JPH0773610B2 - ホース洗浄装置 - Google Patents
ホース洗浄装置Info
- Publication number
- JPH0773610B2 JPH0773610B2 JP1277078A JP27707889A JPH0773610B2 JP H0773610 B2 JPH0773610 B2 JP H0773610B2 JP 1277078 A JP1277078 A JP 1277078A JP 27707889 A JP27707889 A JP 27707889A JP H0773610 B2 JPH0773610 B2 JP H0773610B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hose
- roller
- cleaning
- housing
- brushes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は帯状体よりなり両端にコネクタ金具を備えた消
防用等のホースを洗浄するホース洗浄装置に関するもの
である。
防用等のホースを洗浄するホース洗浄装置に関するもの
である。
消火活動に使用した消防用のホースは、従来これらを手
作業で洗浄していたが、巻回されたホースや山積みされ
たホースを手繰りながらの表面をブラシなどで洗浄する
作業は、きわめて面倒で多大の労力と長時間を要する作
業であった。
作業で洗浄していたが、巻回されたホースや山積みされ
たホースを手繰りながらの表面をブラシなどで洗浄する
作業は、きわめて面倒で多大の労力と長時間を要する作
業であった。
そこで例えば実開昭63−8057号公報や実開昭63−8058号
公報等に開示されているような電動式のホース洗浄装置
が提案されている。このホース洗浄装置は、上方へ開口
する筐体と、下方へ開口する箱状に形成され筐体の一端
に枢支されて筐体の上端開口を開閉するように回動操作
される上蓋とを備えており、筐体の入口側外方には、汚
染されたホースの巻体を水平状態で支承する回転自在な
水平円盤が設けられている。筐体の上端開口部には、チ
ェーン等で駆動連結された下部ブラシと下部ローラとが
入口側から出口側へ向ってこの順に配設されており、ま
た、上蓋の下端開口部には、これを閉じることにより上
記下部ブラシおよび下部ローラと対接する上部ブラシと
上部ローラとが、筐体側から回転駆動されて軸支されて
いる。上部ブラシの上方と下部ブラシの下方とには、多
数の噴出孔を有し給水源に接続された注水管が軸方向に
延設されており、また、筐体の入口側には、ホース巻終
わりのコネクタ口金が通過することにより上下のブラシ
と上下のローラとの駆動源としてのモータを停止させる
ストップ機構が設けられている。
公報等に開示されているような電動式のホース洗浄装置
が提案されている。このホース洗浄装置は、上方へ開口
する筐体と、下方へ開口する箱状に形成され筐体の一端
に枢支されて筐体の上端開口を開閉するように回動操作
される上蓋とを備えており、筐体の入口側外方には、汚
染されたホースの巻体を水平状態で支承する回転自在な
水平円盤が設けられている。筐体の上端開口部には、チ
ェーン等で駆動連結された下部ブラシと下部ローラとが
入口側から出口側へ向ってこの順に配設されており、ま
た、上蓋の下端開口部には、これを閉じることにより上
記下部ブラシおよび下部ローラと対接する上部ブラシと
上部ローラとが、筐体側から回転駆動されて軸支されて
いる。上部ブラシの上方と下部ブラシの下方とには、多
数の噴出孔を有し給水源に接続された注水管が軸方向に
延設されており、また、筐体の入口側には、ホース巻終
わりのコネクタ口金が通過することにより上下のブラシ
と上下のローラとの駆動源としてのモータを停止させる
ストップ機構が設けられている。
このように構成されていることにより、ホースの洗浄開
始に際しては、上蓋を開き、円盤上の巻体から巻戻した
ホース先端のコネクタ金具を筐体出口から出るようにホ
ースを下部ブラシと下部ローラとの上に延ばして載せた
のち上蓋を閉じ、注水管から水を噴射させながら上下の
ローラと上下のブラシとを回転駆動すると、ホースは上
下のローラの回転によって円盤を回転させながら引出さ
れ、このホースは上下ブラシの回転と注水管から噴出す
る水とで洗浄される。巻終わりの金具が筐体の入口に達
するとストップ機構が作動してモータが停止するので、
上蓋を開けてホースを取出すことにより洗浄作業が終了
する。
始に際しては、上蓋を開き、円盤上の巻体から巻戻した
ホース先端のコネクタ金具を筐体出口から出るようにホ
ースを下部ブラシと下部ローラとの上に延ばして載せた
のち上蓋を閉じ、注水管から水を噴射させながら上下の
ローラと上下のブラシとを回転駆動すると、ホースは上
下のローラの回転によって円盤を回転させながら引出さ
れ、このホースは上下ブラシの回転と注水管から噴出す
る水とで洗浄される。巻終わりの金具が筐体の入口に達
するとストップ機構が作動してモータが停止するので、
上蓋を開けてホースを取出すことにより洗浄作業が終了
する。
しかしながら、このような従来のホース洗浄装置は、汚
れたホースに水を掛けて上下のブラシで洗浄する水洗い
式のものであるために、洗浄力が弱く、汚れがひどいホ
ースの場合には汚れが落ちにくいという問題がある。
れたホースに水を掛けて上下のブラシで洗浄する水洗い
式のものであるために、洗浄力が弱く、汚れがひどいホ
ースの場合には汚れが落ちにくいという問題がある。
本発明は以上のような点に鑑みなされたもので洗浄力の
強いホース洗浄装置を提供することを目的としている。
強いホース洗浄装置を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために本発明では、筐体内の
ダクトの上端開口部に軸支された下部ローラと、前記筐
体の開口端縁部に開閉自在に枢支された上蓋と、この上
蓋内に軸支され閉塞時に前記下部ローラに圧接される上
