す
ように、平板1上に押え板25が敷かれ、この上に重し
26が置かれて発泡圧に抗することとなる。
【0015】図4は硬質ウレタンフォ−ム原液の充填発
泡方法の具体例を示す断面図であり、旧来のプラットホ
−ム10上で平板11 の高さを調整し、先ず硬質ウレタ
ンフォ−ム31 を充填発泡し、次いで平板12 の高さを
調整し、この両平板11 、12 にまたがって硬質ウレタ
ンフォ−ム32 を充填発泡させるものであって、これを
順次繰り返すこととなる。隣接する平板11 、12 の突
き合わせ部に隙間ができない構造となっている。
泡方法の具体例を示す断面図であり、旧来のプラットホ
−ム10上で平板11 の高さを調整し、先ず硬質ウレタ
ンフォ−ム31 を充填発泡し、次いで平板12 の高さを
調整し、この両平板11 、12 にまたがって硬質ウレタ
ンフォ−ム32 を充填発泡させるものであって、これを
順次繰り返すこととなる。隣接する平板11 、12 の突
き合わせ部に隙間ができない構造となっている。
【0016】図5は、本発明のプラットホ−ム端の他の
例を示す断面図であり、旧来のプラットホ−ム10上に
平板1及びこの間にボルト脚2をもって所定の間隔を隔
て、旧来のプラットホ−ム10の先端にサイド部材11
として縁端仕切板110 を立設する。このサイド部材1
1は、この例では断面コ字状をなした軽溝形鋼で、縁端
仕切板110 、上下辺111 、112 よりなり、下辺1
12 をレベル調整材12をはさんでボルト13及びナッ
ト14にて固定し、更に上下辺111 、112は、耐水
性、コ−キング性のある接着剤で接着するのがよい。こ
れによって硬質ウレタンフォ−ム3の発泡空域を区画
し、硬質ウレタンフォ−ム3の漏れ出しを防止すると共
に、外部からの硬質ウレタンフォ−ム3中への水分、湿
気等の侵入を防止し、硬質ウレタンフォ−ム3の加水分
解を防止するものである。
例を示す断面図であり、旧来のプラットホ−ム10上に
平板1及びこの間にボルト脚2をもって所定の間隔を隔
て、旧来のプラットホ−ム10の先端にサイド部材11
として縁端仕切板110 を立設する。このサイド部材1
1は、この例では断面コ字状をなした軽溝形鋼で、縁端
仕切板110 、上下辺111 、112 よりなり、下辺1
12 をレベル調整材12をはさんでボルト13及びナッ
ト14にて固定し、更に上下辺111 、112は、耐水
性、コ−キング性のある接着剤で接着するのがよい。こ
れによって硬質ウレタンフォ−ム3の発泡空域を区画
し、硬質ウレタンフォ−ム3の漏れ出しを防止すると共
に、外部からの硬質ウレタンフォ−ム3中への水分、湿
気等の侵入を防止し、硬質ウレタンフォ−ム3の加水分
解を防止するものである。
【0017】この縁端仕切板110 より突出する平板1
の縁部10 には、欠け防止のため縁端カバ−15が接着
されている。そしてこの縁部10 は、レ−ル位置変動時
に切削除去に対応できるようにしたものでもある。又、
本発明のプラットホ−ムにあって、平板1上には耐摩耗
兼滑り止め用の表面材16が塗布或いは貼着されるのが
一般的である。
の縁部10 には、欠け防止のため縁端カバ−15が接着
されている。そしてこの縁部10 は、レ−ル位置変動時
に切削除去に対応できるようにしたものでもある。又、
本発明のプラットホ−ムにあって、平板1上には耐摩耗
兼滑り止め用の表面材16が塗布或いは貼着されるのが
一般的である。
【0018】
【発明の効果】本発明のプラットホ−ムの構造は、基本
的には高さ調整付き平板と硬質ウレタンフォ−ムの現場
発泡のかさ上げ材だけで構成されるため、作業部品点数
が少なく品質が一定となり、施工方法が簡素となるもの
である。又、旧来のプラットホ−ム面に凸凹があっても
容易に作業を進めることができ、構造材となる硬質ウレ
タンフォ−ム自体が接着剤の役割をなすため、振動、地
震等によるズレの発生は生ずることがなく、吸音性も高
いプラットホ−ムが期待できるものである。そして、硬
質ウレタンフォ−ム自体は鋸やナイフ等で簡単に切断で
きるため、更なる改修や改造時にあっても、容易に対処
可能である。
的には高さ調整付き平板と硬質ウレタンフォ−ムの現場
発泡のかさ上げ材だけで構成されるため、作業部品点数
が少なく品質が一定となり、施工方法が簡素となるもの
である。又、旧来のプラットホ−ム面に凸凹があっても
容易に作業を進めることができ、構造材となる硬質ウレ
タンフォ−ム自体が接着剤の役割をなすため、振動、地
震等によるズレの発生は生ずることがなく、吸音性も高
いプラットホ−ムが期待できるものである。そして、硬
質ウレタンフォ−ム自体は鋸やナイフ等で簡単に切断で
きるため、更なる改修や改造時にあっても、容易に対処
可能である。
【図1】図1は本発明のプラットホ−ムの全体図を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図2は本発明のプラットホ−ムの施工時の断面
図である。
図である。
【図3】図3は本発明のプラットホ−ムの主要部の拡大
