JPH0774881B2 - ストロボ装置 - Google Patents

ストロボ装置

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JPH0774881B2
JPH0774881B2 JP3751387A JP3751387A JPH0774881B2 JP H0774881 B2 JPH0774881 B2 JP H0774881B2 JP 3751387 A JP3751387 A JP 3751387A JP 3751387 A JP3751387 A JP 3751387A JP H0774881 B2 JPH0774881 B2 JP H0774881B2
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JP
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zoom
bounce
relay
ultrasonic motor
gear
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JP3751387A
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秀樹 松井
一之 風見
英洋 小川
省三 山野
則一 横沼
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Nikon Corp
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Nikon Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、発光部から発光される光の方向,角度範囲を
変えることができるようにしたストロボ装置に関する。
「従来の技術」 従来の発光部から発光される光の方向,角度範囲を変え
ることができるようにしたストロボ装置は、前後変位に
より光の角度範囲を変えるズームヘッドを相互に直角を
なす揺動軸を介して角度変位可能に支持し、手動で角度
を変えるとともにズームヘッドを前後移動させ、可動部
位に節度機構を設けて姿勢を保持するようにしたものが
一般的であった。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、このような従来のストロボ装置では、手
動操作が煩雑であるとともに、節度機構により方向や角
度範囲を段階的にしか設定できないので、操作性が悪
く、取扱いにくく、これを安易に動力で動作させようと
すると、構造が複雑になり、大型化したり高価になると
いう問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされた
もので、上記問題点を解決し、操作性を向上させたスト
ロボ装置を提供することを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するための本発明の要旨とするところ
は、 基部20と、該基部20に対し垂直軸回りに相対的に角度変
位可能に支持された第1の中継部30と、該第一の中継部
30に対し水平軸回りに相対的に角度変位可能に支持され
た第2の中継部40と、発光部を備えるとともに前記第2
の中継部に対し前後変位可能に支持され、該前後変位に
より発光部から発光される光の角度範囲を変えるズーム
ヘッド50とを有するストロボ装置において、 前記基部20と第1の中継部30との間、第1の中継部30と
第2の中継部40との間、第2の中継部40とズームヘッド
50との間の少なくとも1個所の超音波モータ60を設け、
第1の中継部30,第2の中継部40,ズームヘッド50のいず
れかを駆動できるようにしたことを特徴とするストロボ
装置に存する。
「作用」 それ自体が薄型で小型軽量の超音波モータはほとんどス
ペースを要することなく、基部と第1の中継部との間、
第1の中継部と第2の中継部との間、第2の中継部とズ
ームヘッドとの間の少なくとも1個所に装着され、第1
の中継部,第2の中継部,ズームヘッドの少なくとも一
つを変位調節可能である。
超音波モータに通電すると、動作対称が変位し、光の方
向,角度範囲が変化し、通電を止めれば超音波モータは
その状態で停止して動作対称を保持し、自動的にかつ無
段階に光の方向,角度範囲を設定することができるもの
である。
「実施例」 以下、図面に基づき本発明の各種実施例を説明する。
第1図〜第6図は本発明の第1実施例を示している。
第1図に示すように、本実施例のストロボ装置10は、基
部20と、基部20に垂直軸L1回りに相対的に角度変位可能
に支持された第1の中継部30と、第1の中継部30に水平
軸L2回りに相対的に角度変位可能に支持された第2の中
継部40と、発光部を備えるとともに第2の中継部40に対
し軸L3に沿って前後変位可能に支持され、その変位によ
り発光部から発光される光の角度範囲を替えるズームヘ
ッド50とを有して成る。
