JP3022951U - オートスライド映写機の早送り機構 - Google Patents

オートスライド映写機の早送り機構

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JP3022951U JP1995009934U JP993495U JP3022951U JP 3022951 U JP3022951 U JP 3022951U JP 1995009934 U JP1995009934 U JP 1995009934U JP 993495 U JP993495 U JP 993495U JP 3022951 U JP3022951 U JP 3022951U
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周一 松井
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キャビン工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】操作及び構成を複雑化させることなく、フィル
ム送りと切り離してマガジンの早送り処理速度を向上さ
せることのできるオートスライド映写機を提供する。 【解決手段】直方体形状のスライドフィルム収納用のマ
ガジンと、マガジンに収納されたスライドフィルムを出
し入れ可能にするスライドフィルム移送機構3と、スラ
イドフィルム移送機構駆動手段と、マガジンの長手方向
に沿ってマガジンを直線移動可能にするマガジン移動機
構5と、スライドフィルムの出し入れとマガジンの直線
移動を連動させる連動機構6とを備えているオートスラ
イド映写機の送り機構において、マガジン移動機構5の
みを駆動するマガジン移動機構駆動手段7が設けられて
おり、スライドフィルム移送機構3を動作させることな
くマガジンを直線移動可能にしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、オートスライド映写機の早送り機構に関し、より詳細には、簡単な 構成で、マガジンの早送り動作を迅速、且つ円滑化して操作性を向上させたオー トスライド映写機の早送り機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
レンズと光源装置を用いてリバーサルフィルムを拡大投影するオートスライド 映写機には、一般にスライドフィルムを自動的に投影位置にセット可能な送り機 構が備えられており、スライドフィルムの連続映写が可能であると共に、所望の コマを映写可能になっている。 例えば、図3に示すオートスライド映写機の送り機構1は、スライドフィルム 収納用のマガジン2と、マガジン2に収納されたスライドフィルム21を出し入 れ可能にするスライドフィルム移送機構3と、スライドフィルム移送機構3を駆 動するスライドフィルム移送機構駆動手段4と、マガジン2の長手方向に沿って マガジン2を直線移動可能にするマガジン移動機構5と、スライドフィルム移送 機構3によるスライドフィルム21の出し入れとマガジン移動機構5によるマガ ジン2の直線移動とを連動させる連動機構6とを備えて構成されている。
【0003】 マガジン2は、直方体状のトレイに複数の仕切り2aが設けられてなり、それ ぞれの仕切り2a間にスライドフィルム21が1コマずつ挿脱可能になっている 。また、マガジン2は、例えば図5に示すように、オートスライド映写機本体の 凹状部2bに挿脱可能になっており、凹状部2bに装着した場合には該凹状部2 b内をその長手方向に直線移動可能になっている。
【0004】 また、スライドフィルム移送機構3には、図4に示すように、図示省略したオ ートスライド映写機本体の基板に軸支された円板状の第一回転部材31の回転面 に形成された凸状部31aに連結棒32の端部32aが枢着せしめられると共に 端部32bが前記基板に固設されたガイド部材32cの溝32c’内をその長手 方向に案内されるようにして摺動可能に備えられており、第一回転部材31の回 転運動を往復直線運動に変換するようになっている。また、フィルム送り33は 、フィルム送出板33aとフィルム戻し板33bと主動板33cとが例えば螺子 等で固着されてなり、ガイド部材32cによって案内される連結棒32の端部3 2bに、スライドフィルムの送り出しをするフィルム送り33の下端部33dが 枢着せしめられており、図3に示すようにフィルム送出板33aによりマガジン 2に装填されたスライドフィルム21を映写位置に送り出し、また、フィルム戻 し板33bにより映写位置に送り出したスライドフィルム21を、マガジン2内 に再装填可能になっている。
【0005】 また、図3に示すようにスライドフィルム移送機構駆動手段4として、図示省 略したオートスライド映写機本体内部にはモータ41等が備えられており、ピニ オン41a等を介して第一回転部材31を回転させるようになっている。 また、マガジン移動機構5として、前記基板に軸支されたマガジンギア51と 、マガジン2の長手方向側面に設けられたラック51aとが噛合するように配置 されており、マガジンギア51の回転により前記オートスライド映写機本体に装 着されたマガジン2が直線移動せしめられるようになっている。
