JPH0776083A - インクジェットヘッド - Google Patents

インクジェットヘッド

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Publication number
JPH0776083A
JPH0776083A JP5172456A JP17245693A JPH0776083A JP H0776083 A JPH0776083 A JP H0776083A JP 5172456 A JP5172456 A JP 5172456A JP 17245693 A JP17245693 A JP 17245693A JP H0776083 A JPH0776083 A JP H0776083A
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JP
Japan
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ink
groove
pressure chamber
partition wall
partition
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Application number
JP5172456A
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English (en)
Inventor
Seiichi Osawa
誠一 大澤
Masao Kunida
雅夫 國田
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/10Finger type piezoelectric elements

Abstract

(57)【要約】 【構成】 基板1上に形成された溝2と隔壁3a1,3
a2,3a3,3a4と封止5a,5b,5c,5d,
5eと上蓋4とでの同一の溝上に複数の圧力チャンバー
6a1,6a2,6a3,6a4を形成し、隔壁面に形
成された電極30で圧力チャンバーの体積を変化させ、
溝および隔壁の長手方向に対して直角方向にインク液滴
を噴射する。 【効果】 溝および隔壁の加工限界以上の高解像度のイ
ンクジェットヘッドが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インク液滴を画像記録
媒体上へ選択的に付着させるインクジェットヘッドの構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインクジェットヘッドの構造は、
たとえば特開昭63−252750号公報に開示されて
いる。
【0003】この公報に記載の構造および動作原理を図
9に示す。図9(a)は非駆動時の断面構造を示す断面
図で、ガラスあるいはセラミックスなどの絶縁性基板9
1上に隔壁95ab、95bc、95cdなどが等間隔
かつ平行に接着され、インク室兼インク流路の細長い溝
92a、92b、92cが多数形成される。
【0004】そして、溝92a、92b、92cの一方
の端は、共通のインクだめよりインクが供給できるよう
にしてあり、他方の端には小さなノズル孔93a、93
b、93cを有するノズル板が接着されている。
【0005】さらに隔壁は、弾性部材21によりガラス
あるいはセラミックスなどの蓋98に柔軟性をもって接
着される。
【0006】ここで隔壁としては、たとえばPZT(チ
タン酸ジルコン酸鉛)のような圧電性素材を用いる。
【0007】そして隔壁は矢印22で示される方向か、
あるいはこの矢印22と逆方向に、一方向に揃えて分極
しておく。
【0008】またさらに、隔壁の壁面には電極94a
2、94b1、94b2、94c1、94c2などを形
成する。
【0009】つぎに、図9(a)の電極94a2に、電
極94b1に対して充分大きな正の電位を与えるなら
ば、隔壁95abは図9(b)のようにせん断モードの
変形をおこす。
【0010】同様のことを、隔壁95bc(ここで通常
は電極94b1と電極94b2は同電位とする)につい
ても行えば、インク室兼インク流路の溝92bの断面積
は、初期状態の図9(a)から図9(b)のように減少
する。
【0011】すなわち、溝92a、92b、92c内に
インクを充填しておけば、この溝の体積減少によってイ
ンクの圧力は瞬間的に上昇し、インク液滴がノズル孔9
3bより飛び出す。
【0012】図8はこのようにして構成されたインクジ
ェットヘッドを示す斜視図であり、前述の特開昭63−
