JPH0775371A - エンコーダ信号出力方法 - Google Patents

エンコーダ信号出力方法

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JPH0775371A
JPH0775371A JP5218548A JP21854893A JPH0775371A JP H0775371 A JPH0775371 A JP H0775371A JP 5218548 A JP5218548 A JP 5218548A JP 21854893 A JP21854893 A JP 21854893A JP H0775371 A JPH0775371 A JP H0775371A
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Takaomi Kojima
隆臣 小島
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はエンコーダ信号出力方法に関し、特
に、電源投入時の粗精度とその後の精精度の状態を示す
プリロード信号を出力することを特徴とする。 【構成】 本発明によるエンコーダ信号出力方法は、電
源投入後、モータに必要な最低限の粗い分解能のエンコ
ーダ信号(4a,4b)で立上ると共に、プリロード信号(3a)
をHレベルとし、前記エンコーダからのZ相ストローブ
信号(6)にて前記プリロード信号(3a)をLレベルとし、
A相、B相インクリメンタル信号(11,12)をカウントし
て精精度のエンコーダ信号(4a,4b)を得る構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンコーダ信号出力方
法に関し、特に、電源投入時の粗精度とその後の精精度
の状態を示すプリロード信号を出力することにより、制
御装置側でいつから高精度制御に切換えるべきかが容易
に判断でき、効率のよい制御を行うことができるように
するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のエンコー
ダ信号出力方法としては、一般に、アブソリュートエン
コーダ信号を高分解能化するためには、ビット数分のト
ラックを符号板に形成し、精精度のエンコーダ信号を得
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のエンコーダ信号
出力方法は、以上のように構成されていたため、次のよ
うな課題が存在していた。すなわち、ビット数分のトラ
ックを符号板に形成すると、極めて高価となると共に、
制御装置側の受信回路も複雑な構成となり、小型化及び
低価格化の障害となっていた。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、電源投入時の粗精度とその
後の精精度の状態を示すプリロード信号を出力すること
により、制御装置側でいつから高精度制御に切換えるべ
きかが容易に判断でき、効率のよい制御を行うことがで
きるようにしたエンコーダ信号出力方法を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるエンコーダ
信号出力方法は、U,V,W相コイルを有するモータの
回転軸に設けられたエンコーダからエンコーダ信号を出
力するようにしたエンコーダ信号出力方法において、電
源投入後は前記モータに必要な最低限の粗い分解能のエ
ンコーダ信号で立上ると共にプリロード信号をHレベル
とし、前記エンコーダからのZ相ストローブ信号にて前
記プリロード信号をLレベルとし前記エンコーダからの
A相、B相インクリメンタル信号をカウントして精精度
の前記エンコーダ信号を得る方法である。
【0006】
【作用】本発明によるエンコーダ信号出力方法において
は、例えば、図2におけるU,V,W相におけるa,b
間の軸位置にて電源投入された場合、このa,b間の中
心値を初期値として出力すると共にプリロード信号を出
力し、a,b間のcの位置すなわちZ相ストローブ信号
通過後にこのプリロード信号がLレベルとなり、U,
V,W相のデータを再初期化して出力し、その後は、精
信号であるA,B相を用いて高分解能の精精度にて軸デ
ータを出力することができる。従って、初めの電源投入
時の初期値を出力した時から再初期化までの間は粗精度
であることを示すHレベルのプリロード信号を出力し、
精精度のA相、B相インクリメンタル信号に基づくエン
コーダ信号からなる軸データを出力している時はLレベ
ルのプリロード信号を出力する機能を有するため、この
プリロード信号のH,Lレベルを判別することにより、
制御装置側ではいつから高精度制御に切換えればよいか
がわかり、効率のよい制御を行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、図面と共に本発明によるエンコーダ信
