JPH0775880A - 抵抗溶接装置 - Google Patents

抵抗溶接装置

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JPH0775880A
JPH0775880A JP6207773A JP20777394A JPH0775880A JP H0775880 A JPH0775880 A JP H0775880A JP 6207773 A JP6207773 A JP 6207773A JP 20777394 A JP20777394 A JP 20777394A JP H0775880 A JPH0775880 A JP H0775880A
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JP
Japan
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welding
module
units
data
wcu
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Application number
JP6207773A
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English (en)
Inventor
Takatomo Izume
孝友 井爪
Raronde Mishieru
ミシエル・ラロンデ
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K11/00Resistance welding; Severing by resistance heating
    • B23K11/24Electric supply or control circuits therefor
    • B23K11/25Monitoring devices
    • B23K11/252Monitoring devices using digital means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Generation Of Surge Voltage And Current (AREA)
  • Resistance Welding (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】溶接条件の変更、各コンポーネントの配置替え
若しくはそれらのメンテナンス作業を軽減できる抵抗溶
接装置を提供する。 【構成】溶接電極により所定の電力でもって溶接を行な
う溶接手段WCTと、この溶接手段に着脱自在に結合さ
れるものであってこの溶接手段の溶接条件を決定する制
御手段WCUとを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は溶接装置あるいは溶接
システムの改良に関し、とくに抵抗溶接装置を構成する
溶接制御トランスと溶接制御ユニットとのコンパクトな
組み合わせに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に抵抗溶接器やアーク溶接器等の溶
接装置が広く用いられている。このような溶接器は工場
等で多く使われており、特に自動車工場では自動車ボデ
ィに薄い鋼板を溶接する際に必要不可欠のものとなって
いる。
【0003】図11は従来の抵抗溶接器の基本構成を示
すもので、溶接電極を備えたガン1と、溶接制御トラン
ス2と、溶接制御ユニット3とからなっている。近年は
抵抗溶接器の小型化に対する要求が高まってきている
が、この種の小型抵抗溶接器は、例えばガン1およびト
ランス2のアセンブリと制御ユニット3といった2つの
コンポーネントから構成できる。
【0004】自動車工場で通常用いられる抵抗溶接装置
では、図12に示すように、溶接制御トランス2、シー
ケンサ4およびプログラムユニット5がコンベアライン
Cに沿って配設され、溶接制御ユニット3のみがコンベ
アラインCから離れた位置にある制御/監視室に設置さ
れる。このため、多くの場合制御ユニット3とコンベア
ラインCとは物理的に数十メーター以上離れることにな
る。すると、ユニット3とトランス2との間に長尺のパ
ワーケーブル6が必要になり、ユニット3とシーケンサ
4との間に長尺の信号ケーブル7が必要になり、ユニッ
ト3とユニット5との間に長尺の信号ケーブル8が必要
になる。
【0005】ところで、最近の自動車工場ではマルチス
ポット溶接が多く用いられる。このマルチスポット溶接
では、自動車ボディすなわち溶接しようとするワークピ
ースが治具に取り付けられ、多くの溶接電極を備えたガ
ンを持つ工業用ロボットにより、ワークピースに対して
多数のスポット溶接が同時に行なわれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の溶接装
置では、ガン、溶接制御トランス、溶接制御ユニット、
シーケンサ、プログラムユニットがバラバラに配置され
ているため、溶接制御トランスと各ユニット間の信号伝
送用に多くの長尺ケーブルの設置が必要になる。このた
め、その設置コストおよび設置スペース等が問題になっ
ている。さらにマルチスポット溶接を行なう場合では、
ガン、トランス、シーケンサ、プログラムユニットと言
った多くのコンポーネントが所定の相互関連をもって配
設されねばならないので、溶接条件の変更、各コンポー
ネントの配置替え若しくはそれらのメンテナンスは大変
な作業になる。
【0007】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、上記従来の問題を軽減若しくは除去できる抵抗溶接
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る抵抗溶接
装置は、溶接電極により所定の電力でもって溶接を行な
う溶接手段WCTと;この溶接手段に着脱自在に結合さ
れるものであって、この溶接手段の溶接条件を決定する
制御手段WCUとを具備している。
【0009】
【作用】このような溶接装置では、従来のシーケンサや
プログラムユニットの機能は制御手段WCUに吸収され
る。この制御手段WCUでは溶接条件等の設定/変更が
個別かつ自由にできる。また制御手段WCUは溶接手段
WCTと着脱自在なので、個々の重量/サイズは相対的
に小さくなり、工場内での手作業による配置替えが容易
になる。
【0010】ここで制御手段WCUと溶接手段WCTと
の結合部分を規格化しておけば、種々の制御手段WCU
のどれでも複数の溶接手段WCTいずれかに自由に接続
できる。また個々の制御手段WCUを通信線を介してホ