【0006】 また、スライドフィルム21の出し入れとマガジン2の直線移動とを連動させ る連動機構6として、円板に複数個のピン状部材61aを同心円状に等間隔に配 置,植設してなる第二回転部材61が前記基板を隔ててマガジンギア51と同軸 に軸支されると共に、第一回転部材31の表面に係合部材62が備えられていて 、第一回転部材31の回転によりピン状部材61aに間欠的に当接してピン状部 材61aを付勢せしめるようになっており、後述の回転規制部材63の付勢に抗 して第二回転部材61及び同軸に固設されたギア51が所定量回転可能になって いる。 また、回転規制部材63が、図6に示すように、例えばばね等の弾性部材等よ りなるクリックレバースプリング63bにより矢印E方向に付勢されてなり、係 止部63aをピン状部材61aに圧接して第二回転部材61及び同軸に固設され たマガジンギア51の回転を抑止するように前記基板に配設されている。
【0007】 上記のような構成の、オートスライド映写機の送り機構1によれば、スライド フィルム移送機構駆動手段4を駆動して第一回転部材31を例えば矢印C方向に 回転させると、第一回転部材31に枢着せしめられた連結棒32がガイド部材3 2cを介して第一回転部材31の回転運動を矢印AB方向の往復直線運動に変換 し、連結棒32の端部32bに枢着せしめられたフィルム送り33が該往復直線 運動に追従し、フィルム送出板33a及びフィルム戻し板33bによりスライド フィルム21がマガジン2から出し入れされる。また、第一回転部材31の矢印 C方向への回転により係合部材62がピン状部材61aに当接し、ピン状部材6 1aを矢印D方向に付勢する。矢印D方向に付勢せしめられたピン状部材61a は、回転規制部材63の矢印E方向の付勢に抗して回転規制部材63を矢印F方 向に付勢して、第二回転部材61を矢印D方向にマガジンギア51の一歯分回転 せしめる。第二回転部材61が矢印D方向に回転せしめられると、相互に噛合せ しめられたマガジンギア51とラック51aにより第二回転部材61の回転運動 が矢印H方向の直線運動に変換せしめられて、マガジン2が1コマ分直線移動せ しめられる。従って、一つの駆動手段による第二回転部材61の回転により、1 コマ分のマガジンの移動と1コマのスライドフィルムの出し入れとが連動せしめ られる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記のようにマガジンの移動とスライドフィルムのコマ送りとを連動 させる機構を用いたオートスライド映写機では、マガジンを1コマ分移動させる ために、その都度スライドフィルムの出し入れ動作を伴わせなければならないの で、スライドフィルムの早送り操作をしようとしても所望のコマ位置前までの映 写を所望しないスライドフィルム全てについての送出動作時間が余計にかかり、 マガジンの早送り処理速度の迅速化を阻害する原因となっていた。また、このよ うな無駄な動作を行えばその分スライドフィルム及び部品が消耗し、消費電力も 余計にかかってしまう等経済効率が悪くなる。特に、マガジン内において映写を 所望するコマ位置の間隔が離れ過ぎているような場合には、上記不都合が顕著で ある。
【0009】 そこで、スライドフィルムの出し入れとマガジンの移動をそれぞれ別個の駆動 手段で行うような構成が考えられるが、構成部品の配置関係上装置が大型化して しまう虞が大きい。また、スライドフィルム1コマを映写する場合にマガジンの 移動とフィルム送りとを別々に操作する必要があるので、連続したコマ送りによ るフィルム映写を所望の場合には、却って操作が煩雑となってしまう。
【0010】 また、フィルムの出し入れとマガジンの移動につき別個の駆動手段を用いなが ら一操作でフィルムの出し入れとマガジンの移動とを連動させて操作を簡単にし ようとしても、別個の駆動手段を連動させるためにフィルムの出し入れとマガジ ンの移動の駆動状態とをそれぞれ別個に検出制御する手段が必要となり構成が煩 雑化してしまうと共にコスト高となってしまう。 そこで、本考案は、操作及び構成を複雑化させることなく、フィルム送りと切 り離してマガジンの早送り処理速度を向上させることのできるオートスライド映 写機を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案によるオートスライド映写機の早送り機構は 、直方体形状のスライドフィルム収納マガジンと、前記マガジンに収納されたス ライドフィルムを出し入れ可能にするスライドフィルム移送機構と、前記スライ ドフィルム移送機構を駆動するスライドフィルム移送機構駆動手段と、前記マガ ジンの長手方向に沿って前記マガジンを直線移動可能にするマガジン移動機構と 、前記スライドフィルム移送機構による前記スライドフィルムの出し入れと前記 マガジン移動機構による前記マガジンの直線移動を連動させる連動機構とを備え 、前記スライドフィルム移送機構駆動手段の駆動によりスライドフィルム1コマ の出し入れに連動してマガジンを1コマ分移動させるようにしたオートスライド 映写機の送り機構において、前記マガジン移動機構のみを駆動するマガジン移動 機構駆動手段を設けることにより、前記スライドフィルム移送機構を動作させる ことなく前記マガジンを直線移動可能にしたことを特徴とするものである。
