JPH077524B2 - 光デイスク偏心補正回路 - Google Patents

光デイスク偏心補正回路

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JPH077524B2
JPH077524B2 JP62173918A JP17391887A JPH077524B2 JP H077524 B2 JPH077524 B2 JP H077524B2 JP 62173918 A JP62173918 A JP 62173918A JP 17391887 A JP17391887 A JP 17391887A JP H077524 B2 JPH077524 B2 JP H077524B2
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公敏 本郷
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、光ディスク装置における光ディスク偏心補
正回路に関するものである。
[従来の技術] 第3図は、例えば、昭和58年度電子通信学会総会全国大
会論文集の第5-81頁に掲載された「光ディスクのトラッ
クアクセス方式」に示されている、光ディスク装置のト
ラックアクセスに着目したシステム構成図である。第3
図において、(20)はディスクモータ制御回路、(21)
はこのディスクモータ制御回路(20)により制御される
ディスクモータ、(22)はディスクモータ制御回路(2
0)により一定速度に制御され回転する光ディスク、(2
3)はレーザービーム(L)を光ディスク(22)に照射
し、その反射光を受光して情報の記録・再生を行う光学
ヘッド(内部構造の説明は省略する)、(24)はこの光
学ヘッド(23)からのレーザービーム(L)を、光ディ
スク(22)の案内溝すなわちトラック(図示せず)に追
従するように制御するトラッキング制御回路、(25)は
光学ヘッド(23)を光ディスク(22)の半径方向に移動
させるリニアモータ、(26)はこのリニアモータ(25)
の移動により横切ったトラック本数を数えるトラックカ
ウンタ回路、(27)はリニアモータ(25)の移動速度を
検出する速度検出器、(28)はリニアモータ(25)を制
御するリニアモータ制御回路、(2)は光ディスク(2
2)の偏心による偏心波形を記憶する偏心波形記憶回
路、そして(29)はこれらを総括的に制御するマイクロ
CPU(以下μ−CPUとする)である。また第4図には、ト
ラッキング制御回路(24)、偏心波形記憶回路(2)等
の部分に当たる、光ディスク装置のトラッキング制御系
および偏心補正系をブロック図で示した、すなわち従来
の偏心補正回路のブロック図であり、第4図において、
(1)は偏心量を検出する周波数−電圧変換器(以下F
−V変換器とする)、(2)は偏心波形記憶回路、
(3)は光ディスク(22)の案内溝追従制御を行うトラ
ッキングサーボ回路、(4)はアクチュエータドライブ
アンプ、(5)はアクチュエータコイル、(6)はアク
チュエータ磁石、(7)はアクチュエータコイル(5)
とアクチュエータ磁石(6)により発生する電磁力が働
くアクチュエータ機構部、(8)はアクチュエータの動
作に伴い発生するアクチュエータ逆起電力、(9)は電
流帰還路、(A)はトラッキング制御ループ、そして
(S1)および(S2)は切換スイッチである。
次に動作について説明する。第3図に示したシステム
は、通常はディスクモータ制御回路(20)によりディス
クモータ(21)を制御し、光ディスク(22)を一定速度
で回転させ、そこへ光学ヘッド(23)よりレーザービー
ム(L)を照射し、その反射光に基づいてトラッキング
制御回路(24)により光ディスク(22)の案内溝に追従
するようにされている。今、現在追従しているトラック
からある別のトラックへアクセスする場合には、トラッ
キング制御回路(24)を切り、リニアモータ(25)によ
り光学ヘッド(23)を光学ディスク(22)の半径方向に
移動させる。この時リニアモータ(25)は、トラックカ
ウンタ回路(26)により横切ったトラックの本数を数
え、また速度検出器(27)によりその速度を検出しなが
ら、リニアモータ制御回路(28)により目標のトラック
まで、ある定められた速度パターンで制御される。この
制御方式において、トラックのカウントは光ディスク
(22)からの反射光量の変化からトラックの本数を数え
るため、ディスクの偏心により、リニアモータ(25)の