252750号公報において開示されている。
【0013】インクジェットヘッドは、絶縁性基板81
に接着された圧電性素材の隔壁85と、インク室兼イン
ク流路の細長い溝82と、この溝82の端部を塞ぐよう
に接着されたノズル板80と、さらに溝82部の全体を
覆う蓋88とにより構成される。
【0014】そして、ノズル板80にはノズル孔83を
形成しており、図9を用いて説明したように、インク液
滴84が吐出する。
【0015】なお、インクはインク供給口86より導入
され、共通のインクだめ87を通して、それぞれの溝8
2に供給される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、絶縁性基板8
1と圧電材料の隔壁85とインク室兼インク流路の細長
い溝82と溝82の端部を塞ぐように接着されたノズル
板80と、さらに他の一端は各インク室にインクを供給
するインク供給口86を配し、そして溝82部全体を覆
う蓋88で構成された従来技術においては、以下に記載
するような問題点がある。
【0017】その第1の課題としては、圧力チャンバー
を溝82の配列方向に1列に並べるため、溝82および
隔壁85の配列ピッチの限界でノズルピッチ寸法が決ま
ってしまう。このため、ドット密度の高い高解像度のイ
ンクジェットヘッドの構成が困難である。
【0018】その第2の課題としては、圧力発生部とイ
ンク流路を兼ねた細長い圧力チャンバーを形成し、その
長手方向の端部にノズル孔83を配している。このた
め、瞬間的な発生圧力をノズル孔83まで効率的に伝達
することが難かしく、インク液滴84を高速で噴射する
などの高性能化が困難である。
【0019】その第3の課題としては、溝82および隔
壁85を高密度化するほど、インク流路の断面積が小さ
くなりかつ細長くなるため、インクの流路抵抗が増すの
で、インクの供給に支障を来たし、高速駆動できない。
【0020】その第4の課題としては、隣接するインク
の圧力チャンバーが電気的、力学的に独立でないため、
隣接する溝82から同時にインク液滴84を噴射するこ
とができない。またさらに一つの圧力チャンバーからの
インク液滴84を噴射後に、隔壁85の戻りによる慣性
で隣接する圧力チャンバーからインクが噴射しなような
駆動条件設定が必要である。
【0021】その第5の課題としては、ノズル孔83ご
とに種類の異なるインクの供給が困難である。
【0022】そこでこのような従来のインクジェットヘ
ッドの構造上の脆弱性に起因する問題を解決して、その
目的とするところは、印字密度が溝および隔壁の加工限
界によらない構造にすることで、高密度、高性能、そし
て多色印字可能なインクジェットヘッドを提供すること
である。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のインクジェットヘッドは、下記記載の構成を採
用する。
【0024】本発明による第1のインクジェットヘッド
は、基板と基板上に配列された溝を形成する少なくとも
一部が圧電材料からなる隔壁と、溝端部の封止と、溝の
上部を覆う上蓋とにより、同一溝上に複数の圧力チャン
バーを構成し、隔壁の壁面に形成された電極に電圧を印
加することで隔壁を変形させ、圧力チャンバー内のイン
ク圧力を変化させることにより溝および隔壁の長手に対
して直角方向にインク液滴を噴射させることを特徴とす
る。
【0025】本発明による第2のインクジェットヘッド
は、基板と基板上に配列された分極方向が互いに反対方
向となるような2枚の圧電材料で溝を形成する隔壁と、
溝端部の封止と、溝の上部を覆う上蓋とにより、同一溝
上に複数の圧力チャンバーを構成し、隔壁の壁面に形成
された電極に電圧を印加することで隔壁を剪断モード変
形させ、圧力チャンバー内のインク圧力を変化させるこ
とにより溝および隔壁の長手に対して直角方向にインク
液滴を噴射させることを特徴とする。
【0026】さらに本発明による第3のインクジェット
ヘッドは、インク噴射孔の配列の中心線に直交する軸に
対して、溝および隔壁の中心線が傾斜していることを特
徴とする。
【0027】本発明による第4のインクジェットヘッド
は、ノズル孔を圧力チャンバーのほぼ中央に配し、噴射
されたインク液滴と同量のインクを圧力チャンバー内に
補充するインク供給口を圧力チャンバーの両端部に配し
たことを特徴とする。
【0028】またさらに、本発明による第5のインクジ
ェットヘッドは、インク噴射に関わる圧力チャンバーの
隔壁を隔てた両側の圧力チャンバーが空洞であることを