図である。
図である。
【図4】図4は硬質ウレタンフォ−ム原液の充填発泡方
法の一例を示す断面図である。
法の一例を示す断面図である。
【図5】図5は本発明のプラットホ−ム端の他の例を示
す断面図である。
す断面図である。
【符号の説明】 1、10 、11 、12 ‥‥平板、 2‥‥高さ調整可能なボルト脚、 3、31 、32 ‥‥硬質ウレタンフォ−ム、 4‥‥雌ねじ部材、 5‥‥回動係合部(溝), 10‥‥旧来のプラットホ−ム、 11‥‥サイド部材、 110 ‥‥縁端仕切板、 111 、112 ‥‥上下辺、 12‥‥レベル調整材、 13‥‥ボルト、 14‥‥ナット、 15‥‥縁端カバ−、 16‥‥耐摩耗兼滑り止め用の表面材、 21‥‥スプレ−ノズル、 22、23‥‥原料タンク、 24‥‥ウレタン注入機、 25‥‥押え板、 26‥‥重し。
Claims (4)
- 【請求項1】 床面となる平板に雌ねじ部材を固定し、
この雌ねじ部材にボルト脚を螺合して平板の高さ調整を
可能としたプラットホ−ムのかさ上げ構造であって、前
記ボルト脚にて旧来のプラットホ−ムに対し所定の間隔
を隔てて平板の高さを調整し、次いでボルト脚にて隔て
られた空域内に硬質ウレタンフォ−ム原料を充填し、次
いで当該原料を発泡させたことを特徴とするプラットホ
−ムのかさ上げ構造。 - 【請求項2】 床面となる平板に穿設された遊孔に合致
させて雌ねじ部材が固定され、ボルト脚は前記平板の平
面上より回動可能とされた請求項第1項記載のプラット
ホ−ムのかさ上げ構造。 - 【請求項3】 ボルト脚がプラスチック製である請求項
第1項記載のプラットホ−ムのかさ上げ構造。 - 【請求項4】 床面となる平板の高さ調整後、前記平板
の平面上より突出したプラスチック製ボルト脚を切断す
る請求項第1項乃至第3項記載のプラットホ−ムのかさ
上げ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24638893A JPH0776805A (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | プラットホ−ムのかさ上げ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24638893A JPH0776805A (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | プラットホ−ムのかさ上げ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0776805A true JPH0776805A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=17147793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24638893A Pending JPH0776805A (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | プラットホ−ムのかさ上げ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0776805A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100782799B1 (ko) * | 2000-06-30 | 2007-12-06 | 삼성전자주식회사 | 광을 이용한 양방향 신호 전송장치 |
DE10064748B4 (de) * | 2000-09-12 | 2014-10-16 | Max Bögl Bauunternehmung GmbH & Co. KG | Verfahren und Vorrichtung zur Lagekorrektur einer Plattenkonstruktion aus Betonfertigteilplatten |
-
1993
- 1993-09-06 JP JP24638893A patent/JPH0776805A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100782799B1 (ko) * | 2000-06-30 | 2007-12-06 | 삼성전자주식회사 | 광을 이용한 양방향 신호 전송장치 |
DE10064748B4 (de) * | 2000-09-12 | 2014-10-16 | Max Bögl Bauunternehmung GmbH & Co. KG | Verfahren und Vorrichtung zur Lagekorrektur einer Plattenkonstruktion aus Betonfertigteilplatten |
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