JPH0775195A - ビデオカメラ用ステレオマイクロホン - Google Patents
ビデオカメラ用ステレオマイクロホンInfo
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- JPH0775195A JPH0775195A JP5214655A JP21465593A JPH0775195A JP H0775195 A JPH0775195 A JP H0775195A JP 5214655 A JP5214655 A JP 5214655A JP 21465593 A JP21465593 A JP 21465593A JP H0775195 A JPH0775195 A JP H0775195A
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- Japan
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- microphone
- output
- adder
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 筐体の反射、回折の影響による指向性の劣化
が無く、筐体に内蔵しながらMS方式のステレオマイク
ロホンと同等の良好な特性を維持することができるビデ
オカメラ用ステレオマイクロホンを提供する。 【構成】 第2のマイクロホンユニット10の出力に適
当な遅延を与える遅延器13と、第1のマイクロホンユ
ニット9の出力に対し遅延器の出力を逆相で加算する第
1の加算器14と、第3のマイクロホンユニット12の
出力に対し第4のマイクロホンユニット12の出力を逆
相で加算する第2の加算器15と、第2の加算器15の
出力を増幅する増幅器16と、第1の加算器14の出力
に対し増幅器16の出力を同相で加算する第3の加算器
17と、第1の加算器14の出力に対し増幅器16の出
力を逆相で加算する第4の加算器18を備えた構成とす
る。
が無く、筐体に内蔵しながらMS方式のステレオマイク
ロホンと同等の良好な特性を維持することができるビデ
オカメラ用ステレオマイクロホンを提供する。 【構成】 第2のマイクロホンユニット10の出力に適
当な遅延を与える遅延器13と、第1のマイクロホンユ
ニット9の出力に対し遅延器の出力を逆相で加算する第
1の加算器14と、第3のマイクロホンユニット12の
出力に対し第4のマイクロホンユニット12の出力を逆
相で加算する第2の加算器15と、第2の加算器15の
出力を増幅する増幅器16と、第1の加算器14の出力
に対し増幅器16の出力を同相で加算する第3の加算器
17と、第1の加算器14の出力に対し増幅器16の出
力を逆相で加算する第4の加算器18を備えた構成とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はMS方式のステレオマイ
クロホンに関し、特にビデオカメラに搭載されるMS方
式のステレオマイクロホンに関する。
クロホンに関し、特にビデオカメラに搭載されるMS方
式のステレオマイクロホンに関する。
【0002】
【従来の技術】ワンポイントのステレオ収音用マイクロ
ホンには、ペアマイク方式と同軸方式がある。ペアマイ
ク方式は同一特性をもつ2つのマイクロホンを適当な間
隔をおいて、かつ、2つのマイクロホンの主軸の成す開
き角が適当な大きさになるように配置するものであり、
2つのマイクロホン出力のレベル差と位相差を音源の方
向情報として利用することができる。これに対し、同軸
方式は同一特性をもつ2つの指向性マイクロホンを同じ
位置に配置し、2つのマイクロホンの主軸の成す開き角
が90〜120゜程度になるよう向きを定めたものであ
り、2つのマイクロホンの出力のレベル差のみを音源の
方向情報として利用するものである。
ホンには、ペアマイク方式と同軸方式がある。ペアマイ
ク方式は同一特性をもつ2つのマイクロホンを適当な間
隔をおいて、かつ、2つのマイクロホンの主軸の成す開
き角が適当な大きさになるように配置するものであり、
2つのマイクロホン出力のレベル差と位相差を音源の方
向情報として利用することができる。これに対し、同軸
方式は同一特性をもつ2つの指向性マイクロホンを同じ
位置に配置し、2つのマイクロホンの主軸の成す開き角
が90〜120゜程度になるよう向きを定めたものであ
り、2つのマイクロホンの出力のレベル差のみを音源の
方向情報として利用するものである。
【0003】ペアマイク方式の場合には、2つのマイク
ロホンの設置が最適であれば同軸方式では得難い優れた
ステレオ収音を行うことが可能であるが、2つのマイク
ロホンの間隔や主軸の向きは収音対象とする音源や、録
音現場の音響的な特性に従って細かい調整が必要であ
り、手軽さや再現性の良さという点で同軸方式のマイク
ロホンが用いられる場合が多い。同軸方式ではMS方式
とXY方式の2つが用いられる。
