JPH0773553B2 - 椅 子 - Google Patents

椅 子

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JPH0773553B2
JPH0773553B2 JP21578088A JP21578088A JPH0773553B2 JP H0773553 B2 JPH0773553 B2 JP H0773553B2 JP 21578088 A JP21578088 A JP 21578088A JP 21578088 A JP21578088 A JP 21578088A JP H0773553 B2 JPH0773553 B2 JP H0773553B2
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inner shell
seat
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shell
chair
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信一 金田
陽一 鈴木
隆夫 菅野
正光 宮下
恒太郎 伊藤
美義 片桐
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Kokuyo Co Ltd
Takano Co Ltd
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Kokuyo Co Ltd
Takano Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、インナーシェルの上面側にクッション材を介
して外装材を張設してなる椅子に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の椅子として、例えば、合成樹脂製のイン
ナーシェルを備え、このインナーシェルの上面側にクッ
ション材を介して布等の外装材を張設したものが開発さ
れている。
しかして、従来考えられているものは、インナーシェル
にクッション材を直接添接させるとともに、そのクッシ
ョン材の表面側に外装材を被着し、その外装材の周縁部
をインナーシェルの背面側に導いて、タッカ等により該
インナーシェルに止着するようにしている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、単にこれだけのものでは、座の前縁部分にお
いて、クッション材がずれを起こし易いという不具合が
ある。すなわち、座の前縁部は、その機能上、滑らかな
曲面形態をなしているのが一般的である。また、座の上
面は、その両側縁部と中央部を若干膨出させた形状にす
る必要があるため、座の部分に張設する外装材には、左
右方向よりも前後方向に比較的強い張力を付与せざるを
得ない。そのため、クッション材の前縁は、常時後方に
付勢された状態となり、長期間使用していると、面滑り
を起こして後方へ位置ずれする虞がある。クッション材
の前縁が内側に位置ずれを起こすと、座りごこちが悪く
なるだけでなく、外装材にたるみが生じるという不具合
を招く。
本発明は、このような課題を簡単な構成により解消する
ことを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、以上のような目的を達成するために。次のよ
うな構成を採用したものである。
すなわち、本発明にかかる椅子は、第1図及び第2図に
示すように、インナーシェル(2)の上面(2a)側にク
ッション材(7)を介して外装材(8)を張設してなる
ものであって、前記インナーシェル(2)の座対応部分
(21)の上面における少なくとも前縁部(21f)に突起
(200)を一体に突設していることを特徴とする。
クッション材(7)の面滑りを特に効果的に防止するに
は、突起(200)を斜め前上方に向けて突設しておくの
がよい。
また、前記突起(200)をさらに有効に利用するため
に、インナーシェル(2)の下面(2b)に、前記突起
(200)内にまで至るねじ孔(251a)を開口させ、この
ねじ孔(251a)に螺着したボルト(355)によりアウタ
ーシェル(3)を該インナーシェル(2)の下面(2b)
に止着するようにしてもよい。この場合、全ての突起
(200)に対してねじ孔(251a)を設けてもよいが、一
