JPH077457Y2 - 集水器と継手との接続構造 - Google Patents

集水器と継手との接続構造

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JPH077457Y2
JPH077457Y2 JP1987140411U JP14041187U JPH077457Y2 JP H077457 Y2 JPH077457 Y2 JP H077457Y2 JP 1987140411 U JP1987140411 U JP 1987140411U JP 14041187 U JP14041187 U JP 14041187U JP H077457 Y2 JPH077457 Y2 JP H077457Y2
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JP
Japan
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locking
slide cover
joint
water collector
notch
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JP1987140411U
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JPS6444925U (ja
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雅春 山本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、集水器とエルボなど継手との接続構造に関す
るものである。
[背景技術] 集水器1に角型エルボなど角型の継手6を接続するにあ
たっては、集水器1の下部に角筒型の排水口2を設けて
この排水口2の外周に継手6の上部の接続筒部7をはめ
込んで固定することによっておこなわれるが、角型同士
のはめ合いであるために継手6を回して引っ掛けるなど
の係止手段を用いることが難しく、従って固定は第8図
に示すように接着剤11を用いて接着することによってお
こなわれている。
しかしこのように接着剤11によって接着すると集水器1
に継手6を取り付けた後は集水器1から継手6を取り外
すことはできず、分解して掃除等をおこなうことができ
ないという問題があり、また施工にあたっては接着剤11
が硬化するまで継手6を保持しておく必要があって作業
の手間が面倒になるという問題もある。
[考案の目的] 本考案は、上記の点に鑑みて為されたものであり、接着
剤を用いる必要なく係止手段によって集水器に継手を取
り付けることができ、加えてこの継手の取付状態を確実
に保持できると共に継手の取り外しの操作も容易におこ
なえる集水器と継手との接続構造を提供することを目的
とするものである。
[考案の開示] しかして本考案に係る集水器と継手との接続構造は、集
水器1の下部に排水口2を囲むように角筒型のスライド
カバー3を取り付け、スライドカバー3の下部に係止鍔
片4を内方へ延設すると共に係止鍔片4の延出先部に切
欠部5を形成し、切欠部5の側縁において係止鍔片4に
ストッパー突部9を上方へ突出させてこのストッパー突
部9の切欠部5と反対側の面を切欠部5側へ向けて斜め
上方に傾斜する傾斜面10に形成し、このスライドカバー
3を係止鍔片4を設けた辺とほぼ平行な方向でスライド
移動自在にし、継手6の上部に形成される角筒型の接続
筒部7の上端部外面に係止突起8を設け、係止突起8を
切欠部5に通過させて接続筒部7をスライドカバー3内
に差し込むと共にスライドカバー3をスライドさせてス
トッパー突部9の傾斜面10側において係止鍔片4の上面
に係止突起8を係止させて成ることを特徴とするもので
あり、スライドカバー3をスライドさせることによって
スライドカバー3の係止鍔片4に継手6の係止突起8を
係止させることができるようにし、接着剤を用いる必要
なく係止手段によって集水器1に継手6を取り付けるこ
とができるようにし、また係止鍔片4から切欠部5に係
止突起8の係止が外れることをストッパー突部9で防止
して集水器1への継手6の取付状態を保持できるように
すると共に、ストッパー突部9に形成した傾斜面10の滑
り作用で係止突起8の係止を外す操作は容易におこなえ
るようにして継手6の取り外し操作が容易になるように
したものであって、以下本考案を実施例により詳述す
る。
集水器1は第4図に示すように本体12の下部に四角筒状
の排水口2を下方へ突出させて形成されるものであり、
排水口2の対向する二辺の各上端部外面にはこの辺に沿
ってガイド突条13,13が突設してある。スライドカバー
3は四角筒状に形成されるものであり、その対向する二
辺の各下縁にこの辺に沿って第5図(b)(c)に示す
ように係止鍔片4,4が内方へ延設してあり、各係止鍔片
4,4の互いに対向する箇所においてその延出先部に第5
