JPH0774695A - データ伝送システム - Google Patents

データ伝送システム

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Publication number
JPH0774695A
JPH0774695A JP5238830A JP23883093A JPH0774695A JP H0774695 A JPH0774695 A JP H0774695A JP 5238830 A JP5238830 A JP 5238830A JP 23883093 A JP23883093 A JP 23883093A JP H0774695 A JPH0774695 A JP H0774695A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
data
station
transmission
reception
Prior art date
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Pending
Application number
JP5238830A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Yamashita
修司 山下
Tsutomu Nakamura
中村  勉
Hanzo Tsuzuki
伴三 都築
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Publication of JPH0774695A publication Critical patent/JPH0774695A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 特定小電力、微弱電波等を用い、所定の場所
において相手を呼び出し、ある特定の人から別の特定の
人への伝言を可能とする。 【構成】 無線送受信装置10は、所定エリア内でメッ
セージポスト等に設置された宣伝用ミニ送信局からの電
波からの電波を受信可能なページャー機能を備えるとと
もに、特定小電力電波を宣伝用ミニ送信局に送信可能で
ある。また宣伝用ミニ送信局/受信局に特定周波数の電
波によりEEROM16と音声メモリ25からIDコー
ドと音声を送信し、宣伝用ミニ送信局/受信局は無線送
受信装置10から送信された特定周波数によるIDコー
ドと音声をメッセージデータとして記憶し、その後ID
コードと音声を出力するとともに、宣伝用ミニ送信局/
受信局の送受信エリア内に該当するIDコードを有する
無線送受信装置が入ると、音声のみを受信してその音声
を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ伝送システムに
係り、詳細には、特定小電力、微弱電波等を用いたデー
タ伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年のモータリゼーションの発展に伴
い、自動車の情報化の必要性が強まっている。すでに自
動車・携帯電話やMCAシステムなどの既存の通信シス
テムを使った自動車の情報化は急速に進んでいるが、さ
らに最近では移動中の車両に対して道路交通情報通信シ
ステムやナビゲーションシステムなどの高度なシステム
が開発されつつある。道路交通情報通信システムは、位
置情報、交通情報、及び車庫情報などの経路情報につい
て情報提供を行なうシステムである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
道路交通情報システムは、位置情報、交通情報等の公共
性のある情報を広域にわたって通信するものであり、比
較的狭い範囲をサービスエリアとして個別的な情報を伝
達するものではない。
【0004】そこで本発明は、微弱電波等を用い、所定
の場所において相手を呼び出すことができるデータ伝送
システムを提供することを目的としている。
【0005】また、本発明は、特定小電力、微弱電波等
を用い、所定の場所において相手を呼び出すことがで
き、ある特定の人から別の特定の人へ伝言を残すことが
できるデータ伝送システムを提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記目的達成のため、特定周波数の電波を送信する送信
装置と、前記送信装置から送信された特定周波数による
電波を受信し、受信した電波に応じたデータを記憶し、
この記憶されたデータを所定周波数の電波で送信するデ
ータ送受信装置と、特定周波数の電波を受信する受信装
置と、前記受信装置により受信された電波に応じたデー
タを出力する出力手段とを備えている。
【0007】請求項2記載の発明は、電話回線から送信
されたデータを記憶し、この記憶されたデータを所定周
波数の電波で送信するデータ送受信装置と、所定周波数
の電波を受信する受信装置と、前記受信装置により受信
された電波に応じたデータを出力する出力手段とを備え
ている。
【0008】前記データ送受信装置を複数設け、データ
送受信装置間でデータ送受信を行なうものであってもよ
い。
【0009】
【作用】請求項1、2及び3記載の発明では、まず送信
装置から特定周波数の電波によってデータが送信される
と、送信装置から送信された特定周波数による電波はデ
ータ送受信装置によって受信され、受信した電波はデー
タ送受信装置に記憶され、特定周波数の電波を受信する
受信装置に送信される。
【0010】したがって、所定の場所において相手を呼
び出すことができ、ある特定の人から別の特定の人へ伝
