JPH0775732A - マイクロカプセル、一液型硬化性樹脂組成物及びその硬化物 - Google Patents

マイクロカプセル、一液型硬化性樹脂組成物及びその硬化物

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JPH0775732A
JPH0775732A JP17084993A JP17084993A JPH0775732A JP H0775732 A JPH0775732 A JP H0775732A JP 17084993 A JP17084993 A JP 17084993A JP 17084993 A JP17084993 A JP 17084993A JP H0775732 A JPH0775732 A JP H0775732A
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weight
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microcapsule
thermosetting resin
metal
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Application number
JP17084993A
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Akira Kunugise
彰 椚瀬
Satoru Mori
哲 森
Minoru Nomichi
稔 野路
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Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】熱硬化性樹脂用の硬化剤または硬化促進剤を内
包するマイクロカプセルの表面を金属で被覆することに
より得られる金属担持微粒子、これと熱硬化性樹脂を含
む一液型硬化性樹脂組成物及びその硬化物。 【効果】本発明のマイクロカプセル(金属担持微粒子)
を含有する一液型硬化性樹脂組成物は、その硬化特性が
損なわれず、常温保存安定性に優れかつその硬化物は導
電性を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロカプセル、こ
れを含む保存安定性に優れた一液型硬化性樹脂組成物及
びその硬化物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、ポ
リサルファイド樹脂等多種類の樹脂が、接着剤、建築
材、スポーツ用品等に使用されている。しかしそのほと
んどの製品は、使用直前に樹脂、硬化剤及び硬化促進剤
を混合して使用する二液型であり、保存安定性に優れて
いる反面、使用時に混合比を誤ると硬化しない、用時調
製のためハンドリング性が劣り製造コストが高くなるな
ど幾多の弊害をもっており、その使用時に樹脂と硬化
剤、硬化促進剤との混合工程を省略するための一液型の
製品の要求が高まっている。一液型にするために、例え
ばエポキシ系樹脂では潜在性硬化剤と言われるジシアン
ジアミド、ヒドラジット化合物、三弗化硼素化合物、ア
ルキル尿素化合物等が使用され、イミダゾール化合物、
ホスフィン化合物等の硬化促進剤と併用される場合が多
い。この様な一液型硬化性樹脂組成物は二液型の物に比
べて、長期保存安定性に劣り、保存中に粘度上昇がおこ
るという問題点があり、また硬化促進剤の使用割合を減
らし、保存性を向上させると、硬化時に高温加熱を必要
とするなど実用上問題が残っている。
【0003】一方、マイクロカプセル化の技術を応用し
て一液型にする検討も行われており、例えば特公昭54
−31468に開示されている様に界面重合法を応用し
て、アミン系硬化剤のマイクロカプセル化剤を調製し、
これを一液型ウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂などの硬
化剤として応用する試みがなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの樹脂は絶縁性
が高いため、これらの樹脂に導電性を付与するために
は、導電性の充填剤を添加しているのが一般的である。
これら導電性充填剤としては、Al、Ag、Cu、Ni
等の金属粉末や導電性カーボンブラック等が用いられて
いる。しかしこれら導電性充填剤を樹脂に添加する場
合、充分な導電性を付与するためには、樹脂に対して相
当量を添加する必要性があり、これに伴う樹脂組成物の