部ローラとを備え、これら上部ローラと下部ローラとで
挟持されホース収納箱から搬送されるホースを洗浄する
ホース洗浄装置において、洗浄液が蓄えられたタンク
と、このタンクと電磁ポンプを介して接続されたノズル
管と、前記電磁ポンプに電気接続され前記洗浄液を前記
ノズル管から間欠的に噴出するように制御するタイマ
と、前記ダクトから前記ホース収納箱へ前記洗浄液と洗
浄水の排出を行う排出管とを設け、前記ホース収納箱を
前記筐体に回動自在に枢支し筐体内に収納自在としたも
のである。
ダクトの上端開口部に軸支された下部ローラと、前記筐
体の開口端縁部に開閉自在に枢支された上蓋と、この上
蓋内に軸支され閉塞時に前記下部ローラに圧接される上
部ローラとを備え、これら上部ローラと下部ローラとで
挟持されホース収納箱から搬送されるホースを洗浄する
ホース洗浄装置において、洗浄液が蓄えられたタンク
と、このタンクと電磁ポンプを介して接続されたノズル
管と、前記電磁ポンプに電気接続され前記洗浄液を前記
ノズル管から間欠的に噴出するように制御するタイマ
と、前記ダクトから前記ホース収納箱へ前記洗浄液と洗
浄水の排出を行う排出管とを設け、前記ホース収納箱を
前記筐体に回動自在に枢支し筐体内に収納自在としたも
のである。
ホースの洗浄に際しては、上蓋を開いてホースを下部ブ
ラシと下部ローラ上に延ばして載せたのち上蓋を閉じ、
モータを始動すると、上下のローラが回転してホースが
走行する。このとき、上下のブラシが回転し、また、電
磁ポンプが作動してタンク内の洗浄液がノズルの孔から
噴出するので、ホースが充分に洗浄される。
ラシと下部ローラ上に延ばして載せたのち上蓋を閉じ、
モータを始動すると、上下のローラが回転してホースが
走行する。このとき、上下のブラシが回転し、また、電
磁ポンプが作動してタンク内の洗浄液がノズルの孔から
噴出するので、ホースが充分に洗浄される。
第1図ないし第13図は本発明に係るホース洗浄装置の実
施例を示し、第1図はその正面図、第2図は第1図のII
視側面図、第3図は第1図のIII視側面図、第4図は第
1図の上蓋を除いて示す平面図、第5図は洗浄液噴射ノ
ズル近傍の一部破断側面図、第6図は動力伝達径路を説
明するために示す洗浄部の概要正面図、第7図は変速機
構の要部断面図、第8図はモータ停止機構の要部断面
図、第9図は上部ローラの支持構造を示す要部断面図、
第10図は第9図上部のX視側面図、第11図は第10図のXI
視一部破断仰視図、第12図はシーケンス回路図、第13図
は洗浄液の供給,排出用配管を説明するために示すホー
ス洗浄機の一部破断正面図である。
施例を示し、第1図はその正面図、第2図は第1図のII
視側面図、第3図は第1図のIII視側面図、第4図は第
1図の上蓋を除いて示す平面図、第5図は洗浄液噴射ノ
ズル近傍の一部破断側面図、第6図は動力伝達径路を説
明するために示す洗浄部の概要正面図、第7図は変速機
構の要部断面図、第8図はモータ停止機構の要部断面
図、第9図は上部ローラの支持構造を示す要部断面図、
第10図は第9図上部のX視側面図、第11図は第10図のXI
視一部破断仰視図、第12図はシーケンス回路図、第13図
は洗浄液の供給,排出用配管を説明するために示すホー
ス洗浄機の一部破断正面図である。
図において、ホース洗浄装置1の本体2は、直方形筐状
に形成された筐体3とその上部開口端に蝶番4で開閉自
在に枢支された上蓋5とを備えており、筐体3の下端に
はこれを移動するときに転動する4組のキャスタ6が装
着されている。7は上蓋5を開くときにフックを外すた
めの把手である。8は直方形箱状に形成され1隅を筐体
3の下端部に蝶番で回動自在に枢支されたホース収納箱
であって、使用時には第1図に実線で示すように倒伏さ
せて本体2外へ引出し、非使用時には鎖線で示すように
起立させて本体2内へ収納するように構成されている。
9は使用時に床へ着地させてホース収納箱8に水平姿勢
を保持させる脚である。ホース収納箱8の内部には、複
数個のホース受けローラ10が、円弧状をなして配設され
ており、これから洗浄するホースが巻かれたホース巻体
11をこのホース受けローラ10上に立てて載置するように
構成されている。
に形成された筐体3とその上部開口端に蝶番4で開閉自
在に枢支された上蓋5とを備えており、筐体3の下端に
はこれを移動するときに転動する4組のキャスタ6が装
着されている。7は上蓋5を開くときにフックを外すた
めの把手である。8は直方形箱状に形成され1隅を筐体
3の下端部に蝶番で回動自在に枢支されたホース収納箱
であって、使用時には第1図に実線で示すように倒伏さ
せて本体2外へ引出し、非使用時には鎖線で示すように
起立させて本体2内へ収納するように構成されている。
9は使用時に床へ着地させてホース収納箱8に水平姿勢
を保持させる脚である。ホース収納箱8の内部には、複
数個のホース受けローラ10が、円弧状をなして配設され
ており、これから洗浄するホースが巻かれたホース巻体
11をこのホース受けローラ10上に立てて載置するように
構成されている。
筐体3の上端部には、固定アーム13に支持されホース巻
体11から巻戻されるホース12を筐体3内へ案内するガイ
ドローラ14が、ホース送入口15に近接して回動自在に設
けられており、また筐体3の他方の開口端部には、筐体
3から排出されるホース12を支承して垂直姿勢に変向さ
せる台16が、蝶番17とリンク18とに支持されて折畳み自
在に設けられている。筐体3の内部には、後述するホー
ス洗浄用のブラシとローラとを駆動するモータ19が収納
されている。
体11から巻戻されるホース12を筐体3内へ案内するガイ
ドローラ14が、ホース送入口15に近接して回動自在に設
けられており、また筐体3の他方の開口端部には、筐体
3から排出されるホース12を支承して垂直姿勢に変向さ
せる台16が、蝶番17とリンク18とに支持されて折畳み自
在に設けられている。筐体3の内部には、後述するホー
ス洗浄用のブラシとローラとを駆動するモータ19が収納
されている。
