JPH0773699A - デュアルポートメモリの埋込みテスト回路 - Google Patents

デュアルポートメモリの埋込みテスト回路

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JPH0773699A
JPH0773699A JP5243863A JP24386393A JPH0773699A JP H0773699 A JPH0773699 A JP H0773699A JP 5243863 A JP5243863 A JP 5243863A JP 24386393 A JP24386393 A JP 24386393A JP H0773699 A JPH0773699 A JP H0773699A
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port
pattern data
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JP5243863A
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Takashi Onodera
岳志 小野寺
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
    • G11C29/18Address generation devices; Devices for accessing memories, e.g. details of addressing circuits
    • G11C29/30Accessing single arrays
    • G11C29/32Serial access; Scan testing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
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    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
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    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
    • G11C29/36Data generation devices, e.g. data inverters

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  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 両ポートからの同時書込み/読出しを行いつ
つ短いテストパターンで効率的にテスト可能なデュアル
ポートメモリの埋込みテスト回路を提供する。 【構成】 M系列のパターンデータ又はその反転パター
ンデータを選択的にアドレス入力側のAポートのスキャ
ンレジスタ2a1〜2a3に供給する一方、Bポートのスキ
ャンレジスタ2b1〜2b3にはAポートとビット反転のパ
ターンデータを選択的に供給するアドレス入力回路3を
設けるとともに、アドレス入力側のAポートのスキャン
レジスタ2a1〜2a3を経たM系列のパターンデータ又は
反転パターンデータをデータ入力側のAポートのスキャ
ンレジスタ6a1〜6a3に選択的に供給する一方、アドレ
ス入力側のBポートスキャンレジスタ2b1〜2b3を経た
反転パターンデータ又はM系列のパターンデータを、デ
ータ入力側のBポートのスキャンレジスタ6b1〜6b3
選択的に供給するデータ入力回路7を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デュアルポートメモリ
の埋込みテスト回路に関し、特に半導体集積回路内にデ
ュアルポートメモリと共に埋め込まれてそのメモリのテ
ストを行うテスト回路に関する。
【0002】
【従来の技術】デュアルポートメモリ、例えば図6に示
すように、アドレス入力(AA0……AAm,BA0…
…BAm)、データ入力(AI0……AIm,BI0…
…BIm)およびデータ出力(AO0……AOm,BO
0……BOm)をそれぞれ2系統持つデュアルポートR
AMでは、A,B両ポートが独立に動作できるようにな
っている。ただし、両ポートから同一アドレスに異なっ
た値を書き込むことは禁止されている。このデュアルポ
ートRAMのテストに関しては、単純に考えれば、A,
B両ポートから読み書きできれば良い訳であるが、仕様
上やアナログ的にみても両ポートから同時に読み書きす
るテストは必須である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、デュアルポ