【0012】 また、本考案によれば、好ましくは、前記スライドフィルム移送機構が、円板 状の第一回転部材と、前記第一回転部材に枢着せしめられたクランク部材と、そ の長手方向が前記クランク部材により変換された往復直線運動の方向に沿って前 記クランク部材に枢着せしめられたスライドフィルム移送部材とを備えてなり、 前記スライドフィルム移送機構駆動手段が、第一回転部材駆動手段よりなり、前 記マガジン移動機構が、前記マガジンの長手方向側面に設けられたラックと、前 記ラックと噛合するギアとを備えてなり、前記連動機構が、前記ギアと同軸に軸 支された円板に複数個のピン状部材を同心円状に等間隔に配置してなる第二回転 部材と、少なくとも一つの前記ピン状部材と圧接するようにして設けられた、前 記第二回転部材の回転を規制する回転規制部材と、前記回転規制部材による回転 の規制に抗して前記第二回転部材を回転可能となるように一つの前記ピン状部材 と間欠的に当接可能に配設された係合部材を前記第一回転部材に備えてなること により、前記第一回転部材駆動手段による前記第一回転部材の回転により、前記 係合部材を前記ピン状部材に当接せしめて、スライドフィルム1コマの出し入れ に連動してマガジンを1コマ分移動させるようにしたオートスライド映写機の送 り機構において、前記第一回転部材を回転させることなく前記回転規制部材によ る回転の規制に抗して前記第二回転部材を回転させることができるように一つの 前記ピン状部材と断続的に当接可能な第二回転部材専用駆動手段を設けることに より、前記スライドフィルム移送機構を動作させることなく、前記マガジンを直 線移動可能にしたことを特徴とするものである。
【0013】 また、本考案によれば、好ましくは、前記スライドフィルム移送機構が、円板 状の第一回転部材と、前記第一回転部材に取り付けられたクランク部材と、その 長手方向が前記クランク部材により変換された往復直線運動の方向に沿って前記 クランク部材に取り付けられたスライドフィルム移送部材とを備えてなり、前記 スライドフィルム移送機構駆動手段が、第一回転部材駆動手段よりなり、前記マ ガジン移動機構が、前記マガジンの長手方向側面に設けられたラックと、前記ラ ックと噛合するギアとを備えてなり、前記連動機構が、前記ギアと同軸に軸支さ れた円板に複数個のピン状部材を同心円状に等間隔に配置してなる第二回転部材 と、少なくとも一つの前記ピン状部材と圧接するようにして設けられた、前記第 二回転部材の回転を規制する回転規制部材と、前記回転規制部材による回転の規 制に抗して前記第二回転部材を回転可能となるように一つの前記ピン状部材と間 欠的に当接可能に配設された係合部材を前記スライドフィルム移送部材に備えて なることにより、前記第一回転部材駆動手段による前記第一回転部材の回転によ り、前記係合部材を前記ピン状部材に当接せしめて、スライドフィルム1コマの 出し入れに連動してマガジンを1コマ分移動させるようにしたオートスライド映 写機の送り機構において、前記第一回転部材を回転させることなく前記回転規制 部材による回転の規制に抗して前記第二回転部材を回転させることができるよう に一つの前記ピン状部材と断続的に当接可能な第二回転部材専用駆動手段を設け ることにより、前記スライドフィルム移送機構を動作させることなく前記マガジ ンを直線移動可能にしたことを特徴とするものである。
【0014】 また、本考案によれば、好ましくは、前記第二回転部材専用駆動手段が、前記 ピン状部材に断続的に当接可能なプランジャーを備えたソレノイドからなること を特徴とするものである。
【0015】 また、本考案によれば、好ましくは、前記第二回転部材専用駆動手段の通電制 御手段を備え、一操作で前記第二回転部材専用駆動手段の駆動によるマガジンの 移動方向及び移動量を調整可能にしたことを特徴とするものである。
【0016】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態につき具体的に図示説明する。 図1は、本考案によるオートスライド映写機の早送り機構の実施例を示す図で ある。なお、便宜上、従来例と同様の構成部分については、従来例と同一の図面 を用いて説明する。
【0017】 本実施形態によるオートスライド映写機の早送り機構は、図3に示すように、 スライドフィルム収納用のマガジン2と、マガジン2に収納されたスライドフィ ルム21を出し入れ可能にするスライドフィルム移送機構3と、スライドフィル ム移送機構3を駆動するスライドフィルム移送機構駆動手段4と、マガジン2の 長手方向に沿ってマガジン2を直線移動可能にするマガジン移動機構5と、スラ イドフィルム移送機構3によるスライドフィルム21の出し入れとマガジン移動 機構5によるマガジン2の直線移動とを連動させる連動機構6とを備えている。
