JPH077361A - 幅拡がりモードを利用した共振子 - Google Patents

幅拡がりモードを利用した共振子

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JPH077361A
JPH077361A JP7494194A JP7494194A JPH077361A JP H077361 A JPH077361 A JP H077361A JP 7494194 A JP7494194 A JP 7494194A JP 7494194 A JP7494194 A JP 7494194A JP H077361 A JPH077361 A JP H077361A
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resonator
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piezoelectric resonator
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1〜2MHz帯及びそれ以上の周波数帯にお
いて用いるのに適しており、幅拡がりモードの振動を利
用しておりかつ共振特性に優れた共振子を得る。 【構成】 矩形の圧電セラミック板23の両面に電極2
4,25を形成してなる幅拡がりモードを利用した圧電
共振部22のノード点に支持部26,27を連結し、該
支持部26,27の他端に動吸振部28,29を連結し
てなる幅拡がりモードを利用した圧電共振子21。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、矩形板状の振動体の幅
拡がりモードを利用した共振子に関し、特に、該幅拡が
りモードを効果的に閉じ込め得る構造を有するエネルギ
ー閉じ込め型の共振子及び圧電共振部品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、種々の周波数帯で用いられる圧電
共振子や圧電フィルタ等が開発されているが、1〜2M
Hz帯において利用するのに有効な圧電共振子はあまり
実用化されていない。もっとも、1〜2MHz帯におい
て用いる共振子として、矩形板状の圧電体の輪郭すべり
振動モードを利用したものが商品化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来、
1〜2MHz帯において有効な圧電共振子は存在せず、
商品化されている輪郭すべり振動モードを利用した圧電
共振子では、その振動モードの特質上、ばね端子を用い
て圧電共振子を保持しなければならなかった。そのた
め、圧電共振子を保持する構造が大きくならざるを得な
かった。
【0004】そこで、本願発明者は、上述した問題を解
決するために、矩形板状の振動体の幅拡がりモードを利
用すれば、上記の周波数帯で用いるのに適した圧電共振
子が得られることを見出した。すなわち、未だ公知では
ない幅拡がりモードを利用した圧電共振子は、矩形板状
の振動体の幅モード振動と拡がりモード振動との間の振
動姿態をとる振動モードであるが、その構造は図1に示
す通りである。
【0005】図1を参照して、この圧電共振子1は、幅
拡がりモードの振動で共振する共振部2を有する。共振
部2は、厚み方向に一様に分極処理された圧電セラミッ
ク板3の両主面に電極4,5を形成した構造を有する。
幅拡がりモードでは、圧電共振子部2の主面の中心と、
短辺の中央が振動のノード点となる。そこで、圧電共振
子1では、圧電セラミック板3の短辺側中央に、それぞ
れ、支持部6,7が連結されている。支持部6,7は、
振動のノード点に連結されているため、支持部6,7が
連結されていたとしても、上記幅拡がりモードの振動は
阻害され難い。
【0006】他方、支持部6,7の一方主面には、電極
4,5にそれぞれ電気的に接続されるように接続導電部
8a,8bが形成されており、接続導電部8a,8b
は、支持部6,7の外側端に連結された保持部9,10
の一方主面に設けられた端子電極11,12に電気的に
接続されている。なお、図1に示した圧電共振子1で