ロホンの設置が最適であれば同軸方式では得難い優れた
ステレオ収音を行うことが可能であるが、2つのマイク
ロホンの間隔や主軸の向きは収音対象とする音源や、録
音現場の音響的な特性に従って細かい調整が必要であ
り、手軽さや再現性の良さという点で同軸方式のマイク
ロホンが用いられる場合が多い。同軸方式ではMS方式
とXY方式の2つが用いられる。
【0004】図7に従来のMS方式のステレオマイクロ
ホンの構成の一例を示す。図示のように単一指向性のM
(ミッド)マイクロホン1と双指向性のS(サイド)マ
イクロホン2を、両者の指向軸が互いに直交するように
近接させて配置し、Mマイクロホン1とSマイクロホン
2の出力の和信号と差信号を生成するマイクロホンであ
る。図中の3および4は加算器である。図7のように構
成されたMS方式のマイクロホンのMマイクロホン1の
主軸方向を0度とした指向性パターンを図8に示す。同
心円の示す1目盛りは10dBである。図8において、
5はMマイクロホン1の指向性、6はSマイクロホン2
の指向性を表し、Sマイクロホン2の出力の極性は主軸
(−90度)側の半球より到来する音波に対しては+、
反対(90度)側では−となる。そこでMマイクロホン
1の極性を+とすると、Mマイクロホン1とSマイクロ
ホン2の出力を加算した信号の有する指向性は7、Mマ
イクロホン1の出力よりSマイクロホン2の出力を減算
した信号の有する指向性8のようになる。したがって図
7の加算器3の出力より左、加算器4の出力より右のス
テレオ2チャンネルの信号を得ることができる。
ホンの構成の一例を示す。図示のように単一指向性のM
(ミッド)マイクロホン1と双指向性のS(サイド)マ
イクロホン2を、両者の指向軸が互いに直交するように
近接させて配置し、Mマイクロホン1とSマイクロホン
2の出力の和信号と差信号を生成するマイクロホンであ
る。図中の3および4は加算器である。図7のように構
成されたMS方式のマイクロホンのMマイクロホン1の
主軸方向を0度とした指向性パターンを図8に示す。同
心円の示す1目盛りは10dBである。図8において、
5はMマイクロホン1の指向性、6はSマイクロホン2
の指向性を表し、Sマイクロホン2の出力の極性は主軸
(−90度)側の半球より到来する音波に対しては+、
反対(90度)側では−となる。そこでMマイクロホン
1の極性を+とすると、Mマイクロホン1とSマイクロ
ホン2の出力を加算した信号の有する指向性は7、Mマ
イクロホン1の出力よりSマイクロホン2の出力を減算
した信号の有する指向性8のようになる。したがって図
7の加算器3の出力より左、加算器4の出力より右のス
テレオ2チャンネルの信号を得ることができる。
【0005】XY方式は、図8の5のような指向性をも
つ2つの単一指向性マイクロホンをそれぞれの主軸のな
す角が90〜120゜になるように、かつ、2つのマイ
クロホンを近接して配置する方式である。同軸方式のス
テレオマイクロホンは2つのマイクロホンの出力のレベ
ル差のみを音源の方向に関する情報として利用するマイ
クロホンであるから、2つのマイクロホンを空間内の一
点に配置する必要がある。しかし、XY方式では、2つ
の単一指向性マイクロホンを用いるため、これらを近接
して配置することは可能であるが、2つのマイクロホン
を完全に一点に配置することは不可能であり、純粋にレ
ベル差のみを取り出すことはできない。一方のMS方式
の場合には、MマイクロホンとSマイクロホンを鉛直方
向に近接して配置し、両者の和信号と差信号を生成する
ことにより、見かけ上、図8の7、8に示すような2つ
のマイクロホンを水平面内の一点に配置したことにな
り、完全にレベル差のみのステレオマイクロホンを構成
することができる。
つ2つの単一指向性マイクロホンをそれぞれの主軸のな
す角が90〜120゜になるように、かつ、2つのマイ
クロホンを近接して配置する方式である。同軸方式のス
テレオマイクロホンは2つのマイクロホンの出力のレベ
ル差のみを音源の方向に関する情報として利用するマイ
クロホンであるから、2つのマイクロホンを空間内の一
点に配置する必要がある。しかし、XY方式では、2つ
の単一指向性マイクロホンを用いるため、これらを近接
して配置することは可能であるが、2つのマイクロホン
を完全に一点に配置することは不可能であり、純粋にレ
ベル差のみを取り出すことはできない。一方のMS方式
の場合には、MマイクロホンとSマイクロホンを鉛直方
向に近接して配置し、両者の和信号と差信号を生成する
ことにより、見かけ上、図8の7、8に示すような2つ
のマイクロホンを水平面内の一点に配置したことにな
り、完全にレベル差のみのステレオマイクロホンを構成
することができる。
【0006】したがって、MS方式のステレオマイクロ
ホンは、レベル差のみを方向情報として利用するため再
生音像の定位に優れていること、また、Sマイクロホン
の感度を調整することにより、指向性パターンと左右の
