JPH0775105A - 画像データの符号化方法及び復元方法並びに装置 - Google Patents

画像データの符号化方法及び復元方法並びに装置

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JPH0775105A
JPH0775105A JP21826993A JP21826993A JPH0775105A JP H0775105 A JPH0775105 A JP H0775105A JP 21826993 A JP21826993 A JP 21826993A JP 21826993 A JP21826993 A JP 21826993A JP H0775105 A JPH0775105 A JP H0775105A
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広隆 千葉
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君孝 村下
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
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  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】複数の多値画像を複数の画素からなるブロック
に分割してブロック内の画素を直交変換して符号化する
画像データの符号化方法および復元方法並びに装置に関
し、単位時間当りに伝送可能な符号量に制限があって
も、復元画像に離散的な動きや背景部分などでのブロッ
ク状ノイズを起さないようにする。 【構成】画像変化のあるブロックを有効ブロックとして
検出し、有効ブロックを複数含むマクロブロックに対
し、有効ブロックの出現頻度に従った順序より、或いは
予め決めた順序により、マクロブロックの符号化順序を
決定して、マクロブロックごとに符号化を行なう。符号
化データは、マクロブロックの順序情報と符号情報を順
次伝送する。このとき符号量を監視し、予め定めた閾値
をオーバしたら符号化を中止し、次の画像の符号化に移
行する。復元側には、画像中の変化の大きい部分のマク
ロブロックから順番に符号化データが送られて復元さ
れ、符号伝送量の制限から途中で符号化を打ち切って
も、人間が特に注視する部分から画像が復元されるた
め、離散的な動きや背景のブロックノイズは起きない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続する画像を符号化
して圧縮し、また圧縮された画像を復元する画像データ
の符号化方法および復号方法並びに装置に関し、特に、
複数の画像の各々を複数の画素からなるブロックに分割
して、ブロック内の画素を直交変換して符号化する直交
変換符号化を用いた画像データの符号化方法および復元
方法並びに装置に関する。
【0002】数値データに比べて情報量が桁違いに大き
い画像データ、特に、中間調画像やカラー画像のデータ
を蓄積し、あるいは、高速かつ高品質で伝送するために
は、画素ごとの階調値を高能率で符号化して圧縮する必
要がある。画像データを高能率で圧縮する符号化方法と
しては、例えば適応離散コサイン変換符号化方式(Adap
tive Discrete Cosine Transform 以下、「ADCT」
と称する)がある。
【0003】ADCTは、画像を8×8画素からなるブ
ロックに分割し、各ブロックの画素信号を2次元離散コ
サイン変換(以下「DCT」と称する)により空間周波
数分布の係数に変換する。続いて視覚に適応した閾値で
量子化し、さらに、求めた量子化係数を統計的に求めた
ハフマン・テーブルにより符号化するものである。
【0004】
【従来の技術】従来、動画画像を対象とした符号化方法
は、静止画像を対象とした符号化方法よりも高い圧縮率
が得られる。しかし、回路規模が大きく、画質が低く、
コストが高いなどの欠点がある。これらの問題点を解消
する動画画像の符号化方法として、本願発明者等は、図
13の符号化装置および図14の復元装置を提案してい
る(特願平4−77957号)。
【0005】図13の符号化装置は、符号化部202、
基準ブロック保持部204、有効ブロック判定部20
6、判別値保持部208で構成される。入力端子200
からは連続するフレーム画像が入力する。連続する動画
像においては、現フレームを前フレームと比較した場
合、変化のある動画領域と、全く変化しなかった静止領
域が存在する。そこで、変化のある動画領域のみを静止
画の符号化方法を用いて符号化し、動画領域の位置を示
す情報と共に伝送する。
【0006】すなわち入力したフレーム画像は、有効ブ
ロック判定部206において、同一ブロックの同一位置
の各画素ごとに比較され、判定値保持部208に保持し
た判定値を越える変化があれば、このブロックを動画領
域を構成する有効ブロックとして判定する。有効ブロッ
ク判定部206の判定結果は符号化部202に伝えら
れ、有効ブロックの画素を符号化し、符号情報と有効ブ
ロックの位置を示す判別情報と組合わせた符号化データ
を出力端子210から出力する。また基準ブロック保持
部206に保持したフレーム画像は有効ブロックの部分
について書き替えられる。
【0007】一方、図14の復元装置は、符号分離部2
14、復元部216、アドレス発生部218および復元
画像保持部220で構成される。入力端子212からの
符号化データは符号分離部214に与えられ、有効ブロ
ックの位置を示す判別情報と符号情報に分離させる。復
元部216は符号情報から1ブロック分の画素データを
復元する。
【0008】同時にアドレス発生部218は有効ブロッ
クの画素位置を示すアドレス信号を発生する。このため
復元画像保持部220に保持された現在の保持画像の中
の符号化側で判定した有効ブロックと同一位置のブロッ
クについて復元画素の書き替えが行われる。即ち、復元
画像の中の動画領域のみが更新される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように本願発明者
等が提案した符号化及び復元方法によれば、1フレーム
を全てを静止画像として符号化するのに比べ、圧縮率を
高めることができる。ところで、単位時間当りに伝送で
きる符号量に制限がある場合には、符号化側で有効ブロ
ックの判別に使用する判別値を高くし、より変化の大き
なブロックのみを有効ブロックしてブロック数を減らす
必要があった。
【0010】しかし、有効ブロック数を減らすために判
別値を高くした符号化にあっては、画像の変化がある程
度蓄積された時点で有効ブロックと判別されて伝送され
る。このため、復元画像における動きが離散的に表現さ
れたり、背景などの変化が少ない部分などでも、ある特