粘度上昇や、樹脂のもつ接着性能、強度等が損なわれる
といった欠点を有する。またかかる導電性粉末状充填剤
としては、電気抵抗が低い、長期にわたって空気酸化に
耐えるといった利点からAg金属等貴金属が使用されて
いるが、経済的な面でその使用量には限界がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記した
ような問題点を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発
明を完成するに至った。すなわち本発明は、(1)熱硬
化性樹脂用の硬化剤または硬化促進剤を内包し、かつ表
面が金属で被覆されていることを特徴とするマイクロカ
プセル、(2)熱硬化性樹脂及び上記(1)のマイクロ
カプセルを含む一液型硬化性樹脂組成物、(3)上記
(2)の組成物を硬化せしめてなる導電性硬化物、に関
する。
【0006】本発明のマイクロカプセルは、公知の物理
化学的または化学的方法により製造することができる。
例えば、コンプレックスコアセルベーション法、シンプ
ルコアセルベーション法、界面重合法またはin si
tu重合法等が例示できる。このうちin situ重
合法による製造法を例示する。まず次に例示する硬化剤
または硬化促進剤と単量体及び重合開始剤等を混合し疎
水性混合物を得る。
【0007】本発明で芯物質として用いる硬化促進剤ま
たは硬化剤は熱硬化性樹脂に作用して硬化せしめたり硬
化を促進させる薬剤であればいずれも使用可能である
が、硬化促進剤の例としては、1,8−ジアザ−ビシク
ロ−(5,4,0)−ウンデセン−7(DBU)や、リ
ン系硬化促進剤としてトリブチルホスフィン、トリオク
チルホスフィン、トリシクロヘキシルホスフィン、トリ
フェニルホスフィン(TPP)、トリベンジルホスフィ
ン、トリトリルホスフィンやイミダゾール系硬化促進剤
として2−メチル−イミダゾール、2−エチル−4−メ
チル−イミダゾール、2−フェニル−4−メチル−イミ
ダゾール、1−ベンジル−2−メチル−イミダゾール、
2−エチル−イミダゾール、2−イソプロピル−イミダ
ゾール、2−ウンデシル−イミダゾール等が例示され
る。
【0008】又硬化剤の例としては、熱硬化性樹脂がエ
ポキシ樹脂の場合、エチレンジアミン、ヘキサメチレン
ジアミン、ペンタエチレンヘキサミン、ベンジジルジメ
チルアミン等のアミン系硬化剤やドデセニル無水コハク
酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸、無水トリメリッ
ト酸等の酸無水物系硬化剤、トリスフェノール、フェノ
ールノボラック、クレゾールノボラック等のフェノール
系硬化剤が、また、熱硬化性樹脂がウレタン樹脂の場
合、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポ
リプロピレングリコール等の多価ヒドロキシ化合物がそ
れぞれ例示できる。これら硬化促進剤または硬化剤は、
単独または必要に応じてこれらを混合して用いることも
できる。これら芯物質となる硬化促進剤または硬化剤を
以下単に芯物質と呼ぶ。
【0009】本発明においてマイクロカプセルの膜材を
構成する重合体を製造するのに用いうる単量体の例とし
ては、(メタ)アクリル系単量体、例えばアクリル酸エ
ステル、メタクリル酸エステル、イタコン酸エステル、
クロトン酸エステル等やスチレン、α−メチルスチレ
ン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、アクリロニトリル、
N−ビニルピロリドン、酢酸ビニル等の単官能性単量体
やエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエ
チレングリコールジ(メタ)アクリレート、メチレンビ
ス(メタ)アクリルアミド等の多官能性単量体が挙げら
れる。これらの単量体は、単独で用いても、必要に応じ
て2種以上を混合して用いてもよい。単量体の使用量
は、通常芯物質1重量部に対して0.05〜49重量部
好ましくは、0.1〜19重量部である。
【0010】重合開始剤としては、例えばV−70、V
−68、V−65、V−60、V−50、V−40、V
−601(いずれも和光純薬製)等のアゾ化合物や、ベ
ンゼンパーオキサイド、o−メチルベンジルパーオキサ
イド、ラウロイルパーオキサイド、t−ブチルパーオキ
シ−ピバレート、t−ブチルパーオキシイソブチレー
ト、クメンハイドロパーオキサイド等の有機過酸化物等
が挙げられる。重合開始剤の使用量は、単量体100重
量部に対して通常0.01〜5重量部好ましくは、0.