チャンネルの最大感度の方向の開き角を変化させること
ができるので、録音現場の残響特性や、再生音像の大き
さ、広がりを意識した調整が容易であることなど、XY
方式と比較して同軸方式のステレオマイクロホンとして
の利点が大きい。
ホンは、レベル差のみを方向情報として利用するため再
生音像の定位に優れていること、また、Sマイクロホン
の感度を調整することにより、指向性パターンと左右の
チャンネルの最大感度の方向の開き角を変化させること
ができるので、録音現場の残響特性や、再生音像の大き
さ、広がりを意識した調整が容易であることなど、XY
方式と比較して同軸方式のステレオマイクロホンとして
の利点が大きい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成のMS方式のステレオマイクロホンでは、個
々のマイクロホンユニットの周囲の音場を乱す障害物が
存在する場合には、障害物による音波の反射、回折によ
り各マイクロホンユニットの特性に乱れを生じ、2つの
マイクロホンの出力を合成しても図8のようなMS方式
本来の良好な指向性パターンを得ることができない。し
たがって、従来のMS方式のマイクロホンをビデオカメ
ラに搭載するには、マイクロホンがビデオカメラの筐体
による音波の反射や回折の影響を受けないように筐体か
ら空間的に充分に分離して配置する必要がある。また、
前述のようにMマイクロホンとSマイクロホンを鉛直方
向に並べる必要があるため、マイクロホンのために鉛直
方向に要するスペースが大きくなる。以上の理由によ
り、従来のMS方式のマイクロホンを筐体に内蔵した形
ではビデオカメラを小型化することができないという問
題点があった。
ような構成のMS方式のステレオマイクロホンでは、個
々のマイクロホンユニットの周囲の音場を乱す障害物が
存在する場合には、障害物による音波の反射、回折によ
り各マイクロホンユニットの特性に乱れを生じ、2つの
マイクロホンの出力を合成しても図8のようなMS方式
本来の良好な指向性パターンを得ることができない。し
たがって、従来のMS方式のマイクロホンをビデオカメ
ラに搭載するには、マイクロホンがビデオカメラの筐体
による音波の反射や回折の影響を受けないように筐体か
ら空間的に充分に分離して配置する必要がある。また、
前述のようにMマイクロホンとSマイクロホンを鉛直方
向に並べる必要があるため、マイクロホンのために鉛直
方向に要するスペースが大きくなる。以上の理由によ
り、従来のMS方式のマイクロホンを筐体に内蔵した形
ではビデオカメラを小型化することができないという問
題点があった。
【0008】また、一般にMS方式のマイクロホンは一
次音圧傾度型のマイクロホンであるが、音圧傾度型マイ
クロホンは低周波数域では原理的に主軸方向の音圧感度
が低くなるため、低周波数域まで平坦な周波数特性をも
つ無指向性マイクロホンに比べて風雑音や、振動雑音の
影響を受け易い。したがって、従来のMS方式のマイク
ロホンを小型ビデオカメラに内蔵すると、筐体内部の機
構系が発する振動によって、また、屋外での使用時には
風によって低周波数域での収音SN比が低下するという
問題点があった。
次音圧傾度型のマイクロホンであるが、音圧傾度型マイ
クロホンは低周波数域では原理的に主軸方向の音圧感度
が低くなるため、低周波数域まで平坦な周波数特性をも
つ無指向性マイクロホンに比べて風雑音や、振動雑音の
影響を受け易い。したがって、従来のMS方式のマイク
ロホンを小型ビデオカメラに内蔵すると、筐体内部の機
構系が発する振動によって、また、屋外での使用時には
風によって低周波数域での収音SN比が低下するという
問題点があった。
【0009】また、MS方式ではSマイクロホンの感度
調整により左右のチャンネルの最大感度となる方向の開
き角を変化させることができるが、従来のMS方式の場
合ではこのような感度調整は微調整の範囲で行われてお
り、ビデオカメラの光学系の画角の変化に同期して正面
方向の被写体の発する音声を強調するような音響的ズー
ム効果を実現することができないという問題点があっ
た。
調整により左右のチャンネルの最大感度となる方向の開
き角を変化させることができるが、従来のMS方式の場
合ではこのような感度調整は微調整の範囲で行われてお
り、ビデオカメラの光学系の画角の変化に同期して正面
方向の被写体の発する音声を強調するような音響的ズー
ム効果を実現することができないという問題点があっ
た。
【0010】本発明のビデオカメラ用マイクロホンは、
上記の問題点を解決し、ビデオカメラ筐体へ内蔵した場
合にもステレオマイクロホンとして良好な特性を維持す
ることができ、機構系の発する振動や風による収音SN
比の低下が少なく、さらに映像のズーミングに合わせた
音響的ズーム機能を有するMS方式のビデオカメラ用ス
テレオマイクロホンを提供することを目的とする。
上記の問題点を解決し、ビデオカメラ筐体へ内蔵した場
合にもステレオマイクロホンとして良好な特性を維持す