ストコンピュータ(または機器制御インターフェイスM
CI)に接続することにより、多数の溶接装置を総括的
に制御できる。さらに、制御手段WCUおよび溶接手段
WCTからなる全てのアセンブリにおいて、制御手段W
CUと溶接手段WCTとの間の配線ケーブルが不要にな
る。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。なお説明にあたり、各図において共通部分には
共通の参照符号を用いることにより、説明済み部分の重
複説明を避けることにする。
【0012】図1はこの発明の一実施例に係る抵抗溶接
器のアセンブリを示す斜視図である。このアセンブリは
溶接制御トランス10(以下単にWCTと略記する)お
よび溶接制御ユニット17+18(以下単にWCUと略
記する)からなっている。溶接電極1Xを持つガン1は
ケーブル2を介してWCT10に接続される。ここでは
図示しないが、WCT10およびWCU17+18はそ
れぞれ冷却器を備えており、WCTの冷却器は冷却水パ
イプ260を介してWCUの冷却器に接続されている。
外部からの冷却水はまずWCUの冷却器に注入され、W
CUを通過した冷却水は続いてWCTの冷却器に送られ
る。WCU内のSCR(サイリスタ)およびWCT内の
トランスにより温ためられた冷却水はWCTから外部へ
流れ出るようになっている。
【0013】図1の冷却構造では、1本の冷却水パイブ
だけで溶接器アセンブリのWCUおよびWCT双方を充
分に冷却できる。
【0014】図2は図1に示す溶接制御トランスWCT
10の一側面を示す。また図3はこのWCT10の底面
を示す。WCT10の底端面14には金属スタッド11
a,11bと、サーモスタット信号線12と、タッピン
グネジ穴15とが設けられている。スタッド11a,1
1bは、WCT10の一次巻線をWCUの一部を構成す
る電源モジュール(17)内のSCR(サイリスタ)に
接続するのに用いられる。WCT10内のサーモスタッ
ト(図示せず)からの信号線12はWCUの一部を構成
する制御モジュール(18)に接続される。このサーモ
スタットは、WCT10がオーバーヒートするのを防止
するために用いられる。
【0015】図4は図1に示す溶接器アセンブリの上側
面を示す。また、図5は図4のWCUの一側面を示す。
図示するように、溶接制御ユニットWCUは電源モジュ
ール17および制御モジュール18からなっている。電
源モジュール17および制御モジュール18からなるW
CUは、WCT10の底端面14にマウントされ、ネジ
19(図5)とタッピングネジ穴15(図3)により固
定される。
【0016】図6は電源モジュール17の内部の詳細を
示す。図5のネジ19はネジ穴20a−20dを通して
図3のタッピングネジ穴15にねじ込まれる。その他の
タッピングネジ穴21a−21dは制御モジュール18
を電源モジュール17に固定するためのもので、この固
定には他のネジ(図9の210a−210d)が用いら
れる。
【0017】図6において、高圧電源ライン22L1は
SCRモジュール23の端子L1に接続される。端子L
1およびH1は、SCRモジュール23のプラスチック
ハウジングに内装される逆並列接続されたSCRに接続
される。(このSCRに関する詳細な回路構成は図17
を参照して後述する。)端子H1およびH2は、WCT
10の一次巻線につながった図3のスタッド11aおよ
び11bに接続される。端子L1およびH2には、電源
ライン22L1および22H2を介して、例えば480
V程度の高圧AC電力が供給される。
【0018】WCT10からのサーモスタット信号線1
2は、低圧コネクタ25のターミナルブロック24に接
続される。この低圧ターミナルブロック24には、シャ
ントトリップ信号その他の信号線も接続される。低圧タ
ーミナルブロック24は、例えばプラスチック製の絶縁
板250により、高圧ターミナルL1,H1,H2から
隔離される。絶縁板250により、低圧信号線(12)
のリードチップが高圧ターミナルに誤って触れてしまう
事故が防止される。
【0019】図6のSCRモジュール23は一対の逆並
列接続SCRと共にその冷却構造を含んでいる。冷却水
はニップル26a,26bの一方から流入しその他方か
ら流出する。
【0020】図7の(A)は冷却水が通るSCR冷却容
器230の側面を示す。また、図7の(B)はこの冷却
容器230の内部構造例を示す。冷却容器230は銅等
の金属でできている。SCRモジュール23のプラスチ
ックハウジング内に配設されたSCR−1,SCR−2
は、例えばマイカまたはマイラー(登録商標)製の絶縁
シート232を介して、冷却容器230の冷却面に間接
的に熱結合される。
【0021】図7の(B)に示すような構成により、冷
却容器230を、SCRモジュール23のプラスチック
ハウジング内でSCRとともに一体化できる。これによ
り冷却容器230がSCRと近接配置され、SCRモジ
ュール23をコンパクトなものにできる。
【0022】加えて、高圧を扱うSCRが電気的絶縁製
の良いプラスチックハウジング内に密封されるから、S
CRモジュール23を含む電源モジュール17を金属ケ
ースに収める場合でも、この金属ケースの壁面とSCR
モジュール23のプラスチックハウジングとの間隔を大
きく採る必要がなくなる。このことも、電源モジュール
17の小型化に寄与する。
【0023】図8は図4の制御モジュール18の内部構
造を部分的に示す。この制御モジュール18には、EP
ROM30,LED35A,マイクロプロセサMPU
(図示せず),ポテンシオメータ(図示せず)等が取り
付けられたプリント基板(PCボード)33が内装され
ている。このPCボード33は、柔らかなゴムなどのク
ッション材34により、制御モジュール18内の所定の
空間に保持されている。制御モジュール18は、軽量プ
ラスチックのモールドで作ることができる。
【0024】PCボード33に取り付けられたLED3
5Aの直上には、プラスチックレンズ35Bが配置され
ている。このレンズを介してLED35Aの点灯状態を
見ることにより、溶接装置の使用者はそのWCUが動作
しているかどうかを知ることができる。なお、このレン
ズ35Bは、制御モジュールの外部との光データ通信イ
ンターフェイスとして利用することもできる。
【0025】各WCUの動作は、そこに内臓されたEP
ROM30の記憶内容に依存する。すなわち、EPRO
M30の記憶内容を書き替えるか、これを他のEPRO
M30と交換することにより、そのWCUの動作を容易
に変更/修正できる。
【0026】図9は図8の制御モジュール18の底面を
示す。PCボード33のポテンシオメータのノブ32
a、32bおよび32cは、溶接電流、最大溶接電流お