言を残すことができる。
【0011】
【実施例】以下、図1〜図20を参照して一実施例を説
明する。
【0012】第1実施例 図1〜図9はデータ伝送システムの第1実施例を示す図
であり、本実施例はデータ伝送システムとして携帯用の
無線送受信装置に用いられ、電波でメッセージを伝える
ことができる無線送受信装置に適用した例である。
【0013】先ず、構成を説明する。図1は携帯可能な
無線送受信装置の全体構成を示したブロック図である。
【0014】図1において、無線送受信装置10は、所
定エリア内で宣伝用ミニ送信局からの電波からの電波を
受信可能なページャー機能を備えるとともに、特定小電
力電波を宣伝用ミニ送信局31(図2参照)に送信可能
な送受信機であり、無線送受信装置10は、アンテナ1
1、スイッチ(SW)12、受信機(受信回路)13、
送信機(送信回路)14、CPU(Central Processing
Unit)15、EEPROM(Electrical Erasable Pr
ogrammable ROM)16、音声メモリ25、A/D変換
器26、キー入力部17、液晶表示部18、アンプ1
9、スピーカ20、マイク21、スイッチ(SW)22
及び電源装置23等を備えている。
【0015】電源装置23は、外部電源あるいは電池
(図示略)からの電源を所定の電圧に変換し、無線送受
信装置10の各部に供給する。この電源装置23には、
CPU15からの制御信号が入力され、電源装置23
は、この制御信号により電源の供給の開始及び停止、特
に、受信機13及びアンプ19への電源供給の開始及び
停止を行なう。
【0016】アンテナ11は、宣伝用ミニ送信局21と
の間で送受信無線周波数(RF)周波数帯の呼出信号及
び音声信号を含む送・受信信号を送・受信し、スイッチ
12を介して受信した受信信号を受信機13に出力する
とともに、スイッチ(SW)12を介して送信機14か
ら入力される送信信号を送信する。
【0017】スイッチ(SW)12は、CPU15によ
り切換え制御され、アンテナ11に対して受信機13及
び送信機14を切換えて接続し、通常は、アンテナ11
と受信機13を接続し、送信時にアンテナ11と送信機
14を接続する。
【0018】受信機13は、チューナー及び検波器等で
構成され、アンテナ11で受信した受信電波をチューナ
ーで所定の周波数の電波の同調を行なって、所定のチャ
ンネルの周波数の信号を取り出す。受信機13は、チュ
ーナーで特定のチャンネルの周波数の信号を取り出す
と、これを検波器等で復調及び検波し、所定信号を抽出
して、アンプ19に出力する。
【0019】送信機14は、CPU15から送信信号が
入力されると、シンセサイザ(図示略)によって設定さ
れる送信周波数帯でスイッチ(SW)12を介してアン
テナ11から送信する。本実施例の送信機14は、特定
周波数の電波によりデータを送信する機能を有し、例え
ば、無線局の免許が不要な特定小電力無線局(使用周波
数帯:400MHz,1.2GHz帯、空中線電力:1
0mW以下、通信可能距離:100〜200m程度以
下)が使用できる。
【0020】CPU(制御回路)15は、マイクロプロ
セッサ、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Rand
om Access Memory)等で構成され、ROM内には、無線
送受信装置10としてのプログラムや選択可能なチャン
ネルの番号とそのチャンネル番号に対応した周波数等が
記憶されている。RAMは、ワークメモリとして利用さ
れ、マイクロプロセッサが、ROM内のプログラムに従
って無線送受信装置10の各部を制御して、無線送受信
装置10として機能させる。またCPU15内のROM
には、予め各チャンネルに対応する電波の周波数が記憶
されており、CPU15は、ROM内に格納されている
後述する送受信処理プログラムに従って送受信処理を実
行して受信機13をON/OFF制御するとともに、後
述するスイッチ22によるラジオ側/ページャー側の切
り替え指定によって、誘導及び呼び出し処理を行なう。
【0021】上記CPU(制御回路)15は、自己の識
別データと一致するデータが受信されたことを判別する
判別手段を構成する。
【0022】EEPROM16は、呼出機能を実現する
ための無線送受信装置10に割り当てられた識別(I
D)コードを格納する。
【0023】音声メモリ25は、音声記憶専用に開発さ
れた例えば1Mビットの容量を有する擬似SRAMを使
用し、音声データを録音データとして記憶する。なお、
音声データを蓄積するメモリとしてADPCM(Adapti
ve Differential Pulse CodeModulation:適応差分PC
M)方式を用いたLSIを使用してもよい。ADPCM
方式のLSIを使用し、サンプリング周波数を例えば8
kHzにすれば、長時間(30秒程度)の録音時間が可
能になる。
【0024】A/D変換器26は、音声をCPU15で
処理できるディジタル信号に変換してCPU27に出力
する。
【0025】キー入力部17は、録音開始スイッチやボ
リューム音等の各種データ入力及び数値の入力のための
キーであり、モード切り換えによって液晶表示部18に
表示されたメニューを選択することによってデータ入力
を行ない、各キーの指示をCPU15に出力する。
【0026】液晶表示部18は、LCD等から構成され
CPU15から出力される各種表示データを表示する。
【0027】アンプ19は、増幅器及びそのコントロー
ル回路等で構成され、報知音や音声出力をスピーカ20
で放音できるように増幅するとともに、マイク21から