ることができ、機構系の発する振動や風による収音SN
比の低下が少なく、さらに映像のズーミングに合わせた
音響的ズーム機能を有するMS方式のビデオカメラ用ス
テレオマイクロホンを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のビデオカメラ用ステレオマイクロホンは、
4つの無指向性マイクロホンユニットを用いて、これら
を正方形の各頂点に位置するように配置し、正方形の一
方の対角線の両端にある一対のユニットを用いてMマイ
クロホンを、他方の対角線の両端にある一対のユニット
を用いてSマイクロホンを、それぞれ電気的な信号処理
により形成するものである。
め、本発明のビデオカメラ用ステレオマイクロホンは、
4つの無指向性マイクロホンユニットを用いて、これら
を正方形の各頂点に位置するように配置し、正方形の一
方の対角線の両端にある一対のユニットを用いてMマイ
クロホンを、他方の対角線の両端にある一対のユニット
を用いてSマイクロホンを、それぞれ電気的な信号処理
により形成するものである。
【0012】また、収音対象とする周波数領域の内、低
周波数域に、最終出力における指向性が無指向性となる
領域を設けるものである。また、Sマイクロホンの出力
の利得を光学系のズーム制御信号に応じて0以上2以下
の範囲で可変とするものである。
周波数域に、最終出力における指向性が無指向性となる
領域を設けるものである。また、Sマイクロホンの出力
の利得を光学系のズーム制御信号に応じて0以上2以下
の範囲で可変とするものである。
【0013】
【作用】上記構成の本発明のビデオカメラ用ステレオマ
イクロホンは、平面的に配置された4つの無指向性マイ
クロホンユニットを用いて受音し、各マイクロホンユニ
ットの出力に電気的な信号処理を施すことにより所望の
指向性を得る方式であるから、4つのマイクロホンユニ
ットをビデオカメラ筐体の天面または底面に配置するこ
とができる。自由音場内に置かれた物体の外形を構成す
る面において、音波の進行方向と平行な面上の場合の
み、音圧分布が物体の反射、回折の影響を受けないた
め、本発明のマイクロホンを筐体の天面または底面に取
り付けることにより、少なくともビデオカメラを含む水
平面内に位置する音源に対しては図8に示したMS方式
本来の指向性を維持することができる。また、4つの無
指向性マイクロホンユニットが正方形の頂点に位置する
ため、電気的な信号処理により形成される左右のチャン
ネル用の見かけ上の2つのマイクロホンを同一水平面内
の一点に配置することができる。
イクロホンは、平面的に配置された4つの無指向性マイ
クロホンユニットを用いて受音し、各マイクロホンユニ
ットの出力に電気的な信号処理を施すことにより所望の
指向性を得る方式であるから、4つのマイクロホンユニ
ットをビデオカメラ筐体の天面または底面に配置するこ
とができる。自由音場内に置かれた物体の外形を構成す
る面において、音波の進行方向と平行な面上の場合の
み、音圧分布が物体の反射、回折の影響を受けないた
め、本発明のマイクロホンを筐体の天面または底面に取
り付けることにより、少なくともビデオカメラを含む水
平面内に位置する音源に対しては図8に示したMS方式
本来の指向性を維持することができる。また、4つの無
指向性マイクロホンユニットが正方形の頂点に位置する
ため、電気的な信号処理により形成される左右のチャン
ネル用の見かけ上の2つのマイクロホンを同一水平面内
の一点に配置することができる。
【0014】また、低周波数領域を無指向性とすること
により低周波数域での音圧感度の低下を防ぐことができ
るため、パワが低い周波数に集中する風雑音や周波数の
低い振動雑音による収音SN比の低下を減じることがで
きる。
により低周波数域での音圧感度の低下を防ぐことができ
るため、パワが低い周波数に集中する風雑音や周波数の
低い振動雑音による収音SN比の低下を減じることがで
きる。
【0015】また、Sマイクロホンの出力の利得を0以
上2以下の範囲で可変とすることにより、MS方式によ
るステレオマイクロホンの状態から、マイクロホン正面
(ビデオカメラ正面)方向で最大感度となる状態まで連
続的に指向性を変化させることができ、音響的なズーミ
ング効果を実現することができる。
上2以下の範囲で可変とすることにより、MS方式によ
るステレオマイクロホンの状態から、マイクロホン正面
(ビデオカメラ正面)方向で最大感度となる状態まで連
続的に指向性を変化させることができ、音響的なズーミ
ング効果を実現することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について詳細に説明す
る。図1は本発明のビデオカメラ用ステレオマイクロホ
ンの第1の実施例の構成を示す図である。図1において
9,10,11,12は全て無指向性のマイクロホンユ
ニットであり適当な大きさの正方形の各頂点に位置する
ように配置されている。マイクロホンユニット10の出