【0018】 マガジン2は、直方体状のトレイに複数の仕切り2aが設けられてなり、仕切 り2a間にはスライドフィルム21が1コマずつ挿脱可能になっている。
【0019】 また、図4に示すようにスライドフィルム移送機構3には、円板状の第一回転 部材31が図示省略したオートスライド映写機本体の基板に軸支され、その回転 面に形成された凸状部31aに連結棒32の端部32aが枢着せしめられると共 に、端部32bが前記基板に固設されたガイド部材32cの溝32c’内を長手 方向に案内されるようにして摺動可能に備えられており、第一回転部材31の回 転運動を往復直線運動に変換するようになっている。また、ガイド部材32cに よって案内される連結棒32の端部32bに、スライドフィルム21の送り出し をするフィルム送り33の下端部33dが枢着せしめられており、図3に示すよ うにフィルム送出板33aによりマガジン2に装填されたスライドフィルム21 を映写位置に送り出し、また、フィルム戻し板33bにより映写位置に送り出さ れたスライドフィルム21をマガジン2内に再装填可能になっている。
【0020】 フィルム送り33は、マガジン2からスライドフィルム21を映写位置まで送 出するフィルム送出板33aと映写位置のスライドフィルム21をマガジン2に 戻すフィルム戻し板33bと、両者を連結する主導板33cとが前記往復直線運 動の長手方向に沿って設けられてなり、フィルム戻し板33bの下端部33dが 連結棒32の端部32bに枢着せしめられていて、連結棒32により変換された 往復直線運動に追従するようになっており、連結棒32が矢印A方向に移動せし められたときに、フィルム送出板33aの端部33a’がマガジン2の仕切り2 aの間に入り装填された1コマのスライドフィルム21の側縁部を押してスライ ドフィルム21を映写位置に送出し、連結棒32が矢印B方向に移動せしめられ たときに、フィルム戻し板33bの端部33b’が前記スライドフィルム21の 反対側の側縁部を押してスライドフィルム21を前記仕切り2aの間に戻すよう になっている。
【0021】 また、図3に示すようにスライドフィルム移送機構駆動手段4として、図示省 略したオートスライド映写機本体内部には、モータ41等が備えられており、ピ ニオン41a等の中間ギアを介して第一回転部材31に噛合せしめて第一回転部 材31を回転させるようになっている。
【0022】 また、マガジン移動機構5として、前記基板に軸支されたマガジンギア51と 、マガジン2の長手方向側面に設けられたラック51aとが噛合するように配置 されており、マガジンギア51の回転により前記オートスライド映写機本体に装 着されたマガジン2が直線移動せしめられるようになっている。
【0023】 また、スライドフィルム21の出し入れとマガジン2の直線移動とを連動させ る連動機構6として、円板に複数個のピン状部材61aを同心円状に等間隔に配 置,植設してなる第二回転部材61が前記基板を隔ててマガジンギア51と同軸 に軸支されると共に、第一回転部材31の表面に例えば、凸状の係合部材62が 備えられていて、第一回転部材31の回転によりピン状部材61aに当接し、ピ ン状部材61aを付勢せしめるようになっており、後述の回転規制部材63の付 勢に抗して第二回転部材61及び同軸に設けられたマガジンギア51が所定量( 一歯分)回転可能になっている。
【0024】 また、回転規制部材63が、図6に示すように、例えばばね等の弾性部材より なるクリックレバースプリング63bにより矢印E方向に付勢されてなり、係止 部63aを少なくとも一つのピン状部材61aに圧接して、第二回転部材61及 び同軸に固設されたマガジンギア51の回転を抑止するように前記基板に配設さ れている。 なお、第一回転部材31の表面に形成された凸状の係合部材62は、フィルム 送り33がマガジン2から引き出された位置にあるときに、第二回転部材61の ピン状部材61aに当接するように配設されており、フィルム送り33がマガジ ン2の直線移動を遮ることがないようになっている。
【0025】 上記のような構成のオートスライド映写機の送り機構1によれば、スライドフ ィルム21を装填したマガジン2を図示省略した装置本体に装着後、図示しない スイッチ等をONさせるとモータ41が正転方向に回転し、ギア41a等を介し て第一回転部材31を支点31bを軸として例えば、矢印C方向に回転せしめる 。第一回転部材31が矢印C方向に回転せしめられると、連結棒32がガイド3 2cを介して矢印A,B方向に移動せしめられると共に、フィルム送り33を矢 印A,B方向に移動せしめる。フィルム送り33が矢印A方向に移動せしめられ ると、フィルム送出板33aの端部33a’がマガジン2内に入り込み、装填さ れていた1コマのスライドフィルム21を前記オートスライド映写機の映写位置 に送出する。これにより、スライドフィルム21が図示しないスクリーン等に投 影可能になる。なお、このとき、マガジン2内にフィルム送出板33aが一部分 挿入されているので、マガジン2を矢印G,H方向に移動させることができない 状態にある。