05〜1重量部である。
【0011】芯物質を単量体に溶解せしめる際に必要に
応じて、溶剤を用いてもよい。溶剤としては、例えば、
ヘキサン、ヘプタン、ベンゼン、トルエン、キシレン等
の炭化水素系溶媒やジエチルエーテル、ジプロピルエー
テル、ジブチルエーテル等のエーテル系溶媒、クロロホ
ルム、四塩化炭素、トリクロロエタン等のハロゲン化炭
化水素系溶媒、酢酸エステル、フタル酸エステル等のエ
ステル系溶媒等が挙げられる。溶剤の使用量は、次に述
べる分散過程に支障のない限り特に限定されないが、芯
物質の溶解度に応じて最小限に調整されるべきである。
【0012】次いで、この芯物質を多官能性単量体に溶
解して得た疎水性混合物を水性媒体に添加して撹拌によ
り分散する。水性媒体中には必要に応じて公知の分散剤
を加え分散系を安定化させるのが望ましい。その場合、
分散剤の種類は、分散系が安定して得られる限り特に限
定されないが、例えば、ポリオキシエチレンラウリルエ
ーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオ
キシエチレンノニルフェノールエーテル、ソルビタンモ
ノラウレート、ソルビタントリステアレート、ポリオキ
シエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオキシソル
ビタンモノオレエート等の非イオン性界面活性剤や、ラ
ウリル硫酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム等の陰イオン性界面活性剤、ラウリルトリメチ
ルアンモニウムクロライド、ステアリルメチルアンモニ
ウムクロライド等の陽イオン性界面活性剤、ポリビニル
アルコール、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリビニルピ
ロリドン、カルボキシメチルセルロース等の水溶性高分
子化合物等が例示される。
【0013】これらの分散剤は、単独または2種類以上
混合して使用できる。分散剤の使用量は、分散系が安定
して得られる限り特に限定されないが、通常疎水性混合
物に対して0.01〜10重量%好ましくは0.1〜5
重量%である。水性媒体の使用量は、分散系が安定にな
る限り限定されないが、通常分散体中の25体積%以上
好ましくは、40〜90体積%の範囲である。
【0014】次いで必要に応じて反応系内を窒素置換し
た後、単量体を加熱重合させマイクロカプセル分散液を
得る。反応温度は60〜100℃が、反応時間は3〜1
0時間が好ましい。
【0015】次に、界面重合法の場合について説明す
る。まず、上記に例示したような芯物質と下記する油溶
性膜形成物質および必要に応じて上記で例示したような
溶剤を混合し、疎水性混合物を調製する。使用しうる油
溶性膜形成物質の例としては、例えば、ヘキサメチレン
ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ポリ
メチレンポリフェニルイソシアネート等の多価イソシア
ネートやセバシン酸ジクロライド、アジピン酸ジクロラ
イド、テレフタル酸ジクロライド等の多価カルボン酸ジ
クロライドやビスフェノールAのグリシジルエーテル、
アリサイクリックジエポキシアセタール、フタル酸ジグ
リシジルエステル等のエポキシ樹脂等が挙げられる。
【0016】次いでこの疎水性混合物を水性媒体に添加
し撹拌、分散する。この際上記、in situ重合法
で例示したような水溶性分散剤を水性媒体に混合し、分
散系を安定にする。次いで、該分散液に水溶性膜形成物
質を滴下して、界面で重合反応を進行させカプセル体を
得る。この際用いる水溶性膜形成物質としては、例え
ば、エチレンジアミン、1,4−ブタンジアミン、フェ
ニレンジアミン、ジエチレントリアミン等の多価アミン
やエチレングリコール、1,6−ヘキサンジオール、ポ
リエチレングリコール等の多価ヒドロキシ化合物等が例
示できる。これら油溶性または水溶性膜形成物質は、単
独で用いても、必要に応じて2種以上を混合して用いて
もよい。
【0017】またこれら油溶性膜形成物質と水溶性膜形
成物質の使用割合は、油溶性膜形成物質の反応性基1当
量に対して水溶性膜形成物質の反応性基が通常1〜10
当量、好ましくは1.5〜5当量となる様にする。また
これらの使用量は、膜形成物質の全量として、通常芯物
質1重量部に対して、0.05〜49重量部好ましくは
0.1〜19重量部である。例えば上記のようにして得
られるマイクロカプセルの平均粒径は、撹拌分散する際
の撹拌翼の回転数、水性媒体の量、分散剤の添加量を調
整するこによって通常0.1〜400μm好ましくは、
1〜100μmとなるようにする。
【0018】本発明のマイクロカプセルでは、以上の過
程で得られたマイクロカプセルの表面に金属を担持させ
て、導電性を付与する。適用しうる金属の担持法の例と
しては公知の無電解メッキ法、真空蒸着法、スプレード
ライコーティング、ハイブリダイゼーション等が例示で
きる。このうち無電解メッキ法について述べると、金属
イオンを含む水溶液をマイクロカプセル分散液に加え、
充分撹拌混合したのち還元剤水溶液を加え金属をマイク
ロカプセル表面に析出させる。金属イオンとしては、例
えば、銀イオン、金イオン、銅イオン、パラジウムイオ
ン、白金イオン、アルミニウムイオン、ニッケルイオン
等が挙げられるが、これらに特に限定されない。また上
記に例示されるような金属イオンからなる化合物を、マ
イクロカプセル分散液に直接添加し金属イオンに変換し
てもよい。使用する金属イオンの量としては特に限定さ
れないが、マイクロカプセル100重量部に対して0.