ートRAMのテストに際し、テストパターンとしてM系
列(全周期系列)パターンを利用した従来のシングルポ
ートRAMのテスト回路をそのままデュアルポートRA
Mに当てはめた場合は、図7に示すように、A,B両ポ
ートのアドレス入力AA0……AAm,BA0……BA
mおよびデータ入力AI0……AIn,BI0……BI
nにはM系列パターンが順次シフトされて入力されるこ
とになる。この際、M系列の次数は、チップ内のROM
/RAMのうちの最大のアドレス空間によって決定され
るので、必ずしも当該RAMのアドレス入力に合ってい
る訳ではない。このため、書込み時にA,B両ポートが
同じアドレス入力となる場合があり得る訳で、従来方式
をそのまま採用できないことになる。
【0004】また、M系列パターンを利用することで、
あるメモリセルに着目した場合、 Aポートから書いてBポートから書くのか、あるいは
その逆なのかという書込みの順序が制御できない。 Aポートからデータ“0”を書いた後Bポートからデ
ータ“1”を書いて、はじめてBポートからデータ
“1”を書けることを確認できるが、そういうデータ入
力の保証がない。 ということになり、従来のテスト方式をそのままデュア
ルポートRAMに当てはめただけでは、充分にテストで
きないという問題があった。
【0005】なお、M系列は、一般にn次の場合、連続
するnビットの2進数の値が全て異なり、0から2n
1の値を尽くすことができる。一例として、4次のM系
列の場合を図8に示す。同図から明らかなように、この
系列の連続する4ビットの2進数の値は全て異なり、0
から15の値を尽くしている。本発明は、上記課題に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、両
ポートからの同時書込み/読出しを行いつつ短いテスト
パターンで効率的にテスト可能なデュアルポートメモリ
の埋込みテスト回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による埋込みテス
ト回路は、半導体集積回路内にデュアルポートメモリと
共に埋め込まれてそのメモリのテストを行う埋込みテス
ト回路であって、デュアルポートメモリのアドレス入力
側に各ノードに対応して各ポート毎に複数段シリアルに
接続された第1のスキャンレジスタ群と、所定パターン
データ又はその反転パターンデータを第1のスキャンレ
ジスタ群の一方のポート側に、反転パターンデータ又は
所定パターンデータを第1のスキャンレジスタ群の他方
のポート側に選択的に供給するアドレス入力回路と、デ
ュアルポートメモリのデータ入力側に各ノードに対応し
て各ポート毎に複数段シリアルに接続された第2のスキ
ャンレジスタ群と、第1のスキャンレジスタ群の一方の
ポート側を経た所定パターンデータ又は反転パターンデ
ータを第2のスキャンレジスタ群の一方のポート側に選
択的に供給するとともに、ランダムデータモードでは第
1のスキャンレジスタ群の他方のポート側を経た反転パ
ターンデータ又は所定パターンデータを、チェッカーボ
ードモードでは第1のスキャンレジスタ群の他方のポー
ト側を経た所定パターンデータ又は反転パターンデータ
を第2のスキャンレジスタ群の他方のポート側に選択的
に供給するデータ入力回路とを備えた構成となってい
る。
【0007】
【作用】上記構成の埋込みテスト回路において、アドレ
ス入力回路は、所定パターンデータ又はその反転パター
ンデータを選択的にアドレス入力側のAポートのスキャ
ンレジスタ群に供給する一方、Bポートのスキャンレジ
スタ群には反転パターンデータ又は所定パターンデータ
を選択的に供給する。これによれば、A,B両ポートの
アドレス入力が常にビット反転となるので、A,B両ポ
ートのアドレス入力が同一になることはない。また、A
ポート側とBポート側のどちらに反転パターンデータを
供給するようにするかを制御できるため、A,B両ポー
トのアドレス入力を制御または予見できる。
【0008】また、データ入力回路は、アドレス入力側
のAポートのスキャンレジスタ群を経た所定パターンデ
ータ又は反転パターンデータをデータ入力側のAポート
のスキャンレジスタ群に選択的に供給する。さらに、ラ
ンダムデータモードではアドレス入力側のBポートのス
キャンレジスタ群を経た反転パターンデータ又は所定パ
ターンデータを、チェッカーボードモードではアドレス
入力側のBポートのスキャンレジスタ群を経た所定パタ
ーンデータ又は反転パターンデータを、データ入力側の
Bポートのスキャンレジスタ群に選択的に供給する。
【0009】これによれば、ランダムデータモードで
は、Aポートから書き込まれるデータとBポートから書
き込まれるデータが必ず反転するので、アドレス入力お
よびデータ入力の切替えにより、A,B両ポートから全
アドレスに“0”および“1”を書き込みかつ読み出す
ことができる。また、チェッカーボードモードでは、A