よび最小溶接電流をプリセットするのに用いられる。ア
ドレススイッチ31は、各制御モジュール18にそれぞ
れ固有のユニット番号(例えば0〜15)を付与すると
きに用いられる。なお多数のWCUが機器制御インター
フェイス(ホストコンピュータ)MCIに接続された場
合、このMCIはスイッチ31により付与された各WC
Uに固有のユニット番号を識別することができる。
【0027】PCボード33上の回路の信号線は、図9
に示される低圧コネクタ36に接続されている。制御モ
ジュール18が電源モジュール17に結合されるときに
は、図9の低圧コネクタ36は図6の低圧コネクタ25
に差し込まれる。ここで、ネジ210a−210dとタ
ッピングネジ穴21a−21dとにより、制御モジュー
ル18は電源モジュール17に機械的に固定される。
【0028】なお、コネクタ25とコネクタ36との間
の電気的な接続インターフェイスと共に、モジュール1
7とモジュール18との間の機械的な接続インターフェ
イスは、規格化されている。従って、任意のWCUをど
のWCTにも接続できる。このため、あるプログラムを
持つEPROM(またはEEPROM)30を含むWC
Uをその他のプログラムを持つEPROM(またはEE
PROM)30を含む他のWCUと交換した場合、この
簡単な交換作業だけで、そのWCUに結合されたWCT
の溶接特性を容易に変更できる。
【0029】図10はこの発明に係る抵抗溶接装置を利
用した溶接システムの概要を示す。ここでは、WCTと
WCUとのアセンブリが3組並列接続され、この並列ア
センブリが機器制御インターフェイス(MCI)42に
接続されている。このMCI42には端末装置43がさ
らに接続されている。なお、これらのWCT/WCUア
センブリは、例えばRS−232またはRS−422規
格の一般的なシリアル通信ラインを介して、デジーチェ
イン接続される。
【0030】WCUの電源モジュール17はワイアード
オア接続され、かつ、マスターしゃ断器40内のシャン
トトリップ回路41に接続される。端末装置44はWC
Uのいくつかに適宜接続される。仮に、いくつかのWC
U内のSCRが壊れて短絡してしまったとすると、この
ような壊れたSCRを含むWCUからシャントトリップ
回路41へシャントトリップ信号が送られ、これにより
WCTへの給電がしゃ断される。
【0031】図10の実施例では、MCI42に対する
ラダープログラムおよび複数WCUの各制御モジュール
18内に記憶された溶接プログラムを、端末装置43を
用いて実行させることができる。たとえ多数のWCUを
同時に使用する場合であっても、各WCUに固有のユニ
ット番号をMCI42を介して指定することにより.端
末装置43は所望の制御モジュール18と交信すること
ができる。
【0032】直列伝送線路を用いて所定の溶接シーケン
スを実行しようとするときは、MCI42は作動させよ
うとする制御モジュール18のユニット番号を直列伝送
されるテキストに付加し、これを直列伝送線路へ送出す
る。このテキストは全ての制御モジュール18に転送さ
れるが、このテキストに付加されたユニット番号と合致
する1つの制御モジュールだけが、このテキストに応答
する。そして、この1つの制御モジュール18だけが、
送られてきたテキストの中味にしたがって溶接を行な
う。
【0033】2以上のWCTで同時に溶接を行なおうと
するときは、MCI42は2以上のユニット番号を含む
アドレスデータを全ての制御モジュールに送る。する
と、送られたユニット番号に対応したWCTだけがそれ
らの溶接を実行する。もし全てのWCTを同時に作動さ
せたいときは、全てのユニット番号を指定する特別なア
ドレスデータ(例えばデータ99)を、MCI42から
全ての制御モジュール18に送る。
【0034】またMCI42は、各制御モジュール18
に対して、溶接が完了したかどうか、あるいは良好な溶
接が行なわれたかどうか等の問い合わせを発するように
もなっている。
【0035】図13は多数のWCT/WCUアセンブリ
が用いられる抵抗溶接システムを示すもので、例えば自
動車工場で用いられる。このシステムには従来技術と本
願発明が混在しており、この発明に係る部分が実線で示
され、従来からの部分が破線で示されている。
【0036】図13の破線で示すように、この従来シス
テム部分では、溶接コントローラ1つにつき3つのタッ
プスイッチ付き溶接トランスがジャンクションボックス
を介して結合され、これらの溶接コントローラが溶接バ
スを介してMCI(図示せず)に並列に接続される。
【0037】この従来システムの構成では1つの溶接コ
ントローラが3つの溶接トランスに共通している。この
ため、これら3つの溶接トランスの溶接特性が互いに異
なるときは、この溶接コントローラの制御特性を1つの
溶接トランスに合わせたとしても、残りの2つの溶接ト
ランスに対しては特性ミスマッチとなる。
【0038】図13の実線で示すように、この発明に係
る溶接システム部分では、1つのWCU(溶接コントロ
ーラ)が1つのWCT(タップレス溶接制御トランス)
に専用に設けられており、かつWCUとWCTとのアセ
ンブリの全てが単一のシリアルデータ伝送線路(例えば
RS−422準拠のもの)を介してMCI(図示せず)
に接続されている。そして、各WCUの制御特性は、図
9に示したEPROM30内のプログラムに応じて、任
意に決定できる。
【0039】MCIは全てのWCUからの全溶接データ
を集め、各WCUに指令若しくは溶接データを個別に送
ることができる。従って、仮に全てのWCTの溶接特性
が互いに異なるものであっても、各WCTに対して最良
の特性を得ることができる。
【0040】図14は、おのおのがタップスイッチ14
2を備えた3つのWCTと1つのWCUとの組み合わせ
を示す。この図では、ジャンクションボックス141の
選択によって、WCTと1つのWCUとの接続を行なっ
ている。
【0041】この発明のWCUは、図14に示すような
構成の溶接器にも適用できる汎用性を備えている。すな
わち、プログラムの可変性とコンパクトさというこの発
明のWCUが持つ特徴は、ジャンクションボックス14
1およびタップスイッチ142を用いた場合にもなお、
価値を失わない。
【0042】図15はこの発明に係る抵抗溶接システム
の概要を示すもので,デジーチェーン接続のシリアル通
信線(RS−422)を介して、WCT/WCUの複数
アセンブリが機器制御インターフェイスMCIに接続さ
れる場合を示す。ここで、MCI42Aはプログラマブ
ルロジックコントローラPLC42Bを備えており、P
LC42Bは、各WCTの溶接電極1Xのオン/オフや
図12に示すようなコンベアCの作動を制御するのに用
いられる。
【0043】図16は、図15の機器制御インターフェ