1重量部以上であればよく、マイクロカプセルを使用す
る際の経済性を考慮にいれると好ましくは、5〜50重
量部である。
【0019】還元剤の種類は、還元が容易に行われる限
り特に限定されず、例えば水素化ホウ素ナトリウム、ク
エン酸塩、ヒドラジン、次亜リン酸塩、亜硫酸塩、塩化
第一スズ、L−アスコルビン酸塩、タンニン酸、ホルム
アルデヒド、ブドウ糖等の還元糖類、水素等が挙げられ
る。還元剤の使用量は還元すべき金属イオンの当量以上
であれば特に限定されないが、通常還元すべき金属イオ
ンの1〜10当量倍、好ましくは、1.5〜4当量倍で
ある。
【0020】上記、還元剤処理を行う際の温度は特に限
定されず、通常は20〜70℃で行うことができる。ま
たこの際のpHは、還元過程等に影響がない限りアンモ
ニアや水酸化ナトリウム等で調整することができ、通常
3〜13である。以上のようにして得られたマイクロカ
プセル分散液から、粉末状のマイクロカプセルを得る方
法としては特に制限がなく、慣用の方法でよい。例えば
マイクロカプセル分散液を吸引濾過で固液分離し、乾燥
することによって得られる。その他、噴霧乾燥法などで
直接粉末状マイクロカプセルを得ることもできる。この
ようにして、銀、金、銅、パラジウム、白金、アルミニ
ウム、ニッケル等の金属で被覆された本発明のマイクロ
カプセルが得られる。本発明のマイクロカプセルにおい
て、被覆される金属の量は特に限定されないが、通常は
本発明のマイクロカプセル中の金属の占める割合は0.
1〜80重量%であることが好ましく、特に5〜50重
量%であることが好ましい。又、本発明のマイクロカプ
セルの粒径は通常0.1〜500μmであり、好ましく
は、1.5〜150μmである。マイクロカプセルの粒
子径が0.1μm以下になると樹脂に混合した際、樹脂
の粘度上昇が著しくなり作業性が劣り、また500μm
以上であると硬化時においてマイクロカプセル中の芯物
質の分散が不充分となる恐れがある。
【0021】以下、本発明の一液型硬化性樹脂組成物に
ついて説明する。なお、本発明の樹脂組成物を構成する
成分には、軟化点が高く常温で固体状態で存在するもの
もあるが、本発明においては、固液の区別なく、樹脂組
成物の各成分を混合したものを”一液”という。本発明
の一液型硬化性樹脂組成物において、本発明のマイクロ
カプセルと共に用いうる樹脂成分の例としては、エポキ
シ樹脂、ウレタン樹脂または、ポリサルファイド樹脂等
が挙げられる。
【0022】このうち、エポキシ樹脂を含む一液型硬化
性樹脂組成物はエポキシ樹脂及び本発明のマイクロカプ
セル、必要により無機充填剤、可とう性付与剤、有機充
填剤、希釈剤、顔料、難燃剤、シランカップリング剤、
チタンカップリング剤、金属粉末、導電性繊維等を配合
することによりえることができる。
【0023】エポキシ樹脂としては、一分子中にエポキ
シ基を二つ以上もつ化合物ならば特に限定されないが、
グリシジルエーテル系のエポキシ樹脂、例えば、ビスフ
ェノールAのグリシジルエーテル、ビスフェノールFの
グリシジルエーテル、レゾルシンのグリシジルエーテ
ル、グリセリンのグリシジルエーテル、ポリアルキレン
オキサイドのグリシジルエーテル、臭素化ビスフェノー
ルAのグリシジルエーテル及びそのオリゴマー、更にフ