図(b)(d)に示すように切欠部5が形成してある。
この切欠部5の一方の側縁において係止鍔片4の上面に
は第5図(d)に示すようにストッパー突起9が一体に
突設してあり、ストッパー突起9の切欠部5と反対側の
側面は切欠部5側へ向けて斜め上方に傾斜する傾斜面10
に形成してある。また切欠部5の他方の側縁及び、スト
ッパー突起9の切欠5と反対側に若干の距離をおいた部
分にそれぞれ補強リブ15,16が設けてある。この補強リ
ブ15,16は係止鍔片4からスライドカバー3の周壁にか
けて一体に形成されるものであり、係止鍔片4が下方へ
傾くように変形するのを防止する作用をなしている。さ
らにスライドカバー3の内面の上縁には係止鍔片4と平
行なスライド突条14が第5図(a)(c)(d)のよう
に突設してある。この各スライド突条14の一方の端部に
はスライドカバー3の内方へ突出するように係合突部9
が設けてある。
そして第6図に示すように、スライドカバー3を排水口
2の外周部にはめ込んでガイド突条13の上縁にスライド
突条14を係止させることによって、排水口2を囲むよう
にスライドカバー3を集水器1の下面に取り付けること
ができるものであり、ガイド突条13に対してスライド突
条14をスライドさせることによって、第2図(a)に両
向き矢印で示すようにスライドカバー3をその係止鍔片
4と平行な水平方向にスライド移動させることができ
る。一方、エルボなど継手6の上部に形成される四角筒
状の接続筒部7の上端部の外面には、第2図(a)に示
すようにスライドカバー3の切欠部5に対応した位置で
切欠部5よりも小さな係止突起8が突設してある。
しかして集水器1に継手6を接続するにあたっては、ま
ず排水口2の下部の外側に継手6の接続筒部7の上部を
はめ込んで、第2図(b)及び第3図(a)に示すよう
にスライドカバー3をスライド移動させてスライドカバ
ー3の切欠部5と継手6の係止突起8とを上下に位置合
わせし、第3図(b)のように継手6を押し上げて切欠
部5に係止突起8を通過させることによって接続筒部7
の上部をスライドカバー3の内周に差し込む。次に第2
図(c)や第3図(c)に示すようにスライドカバー3
をスライド移動させると共にこの状態で継手6を若干下
げることによって、係止突起8をスライドカバー3の係
止鍔片4の上面に係止させ、スライドカバー3を介して
継手6を集水器1に保持させて取り付けることができ
る。このようにして接着剤を用いる必要なく集水器1へ
の継手6の取り付けをおこなうことができ、上記と逆の
手順で集水器1から継手6を取り外すことが簡単にでき
るものであって、掃除や修理、取り替えなどを容易にお
こなうことができる。
ここで第1図に示すように、切欠部5の側縁において係
止鍔片4にはストッパー突部9が突設してあるために、
風や雨その他の影響による振動がスライドカバー3に加
わったりしてスライドカバー3を不用意にスライド移動
させる力が作用しても、ストッパー突部9に係止突起8
が係止された状態になって切欠部5が係止突起8の下側
位置になるようにスライドカバー3が移動することを防
止することができ、切欠部5から係止突起8が抜けて集
水器1から継手6が脱落してしまうようなことを防止す
ることができるものである。また、継手6を集水器1か
ら取り外すにあたってはスライドカバー3を第3図
(c)と反対方向へスライド移動させて切欠5から係止
突起8を抜き外す必要があるが、このとき第7図(a)
から第7図(b)(c)に示されるようにスライドカバ
ー3を押してスライドさせると、このスライドに伴って
傾斜面10に沿って係止突起8を上方へ持ち上げる力が働
き、傾斜面10の作用で自動的にストッパー突部9に係止
突起8を乗り超えさせて、第7図(d)のように切欠部
5から係止突起8を抜くようにすることができる。従っ
て不用意に切欠部5から係止突起8が抜け出て集水器1
から継手6が脱落することを防止するためにストッパー
突部9を設けるようにしたにもかかわらず、スライドカ
バー3を押してスライドさせるという通常の操作でスト
ッパー突部9に係止突起8を乗り超えさせ、容易に切欠
部5から係止突起8を抜いて継手6を取り外す操作をお
こなうことができることになる。
尚、集水器1としては受けますや寄せますなどと称する
ものも含むものであり、また継手6としては上記実施例
のようなエルボの他に、縦継手、化粧くさり樋の接続具
なども用いることができるものである。また上記実施例
ではスライドカバー3に切欠部5を一対、継手6に係止
突起8を一対それぞれ設けるようにしたが、切欠部5や
係止突起8はそれぞれ一個だけでもよい。さらに上記実
施例にあってスライドカバー3に設けた補強リブ16は、
ストッパー突部9と補強リブ16との間に係止突起8を保
持してスライドカバー3の位置決めをする作用もなして
おり、第1図のように係止突起8を係止鍔片4上に係止
した状態で集水器1の下側の中央部にスライドカバー3
が位置するようにその位置決めをしている。
