JPH0774570A - 電子部品及びその製造方法 - Google Patents
電子部品及びその製造方法Info
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- JPH0774570A JPH0774570A JP21591193A JP21591193A JPH0774570A JP H0774570 A JPH0774570 A JP H0774570A JP 21591193 A JP21591193 A JP 21591193A JP 21591193 A JP21591193 A JP 21591193A JP H0774570 A JPH0774570 A JP H0774570A
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- piezoelectric substrate
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- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、信頼性に優れ熱的特性劣化のおそ
れが無い電子部品を提供する。 【構成】 本発明の電子部品1は、圧電基板2と、この
圧電基板2の外周にスパッタリング処理により形成した
厚さ0.1乃至0.5μmの第1電極層3a,3bと、
この第1電極層3a,3bの外周に電解銅メッキにより
形成した周波数設定用の第2電極層4a,4bとを具備
する。この構成により、信頼性に優れるとともに、熱的
劣化を防止できる。
れが無い電子部品を提供する。 【構成】 本発明の電子部品1は、圧電基板2と、この
圧電基板2の外周にスパッタリング処理により形成した
厚さ0.1乃至0.5μmの第1電極層3a,3bと、
この第1電極層3a,3bの外周に電解銅メッキにより
形成した周波数設定用の第2電極層4a,4bとを具備
する。この構成により、信頼性に優れるとともに、熱的
劣化を防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品及びその製造
方法に関する。
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レゾネータやセラミックフィルタ
等の電子部品においては、圧電基板の外周にマスク処理
を行いつつスパッタリング、真空蒸着又は無電解銅メッ
キにより0.5乃至1.5μmの第1電極層を形成した
後、この第1電極層を具備する圧電基板の周波数を測定
して、設定周波数に必要な第2電極層の層厚を定め、前
記第1電極層の外周にマスク処理を行いつつスパッタリ
ング、真空蒸着又は無電解銅メッキにより定めた層厚
(例えば0.1乃至5μm)の第2電極層を形成して後
工程へ送り、必要な後工程を経て製品としている。
等の電子部品においては、圧電基板の外周にマスク処理
を行いつつスパッタリング、真空蒸着又は無電解銅メッ
キにより0.5乃至1.5μmの第1電極層を形成した
後、この第1電極層を具備する圧電基板の周波数を測定
して、設定周波数に必要な第2電極層の層厚を定め、前
記第1電極層の外周にマスク処理を行いつつスパッタリ
ング、真空蒸着又は無電解銅メッキにより定めた層厚
(例えば0.1乃至5μm)の第2電極層を形成して後
工程へ送り、必要な後工程を経て製品としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た電子部品の製造方法の場合、以下のような問題があ
る。
た電子部品の製造方法の場合、以下のような問題があ
る。
【0004】即ち、スパッタリングや真空蒸着により第
1,第2電極層を形成すると、層厚が例えば2μm以上
になると、スパッタリング装置や真空蒸着装置のチャン
バー内の温度が図9に示すようにかなり高温(摂氏20
0度以上)になることから、電子部品の熱的特性劣化が
起こりやすいという問題がある。
1,第2電極層を形成すると、層厚が例えば2μm以上
になると、スパッタリング装置や真空蒸着装置のチャン
バー内の温度が図9に示すようにかなり高温(摂氏20
0度以上)になることから、電子部品の熱的特性劣化が
起こりやすいという問題がある。
【0005】このような特性劣化を防止するために、ス
パッタリング処理,冷却処理,スパッタリング処理とい
うように何回も繰り返して第1,第2電極層を形成する
方法もあるが、この場合には生産効率の大幅な低下を招
いてしまう。
パッタリング処理,冷却処理,スパッタリング処理とい