特徴とする。
【0029】本発明による第6のインクジェットヘッド
は、隔壁を隔てた方向に形成された複数の圧力チャンバ
ー列のそれぞれの列に種類の異なるインクを供給するイ
ンク供給口を溝の上部に配したことを特徴とする。
【0030】
【作用】本発明のインクジェットヘッドの上記の構成に
よれば、1つの溝上にインク液滴噴射に関わる複数のイ
ンク圧力室である圧力チャンバーが形成され、溝および
隔壁の加工限界に因らずに高密度マルチノズルのインク
ジェットヘッドが提供できる。
【0031】またさらに高速駆動するために充分なイン
ク流路抵抗を確保した設計および力学的に効率のよい構
成が可能であるため、インクジェットヘッドの高性能化
が可能である。
【0032】さらにインク供給口を溝上部に設けること
により、同一のインクジェットヘッド内に、種類の異な
るインクを供給できるので、高密度で高性能なカラー印
字が可能なインクジェットヘッドを提供することができ
る。
【0033】
【実施例】以下、本発明の実施例におけるインクジェッ
トヘッドの構成を、図面を基に説明する。
【0034】
【実施例1】図1、図2、および図3は、本発明の第1
の実施例によるインクジェットヘッドを示しており、図
1は上蓋とノズル板と隔壁との一部を破断して示す斜視
図であり、図2は一部領域を示す平面図であり、図3は
動作説明図であり図1の矢印A方向から見た断面図であ
る。以下図1と図2と図3とを交互に参照して説明す
る。
【0035】図1に示すように、厚さ方向に分極し圧電
材料からなる隔壁3a1、3a2、3a3、3a4を基
板1上に1列に、各々間隔を設けて配置し、この隔壁列
とは平行で矢印B方向に一定の間隔を設けて隔壁3b
1、3b2、3b3、3b4が配置されることより溝2
aが形成される。
【0036】また、隔壁3a1、3a2、3a3、3a
4の壁面および溝2の底面には、金薄膜を形成し、金薄
膜からなる電極30が形成されている。
【0037】そして、同様に矢印Bの方向に平行な隔壁
3の列を順次配置することで、平行して設ける溝2を多
数形成する。
【0038】溝2a、溝2bなどの端部には、真空蒸着
法によって形成する金薄膜を、下面と側面と上面とにコ
の字形に設ける配線パターン20aが形成されたガラス
などの絶縁部材からなる封止5a、5b、5c、5d、
5eが、電極30と電気的接続が取られ、かつ隔壁3a
1などとの隙間を埋めるように接着され、溝2a上に複
数の部屋を形成する。
【0039】さらに溝2の上面を覆うように上蓋4を配
置することことで、溝2a上には圧力チャンバー6a
1、6a2、6a3、6a4が形成される。
【0040】さらに、ノズル孔8を有するノズル板7を
上蓋4上に取り付けることで、マルチノズルのインクジ
ェットヘッドが構成される。
【0041】図2において、前述のように各々の圧力チ
ャンバー6a1、6a2、6a3、6a4の底部および
隔壁3の壁面上には、金薄膜などで電極30が形成され
る。
【0042】そして、この電極30は封止5a、5c上
に形成された金薄膜による配線パターン20と底部で電
気的接続が取られる。
【0043】またさらに上蓋4の下面に、同様に金薄膜
で形成された配線パターン25は、封止5上の配線パタ
ーン20と、接点25a、接点25bなどで電気的な接
続が取られる。
【0044】配線パターン25は、上蓋4の同一面上に
配されたドライバーIC9、および外部入力端子10と
接続が取られ、外部からの入力信号で個々の圧力チャン
バー6a1、6a2、6a3、6a4などの圧力チャン
バー6が駆動可能となる。
【0045】つぎに、本発明の第1の実施例のインクジ
ェットヘッドの動作を、図3を用いて説明する。
【0046】図3において、電極30aと電極30b
間、および電極30bと電極30c間に、図2に示すド
ライバーIC9により供給された電圧を印加する。
【0047】すると、電界31aおよび電界31bが生
じ、矢印32の方向に分極された隔壁3abおよび隔壁
3bcは、図に示すように剪断モード変形をおこす。
【0048】そこで圧力チャンバー6abの体積が減少
し、圧力が瞬間的に増加するため、ノズル板7上のノズ
ル孔8よりインク液滴33が噴射する。
【0049】インク液滴33噴射後、電圧印加を止める
と隔壁3ab、隔壁3bcは元の状態に戻り、圧力チャ
ンバー6abは減圧される。
【0050】このとき、ノズル孔8の液面は、その表面
積を小さくしようとする表面張力が働き、その面を保持
しようとするため、図1に示すインク供給口11より噴
射したインク液滴33と同量のインクが供給される。