イスMCIと併用される代表的な周辺機器を示す。ここ
では、ファイルサーバ用バードディスク装置43Aや他
のMCI等が、例えばイーサネットのようなローカルエ
リアネットワークを介して、MCI42Aに接続されて
いる。その他、MCI42Aには、ファイルサーバアク
セス機器43B、WCU用アクセス機器43C、リモー
トI/O端末43D等が接続されている。このような構
成の下で、MCI42Aは多くの周辺機器から種々な情
報を収集できる。
【0044】図17は溶接制御トランスWCTの一次回
路およびシャントトリップ回路に係る溶接制御ユニット
WCUの回路構成例を示す。WCTの一次巻線の一端
は、逆並列接続されたSCR−およびSCR−2のター
ミナルH1に接続される。SCR−1のゲートおよびカ
ソードは、高圧コネクタのコンタクトG1およびK1を
介して、駆動トランスTDの第1の二次巻線に接続され
る。SCR−2のゲートおよびカソードは、高圧コネク
タのコンタクトG2およびK2を介して、駆動トランス
TDの第2の二次巻線に接続される。
【0045】WCTの一次巻線の他端は、ターミナルH
2に接続される。ターミナルH2は、高圧コネクタのコ
ンタクトL2を介して、電源トランスTPの二次巻線の
一端に接続される。電源トランスTPの二次巻線の他端
は、高圧コネクタのコンタクトL1を介して、ターミナ
ルL1に接続される。電源トランスTPの一次巻線は、
例えばAC110Vの電源ラインに接続される。
【0046】ターミナルH1およびH2はしゃ断器40
の電源回路に接続される。ターミナルH1は、抵抗Rを
介して、シャントトリップリレーCR1のコイルCRの
一端に接続される。ターミナルH2は、シャントトリッ
プリレーCR2のリレー接点を介して、シャントトリッ
プリレーCR1のコイルCRの他端に接続される。リレ
ーCR2のコイルCRの駆動は図15その他に示したM
CI(42)により行なわれる。
【0047】リレーCR1のリレー接点は、全てのWC
Uにより形成されるシャントトリップループの中に挿入
されている。このシャントトリップループはシャントト
リップ制御リレー41のコイルおよび24VのAC電源
も含む。リレー41のリレー接点はしゃ断器40のシャ
ントトリップコイルと110VのAC電源との間に挿入
される。
【0048】WCTの一次巻線に生じる電圧信号は、低
圧コネクタ25を介して、PCボード33内の電気回路
に導かれる。SCRに流れる電流は、変流器CTにより
検出される。検出されたSCR電流信号は、低圧コネク
タ25を介して、PCボード33内に送られる。
【0049】図18は、図8に示されるPCボード33
に組み込まれる回路構成を示す。WCTの一次巻線(ま
たはターミナルL1,L2間)の電圧信号は、第1電圧
検出器332を介してマイクロプロセサ(以下単にMP
Uと略記する)331に供給される。SCRの両端に現
われる電圧の信号は、第2電圧検出器333を介してM
PU331に供給される。SCRに流れる電流の信号
は、整流器335を介してMPU331に供給される。
【0050】MPU331は、RS−422シリアル通
信インターフェイス330を介して、図15等に示すM
CI42Aと結合される。MPU331に所定の動作シ
ーケンスは,ROM30Aに格納しておくことができ
る。MCI42Aへ送ろうとするデータおよびMCI4
2Aから送られてくるデータは、RAM30Bに格納で
きる。
【0051】PCボード33内のMPU331は、WC
TおよびSCRの電圧/電流の情報を受け取り、受け取
った情報から、溶接電流の大きさを検出したり、電圧/
電流の位相差からその力率を算出したりする。MPU3
31が検出したデータは、RS−422通信線を介し
て、MCI42Aに送られる。MPU331はまた、点
弧回路334を介して、SCRを点弧制御する。
【0052】MPU331からの電流データから、MC
I42Aは、例えばSCRの破壊によって引き起こされ
た過大電流を検出できる。この過大電流が検出される
と、MCI42AはシャントトリップリレーCR2への
シャントトリップ禁止信号の送出を停止し、これにより
CR2のリレー接点が閉じる。このとき、WCTの一次
巻線にある程度の電圧が出ているときは、シャントトリ
ップリレーCR1が励起され、CR1のリレー接点が閉
じる。すると、図17のシャントトリップループが切
れ、全てのWCUおよびWCTへの給電が、しゃ断器4
0により中断される。
【0053】図19は溶接条件データDconのフォー
マット例を示す。この例では、データDconの1キャ
ラクタが6つのチャネルCH1−CH6の垂直データ群
VDGで表され、データDconの1テキストが6つの
水平データ群HDGとともに開始コードSTX、終了コ
ードEXTおよびパリティコードHPCで表されてい
る。チャネルCH1−CH6のデータは、WCUからM
CIへ、またはMCIからWCUへ、シリアル伝送され
る。
【0054】図20はシリアル伝送されるデータDco
nのパリティチェック手順を示すフローチャート(パリ
ティチェック手段)を示す。
【0055】まず、MCI(図15)内のマイクロコン
ピュータは、パリティコードHPCをゼロに初期化する
(ST10)。次に、マイクロコンピュータは、図19
に示すような現在のテキストの1キャラクタを読み取る
(ST12)。続いて、マイクロコンピュータはキャラ
クタのチャネルCH1−CH6のイクスクルーシブオア
(EX−OR)をとって、キャラクタの垂直パリティ
(例えば偶数パリティ)をチェックする(ST14)。
このパリティチェックがOKであれば(ST14のO
K)、マイクロコンピュータは読み取ったデータ(VD
G)が終了コードEXTの次のものであるかどうかをチ
ェックする(ST16)。
【0056】もし読み取った電流データが終了コードE
XTの次のものでないときは(ST16のノー)、現在
のHPCと現在のVDGのEX−ORとの論理和から、
新たなパリティコードHPCが作り出される。こうして
作り出された新パリティコードHPCにより現在のパリ
ティコードHPCが置換され(ST18)、フローはス
テップST12へ戻る。
【0057】パリティコードHPCのチャネルCH1の
内容は、チャネルCH1の水平データ群HDG内の全ビ
ットのEX−ORを示す。同様に、パリティコードHP
CのチャネルCH2〜CH6の内容は、それぞれ、チャ
ネルCH2〜CH6の水平データ群HDG内の全ビット
のEX−ORを示す。
【0058】ステップST14におけるパリティチェッ
クの結果が否定的(NG)であるときは、例えば図16
の端末装置43AのCRTにおいてエラーメッセージが
表示され(ST24)、その後の処理で同じデータが再
送される。
【0059】もし読み取った電流データが終了コードE