うように何回も繰り返して第1,第2電極層を形成する
方法もあるが、この場合には生産効率の大幅な低下を招
いてしまう。
【0006】また、第1,第2電極層をいずれもスパッ
タリング装置や真空蒸着装置を用いて形成すると、製造
コストが高騰してしまう。
タリング装置や真空蒸着装置を用いて形成すると、製造
コストが高騰してしまう。
【0007】さらに、無電解銅メッキにより第1,第2
電極層を形成すると、メッキ浴成分により圧電基板表面
の粒子が溶解し、圧電基板と第1,第2電極層との密着
性が悪く信頼性の低下を招く。
電極層を形成すると、メッキ浴成分により圧電基板表面
の粒子が溶解し、圧電基板と第1,第2電極層との密着
性が悪く信頼性の低下を招く。
【0008】そこで、本発明は、熱的特性劣化のおそれ
が無く信頼性に優れた電子部品及びこのような電子部品
を安価にかつ生産効率よく得ることができる電子部品の
製造方法を提供することを目的とする。
が無く信頼性に優れた電子部品及びこのような電子部品
を安価にかつ生産効率よく得ることができる電子部品の
製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電子部品は、圧
電基板と、この圧電基板の外周に銅スパッタリング処理
により形成した厚さ0.1乃至0.5μmの第1電極層
と、この第1電極層の外周に電解銅メッキにより形成し
た周波数設定用の第2電極層とを具備するものである。
電基板と、この圧電基板の外周に銅スパッタリング処理
により形成した厚さ0.1乃至0.5μmの第1電極層
と、この第1電極層の外周に電解銅メッキにより形成し
た周波数設定用の第2電極層とを具備するものである。
【0010】本発明の電子部品の製造方法は、圧電基板
の外周における電極層形成領域以外の領域をマスキング
しつつ前記電極層形成領域に銅スパッタリング処理によ
り厚さ0.1乃至0.5μmの第1電極層を形成する工
程と、第1電極層を具備する圧電基板の周波数を測定
し、設定周波数に必要な第2電極層の層厚を定める周波
数層厚設定工程と、前記第1電極層の外周に電解銅メッ
キにより前記周波数層厚設定工程で定めた層厚の第2電
極層を形成する工程とを含むものである。
の外周における電極層形成領域以外の領域をマスキング
しつつ前記電極層形成領域に銅スパッタリング処理によ
り厚さ0.1乃至0.5μmの第1電極層を形成する工
程と、第1電極層を具備する圧電基板の周波数を測定
し、設定周波数に必要な第2電極層の層厚を定める周波
数層厚設定工程と、前記第1電極層の外周に電解銅メッ
キにより前記周波数層厚設定工程で定めた層厚の第2電
極層を形成する工程とを含むものである。
【0011】
【作用】上述した構成の電子部品によれば、圧電基板の
外周に、銅スパッタリング処理により形成した厚さ0.
1乃至0.5μmの第1電極層及び電解銅メッキにより
形成した周波数設定用の第2電極層とを設けたものであ
るから、特に圧電基板と第1電極層との界面の密着性が
強固となり信頼性に優るとともに、電解銅メッキ時のメ
ッキ浴が低温であるため高温に晒されることがなく熱的
劣化を防止できる。
外周に、銅スパッタリング処理により形成した厚さ0.
1乃至0.5μmの第1電極層及び電解銅メッキにより
形成した周波数設定用の第2電極層とを設けたものであ
るから、特に圧電基板と第1電極層との界面の密着性が
強固となり信頼性に優るとともに、電解銅メッキ時のメ
ッキ浴が低温であるため高温に晒されることがなく熱的
劣化を防止できる。
【0012】また、本発明の電子部品の製造方法によれ
ば、第2電極層の形成に際して、スパッタリング装置や
真空蒸着装置等の高価な装置を用いず、電解銅メッキを
採用しているので、第1,第2電極層をいずれもスパッ
タリング装置や真空蒸着装置により形成する従来例に比
べ、安価にかつ生産効率よく上述した電子部品を得るこ
とができる。
ば、第2電極層の形成に際して、スパッタリング装置や
真空蒸着装置等の高価な装置を用いず、電解銅メッキを
採用しているので、第1,第2電極層をいずれもスパッ
タリング装置や真空蒸着装置により形成する従来例に比
べ、安価にかつ生産効率よく上述した電子部品を得るこ
とができる。
【0013】
【実施例】以下に本発明の実施例を詳細に説明する。
【0014】図1に示す電子部品1は、圧電基板2と、
この圧電基板2の外周に銅スパッタリング処理により形
成した厚さ0.1乃至0.5μmの第1電極層3a,3
bと、この第1電極層3a,3bの外周に電解銅メッキ
により形成した周波数設定用の第2電極層4a,4bと