は、上記圧電セラミック板3、支持部6,7及び保持部
9,10が一体に形成されている。すなわち、セラミッ
ク板を図示の平面形状を有するように、機械加工するこ
とにより、圧電セラミック板3、支持部6,7及び保持
部9,10が形成されている。
【0007】上記幅拡がりモードを利用した圧電共振子
1では、圧電セラミック板3の縦横比を適当な範囲に選
択し、端子電極11,12から交流電界を印加すれば、
平面形状が矩形の圧電共振部2が幅拡がりモードで強く
励振される。その結果、圧電共振子1のインピーダンス
−周波数特性は、図2に示す通りとなり、かつ圧電共振
子1の各部分の変位分布は、有限要素法による解析によ
れば、図3に示す通りとなることが予想される。
【0008】ところが、実際に圧電共振子1を製作した
場合、圧電共振部2を正確な寸法及び形状を有するよう
に製作することは非常に難しい。例えば、図4に電極を
省略して略図的平面図で示すように、圧電セラミック板
3の短辺3a,3bが、破線で示す目的とする形状から
dx=50μm程度ずれて形成されることがある。これ
は、上記支持部6,7を形成するに際し、矩形板状のセ
ラミック板に両側から溝加工することにより、上記支持
部6,7を形成しているため、該溝加工の位置が、支持
部6,7の両側においてずれた場合に起こりがちであ
る。
【0009】上記のように、溝加工の位置ずれによっ
て、圧電セラミック板3の短辺側の形状が所望とする形
状からずれた場合、最終的に得られた圧電共振子1のイ
ンピーダンス−周波数特性は、図5に示すように、かな
り乱れたものとなることがわかった。すなわち、幅拡が
りモードの反共振点fa の近傍において非常に大きなス
プリアス振動Xの発生することがあった。
【0010】また、有限要素法により解析した結果によ
れば、上記のように圧電セラミック板3の短辺側の形状
が目的とする形状からずれた場合、スプリアス振動Xの
変位分布は図6に示す通りであることがわかった。すな
わち、圧電セラミック板3の短辺側の形状が目的形状か
らずれることにより、幅拡がりモード以外に図6に示す
ような不要なモードが生じ、そのためにインピーダンス
波形が乱れることがわかった。
【0011】従って、幅拡がりモードを利用した圧電共
振子1では、非常に高精度に圧電セラミック板3を形成
しなければ、良好な共振特性やフィルタ特性を得ること
ができないという問題があった。
【0012】本発明の目的は、幅拡がりモードを利用し
た共振部をさほど高精度に形成せずとも、幅拡がりモー
ド以外の不要なモードを確実に抑えることができ、従っ
て良好な発振特性やフィルタ特性を得ることができる幅
拡がりモードを利用した共振子及び圧電共振部品を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の幅拡がりモード
を利用した共振子は、矩形板の幅拡がりモードを利用し
た共振部と、前記共振部のノード点に一端が連結された
支持部と、前記支持部の他端に連結された動吸振部とを
備えることを特徴とする、幅拡がりモードを利用した共
振子である。
【0014】なお、動吸振部とは、動吸振現象を利用す
ることにより構成されたものであり、この動吸振現象の
詳細は、例えば谷口修著「振動工学」第113頁〜第1
16頁(コロナ社発行)に記載されているが、簡単にい
えば、振動が防止されるべき主振動体に、副振動体を連
結し、該副振動体の固有振動数を適当に選ぶことによ
り、該副振動体により主振動体の振動が抑制される現象
であるということができる。本発明における動吸振部と
は、この動吸振現象における副振動体に相当するもので
あり、支持部を伝達してきた圧電共振部からの振動が該
動吸振部により動吸振現象に基づいて抑制される。
【0015】本発明の共振子では、好ましくは、請求項
2に記載のように、前記共振部の両側に、それぞれ、上
記支持部及び動吸振部が連結されており、かつ各動吸振
部の支持部が連結されている側とは反対側に一端が連結
された連結部と、各連結部の他端に連結された保持部と
がさらに備えられる。この構造では、共振部の両側にお
いて、保持部が備えられており、該一対の保持部間にお
いて、動吸振部を介して共振部が連結されているため、