入力される音声信号を増幅して送信機14に出力する。
また、マイク21から入力される録音データは、A/D
変換器26によりディジタルデータに変換され、音声メ
モリ25に格納される。
【0028】上記液晶表示部18、アンプ19及びスピ
ーカ20は、受信されたデータを出力(音声あるいは、
表示)する出力手段を構成する。
【0029】スイッチ(SW)22は、ラジオ側/ペー
ジャー側の切り替えを指定するスイッチであり、また無
線送受信装置10の電源のON/OFFを行なうことが
できる。スイッチ(SW)22は、無線送受信装置10
と呼び出し機能の切り分けを指定してCPU(制御回
路)15に出力する。
【0030】以上、携帯可能な無線送受信装置の構成を
示したが、宣伝用ミニ送信局も略同一の構成により実現
できる。
【0031】図2はデータ伝送システムの一例を示すシ
ステム構成図である。
【0032】図2において、30は上記無線送受信装置
10を搭載し、A方向に移動する自動車、31は所定の
周波数fが割り当てられ、メッセージポスト等に設置さ
れた宣伝用ミニ送信局/受信局、32は目的地、33は
道路、34は交差点信号機である。
【0033】上記宣伝用ミニ送信局/受信局31は、特
定周波数の電波によってデータを送受信する送受信局で
あり、宣伝用ミニ送信局/受信局31としては、無線局
の免許が不要な特定小電力無線局(使用周波数帯:40
0MHz,1.2GHz帯、空中線電力:10mW以
下、通信可能距離:100〜200m程度以下)が使用
でき、CPU等からなる制御部(図示略)を備えてい
る。また、宣伝用ミニ送信局/受信局31は、無線送受
信装置10を搭載した自動車30を目的地32に適切に
誘導できる位置のメッセージポスト等に設置される。
【0034】また、宣伝用ミニ送信局/受信局31は、
自動車等の移動機に設置された無線送受信装置10から
の電波のメッセージを他の自動車等の移動機に設置され
た無線送受信装置10に伝えることができる電波メッセ
ージ伝言板としての機能を有する。
【0035】なお、同図中の円は、宣伝用ミニ送信局/
受信局31の通信可能距離、すなわち送受信エリアを示
している。
【0036】次に、本実施例の動作を説明する。
【0037】まず、上記ページャー機能を備えた無線送
受信装置10の利用方法について、図2を参照して説明
する。
【0038】図2に示すように、無線送受信装置10を
搭載した自動車30が左側に向かって走行している場
合、自動車30が宣伝用ミニ送信局/受信局31の受信
エリア(半径r)に入ると、図9で後述する宣伝用ミニ
送信局/受信局31からの送信処理によって無線送受信
装置10が電波を受信し、土地感のない場所であっても
目的地(例えば、レストラン)32の宣伝と位置を分か
りやすく教えてもらうことができる。例えば、報知音
「ピーピーピー」のあと「こちらはレストラン○○○で
す。交差点信号左折100m先に有ります。どうぞ御利
用ください。」である旨を知らせる。ユーザー側は、見
知らぬ土地へドライブした場合にも所定の目的地(レス
トラン)32を簡単に見つけることができる。
【0039】上記利用方法を実現するために宣伝用ミニ
送信局/受信局31側及び無線送受信装置10側で以下
のような処理が実行される。
【0040】図3は上記宣伝用ミニ送信局/受信局31
の制御部におけるデータ送信処理のフローチャートであ
る。
【0041】図3において、まずステップS1で送信デ
ータがあるか否かを判別し、送信データがないときはス
テップS2で送信しようとするデータを登録してステッ
プS1に戻り、送信データがあるときはステップS3で
その送信データの更新があるか否かを判別する。
【0042】送信データの更新があるときはステップS
4でデータの更新を行なってステップS3に戻り、デー
タ更新がなくなるとステップS5で送信チャンネル(1
〜n)を選択し、ステップS6でデータの送信を行な
う。次いで、ステップS7で送信が終了したか否かを判
別し、送信終了であれば本フローの処理を終え、送信を
終了していなければステップS1に戻って上記処理を繰
り返す。
【0043】本フローは宣伝用ミニ送信局/受信局31
の電源投入後、宣伝用ミニ送信局/受信局31に内蔵さ
れた制御部によって繰り返し実行され、送信データも上
述した固定的なものに限定されず、例えば期間、時間帯
(例えば、ランチタイム)、曜日(例えば、ウィークデ
ー)によって送信データ内容を選択して送信するように
してもよい。
【0044】上記宣伝用ミニ送信局/受信局31からの
送信データを無線送受信装置10側で受信し、無線送受
信装置10のスピーカ20によって放音することにより
電波を用いてお客に店の特徴を有効に宣伝することがで
きることに加えて、お客自体を宣伝の店に適切に誘導す
ることができ、顕著な宣伝効果を得ることができる。ま
た、呼び出し機能によって顧客サービスの向上を図るこ
とができる。
【0045】本実施例のデータ伝送システムは、上記宣
伝用ミニ送信局/受信局31からの無線放送を無線送受
信装置10によって受信・出力する受信放送機能だけで
はなく、無線送受信装置10が有する送信機能によって
電波でメッセージを伝えることができる伝言板の送受信
方式をとることを特徴としている。
【0046】以下、図4〜図9を参照して自動車30に
設置された無線送受信装置10と宣伝用ミニ送信局/受
信局31とで実現される電波メッセージ伝言板について
述べる。
【0047】図4は無線送受信装置10におけるメッセ
ージデータ録音処理のフローチャートであり、本フロー
は宣伝用ミニ送信局/受信局31に送信すべき伝言内容
を録音する処理である。