部の突起(200)のみを利用するようにしてもよい。
[作用] このような構成によれば、インナーシェル(2)に突設
した突起(200)が、クッション材(7)の前縁部(7
b)下面に食い込むようにして係合しているので、その
クッション材(7)がインナーシェル(2)の上面(2
a)に沿って面滑りを起こすのを防止することができ
る。この場合、突起(200)が斜め前上方に向けて突設
してあると、クッション材(7)の前縁部に後方への付
勢力が作用すると、そのクッション材(7)の下面に突
起(200)が食い込み勝手になるため、クッション材
(7)と突起(200)との係合がより確実なものとな
る。
また、アウターシェル(3)をインナーシェル(2)に
止着するためのねじ孔(251a)を、前記突起(200)内
に至るように設けると、この突起(200)が補強用の肉
盛部としての役割をも担うことになる。そのため、イン
ナーシェル(2)の前縁部(21f)をアウターシェル
(3)の止着強度を損ねることなしに、スリムなものに
することができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第3図〜第8図を参照して説
明する。
この実施例の椅子は、第3図に示すように、支持ユニッ
ト1上に、インナーシェル2とアウターシェル3を用い
て一体に構成した座4及び背もたれ5を配設してなる。
支持ユニット1は、第3図に示すように、脚羽根を放射
状に突設してなるベース11と、このベース11の中心に立
設した脚柱12と、この脚柱12の上端に連設した支持基部
13とを具備している。そして、この支持基部13の両側に
天秤部材101をそれぞれ軸着している。天秤部材101は、
第4図及び第5図に示すように、前後に伸びる細長板状
のもので、その中間部を軸102を介して前記支持基部13
に回動可能に軸着している。そして、左右の天秤部材10
1の後端同士は連結金具103により剛着されており、その
連結部分から背支杆104を後上方に向けて延出させてい
る。また、前記支持基部13の上には、座受枠105が配設
してある。そして座受枠105の前端部を、前リンクメン
バ106を介して前記支持基部13の前端部に連結するとと
もに、その後端部を後リンクメンバ107を介して前記両
天秤部材101の後端部に接続している。すなわち、座受
枠105の前端部に左右の前リンクメンバ106の上枢着端を
軸108を介して枢着するとともに、これら両前リンクメ
ンバ106の下枢着端を前記支持基部13に、軸109を介して
枢着している。また、座受枠105の後端部に左右の後リ
ンクメンバ107の上枢着端を軸111を介して枢着するとと
もに、これら両後リンクメンバ107の下枢着端を前記天
秤部材101の後端部に軸112を介して枢着している。そし
て、前記両天秤部材101の前端部に前後に伸びる長孔113
をそれぞれ設け、その長孔113を前記前リンクメンバ106
の後枢着点に設けた軸110に摺回動可能に連設してい
る。なお、前記支持基部13の側壁中間部には中間軸114
を架設し、この中間軸114と前記軸108との間に主スプリ
ング115を張設して、前記座受枠105を後方に弾性付勢し
ている。また、前記軸109には補助スプリング116を巻装
し、この補助スプリング116により前記座受枠105を同一
方向に付勢し得るようにしている。補助スプリング116
の一端は、スプリング力調節機構117により係止されて
おり、その係止位置を変更することによって、前記補助
スプリング116による付勢力を調節することができるよ
うにしている。
そして、前記座受枠105の前端部及び前記背支杆104の上
端に、第4図及び第5図に示すように、それぞれ横長ブ
ラケット118、119を固設し、その横長ブラケット118、1
19に前記インナーシェル2を取着している。
インナーシェル2は、第4図〜第8図に示すように、座
対応部分21と、背もたれ対応部分22とを一体に成形して
なる側面視L字形のもので、ポリプロピレン等の弾性変
形可能な合成樹脂により作られている。座対応部分21
は、左右両側縁21b及び中央部分が若干持ち上がった形
状をなしており、両側縁近傍部21sの前寄り部分にナッ
ト23を固設してある。そして、前記横長ブラケット118
の両端近傍部を貫通させて前記ナット23に螺着した図示
しないボルトにより、このインナーシェル2を座受枠10