定のブロックだけが伝送されて、均一なはずの背景にブ
ロック状の模様が発生するなどの問題点があった。
【0011】本発明の目的は、単位時間当りに伝送可能
な符号量に制限があっても、離散的な動きや背景部分な
どでのブロック状ノイズを起すことのない画像データの
符号化方法および復元方法並びに装置を提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。まず本発明の画像データの符号化方法は、連
続する画像を、画像ごとに(m×n)個の画素を含むブ
ロックに分割して符号化する画像データの符号化方法に
つき、次の〜の処理過程で構成される。 基準となる画像1を保持する基準画像保持過程; 現在、符号化対象となっている画像2を保持する画像
保持過程; 現在の画像2と基準画像保持過程で保持した基準画像
2とを比較し、変化のあったブロックを有効ブロック3
として検出する有効ブロック検出過程; 画像を構成する複数のブロックを所定数のブロックご
とにまとめて複数のマクロブロック4を設定し、各マク
ロブロック4ごとに符号化順序を決定する符号化順序決
定過程; 順序決定過程で決定したマクロブロック4の順序に従
って画像保持過程で保持した画像2の画素アドレスをブ
ロック単位に発生するアドレス発生過程; アドレス発生過程で発生したアドレスにより画像保持
過程で保持した画像の画素2を読出してブロック単位に
符号化する符号化過程; 符号化順序決定過程で決定した順序情報5と符号化過
程の符号情報6を組合せた符号化データ7を出力する符
号出力過程; 符号化過程による符号量が1フレーム分を符号化する
前に予め閾値を越えた時、或いは符号量が閾値を越える
前に1フレーム分の符号化を終えた時に符号化過程によ
る符号化を中止してて次の画像の処理に進む符号化終了
過程; ここで符号化順序決定過程は、マクロブロック4に含ま
れる有効ブロック数の多い順に各マクロブロック4の符
号化順序を決定するか、或いは、予め定めた順序に従っ
て各マクロブロック4の符号化順序を決定する。
【0013】アドレス発生過程は、各マクロブロック4
に含まれる全てのブロックの画素データを読出す画素ア
ドレスを発生してもよいし、各マクロブロック4に含ま
れる有効ブロック3の画素データを読出す画素アドレス
のみを発生するようにしてもよい。基準画像保持過程
は、アドレス発生過程で発生した画素アドレスにより符
号化のために読出された現在保持中の画像1の画素で基
準画像1の対応する画素を書き替えて更新する。すなわ
ち変化ありと判別されたブロックの画像のみを更新す
る。
【0014】有効ブロック検出過程による有効ブロック
の検出方法としては、次の3つの方法がある。 (I)現在、符号化対象となっている画像2と基準画像
1の同一ブロック内の同一位置にある各画素の差の絶対
値の最大値を求め、この最大値が予め定めた判定値以上
となるブロックを有効ブロック3として検出する。
【0015】(II)現在、符号化対象となっている画
像2と基準画像1の同一ブロック内の同一位置にある各
画素の差の絶対値の総和を求め、この総和が予め定めた
判定値以上となるブロックを有効ブロック3として検出
する。 (III)現在、符号化対象となっている画像2と基準
画像1の同一ブロック内の同一位置にある各画素の差の
2乗値の総和を求め、この総和が予め定めた判定値以上
となるブロックを有効ブロック3として検出する。
【0016】また有効ブロック検出過程は、現在、符号
化対象となっている画像2について有効ブロック3を検
出できなかった場合は、変化なしを示す情報を出力す
る。更に本発明のによる画像データの符号化方法で扱う
画像は、連続する偶数フィールドと奇数フィールドの各
画像で構成されたフレーム画像であり、基準画像保持過
程は各フィールドごとに基準画像1を保持し且つ書き替
える。
【0017】一方、本発明による画像データの符号化装
置は、基準となる画像1を保持する基準画像保持部と、
現在、符号化対象となっている画像2を保持する画像保
持部と、現在の画像2と基準画像1とを比較し、変化の
あったブロックを有効ブロック3として検出する有効ブ
ロック検出部と、画像を構成する複数のブロックを所定
数のブロックごとにまとめて複数のマクロブロック4を
設定し、各マクロブロック4ごとに符号化順序を決定す
る符号化順序決定部と、マクロブロック4の順序に従っ
て保持画像1の画素アドレスをブロック単位に発生する
アドレス発生部と、アドレス発生部の発生アドレスによ
り保持画像1の画素を読出してブロック単位に符号化す
る符号化部と、符号化順序決定部で決定したマクロブロ
ック4の順序情報5と符号化部の符号情報6を組合せた
符号化データ7を出力する符号出力部と、符号化部によ
る符号量が1フレーム分を符号化する前に予め閾値に越
えた時、或いは符号量が閾値を越える前に1フレーム分
の符号化を終えた時に符号化を中止して次の画像の処理
に進む符号化終了部とを備える。
【0018】一方、本発明は、画像を(m×n)個の画
素ごとに複数ブロックに分け、更に複数ブロックを所定
ブロック数ごとにまとめて複数のマクロブロック4を設
定し、各マクロブロック4ごとの符号化順序を示す順序
情報5と、各マクロブロック4に含まれる複数ブロック
を符号化した符号情報6とを含む符号化データ7から連
続する画像を復元する画像データ復元方法を対象とす
る。
【0019】この符号化方法は〜の処理過程で構成
される。 符号化データに含まれる順序情報5と符号情報(6)
を分離する分離過程; 分離過程で分離した順序情報5に基づいてマクロブロ
ック4に含まれる1又は複数のブロックを構成する複数
画素のアドレスを発生するアドレス発生過程; 分離過程で分離した符号情報6からブロック単位に画
素を復元する復元過程; 復元画像をブロック単位に保持する画像保持過程; 画像保持過程で保持した復元画像の前記アドレス発生
過程で発生したアドレスに、復元過程で復元した画素を
書込んでブロック単位で復元画像を更新する更新過程; また復元装置としては、符号化データに含まれる順序情
報5と符号情報6を分離する分離部と、分離した順序情
報5に基づいてマクロブロック4に含まれる1又は複数
のブロックを構成する複数画素のアドレスを発生するア
ドレス発生部と、分離した符号情報6からブロック単位
に画素を復元する復元部と、復元画像を保持する画像保
持部と、画像保持部に保持した復元画像の画素を、アド
レス発生部で発生したアドレスに書込んでブロック単位
で復元画像を更新する更新部とを備える。
【0020】
【作用】このような本発明による画像データの符号化方
法および装置は、伝送しようとする画像から変化ブロッ
クを有効ブロックとして抽出し、有効ブロックを複数含
むマクロブロックに対し、有効ブロックの出現頻度に従
った順序より、或いは予め決めた順序により、マクロブ
ロックの符号化順序を決定して、マクロブロックごとに
符号化を行なう。