ポートからもBポートからも同じデータを書き込めるた
め、書込み順序に拘らず、結果として、全アドレス空間
に対してチェッカーボード(市松模様)のパターンデー
タを書き込み、これを読み出すことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例を示すブロック
図である。図1において、デュアルポートRAM1のA
ポートのアドレス入力側には、第1のスキャンレジスタ
群として入力ノードに対応した例えば3個のスキャンレ
ジスタ(B1)2a1〜2a3が互いにシリアルに接続され
て配置されており、これらスキャンレジスタ2a1〜2a3
の各出力がデュアルポートRAM1のAポートの各アド
レス入力AA0〜AA2となっている。同様に、Bポー
トのアドレス入力側にも、第1のスキャンレジスタ群と
して入力ノードに対応した例えば3個のスキャンレジス
タ(B1)2b1〜2b3が互いにシリアルに接続されて配
置されており、これらスキャンレジスタ2b1〜2b3の各
出力がデュアルポートRAM1のBポートの各アドレス
入力BA0〜BA2となっている。
【0011】スキャンレジスタ(B1)2a1〜2a3,2
b1〜2b3は、図2に示すように、シフトクロックSCK
同期してスキャン入力SINをラッチするフリップフロッ
プ21と、セレクト信号Sに基づく動作モードに応じ
て、フリップフロップ21にラッチされたスキャン入力
INとアドレス入力INの各データの選択をなすデータ
セレクタ22とによって構成されており、ノーマル動作
モード(S=0)では、アドレス入力INのデータを選
択してデュアルポートRAM1のA,B両ポートの各ア
ドレス入力AA0〜AA2,BA0〜BA2とする。
【0012】一方、テスト動作モード(S=1)では、
スキャンレジスタ2a1〜2a3,2b1〜2b3は、一連のシ
フトレジスタとして動作し、スキャン入力SINとしてア
ドレス入力回路3を介して入力されるM系列のパターン
データ又はその反転パターンデータを順次シフトする。
アドレス入力回路3は、スキャン入力SINとアドレス反
転信号AINV とを2入力とするEX‐OR(排他的論理
和)ゲート4と、同様にスキャン入力SINとアドレス反
転信号AINV とを2入力とするEX‐NOR(排他的否
定論理和)ゲート5とから構成されている。
【0013】このアドレス入力回路3において、EX‐
ORゲート4は、アドレス反転信号AINV が論理“0”
(以下、単に“0”と記す)のときスキャン入力SIN
あるM系列のパターンデータをそのまま出力するバッフ
ァとして機能し、アドレス反転信号AINV が論理“1”
(以下、単に“1”と記す)のときM系列のパターンデ
ータを反転して出力するインバータとして機能する。一
方、EX‐NORゲート5は、アドレス反転信号AINV
が“0”のときM系列のパターンデータを反転して出力
するインバータとして機能し、アドレス反転信号AINV
が“1”のときM系列のパターンデータをそのまま出力
するバッファとして機能する。
【0014】したがって、Aポートのスキャンレジスタ
a1〜2a3とBポートのスキャンレジスタ2b1〜2b3
は、互いにビット反転のパターンデータが入力されるこ
とになる。このM系列のパターンデータ又はその反転パ
ターンデータをスキャンレジスタ2a1〜2a3,2b1〜2
b3によって順次シフトすれば、A,B両ポートの各アド
レス入力に対して最終的に全アドレスが指定され、シフ
トする毎にデュアルポートRAM1を読み書きすること
により、デュアルポートRAM1の全アドレスについて
データの読み書きが可能となる。
【0015】このように、EX‐ORゲート4およびE
X‐NORゲート5による反転回路によってアドレス入
力回路3を構成し、このアドレス入力回路3を通してM
系列のパターンデータ又はその反転パターンデータを
A,B両ポートのスキャンレジスタ2a1〜2a3,2b1
b3に供給するようにしたことにより、A,B両ポート
のアドレス入力AA0〜AA2,BA0〜BA2が常に
ビット反転となるので、A,B両ポートのアドレス入力
が同一になることはない。また、Aポート側とBポート
側のどちらに反転パターンデータを供給するようにする
かを、アドレス反転信号AINV によって制御できるた
め、A,B両ポートのアドレス入力を制御または予見で
きる。
【0016】すなわち、アドレス入力が4入力で4次の
M系列をシフトさせた場合、時刻、M系列、Aポートの
データおよびBポートのデータの関係は、表1に示すよ
うになる。
【表1】 これを、アドレス側から逆に見ると、表2に示すように
なる。
【表2】 さらに、書込み順序別に整理すると、表3に示すよう
に、A→Bの書込みとB→Aの書込みが必ず半分ずつに
なる。
【表3】 したがって、アドレス入力回路3において、Aポート側
とBポート側のどちらに反転パターンデータを供給する
かを、アドレス反転信号AINV によって切り替えること