XTの次のものであるときは(ST16のイエス)、マ
イクロコンピュータは現在の読み取りデータが現在のパ
リティチェックコードHPCと一致するかどうかチェッ
クする(ST20)。ここで、現在の読み取りデータが
現在のパリティチェックコードHPCと一致するときは
(ST20のイエス)、マイクロコンピュータは伝送さ
れてきたテキストにエラーなしと判定する(ST2
2)。現在の読み取りデータが現在のパリティチェック
コードHPCと一致しないときは(ST20のノー)、
マイクロコンピュータは伝送されてきたテキストにエラ
ーありと判定する(ST24)。この場合は、同じデー
タの伝送が再び行なわれる。
【0060】図21はシリアル伝送されるデータDco
nのパリティチェック手順の他例を示すフローチャート
である。まず、溶接条件データDconの1テキストが
MCI42のマイクロコンピュータに入力される(ST
30)。マイクロコンピュータは、データDconの1
キャラクタ(VDG)内の全ビットのEX−ORを検出
して、水平パリティチェックコードHPCを発生し(S
T32)、次に現在のキャラクタ内にある" 1" データ
の総数Nvを計算する(ST34)。
【0061】マイクロコンピュータは計算された数Nv
が偶数であるかどうかをチェックする(ST36)。数
Nvが偶数であるときは(ST36のイエス)、マイク
ロコンピュータは現在のデータDconのチャネル(C
H1〜CH6)に1パリティビット加える(ST3
8)。そして現在のチャネル(CH1〜CH6)内にあ
る" 1" データの総数Nhを計算する(ST40)。
【0062】マイクロコンピュータは計算された数Nh
が偶数であるかどうかをチェックする(ST42)。数
Nhが偶数であるときは(ST42のイエス)、マイク
ロコンピュータは現在のテキストの後に次のテキストが
あるかどうかをチェックする(ST44)。現在のテキ
ストの後に次のテキストがあるときは(ST44のイエ
ス)、フローはステップST30へ戻る。現在のテキス
トの後に次のテキストがないときは(ST44のノ
ー)、マイクロコンピュータは伝送されたテキストにエ
ラーがなかったものとの判定を下す(ST46)。
【0063】仮に、数Nvが奇数であるか(ST36の
ノー)または数Nhが奇数であるときは(ST42のノ
ー)、エラーメッセージが表示され(ST48)、同じ
データの再送が行なわれる。
【0064】なお、図20、図21のパリティチェック
は、各WCUのMPU331(図18)でも行なうこと
ができる。
【0065】図22は溶接条件データDconの確認手
順を示すフローチャートである。MCI42Aのマイク
ロコンピュータは溶接条件データDconをWCUへシ
リアル伝送する。図18に示すWCUのPCボード33
内のMPU331は、このデータDconを受信する
(ST50)。続いて、このデータDconに対する許
容エラー値DerrがMPU331に入力される(ST
52)。通常、データDconの値の10%位を許容エ
ラー値Derrとして採用できる。MPU331にはま
た、実際の溶接データDwelも入力される(ST5
4)。
【0066】WCTの一次溶接電流および力率などは溶
接データDwelに含まれている。この一次溶接電流は
図18の変流器CTにより検出できる。また、力率は、
検出器332で検出された一次巻線電圧と上記一次溶接
電流との位相差から算出できる。
【0067】MPU331は次にデータDwelとデー
タDconとの差を検出する(ST56)。そして検出
した差の大きさ#Dwel−Dcon#が許容エラー値
Derrより小さいかどうかがチェックされる(ST5
8)。この#Dwel−Dcon#がDerrより小さ
いときは(ST58のイエス)、MPU331は実際の
溶接が溶接条件データDconに従って正常に行なわれ
たものと判定する。もし#Dwel−Dcon#がDe
rr以上であるときは(ST58のノー)、この判定結
果は例えば図16のMCI42Aに送られ、端末装置4
3AのCRTにエラーメッセージが表示される(ST6
0)。この場合、MCI42Aは、同じ溶接を再実行さ
せる指令をMPU331に送ることができる。
【0068】図23は所定の設定値データDsetに基
づく溶接動作の確認手順を示すフローチャートである。
実際の溶接電流(WCTの一次電流)を決定する設定値
データDsetは、図18のMPU331に入力される
(ST70)。MPU331は図18の変流器CTで検
出した溶接電流データDcurを受ける(ST72)。
MPU331は、例えばデータDcurの値を溶接電流
の1サイクルに渡り積分(累算)し、この1サイクルの
間に得られたデータDcurの平均値Daveを計算す
る(ST74)。
【0069】MPU331は平均値Daveが設定値D
setの90%より大きいかどうかチェックする(ST
76)。平均値Daveが設定値Dsetの90%より
大きいときは(ST76のイエス)、MPU331はW
CTが良好な溶接を行なったものと判定する(ST7
8)。この場合は再溶接は行なわれない(ST80)。
もし平均値Daveが設定値Dsetの90%以下であ
ったときは(ST76のノー)、MPU331はWCT
による溶接が不良であったものと判定する(ST8
2)。この場合は再溶接が行なわれる(ST84)。
【0070】MPU331により溶接不良が検出される
と、MCI42Aはこの溶接不良を認知し、不良溶接を
行なったWCTのMPU331に再溶接指令を送る。正
常な溶接を行なったWCTのMPUがMCI42Aから
このような再溶接指令を受けることはない。
【0071】図24は溶接電流Dcurの確認手順を示
すフローチャートである。MCI42Aは最大電流限デ
ータDmaxおよび最小電流限データDminを出力す
る。図18のMPU331は、これらのデータDmax
およびDminを受ける(ST90,ST92)。この
あとMPU331は変流器CTから実際の溶接電流デー
タDcurを受ける(ST94)。
【0072】MPU331は溶接電流データDcurの
値が最大電流限データDmaxと最小電流限データDm
inとの間に収まっているかどうかチェックする(ST
96)。データDcurの値がDmaxとDminの間
に収まっていたときは(ST96のイエス)、MPU3
31はWCTに正常な溶接電流が流れたと判定する(S
T98)。もしデータDcurの値がDmaxとDmi
nの間に収まっていなかったときは(ST96のノ
ー)、MPU331はWCTの溶接電流が異常であった
と判定する(ST100)。この場合は、MPU331
はMCI42Aへアラーム信号を送る(ST102)。
【0073】図25は、図17、図18のSCRに対す
る新たな点弧角データDfia*を決定する制御手順を