両側の保持部を利用して共振子を機械的に保持すること
ができる。すなわち、動吸振現象により、共振部の振動
が、両側の動吸振部が設けられている部分までに閉じ込
められるため、両側の保持部を利用して、幅拡がりモー
ドを利用した共振子を共振部の振動を妨げることなく機
械的に保持することができる。
【0016】また、上記本発明の幅拡がりモードを利用
した共振子では、請求項3に記載のように、上記一対の
保持部の側方に配置されており、かつ保持部と接合され
て共振部及び動吸振部を囲む矩形の収納空間を構成する
ための第1,第2のスペーサ板がさらに備えられる。こ
の構造では、両側の保持部間に連結されている共振部及
び動吸振部の一方の側方に、第1のスペーサが配置さ
れ、該第1のスペーサが両側の保持部に接合され、他方
側の側方においては、第2のスペーサ板が両側の保持部
と接合されて、共振部及び動吸振部を囲む矩形の収納空
間が構成されている。従って、両側の保持部と第1,第
2のスペーサ板とで構成される矩形枠状の部材の一部に
設けられた矩形の収納空間内に共振部及び動吸振部が配
置される。よって、第1,第2のスペーサ板を接合した
構造を利用することにより、共振部及び動吸振部を囲む
矩形の収納空間を容易に構成することができるため、上
下に適宜の保護基板等を、吸振部及び動吸振部の振動を
妨げないように、取り付けることにより、密閉性に優れ
た共振部品を構成することができる。
【0017】また、本発明の幅拡がりモードを利用した
チップ型圧電共振部品は、上記本発明の共振子におい
て、共振部が圧電効果を利用した圧電共振部により構成
されており、請求項3に記載のように、共振部の両側
に、支持部、動吸振部、連結部及び保持部が構成された
圧電共振子の側方に、第1,第2のスペーサ板が配置さ
れており、該圧電共振子及びスペーサ板が一体化された
構造の上下に第1,第2の保護基板が積層されている。
さらに、圧電共振子の共振部及び動吸振部の振動を妨げ
ないための空間を共振部及び動吸振部の上下に形成する
ための振動空間形成手段が設けられている。
【0018】
【作用】本発明の共振子では、矩形板の幅拡がりモード
を利用した共振部の振動のノード点に上記支持部が連結
されている。従って、支持部は、もっとも変位の小さな
ノード点に連結されているため、支持部側への共振部か
らの振動の漏洩が非常に少なくされている。
【0019】さらに、上記動吸振部が設けられているた
め、幅拡がり振動モードの振動が漏洩してきたとして
も、動吸振現象により動吸振部の外への該振動の漏洩を
確実に防止することができる。
【0020】加えて、共振部の加工上の問題により、共
振部の形状が目的とする形状からずれている場合には、
支持部を変位させるような不要な振動モードが生じると
考えられるが、このような不要振動モードも動吸振部に
より抑制することができる。すなわち、上記不要振動モ
ードは、目的とする幅拡がりモードの振動周波数の近く
に生じるものであるため、動吸振部により、目的周波数
の幅拡がりモードの振動だけでなく、上記不要モードの
振動も吸収されることになる。よって、動吸振現象によ
り、支持部から動吸振部に漏洩してきた幅拡がりモード
の振動及び上記不要振動の双方が、確実に抑圧されるこ
とになる。
【0021】
【発明の効果】本発明の圧電共振子では、幅拡がりモー
ドを利用した圧電共振部のノード点に支持部が連結され
ているため、支持部側への振動の漏洩が生じ難い。加え
て、上記支持部の他端には、動吸振部が連結されている
ため、動吸振現象に基づいて支持部に漏洩してきた幅拡
がり振動モードの振動を効果的に抑制することができ
る。また、加工上の問題等によりノード点から支持部側
に幅拡がり振動モード以外の不要振動が漏洩してきたと
しても、動吸振現象により該不要振動も効果的に抑制さ
れる。
【0022】よって、例えば、幅拡がりモードを利用し
たエネルギー閉じ込め型の圧電共振子であって、共振特
性やフィルタ特性に優れた圧電共振部品を提供すること
が可能となり、従来実現することが困難であった1〜2
MHz帯及びこれ以上の周波数帯において用いるのに適
した圧電共振子を得ることができる。
【0023】また、請求項4に記載のように、共振部を