力は遅延器13に入力される。遅延器13の遅延時間τ
はマイキロホンユニット9とマイクロホンユニット10
の間の距離をd、音速をcとすると、τ=d/cで与え
られる。加算器14によってマイクロホンユニット9の
出力より遅延器13の出力を差し引く。加算器14の出
力における指向性パターンは図8の5と同様のパターン
となり、加算器14の出力が単一指向性のMマイクロホ
ンの出力に相当する。加算器15はマイクロホンユニッ
ト11の出力とマイクロホンマイクロホンユニット12
の出力の差信号を出力し、この出力における指向性パタ
ーンは図8の6と同様のパターンとなり、加算器15の
出力が双指向性のSマイクロホンの出力に相当する。加
算器15の出力は増幅器16により増幅する。加算器1
7と加算器18はそれぞれ増幅器16の出力と加算器1
4の出力の和信号、差信号を出力する。図1のような構
成のステレオマイクロホンの最終出力においては、増幅
器16の利得を2とすると図8の7、8に示した指向性
パターンを得ることができる。
る。図1は本発明のビデオカメラ用ステレオマイクロホ
ンの第1の実施例の構成を示す図である。図1において
9,10,11,12は全て無指向性のマイクロホンユ
ニットであり適当な大きさの正方形の各頂点に位置する
ように配置されている。マイクロホンユニット10の出
力は遅延器13に入力される。遅延器13の遅延時間τ
はマイキロホンユニット9とマイクロホンユニット10
の間の距離をd、音速をcとすると、τ=d/cで与え
られる。加算器14によってマイクロホンユニット9の
出力より遅延器13の出力を差し引く。加算器14の出
力における指向性パターンは図8の5と同様のパターン
となり、加算器14の出力が単一指向性のMマイクロホ
ンの出力に相当する。加算器15はマイクロホンユニッ
ト11の出力とマイクロホンマイクロホンユニット12
の出力の差信号を出力し、この出力における指向性パタ
ーンは図8の6と同様のパターンとなり、加算器15の
出力が双指向性のSマイクロホンの出力に相当する。加
算器15の出力は増幅器16により増幅する。加算器1
7と加算器18はそれぞれ増幅器16の出力と加算器1
4の出力の和信号、差信号を出力する。図1のような構
成のステレオマイクロホンの最終出力においては、増幅
器16の利得を2とすると図8の7、8に示した指向性
パターンを得ることができる。
【0017】一次音圧傾度型マイクロホンの中心は、2
つの受音点の中点と見ることができるので、本実施例に
おけるビデオカメラ用ステレオマイクロホンでは、信号
処理によって形成されるMマイクロホン、Sマイクロホ
ンは双方共4つの無指向性マイクロホンユニット9〜1
3が成す正方形の中心に位置することになる。したがっ
て、MマイクロホンとSマイクロホンの出力を合成して
得られる見かけ上の2つのマイクロホン位置も正方形の
中心となり、完全にレベル差のみによるステレオマイク
ロホンを構成することができる。さらに、筐体の反射、
回折の影響による指向性の劣化が無く、筐体に内蔵しな
がらMS方式のステレオマイクロホンとして良好な特性
を維持することが可能となる。
つの受音点の中点と見ることができるので、本実施例に
おけるビデオカメラ用ステレオマイクロホンでは、信号
処理によって形成されるMマイクロホン、Sマイクロホ
ンは双方共4つの無指向性マイクロホンユニット9〜1
3が成す正方形の中心に位置することになる。したがっ
て、MマイクロホンとSマイクロホンの出力を合成して
得られる見かけ上の2つのマイクロホン位置も正方形の
中心となり、完全にレベル差のみによるステレオマイク
ロホンを構成することができる。さらに、筐体の反射、
回折の影響による指向性の劣化が無く、筐体に内蔵しな
がらMS方式のステレオマイクロホンとして良好な特性
を維持することが可能となる。
【0018】図2は本発明のビデオカメラ用マイクロホ
ンの第2の実施例の構成を示す図である。第1の実施例
と異なるのは、第1のマイクロホンユニット19の出力
の低周波数成分をハイパスフィルタ23で除去してから
加算器25に入力する点であり、その他の構成は全て図
1に示した第1の実施例と同様である。図中の20は第
2のマイクロホンユニット、21は第3のマイクロホン
ユニット、22は第4のマイクロホンユニット、24は
遅延器、26は加算器、27は増幅器、28,29は加
算器である。
ンの第2の実施例の構成を示す図である。第1の実施例
と異なるのは、第1のマイクロホンユニット19の出力
の低周波数成分をハイパスフィルタ23で除去してから
加算器25に入力する点であり、その他の構成は全て図
1に示した第1の実施例と同様である。図中の20は第
2のマイクロホンユニット、21は第3のマイクロホン
ユニット、22は第4のマイクロホンユニット、24は
遅延器、26は加算器、27は増幅器、28,29は加
算器である。
【0019】このように構成されたマイクロホンの加算