【0051】ここで配線パターン25と接点25a、2
5bとによって、図1に示す溝2a上に形成された圧力
チャンバー6a1、6a2、6a3、6a4は駆動のた
めの電極が各々に形成され、電気的に独立であるととも
に、封止5a、5b、5c、5d、5eにより力学的に
全く独立である。
【0052】このため一つの圧力チャンバー6駆動の如
何によらず、独立に前述の動作原理によって駆動可能で
ある。
【0053】つぎに本発明によるインクジェットヘッド
の構造を形成するための製造方法について説明する。
【0054】図1に示すように、厚さ方向に分極された
圧電材料であるPZTからなる厚さ1mmの基板1は、
ダイヤモンドカッティング円板を用いて深さ400μ
m、幅70μmの溝2が、矢印B方向に140μmのピ
ッチ寸法で加工する。
【0055】その後、全表面に真空蒸着法により金薄膜
を形成し、PZTの最上面上に付着した不要な金薄膜を
研磨により取り除いて、溝2の底面と側面とに電極30
を形成する。
【0056】つぎに溝2に直角方向である矢印B方向の
基板1のカッティング処理を行い、長さ4mmの隔壁3
a1、3a2、3a3、3a4などを形成し、それと同
時に同一溝2上の電極30を複数に分割する。
【0057】矢印Bで示すカッティング処理によって生
じた溝2に対して直角方向の溝には、真空蒸着法によっ
て、金薄膜を下面と側面と上面とにコの字形に設ける配
線パターン20aが形成されたガラスなどの絶縁部材で
構成する封止5a、5b、5c、5d、5eを、溝2の
底面上の電極30と電気的接続が取れるように、異方導
電性接着材で接着する。
【0058】さらに、下面に配線パターン25を印刷法
により形成した上蓋4を封止5aに形成した接点25
a、25bにより、電気的接続が取られ、かつ溝2の上
部を覆うように、図3に示す弾性部材34を用いて接着
する。
【0059】ここで、弾性部材34は、隔壁3a1など
の駆動時に電気機械変換効率を著しく下げないために用
いられる。
【0060】こうして、複数の圧力チャンバー6a1、
6a2、6a3、6a4などが形成され、この上蓋4上
にノズル板7を張り合わせることで、インクジェットヘ
ッドが構成される。
【0061】以上、本発明の第1の実施例におけるイン
クジェットヘッドの構成について述べてきたが、本発明
は、この構成に限定されるものではない。
【0062】たとえば、基板1、および隔壁3の一部の
材料は、圧電材料でなくても良く、絶縁材料であるガラ
ス、またはセラミックスなどでもよい。
【0063】またさらに、図3において、隔壁3ab、
3bcは剪断モード変形させたが、隔壁の分極方向を電
界31a、31bと同一方向に揃えておいて隔壁に電圧
を印加すると、電界と直角方向、つまり図中矢印32方
向へ収縮するモードで変形させてもよい。
【0064】この場合、隔壁3ab、3bcなどと上蓋
4との接合は、弾性部材34を用いないでエポキシ接着
材などでよい。そして、これにより電気機械変換効率は
著しく落ちることはない。
【0065】以上のように本構成によれば、図8で示す
ような一つの溝82に一つの圧力チャンバーを形成して
いた従来例に対して、図1に示すように溝2a上に電気
的、力学的に独立な複数の圧力チャンバー6a1、6a
2、6a3、6a4が形成でき、より多くのノズル孔の
形成が容易になる。
【0066】このため図2に示すように、一定方向の矢
印Bに対してノズル配列ピッチ寸法P2を高密度化する
場合、図2に示すような封止5b、5d内に、インク流
路を制御するように、一部切り欠いた流路制御室22を
設ける。
【0067】そして流路制御室22でインク液滴噴射の
方向を制御すれば、ノズル配列ピッチP2は、同一溝上
に形成された圧力チャンバーの数をnとすると、溝の配
列ピッチP1のn分の1で高密度化できる。
【0068】また、図2に示す構成において、前述の流
路制御室22を設けず圧力チャンバー6a1、6a2、
6a3、6a4上の各々のノズル孔8を溝2a上部に一
直線になるように配置してもよい。
【0069】このようにノズル孔8を一直線に配置すれ
ば、ノズルピッチP1のノズル列がn列形成でき、矢印
A方向に印字ヘッドを走査し印字する場合、各圧力チャ
ンバーの限界周波数のn倍の速度で、矢印A方向のドッ
トが形成できる。このため、高速印字が可能となる。
【0070】
【実施例2】図4は本発明の第2の実施例におけるイン
クジェットヘッドの構成を示す断面図である。
【0071】図4に示すように、矢印40A方向に分極
された圧電材料からなる長方体形状の圧電部材41a