【0021】このとき、マクロブロックの中の全てのブ
ロックを有効ブロックと見做して符号化するか、或い
は、マククロブロックの中の有効ブロックのみを符号化
する。伝送する符号化データは、マクロブロックの順序
情報と符号情報を順次伝送する。このとき1フレームの
符号量を監視し、予め定めた閾値をオーバーする場合に
は、対象のフレームの符号化伝送を中止し、次のフレー
ムの符号化伝送に移行する。
【0022】このため、符号化は、フレーム画像中の変
化を示す有効ブロックが多いマクロブロックの部分から
優先的に伝送されることになる。復元側では、画像の変
化のある人間が特に注視する部分の画像から順番に伝送
されて復元されるので、離散的な動きや背景部分でのブ
ロックノイズなどは発生しない。
【0023】
【実施例】図2は本発明による画像データの符号化装置
の一実施例を示した実施例構成図である。図2におい
て、入力端子10からは一定のフレーム周期ごとに画像
データが連続的に入力する。画像保持部12は入力端子
10からの画像データを画面単位に保持する。基準画像
保持部14には入力端子10より前周期に入力された画
像が基準画像として保持される。
【0024】有効ブロック判定部16は入力端子10か
ら入力された現在画像と基準画像保持部14に保持され
た前回の基準画像とを比較し、1画面を8×8画素のブ
ロック単位に分割したブロックごとに画像変化の有無を
検出し、所定以上の変化が得られたブロックを有効ブロ
ックとして判定する。判定値保持部18には有効ブロッ
ク判定部16の判定に使用される閾値としての判別値が
予め保持される。
【0025】符号順序判定部20は8×8画素単位に分
割したブロックを複数含むマクロブロックを定義し、マ
クロブロックごとに符号化を行う順序を決定する。符号
順序判定部20によるマクロブロックの符号化順位は次
の2つのいずれかの方法を採用する。 有効ブロック判定部16で得られたマクロブロック内
の有効ブロックの出現頻度を計数し、出現頻度の高いマ
クロブロックの順番に符号化順序を決定する。
【0026】マクロブロック内の有効ブロックの出現
頻度に関係なく、固定的に定めた順番に従ってマクロブ
ロックの符号化順序を決定する。 アドレス発生部22は符号化順序判定部20で決定され
たマクロブロックの符号化順序に従って、マクロブロッ
クに含まれる複数ブロックの画素を画像保持部12から
読み出すためのアドレスを発生する。このため画像保持
部12からは、決定されたマクロブロックの順番に各マ
クロブロックに含まれる全ブロックあるいは有効ブロッ
クのみの画素がブロック単位に読み出され、符号化部2
4に出力される。
【0027】符号化部24は静止画像の符号化方法とし
て知られたJPEGに従った符号化を行う。具体的に
は、符号化部24は画像保持部12から読み出された1
ブロック分の画素信号をブロックバッファ30に保持
し、DCT変換部32で1ブロック分の画素信号を2次
元離散コサイン変換して空間周波数分布のDCT係数に
変換する。続いて量子化部34で量子化閾値格納部36
に保持した量子化閾値を使用してDCT部32から出力
された空間周波数分布のDCT係数を量子化し、量子化
DCT係数を得る。
【0028】量子化部34からの量子化DCT係数は可
変長符号化部38において統計的に求めたハフマン符号
テーブル40に基づき可変長符号化し、符号情報として
符号量調整部26に出力する。符号量調整部26には符
号順序判定部20で決定されたマクロブロックの順序情
報と、符号化部24で符号化された符号情報が入力され
る。この順序情報及び符号化情報の入力を得て符号量調
整部26は、マクロブロック単位に順序情報と符号情報
を組み合わせた符号化データを出力端子28に出力し、
復元側に伝送する。
【0029】また符号量調整装置26は1画面分の符号
化ごとに符号化部24から得られる符号情報の符号量を
監視しており、単位時間当たりに伝送可能な符号量とし
ての所定の閾値を途中で越えた場合には、それ以降のマ
クロブロックの符号化伝送を中止する処理を行う。図3
は図2の符号化装置における処理機能を概略的に示した
説明図である。
【0030】まず有効ブロック判定部16は符号化対象
フレーム58が入力されるごとに基準画像保持部14に
保持されている前回フレームとしての基準フレーム56
とを同一ブロックの同一画素ごとに比較して各画素ごと
の変化を算出し、1ブロック分の画素の変化値から、そ
のブロックが有効ブロックか否か判定する。具体的に
は、有効ブロック判定部16は図4,図5または図6の
いずれかの実施例で実現される。図4に示す有効ブロッ
ク判定部の実施例は、入力端子10からのあるブロック
の画素について同一ブロックで同一位置となる画素を基
準画素保持部14から読み出し、変化算出部100で画
素の変化値を算出する。続いて絶対値算出部102で画
素の変化値の絶対値を求める。最大値検出部104は1
ブロック分の画素の変化値の絶対値が得られた時点で、
その中の最大値を検出し、比較部106に出力する。
【0031】比較部106には判別値保持部18より所
定の判別値が入力されており、最大値検出部104から
の画素変化値の絶対値の最大値が判別値を越えた場合
に、これを有効ブロックと判定する。比較部106によ
る有効ブロックの判定結果は有効ブロック情報保持部1
08に設けている1フレーム分のブロックビットマップ
の対応するブロックビットをビット“1”とし、有効ブ
ロックの有無を示すビットマップを作り出す。
【0032】この図4の実施例にあっては、画素変化値
の絶対値の中の最大値を検出するだけでよいので、比較
的簡単な回路で各ブロックに画素変化があったことを示
す有効ブロックの判定を行うことができる。図5に示す
有効ブロック判定部の第2実施例は、変化算出部10
0,絶対値算出部102に続いて累積加算部110を設
け、1ブロックにおける各画素の変化値の絶対値を累積
加算した値を比較部106に出力している。比較部10
6には判別値保持部108より累積加算に基づく有効ブ
ロックの判定に使用する所定の判別値が入力されてい
る。
【0033】この判別値を越える累積加算値が得られる
と比較部106は有効ブロックの判定出力を生じ、有効
ブロック情報保持部108の対応するビットマップのビ
ット位置を“1”にセットして有効ブロックであること
を書き込む。この第2実施例では1ブロックを構成する
画素の変化値の絶対値を累積した値により有効ブロック
を判定していることから、1ブロック全体の変化を捕え
ることができる。
【0034】図6に示す有効ブロック判定部16の第3
実施例は、変化算出部100に続いて2乗演算部112
を設け、2乗演算部112の演算結果をブロック単位に
累積加算部110で累積加算している。そして比較部1
06で累積加算部110の累積加算値と判別値保持部1
08からの2乗演算に基づく累積値に対応した所定の判