そこで、洗浄用のブラシとローラおよびその回転駆動装
置について説明する。筐体3の上端開口部には、両側の
側板20aと底板20bとで上方へ開口する箱状に形成された
ダクト20が収納されており、このダクト20の前後の側板
20aには、回転軸と多数の植毛とからなる一対の回転ロ
ーラ式下部ブラシ21,22と、下部ローラ23とが、ガイド
ローラ14と台16との間に位置して軸支されている。ま
た、上蓋5内に固定されたケース24の内側板24aには、
下部ブラシ21,22と同様に形成された上部ブラシ25,26
と、下部ローラ23と同様に形成された上部ローラ27と
が、上蓋5が閉塞された状態での下部ブラシ21,22と下
部ローラ23との真上に位置して回転自在に軸支されてい
る。そして、上蓋5を閉めることにより上部ブラシ25,2
6が下部ブラシ21,22に毛を交わらせて対接するととも
に、上部ローラ27は第9図ないし第11図に示す支持構造
によって支持されている。すなわち、ケース24の内側板
24aに固定された矩形状のガイドプレート28には、上部
ローラ27の端軸を回転自在に軸支する軸受ホルダ29が、
面取り部を内側板24aの溝24bに嵌合させて上下動自在に
支持されており、軸受ホルダ29と、内側板24aにボルト
止めされたばね受け30との間には、軸受ホルダ29を下方
へ付勢する圧縮コイルばね31か介装されている。こうす
ることにより上部ローラ27の周面はダクト側板20aに軸
受ホルダ32を介して軸支された下部ローラ23の周面に圧
接されている。33は軸受ホルダ29の下降端限を規制する
ストッパである。また、第4図において符号34で示すも
のは、下部ブラシ22と下部ローラ23との間に回転自在に
軸支されてホース12の走行を案内するガイドローラであ
る。
置について説明する。筐体3の上端開口部には、両側の
側板20aと底板20bとで上方へ開口する箱状に形成された
ダクト20が収納されており、このダクト20の前後の側板
20aには、回転軸と多数の植毛とからなる一対の回転ロ
ーラ式下部ブラシ21,22と、下部ローラ23とが、ガイド
ローラ14と台16との間に位置して軸支されている。ま
た、上蓋5内に固定されたケース24の内側板24aには、
下部ブラシ21,22と同様に形成された上部ブラシ25,26
と、下部ローラ23と同様に形成された上部ローラ27と
が、上蓋5が閉塞された状態での下部ブラシ21,22と下
部ローラ23との真上に位置して回転自在に軸支されてい
る。そして、上蓋5を閉めることにより上部ブラシ25,2
6が下部ブラシ21,22に毛を交わらせて対接するととも
に、上部ローラ27は第9図ないし第11図に示す支持構造
によって支持されている。すなわち、ケース24の内側板
24aに固定された矩形状のガイドプレート28には、上部
ローラ27の端軸を回転自在に軸支する軸受ホルダ29が、
面取り部を内側板24aの溝24bに嵌合させて上下動自在に
支持されており、軸受ホルダ29と、内側板24aにボルト
止めされたばね受け30との間には、軸受ホルダ29を下方
へ付勢する圧縮コイルばね31か介装されている。こうす
ることにより上部ローラ27の周面はダクト側板20aに軸
受ホルダ32を介して軸支された下部ローラ23の周面に圧
接されている。33は軸受ホルダ29の下降端限を規制する
ストッパである。また、第4図において符号34で示すも
のは、下部ブラシ22と下部ローラ23との間に回転自在に
軸支されてホース12の走行を案内するガイドローラであ
る。
そこで、筐体3の側板3aとダクト20の側板20aとの間の
空間部内に設けられたブラシ21,22,25,26とローラ23,27
との回転駆動装置について説明する。なお、第6図では
点線で示される筈の駆動装置を、説明の都合上実線で示
している。下部ブラシ21と下部ブラシ22とは、その軸端
部のスプロケット35,36に張架されたチェーン37によっ
て駆動連結されており、また、上部ブラシ25と上部ブラ
シ26とは、その軸端部のスプロケット38,39に張架され
たチェーン40によって駆動連結されている。一方前記モ
ータ19のモータ軸と下部ローラ23の端軸および下部ブラ
シ22の端軸には、スプロケット41,42,43がそれぞれ軸着
されており、また、下部ローラ23と下部ブラシ22との間
には、アイドラスプロケット44,45がダクト20の側板20a
にスタッドを介して回転自在に枢着されている。さらに
ダクト20の開口周縁に形成された平面20cには、アイド
ラスプロケット46,47,48がブラケットを介して支持され
ており、スプロケット41,42,43とアイドラスプロケット
44,45,46,47,48には、チェーン49がテンショナ50により
張力を付与されて張架されている。さらに上部ブラシ26
の端軸には、スプロケット51が軸着されており、このス
プロケット51は、上蓋5を閉めたときに、テンショナ50
で緊張されたチェーン49と完全に噛合って回転駆動され
るように構成されている。このようにチェーン49,37,40
が超過されていることにより、上下のブラシ25,26,21,2
2は、その外周周回方向がホース12の走行方向と逆方向
となるように設定されている。なお、上蓋5を開いとき
には、図示しないマイクロスイッチによりモータ19が停
止するとともに、図示しないステーダンパによる上蓋5
の開口角度の設定によりスプロケット51とチェーン49と
の噛合が完全に外れ切られないように構成されている。
空間部内に設けられたブラシ21,22,25,26とローラ23,27
との回転駆動装置について説明する。なお、第6図では
点線で示される筈の駆動装置を、説明の都合上実線で示
している。下部ブラシ21と下部ブラシ22とは、その軸端
部のスプロケット35,36に張架されたチェーン37によっ
て駆動連結されており、また、上部ブラシ25と上部ブラ
シ26とは、その軸端部のスプロケット38,39に張架され
たチェーン40によって駆動連結されている。一方前記モ
ータ19のモータ軸と下部ローラ23の端軸および下部ブラ