を具備している。
この圧電基板2の外周に銅スパッタリング処理により形
成した厚さ0.1乃至0.5μmの第1電極層3a,3
bと、この第1電極層3a,3bの外周に電解銅メッキ
により形成した周波数設定用の第2電極層4a,4bと
を具備している。
【0015】次に、前記電子部品1の製造方法を図2乃
至図6を参照して説明する。
至図6を参照して説明する。
【0016】まず、図2に示すように、例えば、チタン
酸ジルコニウム製で7mm×31mm×0.5mmの直
方体状に形成され、分極処理済みの圧電基板2を用意
し、この圧電基板2の表裏両面の電極層形成領域以外の
領域をマスクする一対のマスキング板5a,5bにより
図3に示すようにマスクしつつ挟み、この状態でスパッ
タリング装置(又は蒸着装置)のチャンバーに入れて前
記圧電基板2に対して銅スパッタリング処理(又は蒸着
処理)を行い、図4に示すように厚さ0.1乃至0.5
μmの第1電極層3a,3bを形成する。
酸ジルコニウム製で7mm×31mm×0.5mmの直
方体状に形成され、分極処理済みの圧電基板2を用意
し、この圧電基板2の表裏両面の電極層形成領域以外の
領域をマスクする一対のマスキング板5a,5bにより
図3に示すようにマスクしつつ挟み、この状態でスパッ
タリング装置(又は蒸着装置)のチャンバーに入れて前
記圧電基板2に対して銅スパッタリング処理(又は蒸着
処理)を行い、図4に示すように厚さ0.1乃至0.5
μmの第1電極層3a,3bを形成する。
【0017】銅スパッタリング処理による第1電極層3
a,3bの層厚が0.1μm未満では成膜のむらが生じ
易く、また、0.5μmを越えると、特に1.0μmを
越えると、図7に示すように結合係数の変化が著しい。
a,3bの層厚が0.1μm未満では成膜のむらが生じ
易く、また、0.5μmを越えると、特に1.0μmを
越えると、図7に示すように結合係数の変化が著しい。
【0018】次に、第1電極層3a,3bが形成された
所要数の圧電基板2の周波数測定を行い、一定周波数を
呈するもの毎に分類する。
所要数の圧電基板2の周波数測定を行い、一定周波数を
呈するもの毎に分類する。
【0019】そして、各圧電基板2ごとに設定周波数に
必要な第2電極層4a,4bの層厚を定める。
必要な第2電極層4a,4bの層厚を定める。
【0020】次に、各圧電基板2の第1電極層3a,3
bの外周に、上述のようにして定めた層厚の第2電極層
4a,4bを電解銅メッキにより形成する。
bの外周に、上述のようにして定めた層厚の第2電極層
4a,4bを電解銅メッキにより形成する。
【0021】例えば、摂氏40度に保たれたピロリン酸
メッキ浴を使用し、上述のようにして定めた層厚0.1
乃至5μmの範囲、例えば1.7μmの第2電極層4
a,4bを図6に示すように前記第1電極層3a,3b
の外周にメッキし、さらに、水洗いを行う。尚、電解銅
メッキの場合、メッキ浴(硫酸銅浴)の温度は摂氏20
乃至40度の低温で第2電極層4a,4bの形成が可能
である。
メッキ浴を使用し、上述のようにして定めた層厚0.1
乃至5μmの範囲、例えば1.7μmの第2電極層4
a,4bを図6に示すように前記第1電極層3a,3b
の外周にメッキし、さらに、水洗いを行う。尚、電解銅
メッキの場合、メッキ浴(硫酸銅浴)の温度は摂氏20
乃至40度の低温で第2電極層4a,4bの形成が可能
である。
【0022】この後、摂氏90度で60分乾燥した後、
チップ切断等の後工程を実行し、所望の製品を得る。
チップ切断等の後工程を実行し、所望の製品を得る。
【0023】このような電子部品1の製造方法によれ
ば、第2電極層4a,4bの形成に際して、スパッタリ
ング装置や真空蒸着装置等の高価な装置を用いず、電解
銅メッキを採用しているので、第1電極層3a,3b、
第2電極層4a,4bをいずれもスパッタリング装置や
真空蒸着装置により形成する従来例に比べ、安価にかつ
生産効率よく上述した電子部品1を得ることができる。
ば、第2電極層4a,4bの形成に際して、スパッタリ
ング装置や真空蒸着装置等の高価な装置を用いず、電解
銅メッキを採用しているので、第1電極層3a,3b、
第2電極層4a,4bをいずれもスパッタリング装置や
真空蒸着装置により形成する従来例に比べ、安価にかつ
生産効率よく上述した電子部品1を得ることができる。
【0024】上述した工程により得られる電子部品1に
よれば、圧電基板2の外周に銅スパッタリング処理によ
り形成した厚さ0.1乃至0.5μmの第1電極層3
a,3b及び電解銅メッキにより形成した周波数設定用