器25の出力における指向性は、ハイパスフィルタ23のカ
ットオフ周波数を境界として低周波数域では無指向性、
高周波数域では単一指向性となる。
器25の出力における指向性は、ハイパスフィルタ23のカ
ットオフ周波数を境界として低周波数域では無指向性、
高周波数域では単一指向性となる。
【0020】図3に第1のマイクロホンユニット19と
第2のマイクロホンユニット20の間隔、および第3の
マイクロホンユニット21と第4のマイクロホンユニッ
ト22の間隔を10mm、ハイパスフィルタ23のカット
オフ周波数を200Hzとしたときの本実施例のマイク
ロホンの最終出力(左チャンネル)の指向性パターンを
示す。同図において30は周波数が100Hzの場合、
31は周波数が2kHzの場合の指向性パターンである。最
終出力では、高周波数域では第1の実施例とほぼ同様に
MS方式の指向性パターンが得られるが低周波数域では
無指向性となる。
第2のマイクロホンユニット20の間隔、および第3の
マイクロホンユニット21と第4のマイクロホンユニッ
ト22の間隔を10mm、ハイパスフィルタ23のカット
オフ周波数を200Hzとしたときの本実施例のマイク
ロホンの最終出力(左チャンネル)の指向性パターンを
示す。同図において30は周波数が100Hzの場合、
31は周波数が2kHzの場合の指向性パターンである。最
終出力では、高周波数域では第1の実施例とほぼ同様に
MS方式の指向性パターンが得られるが低周波数域では
無指向性となる。
【0021】したがって、本実施例のマイクロホンで
は、低周波数域での音圧感度の低下が無いため、風雑音
や周波数の低い振動雑音による収音SN比の低下は無指
向性マイクロホンと同程度であり、従来のMS方式のマ
イクロホンよりも高い収音SN比を維持することができ
る。
は、低周波数域での音圧感度の低下が無いため、風雑音
や周波数の低い振動雑音による収音SN比の低下は無指
向性マイクロホンと同程度であり、従来のMS方式のマ
イクロホンよりも高い収音SN比を維持することができ
る。
【0022】図4は本発明のビデオカメラ用ステレオマ
イクロホンの第3の実施例の構成を示す図である。第1
の実施例と異なるのは、加算器38の出力を増幅する増
幅器39を利得可変できるようにした点であり、その他
の構成は全て図1に示した第1の実施例と同様である。
図中の32,33,34,35はマイクロホンユニッ
ト、36は遅延器、37,38,40,41は加算器で
ある。
イクロホンの第3の実施例の構成を示す図である。第1
の実施例と異なるのは、加算器38の出力を増幅する増
幅器39を利得可変できるようにした点であり、その他
の構成は全て図1に示した第1の実施例と同様である。
図中の32,33,34,35はマイクロホンユニッ
ト、36は遅延器、37,38,40,41は加算器で
ある。
【0023】前記増幅器39の利得は光学系のズーム制
御信号に従って決定される。映像の画角が最も広いとき
には利得が2、画角が狭くなるにしたがって利得は小さ
くなり、画角が最も狭いときには利得は0となるように
設定する。図5に本実施例のマイクロホンの最終出力の
指向性パターンを示す。同図において、42,43はそ
れぞれ増幅器39の利得が2(画角が最大)のときの左
チャンネル、右チャンネル指向性パターンであり、4
4,45は増幅器39の利得が0(画角が最小)のとき
の左右のチャンネルの指向性パターンである。
御信号に従って決定される。映像の画角が最も広いとき
には利得が2、画角が狭くなるにしたがって利得は小さ
くなり、画角が最も狭いときには利得は0となるように
設定する。図5に本実施例のマイクロホンの最終出力の
指向性パターンを示す。同図において、42,43はそ
れぞれ増幅器39の利得が2(画角が最大)のときの左
チャンネル、右チャンネル指向性パターンであり、4
4,45は増幅器39の利得が0(画角が最小)のとき
の左右のチャンネルの指向性パターンである。
【0024】図5に示すように、本実施例のマイクロホ
ンでは、従来のMS方式のステレオマイクロホンと同様
な指向性パターンから正面方向が最大感度となる単一指
向性のパターンまで、指向性を連続的に変化させること
ができるので、画角が広いときにはMS方式による左右
の分離の優れたステレオ収音を行うとともに、映像のズ
ームングに合わせて狙った被写体の発する音声を強調す
る音響的ズーム効果を実現することができる。
ンでは、従来のMS方式のステレオマイクロホンと同様
な指向性パターンから正面方向が最大感度となる単一指
向性のパターンまで、指向性を連続的に変化させること
ができるので、画角が広いときにはMS方式による左右
の分離の優れたステレオ収音を行うとともに、映像のズ
ームングに合わせて狙った被写体の発する音声を強調す
る音響的ズーム効果を実現することができる。
【0025】図6は本発明のビデオカメラ用ステレオマ
イクロホンの第4の実施例の構成を示す図である。第3