別値とを比較し、この判別値を越える累積加算値が得ら
れたときに有効ブロックの判定出力を生じ、有効ブロッ
ク情報保持部108の対応するビットを1にセットして
有効ブロックであることを示す。
【0035】この第3実施例では、画素変化量の2乗値
の累積により有効ブロックを判定しているため、画素の
変化量が強調され、視覚的に正確な1ブロック内の変化
を判定することができる。再び図3を参照するに、基準
フレーム画像56に対する符号化対象フレーム画像58
の比較判定から得られた有効ブロック判定部16による
判定結果は、例えば有効ブロック判定結果64に示すよ
うになる。この有効ブロック判定結果64において、斜
線部で示すブロック64が有効ブロックであり、白地の
部分が有効ブロックとして判別されなかったブロック、
すなわち無効ブロックである。
【0036】ここで、有効ブロック判定結果64に示し
ている各ブロックは左上隅のブロック60を拡大して左
側に示すように、横m=8個、縦n=8個のm×n=8
×8=64画素で1つのブロックを構成している。有効
ブロック判定部16で得られた有効ブロック判定結果6
4は符号順序判定部20に与えられ、複数ブロックを含
むマクロブロックにグループ分けされた後、符号化順序
を決める符号化順序判定結果66を求める。
【0037】まずマクロブロックを図7を参照して説明
する。図7(A)は8×8=64画素を1ブロックとし
た画面のブロック分割を示しており、各ブロックはブロ
ックIDにより特定することができる。例えば横方向の
ブロック数をi=1〜m、縦方向のブロック数をj=1
〜nとすると、斜線部で示す任意の位置のブロックID
はBijとして定義することができる。
【0038】勿論、このブロックID=Bijはブロック
番号やブロック先頭位置の画素の示すブロックスタート
アドレスで定義してもよい。このようなブロック分割に
対し更に本発明にあっては、図7(B)に示すように、
例えば横方向に4ブロック、縦方向に3ブロックの合計
12ブロックを1グループとしてまとめたマクロブロッ
クを予め定義している。
【0039】各マクロブロックは、例えば横方向のマク
ロブロック数をi、縦方向のマクロブロック数をjと定
義すると、Mijで特定される。このマクロブロックI
Dは単純なブロック番号であってもよいし、マクロブロ
ック左上隅の先頭画素のアドレスで与えられるマクロブ
ロックスタートアドレスであってもよい。図3の符号順
序判定結果66にあっては、説明を簡単にするため、マ
クロブロックIDをID=01〜12の数字で示してい
る。
【0040】ここで図7(A)は説明を簡単にするた
め、横12ブロック、縦9ブロックの合計108ブロッ
クとしているが、例えばPAL方式では横720画素×
縦576画素=414,720画素であることから、8
×8=64画素で1ブロックを構成した場合は横90ブ
ロック×縦72ブロック=6,480ブロックとなる。
再び図3を参照するに、符号順序判定部20で求められ
た符号順序判定結果66は、この場合には有効ブロック
判定結果64に対し図7(B)で定義されたマクロブロ
ックを割り当てた場合、各マクロブロックに含まれるブ
ロックのうちの有効ブロックの出現頻度、即ち有効ブロ
ックの数を求め、有効ブロックの数の多い順番に各マク
ロブロックにつき符号化順序1〜12を図示のように設
定している。
【0041】例えば、符号化順序1位はマクロブロック
ID=06であり、このマクロブロックは有効ブロック
判別結果64から明らかなように、マクロブロックに含
まれる9つの全画素が有効ブロックとして判定されてい
る。また符号化順序第2位のID=11のマクロブロッ
クは有効ブロック判定結果64から明らかなように、9
つのブロックのうちの4つの有効ブロックとなってい
る。
【0042】更に、符号化順位9位以降のマクロブロッ
クとなるID=01,04,08,12のマクロブロッ
クについては、有効ブロックは1つもなく、有効ブロッ
クの出現頻度から見ると同順位であるが、この実施例で
はマクロブロックIDの小さい順番に固定的に符号化順
序を割り当てている。符号順序判定結果66を得るため
の符号順序判定部20の他の実施例としては、図3に示
したように各マクロブロックにおける有効ブロックの出
現頻度に依存せず、固定的にマクロブロックの符号順序
を決定するようにしてもよい。この固定的な符号化順序
の決定方法は、例えば画面の中心に視聴者が注目してい
ることから、中心から外側のマクロブロックに向けて符
号化順序を固定的に設定する。また、画像の種別によっ
ては画面の特定位置に動きのある画像が集中する場合が
あることから、画像の性質に応じた特定位置に高い符号
化順位を固定的に設定してもよい。
【0043】このように符号順序判定部20で得られた
マクロブロックにおける符号化順序の判定結果はアドレ
ス発生部22に与えられ、符号化順序の高いマクロブロ
ックに対応する画像保持部12の画像から優先的に符号
化部24による符号化を行う。例えば図3の符号順序判
定結果66に従えば、まず有効ブロック出現頻度が最も
高いマクロブロックID=06が指定され、このID=
06に含まれる9つのブロックに対応する画像保持部1
2からの画像がブロックごとに順番に読み出され、符号
化部24で符号情報に変換される。
【0044】ここで、アドレス発生部22による符号化
のための読出アドレスの発生は、指定されたマクロブロ
ックに含まれる全ブロックについて順番にアドレスを発
生して符号化する方法と、マクロブロックに含まれる有
効ブロックのみのアドレスを発生して順次符号化する方
法との2つの方法がある。マクロブロック内の全ブロッ
クのアドレスを発生して符号化させるか有効ブロックの
みのアドレスを発生して符号化させるかは、復元品質の
要求内容に応じて決めればよい。
【0045】符号順序判定部20のマクロブロックの符
号化順序に基づくアドレス発生部22からのアドレス発
生でブロック単位に得られた符号情報は、符号量調整部
26で符号順序判定部20からの順序情報に組み合わさ
れ、出力端子28より復元側に出力伝送される。図8は
図2の符号量調整部26の実施例を示す。順序情報保持
部114には符号順序判定部20より符号化に伴うマク
ロブロック単位に順序情報が保持される。同時に、符号
情報保持部116には符号化部24より1マクロブロッ
ク分の符号情報が保持される。出力部118は例えばマ
ルチプレクサで構成され、1マクロブロック分の符号化
処理が済むと、順序情報保持部114の順序情報を出力
し、次に符号情報保持部116の1マクロブロック分の
符号情報を出力する。
【0046】更に符号量監視部120が設けられ、符号
情報保持部116に対する1フレーム当たりの符号量を
監視し、1フレーム周期当たりに復元側に伝送可能な符
号量に基づく閾値をオーバしたとき、それ以上のマクロ
ブロックの符号化を中止させ、次の画面の符号化に移行