基部20には、カメラ本体への接続脚部11と、通常液晶な
どが用いられる表示パネル21と、モード切換スイッチ12
と、電源スイッチ13と、ズームバウンス選択スイッチ14
と、ズームバウンス可能スイッチ15と、テスト発光釦16
と、光量切換スイッチ17と、レディライトとも呼ぶ充電
完了表示18と、調光確認表示19とを備えている。
本実施例においては、ズーム及びバウンス機構は、全て
自動化されており、それぞれの部位に回転型超音波モー
タとリニア型超音波モータとが装着されている。
左右バウンスに対しては、第2図に示すように、基部20
と第1の中継部30との間に、垂直軸L1を中心とする回転
駆動軸を有する超音波モータ60が装着されている。
超音波モータ60は周知のように、回転子61と圧電素子62
でバックアップされた固定子63とを、ライニング材64を
介在させ圧接して組み合わせて成る。
上下バウンスに対しては、第3図に示すように、第1図
の水平軸L2を中心とする回転駆動軸を有する左右バウン
スの場合と同一の仕様の超音波モータ60を横にして第1
の中継部30と第2の中継部40との間に装着してある。
ズームヘッド50と第2の中継部40との間には、第4図に
示すように、第1図の軸L3の軸に沿う駆動軸線を有すリ
ニア型の超音波モータ60aを装着してある。
超音波モータ60aは、直動子65と圧電素子66でバックア
ップされた固定子67とを、ライニング材68を介在させ圧
接して組み合わせて成る。
次に作用を説明する。
動かしたい左右・上下・ズームのいずれかをズームバウ
ンス選択スイッチ14で選択し、ズームバウンス可動スイ
ッチ15を操作している間だけ任意の量を可動できるよう
になっている。
ズームバウンス選択スイッチ14で左右バウンスを選択し
た場合、ズームバウンス可動スイッチ15をオンにする
と、基部20と第1の中継部30との間に介装した超音波モ
ータ60が起動し、超音波モータ60の回転子61が回動し、
第1の中継部30が垂直軸L1を中心として回転する。所望
の位置でズームバウンス可動スイッチ15をオフにすると
超音波モータ60が停止し、当該位置で第1の中継部30が
保持され、左右バウンス位置が無段階に設定される。
ズームバウンス選択スイッチ14で左右バウンスを選択し
た場合、ズームバウンス可動スイッチ15をオンにする
と、第1の中継部30と第2の中継部40との間に介装した
超音波モータ60が起動し、回転子61が回動し、第2の中
継部40が水平軸L2を中心として回転する。所望の位置で
ズームバウンス可動スイッチ15をオフにすると超音波モ
ータ60が停止し、当該位置で第2の中継部40が保持さ
れ、上下バウンス位置が無段階に設定される。
ズームバウンス選択スイッチ14でズームを選択した場
合、ズームバウンス可動スイッチ15をオンにすると、第
2の中継部40とズームヘッド50との間に介装した超音波
モータ60aが起動し、直動子65が直線的に移動し、ズー
ムヘッド50が軸L3に沿って前後移動する。
所望の位置でズームバウンス可動スイッチ15をオフにす
ると超音波モータ60が停止し、当該位置でズームヘッド
50が保持され、前後位置が定まり、光の角度範囲が無段
階に設定される。
表示パネル21はストロボ装置10の設定状態を表示してお
り、第5図および第6図はこれらの表示例を示してい
る。
第5図は上下方向のバウンスがストロボ発光部の光軸に
対して15゜上を向き、左右方向のバウンスが左側に30゜
向き、ズームヘッドは35mm配光になっていることを示し
ている。第6図は、下バウンス7゜,右方向に45゜,そ
して50mm配光になっていることを示している。
第7図〜第9図は本発明の第2実施例を示している。
第2実施例は第1実施例が3個の超音波モータを要した
のに対し、超音波モータが1個で済むようにしたもので
ある。
超音波モータ60は1個とし、それに切換機構70を設け、
それぞれの可動部への伝達はギヤその他の機構で行って
いる。
超音波モータ60の駆動ギヤ60bにズームバウンス切換え
ギヤ71を噛合させ、ズームバウンス切換えギヤ71に左右
バウンス伝達ギヤ72,上下バウンス伝達ギヤ73,ズーム伝
達ギヤ74を噛合させ、さらに、左右バウンス伝達ギヤ7
2,上下バウンス伝達ギヤ73,ズーム伝達ギヤ74のストッ
パギヤ75,76を設けてある。
動作は次のとおりである。
バウンス選択スイッチ14によりズームバウンス切換え操
作がなされ、ズームバウンス切換えギヤが軸L4に沿って
上下に動き左右バウンス伝達ギヤ72,上下バウンス伝達
ギヤ73,ズーム伝達ギヤ74のいずれかにかみ合う。スト
ッパーギヤ75,76はズームバウンス切換えギヤ71と連動
している。
第9図(a)に示すように、ズームバウンス切換えギヤ
71と左右バウンス伝達ギア72とがかみ合っているとき、
上下バウンス伝達ギヤ73,ズーム伝達ギヤ74はフリーに
なっていてストッパーギヤ76で上下バウンス伝達ギヤ7
3,ズーム伝達ギヤ74は固定されている。ストッパギヤ75
は下方で待機している。
この状態から第9図(b)に示すように、ズームバウン