シ22の端軸には、スプロケット41,42,43がそれぞれ軸着
されており、また、下部ローラ23と下部ブラシ22との間
には、アイドラスプロケット44,45がダクト20の側板20a
にスタッドを介して回転自在に枢着されている。さらに
ダクト20の開口周縁に形成された平面20cには、アイド
ラスプロケット46,47,48がブラケットを介して支持され
ており、スプロケット41,42,43とアイドラスプロケット
44,45,46,47,48には、チェーン49がテンショナ50により
張力を付与されて張架されている。さらに上部ブラシ26
の端軸には、スプロケット51が軸着されており、このス
プロケット51は、上蓋5を閉めたときに、テンショナ50
で緊張されたチェーン49と完全に噛合って回転駆動され
るように構成されている。このようにチェーン49,37,40
が超過されていることにより、上下のブラシ25,26,21,2
2は、その外周周回方向がホース12の走行方向と逆方向
となるように設定されている。なお、上蓋5を開いとき
には、図示しないマイクロスイッチによりモータ19が停
止するとともに、図示しないステーダンパによる上蓋5
の開口角度の設定によりスプロケット51とチェーン49と
の噛合が完全に外れ切られないように構成されている。
第7図において、下部ローラ23の端軸23aには、変速ギ
ア60が、これにねじ止めされたストッパプレート61とと
もにキー固定されており、下部ローラ23の端軸23aと前
記スプロケット42との間には、回転を一方向へのみ伝達
する周知の一方向クラッチ62が、内輪62aと外輪62bと
を、端軸23aとスプロケット42とにそれぞれ固定されて
介装されている。また、前記アイドラスプロケット44が
回動自在に嵌装されたアイドラ軸63上には、スプロケッ
ト44と一体の太陽ギア64が回転自在に遊装されており、
さらにアイドラ軸63には、アーム65が軸受66を介して揺
動自在に枢支されている。67はストッパプレート68とと
もにブッシュ69を介してピン70でアーム65の遊端部に回
転自在に枢着された遊星ギアであって、太陽ギア64と噛
合っており、また、アーム65を揺動させることにより、
遊星ギア67が変速ギア60と噛合,非噛合となるように構
成されている。第4図,第6図に符号71で示すものはダ
クト20の側板20aに揺動自在に枢着された操作レバーで
あって、前記レバー65との間をロッド72で連結されてお
り、操作レバー71を第6図に実線と鎖線とで示すように
揺動操作することにより、アーム65が揺動して、遊星ギ
ア67が変速ギア60と噛合,非噛合となるように構成され
ている。こうすることにより、遊星ギア67と変速ギア60
とを非噛合にした状態で、モータ19が回転してスプロケ
ット42とアイドラ軸63上の太陽ギア64とに伝達される
と、遊星ギア67が空転し、また、スプロケット42の回転
が一方向クラッチ62を介して下部ローラ23に伝達され
る。この状態からアーム65を回動操作して遊星ギア67を
変速ギア60と噛合わせたのち、モータ19を回転させる
と、モータ19から太陽ギア64に伝達された回転は、遊星
ギア67を介して変速ギア60に伝達されるように構成され
ている。このとき、モータ19側から伝達されるスプロケ
ット42の回転速度よりも、変速ギア60の回転速度の方が
速いことにより、下部ローラ23はこの速い速度で回転
し、スプロケット42は空転する。73は操作レバー71とダ
クト20の側板20aとの間に張架された圧縮コイルばねで
あって、操作レバー71はダクト20の側板21aに固定され
た案内板74の長孔に挿入されており、回動の途中で死点
越えする操作レバー71は、両回動端限において圧縮コイ
ルばね73のばね力で固定されるように構成されている。
ア60が、これにねじ止めされたストッパプレート61とと
もにキー固定されており、下部ローラ23の端軸23aと前
記スプロケット42との間には、回転を一方向へのみ伝達
する周知の一方向クラッチ62が、内輪62aと外輪62bと
を、端軸23aとスプロケット42とにそれぞれ固定されて
介装されている。また、前記アイドラスプロケット44が
回動自在に嵌装されたアイドラ軸63上には、スプロケッ
ト44と一体の太陽ギア64が回転自在に遊装されており、
さらにアイドラ軸63には、アーム65が軸受66を介して揺
動自在に枢支されている。67はストッパプレート68とと
もにブッシュ69を介してピン70でアーム65の遊端部に回
転自在に枢着された遊星ギアであって、太陽ギア64と噛
合っており、また、アーム65を揺動させることにより、
遊星ギア67が変速ギア60と噛合,非噛合となるように構
成されている。第4図,第6図に符号71で示すものはダ
クト20の側板20aに揺動自在に枢着された操作レバーで
あって、前記レバー65との間をロッド72で連結されてお
り、操作レバー71を第6図に実線と鎖線とで示すように
揺動操作することにより、アーム65が揺動して、遊星ギ
ア67が変速ギア60と噛合,非噛合となるように構成され
ている。こうすることにより、遊星ギア67と変速ギア60
とを非噛合にした状態で、モータ19が回転してスプロケ
ット42とアイドラ軸63上の太陽ギア64とに伝達される
と、遊星ギア67が空転し、また、スプロケット42の回転
が一方向クラッチ62を介して下部ローラ23に伝達され
る。この状態からアーム65を回動操作して遊星ギア67を
変速ギア60と噛合わせたのち、モータ19を回転させる
と、モータ19から太陽ギア64に伝達された回転は、遊星
ギア67を介して変速ギア60に伝達されるように構成され
ている。このとき、モータ19側から伝達されるスプロケ
ット42の回転速度よりも、変速ギア60の回転速度の方が
速いことにより、下部ローラ23はこの速い速度で回転
し、スプロケット42は空転する。73は操作レバー71とダ
クト20の側板20aとの間に張架された圧縮コイルばねで
あって、操作レバー71はダクト20の側板21aに固定され