と、これと反対方向である矢印40B方向に分極された
圧電部材42aとを第1の接着材46で張り合わせて、
隔壁43aが形成される。
【0072】同様にして形成された多数の隔壁を、図1
で示した第1インクジェットの実施例と同様に、基板1
上の1列に各々間隔を開けて配置し、この隔壁列と平行
に別の隔壁列を矢印B方向に向かって順次配置すること
で多数の溝列が形成される。
【0073】以下、図1に示す第1の実施例と同様な構
成により、同一溝上に電気的、力学的に独立した圧力チ
ャンバーが複数形成され、エポキシ材料などの第2の接
着材47により、上蓋4が接着され、さらにノズル孔8
を有するノズル板7を張り合わせることで、高密度なマ
ルチノズルのインクジェットヘッドが構成される。
【0074】つぎに、本発明の第2の実施例のインクジ
ェットヘッドの動作原理を、図4を用いて説明する。
【0075】図4に示すように、電極44aと電極44
bとの間、および電極44bと電極44cとの間に電圧
が印加されると、電界45aおよび電界45bが生じ
る。
【0076】すると、分極された隔壁43aおよび隔壁
43bは、剪断モード変形をおこして、図4に示すよう
に圧力チャンバー48ab側に向けて、くの字形の変形
を起こす。
【0077】このため、圧力チャンバー48abの体積
が減少し、圧力が瞬間的に増加するため、ノズル板7上
のノズル孔8よりインク液滴33が噴射する。
【0078】隔壁43aおよび隔壁43bは、中央部が
最も長い距離を動くように剪断変形するため、圧力チャ
ンバー48ab内の局部的な体積変化量は、中央部49
aが最も大きく端部49bが最も小さい。
【0079】発生圧力は体積変化量に比例するので、隔
壁43aおよび隔壁43bが動く瞬間では、圧力チャン
バー48ab内では圧力勾配が生じ、この圧力勾配は中
央部49aから端部49bに向けて徐々に小さくなる。
【0080】このため、瞬間的なインクの流れが、中央
部49aから端部49bに向かう方向に起こる。
【0081】このインクの流れはインク液滴33を形成
しやすくする作用があるので、インク液滴33を高速で
噴射することが可能となる。
【0082】また、本駆動原理による隔壁43aのくの
字形の変形では、接着材弾性部での力学的エネルギー吸
収がないため、電気機械変換効率が向上する。
【0083】この力学的エネルギー吸収がない効果によ
り、隔壁の長手方向の長さを短くしても、第1の実施例
と同等の性能が得られる。したがって、より一層高密度
で小型なマルチノズルのインクジェットヘッドが構成可
能である。
【0084】この効果は図4に示す本構成によってはじ
めて可能であり、図8で示すような溝82の端部にノズ
ル孔83を設けた従来例では実施することはできない。
【0085】以上、本実施例の構成について述べてきた
が、本発明が、この構成に限定されるものではなく、た
とえば、基板1と圧電部材41aとは別体としたが、一
体化した圧電材料でもかまわない。
【0086】
【実施例3】本発明の第3の実施例におけるインクジェ
ットヘッドは、第1の実施例および第2の実施例で示し
た第1および第2のインクジェットヘッドにおいて、ノ
ズル孔配置と隔壁の配置関係に関するものである。
【0087】図5は上蓋とノズル板との一部を破断した
第3の実施例3におけるインクジェットヘッドを示す平
面図であり、ノズル孔配置と隔壁配置以外の構成は、第
1の実施例または第2の実施例と同様の構成である。
【0088】図5において、軸X1、X2、X3、X4
は、ノズル板7上のノズル孔8の配列の中心線を示して
おり、軸Yはノズル板7面上で軸X1、X2、X3、X
4と直交する軸を示している。
【0089】紙面方向に分極された隔壁50a1、50
a2、50a3、50a4は、軸Yとθ度傾斜した軸Z
と平行に一列に一定間隔sを設けて配列する。
【0090】さらにそのうえ、この隔壁列とは平行に、
軸X方向に一定の間隔P1を設けて隔壁50b1、50
b2、50b3、50b4を配置することより、溝51
abが形成される。
【0091】そして同様に、矢印Xの方向に平行な隔壁
列を、順次配置することで平行な溝を多数形成する。
【0092】さらに溝50abなどの端部には、封止5
a、5b、5c、5d、5eを配置する。
【0093】さらにまた、溝50abの上面を覆うよう
に上蓋4を配置することで、溝50ab上には圧力チャ
ンバー52a1、52a2、52a3、52a4を形成
し、ノズル孔8を有するノズル板7が上蓋4上に取り付
けることで、マルチノズルのインクジェットヘッドが構
成される。