により、AポートとBポートのアドレスが逆になり、最
終的に全アドレスに対してA→Bの書込みとB→Aの書
込みが実現される。
【0017】デュアルポートRAM1のAポートのデー
タ入力側には、第2のスキャンレジスタ群として入力ノ
ードに対応した例えば3個のスキャンレジスタ(B2)
a1〜6a3が互いにシリアルに接続されて配置されてお
り、これらスキャンレジスタ6a1〜6a3の各出力がデュ
アルポートRAM1のAポートの各データ入力AI0〜
AI2となっている。同様に、Bポートのデータ入力側
にも、第2のスキャンレジスタ群として入力ノードに対
応した例えば3個のスキャンレジスタ(B2)6b1〜6
b3が互いにシリアルに接続されて配置されており、これ
らスキャンレジスタ6b1〜6b3の各出力がデュアルポー
トRAM1のBポートの各データ入力BI0〜BI2と
なっている。
【0018】スキャンレジスタ(B2)6b1〜6b3,6
b1〜6b3は、図3に示すように、セレクト信号Sに基づ
く動作モードに応じてスキャン入力SINとデータ入力I
Nの各データの選択をなすデータセレクタ23によって
構成されており、ノーマル動作モード(S=0)では、
データ入力INを選択してデュアルポートRAM1のデ
ータ入力AI0〜AI2,BI0〜BI2とする。一
方、テスト動作モード(S=1)では、スキャンレジス
タ6a1〜6a3,6b1〜6b3は、一連のシフトレジスタと
して動作し、スキャン入力SINとしてデータ入力回路7
(7a,7b)を介して入力されるM系列のパターンデ
ータ又はその反転パターンデータを順次シフトしてデー
タ入力AI0〜AI2,BI0〜BI2とする。
【0019】データ入力回路7(7a,7b)は、Aポ
ート側の2段目のスキャンレジスタ2a2の出力として導
出されるM系列のパターンデータ又はその反転パターン
データとデータ反転信号IINV とを2入力とするEX‐
ORゲート8と、チェッカーボードモード信号CBとデ
ータ反転信号IINV とを2入力とするEX‐NORゲー
ト9と、Bポート側の2段目のスキャンレジスタ2b2
出力として導出されるM系列のパターンデータ又はその
反転パターンデータとEX‐NORゲート9の出力とを
2入力とするEX‐ORゲート10とによって構成され
ている。EX‐ORゲート8は、データ反転信号IINV
が“0”のときバッファとして機能し、データ反転信号
INV が“1”のときインバータとして機能する。
【0020】一方、EX‐ORゲート10は、チェッカ
ーボードモード信号CBが“0”のランダムデータモー
ドでは、データ反転信号IINV が“0”のときインバー
タとして機能し、データ反転信号IINV が“1”のとき
バッファとして機能する。また、チェッカーボードモー
ド信号CBが“1”のチェッカーボードモードでは、デ
ータ反転信号IINV が“0”のときバッファとして機能
し、データ反転信号IINV が“1”のときインバータと
して機能する。
【0021】これにより、ランダムデータモードでは、
データ反転信号IINV が“0”のとき、M系列のパター
ンデータがAポートのデータ入力AI0〜AI2とな
り、その反転パターンデータがBポートのデータ入力B
I0〜BI2となる。また、データ反転信号IINV
“1”のとき、反転パターンデータがAポートのデータ
入力AI0〜AI2となり、M系列のパターンデータが
Bポートのデータ入力BI0〜BI2となる。一方、チ
ェッカーボードモードでは、データ反転信号IINV
“0”のとき、M系列のパターンデータがA,B両ポー
トのデータ入力AI0〜AI2,BI0〜BI2とな
り、データ反転信号IINV が“1”のとき、反転パター
ンデータがA,B両ポートのデータ入力AI0〜AI
2,BI0〜BI2となる。
【0022】この各モードとA,B両ポートのデータ入
力AI0〜AI2,BI0〜BI2の関係を表4に示
す。
【表4】 すなわち、上記構成のデータ入力回路7(7a,7b)
によれば、ランダムデータモードでは、Aポートから書
き込まれるデータとBポートから書き込まれるデータ
が、Aポートから“0”ならBポートから“1”、Aポ
ートから“1”ならBポートから“0”というように必
ず反転する。このデータ入力の切替えと先述したアドレ
ス入力の切替えによる計4回の書込み読出しにより、
A,B両ポートから全アドレスに“0”および“1”を
書き込み、読み出すことができる。
【0023】また、チェッカーボードモードでは、Aポ
ートからもBポートからも同じデータが書き込まれ、本
例の場合、アドレス入力が3ビットの構成であり、その
2ビット目からデータ入力を導出するようにしているの
で、アドレス0(0 0) ,アドレス1(0 1) に対しては
“0”,アドレス2(1 0) ,アドレス3(1 1) に対して
は“1”,……が書き込まれる。したがって、書込み順
序に拘らず、結果として、デュアルポートRAM1の全