【0026】 更に、第一回転部材31が矢印C方向に回転せしめられると、連結棒32が、 今度は矢印B方向に移動せしめられてフィルム送り33を矢印B方向に移動せし める。フィルム送り33が矢印B方向に移動せしめられると、マガジン2内に入 り込んでいたフィルム送出板33aの端部33a’が外部に抜き出されると共に 、フィルム戻し板33bの端部33b’が映写位置に送出されたスライドフィル ム21を矢印B方向に押し再びマガジン2内に装填して、スライドフィルム1コ マ分の送り出し操作が完了する。このとき、フィルム送出板33aの端部33a ’は、マガジン2から矢印B方向に最も離れて位置している。従って、マガジン 2をフィルム送り33に接触することなく移動させることが可能になる。
【0027】 また、フィルム送出板33aの端部33a’がマガジン2の外部に抜き出され るのと略同時に、係合部材62が第二回転部材61に設けられた1個のピン状部 材61aと当接し、ピン状部材61aを矢印D方向に付勢する。矢印D方向に付 勢せしめられたピン状部材61aは、回転規制部材63に設けられたクリックレ バースプリング63bによる矢印E方向の付勢に抗して回転規制部材63の係止 部63aを矢印F方向に付勢して押動する。これにより第二回転部材61は回転 抑止を解除され、矢印D方向にマガジンギア51の一歯分回転せしめられる。
【0028】 更に、第一回転部材31が矢印C方向に回転せしめられると、係合部材62と ピン状部材61aとの係合が解除されクリックレバースプリング63bによる矢 印E方向への付勢により、再び回転規制部材63の係止部63aが矢印E方向に 移動せしめられてピン状部材61aの間に位置するようにして第二回転部材61 を押圧する。これにより、ピン状部材61aが矢印D方向への付勢を抑止せしめ られ、第二回転部材61は、マガジンギア51の一歯分回転した状態で、回転を 抑止せしめられる。また、第二回転部材61の回転中には、同軸に固設されたマ ガジンギア51が、第二回転部材61の矢印D方向への回転に伴って一歯分回転 せしめられ、噛合せしめられているマガジン2に設けられたラック51aを介し て矢印H方向にマガジン2を1コマ分移動せしめる。なお、本実施例においては 、マガジン2が1コマ分移動せしめられたときに、第一回転部材31が丁度1回 転となって初期位置に戻るようになっている。
【0029】 このように、本実施形態のオートスライド映写機は、一つの駆動手段を駆動し て第一回転部材を回転させると、スライドフィルムの出し入れに連動してマガジ ンが移動するようになっている。 なお、本実施形態においては、モーター41の回転方向を逆転せしめて逆方向 (矢印G方向)にマガジン2を移動させることも可能になっている。 また、係合部材62の形状は必ずしも、本実施形態に限定されるものではなく 、更に、ピン状部材に間欠的に当接可能であれば、フィルム送り33に備えられ ていてもよい。 なお、本実施形態のオートスライド映写機を、マイクロコンピュータ等の制御 手段と回路的に接続させておき所望のコマ位置までマガジンを移動できるように モーターの回転数或いは通電時間を制御すれば、マガジンのコマ位置が離れてい るスライドフィルムを映写するような場合には便利である。
【0030】 本考案の実施形態によれば、上記構成に加えて、更に、図1に示すように、第 一回転部材31を回転させることなく回転規制部材63による回転の規制に抗し て第二回転部材61及びマガジンギア51を回転させることができるようにピン 状部材61aに断続的に当接可能に第二回転部材専用駆動手段7が備えられてい る。 第二回転部材専用駆動手段7は、例えば、ピン状部材61aに断続的に当接す るためのロッド71を備えるプランジャー72とその一端が前記基板等に固設せ しめられたコイルばね73等とソレノイド74とを組み合わせてなる。また、第 二回転部材専用駆動手段7は、ロッド71及びプランジャー72を、例えばスイ ッチ75をON等して通電したときにソレノイド74により矢印I方向に移動さ せ、スイッチ75をOFF等して電流を遮断したときにコイルばね73の付勢に より矢印Q方向に移動させるようにして、往復直線動作させるようになっており 、ロッド71は、矢印I方向に移動せしめられたとき、ピン状部材61aに当接 するようになっている。なお、第二回転部材専用駆動手段7は、ピン状部材61 aに断続的に当接可能であれば本実施形態に限定されるものではなく、他のアク チュエータを用いてもよい。 なおまた、ロッド71及びプランジャー72は、その初期位置において、コイ ルばね73により矢印Q方向に移動せしめられている。