【0048】録音開始スイッチがONされると本フロー
がスタートし、まずステップS11でメッセージ入力が
あるか否かを判別し、メッセージ入力があるとステップ
S12でIDコードを入力する。例えば、このIDコー
ドとして、電話番号や車両の登録No等を使用する。次
いで、ステップS13でIDコード入力が完了したか否
かを判別し、IDコード入力が完了していなければステ
ップS12に戻ってIDコードの入力を続け、IDコー
ド入力が完了するとステップS14で録音を開始すると
ともに、録音中であることを液晶表示部18に表示す
る。
【0049】ステップS15では、音声入力を行ない、
ステップS16で音声入力が完了したか若しくは所定時
間経過してタイムオーバーとなったかを判別し、これら
の条件を満たすと本フローを終了する。
【0050】ここで、音声入力は、使用者が伝言メッセ
ージをマイク21によって入力し、入力した音声をA/
D変換器26でディジタル信号に変換してCPU27に
出力する。CPU15に入力された音声データは音声メ
モリ25に録音データとして記憶される。
【0051】図5は宣伝用ミニ送信局/受信局31にお
けるメッセージデータを録音するメッセージデータ録音
処理のフローチャートであり、本フローは図4の無線送
受信装置10における録音設定完了後に実行される。
【0052】まず、ステップS21で受信信号があるか
否かを判別し、受信信号があるときはステップS22で
メッセージ録音が可能か否かを判別する。メッセージ録
音が可能なときはステップS23でメッセージ出力デー
タがあるか否かを判別し、メッセージ出力データがある
ときはステップS24で無線によりメッセージを出力す
る。
【0053】ここで、メッセージの出力は、IDコード
と音声を出力するか(IDコード+音声)あるいはID
コードとメッセージをコード化した音声コードを出力す
る(IDコード+音声コード)構成とする。メッセージ
出力としてIDコードと音声を出力する場合と、IDコ
ードと音声コードを出力する場合とでは以下のような差
異がある。すなわち、IDコードと音声を出力するもの
では、音声によって伝言が残されることになるととも
に、その内容をメモリ表示することができる。また、I
Dコードと音声コードを出力するものでは、コードで送
受信を行なうので短い時間により多くのメッセージを伝
えることができる。
【0054】次いで、ステップS25で録音完了信号が
あるか否かを判別し、録音完了信号がなければステップ
S21に戻って録音が完了するまで上記処理を繰り返
す。すなわち、録音完了信号がないときは、前記図4の
フローの処理が完了していないときであるから録音完了
信号が受信されるまで上記処理を繰り返す。録音完了信
号があるとステップS26でメッセージデータを消去し
て本フローを終了する。
【0055】上記ステップS21で受信信号がないと
き、ステップS22でメッセージ録音が可能でないと
き、あるいはステップS23でメッセージ出力データが
ないとき録音する状況にないと判断してそのまま本フロ
ーを終了する。
【0056】図6は宣伝用ミニ送信局/受信局31にお
けるメッセージデータを出力するメッセージデータ出力
処理のフローチャートである。
【0057】ステップS31でコードを無線により出力
し、ステップS32でデータがあるか否かを判別し、デ
ータがあればステップS33でデータをA/D変換して
RAMに書き込む。次いで、ステップS34で正常受信
か否かを判別し、正常受信のときはステップS35で録
音準備完了信号を出力してステップS36に進む。一
方、ステップS32でデータがないときはそのままステ
ップS36に進む。
【0058】ステップS36では、録音準備完了信号の
後にはメッセージがあるはずであるがここでメッセージ
があるか否かを判別し、メッセージがあればステップS
37で無線によりメッセージを出力する。次いで、ステ
ップS38でメッセージを出力後所定時間が過ぎてタイ
ムオーバーになったか否かを判別し、タイムオーバーの
ときはステップS39でメッセージをクリアしてステッ
プS31に戻って上記処理を繰り返す。
【0059】一方、上記ステップS34で正常受信でな
いとき、ステップS36でメッセージがないとき、ステ
ップS38でタイムオーバーのときはそのままステップ
S31に戻る。
【0060】上記フローによる処理が繰り返し実行され
ることにより、宣伝用ミニ送信局/受信局31にデータ
が録音されていれば、そのデータが出力され、宣伝用ミ
ニ送信局/受信局31にデータが録音されていなければ
宣伝用ミニ送信局/受信局31からメッセージだけがあ
る時間の間だけ繰り返し出力される。
【0061】次に図7〜図9を参照して本実施例のデー
タ伝送システムの具体的な使用方法を述べる。
【0062】図7は伝言する人A(以下、アルファベッ
トで人を表す)からBの人にメッセージを伝言する場合
のタイミングチャートであり、A及びBは上記無線送受
信装置10を携帯しているものとする。また、メッセー
ジを伝えたい場所(以下、メッセージポストと呼ぶ)に
は、上記宣伝用ミニ送信局/受信局31が設置されてい
る。
【0063】いま、AとBの2人がいるとしてAはBに
伝言を伝えたいとする。この場合、AはあらかじめBに
伝えたい内容を持ち運び可能な無線送受信装置10に記
憶させておく。その後、AはBが通りそうな場所にある
メッセージポストの宣伝用ミニ送信局/受信局31にB
のIDコードナンバーと音声内容を送信する。すると、
このメッセージポストに設置された宣伝用ミニ送信局/
受信局31は、Aから受信したメッセージを送信し続け
る。
【0064】この状態で、Bが上記宣伝用ミニ送信局/