アドレス空間に対してチェッカーボードのパターンデー
タを書き込み、これを読み出すことができる。
【0024】実際のテストにおいては、ランダムデータ
モード、チェッカーボードモードと順次テストを行う。
そのテストシーケンスを表5に示す。
【表5】 なお、表5において、AはAポートの入力がM系列のパ
ターンデータ、A反転はAポートの入力がM系列のパタ
ーンデータの反転パターンデータ、BはBポートの入力
がM系列のパターンデータ、B反転はBポートの入力が
M系列のパターンデータの反転パターンデータをそれぞ
れ表している。ただし、シーケンス11,12のチェッ
カーボードテストは、よほど高い信頼性を望む場合以外
は省略が可能である。このため、結局のところ、同サイ
ズのシングルポートRAMの5/3倍のパターン数でテ
ストできることになる。
【0025】デュアルポートRAM1のデータ出力側に
も、データ入力側と同様に、第3のレジスタ群として出
力ノードに対応した各々3個のスキャンレジスタ(B
3)11a1〜11a3,11b1〜11b3がA,B各ポート
に互いにシリアルに接続されて配置され、さらにAポー
ト→Bポートと順に接続されている。これらスキャンレ
ジスタ(B3)11a1〜11a3,11b1〜11b3は、図
4に示すように、スキャン入力SINとしてデータセレク
タ12から供給されるM系列のパターンデータとデータ
入力INを2入力とするEX‐ORゲート24と、シフ
トクロックSCKに同期してEX‐ORゲート24の出力
をラッチするフリップフロップ25とによって構成され
ており、データ入力INをそのままデータ出力OUTと
して、またフリップフロップ25の出力をスキャン出力
OUT としてそれぞれ導出する。
【0026】データセレクタ12は、アドレス反転信号
INV が“0”のときに、アドレス入力におけるAポー
トの3段目のスキャンレジスタ2a3の出力データを選択
し、アドレス反転信号AINV が“1”のときに、Bポー
トの3段目のスキャンレジスタ2b3の出力データを選択
する。その結果、アドレス反転信号AINV が“0”のと
きには、データ入力側のAポートのスキャンレジスタ2
a1〜2a3を通過してM系列のパターンデータが、またア
ドレス反転信号AINV が“1”のときには、Bポートの
スキャンレジスタ2b1〜2b3を通過してM系列のパター
ンデータが、データ出力側のスキャンレジスタ11a1
11a3,11b1〜11b3に供給される。
【0027】このように、A,B両ポートの最終段でデ
ータセレクタ12によってシフトパスを選択すること
で、常に入力されたM系列のパターンデータをそのまま
出力することができる。これにより、チップ内に複数の
ROM/RAMが存在する場合に、先ずアドレスのテス
ト回路、次にデータ入力のテスト回路、最後にデータ出
力のテスト回路という順番に数珠つなぎに接続すること
ができる。また、A,B両ポートのテスト回路がどちら
も正しくシフト動作を行うか、データセレクタ12を切
り替えてシフト動作をさせて確認することもできる。
【0028】上述したように、デュアルポートRAM1
の埋込みテスト回路においては、アドレス入力回路3に
よってA,B両ポートのアドレス入力が同一にならず、
かつ両ポートのアドレス入力の制御が可能であるととも
に、データ入力回路7によって両ポートそれぞれから
“0”,“1”の書込みが可能であるため、例えばM系
列を使用した短いテストパターンにて効率的にデュアル
ポートRAM1の同時書込み/同時読出しテストを実現
できる。また、上記構成の埋込みテスト回路によれば、
図5に示すように、シングルポートRAM13の既存の
テスト回路と混在した状態で使用できる。
【0029】図5において、図1と同等部分には同一符
号を付して示してあり、デュアルポートRAM1のアド
レス入力側を経た後、シングルポートRAM13のアド
レス入力側に供給されるパターンデータとしては、デー
タセレクタ12によって常にM系列のパターンデータが
選択される。そして、シングルポートRAM13のアド
レス入力側を経たM系列のパターンデータは、シングル
ポートRAM13のデータ入力側に供給され、その後デ
ュアルポートRAM1のデータ出力側のA,B両ポート
を経てシングルポートRAM13のデータ出力に供給さ
れるように接続される。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
所定パターンデータ又はその反転パターンデータを選択
的にアドレス入力側のAポートのスキャンレジスタ群に
供給する一方、Bポートのスキャンレジスタ群には反転
パターンデータ又は所定パターンデータを選択的に供給
するアドレス入力回路を設けたことにより、A,B両ポ
ートのアドレス入力が常にビット反転となり、両ポート
のアドレス入力が同一になることはないとともに、A,
B両ポートのアドレス入力を制御または予見できるた