ェノールノボラックのグリシジルエーテル等に代表され
るような、フェノール類やナフトール類等とホルマリン
類、脂肪族や芳香族アルデヒド類あるいはケトン類との
縮合体のエポキシ化物、脂環式樹脂、例えば、アリサイ
クリックジエポキシアセタール、アリサイクリックジエ
ポキシアジペート、アリサイクリックジエポキシカルボ
キシレート等が例示される。
【0024】その他、グリシジルエステル系のエポキシ
樹脂、例えば、フタル酸ジグリシジルエステル、テトラ
ヒドロフタル酸ジグリシジルエステル、ヘキサヒドロフ
タル酸ジグリシジルエステル等、グリシジルアミン系エ
ポキシ樹脂、例えば、N,N−ジグリシジルアニリン、
テトラグリシジルアミノジフェニルメタン、複素環式エ
ポキシ樹脂、ヒダントイン型エポキシ樹脂、トリグリシ
ジルイソシアヌレート等が例示され、これらエポキシ樹
脂は併用してもよい。
【0025】エポキシ樹脂を含む上記一液型硬化性樹脂
組成物において、本発明のマイクロカプセルの使用量は
特に制限はないが、硬化剤内包マイクロカプセルの場合
は、含有される硬化剤がエポキシ1当量に対して0.1
〜2当量となる量が好ましく、より好ましくは、0.3
〜1.5当量となる量である。また、硬化促進剤内包マ
イクロカプセルの場合は、含有される硬化促進剤量が、
エポキシ樹脂100重量部に対して通常0.05〜5重
量部好ましくは、0.07〜3重量部になるような量配
合する。
【0026】エポキシ樹脂以外のウレタン樹脂、ポリサ
ルファイド樹脂を熱硬化性樹脂として含む本発明の一液
型硬化性樹脂組成物の場合もエポキシ樹脂の場合と同
様、それらの樹脂に必要とされる各成分を均一に混合す
ることにより得ることができる。本発明の導電性一液型
硬化性樹脂組成物は、従来公知の方法と同様の方法によ
り硬化させ容易に硬化物とすることができる。例えば各
成分をプラネタリー等で均一に混合して得られた組成物
を通常100〜180℃の温度で30〜300秒の範囲
で予備硬化し、更に120〜220℃の温度で2〜10
時間後硬化することにより硬化物を得る。本発明の一液
型硬化性樹脂組成物は、常温保存安定性に優れ、又、硬
化性においても優れ、更にその硬化物は導電性を有す
る。又、本発明によれば、従来の方法に比べ少ない金属
使用量で、硬化物に十分な導電性を付与することができ
る。
【0027】
【実施例】以下実施例により本発明を更に具体的に説明
する。
【0028】実施例1 メチルテトラヒドロ無水フタル酸(MT−500、新日
本理化(株)製)40重量部、メタクリル酸メチル16
重量部、スチレン16重量部、エチレングリコールジメ
タクリレート8重量部、V−60、0.025重量部、
V−40、0.025重量部を室温で混合し疎水性混合
物を得た。水200重量部、ドデシルベンゼンスルホン
酸ナトリウム(ネオペレックスNo.6F、花王(株)
製)0.2重量部、ポリビニルアルコール(217E
E、クラレ(株)製)0.125重量部を混合し、密封
容器内に入れ、上記、疎水性混合物をこれに添加した
後、500r.p.m.で撹拌して分散した。容器内を
窒素置換した後、60℃で4時間反応した。得られたカ
プセル体分散液に25重量%の硝酸銀水溶液100重量
部を添加し、撹拌混合した後、アンモニアでpHを9.