【0031】 本実施形態によれば、マガジンのみの早送りを所望の場合には、初期位置にお いてスイッチ75をONすると、ソレノイド74が通電せしめられてプランジャ ー72をコイルばね73の矢印Q方向への付勢に抗して矢印I方向に付勢せしめ る。プランジャー72が矢印I方向に付勢せしめられると、ロッド71が、第二 回転部材61に設けられた1個のピン状部材61aに当接し、ピン状部材61a を矢印D方向に付勢せしめる。矢印D方向に付勢せしめられたピン状部材61a は、図6に示すようなクリックレバースプリング63bによる矢印E方向への付 勢に抗して回転規制部材63の係止部63aを矢印F方向に付勢せしめる。これ により、第二回転部材61は回転規制部材63による回転抑止を解除され、矢印 D方向にマガジンギア51の一歯分回転せしめられる。第二回転部材61が回転 せしめられると、同軸に固設されたマガジンギア51が矢印D方向に一歯分回転 せしめられる。このとき図3に示すように、マガジン2に設けられたラック51 aとマガジンギア51とが噛合せしめられているので、マガジンギア51の矢印 D方向への回転運動がマガジン2の矢印H方向への直線運動に変換せしめられ、 マガジン2は、1コマ分移動せしめられる。また、ロッド71がピン状部材61 aに当接,付勢の後にスイッチをOFFすると、ソレノイド74への電流が遮断 され、ロッド71は、コイルばね73の矢印Q方向への付勢により、プランジャ ー72と共に初期位置に戻される。また、矢印F方向に付勢せしめられた回転規 制部材63の係止部63aは、第二回転部材61のピン状部材61aが矢印D方 向にマガジンギア51の一歯分回転せしめられて係止部63aを通過すると、ク リックレバースプリング63bの付勢により矢印E方向に移動せしめられて、前 後のピン状部材61a間に係合せしめるようにして第二回転部材61を押圧し、 第二回転部材61の回転を抑止する。
【0032】 従って、本実施形態の考案によれば、フィルム送り33がマガシン2の直線移 動を遮らない位置であり且つ係止部材62が第二回転部材専用駆動手段7による 直線運動を遮らない位置において、第二回転部材専用駆動手段7を駆動せしめる とロッド71により第二回転部材61のピン状部材61aが当接,付勢せしめら れて、第二回転部材61が所定の方向に回転せしめられ、マガジンギア51及び ラック51aを介してマガジン2が所定の方向に直線移動せしめられるが、その 間、第一回転部材31の動作を必要とせず、また、第二回転部材61の回転によ り第一回転部材31を作動させることもない。従って、第二回転部材専用駆動手 段7を駆動したときは、スライドフィルム移送機構3と切り離されてマガジン2 のみが移動せしめられるので、1コマのマガジン移動に要する処理速度が速くな る。
【0033】 なお、本実施形態によれば、第二回転部材専用駆動手段7の1往復動作により 、マガジン2を1コマ分移動せしめ、更に、第二回転部材専用駆動手段7のスイ ッチ75を断続的に押しつづけることにより第二回転部材専用駆動手段7を複数 回往復作動させることが可能であり、これにより、所望のコマ位置までマガジン を早送りすることができる。 また、その間、第一回転部材31は何等付勢せしめられないので、第二回転部 材専用駆動手段7を駆動させることによる各部材の一連のマガジン移動動作によ って、フィルム送り33が作動せしめられることはない。従って、スライドフィ ルムの送り出しと切り離されて、所望のコマ位置までマガジン2が移動せしめら れるので、その分従来に比べてマガジンの移動速度が速くなる。
【0034】 なお、もう一対の第二回転部材専用駆動手段7を本実施形態と反対側の方向か らピン状部材61aに当接するように設ければ、マガジンギア51が上述の回転 方向と反対側の方向に回転してマガジン2を反対方向へ早送りすることができる 。
【0035】 なお、第二回転部材専用駆動手段7は、ピン状部材61aに断続的に当接可能 であれば、上記ソレノイドを用いた構成に限定されるものではなく、例えば、モ ーターと該モーターの回転運動を直線運動に変換してピン状部材61aに断続的 に当接させるクランク機構とを備えてピン状部材61aに当接させるような構成 であってもよい。この場合、フィルム送りとマガジン移動に別々に専用の駆動手 段を設けた従来例の場合とは異なり、スライドフィルム1コマずつの順送りを所 望のときには、フィルム送りとマガジンの移動とを連動させる図3に示すような 従来からのスライド早送り機構を駆動させればよく、フィルム送りと連動させる ためのフィルム位置検出手段を別途設ける必要はない。
【0036】 なお、本実施形態において、ソレノイド等を用いた第二回転部材専用駆動手段 7を通電制御する手段を別途備えるようにすれば、第二回転部材専用駆動手段7 を操作時に移動コマ数分スイッチを押さずに済み、より簡単な操作でマガジンを 直線移動させることができるので便利である。