の第2電極層4a,4bを設けたものであるから、特に
圧電基板2と第1電極層3a,3bとの界面の密着性が
安定し信頼性に優るとともに、電解銅メッキ時のメッキ
浴が低温であるため高温に晒されることがなく熱的劣化
を防止できる。
よれば、圧電基板2の外周に銅スパッタリング処理によ
り形成した厚さ0.1乃至0.5μmの第1電極層3
a,3b及び電解銅メッキにより形成した周波数設定用
の第2電極層4a,4bを設けたものであるから、特に
圧電基板2と第1電極層3a,3bとの界面の密着性が
安定し信頼性に優るとともに、電解銅メッキ時のメッキ
浴が低温であるため高温に晒されることがなく熱的劣化
を防止できる。
【0025】電解銅メッキ及びスパッタ銅による周波数
調整層厚と、結合係数の変化率との関係を図7に示す。
調整層厚と、結合係数の変化率との関係を図7に示す。
【0026】図7に示すように、電解銅メッキにより第
2電極層4a,4bを形成した場合には、結合係数の変
化率が周波数調整層厚1.0乃至4.0μmの範囲で殆
ど零%である。また、スパッタ銅により第2電極層4
a,4bを形成した場合には、結合係数の変化率は周波
数調整層厚1.0μm以上で層厚の増加とともに徐々に
増加する。
2電極層4a,4bを形成した場合には、結合係数の変
化率が周波数調整層厚1.0乃至4.0μmの範囲で殆
ど零%である。また、スパッタ銅により第2電極層4
a,4bを形成した場合には、結合係数の変化率は周波
数調整層厚1.0μm以上で層厚の増加とともに徐々に
増加する。
【0027】この結果、本実施例のように第2電極層3
a,3bの形成に電解銅メッキを採用した方が電子部品
1として良好な特性が得られることが分かる。
a,3bの形成に電解銅メッキを採用した方が電子部品
1として良好な特性が得られることが分かる。
【0028】図8は、各種電極層の構造別の熱衝撃サイ
クル試験の結果を示すものである。
クル試験の結果を示すものである。
【0029】尚、図8に示す熱衝撃サイクル試験は、各
種の電極形成方法により各々20個づつのサンプルを形
成し、摂氏−55度、30分と摂氏125度、30分と
の熱衝撃サイクルを各サンプルに与えたものである。
種の電極形成方法により各々20個づつのサンプルを形
成し、摂氏−55度、30分と摂氏125度、30分と
の熱衝撃サイクルを各サンプルに与えたものである。
【0030】また、図8に示す良,不良の判定結果は、
各サンプルの発振周波数変化率が±0.25%以下、共
振抵抗値変化10Ω以上、静電容量変化率−0.25%
以下の諸条件を全て満足すれば良、一つでも該当すれば
不良としたものである。
各サンプルの発振周波数変化率が±0.25%以下、共
振抵抗値変化10Ω以上、静電容量変化率−0.25%
以下の諸条件を全て満足すれば良、一つでも該当すれば
不良としたものである。
【0031】図8に示すように、スパッタ銅及び電解銅
メッキによる電極形成方法を採用した場合、熱衝撃サイ
クル試験の結果は良となる。
メッキによる電極形成方法を採用した場合、熱衝撃サイ
クル試験の結果は良となる。
【0032】本発明は、上述した実施例に限定されるも
のではなく、その要旨の範囲内で種々の変形が可能であ
る。
のではなく、その要旨の範囲内で種々の変形が可能であ
る。
【0033】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、上述した
構成としたので、以下の効果を奏する。
構成としたので、以下の効果を奏する。
【0034】請求項1記載の発明によれば、圧電基板の
外周にスパッタリング処理により形成した厚さ0.1乃
至0.5μmの第1電極層及び電解銅メッキにより形成
した周波数設定用の第2電極層とを設けたものであるか
ら、信頼性に優れるとともに、熱的劣化を防止できる電
子部品を提供することができる。
外周にスパッタリング処理により形成した厚さ0.1乃
至0.5μmの第1電極層及び電解銅メッキにより形成
した周波数設定用の第2電極層とを設けたものであるか
ら、信頼性に優れるとともに、熱的劣化を防止できる電
子部品を提供することができる。
【0035】また、請求項2記載の発明によれば、第2
電極層の形成に際して、スパッタリング装置や真空蒸着
装置等の高価な装置を用いず、電解銅メッキを採用して
いるので、第1,第2電極層をいずれもスパッタリング
装置や真空蒸着装置により形成する従来例に比べ、安価
にかつ生産効率よく電子部品の製造方法を提供すること
ができる。
電極層の形成に際して、スパッタリング装置や真空蒸着