0にし、撹拌しながら20重量%L−アスコルビン酸ナ
トリウム水溶液200重量部を滴下した。そのまま30
分間撹拌を続け、得られたカプセル体を吸引濾過により
固液分離し水洗した後、乾燥した。MT−500を内包
し、銀で表面が被覆された粒子MC1(本発明の金属担
持マイクロカプセル)が得られ、その平均粒径は、50
μm、収率は95.6%、銀担持率は95%であった。
(ここで言う銀担持率とは仕込んだ銀の量に対して得ら
れた粒子に担持できた銀の量比を言う。以下同様)
【0029】実施例2 ドデセニル無水コハク酸(DSA、三洋化成(株)製)
40重量部、メタクリル酸メチル16重量部、t−ブチ
ルメタクリレート16重量部、エチレングリコールジメ
タクリレート8重量部、V−60、0.025重量部、
V−40、0.025重量部を室温で混合し疎水性混合
物を得た。水200重量部、ドデシルベンゼンスルホン
酸ナトリウム(ネオペレックスNo.6F、花王(株)
製)0.2重量部、ポリオキシエチレンノニルフェニル
エーテル(エマルゲン930、花王(株)製)0.12
5重量部を混合し、密封容器内に入れ、上記、疎水性混
合物をこれに添加した後、600r.p.m.で撹拌し
て分散した。容器内を窒素置換した後、60℃で4時間
反応した。得られたカプセル体分散液に25重量%の硝
酸銀水溶液50重量部を添加し、撹拌混合した後、アン
モニアでpHを9.0にし、撹拌しながら10重量%水
素化ホウ素ナトリウム水溶液50重量部を滴下した。そ
のまま30分間撹拌を続け、得られたカプセル体を吸引
濾過により固液分離し水洗した後、乾燥した。DSAを
内包し、銀で表面が被覆された粒子MC2(本発明の金
属担持マイクロカプセル)が得られ、その平均粒径は、
42μm、収率は97.8%、銀担持率は94%であっ
た。
【0030】実施例3 無水メチルハイミック酸(MCD、自社製)40重量
部、スチレン20重量部、酢酸ビニル12重量部、エチ
レングリコールジメタクリレート6重量部、V−60、
0.025重量部、V−40、0.025重量部を室温
で混合し疎水性混合物を得た。水200重量部、ドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム(ネオペレックスN
o.6F、花王(株)製)0.2重量部、ポリオキシエ
チレンノニルフェニルエーテル(エマルゲン930、花
王(株)製)0.125重量部を混合し、密封容器内に
入れ、上記、疎水性混合物をこれに添加した後、500
r.p.m.で撹拌して分散した。容器内を窒素置換し
た後、60℃で4時間反応した。得られたカプセル体分
散液に20重量%の硫酸銅水溶液200重量部を添加
し、撹拌混合した後、水酸化ナトリウムでpHを10.
5にし、撹拌しながら20重量%水素化ホウ素ナトリウ
ム水溶液100重量部を滴下した。反応系を60℃に昇
温し30分間撹拌を続け、得られたカプセル体を吸引濾
過により固液分離し水洗した後、乾燥した。MCDを内
包し、銅で表面が被覆された粒子MC3(本発明の金属
担持マイクロカプセル)が得られ、その平均粒径は、4
6μm、収率は94.0%、銅担持率は93.5%であ
った。
【0031】実施例4 トリフェニルホスフィン10重量部(TPP、北興化学
工業(株)製)、イソホロンジイソシアネート10重量
部、ヘキサメチレンジイソシアネート5重量部を混合
し、疎水性混合物を得た。水100重量部、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム(ネオペレックスNo.6
F、花王(株))0.05重量部、ポリビニルアルコー
ル(ゴーセノールKH−17、日本合成化学工業(株)
製)0.25重量部を混合し撹拌器のついた丸底フラス
コにとり、撹拌しながら上記、疎水性混合物を添加し
た。これを500r.p.m.で撹拌分散した後、撹拌
回転数を150r.p.m.にし、50重量%のエチレ
ングリコール20重量部を滴下した。その後、反応系を
60℃に昇温し4時間反応した。得られたカプセル体の
分散液に酸化銀5.4重量部を添加し、アンモニアでp
Hを9.0にし酸化銀を溶解した後、撹拌しながら20
重量%のL−アスコルビン酸ナトリウム水溶液50重量
部を添加し、そのまま30分間撹拌を続け、得られたカ
プセル体を吸引濾過により固液分離し水洗した後、乾燥
した。TPPを内包し、銀で表面が被覆された粒子MC