【0037】 図2は、本考案によるオートスライド映写機の早送り機構において、第二回転 部材専用駆動手段にコマ送り自動制御手段を備えた実施形態を示すブロック図及 びフローチャートを示す。 本実施形態においては、マイクロコンピュータ等の演算装置が、図2(a)に 示すように、第二回転部材専用駆動手段7に回路的に接続されている。また、第 二回転部材専用駆動手段7のスイッチ75には、図示しないスタートボタン等の 他に、液晶パネル等により、コマ送り枚数,コマ送り方向等を指定可能になって いる。
【0038】 本実施形態によれば、コマ送り方向及びコマ送り枚数をパネルで指定の後にス タートボタンをONすると、図2(b)に示すように、演算装置により、先ず、 ステップS1でコマ送り方向が検出せしめられ、ステップS2で検出された方向 にマガジン2を移動させるように配設せしめられたアクチュエータ(例えば、ソ レノイド74)に通電可能な状態にスイッチングがなされる。次に、ステップS 3でコマ送り枚数が検出され、ステップS4でアクチュエータの動作時間或いは 動作量が演算されて予め記憶された後にステップS5でアクチュエータが起動せ しめられる。アクチュエータが起動せしめられると、第二回転部材61が所定方 向に回転せしめられてマガジン2が指定コマ数分所定方向に移動せしめられる。 また、このときステップS6において、実際のアクチュエータの動作時間或いは 動作量がカウントされており、予め記憶された所定の動作量或いは時間に達する とアクチュエータの起動が停止せしめられてマガジン2の移動が終了する。
【0039】
【考案の効果】
以上、本考案のオートスライド映写機の早送り機構によれば、フィルム送りと 連動させたマガジンの移動に加えてフィルム送りと切り離してマガジンのみの早 送りをすることができるので、円滑且つ迅速なマガジン送りが可能になると共に 幅広い用途に応じたマガジン送りが可能となる。 また、本考案のオートスライド映写機の早送り機構によれば、構成及び操作が 簡単であり、更に、オートスライドの小型軽量化及び製造コスト低減の要請に有 効である。
【0040】 また、マガジン移送機構専用駆動手段として、ソレノイドを用いれば、より簡 単な構成とすることができる。
【0041】 また、マガジン移送機構専用駆動手段に、移動方向及び移動コマ数等を制御す る手段と接続させれば、操作をより簡単にすることができる。
【0042】 以上、本考案によるオートスライド映写機の早送り機構によれば、使用上の利 便性及び操作性を向上させることができると共に、製造コストを抑えることがで きるので実用上の効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるオートスライド映写機の早送り機
構の実施形態を示す概略構成図である。
【図2】本考案によるオートスライド映写機の早送り機
構の第二回転部材専用駆動手段にコマ送り自動制御手段
を備えた実施形態を示すブロック図及びフローチャート
である。
【図3】オートスライド映写機の送り機構の従来例を示
す概略構成図である。
【図4】図3を部分的に分解した裏面図である。
【図5】マガジンを装着したオートスライド映写機を示
す図である。
【図6】回転規制部材と第二回転部材等との配置関係を
示す部分図である。
【符号の説明】
1 オートスライド映写機の送り機構 2 マガジン 21 スライドフィルム 3 スライドフィルム移送機構 31 第一回転部材 32 連結棒 33 フィルム送り 33a フィルム送出板 33b フィルム戻し板 33c 主動板 4 スライドフィルム移送機構駆動手段 41 モーター 5 マガジン移動機構 51 マガジンギア 51a ラック 6 連動機構 61 第二回転部材 61a ピン状部材 62 係合部材 63 回転規制部材 7 第二回転部材専用駆動手段 71 ロッド 72 ソレノイド 73 コイルばね 74 プランジャー

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】直方体形状のスライドフィルム収納マガジ
    ンと、 前記マガジンに収納されたスライドフィルムを出し入れ
    可能にするスライドフィルム移送機構と、 前記スライドフィルム移送機構を駆動するスライドフィ
    ルム移送機構駆動手段と、 前記マガジンの長手方向に沿って前記マガジンを直線移
    動可能にするマガジン移動機構と、 前記スライドフィルム移送機構による前記スライドフィ
    ルムの出し入れと前記マガジン移動機構による前記マガ
    ジンの直線移動を連動させる連動機構とを備え、 前記スライドフィルム移送機構駆動手段の駆動によりス
    ライドフィルム1コマの出し入れに連動してマガジンを
    1コマ分移動させるようにしたオートスライド映写機の
    送り機構において、 前記マガジン移動機構のみを駆動するマガジン移動機構
    専用駆動手段を設けることにより、 前記スライドフィルム移送機構を動作させることなく前
    記マガジンを直線移動可能にしたことを特徴とするオー
    トスライド映写機の早送り機構。
  2. 【請求項2】前記スライドフィルム移送機構が、 円板状の第一回転部材と、 前記第一回転部材に枢着せしめられたクランク部材と、 その長手方向が前記クランク部材により変換された往復