受信局31のメッセージの受信可能範囲に入ると、Bが
携帯している持ち運び可能な無線送受信装置10が受信
信号を検出して受信を開始し、自分のIDコードのチェ
ックを行なう。IDコードが一致すれば受信した音声内
容を、音声または表示により知らせる。
【0065】また、送信者Aが2人以上の人にメッセー
ジを伝えたい場合も同様にしてメッセージを伝言するこ
とができる。図8は受信者がB、C、Dの3人で行動を
共にしない場合のタイミングチャートを、図9は受信者
がB、C、Dの3人で行動を共にする場合のタイミング
チャートをそれぞれ示している。図8及び図9に示すよ
うに、2人以上の人に伝えたい場合にも送信者Aはメッ
セージポストに設置された宣伝用ミニ送信局/受信局3
1に、それぞれB、C、DのIDコードナンバーと音声
内容を送信しておく。これにより、B、C、Dが上記宣
伝用ミニ送信局/受信局31のメッセージの受信可能範
囲に入ると、自分の携帯している持ち運び可能な無線送
受信装置10が受信信号を検出して受信を開始し、自分
のIDコードのチェックを行なってIDコードが一致す
れば受信した音声内容を、音声または表示により自動的
に知らせることができる。但し、図9の受信者がB、
C、Dの3人で行動を共にする場合には、B、C、Dの
3人はあらかじめ送信者AのIDコードナンバーを知っ
ておく必要がある。
【0066】以上説明したように、本実施例のデータ伝
送システムは、宣伝用ミニ送信局/受信局31からの電
波を受信可能なページャー機能を備えた無線送受信装置
10と、メッセージポスト等に設置され、特定周波数の
電波によってデータを送信する宣伝用ミニ送信局/受信
局31とからなり、無線送受信装置10は、所定エリア
内でメッセージポスト等に設置された宣伝用ミニ送信局
からの電波からの電波を受信可能なページャー機能を備
えるとともに、特定小電力電波を宣伝用ミニ送信局31
に送信可能な送受信機であり、無線送受信装置10は、
アンテナ11、スイッチ(SW)12、受信機(受信回
路)13、送信機(送信回路)14、CPU15、EE
PROM16、音声メモリ25、A/D変換器26、キ
ー入力部17、液晶表示部18、アンプ19、スピーカ
20、マイク21、スイッチ(SW)22及び電源装置
23等を備え、無線送受信装置10は宣伝用ミニ送信局
/受信局31に特定周波数の電波によりIDコードと音
声を送信し、宣伝用ミニ送信局/受信局31は無線送受
信装置10から送信された特定周波数によるIDコード
と音声をメッセージデータとして記憶し、その後IDコ
ードと音声を出力するとともに、宣伝用ミニ送信局/受
信局31の送受信エリア内に該当するIDコードを有す
る無線送受信装置10が入ると、音声のみを受信してそ
の音声を出力するようにしているので、ある特定の人か
ら別の特定の人へ伝言を残すことができる。特に、従来
の伝言板に比べてメッセージを音声でしかも自動受信す
るため、受信者は伝言板をわざわざ探す必要がなく、ま
たその内容をメモリ表示できるのでメモ代わりにも利用
することができる。
【0067】第2実施例 図10〜図15はデータ伝送システムの第1実施例を示
す図であり、本実施例はIDコードとともに送信する情
報をコード化した例である。本実施例の説明に当たり、
第1実施例と同一構成部分及び同一ステップ番号には同
一符号を付して重複部分の説明を省略する。
【0068】CPU(制御回路)15に接続される音声
メモリ25には、送受信内容をコード番号(コードN
o)化したデータが記憶される。
【0069】次に、本実施例の動作を説明する。
【0070】図10は無線送受信装置10におけるメッ
セージデータ録音処理のフローチャートであり、前記図
4のフローに対応する処理である。
【0071】ステップS14で録音を開始し、録音中で
あることを液晶表示部18に表示すると、ステップS2
0に進み、ステップS20で音声入力を行なう。この場
合の音声入力は、音声を所定のコードに変えて記憶す
る。そして、ステップS16で音声コードによる音声入
力が完了したか若しくは所定時間経過してタイムオーバ
ーとなったかを判別し、これらの条件を満たすと本フロ
ーを終了する。
【0072】図11は宣伝用ミニ送信局/受信局31に
おけるメッセージデータを録音するメッセージデータ録
音処理のフローチャートであり、前記図5のフローに対
応する処理である。
【0073】ステップS23でメッセージ出力データが
あるときはステップS30で無線によりメッセージを出
力する。
【0074】ステップS30におけるメッセージの出力
は、IDコードとメッセージをコード化した音声コード
を出力する(IDコード+音声コード)構成とする。I
Dコードと音声コードを出力すると、コードで送受信を
行なうので短い時間により多くのメッセージを伝えるこ
とができる。
【0075】このようにデータ送受信をコード化してお
くことによって受信エリアを通過する限られた時間内に
多くのメッセージ(例えば、長いメッセージや表示デー
タ等)を出力することができる。
【0076】図12は宣伝用ミニ送信局/受信局31に
おけるメッセージデータを出力するメッセージデータ出
力処理のフローチャートであり、前記図6のフローに対
応する処理である。
【0077】ステップS31でコードを無線により出力
し、ステップS32でデータがあるか否かを判別し、デ
ータがあればステップS33でデータをA/D変換して
RAMに書き込む。次いで、ステップS34で正常受信
か否かを判別し、正常受信のときはステップS35で録
音準備完了信号を出力してステップS36に進む。一
方、ステップS32でデータがないときはそのままステ