4(本発明の金属担持マイクロカプセル)が得られ、そ
の平均粒径は、50μm、収率は96.8%、銀担持率
は93%であった。
【0032】実施例5 トリトリルホスフィン(TOTP、北興化学工業(株)
製)20重量部、セバシン酸ジクロライド5重量部を室
温で混合し疎水性混合物を得た。水100重量部、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウム(ネオペレックスN
o.6F、花王(株)製)0.05重量部、ポリオキシ
エチレンノニルフェニルエーテル(エマルゲン930、
花王(株)製)0.25重量部を混合し、これを撹拌器
のついた丸底フラスコにとり、上記、疎水性混合物をこ
れに添加した後、500r.p.m.で撹拌して分散し
た。その後撹拌回転数を150r.p.m.にした後、
これにエチレンジアミン1重量部、ジエチレントリアミ
ン0.5重量部及び水48.5重量部を混合した水溶液
を滴下した。その後反応系を60℃に昇温し4時間反応
した。得られたカプセル体分散液に20重量%の硫酸銅
水溶液100重量部を添加し、撹拌混合した後、水酸化
ナトリウムでpHを10.5にし、撹拌しながら20重
量%水素化ホウ素ナトリウム水溶液50重量部を滴下し
た。反応系を60℃に昇温し30分間撹拌を続け、得ら
れたカプセル体を吸引濾過により固液分離し水洗した
後、乾燥した。TOTPを内包し、銅で表面が被覆され
た粒子MC5(本発明の金属担持マイクロカプセル)が
得られ、得られたカプセル体の平均粒径は、37μm、
収率は98.0%、銅担持率は95.5%であった。
【0033】実施例6 2−メチルイミダゾール(2MZ、四国化成工業(株)
製)20重量部、メタクリル酸メチル12重量部、スチ
レン12重量部、エチレングリコールジメタクリレート
6重量部、V−60、0.025重量部、V−40、
0.025重量部を室温で混合し疎水性混合物を得た。
水200重量部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム(ネオペレックスNo.6F、花王(株)製)0.2
重量部、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
(エマルゲン930、花王(株)製)0.125重量部
を混合し、密封容器内に入れ、上記、疎水性混合物をこ
れに添加した後、600r.p.m.で撹拌して分散し
た。容器内を窒素置換した後、60℃で4時間反応し
た。得られたカプセル体分散液にテトラクロロ白金酸カ
リウム25.3重量部を添加し、撹拌混合した後、撹拌
しながら塩化第一スズ30重量部と水30重量部を混合
したものを滴下した。そのまま30分間撹拌を続け、得
られたカプセル体を吸引濾過により固液分離し水洗した
後、乾燥した。2MZを内包し、白金で表面が被覆され
た粒子MC6(本発明の金属担持マイクロカプセル)が
得られ、その平均粒径は、52μm、収率は97.6
%、白金担持率は94%であった。
【0034】実施例7 2−ウンデシルイミダゾール(C11Z、四国化成工業
(株)製)10重量部、t−ブチルメタクリレート32
重量部、エチレングリコールジメタクリレート8重量
部、V−60、0.025重量部、V−40、0.02
5重量部を室温で混合し疎水性混合物を得た。水200
重量部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(ネオ
ペレックスNo.6F、花王(株)製)0.2重量部、
ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(エマルゲ
ン930、花王(株)製)0.125重量部を混合し、
密封容器内に入れ、上記、疎水性混合物をこれに添加し
た後、600r.p.m.で撹拌して分散した。容器内
を窒素置換した後、60℃で4時間反応した。得られた
カプセル体分散液に硝酸銀25重量部を添加し、撹拌混
合した後、そのまま30分間撹拌を続け、アンモニアで
pHを9.0にし、撹拌しながら10重量%ホルムアル
デヒド水溶液50重量部を滴下した。得られたカプセル
体を吸引濾過により固液分離し水洗した後、乾燥した。
C11Zを内包し、銀で表面が被覆された粒子MC7
(本発明の金属担持マイクロカプセル)が得られ、得ら
れたカプセル体の平均粒径は、43μm、収率は98.