示すフローチャートである。また図26は図25の制御
手順を実行する構成を示すブロック図である。なお、図
26はMPU331を示していないが、図26の構成の
動作は図18のMPU331で制御できる。
【0074】設定値発生器50から得られた設定値デー
タDsetは、加算点52の正入力に与えられる(ST
110)。SCR用の点弧角データDfiaおよび導通
角データDcoaは、PIDゲインパラメータ発生器5
8からPID制御回路56へ送られる(ST112,S
T114)。溶接電流データDcurは、変流器CTか
ら電流帰還増幅回路54を介して加算点52の負入力へ
送られる(ST116)。
【0075】データDsetとデータDcurとの差分
データDdifは加算点52で検出され(ST11
8)、このデータDdifはPID制御回路56へ送ら
れる。PID制御回路56は、データDcur、Dfi
aおよびDcoaから、力率角データDpfaを算出す
る。(ST120)。算出された力率角データDpfa
は、点弧角制御回路60に入力される。この点弧角制御
回路60において、PID制御の下で、データDfi
a、DpfaおよびDdifに基づきその後に用いる点
弧角データDfia*が算出される。SCRユニット
(SCRモジュール)23は、この算出されたデータD
fia*により決定される新たな点弧角で動作する。
【0076】以上述べたような溶接装置では、従来のシ
ーケンサやプログラムユニットの機能は制御ユニットW
CUに吸収される。この制御ユニットWCUでは溶接条
件等の設定/変更が個別かつ自由にできる。また制御ユ
ニットWCUは溶接トランスWCTと着脱自在なので、
WCU,WCT個々の重量/サイズは相対的に小さくな
り、工場内での配置替えが容易になる。
【0077】
【発明の効果】この発明は、その実施態様に応じて以下
のような効果を奏する。
【0078】(1)WCUはWCTに着脱自在にマウン
トでき、またWCTの機能をWCUから分離できるか
ら、その応用範囲が広がって量産効果を得やすくなり、
コスト的に有利になる。
【0079】(2)電源モジュール17および制御モジ
ュール18をWCUのコンパクトなプラスチックハウジ
ングに収めるようにすると、WCUのサイズを従来の同
クラスの抵抗溶接器よりも小さくできる。このことから
溶接装置のスペースファクタがよくなる。
【0080】(3)着脱自在なWCUとWCTとの間の
電気的/機械的インターフェイスを標準化できるので、
どのWCUも任意のWCTに接続可能となる。
【0081】(4)全てのWCUは共通の電気的構成を
持つことができ、これにより制御系一群あたり1台の中
央制御部(ホストコンピュータ若しくはプログラマブル
ロジックコントローラを備えた機器制御インターフェイ
ス)に各WCUの溶接データを集めることができる。こ
の場合、中央制御部は、集められたデータ若しくはプリ
セットされたデータに応じて、各WCUの動作の統制を
とることができる。
【0082】(5)各WCTはそれ自身のWCUを備え
ており、このWCTはWCUに含まれるマイクロコンピ
ュータの内臓プログラムにより制御される。このプログ
ラムの内容は各WCTに合わせて自由に決定できるか
ら、例えば3つのWCTを1つのコントローラで制御す
る従来装置の場合の不利を伴わずに、全ての溶接につい
てより良い結果が得られる。
【0083】(6)電力および冷却水の供給はWCTと
WCUとのアセンブリ内でうまくまかなわれる。すなわ
ち、電力および冷却水の供給は1箇所に設置されるWC
T/WCUアセンブリに対して一括して行なうことがで
きる。
【0084】(7)各WCTはそれ自身のWCUを備え
ており、各WCUはそこに内臓された特定のプログラム
により制御され、各プログラムの内容は各WCTの特性
に応じて決定できるから、各WCTが持つべき動作条件
を特定のプログラムにより診断/決定できる。これによ
り、各WCTを破壊から保護することも可能になる。
【0085】(8)各WCTがそれ自身のWCUを備え
ているときは、コストが掛かり取扱の面倒なタップスイ
ッチをWCTに設ける必要性がなくなる。このタップス
イッチは、通常、多数のWCTを用いるときに各WCT
への電力バランスをとるために使うが、このタップスイ
ッチの機能は各WCUの制御機能で賄えるからである。
【0086】(9)図6の実施例のように構成すれば、
低圧部分(24,25)を高圧部分(L1,H1,H
2)から絶縁板(プラスチック板)250により隔離で
きる。このようにすれば、ユーザーが低圧信号線(1
2)をWCU内部に接続する際に、この信号線が誤って
高圧部分に触れてしまうという事故がなくなる。
【0087】(10)溶接設定情報を複数箇所、すなわ
ちMCIのメモリと各WCUのメモリの双方に保存でき
る。この場合、MCIのメモリと各WCUのメモリの双
方が同じ情報を記憶するので、溶接制御情報がMCI側
で変更されると、この変更は自動的かつ正確に各WCU
側に伝わる。
【0088】(11)溶接設定情報がMCIおよび各W
CUそれぞれのメモリに格納される場合、MCIや各W
CUは、時々刻々と、互いの記憶内容が異なっていない
かどうかを確認し合うことができる。
【0089】(12)WCT、電源モジュール、制御モ
ジュール等は全てパーツ化され、また各々のパーツを軽
量でコンパクトなプラスチック容器に収めることができ
るので、従来の同クラスの溶接器と較べて小型軽量化し
やすい。
【0090】(13)MCIとWCUとの間の信号伝送
では、例えばパリティチェック法(図19〜図21)に
よりエラーチェックできる。この場合、MCIと各WC
Uとの間の通信エラーを取り除くことができ、正確な溶
接制御シーケンスを確実に行ない得、これにより溶接不
良または不良とは判定されなくても不良ギリギリの低品
質溶接がなされることを防止できる。(この点、従来か
らの直接的な配線法では、配線の一部が断線したりする
と溶接制御シーケンスがおかしくなり、不良溶接または
低品質溶接が起きやすかった。) (14)WCT/WCUのアセンブリを所定の場所に取
り付ける際に大型のリフトを用意する必要はない。(従
来の溶接器ではこのような大型リフトが必要となること
が多かった。) (15)WCUをWCTに直接取り付けることができる
ので、これらの間の入出力配線やその接続プラグ等が不
要になり、この点からも製品コスト的に有利となる。
【0091】(16)各WCTがそれ自身のWCUを備
えているときは、複数のWCTを用いるときに従来必要
であったジャンクションボックスを省略できる。
【0092】(17)各WCTがそれ自身のWCUを備
えており、各WCUをそこに格納されたプログラムによ
り制御できる。このプログラムは各WCT毎の力率制御