ップS36に進む。
【0078】ステップS36でメッセージがあればステ
ップS40で無線によりIDコードと音声コードからな
るメッセージを出力する。
【0079】次に図13〜図15を参照して本実施例の
データ伝送システムの具体的な使用方法を述べる。図1
3〜図15はそれぞれ前記図7〜図9に対応する。
【0080】図13はA(人)からB(人)にメッセー
ジを伝言する場合のタイミングチャートであり、A及び
Bは上記無線送受信装置10を携帯しているものとす
る。また、メッセージポストには、上記宣伝用ミニ送信
局/受信局31が設置されている。
【0081】いま、AとBの2人がいるとしてAはBに
伝言を伝えたいとする。この場合、AはあらかじめBに
伝えたい内容を持ち運び可能な無線送受信装置10に記
憶させておく。その後、AはBが通りそうな場所にある
メッセージポストの宣伝用ミニ送信局/受信局31にB
のIDコードナンバーと音声コードを送信する。このメ
ッセージポストに設置された宣伝用ミニ送信局/受信局
31は、Aから受信した音声コードを送信し続ける。
【0082】この状態で、Bが上記宣伝用ミニ送信局/
受信局31のメッセージの受信可能範囲に入ると、Bが
携帯している持ち運び可能な無線送受信装置10が受信
信号を検出して受信を開始し、自分のIDコードのチェ
ックを行なう。IDコードが一致すれば音声コードのみ
受信し、受信後音声または表示変換後出力する。
【0083】また、送信者Aが2人以上の人にメッセー
ジを伝えたい場合も同様にしてメッセージを伝言するこ
とができる。図14は受信者がB、C、Dの3人で行動
を共にしない場合のタイミングチャートを、図15は受
信者がB、C、Dの3人で行動を共にする場合のタイミ
ングチャートをそれぞれ示している。図8及び図9に示
すように、2人以上の人に伝えたい場合にも送信者Aは
メッセージポストに設置された宣伝用ミニ送信局/受信
局31に、それぞれB、C、DのIDコードナンバーと
音声コードを送信しておく。これにより、B、C、Dが
上記宣伝用ミニ送信局/受信局31のメッセージの受信
可能範囲に入ると、自分の携帯している持ち運び可能な
無線送受信装置10が受信信号を検出して受信を開始
し、自分のIDコードのチェックを行なってIDコード
が一致すれば受信した音声コードを、音声または表示に
より自動的に知らせることができる。但し、図15の受
信者がB、C、Dの3人で行動を共にする場合には、
B、C、Dの3人はあらかじめ送信者AのIDコードナ
ンバーを知っておく必要がある。
【0084】このように、本実施例ではコードで送受信
を行なうので短い時間により多くのメッセージを伝える
ことが可能になる。
【0085】第3実施例 図16〜図18はデータ伝送システムの第3実施例を示
す図であり、本実施例は、メッセージが入力された宣伝
用ミニ送信局/受信局以外のその周辺の宣伝用ミニ送信
局/受信局に同一のメッセージを出力するようにした例
である。
【0086】前記図1において、メッセージポストに設
置された宣伝用ミニ送信局/受信局31は、特定周波数
の電波によってメッセージポストに設置された宣伝用ミ
ニ送信局/受信局31同士と通信が可能な構成となって
おり、また、これら宣伝用ミニ送信局/受信局31,3
1は前記第1実施例及び第2実施例と同様に無線送受信
装置10に送信する情報を入力し記憶できる構成となっ
ている。
【0087】次に、本実施例の動作を説明する。
【0088】図16は宣伝用ミニ送信局/受信局31に
おけるメッセージデータを送信するメッセージデータ送
信処理のフローチャートであり、本フローは別の宣伝用
ミニ送信局/受信局31に対し広域通信を開始しようと
する場合の宣伝用ミニ送信局/受信局31の送信処理フ
ローと、送信処理を指示された宣伝用ミニ送信局/受信
局31の送信処理フローとが併せて示されている。前者
のフロー開始をスタートA、後者のフロー開始をスター
トBとする。
【0089】広域通信を開始しようとする宣伝用ミニ送
信局/受信局31において、本フローがスタートする
と、まずステップS41で電話によるTEL入力か否か
を判別し、TEL入力のときは電話による入力を行なう
ため本フローをぬけ、TEL入力でなければステップS
42でメッセージ入力があるか否かを判別し、メッセー
ジ入力があればステップS43でIDコード入力ができ
るか否かを判別する。ステップS42でメッセージ入力
がないとき、あるいはステップS43でIDコード入力
ができないときはエラーと判断してステップS41に戻
る。
【0090】IDコード入力がOKのときはステップS
44でフラグaを0にセットし(a=0)、ステップS
45で「音声を入れて下さい!」というメッセージを合
成音出力してステップS46に進む。
【0091】一方、広域通信を開始のための送信処理が
指示された宣伝用ミニ送信局/受信局31において、本
フローがスタートすると、まずステップS61で自局が
指定されるコール信号があったか否かを判別し、コール
信号があったときはステップS62でIDコードを受信
し、ステップS63でフラグaを1にセットして(a=
1)ステップS46に進む。
【0092】ステップS46では、メッセージ内容の録
音を所定時間(例えば1分間)開始し、ステップS47
で受話器がOFFになったか否かを判別し、受話器がO
FFでなければ受話器がOFFになるまで録音を続け
る。受話器がOFFになるとステップS48で回線をO
FFし、ステップS49でフラグa=1か否かを判別す
る。フラグa=1のときはステップS50で所定エリア
に含まれる複数の電話番号をコールし、ステップS51