【0094】そして本実施例のインクジェットヘッドで
は、実施例1および実施例2で示した構成と同様の電極
構造および隔壁駆動のための電気的な接続手段が採ら
れ、同様の動作原理でインク液滴の噴射が行われる。
【0095】ここでノズル孔8は、形成された各々の圧
力チャンバーの上方に1つずつ形成され、軸X1、X
2、X3、X4上のノズル孔8のピッチはP1である。
【0096】隣接するX方向の軸、たとえば軸X1と軸
X2との間のノズル孔8のピッチ寸法のずれ量P2は、
同一溝上に形成された圧力チャンバーの数をnとすると P2=s×sinθ=P1/n となるように設定される。
【0097】このため、軸X1方向の実効ノズルピッチ
は、溝および隔壁の配列ピッチのn分の1で高密度化で
きる。
【0098】なお図5では圧力チャンバーの数n=4と
したが、本発明の第3の実施例の構成にすれば自由な整
数nが設定でき、溝および隔壁の配列ピッチの限界に制
限されることなく、自由な密度のマルチノズルのインク
ジェットが構成できる。
【0099】
【実施例4】本発明の第4の実施例におけるインクジェ
ットヘッドは、第1の実施例、第2の実施例、および第
3の実施例で示した第1、第2および第3のインクジェ
ットヘッドにおいて、圧力チャンバーに対するノズル孔
位置とインク供給口位置に関するものである。
【0100】第4の実施例においては、圧力チャンバー
に対するノズル孔位置とインク供給口位置以外の構成
は、第1の実施例、第2の実施例、または第3の実施例
と同様の構成である。
【0101】図6は、本発明の第4の実施例におけるイ
ンクジェットヘッドの圧力チャンバーを、図1に示す矢
印A方向に沿って切断し、矢印B方向から見た断面の一
部を示した断面図である。
【0102】第1の実施例、第2の実施例、または第3
の実施例と同様に形成された同一溝上の圧力チャンバー
6a1、6a2、6a3などは、外部からの入力信号で
それぞれ独立に駆動可能な構成が採られている。
【0103】またさらに、圧力チャンバー6a1、6a
2、6a3などの上に配されるノズル板7上のノズル孔
8は、図6に示すように圧力チャンバーのほぼ中央部に
形成する。
【0104】さらに、噴射されたインク液滴33と同量
のインクをチャンバー内に補充するインク供給口61
a、61bは、それぞれの圧力チャンバー6a1の端部
に配置する。
【0105】圧力チャンバー6a1が、供給口から噴射
口までのインク管路を兼ねている本発明の第4の実施例
の構成において、噴射したインク液滴33と同量のイン
クを速やかにインク供給口61aなどより圧力チャンバ
ー6a1に供給して、ノズル孔8の液面振動を抑えるこ
とは、次のインク液滴33の噴射までの時間を短くする
ために重要である。
【0106】図6に示すように、ノズル孔8は圧力チャ
ンバー6a1の中央に配置して、噴射されたインク液滴
33を圧力チャンバー内に補充する給液のためのインク
供給口61aおよびインク供給口61bは、圧力チャン
バー6a1の両端部に配された構成としている。
【0107】このため図8に示す溝82の端部の各々に
ノズル孔83とインク供給口86とを持つ従来の構成に
比べて、本発明の構成ではインク供給口からノズル孔ま
での距離を2分の1にでき、そのうえ一端の給液口から
のインク給液量を2分の1にできる。
【0108】このため、実質的な管路抵抗が減少し、ノ
ズル孔8の液面振動を速やかに抑えることが可能であ
る。
【0109】このため各圧力チャンバーの高速駆動が可
能である。この効果は本構成にして初めて達成可能であ
り、従来の図8で示すような溝82の端部にノズル孔8
3を設けた従来例では実施することができない。
【0110】
【実施例5】本発明の第5の実施例におけるインクジェ
ットヘッドは、インク液滴の噴射に関わる圧力チャンバ
ーと隔壁を隔てた圧力チャンバーのインク充填の状態に
関するものである。
【0111】図3に示すように、隔壁3abを隔てた隣
どうしの圧力チャンバー6abと圧力チャンバー6za
において、圧力チャンバー6abの圧力を増加させる場
合、隔壁3abを圧力チャンバー6abの方向に剪断変
形させるため、圧力チャンバー6zaは体積が増加し減
圧される。
【0112】つまり、隔壁を隔てて隣接する各々の圧力
チャンバーは、隣接する圧力チャンバーの挙動の影響を
受ける。
【0113】このため隣接する圧力チャンバー同士は同
時噴射ができず、またさらに隣接する圧力チャンバーの
噴射後の隔壁の戻りによる慣性力でインク液滴が噴射し
ないような条件設定が必要である。