め、短いテストパターンにて効率的にデュアルポートメ
モリの同時書込み/同時読出しテストを実現できること
になる。
【0031】また、アドレス入力側のAポートのスキャ
ンレジスタ群を経た所定パターンデータ又は反転パター
ンデータをデータ入力側のAポートのスキャンレジスタ
群に選択的に供給するとともに、アドレス入力側のBポ
ートスキャンレジスタ群を経た反転パターンデータ又は
所定パターンデータを、データ入力側のBポートのスキ
ャンレジスタ群に選択的に供給するデータ入力回路を設
けたことにより、Aポートから書き込まれるデータとB
ポートから書き込まれるデータが必ず反転するので、
A,B両ポートから全アドレスに“0”および“1”を
書き込みかつ読み出すことができることになる。
【0032】さらに、チェッカーボードモードではデー
タ入力回路が、アドレス入力側のBポートのスキャンレ
ジスタ群を経た所定パターンデータ又は反転パターンデ
ータを、データ入力側のBポートのスキャンレジスタ群
に選択的に供給することにより、AポートからもBポー
トからも同じデータを書き込めるため、書込み順序に拘
らず、結果として、全アドレス空間に対してチェッカー
ボードのパターンデータを書き込み、これを読み出すこ
とができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】スキャンレジスタ(B1)の具体的な構成の一
例を示すブロック図である。
【図3】スキャンレジスタ(B2)の具体的な構成の一
例を示すブロック図である。
【図4】スキャンレジスタ(B3)の具体的な構成の一
例を示すブロック図である。
【図5】本発明の変形例を示すブロック図である。
【図6】デュアルポートRAMの構成図である。
【図7】従来方式を適用した場合の入力状態図である。
【図8】4次のM系列を示す図である。
【符号の説明】
1 デュアルポートRAM 2a1〜2a3,2b1〜2b3 スキャンレジスタ(第1のス
キャンレジスタ群) 3 アドレス入力回路 6a1〜6a3,6b1〜6b3 スキャンレジスタ(第2のス
キャンレジスタ群) 7(7a,7b) データ入力回路 11a1〜11a3,11b1〜11b3 スキャンレジスタ
(第3のスキャンレジスタ群) 12 データセレクタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体集積回路内にデュアルポートメモ
    リと共に埋め込まれてそのメモリのテストを行う埋込み
    テスト回路であって、 前記デュアルポートメモリのアドレス入力側に各ノード
    に対応して各ポート毎に複数段シリアルに接続された第
    1のスキャンレジスタ群と、 所定パターンデータ又はその反転パターンデータを前記
    第1のスキャンレジスタ群の一方のポート側に、前記反
    転パターンデータ又は前記所定パターンデータを前記第
    1のスキャンレジスタ群の他方のポート側に選択的に供
    給するアドレス入力回路と、 前記デュアルポートメモリのデータ入力側に各ノードに
    対応して各ポート毎に複数段シリアルに接続された第2
    のスキャンレジスタ群と、 前記第1のスキャンレジスタ群の一方のポート側を経た
    前記所定パターンデータ又は前記反転パターンデータを
    前記第2のスキャンレジスタ群の一方のポート側に選択
    的に供給するとともに、ランダムデータモードでは前記
    第1のスキャンレジスタ群の他方のポート側を経た前記
    反転パターンデータ又は前記所定パターンデータを、チ
    ェッカーボードモードでは前記第1のスキャンレジスタ
    群の他方のポート側を経た前記所定パターンデータ又は
    前記反転パターンデータを前記第2のスキャンレジスタ
    群の他方のポート側に選択的に供給するデータ入力回路
    とを備えたことを特徴とするデュアルポートメモリの埋
    込みテスト回路。
  2. 【請求項2】 前記データ入力回路は、前記所定パター
    ンデータ又は前記反転パターンデータを前記第1のスキ
    ャンレジスタ群の途中段から導出することを特徴とする
    請求項1記載のデュアルポートメモリの埋込みテスト回
    路。
  3. 【請求項3】 前記デュアルポートメモリのデータ出力
    側に各ノードに対応して各ポート毎に複数段シリアルに
    接続されかつ両ポート間でシリアルに接続された第3の
    スキャンレジスタ群と、 前記第1のスキャンレジスタ群のいずれか一方のポート
    側を経た前記所定パターンデータを選択して前記第3の
    スキャンレジスタ群に供給するデータセレクタとを有す
    ることを特徴とする請求項1記載のデュアルポートメモ
    リの埋込みテスト回路。
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