5に取着している。なおこの実施例のものは、インナー
シェル2の中央部前寄り部分にもナット25が固設してあ
り、座受枠105の前端部を貫通させてそのナット25に螺
着した図示しない補助ボルトによりインナーシェル2の
取付強度を高めている。背もたれ対応部分22は、左右両
側縁22aが前出する方向に若干湾曲した形状をなしてお
り、いわゆる背もたれ点と略同一高さ位置における両側
縁近傍部22dにナット26を固設してある。そして、前記
横長ブラケット119の両端近傍部を貫通させたボルト27
を前記ナット26に螺着することにより、このインナーシ
ェル2を背支杆104に接続している。なお、このインナ
ーシェル2の座対応部分21と背もたれ対応部分22との境
界部分28は、左右両側縁28aが前出する方向の湾曲度合
を略零に設定してあり、側面視半円弧状をなして後方に
膨出するように湾曲させてある。そして、この境界部分
28に、上下に伸びる2本の平行なスリット29を設けてい
る。これら両スリット29の下端29a側は座対応部分21の
後部にまで伸びているとともに、上端29b側は背もたれ
対応部分22の背もたれ点よりも高い位置にまで延出して
おり、これら両スリット29間に位置する部分22bは前方
へせり出している。
このインナーシェル2の座対応部分21の前縁部21fは、
前方に向かって滑らかに降下する形状をなしており、そ
の前端部21fの上面に複数の突起200を一体に突設してい
る。突起200は、例えば、第6図及び第7図に示すよう
に、紡錘形をなしており、座面に対した約45°の角度を
なすように斜め前上方に向けて突出させてある。
そして、このインナーシェル2の上面2a側に、クッショ
ン材7を介して外装材8を張設している。クッション材
7は、例えば、ウレタン樹脂等による成形品であり、外
装材8は、布の内面にウレタンシート等を貼着してな
る。クッション材7は、インナーシェル2に直接添接さ
せてあり、座対応部分21の前縁部21fにおいては、第7
図に示すように、このクッション材7の下面7aに前記突
起200を食い込むようにして係合させてある。外装材8
の周縁部8aは、第7図及び第8図に示すように、インナ
ーシェル2の下面2b及び背面2c側に導いてあり、該外装
材8全体に所定の張力を付与した状態で、多数のタッカ
81を用いて該インナーシェル2に止着してある。
一方、アウターシェル3は、第4図〜第8図に示すよう
に、座対応部分31と、背もたれ対応部分32とを一体に成
形してなる側面視L字形のもので、ポリプロピレン等の
弾性変形可能な合成樹脂により作られている。座対応部
分31は、球面的に下方に膨出する形状をなしており、そ
の中央部には前後に長い矩形の開口部33を備えている。
背もたれ対応部分32は、左右両側縁32aが前出する方向
に湾曲した形状をなしており、その上縁32bから背もた
れ点に近づくにしたがって、その湾曲度合が大きくなる
ように設定してある。そして、アウターシェル3の背も
たれ点付近の湾曲度合は、同一横断面位置におけるイン
ナーシェル2の湾曲度合よりも大きくしてある。なお、
このアウターシェル3の座対応部分31と背もたれ対応部
分32との境界部分34は、左右両側縁34aが前出する方向
の湾曲度合は略零に設定してあり、側面視半円弧状をな
して後方に膨出するように湾曲させてある。そして、こ
のアウターシェル3における背もたれ対応部分32の基端
近傍部分、すなわち、前記境界部分34の上部を、インナ
ーシェル2における背もたれ対応部分22の基端近傍部
分、すなわち、前記境界部分28の上部に接近させてい
る。
アウターシェル3のインナーシェル2に対する取付構造
は次のようである。まず、アウターシェル3の座対応部
分31の前縁部31f及び側縁近傍部31sは、インナーシェル
2の座対応部分21の前縁部21f及び側縁近傍部21sにねじ
止めしてある。すなわち、インナーシェル2の下面2b、
詳しくは、座対応部分21における前縁部21fの下面及び
側縁近傍部21sの下面に、第6図及び第7図に示すよう
に、複数のピン251、252、253、254を、その軸線を平行
に揃えて突設するとともに、前記アウターシェル3の上
面3a、詳しくは、座対応部分31における前縁部31fの上
面及び側縁近傍部31sの上面に、第6図及び第7図に示
すように、筒部351、352、353、354を、その軸線を前記
ピン251、252、253、254の軸線にそれぞれ一致させて突