するようにしている。図9は図8の出力部118より復
元側に出力される動画データのフォーマットを示す。動
画データは先頭の動画開始コード(SOM; Start of
Motion)150で始まり、間にフレーム番号1〜nで示
すnフレーム分の符号データ152を配置し、最後に動
画終了コード(EOM; Ent of Motin )154を設け
ている。1フレーム分の符号データは、符号開始コード
(SOI; Start of Image )で始まり、次に1フレー
ム分の符号化データ158を配置し、最後に符号終了コ
ード(EOI; End of Image )160を設けている。
1フレーム分の符号化データ158の中にはM00〜M43
で示すマクロブックごとの符号化データが複数配置され
る。
【0047】1マクロブロック分の符号化データ42は
下側に取り出して示すように、先頭部分には順序情報4
8が設けられ、続いてマクロブロック内の各ブロックの
符号情報52が設けられる。先頭の順序情報48は例え
ばマクロブロックID44,順序データ45、及びマク
ロブロックに含まれる有効ブロックを示すビットマップ
データ46で構成される。
【0048】有効ブロックを示すビットマップデータ4
6は図2のアドレス発生部22でマクロブロック内の全
ブロックを符号化する場合には、全ブロックのビットを
1としたビットマップデータとなる。これに対し、有効
ブロック判定部16で判定されたマクロブロック内の有
効ブロックのみを符号化する場合には、有効ブロックを
ビット1、それ以外のブロックをビット0としたビット
マップデータが格納される。
【0049】順序情報48に続いて設けた符号情報52
は、マクロブロックに含まれる各ブロックのブロック符
号データ50−1〜50−nで構成される。具体的には
順序情報48の中の有効ブロックのビットマップデータ
46でビット1が立ったブロックに対応する符号データ
が格納されることになる。
【0050】図10は図2に示した本発明の符号化装置
の処理動作を示したフローチャートである。入力端子1
0に対し連続的に画像を入力すると、各画像ごとにステ
ップS1〜S14の処理が繰り返される。まずステップ
S1でブロックごとに前画像と現画像との同一ブロック
内の同じ位置の画素を比較してブロック変化量を検出す
る。具体的には、図3,図4または図5のいずれかに示
したブロック変化量の算出が行われる。
【0051】続いてステップS2で、求めたブロック変
化量が所定の判別値を越えているか否かチェックし、越
えていればステップS3に進み、そのブロックを有効ブ
ロックとする。ブロック変化量が判別値より小さければ
ステップS3の有効ブロックとする処理は行わない。ス
テップS4では全ブロックについての有効ブロックの判
別処理の終了の有無をチェックしており、未終了であれ
ば次のブロックを指定して同じ処理を繰り返す。
【0052】全ブロックについて有効ブロックの判別処
理が済むとステップS6に進み、有効ブロックが全くな
かったか否か判断する。もし有効ブロックが全くなけれ
ば、この画面についての符号化は必要ないことから、ス
テップS4で変化なし情報を復元側に出力して、その画
面の符号化処理を終了する。ステップS6で有効ブロッ
クかあることが判別されるとステップS7に進み、予め
定義されたマクロブロックを割り当て、マクロブロック
に含まれる有効ブロックの出現頻度に基づいてマクロブ
ロックの符号化順序を決定する。また別の決定方法とし
ては、予め定めた順序に従ってマクロブロックの変化順
序を決める場合もある。
【0053】マクロブロックの変化順序が決まったなら
ば、ステップS8で決定順序に従ってマクロブロック内
の各ブロックを符号化する。この符号化で得られた符号
量はステップS9で所定の閾値と比較されており、閾値
未満であればステップS10で全マクロブロックの終了
の有無をチェックし、未終了であればステップS11で
基準画像保持部14に保持している基準画像の中の符号
化対象となったマクロブロックに対応する基準画像を書
き替え、ステップS12で決定順序に従って次のマクロ
ブロックを指定し、ステップS8〜S10の符号化を繰
り返す。
【0054】決定した符号化順序に従ったマクロブロッ
クごとの符号化中にステップS9で符号量が閾値を越え
た場合には、ステップS13に進んで符号化を中止し、
次の画像の符号化処理に移行する。また、符号量が閾値
を越えなくても、ステップS10で全マクロブロックの
符号化が終了した場合には、ステップS13で同様に符
号化を中止し、次の画像の符号化に移行する。
【0055】ここでステップS11における基準画像保
持部14に保持した基準画像の書替えはマクロブロック
単位に行っているが、符号化そのものはブロック単位に
行っていることから、基準画像の書替えも同様にブロッ
ク単位に行うようにしてもよい。また基準画像の書替え
は有効ブロック判定部16で変化ありと判定された有効
ブロックについてのみ書き替えることで、基準画像の書
替えを簡単に行うことができる。
【0056】また前回の基準画像と現在の処理対象画像
との変化を正確に検出するためには、画面単位で基準画
像を書き替えるようにしてもよい。図11は本発明によ
る画像データの復元装置の実施例を示した実施例構成図
である。この復元装置は入力端子70から図9に示した
マクロブロックごとに順序情報と符号情報をもつ符号化
データを入力し、元の画像を復元する。入力端子70か
らの符号化データは符号分離部72に与えられ、順序情
報48と符号情報52に分離される。順序情報48はア
ドレス発生部76に与えられ、マクロブロックに含まれ
る符号化された各ブロックの復元画素の書込アドレスを
発生する。例えば順序情報48は図9に示すように、マ
クロブロックID44を含むことから、マクロブロック
ID44から図7(B)に示すマクロブロックの位置を
認識できる。
【0057】更に、順序データ45に続く有効ブロック
のビットマップデータ46からビット1が立っている有
効ブロック、即ち符号化されたブロックを認識し、図7
(A)に示す復号対象となるマクロブロックに含まれる
複数のブロックIDを認識する。このように、復元対象
となったブロックIDが判れば、8×8=64画素で構
成された画素先頭アドレスがLUT等から得られること
から、この先頭画素アドレスを起点として一義的に64
画素のアドレスを生成することができる。
【0058】一方、符号分離部72で分離された符号情
報52は復元部74に与えられる。復元部74はJPE
Gに従った復元処理を行う。即ち、各ブロックの符号デ
ータごとに可変長復号部82で統計的に求めたハフマン
復号テーブル84を使用して固定長の量子化DCT係数
に変換する。続いて逆量子化部86で逆量子化閾値格納
部88に保持している逆量子化閾値の乗算により線形逆
量子化を行って、空間周波数分布のDCT係数に変換す
る。