で回線が接続されたか否かをチェックする。ここで、宣
伝用ミニ送信局/受信局31が接続された電話機は自分
が属するエリア内の他の電話機の電話番号をIDナンバ
ーとしてあらかじめ記憶しているものとする。
【0093】回線が接続されたときはステップS52で
録音した内容を再生し、この再生した内容を相手側の装
置に録音させていく。ステップS53で該当するエリア
内に装置が残っているか否かを判別し、次の電話機があ
ればステップS49に戻って上記処理を繰り返し、該当
するエリア内のすべての電話機について同一内容の録音
が終わるとステップS54で割り込みメッセージ送信を
開始して本フローを終了する。すなわち、該当するエリ
ア内のすべての電話機(宣伝用ミニ送信局/受信局3
1)について同一内容の録音が終わると電話機としての
機能を終えて次のタイマー割り込み処理(図17)に移
行する。
【0094】図17は宣伝用ミニ送信局/受信局31に
おけるメッセージデータを出力するメッセージ出力処理
のフローチャートであり、本フローは所定時間毎に割り
込み処理される。
【0095】まずステップS71でメッセージ入力があ
るか否かを判別し、メッセージ入力があればステップS
72でIDコードと音声出力を無線出力する。次いで、
ステップS73で一定時間が経過したか否かを判別し、
一定時間が経過したときはメッセージ内容をリセットし
てステップS71に戻る。また、メッセージ入力がない
ときあるいは一定時間が経過したときはさそのままステ
ップS71に戻る。
【0096】次に図18を参照して本実施例のデータ伝
送システムの具体的な使用方法を述べる。
【0097】図18はAさんが伝言をある任意の車また
は人(ここではBさん)に伝えるとき、Aさんの伝言は
B1のメッセージポスト等に設置された宣伝用ミニ送信
局(以下メッセージポストという)に録音する。
【0098】その後、そのメッセージポストは周辺(あ
る特定地域)のメッセージポストに伝言を送信する(B
1→B2、B3、…、B6)。
【0099】これにより、Bさんはその地域内にいる
か、あるいは後からその地域に進入すればAさんからの
伝言を受け取ることができる。すなわち、受信範囲はB
1だけでなくB2〜B6で受信することができるので受
信のチャンスを増やすことができ、ある特定地域にいる
相手にリアルタイムで伝言を伝えることができる効果が
ある。
【0100】第4実施例 図19及び図20はデータ伝送システムの第3実施例を
示す図であり、本実施例は、メッセージが入力された宣
伝用ミニ送信局/受信局以外のその周辺の宣伝用ミニ送
信局/受信局に同一のメッセージを出力するようにした
例である。第3実施例と同一構成部分及び同一ステップ
番号には同一符号を付して重複部分の説明を省略する。
【0101】図19は宣伝用ミニ送信局/受信局31に
おけるメッセージデータを送信するメッセージデータ送
信処理のフローチャートである。
【0102】広域通信を開始しようとする宣伝用ミニ送
信局/受信局31において、本フローがスタートする
と、まずステップS81でコール信号があったか否かを
判別し、コール信号があったときはステップS82でI
Dコードを受信し、ステップS44に進む。
【0103】また、図19のフロー後に割り込み処理さ
れるメッセージ出力処理のフローチャートは、図17と
同様である。
【0104】図20は宣伝用ミニ送信局/受信局31に
おけるメッセージデータを出力するメッセージ出力処理
のフローチャートである。
【0105】まずステップS81でメッセージ入力があ
るか否かを判別し、メッセージ入力があればステップS
82で指定しようとする地域の指定入力を行ない、ステ
ップS83で回線を接続する。次いで、ステップS84
で回線接続が完了したか否かを判別し、回線接続が完了
したときはステップS85でIDコードを入力し、ステ
ップS86で電話により「音声を入れて下さい!」とい
うメッセージを入れ、ステップS87で音声出力を行な
って本フローを終了する。
【0106】このように本実施例ではメッセージポスト
に電話回線を接続し、固有の番号をもたせる。この場
合、固有の番号とは地域番号のような、例えば市外局番
や国道No、あるいはある規則に従ってつけられた番号
がある。また、その番号は誰にでも簡単にわかる必要が
ある。
【0107】したがって、本実施例によれば、例えばA
さんの数人のグループがある場所に集合する際、グルー
プの一員であるBさんが集合できない時、Aさんたちの
集合場所の近くのメッセージポストに伝言を電話回線を
通して録音できる。
【0108】なお、上記各実施例では、データ伝送シス
テムを移動機に設置された無線送受信装置に適用した例
であるが、これには限定されず、無線送受信装置の電波
を通信する装置を備えたものであればどのようなシステ
ムにも適用できることは言うまでもない。
【0109】また、無線送受信装置を構成する回路や素
子、その種類などは前述した実施例に限られないことは
言うまでもない。
【0110】
【発明の効果】請求項1、2及び3記載の発明では、特
定周波数の電波を送信する送信装置と、送信装置から送
信された特定周波数による電波を受信し、受信した電波
に応じたデータを記憶し、この記憶されたデータを所定
周波数の電波で送信するデータ送受信装置と、特定周波
数の電波を受信する受信装置と、受信された電波に応じ
たデータを出力する出力手段とをそなえているので、所
定の場所において相手を呼び出すことができ、ある特定
の人から別の特定の人へ伝言を残すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ伝送システムの第1実施例