圧電効果を利用した圧電共振部とし、請求項3に記載の
ように圧電共振子とスペーサ板とを一体化してなる構造
において、共振部及び動吸振部を囲む矩形の収納空間を
形成し、さらに上下に第1,第2の保護基板を積層する
ことにより、本発明の共振子を利用したチップ型の圧電
共振部品を容易に提供することが可能となる。すなわ
ち、本発明の共振子は、請求項4に記載のように、チッ
プ型の電子部品として構成することが容易である。よっ
て、上記のような従来実現することが困難であった1〜
2MHz帯及びこれ以上の周波数帯において用いるのに
適したエネルギー閉じ込め型のチップ型の圧電共振部品
を提供することが可能となる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照しつつ
説明することにより、本発明を明らかにする。
【0025】図7(a)及び(b)は、それぞれ、本発
明の一実施例にかかるエネルギー閉じ込め型の圧電共振
子を示す平面図及び正面図である。圧電共振子21は、
略矩形の共振部22を有する。共振部22は、厚み方向
に一様に分極処理された圧電セラミック板23の両主面
に電極24,25を形成した構造を有する。この圧電共
振部22の電極24,25から交流電圧を印加すること
により、圧電共振部22では、幅拡がりモードの振動が
強く励振される。
【0026】幅拡がりモードの振動のノード点は、前述
したように、矩形の圧電セラミック板23の中心及び両
端辺の中央に存在する。従って、本実施例では、圧電セ
ラミック板23の短辺中央に、支持部26,27が連結
されている。また、支持部26,27の他端には、それ
ぞれ、動吸振部28,29が連結されている。動吸振部
28、29は、支持部26,27の他端において、支持
部26,27の延ばされている方向と直交する方向に細
長い棒状の振動部を形成することにより構成されてお
り、該動吸振部28,29の共振周波数は、支持部2
6,27を介して漏洩してきた振動の共振周波数と一致
するように定められている。
【0027】動吸振部28,29の外側には、連結部3
0,31の一端が連結されており、該連結部30,31
の外側端には、本実施例の圧電共振子21を機械的に保
持するための保持部32,33が連結されている。
【0028】本実施例では、上記支持部26,27、動
吸振部28,29、連結部30,31及び保持部32,
33は、一体に構成されている。すなわち、圧電セラミ
ック板を図7(a)に示した平面形状を有するように、
機械加工することにより形成されている。すなわち、略
矩形の圧電セラミック板の対向側縁から溝を内側に向か
って機械加工により形成することにより、上記支持部2
6,27及び連結部30,31を形成するとともに、ダ
イヤモンドカッター等の切断装置を用いて動吸振部2
8,29を所定の長さになるように切断することにより
得られる。
【0029】もっとも、圧電セラミック板23の外側に
連結される、支持部26,27、動吸振部28,29、
連結部30,31及び保持部32,33は、それぞれ別
体に構成されていてもよく、接着剤等を用いて接合され
て一体化されていてもよい。
【0030】また、保持部32,33の一方主面には、
それぞれ、端子電極34,35が形成されている。ま
た、端子電極34,35と電極24,25とを電気的に
接続するために、支持部26,27、動吸振部28,2
9及び連結部30,31の一方主面を通るように接続導
電部36,37が形成されている。
【0031】本実施例の圧電共振子21では、端子電極
34,35から交流電圧を印加することにより、共振部
22において幅拡がりモードの振動が強く励振される。
また、幅拡がりモードの振動のノード点は、圧電セラミ
ック板23の中心及び両短辺の中央に存在する。本実施
例では、圧電セラミック板23の両短辺の中央に上記支
持部26,27が連結されているため、圧電セラミック
板23が正確に目的とする矩形形状に加工されておれ
ば、支持部26,27には振動エネルギーは殆ど漏洩し
てこない。従って、支持部26,27間に共振エネルギ
ーが確実に閉じ込められる。
【0032】もっとも、図7(a)に図示されているよ