【0059】更に、逆DCT部90で空間周波数分布の
DCT係数を逆2次元離散コサイン変換して、ブロック
ごとの画素データに復元して復元ブロック保持部92に
格納する。復元ブロック保持部92に格納された1ブロ
ック分の画素信号はアドレス発生部76で発生した画素
アドレスによりフレームメモリを用いた復元画素保持部
78に書き込まれ、復元したブロックの画像を書き替え
る。
【0060】ここで、符号化側からは例えば有効ブロッ
クの出現頻度の高いマクロブロックから優先的に符号化
データが送られてくるため、画像変化の大きいマクロブ
ロックの部分から復元画像が更新されることになる。従
って、伝送可能な符号量の制限により1画面の符号化伝
送の途中で符号化伝送が打ち切られても、既に画像変化
の大きなマクロブロックの部分については復元画像の書
替えが済んでいるため、変化の大きな画像変化を忠実に
復元できる。
【0061】また伝送符号量を低減させるために符号化
側での有効ブロックの判別値を高める操作を必要としな
いため、復元画像の離散的な動きは最小限に抑えられ、
背景部分におけるブロックノイズの発生も殆ど起きな
い。図12は図11の復元装置における復元処理を示し
たフローチャートである。復元動作を開始した場合に
は、まずステップS1で、符号化側で1画面について有
効ブロックが全くない場合に送出される変化なし情報の
有無をチェックする。もし変化なし情報を識別すると復
元処理は行わず、次の画面の復号情報を待つ。この場合
には既に復元画像保持部78に保持されている画像が表
示される。
【0062】変化なし情報がなければ有効な符号化デー
タであることからステップS2に進み、順序情報と符号
情報を分離する。順序情報についてはアドレス発生部7
6において復元画像保持部を構成するメモリへの書込ア
ドレスを生成する。また符号情報については、ステップ
S4で復元部74の可変長復号部82が1ブロック分の
可変長符号データを固定長データに復元した後、逆量子
化部86及び逆DCT部90によりブロック画像を復元
する。
【0063】復元したブロック画像をステップS6で復
元画像保持部78にステップS3で生成した書込アドレ
スを使用して書き込む。ステップS7では1フレーム分
の復元終了の有無をチェックしており、1フレーム分の
復元を終了するまでステップS2〜S6の処理を繰り返
す。1フレーム分の復元を終了すると再びステップS1
に戻り、変化なし情報の有無からの処理を繰り返す。
【0064】なお上記の実施例にあっては、符号化側及
び復元側のいずれについても1フレームの画像単位での
処理を例にとっているが、1フレームを奇数フィールド
と偶数フィールドの2フィールドで構成している場合に
は、符号化処理及び復元処理はフィールド単位に行う。
即ち、復元側にあってはフィールドごとに基準画像をも
ち、入力した同一フィールドに対応する基準フィールド
画像との比較で有効ブロックを判別し、マクロブロック
の符号化順序を決定して符号化を行う。また復元側にあ
ってはフィールドごとに復元画像を保持しており、フィ
ールドごとに復元したブロック画像を同一フィールドの
対応するブロックで書き替えるようになる。
【0065】更に本発明の符号化装置及び復元装置は図
2及び図11の実施例に示したハードウェア構成以外
に、図10に示した符号化アルゴリズム及び図12に示
した復元アルゴリズムをソフトウェアにより実現しても
よいことは勿論である。
【0066】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、静止画像を連続的に符号化して送ることで動画像を
復元する符号データの符号化方法及び復元方法並びに装
置について、各画像中の変化する動画像の視認に重要な
画像情報に高い優先度を与えて符号化転送することで、
単位時間当たりに転送可能な符号量に制限があっても、
復元側において動きの滑らかさを保証し、画面当たりの
符号化量を特に低減することなく高圧縮率及び高画質の
動画転送表示を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図;
【図2】本発明による符号化装置の実施例構成図;
【図3】本発明による符号化処理の内容を示した説明
図;
【図4】図2の有効ブロック判別部の第1実施例を示し
た実施例構成図;
【図5】図2の有効ブロック判別部の第2実施例を示し
た実施例構成図;
【図6】図2の有効ブロック判別部の第3実施例を示し
た実施例構成図;
【図7】符号化を行うブロックと符号化順序を決めるマ
クロブロックの関係を示した説明図;
【図8】図2の符号量調整部の実施例構成図;
【図9】本発明による符号化データの形式を示した説明
図;
【図10】図2の実施例による符号化処理を示したフロ
ーチャート;
【図11】本発明の復元装置の実施例構成図;
【図12】図11の実施例による復元処理を示したフロ
ーチャート;
【図13】本願発明者等が既に提案している符号化装置
の説明図;
【図14】本願発明者等が既に提案している復元装置の
説明図;
【符号の説明】
10,70:入力端子 12:画像保持部 14:基準画像保持部 16:有効ブロック判定部 18:判別値保持部 20:符号順序判定部 22:アドレス発生部 24:符号化部 26:符号量調整部 28,80:出力端子 30:ブロックバッファ 32:DCT部 34:量子化部 36:量子化閾値格納部 38:可変長符号化部 40:ハフマン符号テーブル 42:1マクロブロック分の符号化データ 44:マクロブロックID 45:順序データ 46:有効ブロックのビットマップデータ 48:順序情報 50−1〜50−n:ブロック符号データ 52:符号情報 56:基準フレーム 58:符号化対象フレーム 60:符号化対象ブロック 62:画素 64:有効ブロック判定結果 66:符号化順序判定結果 72:符号分離部 74:復元部 76:アドレス発生部 78:復元画像保持部 82:可変長復号部 84:ハフマン復号テーブル 86:逆量子化部 88:逆量子化閾値格納部 90:逆DCT部 92:復元ブロック保持部 100:変化算出部 102:絶対値算出部 104:最大値検出部 106:比較部 108:有効ブロック情報保持部 110:累積加算部 112:2乗演算部 114:順序情報保持部 116:符号情報保持部 118:出力部 120:符号量監視部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/41 Z

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続する画像ごとに(m×n)個の画素を
    含むブロックに分割して符号化する画像データの符号化
    方法に於いて、 基準となる画像(1)を保持する基準画像保持過程と、 現在、符号化対象となっている画像(2)を保持する画