【0114】さらに、圧力チャンバー6zaにインクが
充填されている状態で、隔壁3abが剪断変形すると
き、圧力チャンバー6zaが減圧されるため、隔壁3a
bには変形とは反対方向の作用が働き、隔壁の変形が阻
害される。このため、インク液滴33の噴射性能が劣化
する。
【0115】インク液滴33の噴射に関わる圧力チャン
バー6abの両端の圧力チャンバー6zaと圧力チャン
バー6bcとをインク充填しない空洞にすることで、電
気的および力学的に全く独立な圧力チャンバー6abを
構成することができ、前述の問題が解決可能となる。
【0116】図8で示すような溝82の端部にノズル孔
83を設けた従来例では、本構成を採用するとノズル孔
83のピッチ寸法が溝82および隔壁85の配列ピッチ
寸法の2倍となるため、実効ノズルピッチ寸法が広くな
り、実用に耐える高密度インクジェットヘッドを構成す
ることが困難である。
【0117】本発明の第5の実施例における構成は、同
一溝上に複数の圧力チャンバーを形成する第1から第4
のインクジェットのいずれかに適用することで、初めて
実用的となる。
【0118】
【実施例6】本発明の第6の実施例におけるインクジェ
ットヘッドは、前述の第1から第5のインクジェットヘ
ッドにおいて、圧力チャンバーにインクを供給するため
のインク供給構造に関するものである。
【0119】なお本発明の第6の実施例においては、圧
力チャンバーに対するインク供給口の位置関係以外の構
成は、第1の実施例から第5の実施例までの構成と同様
な構成である。
【0120】図7は本発明の第6の実施例におけるイン
クジェットヘッドの構成を分解して示す斜視図である。
【0121】図7に示すように、第1から第5の実施例
までと同様に構成された圧力チャンバー6a1、6a
2、6a3、6a4、6b1、6b2、6b3、6b4
は、隔壁を隔てた方向、たとえば圧力チャンバー6a
1、6b1などで構成される圧力チャンバー列L1、圧
力チャンバー6a2、6b2などで構成される圧力チャ
ンバー列L2、圧力チャンバー6a3、6b3などで構
成される圧力チャンバー列L3、圧力チャンバー6a
4、6b4などで構成される圧力チャンバー列L4を形
成する。
【0122】これらの圧力チャンバー列L1、L2、L
3、L4を覆う上蓋4上には、圧力チャンバー列L1の
個々の圧力チャンバー6a1、6b1などにインクを供
給するインク供給口60aを設け、同様にそれぞれの圧
力チャンバー列にそれぞれインクを供給するインク供給
口60b、60c、60dを設ける。
【0123】そしてインク供給口60a、60b、60
cは、それぞれ共通インクだめ入口61a、61bに連
結されている。
【0124】また、共通インクだめ入口61a、61b
などは、各々種類の異なるインク共通だめに連結されて
いる。
【0125】さらに、上蓋4上にはノズル孔8を有する
ノズル板7が接合され、マルチノズルのインクジェット
ヘッドが構成される。
【0126】本発明の第6の実施例における構成によれ
ば、同一溝上に形成された複数の圧力チャンバーの各々
に、独立にインク供給する構成が得られる。このため、
同一溝上に、形成された各々の圧力チャンバーにそれぞ
れ種類の異なるインクの供給が可能である。
【0127】具体的にはイエロー、シアン、マゼンタ、
ブラックインクの各々の色のインク液滴の噴射が可能な
ノズル孔の列が形成でき、一つの基板1上で高密度なカ
ラー印字可能なインクジェットヘッドが構成できる。
【0128】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、同一溝上に複数の圧力チャンバーを配置してい
るので、印字密度が溝と隔壁との加工限界に依存しない
ので、高密度な印字ヘッドが構成できる。このため一度
の印刷動作で、高精度で高密度な美しい印字が得られる
という効果がある。
【0129】また、ノズル孔を圧力チャンバーの中央に
配置し、かつインク供給口を両端部に配する構成が可能
なため、インク管路抵抗を小さくできる。このため、高
速で高精度でかつ高密度な美しい印字が得られるという
効果がある。
【0130】さらに、同一溝上に圧力チャンバーを複数
構成し、インク液滴噴射に関わる圧力チャンバーの両端
に空洞を設ける構成とすることで電気的、力学的に独立
した複数の圧力チャンバーが一つの基板上に構成でき
る。このため、インク噴射の条件設定が自由にできると
いう効果がある。
【0131】さらにまた、インク液滴を噴射するノズル
孔列ごとに種類の異なるインクが供給できる。このため
一つのインクジェットヘッドで高密度なカラー印字がで