た案内板74の長孔に挿入されており、回動の途中で死点
越えする操作レバー71は、両回動端限において圧縮コイ
ルばね73のばね力で固定されるように構成されている。
そして、本装置においては例えば上部ブラシ25,26間の
上方と、上部ブラシ25,26の側方と、下部ブラシ21,22の
側方および下部ブラシ21,22間の下方とに、これらブラ
シ25,26,21,22方向へ開口する複数個のノズル孔を有す
るノズル管80,81,82,83がブラシ25,26,21,22の軸方向に
延在して支架されており、これらのうちノズル管80,83
は1箇所に集められて電磁ポンプ84を備えた配管85によ
りタンク86に接続されている。そしてタンク86内には洗
浄液が入れられており、電磁ポンプ84が運転されること
により、タンク86内の洗浄液がノズル管80,83から噴出
して上下のブラシ25,26,21,22に向って噴射されるよう
に構成されている。なお、ノズル管81,82は給水源に接
続された注水管である。
上方と、上部ブラシ25,26の側方と、下部ブラシ21,22の
側方および下部ブラシ21,22間の下方とに、これらブラ
シ25,26,21,22方向へ開口する複数個のノズル孔を有す
るノズル管80,81,82,83がブラシ25,26,21,22の軸方向に
延在して支架されており、これらのうちノズル管80,83
は1箇所に集められて電磁ポンプ84を備えた配管85によ
りタンク86に接続されている。そしてタンク86内には洗
浄液が入れられており、電磁ポンプ84が運転されること
により、タンク86内の洗浄液がノズル管80,83から噴出
して上下のブラシ25,26,21,22に向って噴射されるよう
に構成されている。なお、ノズル管81,82は給水源に接
続された注水管である。
次に洗浄用ホース12の巻尻側コネクタ金具が前記ガイド
ローラ14を通過する清浄終了時にモータ19を停止させる
ストッパ機構を説明する。すなわち、ガイドローラ14の
上方には、L字状に形成された一対のアーム87が、上蓋
5の側板にピン88で回動自在に枢着されており、これら
アーム87の遊端部には、ストップローラ89が回動自在に
軸支されている。90は接点をアーム87の遊端部に対向さ
せ上蓋5側に固定されてモータ19に電気接続されたマイ
クロスイッチであって、常時はストップローラ89の自重
でアーム87が図の時計方向へ回動してその遊端部で接点
が押されており、モータ19を回転可能な状態にするよう
に構成されている。そして、ストップローラ87とガイド
ローラ14との間をホース終端のコネクタ金具が通過する
と、アーム87が図の反時計方向に回動してその遊端部が
マイクロスイッチ90の接点から離間し、モータ19が停止
するように構成されている。91はアーム87の遊端側に設
けられ、上蓋5の前板に当接することによりアーム87の
反時計方向への回動限を規制するストッパである。
ローラ14を通過する清浄終了時にモータ19を停止させる
ストッパ機構を説明する。すなわち、ガイドローラ14の
上方には、L字状に形成された一対のアーム87が、上蓋
5の側板にピン88で回動自在に枢着されており、これら
アーム87の遊端部には、ストップローラ89が回動自在に
軸支されている。90は接点をアーム87の遊端部に対向さ
せ上蓋5側に固定されてモータ19に電気接続されたマイ
クロスイッチであって、常時はストップローラ89の自重
でアーム87が図の時計方向へ回動してその遊端部で接点
が押されており、モータ19を回転可能な状態にするよう
に構成されている。そして、ストップローラ87とガイド
ローラ14との間をホース終端のコネクタ金具が通過する
と、アーム87が図の反時計方向に回動してその遊端部が
マイクロスイッチ90の接点から離間し、モータ19が停止
するように構成されている。91はアーム87の遊端側に設
けられ、上蓋5の前板に当接することによりアーム87の
反時計方向への回動限を規制するストッパである。
第12図のシーケンス回路図において、92は洗浄作業開始
時に回路を閉じるスタートスイッチ、93は電磁ポンプ84
を作動させる電磁ポンプ用スイッチ、94は給水配管を開
閉する電磁バルブ、95は洗浄作業の終了を知らせるブザ
ー、96は漏電ブレーカ、97は洗浄液の噴射を間欠的に行
わせるタイマ、98はスイッチングレギュレータ、99は上
蓋開放時のリミットスイッチ、100はホース洗浄終了時
のリミットスイッチである。
時に回路を閉じるスタートスイッチ、93は電磁ポンプ84
を作動させる電磁ポンプ用スイッチ、94は給水配管を開
閉する電磁バルブ、95は洗浄作業の終了を知らせるブザ
ー、96は漏電ブレーカ、97は洗浄液の噴射を間欠的に行
わせるタイマ、98はスイッチングレギュレータ、99は上
蓋開放時のリミットスイッチ、100はホース洗浄終了時
のリミットスイッチである。
また、第13図において、101は給水源と接続される配管1
02の供給口、103は前記ノズル管81,82へ洗浄水を供給す
る供給管、104はダクト20内の水と洗浄液をホース収納
箱8および機外へ排出する排出管、106は給水管103内の
洗浄水を抜くドレン抜き管である。また、107は洗浄液
を使用しないときに押す押ボタン、108は洗浄作業を開
始するときに押す押ボタン、109は洗浄作業を停止させ
るときに押す押ボタンである。なお、仮装線で示すよう
に、ホース収納箱8に収納されたホース巻体11は、排出
管104からこのホース収納箱8に排出される洗浄液の中
をくぐったのち洗浄装置本体へ導くことで、より洗浄力
が向上する。105はホース収納箱8の上端側面に形成し
た排水口である。
02の供給口、103は前記ノズル管81,82へ洗浄水を供給す
る供給管、104はダクト20内の水と洗浄液をホース収納
箱8および機外へ排出する排出管、106は給水管103内の
洗浄水を抜くドレン抜き管である。また、107は洗浄液
を使用しないときに押す押ボタン、108は洗浄作業を開
始するときに押す押ボタン、109は洗浄作業を停止させ