設し、それら各筒部351、352、353、354に前記各ピン25
1、252、253、254を嵌合させて前記アウターシェル3を
前記インナーシェル2に装着している。そして、前記軸
線と合致する方向から螺装したボルト355によりそのア
ウターシェル3の座対応部分31をインナーシェル2の座
対応部分21に止着している。具体的には、特定のピン25
1、254の先端面に軸線に沿ったねじ孔251a、254aを設け
るとともに、そのピン251、254に嵌合する筒部351、354
の外方端にアウターシェル3の下面3b側に開口するボル
ト挿通孔351a、354aを穿設し、そのボルト挿通孔351a、
354aを通して前記ピン251、254のねじ孔251a、254aに螺
着したボルト355によりアウターシェル3の座相当部分3
1をインナーシェル2の座対応部分21に止着している。
なお、この実施例では、前記各突起200の突出方向を、
前記各ピン251の軸線Rに一致させており、前記ねじ孔2
51aの内方端を、前記突起200内にまで至らせている。
一方、アウターシェル3の境界部分34はインナーシェル
2の境界部分28に接続していない。
また、アウターシェル3の背もたれ対応部分32の側縁近
傍部32c及び上縁近傍部32dは、爪による係合構造を採っ
ている。具体的には、第6図に示すように、アウターシ
ェル3の側縁近傍部32cに側面視L字形に屈曲する上向
爪301と、内側にアンダーカット部を有した第1の内向
爪302と、同じく内側にアンダーカット部を有した第2
の内向爪303とを、下から順に所定間隔で突設するとと
もに、上縁近傍部32dに下側にアンダーカット部を有し
た下向爪304を一体に突設している。また、インナーシ
ェル2の前記各爪301、302、303、304に対応する部位
に、係合孔201、202、203、204を穿設している。そし
て、前記上向爪301を対応する係合孔201の上縁部に所要
量上下方向に移動可能に係合させるとともに、前記両内
向爪302、303を対応する係合孔202、203の開口縁内寄部
分202a、203aに、また、前記下向爪304を対応する係合
孔204の開口縁下寄部分204aにそれぞれ部材の弾性変形
を利用して係合させている。なお、第1の内向爪302
は、上下方向に伸びる直壁状のもので、それに対応する
係合孔202の開口縁内寄部分202aは、直線状に形成して
あり、係合状態においても、前記内向爪302が係合孔202
に対して上下方向に摺動し得るようにしてある。そし
て、前記係合孔202の開口縁外寄部分から厚み方向に変
形可能な舌片202cを一体に突設し、その舌片202cの自由
端を開口縁内寄部分202aに係合する前記内向爪302の外
面に当接させるようにしている。第2の内向爪303は、
下向爪304と同様な半月形をなすものであるが、この第
2の内向爪303も係合状態において、若干上下方向に移
動し得るように係合孔203の寸法が設定してある。これ
らの爪301、302、303、304と対応する各係合孔201、20
2、203、204との係合深さ及び係合方向は、通常の使用
状態においては外れることがないように設定してある。
以上のようにしてインナーシェル2にアウターシェル3
を取着しているが、このアウターシェル3の開口部33を
閉塞する位置には、第3図、第4図及び第6図に示すよ
うに、固定シェル6を配設している。しかして、この固
定シェル6は、ボルトを用いて、支持ユニット1の支持
基部13の下面に着脱可能に取着してある。
次いで、この椅子の作動を説明する。
第3図及び第4図の実線に示す基準姿勢においては、背
もたれ5が起立し、且つ、座4が最後退位置に保持され
ている。この基準姿勢は、執務等を行うのに適してい
る。この基準姿勢から使用者が、その背中で前記背もた
れ5を後方に押圧操作すると、この背もたれ5ととも
に、天秤部材101が支点をなす軸102を中心にして後方に
回動する。その結果、その天秤部材101の前端部が上動
し、前リンクメンバ106が前方へ回動させられる。それ
により座受枠105が前動し、天秤部材101の後端に支持さ
れた後リンクメンバ107も前方へ回動する。この際、後
リンクメンバ107の回動によりその上枢着点の軸111が上
昇する度合いよりも、後リンクメンバ107全体が天秤部
材101の回動に伴って降下する度合いが大きく設定して
あるので、座4は見掛上、後端部を徐々に沈下させつつ