うに、上記支持部26,27を形成するにあたっての溝
加工に際し、溝の形成位置がずれ、圧電セラミック板2
3の形状が目的とする矩形からずれることがある。この
場合には、図1に示した圧電共振子の場合と同様に、支
持部26,27に振動エネルギーが漏洩してくる。
【0033】しかしながら、本実施例の圧電共振子21
では、動吸振部28,29が支持部26,27の他端に
構成されているため、動吸振現象により漏洩してきた振
動が効果的に抑制される。従って、動吸振部28,29
の外側の連結部30,31及び保持部32,33側へは
殆ど振動が漏洩しない。よって、動吸振部28,29ま
での部分に共振エネルギーを確実に閉じ込めることがで
きる。
【0034】本実施例の圧電共振子21において、圧電
セラミック板23の短辺23a,23bが、図7(a)
に示すように、dx=50μmずれて加工された場合の
インピーダンス−周波数特性及び有限要素法により解析
した変位分布を図8及び図9に示す。
【0035】図8及び図9から明らかなように、本実施
例では、動吸振部28,29の作用により、動吸振部2
8,29間の部分に共振エネルギーが確実に閉じ込めら
れ、波形分割が生じないことがわかる。
【0036】なお、図8及び図9は、有限要素法による
シミュレーションに基づく結果であるが、このような結
果が正しいことを具体的な実験例に基づいて説明する。
すなわち、上記のように動吸振部28,29を設けたこ
とによる効果を確かめるために、圧電セラミックスとし
てチタン酸ジルコン酸鉛系セラミックスを用い、短辺の
長さ=2.0mm、長辺の長さ=2.8mmの圧電セラ
ミック板23と、幅0.6mm及び長さ0.8mmの支
持部26,27と、全長0.9mm及び幅0.6mmの
動吸振部28,29を設けた圧電共振子21を作製し、
そのインピーダンス−周波数特性を測定した。また、比
較のために、動吸振部28,29を形成しないことを除
いては、上記実施例と同様にして構成した図1に示した
圧電共振子を製作し、インピーダンス−周波数特性を測
定した。
【0037】結果を図10及び図11に示す。図10は
比較のために用意した動吸振部を有しない圧電共振子の
インピーダンス−周波数特性を、図11は、実施例のイ
ンピーダンス−周波数特性を示す。
【0038】図10及び図11の比較から明らかなよう
に、比較のために用意した圧電共振子では、加工精度の
ばらつきにより図10に示したように波形分割を多発し
ていたのに対し、実施例の圧電共振子では、図11に示
すように波形分割は見られなかった。
【0039】図12は、本発明のさらに他の実施例に係
るエネルギー閉じ込め型の圧電共振子を示す。圧電共振
子41は、第1の実施例と同様に、矩形板状の振動体と
しての圧電共振部42を有する。もっとも、圧電共振部
42では、圧電板42aの上面において、長辺側の端縁
に沿うように、一対の共振電極42b,42cが形成さ
れている。なお、圧電板42aは、図示の矢印P方向す
なわち共振電極42bから共振電極42cに向かう方向
に分極処理されている。
【0040】従って、共振電極42b,42c間に交流
電圧を印加することにより、幅拡がりモードによって圧
電共振部42が振動する。この場合、圧電共振部42の
変位方向は、印加される電界と平行であるため、圧電縦
効果を利用した圧電共振子となる。
【0041】また、本実施例の圧電共振子41において
も、上記幅拡がりモードで共振する圧電共振部42の振
動のノード点に支持部材46,47が連結されており、
支持部材46,47の外側端部に保持部48,49が連
結されている。なお、図12において、44a,45a
は引出し導電部を、50,51は端子電極を示す。
【0042】図12に示した実施例から明らかなよう
に、本発明の幅拡がりモードを利用した共振子は、圧電
横効果を利用したものだけでなく、圧電縦効果を利用し
たものにも適用することができる。
【0043】図13は、図7(a)及び(b)に示した
実施例の圧電共振子21を用いて構成されるチップ型圧
電共振部品の分解斜視図である。このチップ型圧電共振
部品では、共振プレート101の上下に、矩形枠状のス
ペーサ102,103を介して保護基板104,105
が貼り合わされる。