に特定できるから、WCTを大電力で動作させる際にこ
のWCTが飽和しないような力率制御が可能となる。
【0093】(18)溶接を定電流で行なおうとすると
きは、定電流補償の対象が1トランス/1ガンとシンプ
ルであるため、電流補償が容易となる。(なお、この種
の定電流補償は、例えば特願昭61−217921号に
開示されている。) (19)WCUが図18の332で示すような電圧検出
器を備えているときは、AC電源ラインとWCUとの間
の電圧降下の影響を受けることなく、正確なAC電源ラ
イン電圧の検出が可能となる。すなわち、検出したサン
プル値があたかもWCTから得られたものであるかのご
とく、かつ全ての電源ライン電圧降下がこのWCTの位
置で観測されているかのごとく、AC電源ライン電圧を
より確実に検出できる。
【0094】(20)溶接用に集めるデータは多数の溶
接作業の平均に合せたものでなく、個々の溶接作業に特
に合せたものとなっている。このため溶接の品質判定に
対してより正確なデータを採用できる。
【0095】(21)各WCUは良好な溶接が行なわれ
たかどうかチェックできる(図23)。行なわれた溶接
が不良であったときは、MCIは不良溶接を行なったW
CTのWCU(1つまたは複数)にのみ再溶接指令を送
る。これにより、せっかく良好な溶接を行なったWCT
で無駄な再溶接が行なわれるのを防止できる。
【0096】(22)1つの溶接に対して1つのWCU
を用意できるから、各WCUの動作の診断に厳密な電流
制限値を採用できる(図24)。
【0097】(23)WCT/WCU収納用にモールド
プラスチックを採用したことにより、金属キャビネット
を用いた従来の溶接器よりも生産性が高くなる。
【0098】(24)シャントトリップループが開とな
ったときにしゃ断器をトリップするようにシャントトリ
ップ回路を改良(図17)できる。この改良により、い
わゆる「フェイルセーフ状態」が得られる。
【0099】(25)WCUがどんなときでもシャント
トリップを実行してしまうことを防止するよう改良し
た。すなわち、シャントトリップは、次の2条件が同時
に成立したときにのみ機能する: (i)SCRの出力(図17のターミナルH1,H2)
にある程度の電圧が出ていること。
【0100】(ii)シャントトリップ禁止状態が解けて
いること(つまり図17の実施例ではリレーCR2の接
点が閉じていること)。
【0101】(26)各WCUはそれぞれの特定番号
(アドレス番号)で識別できるから、たとえ数多くのW
CUが1つのMCIに単一のシリアル伝送線を介して接
続されていても、このMCIは正確に各WCUの動作の
統制をとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る抵抗溶接装置の外観
斜視図であって溶接制御トランスWCTと溶接制御ユニ
ットWCUとのアセンブリを示す。
【図2】図1に示す溶接制御トランスWCTの一側面
図。
【図3】図1に示す溶接制御トランスWCTの底面図。
【図4】図1に示す抵抗溶接装置アセンブリの上側面図
であって溶接制御ユニットWCUに含まれる電源モジュ
ール(17)および制御モジュール(18)を示す。
【図5】図4に示す溶接制御ユニットWCUの一側面
図。
【図6】図4に示す電源モジュール(17)の内部構造
を例示する図。
【図7】図6のSCRモジュール(23)の構造を例示
するもので、図7の(A)はこのSCRモジュールの冷
却部側面を例示し、図7の(B)はこのSCR冷却部の
内部構造を例示する図。
【図8】図4の制御モジュール(18)の内部構造を部
分的に例示する図。
【図9】図8の制御モジュール(18)の底面を例示す
る図。
【図10】この発明に係る抵抗溶接装置を利用した溶接
システムの概要を示すものでWCTとWCUとのアセン
ブリが複数並列に機器制御インターフェイスMCIに接
続された場合を示す。
【図11】従来の抵抗溶接装置の基本構成を示す。
【図12】自動車工場等で用いられる従来の抵抗溶接シ
ステムの例を示す。
【図13】多数のWCT/WCUアセンブリが用いられ
る抵抗溶接システムの例であってこの発明に係る部分
(実線部分)と従来システム(破線部分)とが混在する
場合を示す。
【図14】1つのWCUに3つのタップスイッチ付きW
CTを組み合わせた構成の斜視図であってジャンクショ
ンボックスにより選択されたWCTがWCUに接続され
る場合を示す。
【図15】この発明に係る抵抗溶接システムの概要を示
すもので機器制御インターフェイスMCIにWCT/W
CUの複数アセンブリがデジーチェーン接続のシリアル
通信線により接続される場合を示す。
【図16】図15の機器制御インターフェイスMCIの
代表的な周辺機器を示す。
【図17】溶接制御トランスWCTの一次回路およびシ
ャントトリップ回路に係る溶接制御ユニットWCUの回
路構成例を示す。
【図18】図8に示されるPCボード(33)に組み込
まれる回路構成と共に図6のSCRモジュール(23)
の点弧回路(335)を示す。
【図19】溶接条件データDconのフォーマット例を
示す。
【図20】シリアル伝送されるデータ(Dcon)のパ
リティチェック手順を例示するフローチャート。
【図21】直列伝送されるデータ(Dcon)のパリテ
ィチェック手順の他例を示すフローチャート。
【図22】溶接条件データDconの確認手順を例示す
るフローチャート。
【図23】所定のデータDsetに基づく溶接動作の確
認手順を例示するフローチャート。
【図24】溶接電流Dcurの確認手順を例示するフロ
ーチャート。
【図25】図17、図18のSCRに対する新たな点弧
角データDfia*を決定する制御手順を例示するフロ
ーチャート。
【図26】図25の制御手順を実行する構成を例示する
ブロック図である。
【符号の説明】
10…溶接制御トランス(WCT;溶接手段モジュー
ル)、17…電源モジュール(電源手段モジュール)、
18…制御モジュール(制御手段モジュール)、17+
18…溶接制御ユニット(WCU)、1…ガン、1X…
溶接電極、2…ケーブル、260…冷却水パイブ(冷却
手段)、14…底端面、11a,11b…スタッド、1
2…サーモスタット信号線、15,21a〜21d…タ
ッピングネジ穴、17…電源モジュール、18…制御モ
ジュール、19,210a〜210d…ネジ、23…S
CRモジュール、L1,L2,H1,H2…高圧ターミ
ナル、22L1,22H2…高圧電源ライン、24…低
圧ターミナルブロック、25…低圧コネクタ(信号接続
手段)、250…絶縁板(分離手段)、26a,26b
…ニップル、230…冷却容器、232…絶縁シート、
30…EPROM、31…アドレススイッチ、32a〜
32c…ノブ、33…PCボード、34…クッション