るときに押す押ボタンである。なお、仮装線で示すよう
に、ホース収納箱8に収納されたホース巻体11は、排出
管104からこのホース収納箱8に排出される洗浄液の中
をくぐったのち洗浄装置本体へ導くことで、より洗浄力
が向上する。105はホース収納箱8の上端側面に形成し
た排水口である。
以上のように構成されたホース洗浄装置の動作を説明す
る。まず、ホースの汚れ度がひどくてその送り速度を遅
くしたい場合には、操作レバー71を揺動操作してアーム
65を第7図に示すように回動させ、遊星ギア67と変速ギ
ア60との噛合を解いておく。洗浄作業を行う場合には、
ホース収納箱8を第1図に鎖線で示す格納状態から、実
線で示す位置へ回動させて脚9を着地させたのち、ホー
ス巻体11を立てた状態でホース受けローラ10上に載置す
る。そして、上蓋5を開いた状態でホース12始端のコネ
クタ金具を持ってこのホース12の巻尻をストップローラ
89とガイドローラ14との間に通したのち、下部ブラシ2
1,22,ガイドローラ34,下部ローラ23を経て台16に導き、
先端のコネクタ金具を台16から垂下させる。そして、上
蓋5を閉めると、ホース12を介し上部ブラシ25,26と下
部ブラシ21,22とが毛を交わらせて対接するとともに、
上部ローラ27は圧縮コイルばね31により下部ローラ23に
圧接される。また、スプロケット51はアイドラスプロケ
ット47,48間のチェーン49に圧接されて完全に噛合う。
る。まず、ホースの汚れ度がひどくてその送り速度を遅
くしたい場合には、操作レバー71を揺動操作してアーム
65を第7図に示すように回動させ、遊星ギア67と変速ギ
ア60との噛合を解いておく。洗浄作業を行う場合には、
ホース収納箱8を第1図に鎖線で示す格納状態から、実
線で示す位置へ回動させて脚9を着地させたのち、ホー
ス巻体11を立てた状態でホース受けローラ10上に載置す
る。そして、上蓋5を開いた状態でホース12始端のコネ
クタ金具を持ってこのホース12の巻尻をストップローラ
89とガイドローラ14との間に通したのち、下部ブラシ2
1,22,ガイドローラ34,下部ローラ23を経て台16に導き、
先端のコネクタ金具を台16から垂下させる。そして、上
蓋5を閉めると、ホース12を介し上部ブラシ25,26と下
部ブラシ21,22とが毛を交わらせて対接するとともに、
上部ローラ27は圧縮コイルばね31により下部ローラ23に
圧接される。また、スプロケット51はアイドラスプロケ
ット47,48間のチェーン49に圧接されて完全に噛合う。
こうして準備したのち、押ボタン108を押してモータ19
を始動すると、モータ19の回転はスプロケット42とアイ
ドラ軸63上の太陽ギア64とに伝達されるので、遊星ギア
67を空転させながら、スプロケット42の回転が一方向ク
ラッチ62を介して下部ローラ23に比較的低速度で伝達さ
れるとともに、チェーン49,37によって下部ブラシ21,22
も回転する。これにより、下部ブラシ21,22と対接する
上部ブラシ25,26も回転し、また下部ローラ23に圧縮コ
イルばね31で圧接された上部ローラ27も回転する。した
がって上下のローラ27,23の回転によりホース12が引出
され、ホース巻体11がホース受けローラ10上を摺動しな
がら回動する。引出されたホース12は回転する上下のブ
ラシ25,26と21,22との間を通過して洗浄される。このと
き、上下のブラシ25,26,21,22は、その外周周回方向が
ホース12の走行方向と逆方向になるように回転している
ので、ホースがよく洗浄される。またこのときモータ19
の回転と同時にリレーを介して電磁ポンプ84と電磁バル
ブ94とが作動し、給水源からの水がノズル管81,82から
噴出されるとともに、タンク86内の洗浄液がタイマ97の
作用でノズル管80,83から間欠的に噴出してブラシ25,2
6,21,22とホース12とにかけられるので、ホースは充分
に洗浄される。洗浄されたホース12は、台16を経て排出
される。ホース12の搬送中は、ストップ機構のアーム87
がストップローラ89の自重で回動していてその遊端部で
マイクロスイッチ90の接点を押しているので、モータ19
を回転可能な状態にしている。このとき、アーム87はス
トッパ91によって回動限を規制されているので、マイク
ロスイッチ90の接点を押し過ぎることがない。ストップ
ローラ89とガイドローラ14との間をホース終端のコネク
タ金具が通過すると、アーム87が図の反時計方向へ回動
してその遊端部がマイクロスイッチ90の接点から離間
し、モータ19が停止する。この場合アーム87が急激に回
動しても、その遊端部がマイクロスイッチ90の接点から
離間する方向であるから、マイクロスイッチ90が損傷す
ることがない。モータ19が停止すると、上蓋5を開き、
機内にあるホース12の残部を機外へ抜くことにより洗浄
作業が終了する。洗浄作業終了後は、上蓋5を閉じたの
ち、ホース収納箱8を回動させて第1図に鎖線で示すよ
うに本体2内へ収納し、また台16を折り畳む。そしてキ
ャスタ6を転動させてホース洗浄装置1を倉庫の隅など
へ移動させる。
を始動すると、モータ19の回転はスプロケット42とアイ
ドラ軸63上の太陽ギア64とに伝達されるので、遊星ギア
67を空転させながら、スプロケット42の回転が一方向ク
ラッチ62を介して下部ローラ23に比較的低速度で伝達さ
れるとともに、チェーン49,37によって下部ブラシ21,22
も回転する。これにより、下部ブラシ21,22と対接する
上部ブラシ25,26も回転し、また下部ローラ23に圧縮コ
イルばね31で圧接された上部ローラ27も回転する。した
がって上下のローラ27,23の回転によりホース12が引出
され、ホース巻体11がホース受けローラ10上を摺動しな
がら回動する。引出されたホース12は回転する上下のブ
ラシ25,26と21,22との間を通過して洗浄される。このと
き、上下のブラシ25,26,21,22は、その外周周回方向が
ホース12の走行方向と逆方向になるように回転している