装置等の高価な装置を用いず、電解銅メッキを採用して
いるので、第1,第2電極層をいずれもスパッタリング
装置や真空蒸着装置により形成する従来例に比べ、安価
にかつ生産効率よく電子部品の製造方法を提供すること
ができる。
【図1】本発明の電子部品の実施例を示す斜視図
【図2】本実施例の電子部品の製造工程を示す斜視図
【図3】本実施例の電子部品の製造工程を示す斜視図
【図4】本実施例の電子部品の製造工程を示す断面図
【図5】本実施例の電子部品の製造工程を示す断面図
【図6】本実施例の電子部品の製造工程を示す断面図
【図7】周波数調整層厚と結合係数の変化率との関係を
示す説明図
示す説明図
【図8】構造別熱衝撃サイクル試験の結果を示す説明図
【図9】スパッタ厚みとチャンバー内温度との関係を示
す説明図
す説明図
1 電子部品 2 圧電基板 3a,3b 第1電極層 4a,4b 第2電極層 5a,5b マスキング板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 金男 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 圧電基板と、この圧電基板の外周に銅ス
パッタリング処理により形成した厚さ0.1乃至0.5
μmの第1電極層と、この第1電極層の外周に電解銅メ
ッキにより形成した周波数設定用の第2電極層とを具備
することを特徴とする電子部品。 - 【請求項2】 圧電基板の外周における電極層形成領域
以外の領域をマスキングしつつ前記電極層形成領域に銅
スパッタリング処理により厚さ0.1乃至0.5μmの
第1電極層を形成する工程と、第1電極層を具備する圧
電基板の周波数を測定し、設定周波数に必要な第2電極
層の層厚を定める周波数層厚設定工程と、前記第1電極
層の外周に電解銅メッキにより前記周波数層厚設定工程
で定めた層厚の第2電極層を形成する工程とを含むこと
を特徴とする電子部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21591193A JPH0774570A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 電子部品及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21591193A JPH0774570A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 電子部品及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0774570A true JPH0774570A (ja) | 1995-03-17 |
Family
ID=16680297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21591193A Pending JPH0774570A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 電子部品及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0774570A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8365372B2 (en) | 2001-12-19 | 2013-02-05 | Contria San Limited Liability Company | Piezoelectric oscillating circuit, method for manufacturing the same and filter arrangement |
-
1993
- 1993-08-31 JP JP21591193A patent/JPH0774570A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8365372B2 (en) | 2001-12-19 | 2013-02-05 | Contria San Limited Liability Company | Piezoelectric oscillating circuit, method for manufacturing the same and filter arrangement |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991109 |