の実施例と異なるのは、マイクロホンユニット46の出
力の低周波数成分をハイパスフィルタ50で除去してか
ら加算器52に入力する点であり、その他の構成は全て
図4に示した第3の実施例と同様である。図中の47,
48,49はマイクロホンユニット、51は遅延器、5
3,55,56は加算器、54は増幅器である。
イクロホンの第4の実施例の構成を示す図である。第3
の実施例と異なるのは、マイクロホンユニット46の出
力の低周波数成分をハイパスフィルタ50で除去してか
ら加算器52に入力する点であり、その他の構成は全て
図4に示した第3の実施例と同様である。図中の47,
48,49はマイクロホンユニット、51は遅延器、5
3,55,56は加算器、54は増幅器である。
【0026】このように構成されたマイクロホンの最終
出力における指向性は、ハイパスフィルタ50のカット
オフ周波数を境界として高周波数域では増幅器54の利
得に応じて図5に示したようなパターンとなり、低周波
数域では増幅器54の利得に関わらず無指向性となる。
出力における指向性は、ハイパスフィルタ50のカット
オフ周波数を境界として高周波数域では増幅器54の利
得に応じて図5に示したようなパターンとなり、低周波
数域では増幅器54の利得に関わらず無指向性となる。
【0027】したがって、本実施例のマイクロホンで
は、風雑音や周波数の低い振動雑音による収音SN比の
低下は無指向性マイクロホンと同程度であり、従来のM
S方式のマイクロホンよりも高い収音SN比を維持する
ことができ、かつ、聴感上指向性の変化を感じやすい周
波数帯域では第3の実施例と同様に音響的ズーム効果を
実現することができる。
は、風雑音や周波数の低い振動雑音による収音SN比の
低下は無指向性マイクロホンと同程度であり、従来のM
S方式のマイクロホンよりも高い収音SN比を維持する
ことができ、かつ、聴感上指向性の変化を感じやすい周
波数帯域では第3の実施例と同様に音響的ズーム効果を
実現することができる。
【0028】
【発明の効果】以上の実施例の説明より明らかなよう
に、本発明のビデオカメラ用ステレオマイクロホンにお
いては、MマイクロホンとSマイクロホンの出力を合成
して得られる見かけ上の2つのマイクロホン位置が4つ
のマイクロホンユニットが成す正方形の中心となり、完
全にレベル差のみによるステレオマイクロホンを構成す
ることができる。さらに、筐体の反射、回折の影響によ
る指向性の劣化が無く、筐体に内蔵しながらMS方式と
して良好な特性を維持することができる。
に、本発明のビデオカメラ用ステレオマイクロホンにお
いては、MマイクロホンとSマイクロホンの出力を合成
して得られる見かけ上の2つのマイクロホン位置が4つ
のマイクロホンユニットが成す正方形の中心となり、完
全にレベル差のみによるステレオマイクロホンを構成す
ることができる。さらに、筐体の反射、回折の影響によ
る指向性の劣化が無く、筐体に内蔵しながらMS方式と
して良好な特性を維持することができる。
【0029】また、低周波数域に無指向性の領域を設け
ることにより、風雑音や周波数の低い振動雑音による収
音SN比の低下を無指向性マイクロホンと同程度とし、
従来のMS方式のマイクロホンよりも高い収音SN比を
維持することができる。
ることにより、風雑音や周波数の低い振動雑音による収
音SN比の低下を無指向性マイクロホンと同程度とし、
従来のMS方式のマイクロホンよりも高い収音SN比を
維持することができる。
【0030】また、Sマイクロホンの利得を光学系のズ
ーム制御信号に応じて変化させることにより、従来のM
S方式のステレオマイクロホンと同様な指向性パターン
から正面方向が最大感度となる単一指向性のパターンま
で、指向性を連続的に変化させることができるので、画
角が広いときには左右の分離の優れたステレオ収音を行
うとともに、映像のズームングに合わせて狙った被写体
の発する音声を強調する音響的ズーム効果を実現するこ
とができる。
ーム制御信号に応じて変化させることにより、従来のM
S方式のステレオマイクロホンと同様な指向性パターン
から正面方向が最大感度となる単一指向性のパターンま
で、指向性を連続的に変化させることができるので、画
角が広いときには左右の分離の優れたステレオ収音を行
うとともに、映像のズームングに合わせて狙った被写体
の発する音声を強調する音響的ズーム効果を実現するこ
とができる。
【図1】本発明の第1の実施例のビデオカメラ用ステレ
オマイクロホンの構成図
オマイクロホンの構成図
【図2】本発明の第2の実施例のビデオカメラ用ステレ
オマイクロホンの構成図
オマイクロホンの構成図
【図3】本発明の第2の実施例のビデオカメラ用ステレ
オマイクロホン指向性パターン図
オマイクロホン指向性パターン図
【図4】本発明の第3の実施例のビデオカメラ用ステレ
オマイクロホンの構成図
オマイクロホンの構成図
【図5】本発明の第3の実施例のビデオカメラ用ステレ
オマイクロホン指向性パターン図