ので、ホースがよく洗浄される。またこのときモータ19
の回転と同時にリレーを介して電磁ポンプ84と電磁バル
ブ94とが作動し、給水源からの水がノズル管81,82から
噴出されるとともに、タンク86内の洗浄液がタイマ97の
作用でノズル管80,83から間欠的に噴出してブラシ25,2
6,21,22とホース12とにかけられるので、ホースは充分
に洗浄される。洗浄されたホース12は、台16を経て排出
される。ホース12の搬送中は、ストップ機構のアーム87
がストップローラ89の自重で回動していてその遊端部で
マイクロスイッチ90の接点を押しているので、モータ19
を回転可能な状態にしている。このとき、アーム87はス
トッパ91によって回動限を規制されているので、マイク
ロスイッチ90の接点を押し過ぎることがない。ストップ
ローラ89とガイドローラ14との間をホース終端のコネク
タ金具が通過すると、アーム87が図の反時計方向へ回動
してその遊端部がマイクロスイッチ90の接点から離間
し、モータ19が停止する。この場合アーム87が急激に回
動しても、その遊端部がマイクロスイッチ90の接点から
離間する方向であるから、マイクロスイッチ90が損傷す
ることがない。モータ19が停止すると、上蓋5を開き、
機内にあるホース12の残部を機外へ抜くことにより洗浄
作業が終了する。洗浄作業終了後は、上蓋5を閉じたの
ち、ホース収納箱8を回動させて第1図に鎖線で示すよ
うに本体2内へ収納し、また台16を折り畳む。そしてキ
ャスタ6を転動させてホース洗浄装置1を倉庫の隅など
へ移動させる。
次に、ホースの汚れ度がひどくなくてこれを高速で搬送
したい場合には、回動レバー71を揺動操作してアーム65
を回動させ、遊星ギア67を変速ギア60と噛合わせたの
ち、モータ19を回転させると、モータ19から太陽ギア64
に伝達された回転は、遊星ギア67を介して変速ギア60に
伝達される。このとき、モータ19側から伝達されるスプ
ロケット42の回転速度よりも、変速ギア60の回転速度の
方が速いことにより、下部ローラ23はこの速い速度で回
転し、スプロケット42は空転する。すなわち、ホース12
を高速度で搬送しながら洗浄することができる。
したい場合には、回動レバー71を揺動操作してアーム65
を回動させ、遊星ギア67を変速ギア60と噛合わせたの
ち、モータ19を回転させると、モータ19から太陽ギア64
に伝達された回転は、遊星ギア67を介して変速ギア60に
伝達される。このとき、モータ19側から伝達されるスプ
ロケット42の回転速度よりも、変速ギア60の回転速度の
方が速いことにより、下部ローラ23はこの速い速度で回
転し、スプロケット42は空転する。すなわち、ホース12
を高速度で搬送しながら洗浄することができる。
以上の説明により明らかなように本発明によればホース
洗浄装置において、洗浄液が蓄えられたタンクと、この
タンクと電磁ポンプを介して接続されたノズル管と、電
磁ポンプに電気接続され洗浄液をノズル管から間欠的に
噴出するように制御するタイマとを設けたことにより、
単に水洗いする場合と比較して洗浄力が大幅に向上する
とともに、洗浄液の使用を必要最低限として経済的なホ
ースの洗浄が可能となる。また、ダクトからホース収納
箱へ洗浄液と洗浄水の排出を行う排出管を設けたことに
より、ホースは洗浄装置本体に導かれる前に、排出され
た洗浄液が混じった洗浄水の中をくぐることとなり、ホ
ースには洗浄液が浸透して洗浄力が向上する。さらに、
ホース収納箱を筐体に回動自在に枢支し筐体内に収納自
在としたことにより、洗浄終了後は、ホース収納箱を筐
体内に収納する構造とすることができるので、ホース洗
浄装置の保管スペースが少なくてすむ。
洗浄装置において、洗浄液が蓄えられたタンクと、この
タンクと電磁ポンプを介して接続されたノズル管と、電
磁ポンプに電気接続され洗浄液をノズル管から間欠的に
噴出するように制御するタイマとを設けたことにより、
単に水洗いする場合と比較して洗浄力が大幅に向上する
とともに、洗浄液の使用を必要最低限として経済的なホ
ースの洗浄が可能となる。また、ダクトからホース収納
箱へ洗浄液と洗浄水の排出を行う排出管を設けたことに
より、ホースは洗浄装置本体に導かれる前に、排出され
た洗浄液が混じった洗浄水の中をくぐることとなり、ホ
ースには洗浄液が浸透して洗浄力が向上する。さらに、
ホース収納箱を筐体に回動自在に枢支し筐体内に収納自
在としたことにより、洗浄終了後は、ホース収納箱を筐
体内に収納する構造とすることができるので、ホース洗
浄装置の保管スペースが少なくてすむ。
第1図ないし第13図は本発明に係るホース洗浄装置の実
施例を示し、第1図はその正面図、第2図は第1図のII
視側面図、第3図は第1図のIII視側面図、第4図は第
1図の上蓋を除いて示す平面図、第5図は洗浄液噴射ノ
ズル近傍の一部破断側面図、第6図は動力伝達径路を説
明するために示す洗浄部の概要正面図、第7図は変速機
構の要部断面図、第8図はモータ停止機構の要部断面図
第9図は上部ローラの支持構造を示す要部断面図第10図
は第9図上部のX視側面図、第11図は第10図のXI視一部
破断仰視図、第12図はシーケンス回路図、第13図は洗浄
液の供給,排出用配管を説明するために示すホース洗浄
機の一部破断正面図である。 1……ホース洗浄装置、3……筐体、5……上蓋、11…
…ホース巻体、12……ホース、21,22……下部ブラシ、2
3……下部ローラ、25,26……上部ブラシ、27……上部ロ
ーラ、80,81,82,83……ノズル管、84……電磁ポンプ、8
6……タンク。
施例を示し、第1図はその正面図、第2図は第1図のII
視側面図、第3図は第1図のIII視側面図、第4図は第
1図の上蓋を除いて示す平面図、第5図は洗浄液噴射ノ
ズル近傍の一部破断側面図、第6図は動力伝達径路を説
明するために示す洗浄部の概要正面図、第7図は変速機
構の要部断面図、第8図はモータ停止機構の要部断面図
第9図は上部ローラの支持構造を示す要部断面図第10図