速度変化によっては、トラックカウンタの誤りを生じる
場合がある。このため光ディスク(22)が回転した後、
トラキング制御回路(24)を作動させる前に、予め偏心
波形記憶回路(2)に光ディスク(22)の偏心量を記憶
しておき、アクセス時にこの記憶させておいた偏心波形
を与えることにより、偏心補正を行う。
第4図に従って偏心補正について詳しく説明すると、光
ディスク(22)の偏心量の検出は、トラッキングサーボ
回路(3)の動作前のトラッキングエラー信号の粗密波
形をF−V変換器(1)により偏心量に対応した波形と
し、これの光ディスク(22)の1回転分を偏心波形記憶
回路(2)に記憶しておく。そしてアクセス時のみこの
記憶波形をトラッキング制御回路(24)のアクチュエー
タドライブアンプ(4)の手前、すなわち入力側に加え
ることで、レーザービーム(L)が光ディスク(22)の
偏心と等しく動くことから、両者間の相対速度が小さく
なり、光ディスク(22)の偏心がない場合と同じことに
なり、トラックのカウント誤りを少なくしている。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の偏心補正回路は以上のように構成されていたの
で、記憶された偏心波形によりアクチュエータを開ルー
プ制御することになり、そのため補正ゲインはアクチュ
エータ特性に依存し、低域共振周波数付近の偏心成分に
対しては補正ゲインが変化する恐れがある。また、共振
周波数以上の偏心成分では補正ゲインは小さくなり、ま
た位相は180回り、逆効果となるなどの問題点があっ
た。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、ディスク偏心に対してもレーザービームを確
実にトラックに追従させることができる光ディスク偏心
補正回路を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る光ディスク偏心補正回路は、光ディスク
の偏心量を偏心量検出・記憶手段で検出および記憶する
と共に、これをトラッキングアクチュエータに加え、こ
れによるトラッキングアクチュエータの変位をアクチュ
エータ等価回路手段により得て、この変位を偏心量検出
・記憶手段の出力に加えるようにしたものである。
[作用] この発明においては、アクチュエータの変位をアクチュ
エータ等価回路手段から得て、これが帰還されて目標の
記憶された偏心量と比較される、偏心補正の閉ループ制
御を行う。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明の一実施例による光ディスク偏心補正回路
のブロック図(光ディスク装置のトラッキング制御系お
よび偏心補正系をブロック図で示した)であり、(1)
〜(9)および(S1)(S2)は第4図に示した従来と同
様のものである。(A)はトラッキング制御ループ、
(B)は偏心補正ループを示しており、(10)はアクチ
ュエータ磁石(6)とアクチュエータ機構部(7)と同
じ伝達関数を持つ電気回路で構成されたアクチュエータ
等価回路、(11)は増幅回路、(12)は偏心補正ループ
(B)を補償する補償回路である。
次に動作について説明する。第1図において、トラッキ
ングサーボ回路(3)は案内溝追従時には従来と同様の
動作を行っている。トラックアクセス時になると、切換
スイッチ(S1)(S2)の切換え動作により、トラッキン
グ制御ループ(A)が開かれ、偏心補正ループ(B)が
閉じられることにとり、偏心波形記憶回路(2)に記憶
されている偏心量でトラックアクチュエータを振らせ、
従来と同じ構成であるアクチュエータのアクチュエータ
コイル(5)の出力電流を検出し、これをアクチュエー
タ磁石(6)とアクチュエータ機構部(7)の機械系伝
達関数と同じ電気的伝達関数を持つアクチュエータ等価
回路(10)に加えることにより、アクチュエータ機構部
(7)にセンサを設けて変位を検出するのと同等の位置
情報電圧を発生させる。この電圧を増幅回路(11)によ
り所望のレベルまで増幅し、予めトラッキングエラー信
号をF−V変換器(1)によりF−V変換し、偏心波形
記憶回路(2)で記憶しておいた偏心量を光ディスク
(22)の回転に同期させ出力されたものと比較し、その
差をアクチュエータドライブアンプ(4)に入力するこ
とによりループを閉じ、ディスク偏心量に対して偏心補
正ループ(B)によりアクチュエータを閉ループ制御す
る。また、この系を安定にするためにアクチュエータド
ライブアンプ(4)の手前の補償回路(12)により補償