    像保持過程と、 現在の画像(2)と前記基準画像保持過程で保持した基
    準画像(2)とを比較し、変化のあったブロックを有効
    ブロック(3)として検出する有効ブロック検出過程
    と、 画像を構成する複数のブロックを所定数のブロックごと
    にまとめて複数のマクロブロック(4)を設定し、各マ
    クロブロック(4)ごとに符号化順序を決定する符号化
    順序決定過程と、 前記順序決定過程で決定したマクロブロック(4)の順
    序に従って前記画像保持過程で保持した画像(2)の画
    素アドレスをブロック単位に発生するアドレス発生過程
    と、 前記アドレス発生過程で発生したアドレスにより前記画
    像保持過程で保持した画像の画素(2)を読出してブロ
    ック単位に符号化する符号化過程と、 前記符号化順序決定過程で決定した順序情報(5)と前
    記符号化過程で変換した符号情報(6)を組合せた符号
    化データ(7)を出力する符号出力過程と、 前記符号化過程による符号量が1画面分を符号化する前
    に予め閾値を越えた時、或いは前記符号量が前記閾値を
    越える前に1画面分の符号化を終えた時に前記符号化過
    程による符号化を中止して次の画像の処理に進む符号化
    終了過程と、 を備えたことを特徴とする画像データの符号化方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像データの符号化方法に
    於いて、 前記符号化順序決定過程は、前記マクロブロック(4)
    に含まれる有効ブロック数の多い順に各マクロブロック
    (4)の符号化順序を決定することを特徴とする画像デ
    ータの符号化方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の画像データの符号化方法に
    於いて、 前記符号化順序決定過程は、予め定めた順序に従って各
    マクロブロック(4)の符号化順序を決定することを特
    徴とする画像データの符号化方法。
  4. 【請求項4】請求項1,2又は3記載の画像データの符
    号化方法に於いて、 前記アドレス発生過程は、各マクロブロック(4)に含
    まれる全てのブロックの画素データを読出す画素アドレ
    スを発生することを特徴とする画像データ符号化方法。
  5. 【請求項5】請求項1,2又は3記載の画像データの符
    号化方法に於いて、 前記アドレス発生過程は、各マクロブロック(4)に含
    まれる有効ブロック(3)の画素データを読出す画素ア
    ドレスのみをを発生することを特徴とする画像データ符
    号化方法。
  6. 【請求項6】請求項1記載の画像データの符号化方法に
    於いて、 前記基準画像保持過程は、前記アドレス発生過程で発生
    した画素アドレスにより現在保持中の画像(2)から読
    出された画素で、基準画像(1)の対応する画素を書き
    替えることを特徴とする画像データの符号化方法。
  7. 【請求項7】請求項1記載の画像データの符号化方法に
    於いて、 前記有効ブロック検出過程は、現在、符号化対象となっ
    ている画像(2)と前記基準画像(1)の同一ブロック
    内の同一位置にある各画素の差の絶対値の最大値を求
    め、該最大値が予め定めた判定値以上となるブロックを
    有効ブロック(3)として検出することを特徴とする画
    像データの符号化方法。
  8. 【請求項8】請求項1記載の画像データの符号化方法に
    於いて、 前記有効ブロック検出過程は、現在、符号化対象となっ
    ている画像(2)と前記基準画像(1)の同一ブロック
    内の同一位置にある各画素の差の絶対値の総和を求め、
    該総和が予め定めた判定値以上となるブロックを有効ブ
    ロック(3)として検出することを特徴とする画像デー
    タの符号化方法。
  9. 【請求項9】請求項1記載の画像データの符号化方法に
    於いて、 前記有効ブロック検出過程は、現在、符号化対象となっ
    ている画像(2)と前記基準画像(1)の同一ブロック
    内の同一位置にある各画素の差の2乗値の総和を求め、
    該総和が予め定めた判定値以上となるブロックを有効ブ
    ロック(3)として検出することを特徴とする画像デー
    タの符号化方法。
  10. 【請求項10】請求項1、7、8、又は9記載の画像デ
    ータの符号化方法に於いて、 前記有効ブロック検出過程は、現在、符号化対象となっ
    ている画像について有効ブロック(3)を検出できなか
    った場合は、変化なしを示す情報を出力することを特徴
    とする画像データの符号化方法。
  11. 【請求項11】請求項1乃至10記載の画像データの符
    号化方法に於いて、前記1つの画像は、連続する偶数フ
    ィールドと奇数フィールドの各画像で構成されたフレー
    ム画像であり、前記基準画像保持過程は各フィールドご
    とに基準画像を保持し且つ書き替えることを特徴とする
    画像データの符号化方法。
  12. 【請求項12】連続する画像ごとに(m×n)個の画素
    を含むブロックに分割して符号化する画像データの符号
    化装置に於いて、 基準となる画像を保持する基準画像保持手段と、 現在、符号化対象となっている画像を保持する画像保持
    手段と、 現在の画像と前記基準画像保持手段で保持した基準画像
    とを比較し、変化のあったブロックを有効ブロック
    (3)として検出する有効ブロック検出手段と、 画像を構成する複数のブロックを所定数のブロックごと
    にまとめて複数のマクロブロック(4)を設定し、各マ
    クロブロック(4)ごとに符号化順序を決定する符号化
    順序決定手段と、 前記順序決定手段で決定したマクロブロック(4)の順
    序に従って前記画像保持手段で保持した画像の画素アド
    レスをブロック単位に発生するアドレス発生手段と、 前記アドレス発生手段で発生したアドレスにより前記画
    像保持手段で保持した画像の画素を読出してブロック単
    位に符号化する符号化手段と、 前記符号化順序決定手段で決定した順序情報(5)と前
    記符号化手段で変換した符号情報(6)を組合せた符号
    化データ(7)を出力する符号出力手段と、 前記符号化手段による符号量が1画像分を符号化する前
    に予め閾値を越えた時、或いは前記符号量が前記閾値を
    越える前に1画像分の符号化を終えた時に前記符号化手
    段による符号化を中止して次の画像の処理に進む符号化
    終了手段と、 を備えたことを特徴とする画像データの符号化装置。
  13. 【請求項13】請求項12記載の画像データの符号化装