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるインクジェット
ヘッドの構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施例におけるインクジェット
ヘッドの構成を示す平面図である。
【図3】本発明の第1の実施例におけるインクジェット
ヘッドの動作原理を示す断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例におけるインクジェット
ヘッドの構成と動作原理を示す断面図である。
【図5】本発明の第3の実施例におけるインクジェット
ヘッドの構成を示す平面図である。
【図6】本発明の第4の実施例におけるインクジェット
ヘッドの構成を示す断面図である。
【図7】本発明の第6の実施例におけるインクジェット
ヘッドの構成を示す斜視図である。
【図8】従来技術によるインクジェットヘッドの構成を
示す斜視図である。
【図9】従来技術によるインクジェットヘッドの構造お
よび動作原理を説明するための断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 溝 3 隔壁 4 上蓋 5 封止 6 圧力チャンバー 7 ノズル板 8 ノズル孔 30 電極 33 インク液滴

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、基板上に配列された溝を形成す
    る少なくとも一部が圧電材料からなる隔壁と、溝端部の
    封止と、溝の上部を覆う上蓋とにより、同一溝上に複数
    の圧力チャンバーを構成し、隔壁の壁面に形成された電
    極に電圧を印加することで隔壁を変形させ、圧力チャン
    バー内のインク圧力を変化させることにより溝および隔
    壁の長手に対して直角方向にインク液滴を噴射させるこ
    とを特徴とするインクジェットヘッド。
  2. 【請求項2】 基板と、基板上に配列された分極方向が
    互いに反対方向となるような2枚の圧電材料で溝を形成
    する隔壁と、溝端部の封止と、溝の上部を覆う上蓋とに
    より、同一溝上に複数の圧力チャンバーを構成し、隔壁
    の壁面に形成された電極に電圧を印加することで隔壁を
    剪断モード変形させ、圧力チャンバー内のインク圧力を
    変化させることにより溝および隔壁の長手に対して直角
    方向にインク液滴を噴射させることを特徴とするインク
    ジェットヘッド。
  3. 【請求項3】 ノズル孔の配列の中心線に直交する軸に
    対して溝および隔壁の中心線が傾斜していることを特徴
    とする請求項1、または請求項2に記載のインクジェッ
    トヘッド。
  4. 【請求項4】 ノズル孔を圧力チャンバーのほぼ中央に
    配し、噴射されたインクと同量のインクを圧力チャンバ
    ー内に補充するインク供給口を圧力チャンバーの両端部
    に配したことを特徴とする請求項1、2、あるいは3に
    記載のインクジェットヘッド。
  5. 【請求項5】 インク液滴噴射に関わる圧力チャンバー
    の隔壁を隔てた両側の圧力チャンバーが空洞であること
    を特徴とする請求項1、2、3、あるいは4に記載のイ
    ンクジェットヘッド。
  6. 【請求項6】 隔壁を隔てた方向に形成された複数の圧
    力チャンバー列のそれぞれの列に種類の異なるインクを
    供給するためのインク供給口を溝上部に配したことを特
    徴とする請求項1、2、3、4、あるいは5に記載のイ
    ンクジェットヘッド。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6582066B1 (en) 1997-05-23 2003-06-24 Xaar Technology Limited Droplet deposition apparatus and methods of manufacture thereof
JP2015196145A (ja) * 2014-04-02 2015-11-09 株式会社東芝 インクジェットプリンタヘッド
JP2019111733A (ja) * 2017-12-25 2019-07-11 コニカミノルタ株式会社 インクジェットヘッド、インクジェット記録装置及びインクジェットヘッドの製造方法

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