前動して、第4図に想像線で示す休息姿勢に至ることに
なる。
このように作動させて使用することができるが、この椅
子では、インナーシェル2の座対応部分21の前端部21f
に、複数の突起200を突設しておき、この突起200をクッ
ション材7の下面7aに係合させているので、クッション
材7の前縁部7bが後方に位置ずれを起こすのを、有効に
防止することができる。特に、この実施例では、突起20
0が斜め前上方に向けて突設してあるので、クッション
材7の前縁部に後方への付勢力が作用すると、そのクッ
ション材7の下面7aに突起200が食い込み勝手になるた
め、クッション材7と突起200との係合がより確実なも
のとなる。したがって、突起200によりクッション材7
の位置ずれを効果的に防止することが可能となる。
また、この実施例では、アウターシェル3をインナーシ
ェル2に止着するためのねじ孔251aを、前記突起200内
に至るように設けているので、この突起200が補強用の
肉盛部として役割をも担うことになる。そのため、イン
ナーシェル2の前縁部21fをアウターシェル3の止着強
度を損ねることなしに、スリムなものにすることができ
る。すなわち、このような突起200が無い場合、又は、
有っても、その突起200をねじ孔251aと関連させて設け
ていない場合には、ボルト355の締着代を必要長さ確保
するために、インナーシェル3の前縁部21fを厚肉なも
のにする必要が生じるが、前記のように、この突起200
を利用すれば、厚肉化の必要がなくなり、座4の前縁4a
を外観的に優れたものにすることができる。
なお、本発明は、座と背もたれとが別体になった椅子に
も、適用が可能である。
[発明の効果] 本発明は、以上のような構成であるから、部品点数を全
く増大させることなしに、クッション材がインナーシェ
ルの上面に沿って位置ずれを起こすという不具合を効果
的に解消することができ、座の使いごこちや外観を長期
に亘って良好な状態に維持することができるという効果
が得られる。
また、アウターシェルをインナーシェルに止着するため
のねじ孔を、クッション材の位置ずれを防止するための
突起内にまで至らせて設けるようにすれば、その止着強
度を低下させることなしにインナーシェルの前縁部をス
リムなものにすることができ、椅子としての外観を特に
良好なものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の構成を明示するための図面
であり、第1図は側断面図、第2図はインナーシェルを
示す斜視図である。第3図〜第8図は本発明の一実施例
を示し、第3図は一部切欠した側面図、第4図は内部を
示す側断面図、第5図は一部を省略した平断面図、第6
図は分解斜視図、第7図はイナーシェルの座対応部分と
アウターシェルの座対応部分との接合構造を示す側断面
図、第8図はインナーシェルの側縁とアウターシェルの
側縁との接合部分を示す正断面図である。 2…インナーシェル、2a…上面、2b…下面 3…アウターシェル、4…座、 5…背もたれ、7…クッション材 8…外装材、21…座対応部分 21f…前縁部、200…突起 251a…ねじ孔、355…ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮下 正光 長野県上伊那郡宮田村137番地 タカノ株 式会社内 (72)発明者 伊藤 恒太郎 長野県上伊那郡宮田村137番地 タカノ株 式会社内 (72)発明者 片桐 美義 長野県上伊那郡宮田村137番地 タカノ株 式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インナーシェルの上面側にクッション材を
    介して外装材を張設してなる椅子であって、前記インナ
    ーシェルの座対応部分の上面における少なくとも前縁部
    に突起を一体に突設していることを特徴とする椅子。
  2. 【請求項2】突起を斜め前上方に向けて突設しているこ
    とを特徴とする請求項1記載の椅子。
  3. 【請求項3】請求項1記載の椅子において、インナーシ
    ェルの下面に、前記突起内にまで至るねじ孔を開口さ
    せ、このねじ孔に螺着したボルトによりアウターシェル
    を該インナーシェルの下面に止着していることを特徴と
    する椅子。
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