[考案の効果] 上述のように本考案にあっては、集水器の下部に排水口
を囲むように角筒型のスライドカバーを取り付け、スラ
イドカバーの下部に係止鍔片を内方へ延設すると共に係
止鍔片の延出先部に切欠部を形成し、このスライドカバ
ーを係止鍔片を設けた辺とほぼ平行な方向でスライド移
動自在にし、継手の上部の角筒型の接続筒部の上端部外
面に係止突起を設け、係止突起を切欠部に通過させて接
続筒部をスライドカバー内に差し込むと共にスライドカ
バーをスライドさせて係止鍔片の上面に係止突起を係止
させるようにしたので、角型の継手を回すような必要な
くスライドカバーをスライドさせることによって、継手
に設けた係止突起を係止させて係止手段で集水器に継手
を取り付けることができるものであり、接着剤で接着す
る場合のような問題なく集水器に継手を取り付けること
ができるものである。しかも切欠部の側縁において係止
鍔片にストッパー突部を上方へ突出させてこのストッパ
ー突部の切欠部と反対側の面を切欠部側へ向けて斜め上
方に傾斜する傾斜面に形成したので、スライドカバーを
不用意にスライドさせる力が作用してもストッパー突部
に係止突起が係止されてスライドカバーが移動すること
を防止することができ、切欠部から係止突起が抜けて集
水器から継手が脱落することを防止することができるも
のであり、また継手を集水器から取り外すにあたってス
ライドカバーを上記と逆方向へスライド移動させると、
このスライドに伴ってストッパー突部の傾斜面に沿って
係止突起を上方へ持ち上げる力が作用して自動的にスト
ッパー突部を乗り超えさせることができ、従って不用意
に集水器から継手が脱落することを防止するためにスト
ッパー突部を設けるようにしたにもかかわらず、スライ
ドカバーをスライドさせるという通常の操作で継手を取
り外す操作を容易におこなうことができることになるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の一部切欠正面図、第2図
(a)(b)(c)は同上の一部切欠斜視図、第3図
(a)(b)(c)は同上の一部切欠正面図、第4図は
同上の集水器を示す一部切欠正面図、第5図(a)
(b)(c)(d)は同上のスライドカバーを示す平面
図と底面図と正面断面図と側面断面図、第6図は同上の
一部切欠斜視図、第7図(a)(b)(c)(d)は継
手を取り外す順序を示す一部の正面断面図、第8図は従
来例の斜視図である。 1は集水器、2は排水口、3はスライドカバー、4は係
止鍔片、5は切欠部、6は継手、7は接続筒部、8は係
止突起、9はストッパー突部、10は傾斜面である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】集水器の下部に排水口を囲むように角筒型
    のスライドカバーを取り付け、スライドカバーの下部に
    係止鍔片を内方へ延設すると共に係止鍔片の延出先部に
    切欠部を設け、切欠部の側縁において係止鍔片にストッ
    パー突部を上方へ突出させてこのストッパー突部の切欠
    部と反対側の面を切欠部側へ向けて斜め上方に傾斜する
    傾斜面に形成し、このスライドカバーを係止鍔片を設け
    た辺とほぼ平行な方向でスライド移動自在にし、継手の
    上部に形成される角筒型の接続筒部の上端部外面に係止
    突起を設け、係止突起を切欠部に通過させて接続筒部を
    スライドカバー内に差し込むと共にスライドカバーをス
    ライドさせてストッパー突部の傾斜面側において係止鍔
    片の上面に係止突起を係止させて成る集水器と継手との
    接続構造。
JP1987140411U 1987-09-14 1987-09-14 集水器と継手との接続構造 Expired - Lifetime JPH077457Y2 (ja)

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JP1987140411U JPH077457Y2 (ja) 1987-09-14 1987-09-14 集水器と継手との接続構造

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JPS6444925U JPS6444925U (ja) 1989-03-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5123189Y2 (ja) * 1972-04-03 1976-06-15
JPS5355819U (ja) * 1976-10-05 1978-05-12
JPS5748182U (ja) * 1980-09-03 1982-03-17

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JPS6444925U (ja) 1989-03-17

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