    置に於いて、 前記符号化順序決定手段は、前記マクロブロック(4)
    に含まれる有効ブロック数の多い順に各マクロブロック
    (4)の符号化順序を決定することを特徴とする画像デ
    ータの符号化装置。
  14. 【請求項14】請求項12記載の画像データの符号化装
    置に於いて、 前記符号化順序決定手段は、予め定めた順序に従って各
    マクロブロック(4)の符号化順序を決定することを特
    徴とする画像データの符号化装置。
  15. 【請求項15】請求項12,13又は14記載の画像デ
    ータの符号化装置に於いて、 前記アドレス発生手段は、各マクロブロック(4)に含
    まれる全てのブロックの画素データを読出す画素アドレ
    スを発生することを特徴とする画像データ符号化装置。
  16. 【請求項16】請求項12,13又は14記載の画像デ
    ータの符号化装置に於いて、 前記アドレス発生手段は、各マクロブロック(4)に含
    まれる有効ブロック(3)の画素データを読出す画素ア
    ドレスのみを発生することを特徴とする画像データ符号
    化装置。
  17. 【請求項17】請求項12記載の画像データの符号化装
    置に於いて、 前記基準画像保持手段は、前記アドレス発生手段で発生
    した画素アドレスにより現在保持中の画像(2)から読
    出された画素で、基準画像(1)の対応する画素を書き
    替えることを特徴とする画像データの符号化装置。
  18. 【請求項18】請求項12記載の画像データの符号化装
    置に於いて、 前記有効ブロック検出手段は、現在、符号化対象となっ
    ている画像(2)と前記基準画像(1)の同一ブロック
    内の同一位置にある各画素の差の絶対値の最大値を求
    め、該最大値が予め定めた判定値以上となるブロックを
    有効ブロック(3)として検出することを特徴とする画
    像データの符号化装置。
  19. 【請求項19】請求項12記載の画像データの符号化装
    置に於いて、 前記有効ブロック検出手段は、現在、符号化対象となっ
    ている画像(2)と前記基準画像(1)の同一ブロック
    内の同一位置にある各画素の差の絶対値の総和を求め、
    該総和が予め定めた判定値以上となるブロックを有効ブ
    ロック(3)として検出することを特徴とする画像デー
    タの符号化装置。
  20. 【請求項20】請求項12記載の画像データの符号化装
    置に於いて、 前記有効ブロック検出手段は、現在、符号化対象となっ
    ている画像(2)と前記基準画像(1)の同一ブロック
    内の同一位置にある各画素の差の2乗値の総和を求め、
    該総和が予め定めた判定値以上となるブロックを有効ブ
    ロック(3)として検出することを特徴とする画像デー
    タの符号化装置。
  21. 【請求項21】請求項12、18、19又は20記載の
    画像データの符号化装置に於いて、 前記有効ブロック検出手段は、現在、符号化対象となっ
    ている画像について有効ブロック(3)を検出できなか
    った場合は、変化なしを示す情報を出力することを特徴
    とする画像データの符号化装置。
  22. 【請求項22】請求項12乃至21記載の画像データの
    符号化装置に於いて、前記1つの画像は、連続する偶数
    フィールドと奇数フィールドの各画像で構成されたフレ
    ーム画像であり、前記基準画像保持手段は各フィールド
    ごとに基準画像を保持し且つ書き替えることを特徴とす
    る画像データの符号化装置。
  23. 【請求項23】画像を(m×n)個の画素ごとに複数ブ
    ロックに分け、更に複数ブロックを所定ブロック数ごと
    にまとめて複数のマクロブロック(4)を設定し、各マ
    クロブロック(4)ごとの符号化順序を示す順序情報
    (5)と、各マクロブロック(4)に含まれる複数ブロ
    ックを符号化した符号情報(6)とを含む符号化データ
    (7)から連続する画像を復元する画像データ復元方法
    に於いて、 前記符号化データに含まれる順序情報(5)と符号情報
    (6)を分離する分離過程と、 前記分離過程で分離した順序情報(5)に基づいて前記
    マクロブロック(4)に含まれる1又は複数のブロック
    を構成する複数画素のアドレスを発生するアドレス発生
    過程と、 前記分離過程で分離した符号情報(6)からブロック単
    位に画素を復元する復元過程と、 前記復元画像をブロック単位で保持する画像保持過程
    と、 前記画像保持過程で保持した復元画像の画素を、前記ア
    ドレス発生過程で発生したアドレスに書込んでブロック
    単位で復元画像を更新する更新過程と、 を備えたことを特徴とする画像データの復元方法。
  24. 【請求項24】請求項23記載の画像データの復元方法
    に於いて、前記画像保持過程は奇数フィールドと偶数フ
    ィールドの復元画像を保持し、前記更新過程は、符号化
    のフィールドと同一フィールドの画像を更新することを
    特徴とする画像データの復元方法。
  25. 【請求項25】画像を(m×n)個の画素ごとに複数ブ
    ロックに分け、更に複数ブロックを所定ブロック数ごと
    にまとめて複数のマクロブロック(4)を設定し、各マ
    クロブロック(4)ごとの符号化順序を示す順序情報
    (5)と、各マクロブロック(4)に含まれる複数ブロ
    ックを符号化した符号情報(6)とを含む符号化データ
    (7)から連続する画像を復元する画像データ復元装置
    に於いて、 前記符号化データに含まれる順序情報(5)と符号情報
    (6)を分離する分離手段と、 前記分離手段で分離した順序情報(5)に基づいて前記
    マクロブロック(4)に含まれる1又は複数のブロック
    を構成する複数画素のアドレスを発生するアドレス発生
    手段と、 前記分離手段で分離した符号情報(6)からブロック単
    位に画素を復元する復元手段と、 前記復元画像をブロック単位に保持する画像保持手段
    と、 前記画像保持手段で保持した復元画像の画素を、前記ア
    ドレス発生手段で発生したアドレスに書込んでブロック
    単位で復元画像を更新する更新手段と、 を備えたことを特徴とする画像データの復元装置。
  26. 【請求項26】請求項25記載の画像データの復元装置
    に於いて、前記画像保持手段は奇数フィールドと偶数フ
    ィールドの復元画像を保持し、前記更新手段は、符号化
    のフィールドと同一フィールドの画像を更新することを
    特徴とする画像データの復元装置。
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