【0044】共振プレート101は、前述した圧電共振
子21の側方にスペーサ板106,107を接着剤によ
り接合した構造を有する。スペーサプレート106,1
07は、それぞれ、内側に切欠106a,107aを有
する。切欠106a,107aは、圧電共振子21の振
動する部分、すなわち共振部及び動吸振部の振動を妨げ
ないための空間を設けるために形成されている。スペー
サ板106,107は、例えばアルミナなどの絶縁性セ
ラミックスや合成樹脂により構成され、圧電共振子21
とほぼ等しい厚みを有するように構成されている。ま
た、本実施例では、スペーサ板106,107は、圧電
共振子21の保持部32,33に絶縁性接着剤を用いて
接合されている。従って、圧電共振子21の共振部22
及び動吸振部28,29は、上記スペーサ板106,1
07と保持部32,33で構成される矩形枠状の開口に
収納されている。なお、108は、ダミーの電極を示
す。
【0045】スペーサ102,103は、矩形枠状の接
着剤フィルムにより構成されており、共振プレート10
1と保護基板104,105とを貼り合わせるように機
能する。また、スペーサ102,103は、それぞれ、
開口102a,103aを有する。従って、開口102
a,103aが形成されているため、圧電共振子21の
振動する部分の振動を妨げないための空間が、圧電共振
子21の上下に構成される。
【0046】なお、上記スペーサ102,103を省略
し、矩形枠状に接着剤を保持基板104の下面及び保護
基板105の上面に付与することによっても、上記のよ
うな振動を妨げないための空間を形成することができ
る。
【0047】図13に示した共振プレート101、スペ
ーサ102,103及び保護基板104,105を積層
し、得られた積層体の一対の側面に、外部電極を形成す
ることにより、チップ型圧電共振部品を構成することが
できる。このようなチップ型圧電共振部品の外観は、後
述の図17に示すチップ型圧電共振部品と同様となる。
もっとも、上記チップ型圧電共振部品では、圧電共振
子21が、スペーサ板106,107と絶縁性接着剤を
用いて接合されている。従って、図13の矢印Aで示す
接合部分において、接着不良が生じている場合には、密
閉性が損なわれる。すなわち、圧電共振子21の共振部
22や動吸振部28,29が構成されている部分の密封
性が損なわれる。密封性が損なわれた場合、チップ型圧
電共振部品における耐湿性などの特性が低下する。
【0048】次に、上記のような耐湿性の問題を克服し
得る実施例を、図14〜図17を参照して説明する。図
14は、本発明の他の実施例に係るチップ型圧電共振部
品を説明するための分解斜視図であり、図13に相当す
る図である。図14に示すチップ型圧電共振部品では、
図13に示されていた圧電共振子21及びスペーサ10
6,107に代えて、外形が矩形板状の圧電共振子11
1が用いられている。その他の構造、すなわちスペーサ
102,103及び保護基板104,105について
は、図13に示した実施例と同様であるため、同一の参
照番号を付することにより、前述した説明を援用するこ
とにより省略する。
【0049】圧電共振子111は、図15に斜視図で示
す圧電セラミック板112を用いて構成されている。す
なわち、1枚の矩形の圧電セラミック板を、例えばレー
ザによるエッチングや機械加工により図15に示す形状
に加工し、それによって圧電セラミック板112を得
る。圧電セラミック板112では、開口113aを有す
る矩形枠状の支持部113と、共振部を構成する圧電セ
ラミック板部分114及び動吸振部を構成する圧電セラ
ミック板部分115,116が一体化されている。そし
て、上記圧電セラミック板112に、圧電共振子21と
同様に電極を形成することにより、図16に示す上記圧
電共振子111が得られる。
【0050】言い換えれば、圧電共振子111は、図1
3に示した圧電共振子21と、スペーサ板106,10
7とを一体化した構造に相当する。従って、圧電共振子
111における共振部、動吸振部及び電極等について
は、圧電共振子21と同一の参照番号を付することによ
りその説明は省略する。
【0051】図14に示した圧電共振子111は、上記