は第9図上部のX視側面図、第11図は第10図のXI視一部
破断仰視図、第12図はシーケンス回路図、第13図は洗浄
液の供給,排出用配管を説明するために示すホース洗浄
機の一部破断正面図である。 1……ホース洗浄装置、3……筐体、5……上蓋、11…
…ホース巻体、12……ホース、21,22……下部ブラシ、2
3……下部ローラ、25,26……上部ブラシ、27……上部ロ
ーラ、80,81,82,83……ノズル管、84……電磁ポンプ、8
6……タンク。
Claims (1)
- 【請求項1】筐体内のダクトの上端開口部に軸支された
下部ローラと、前記筐体の開口端縁部に開閉自在に枢支
された上蓋と、この上蓋内に軸支され閉塞時に前記下部
ローラに圧接される上部ローラとを備え、これら上部ロ
ーラと下部ローラとで挟持されホース収納箱から搬送さ
れるホースを洗浄するホース洗浄装置において、洗浄液
が蓄えられたタンクと、このタンクと電磁ポンプを介し
て接続されたノズル管と、前記電磁ポンプに電気接続さ
れ前記洗浄液を前記ノズル管から間欠的に噴出するよう
に制御するタイマと、前記ダクトから前記ホース収納箱
へ前記洗浄液と洗浄水の排出を行う排出管とを設け、前
記ホース収納箱を前記筐体に回動自在に枢支し筐体内に
収納自在としたことを特徴とするホース洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1277078A JPH0773610B2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | ホース洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1277078A JPH0773610B2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | ホース洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03139367A JPH03139367A (ja) | 1991-06-13 |
JPH0773610B2 true JPH0773610B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=17578471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1277078A Expired - Lifetime JPH0773610B2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | ホース洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0773610B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102389882A (zh) * | 2011-09-28 | 2012-03-28 | 陈卫斌 | 一种消防水带清洗设备 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55171389U (ja) * | 1979-05-26 | 1980-12-09 | ||
JPS5634760U (ja) * | 1979-08-28 | 1981-04-04 | ||
JPS638058U (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-20 |
-
1989
- 1989-10-26 JP JP1277078A patent/JPH0773610B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03139367A (ja) | 1991-06-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4280672A (en) | Compact fire hose washer and winder | |
CN108114950B (zh) | 一种卫浴花洒软管清洁设备 | |
CN104695165A (zh) | 一种能分批洗衣的滚筒洗衣机 | |
CN107891027A (zh) | 一种宠物狗玩具皮球清洗设备 | |
JPH0773610B2 (ja) | ホース洗浄装置 | |
CN216955919U (zh) | 一种化妆品重金属检测装置 | |
JP2609553B2 (ja) | ホース洗浄装置 | |
CN106235983A (zh) | 刷碗机 | |
US2152036A (en) | Pipe cleaning machine | |
JPH0693924B2 (ja) | ホース洗浄装置 | |
JPH0649307Y2 (ja) | ホース洗浄装置 | |
WO2024082570A1 (zh) | 一种畜牧业养殖用牧草加工处理设备 | |
JP2909494B2 (ja) | ホース洗浄装置 | |
JPH0736674Y2 (ja) | ホース洗浄装置 | |
JP2936252B2 (ja) | コンテナ容器洗浄機 | |
CN212067550U (zh) | 一种消防卷盘 | |
JPH062692Y2 (ja) | ホース洗浄機 | |
JP2817067B2 (ja) | ホース洗浄装置 | |
JPH04303469A (ja) | ホース洗浄装置 | |
JPH0753638Y2 (ja) | ホース洗浄装置 | |
KR0160210B1 (ko) | 생수통 세척 장치 | |
CN220255631U (zh) | 一种速冻蔬菜清洗装置 | |
CN114738909B (zh) | 一种利用太阳能双向驱动空气净化装置 | |
CN221372379U (zh) | 一种自清洁型马桶 | |
CN220318162U (zh) | 一种布料吹洗设备 |