オマイクロホン指向性パターン図
【図6】本発明の第4の実施例のビデオカメラ用ステレ
オマイクロホンの構成図
オマイクロホンの構成図
【図7】従来のMS方式のステレオマイクロホンの構成
図
図
【図8】従来のMS方式のステレオマイクロホンの指向
性パターン図
性パターン図
9,10,11,12 無指向性マイクロホンユニ
ット 13 遅延器 14,15,17,18 加算器 16 増幅器
ット 13 遅延器 14,15,17,18 加算器 16 増幅器
Claims (4)
- 【請求項1】 共に無指向性であり、適当な間隔をおい
て配置された第1、第2のマイクロホンユニットと、共
に無指向性であり、前記第1、第2のマイクロホンユニ
ットを結ぶ線分を一本の対角線とする正方形の他の一本
の対角線の両端に配置された第3、第4のマイクロホン
ユニットと、前記第2のマイクロホンユニットの出力に
適当な遅延を与える遅延器と、前記第1のマイクロホン
ユニットの出力に対し前記遅延器の出力を逆相で加算す
る第1の加算器と、前記第3のマイクロホンユニットの
出力に対し前記第4のマイクロホンユニットの出力を逆
相で加算する第2の加算器と、前記第2の加算器の出力
を増幅する増幅器と、前記第1の加算器の出力に対し前
記増幅器の出力を同相で加算する第3の加算器と、前記
第1の加算器の出力に対し前記増幅器の出力を逆相で加
算する第4の加算器を備えたことを特徴とするビデオカ
メラ用ステレオマイクロホン。 - 【請求項2】 第1の加算器に入力される第1のマイク
ロホンユニットの出力の低周波数成分を除去するハイパ
スフィルタを備えた請求項1記載のビデオカメラ用ステ
レオマイクロホン。 - 【請求項3】 第2の加算器の出力を入力とする増幅器
の利得が0以上2以下の範囲で可変である請求項1記載
のビデオカメラ用ステレオマイクロホン。 - 【請求項4】 第2の加算器の出力を入力とする増幅器
の利得が0以上2以下の範囲で可変である請求項2記載
のビデオカメラ用ステレオマイクロホン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21465593A JP3186909B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | ビデオカメラ用ステレオマイクロホン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21465593A JP3186909B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | ビデオカメラ用ステレオマイクロホン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0775195A true JPH0775195A (ja) | 1995-03-17 |
JP3186909B2 JP3186909B2 (ja) | 2001-07-11 |
Family
ID=16659371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21465593A Expired - Fee Related JP3186909B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | ビデオカメラ用ステレオマイクロホン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3186909B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013038763A (ja) * | 2011-07-11 | 2013-02-21 | Panasonic Corp | エコーキャンセル装置、それを用いた会議システム、およびエコーキャンセル方法 |
-
1993
- 1993-08-31 JP JP21465593A patent/JP3186909B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013038763A (ja) * | 2011-07-11 | 2013-02-21 | Panasonic Corp | エコーキャンセル装置、それを用いた会議システム、およびエコーキャンセル方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3186909B2 (ja) | 2001-07-11 |
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Legal Events
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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