材、35A…LED35A、35B…プラスチックレン
ズ、36…低圧コネクタ、40…マスターしゃ断器、4
1…シャントトリップ回路、42,42A…機器制御イ
ンターフェイス(MCI;主制御手段)、42B…プロ
グラマブルロジックコントローラ(PLC)、43,4
4…端末装置、43A…ファイルサーバ用バードディス
ク装置、43B…ファイルサーバアクセス機器、43C
…WCU用アクセス機器、43D…リモートI/O端
末、141…ジャンクションボックス、142…タップ
スイッチ、TD…駆動トランス、TP…電源トランス、
CR1,CR2…シャントトリップリレー、CT…変流
器、330…シリアル通信インターフェイス、331…
マイクロプロセサ(MPU)、332…第1電圧検出
器、333…第2電圧検出器、334…点弧回路、33
5…整流器、Dcon…溶接条件データ、CH1〜CH
6…チャネル、VDG…垂直データ群、HDG…水平デ
ータ群、STX…開始コード、EXT…終了コード、H
PC…パリティコード、Derr…許容エラー値、Dw
el…溶接データ、Dset…設定値データ、Dave
…溶接電流平均値、Dmax…最大電流限データ、Dm
in…最小電流限データ、Dfia…点弧角データ、D
coa…導通角データ、Dpfa…力率角データ、Dd
if…差分データ、Dfia*…点弧角データ、50…
設定値発生器、52…加算点、54…電流帰還増幅回
路、56…PID制御回路、58…PIDゲインパラメ
ータ発生器、60…点弧角制御回路、50〜60…力率
補償手段、ST14…パリティチェック手段。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個別の溶接を行う複数の溶接ユニット
    と、これらの溶接ユニット各々に接続されそれらの溶接
    条件のデータを収集し収集した溶接条件データに基づき
    前記溶接ユニット各々の溶接を管理する主制御手段とを
    備えたものにおいて、 前記溶接ユニット各々が、 溶接電極および溶接トランスを有し所定の溶接電力を用
    いて溶接電極において溶接を行う溶接手段モジュール
    と;前記溶接手段モジュールに取り付けられ取り付けら
    れた溶接手段モジュールの溶接条件を決定する制御手段
    モジュールと;前記溶接手段モジュールおよび前記制御
    手段モジュールに取り付けられこれらのモジュールそれ
    ぞれに電力を供給する電源手段モジュールとを備え、 前記溶接手段モジュール、前記制御手段モジュールおよ
    び前記電源手段モジュールを一定の電気的および機械的
    接続インターフェイスを用いて一体化することにより、
    前記溶接手段モジュール、前記制御手段モジュールおよ
    び前記電源手段モジュールそれぞれが、同じ電気的およ
    び機械的接続インターフェイスを採用する他の前記溶接
    手段モジュール、前記制御手段モジュールおよび前記電
    源手段モジュールと互換性を持つように構成したことを
    特徴とする溶接システム。
  2. 【請求項2】 個別の溶接を行う複数の溶接ユニット
    と、これらの溶接ユニット各々に接続されそれらの溶接
    条件のデータを収集し収集した溶接条件データに基づき
    前記溶接ユニット各々の溶接を管理する主制御手段とを
    備えたものにおいて、 前記溶接ユニット各々が、 溶接電極および溶接トランスを有し所定の溶接電力を用
    いて溶接電極において溶接を行う溶接手段モジュール
    と;前記溶接手段モジュールに取り付けられ、取り付け
    られた溶接手段モジュールの溶接条件を決定する制御手
    段モジュールと;前記溶接手段モジュールおよび前記制
    御手段モジュールに取り付けられ、これらのモジュール
    それぞれに電力を供給する電源手段モジュールとを備
    え、 前記電源手段モジュールに接続され、この電源手段モジ
    ュールに電力を供給する電源の力率を補償する力率補償
    手段をさらに備えたことを特徴とする溶接装置。
  3. 【請求項3】 各々が溶接制御トランスを持ち溶接を行
    う複数の溶接ユニットと;これらの溶接ユニット各々に
    接続され、それらの溶接条件のデータを収集し、収集し
    た溶接条件データに基づき前記溶接ユニット各々の溶接
    を管理する主制御手段と;複数の前記溶接ユニットそれ
    ぞれに電力を供給する複数の電源手段モジュールと;前
    記電源手段モジュールに取り付けられ、この電源手段モ
    ジュールおよび前記溶接制御トランスを冷却する冷却手
    段とを備えたことを特徴とする溶接装置。
  4. 【請求項4】 各々が溶接制御トランスを持ち溶接を行
    う複数の溶接ユニットと、これらの溶接ユニット各々に
    接続されそれらの溶接条件のデータを収集し収集した溶
    接条件データに基づき前記溶接ユニット各々の溶接を管
    理する主制御手段とを備えたものにおいて、 前記主制御手段が、複数の前記溶接ユニットへ供給され
    る溶接条件データおよびこれらの溶接ユニットから得ら
    れる溶接条件データのエラーの有無をチェックするパリ
    ティチェック手段と;複数の前記溶接ユニットへ所定の
    電力を供給する複数の電源手段モジュールとを備えたこ
    とを特徴とする溶接装置。
  5. 【請求項5】 各々が溶接制御トランスを持ち溶接を行
    う複数の溶接ユニットと;これらの溶接ユニット各々に
    接続されそれらの溶接条件のデータを収集し収集した溶
    接条件データに基づき前記溶接ユニット各々の溶接を管
    理する主制御手段と;複数の前記溶接ユニットへ所定の
    電力を供給する複数の電源手段モジュールと;複数の前
    記溶接ユニットをデジーチェーン直列接続しこれらの溶
    接ユニットと前記主制御手段との間で通信を行うための
    デジーチェーン直列通信線とを備えたことを特徴とする
    溶接システム。
JP6207773A 1987-12-15 1994-08-31 抵抗溶接装置 Pending JPH0775880A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/133,277 US4985612A (en) 1987-12-15 1987-12-15 Master computer controlled modular welder, weld control, and power unit apparatus and method
US133277 1987-12-15

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