    直線運動の方向に沿って前記クランク部材に枢着せしめ
    られたスライドフィルム移送部材とを備えてなり、 前記スライドフィルム移送機構駆動手段が、第一回転部
    材駆動手段よりなり、 前記マガジン移動機構が、 前記マガジンの長手方向側面に設けられたラックと、 前記ラックと噛合するギアとを備えてなり、 前記連動機構が、 前記ギアと同軸に軸支された円板に複数個のピン状部材
    を同心円状に等間隔に配置してなる第二回転部材と、 少なくとも一つの前記ピン状部材と圧接するようにして
    設けられた、前記第二回転部材の回転を規制する回転規
    制部材と、 前記回転規制部材による回転の規制に抗して前記第二回
    転部材を回転可能となるように一つの前記ピン状部材と
    間欠的に当接可能に配設された係合部材を前記第一回転
    部材に備えてなることにより、 前記第一回転部材駆動手段による前記第一回転部材の回
    転により、前記係合部材を前記ピン状部材に当接せしめ
    て、スライドフィルム1コマの出し入れに連動してマガ
    ジンを1コマ分移動させるようにしたオートスライド映
    写機の送り機構において、 前記第一回転部材を回転させることなく前記回転規制部
    材による回転の規制に抗して前記第二回転部材を回転さ
    せることができるように一つの前記ピン状部材と断続的
    に当接可能な第二回転部材専用駆動手段を設けることに
    より、 前記スライドフィルム移送機構を動作させることなく前
    記マガジンを直線移動可能にしたことを特徴とする請求
    項1に記載のオートスライド映写機の早送り機構。
  3. 【請求項3】前記スライドフィルム移送機構が、 円板状の第一回転部材と、 前記第一回転部材に枢着せしめられたクランク部材と、 その長手方向が前記クランク部材により変換された往復
    直線運動の方向に沿って前記クランク部材に枢着せしめ
    られたスライドフィルム移送部材とを備えてなり、 前記スライドフィルム移送機構駆動手段が、第一回転部
    材駆動手段よりなり、 前記マガジン移動機構が、 前記マガジンの長手方向側面に設けられたラックと、 前記ラックと噛合するギアとを備えてなり、 前記連動機構が、 前記ギアと同軸に軸支された円板に複数個のピン状部材
    を同心円状に等間隔に配置してなる第二回転部材と、 少なくとも一つの前記ピン状部材と圧接するように設け
    られた、前記第二回転部材の回転を規制する回転規制部
    材と、 前記回転規制部材による回転の規制に抗して前記第二回
    転部材を回転可能となるように一つの前記ピン状部材と
    間欠的に当接可能に配設された係合部材を前記スライド
    フィルム移送部材に備えてなることにより、 前記第一回転部材駆動手段による前記第一回転部材の回
    転により、前記係合部材を前記ピン状部材に当接せしめ
    て、スライドフィルム1コマの出し入れに連動してマガ
    ジンを1コマ分移動させるようにしたオートスライド映
    写機の送り機構において、 前記第一回転部材を回転させることなく前記回転規制部
    材による回転の規制に抗して前記第二回転部材を回転さ
    せることができるように一つの前記ピン状部材と断続的
    に当接可能な第二回転部材専用駆動手段を設けることに
    より、 前記スライドフィルム移送機構を動作させることなく前
    記マガジンを直線移動可能にしたことを特徴とする請求
    項1に記載のオートスライド映写機の早送り機構。
  4. 【請求項4】前記第二回転部材専用駆動手段が、前記ピ
    ン状部材に断続的に当接可能なプランジャーを備えたソ
    レノイドからなることを特徴とする請求項2又は3に記
    載のオートスライド映写機の早送り機構。
  5. 【請求項5】前記第二回転部材専用駆動手段の通電制御
    手段を備え、一操作で前記第二回転部材専用駆動手段の
    駆動によるマガジンの移動方向及び移動量を調整可能に
    した請求項2乃至4のいづれかに記載のオートスライド
    映写機の早送り機構。
JP1995009934U 1995-09-21 1995-09-21 オートスライド映写機の早送り機構 Expired - Lifetime JP3022951U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05173489A (ja) * 1991-12-26 1993-07-13 Nippon Filing Co Ltd 表示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05173489A (ja) * 1991-12-26 1993-07-13 Nippon Filing Co Ltd 表示装置

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