1枚の圧電セラミック板112を用いて構成されてい
る。従って、図13で示した実施例では、矢印Aで示し
た接合部分により耐湿性が劣化するおそれがあったのに
対し、本実施例のチップ型圧電共振部品では、共振部や
動吸振部の側方に上記のような接合部が存在しないた
め、耐湿性が効果的に高められる。
【0052】図17は、図14に示した圧電共振子、ス
ペーサ102,103及び保護基板104,105を積
層した得られたチップ型圧電共振部品の斜視図である。
チップ型圧電共振部品120では、上記各部材を貼り合
わせることにより得られた積層体121の一対の端面を
覆うように外部電極122,123が形成されている。
従って、他のチップ型電子部品と同様にプリント回路基
板などに面実装することができる。
【0053】図18は、前述した圧電共振子111の変
形例を示す。ここでは、圧電共振子131は、矩形枠状
の支持部材132と、該矩形枠状の支持部材132と一
体に構成された圧電共振子部分133とを有する。圧電
共振子部分133は、前述した図12に示した圧電共振
子41と同様に構成されている。従って、共振部等の構
成については、圧電共振子41と同一であるため、同一
の参照番号を付することにより、その説明は省略する。
【0054】圧電共振子131においても、矩形枠状の
支持部132と圧電共振子部分133とが一体化されて
いるため、図16に示した圧電共振子111と同様に、
チップ型圧電共振部品を構成した場合、該チップ型圧電
共振部品の耐湿性を効果的に高め得る。
【0055】前述してきた実施例では、圧電共振子に、
幅拡がりモードを利用した共振部が1個形成されてい
る。しかしながら、本発明は、幅拡がりモードを利用し
た共振部が複数形成されている圧電共振子にも適用され
る。このような例を、図19を参照して説明する。図1
9(a)及び(b)は、それぞれ、上記のような圧電共
振子の平面図及び圧電セラミック板を透かして下方の電
極形状を示した模式的平面図である。
【0056】圧電共振子141は、2重モードを圧電フ
ィルタを構成するためのものであり、幅拡がり振動モー
ドを利用した第1,第2の圧電共振子ユニット142,
143を有する。圧電共振ユニット142,143は、
厚み方向に一様に分極処理された矩形の圧電セラミック
板部分の一方主面に共振電極を構成するための電極14
2a,143aを形成し、下面にアース電極として機能
する電極142b,143bを形成した構造を有する。
【0057】第1,第2の圧電共振ユニット142,1
43は、それぞれ、幅拡がり振動モードで励振される
が、その振動のノード点同士が連結材144により連結
されている。また、下面においては、電極142bと1
43bとが、連結部材の下面に形成された接続導電部に
より相互に電気的に接続されている。従って、電極14
2aまたは143aを入力電極もしくは出力電極とし、
下面の電極142b,143bをアース電極として用い
ることにより、対称モード及び非対称モードを利用した
2重モード圧電フィルタが構成される。
【0058】本実施例は、上記2個の圧電共振ユニット
142,143を用いたことに特徴を有し、その他の点
については、圧電共振子21と同様に構成されている。
すなわち、第1,第2の圧電共振ユニット142,14
3の外側には、それぞれ、振動伝達部を介して屈曲モー
ドで共振される動吸振部145,146が構成されてお
り、動吸振部145,146の外側端が連結バーを介し
て矩形枠状の支持部材147に連結されている。従っ
て、矩形枠状の支持部材147の開口147a内に、第
1,第2の圧電共振ユニット142,143等が配置さ
れている。
【0059】また、これら開口147a内に配置された
第1,第2の圧電共振ユニット142,143等は、支
持部材147と一体に構成されている。すなわち、一枚
の圧電セラミック板を機械加工することにより、あるい
はエッチングすることにより図示のように平面形状を有
する一体の部材が得られている。
【0060】前述した各実施例では、振動体の材料とし
て圧電セラミックスを用いたが、圧電性を示す材料であ
れば何でも良く、圧電セラミックスに代えて、LiTa