を行っている。このためレーザビーム(L)(第3図参
照)はアクチュエータにより、記憶された偏心量に対し
て制御可能な帯域までは補正ゲイン一定で、位相回りも
なく追従することができ、光ディスク(22)上の案内溝
に対して相対速度一定でアクセスできる。
なお、上記実施例ではトラッキングエラー信号をF−V
変換器(1)で周波数−電圧変換し、これを偏心量とし
て記憶したが、アクチュエータ等価回路(10)を利用
し、アクチュエータ等価回路(10)の出力を偏心量とし
て検出・記憶するようにしてもよい。第2図はそのよう
な場合のブロック図である。第2図において、トラッキ
ング制御ループ(A)が閉じられている時、アクチュエ
ータ等価回路(10)からはアクチュエータの変位と同等
の電圧が出力され、レーザービーム(L)が光ディスク
(22)上のトラックを追従しているので、アクチュエー
タ等価回路(10)の出力電圧は光ディスク(22)の偏心
量と同等の大きさとなる。従って、この電圧を偏心波形
記憶回路(2)に記憶し上記実施例と同様の補正を行う
ことで、同様の効果が得られる。
[発明の効果] 以上のように、この発明による光ディスク偏心補正回路
においては、アクチュエータ等価回路を用い、記憶偏心
量に対し閉ループ制御するようにしたので、アクチュエ
ータの低域共振による影響を受けずに、確実にレーザー
ビームを偏心を伴う光ディスクのトラックに追従させる
ことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による光ディスク偏心補正回路の一実
施例を示すブロック図、第2図はこの発明の他の実施例
を示すブロック図、第3図は光ディスク装置のトラック
アクセスに着目したシステム構成図、第4図は従来の光
ディスク偏心補正回路を示すブロック図である。 図において、(1)は周波数−電圧変換器、(2)は偏
心波形記憶回路、(3)はトラッキングサーボ回路、
(4)はアクチュエータドライブアンプ、(5)はアク
チュエータコイル、(6)はアクチュエータ磁石、
(7)はアクチュエータ機構部、(8)はアクチュエー
タ逆起電力、(9)は電流帰還路、(10)はアクチュエ
ータ等価回路、(11)は増幅回路、(12)は補償回路、
(A)はトラッキング制御ループ、(B)は偏心補正ル
ープ、(S1)と(S2)は切換スイッチ、(20)はディス
クモータ制御回路、(21)はディスクモータ、(22)は
光ディスク、(23)は光学ヘッド、(24)はトラッキン
グ制御回路、(L)はレーザービーム、(25)はリニア
モータ、(26)はトラックカウンタ回路、(27)は速度
検出器、(28)はリニアモータ制御回路、(29)はマイ
クロCPUである。 尚、図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスク装置における光ディスクの偏心
    補正を行うための光ディスク偏心補正回路において、 上記光ディスクの偏心量を検出して記憶しておく偏心量
    検出・記憶手段と、 光学ヘッドから上記光ディスクに照射されるレーザービ
    ームを該光ディスクの半径方向に移動させるトラックア
    クチュエータ手段と、 このトラックアクチュエータ手段の伝達関数と等価な伝
    達関数を有したアクチュエータ等価回路手段と、 を備え、トラックアクセス時には、上記トラックアクチ
    ュエータ手段の変位量を上記アクチュエータ等価回路に
    より検出し、この検出出力を上記トラックアクチュエー
    タ手段に帰還させる偏心補正ループを構成すると共に、
    上記偏心量検出・記憶手段の出力を上記偏心補正ループ
    の目標値とすることを特徴とする光ディスク偏心補正回
    路。
  2. 【請求項2】上記偏心量検出・記憶手段は、上記光ディ
    スクの偏心量を上記レーザービームのトラッキング状態
    を示すトラッキングエラー信号より検出することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の光ディスク偏心補正
    回路。
  3. 【請求項3】上記偏心量検出・記憶手段は、上記光ディ
    スクの偏心量を、上記アクチュエータ等価回路手段の出
    力より検出することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の光ディスク偏心補正回路。
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