号出力方法の好適な実施例について詳細に説明する。図
1において符号1で示されるものはモータ2のエンコー
ダの符号板のトラックからのU,V,W相信号2a,2
b,2cが入力される入力部であり、この入力部1から
の3ビットのU,V,Wデータ1aはロード制御部3及
びカウンタ4に入力されている。
【0008】前記ロード制御部3には、電源投入信号5
及びエンコーダの符号板(図示せず)のZ相ストローブ
信号6が入力され、このロード制御部3からはプリロー
ド信号3aが出力されると共にロード指令3bがカウン
タ4に出力されている。
【0009】前記カウンタ4には、アップ/ダウン回路
10からのアップ信号10a及びダウン信号10bが入
力されていると共に、このアップ/ダウン回路10には
前記回転符号板のA相、B相インクリメンタル信号1
1,12が入力されている。
【0010】前記カウンタ4からは、エンコーダ信号で
あるパラレル出力4aが出力されると共にパラレル/シ
リアル変換器13を介してエンコーダ信号であるシリア
ル出力4bが出力されるように構成されている。
【0011】次に、動作について述べる。例えば、図2
におけるU,V,W相データ1aのa,b間のモータの
回転軸(図示せず)の軸位置にて電源投入された場合、
このa,b間の中心値を初期値としてパラレル出力4a
あるいはシリアル出力4bとして出力し、a,b間のc
の位置すなわちZ相ストローブ信号6通過後にこのプリ
ロード信号3aがこれまでのHレベルからLレベルにな
る。その後、U,V,W相データ1aは再初期化して出
力された後、精信号であるA,B相インクリメンタル信
号11,12を用いて高分解能の精精度にてパラレル出
力4a及びシリアル出力4bによって軸データを出力す
ることができる。
【0012】従って、初めの電源投入時の初期値を出力
した時から再初期化迄の間は、モータの磁極データとし
て最低限必要な3ビット程度以上の粗い分解能で起動す
ると共に、粗精度であることを示すHレベルのプリロー
ド信号3aを出力し、精精度のA相、B相インクリメン
タル信号11,12に基づくパラレル出力4a又はシリ
アル出力4bからなるエンコーダ信号からなる軸データ
が図2の軸データと角度の特性図で示すように出力され
る。また、この軸データを出力している時は、プリロー
ド信号3aはLレベルとなっている。従って、このプリ
ロード信号3aがL,H何れのレベルであるかにより、
エンコーダ信号が粗精度か精精度であるかを判別するこ
とができ、図示しない制御装置側にて制御操作を確実か
つ容易化することができるものである。なお、図示して
いないが、前述のモータの回転軸にエンコーダが結合さ
れたモータエンコーダを本実施例では使用しているもの
である。
【0013】
【発明の効果】本発明によるエンコーダ信号出力方法
は、以上のように構成されているため、符号板のトラッ
ク数を少なくし、高分解能アブソリュートエンコーダを
小型かつ安価に提供することができる。また、電源投入
時の粗精度とその後の精精度の状態をプリロード信号を
用いて判別することができ、制御装置側でいつから高精
度制御に切換えればよいかが容易に分かり、効率よくス
ムーズに制御できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエンコーダ信号出力方法を示すブ
ロック図である。
【図2】動作時の波形図である。
【符号の説明】
3a プリロード信号 4a,4b エンコーダ信号(パラレル出力、シリア
ル出力)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 U,V,W相コイルを有するモータの回
    転軸に設けられたエンコーダからエンコーダ信号(4a,4
    b)を出力するようにしたエンコーダ信号出力方法におい
    て、電源投入後は前記モータに必要な最低限の粗い分解
    能のエンコーダ信号(4a,4b)で立上ると共にプリロード
    信号(3a)をHレベルとし、前記エンコーダからのZ相ス
    トローブ信号(6)にて前記プリロード信号(3a)をLレベ
    ルとし前記エンコーダからのA相、B相インクリメンタ
    ル信号(11,12)をカウントして精精度の前記エンコーダ
    信号(4a,4b)を得ることを特徴とするエンコーダ信号出
    力方法。
JP21854893A 1993-09-02 1993-09-02 エンコーダ信号出力方法 Expired - Fee Related JP3273836B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001336951A (ja) * 2000-05-29 2001-12-07 Shinko Electric Co Ltd 回転位置検出装置及び方法

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