の無線送受信装置の構成図である。
【図2】同実施例のデータ伝送システムの一例を示すシ
ステム構成図である。
【図3】同実施例の宣伝用ミニ送信局/受信局における
データ送信処理のフローチャートである。
【図4】同実施例の無線送受信装置におけるメッセージ
データ録音処理のフローチャートである。
【図5】同実施例の宣伝用ミニ送信局/受信局における
メッセージデータを録音するメッセージデータ録音処理
のフローチャートである。
【図6】同実施例の宣伝用ミニ送信局/受信局における
メッセージデータを出力するメッセージデータ出力処理
のフローチャートである。
【図7】同実施例のタイミングチャートである。
【図8】同実施例のタイミングチャートである。
【図9】同実施例のタイミングチャートである。
【図10】本発明に係るデータ伝送システムの第2実施
例の無線送受信装置におけるメッセージデータ録音処理
のフローチャートである。
【図11】同実施例の宣伝用ミニ送信局/受信局におけ
るメッセージデータを録音するメッセージデータ録音処
理のフローチャートである。
【図12】同実施例の宣伝用ミニ送信局/受信局におけ
るメッセージデータを出力するメッセージデータ出力処
理のフローチャートである。
【図13】同実施例のタイミングチャートである。
【図14】同実施例のタイミングチャートである。
【図15】同実施例のタイミングチャートである。
【図16】本発明に係るデータ伝送システムの第3実施
例の宣伝用ミニ送信局/受信局におけるメッセージデー
タを送信するメッセージデータ送信処理のフローチャー
トである。
【図17】同実施例の宣伝用ミニ送信局/受信局におけ
るメッセージデータを出力するメッセージ出力処理のフ
ローチャートである。
【図18】同実施例の効果を説明するための図である。
【図19】本発明に係るデータ伝送システムの第4実施
例の宣伝用ミニ送信局/受信局におけるメッセージデー
タを送信するメッセージデータ送信処理のフローチャー
トである。
【図20】同実施例の宣伝用ミニ送信局/受信局31に
おけるメッセージデータを出力するメッセージ出力処理
のフローチャートである。
【符号の説明】
10 無線送受信装置 11 アンテナ 12 スイッチ(SW) 13 受信機 14 送信機 15 CPU 16 EEPROM 17 キー入力部 18 液晶表示部 19 アンプ 20 スピーカ 21 マイク 22 スイッチ(SW) 23 電源装置 25 音声メモリ 26 A/D変換器 30 自動車(移動機) 31 宣伝用ミニ送信局/受信局 32 目的地

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定周波数の電波を送信する送信装置
    と、 前記送信装置から送信された特定周波数による電波を受
    信し、受信した電波に応じたデータを記憶し、この記憶
    されたデータを所定周波数の電波で送信するデータ送受
    信装置と、 特定周波数の電波を受信する受信装置と、 前記受信装置により受信された電波に応じたデータを出
    力する出力手段と、 を具備したことを特徴とするデータ伝送システム。
  2. 【請求項2】 電話回線から送信されたデータを記憶
    し、この記憶されたデータを所定周波数の電波で送信す
    るデータ送受信装置と、 所定周波数の電波を受信する受信装置と、 前記受信装置により受信された電波に応じたデータを出
    力する出力手段と、 を具備したことを特徴とするデータ伝送システム。
  3. 【請求項3】 前記データ送受信装置を複数設け、デー
    タ送受信装置間でデータ送受信を行なうことを特徴とす
    る請求項1又は請求項2の何れかに記載のデータ伝送シ
    ステム。
JP5238830A 1993-08-31 1993-08-31 データ伝送システム Pending JPH0774695A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5238830A JPH0774695A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 データ伝送システム

Applications Claiming Priority (1)

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Publications (1)

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Family

ID=17035913

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JP (1) JPH0774695A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1246382A3 (en) * 2001-03-29 2011-05-18 CLARION Co., Ltd. Data reproducing apparatus and data reproducing system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1246382A3 (en) * 2001-03-29 2011-05-18 CLARION Co., Ltd. Data reproducing apparatus and data reproducing system

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