ス切換えギヤ71が上方向に動くと、ストッパーギヤ75も
動いて左右バウンス連動ギヤ72にかみ合って固定する。
ズームバウンス切換えギヤ71と上下バウンス伝達ギヤ73
とが合っているときは、ストッパーギヤ75で左右バウン
ス伝達ギヤ72を、ストッパーギヤ76でズーム伝達ギヤ74
を固定し、第9図(c)に示すように、ズームバウンス
切換えギヤ71とズーム伝達ギヤ74とかみ合っているとき
は、ストッパーギヤ75で左右バウンス伝達ギヤ72,上下
バウンス伝達ギヤ73を固定している。
前記各噛合状態により、超音波モータ60の駆動力は各部
に伝達され、第1実施例と同様に左右バウンス,上下バ
ウンス,ズームの設定がなされる。
なお、可動ギヤからストッパーギヤに移る際は、第9図
に示す如く一部がダブルことにより、不必要に動かない
ようになっている。
「発明の効果」 本発明に係るストロボ装置によれば、超音波モータをズ
ームまたはバウンスの駆動源として使用することによ
り、任意の位置へのセットが容易になるほか、超音波モ
ータが薄く小さくかつ直接駆動もできるので、従来のモ
ータに比しスペース効率がよく装置が小型化する。超音
波モータを1個にしたものは、さらにスペース効率をよ
くするとともにコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の第1実施例を示しており、第
1図はストロボ装置の全体斜視図、第2図は左右バウン
ス機構の断面図、第3図は上下バウンス機構の断面図、
第4図はズーム機構の断面図、第5図および第6図は表
示パネルにおけるズーム及びバウンスの表示例、第7図
〜第9図は本発明の第2実施例を示しており、第7図は
切換機構の斜視図、第8図は同じく平面図、第9図は切
換状態を示す説明図である。 10……ストロボ装置、11……接続脚部 14……ズームバウンス選択スイッチ 15……ズームバウンス可動スイッチ 20……基部、21……表示パネル 30……第1の中継部、40……第2の中継部 50……ズームヘッド 60,60a……超音波モータ、61……回転子 63,67……固定子、65……直動子 70……切換機構 71……ズームバウンス切換えギヤ 72……左右バウンス伝達ギヤ 73……上下バウンス伝達ギヤ 74……ズーム伝達ギヤ 75,76……ストッパギヤ
フロントページの続き (72)発明者 山野 省三 東京都品川区西大井1丁目6番3号 日本 光学工業株式会社大井製作所内 (72)発明者 横沼 則一 東京都品川区西大井1丁目6番3号 日本 光学工業株式会社大井製作所内 (56)参考文献 実開 昭61−121433(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基部と、該基部に対し垂直軸回りに相対的
    に角度変位可能に支持された第1の中継部と、該第一の
    中継部に対し水平軸回りに相対的に角度変位可能に支持
    された第2の中継部と、発光部を備えるとともに前記第
    2の中継部に対し前後変位可能に支持され、該前後変位
    により発光部から発光される光の角度範囲を変えるズー
    ムヘッドとを有するストロボ装置において、 前記基部と第1の中継部との間、第1の中継部と第2の
    中継部との間、第2の中継部とズームヘッドとの間の少
    なくとも1個所に超音波モータを設け、第1の中継部,
    第2の中継部,ズームヘッドのいずれかを駆動できるよ
    うにしたことを特徴とするストロボ装置。
JP3751387A 1987-02-20 1987-02-20 ストロボ装置 Expired - Lifetime JPH0774881B2 (ja)

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JPS63204238A JPS63204238A (ja) 1988-08-23
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ID=12499617

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JP5521545B2 (ja) 2009-12-28 2014-06-18 パナソニック株式会社 ストロボ装置及びこれを備えた撮像装置
JP6168870B2 (ja) 2013-06-17 2017-07-26 キヤノン株式会社 撮像装置、カメラシステム及び制御方法
JP6512768B2 (ja) 2014-08-08 2019-05-15 キヤノン株式会社 照明装置、撮像装置及びカメラシステム
JP6486040B2 (ja) 2014-09-10 2019-03-20 キヤノン株式会社 撮像システム、照明装置及び制御方法
JP6562791B2 (ja) 2015-09-14 2019-08-21 キヤノン株式会社 撮影装置、その制御方法およびプログラム
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