3もしくはLiNbO3 などからなる圧電単結晶を用
いても良いし、圧電性を示す高分子物質などを用いても
よい。
【0061】また、それ自身が圧電性を示さない半導体
や金属板であっても、その上に圧電材料を形成させて圧
電体と同等の働きを持つように構成したものを用いても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)及び(b)は、それぞれ、本発明をなす
契機となった圧電共振子を示す平面図及び正面図。
【図2】図1に示した圧電共振子により得られる理論的
なインピーダンス−周波数特性を示す図。
【図3】図1に示した圧電共振子の変位分布を有限要素
法により解析した結果を示す図。
【図4】図1示した圧電共振子において、加工精度のば
らつきにより圧電共振部の形状がずれた場合の例を示す
平面図。
【図5】図4に示した形状の圧電共振子のインピーダン
ス−周波数特性を示す図。
【図6】図4に示した形状の圧電セラミック板を用いた
場合の圧電共振子の変位分布を有限要素法により解析し
た図。
【図7】(a)及び(b)は、本発明の一実施例の圧電
共振子の平面図及び正面図。
【図8】実施例の圧電共振子について理論的に解析する
ことにより得られたインピーダンス−周波数特性を示す
図。
【図9】実施例の圧電共振子の有限要素法により解析さ
れた変位分布を示す図。
【図10】比較のために用意された図1に示した圧電共
振子のインピーダンス−周波数特性を示す図。
【図11】試作された実施例の圧電共振子のインピーダ
ンス−周波数特性を示す図。
【図12】本発明のさらに他の実施例に係る幅拡がりモ
ードを利用した圧電共振子を示す平面図。
【図13】本発明の一実施例に係る圧電共振子を用いた
チップ型圧電共振部品を説明するための分解斜視図。
【図14】本発明の他の実施例に係る圧電共振子を用い
たチップ型圧電共振部品を説明するための分解斜視図。
【図15】図14で用いられている圧電共振子において
採用されている圧電セラミック板を示す斜視図。
【図16】圧電共振子を示す斜視図。
【図17】図14に示したチップ型圧電共振部品の外観
を示す斜視図。
【図18】矩形枠状の支持部材と一体化された圧電共振
子の他の例を説明するための斜視図。
【図19】(a)及び(b)は、本発明のさらに他の実
施例に係る圧電共振子としての圧電フィルタを示す平面
図及び圧電セラミック板を透かして下方の電極形状を示
した模式的平面図。
【符号の説明】
21…圧電共振子 22…圧電共振部 23…圧電セラミック板 24,25…電極 26,27…支持部 28,29…動吸振部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形板の幅拡がりモードを利用した共振
    部と、 前記共振部のノード点に一端が連結された支持部と、 前記支持部の他端に連結された動吸振部とを備えること
    を特徴とする、幅拡がりモードを利用した共振子。
  2. 【請求項2】 前記共振部の両側に、それぞれ、支持部
    及び動吸振部が連結されており、かつ各動吸振部の支持
    部が連結されている側と反対側に一端が連結された連結
    部と、各連結部の他端に連結された保持部とをさらに備
    える、請求項1に記載の幅拡がりモードを利用した共振
    子。
  3. 【請求項3】 前記保持部の側方に配置されており、か
    つ保持部と接合されて前記共振部及び動吸振部を囲む矩
    形の収納空間を構成するための第1,第2のスペーサ板
    をさらに備える、請求項2に記載の幅拡がりモードを利
    用した共振子。
  4. 【請求項4】 前記共振部が圧電効果を利用した圧電共
    振部である請求項3に記載の幅拡がりモードを利用した
    共振子と、 前記圧電共振子及びスペーサ板が一体化された構造の上
    下に積層された第1,第2の保護基板と、 圧電共振子の共振部及び動吸振部の振動を妨げないため
    の空間を、共振部及び動吸振部の上下に形成するための
    振動空間形成手段とを備える、チップ型圧電共振部品。
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