2%、銀担持率は93.4%であった。
【0035】実施例8〜14、比較例1〜7 エピコート828(ビスフェノールA型エポキシ樹脂、
油化シェルエポキシ(株)製)100重量部及び、硬化
剤または硬化促進剤、実施例1〜7で得られたマイクロ
カプセル(MC1〜MC7)を表1に示す配合比で均一
に混合し、得られた組成物(本発明の一液型硬化性樹脂
組成物)のそれぞれについて貯蔵安定性を調べた。試験
方法は、ゲルタイムテスターNo.153(安田精器
(株))によりゲル化時間を測定した。貯蔵安定性は、
50℃でのゲル化時間が500,000秒以上を良、1
00,000秒未満を不良とした。また該組成物の12
0℃でのゲル化時間を測定した。また、比較例1〜7で
は硬化促進剤または硬化剤をカプセル化しないで添加し
て同様にして試験を行った。結果をまとめて表2に示
す。
【0036】
【表1】 表1 硬化剤 硬化促進剤 実施例8 MC1 182重量部 TPP 1 重量部 比較例1 MT−500 91重量部 TPP 1 重量部 実施例9 MC2 296重量部 TPP 1 重量部 比較例2 DSA 148重量部 TPP 1 重量部 実施例10 MC3 182重量部 TPP 1 重量部 比較例3 MCD 91重量部 TPP 1 重量部 実施例11 MT−500 91重量部 MC4 2.5重量部 比較例4 MT−500 91重量部 TPP 1 重量部 実施例12 MT−500 91重量部 MC5 1.3重量部 比較例5 MT−500 91重量部 TOTP 1 重量部 実施例13 MT−500 91重量部 MC6 2.5重量部 比較例6 MT−500 91重量部 2MZ 1 重量部 実施例14 MT−500 91重量部 MC7 5 重量部 比較例7 MT−500 91重量部 C11Z 1 重量部
【0037】
【表2】
【0038】実施例15〜17 実施例8〜10の組成物をそれぞれ縦5cm横2.5c
m×高さ0.5cmのステンレス製の型に流し込んだ。
これを電気オーブン中にて120℃で120秒、更に1
30℃で4時間加熱し、本発明の導電性硬化物を得た。
【0039】実施例18〜21 実施例11〜14の組成物100重量部に対して銅粉
(粒径20〜100μm)200重量部を均一に混合し
て、実施例15と同様に硬化させ本発明の導電性硬化物
を得た。
【0040】試験例1〜7 実施例15〜21で得られた硬化物を試験試料としてそ
れぞれ2端子法により体積固有抵抗値をデジタルマルチ
メーターを用いて測定した。測定結果を表3に示す。な
お固有体積抵抗値の算出式を(1)式に示す。 体積固有抵抗(Ω・cm)=R×t×W×1/L (1) R:電極間の抵抗値(Ω) t:試験試料の厚さ(cm) W:試験試料の幅(cm) L:電極間の距離(cm)
【0041】
【表3】 表3 硬化物 体積固有抵抗値(Ω・cm) 試験例1 実施例15 0.53 試験例2 実施例16 0.25 試験例3 実施例17 0.34 試験例4 実施例18 0.0028 試験例5 実施例19 0.0025 試験例6 実施例20 0.0023 試験例7 実施例21 0.0030
【0042】
【発明の効果】本発明のマイクロカプセルを二液型硬化
性樹脂に配合することにより、その硬化性を損なわず
に、貯蔵安定性に優れた一液型硬化性樹脂組成物をえる
ことができ、又その硬化物は金属使用量が少なくても優
れた導電性を有する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱硬化性樹脂用の硬化剤または硬化促進剤
    を内包し、かつ表面が金属で被覆されていることを特徴
    とするマイクロカプセル。
  2. 【請求項2】熱硬化性樹脂及び請求項1のマイクロカプ
    セルを含む一液型硬化性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】請求項2の組成物を硬化せしめてなる導電
    性硬化物。
JP17084993A 1993-06-18 1993-06-18 マイクロカプセル、一液型硬化性樹脂組成物及びその硬化物 Pending JPH0775732A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004300660A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Lg Household & Health Care Ltd 繊維柔軟剤組成物
JP2013142107A (ja) * 2012-01-10 2013-07-22 Sekisui Chem Co Ltd 硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセル、及び、熱硬化性樹脂組成物
JP2015226899A (ja) * 2014-05-09 2015-12-17 積水化学工業株式会社 マイクロカプセル及び熱硬化性接着剤組成物

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