JPH0773532B2 - 人工爪の作製方法およびその作製用キツト - Google Patents
人工爪の作製方法およびその作製用キツトInfo
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- JPH0773532B2 JPH0773532B2 JP1831286A JP1831286A JPH0773532B2 JP H0773532 B2 JPH0773532 B2 JP H0773532B2 JP 1831286 A JP1831286 A JP 1831286A JP 1831286 A JP1831286 A JP 1831286A JP H0773532 B2 JPH0773532 B2 JP H0773532B2
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、主として手指の爪の美化、装飾に用いるため
の、個々の人の爪部の形状に適合させることのできる人
工爪の新規作製方法およびそれに用いる作製用キットに
関する。
の、個々の人の爪部の形状に適合させることのできる人
工爪の新規作製方法およびそれに用いる作製用キットに
関する。
発明の背景 近年、特に女性の手指の爪の美化、装飾のため爪を伸長
し、美しい形状に整えることがよく行なわれるようにな
り、そのために、自分の生爪を伸長するばかりでなく、
所望の形状に成形した合成樹脂製の人工爪も使用される
ようになっている。このような人工爪は、一般に、生爪
の先端部に接着して用いるものと、生爪全体に接着して
用いるものに大別される。
し、美しい形状に整えることがよく行なわれるようにな
り、そのために、自分の生爪を伸長するばかりでなく、
所望の形状に成形した合成樹脂製の人工爪も使用される
ようになっている。このような人工爪は、一般に、生爪
の先端部に接着して用いるものと、生爪全体に接着して
用いるものに大別される。
しかしながら、これらの人工爪は画一的に成形されてお
り、基本的に、人工爪と各個人の生爪の湾曲が適合せ
ず、その接着には、例えば、シアノアクリレート系のい
わゆる瞬間接着剤のような強力な接着剤が必要となる。
そのために、一度接着すると、人工爪を剥離することが
困難になることがある。また、生爪先端部に接着する型
のものは、接着に手間がかかり、生爪部分と整合させる
ための修正が必要となる問題がある。
り、基本的に、人工爪と各個人の生爪の湾曲が適合せ
ず、その接着には、例えば、シアノアクリレート系のい
わゆる瞬間接着剤のような強力な接着剤が必要となる。
そのために、一度接着すると、人工爪を剥離することが
困難になることがある。また、生爪先端部に接着する型
のものは、接着に手間がかかり、生爪部分と整合させる
ための修正が必要となる問題がある。
ところが、歯科技工における技術を応用することによ
り、各個人の生爪の形状、湾曲に適合する、かつ、強力
な接着剤を用いずに、粘着剤で簡単に生爪に装着でき、
脱着も容易な人工爪が得られることが判明した。
り、各個人の生爪の形状、湾曲に適合する、かつ、強力
な接着剤を用いずに、粘着剤で簡単に生爪に装着でき、
脱着も容易な人工爪が得られることが判明した。
発明の開示 本発明は、装着を希望する人の、爪およびその周辺組織
を含む指先部の精密印象からその石膏模型を作製し、そ
の先端部にワックスで、所望の長さ、形状、湾曲を有す
る延長台を設けてマスターモデルとし、該マスターモデ
ルの印象を取り、その印象面の石膏模型を作製して複模
型とし、複模型の爪部に所望の形状の人工爪模型を形成
し、その印象型を取り、この印象型と、人工爪模型をと
り除いた複模型の間で硬化性樹脂組成物を用いて人工爪
を形成し、ついで、仕上げ処理することからなる人工爪
の作製方法を提供するものである。また、本発明は、硬
化性樹脂組成物と、石膏、ワックス、印象材、仕上げ処
理用研磨用具、硬化樹脂離型剤、人工爪装着用粘着剤お
よび人工爪脱着用リムーバーからなる群から選ばれる少
なくとも1種の材料、器具とを組合わせてなる人工爪作
製用キットも提供する。
を含む指先部の精密印象からその石膏模型を作製し、そ
の先端部にワックスで、所望の長さ、形状、湾曲を有す
る延長台を設けてマスターモデルとし、該マスターモデ
ルの印象を取り、その印象面の石膏模型を作製して複模
型とし、複模型の爪部に所望の形状の人工爪模型を形成
し、その印象型を取り、この印象型と、人工爪模型をと
り除いた複模型の間で硬化性樹脂組成物を用いて人工爪
を形成し、ついで、仕上げ処理することからなる人工爪
の作製方法を提供するものである。また、本発明は、硬
化性樹脂組成物と、石膏、ワックス、印象材、仕上げ処
理用研磨用具、硬化樹脂離型剤、人工爪装着用粘着剤お
よび人工爪脱着用リムーバーからなる群から選ばれる少
なくとも1種の材料、器具とを組合わせてなる人工爪作
製用キットも提供する。
かくして、本発明の方法を実施するには、まず、印象材
を用いて、人工爪装着を希望する人の爪およびその周辺
組織を含む指先部の精密印象を取り、これに石膏を流し
込んで石膏模型を作製する。用いる印象材、石膏は歯科
技工における義歯作製に用いられるものでよく、印象材
としては、例えば、公知のシリコーン印象材、石膏、ワ
ックス、アルギネート印象材、寒天印象材、モデリング
コンパウンド、亜鉛華−ユージノール印象材などが挙げ
られるが、印象精度、操作方法、寸法安定性などの点で
シリコーン印象材が特に好ましい。特に、粘度の異なっ
たシリコーン印象材を2種類用いると操作が容易で、例
えば、シリンジ等で射出可能な抵粘度型のシリコーン印
象材と、ベースと触媒を混練する高粘度型のシリコーン
印象材を用い、まず、低粘度型印象材を気泡の混入をさ
けながら、被印象面に均一に流し、その上を、裏打ちす
るように高粘度型印象材で覆い圧接して印象を取ること
ができる。石膏としては、α−半水石膏である硬石膏あ
るいは超硬石膏が挙げられ、一定量の水と均一に混練し
て5〜10分程度で硬化完了するものが好ましい。
を用いて、人工爪装着を希望する人の爪およびその周辺
組織を含む指先部の精密印象を取り、これに石膏を流し
込んで石膏模型を作製する。用いる印象材、石膏は歯科
技工における義歯作製に用いられるものでよく、印象材
としては、例えば、公知のシリコーン印象材、石膏、ワ
ックス、アルギネート印象材、寒天印象材、モデリング
コンパウンド、亜鉛華−ユージノール印象材などが挙げ
られるが、印象精度、操作方法、寸法安定性などの点で
シリコーン印象材が特に好ましい。特に、粘度の異なっ
たシリコーン印象材を2種類用いると操作が容易で、例
えば、シリンジ等で射出可能な抵粘度型のシリコーン印
象材と、ベースと触媒を混練する高粘度型のシリコーン
印象材を用い、まず、低粘度型印象材を気泡の混入をさ
けながら、被印象面に均一に流し、その上を、裏打ちす
るように高粘度型印象材で覆い圧接して印象を取ること
ができる。石膏としては、α−半水石膏である硬石膏あ
るいは超硬石膏が挙げられ、一定量の水と均一に混練し
て5〜10分程度で硬化完了するものが好ましい。
ついで、得られた石膏模型の先端部にワックスで、所望
の長さ、形状、湾曲を有する延長台を設けてマスターモ
デルを作成する。ワックスも義歯作製に用いられるもの
でよく、特に、パラフィンワックスが好ましい。
の長さ、形状、湾曲を有する延長台を設けてマスターモ
デルを作成する。ワックスも義歯作製に用いられるもの
でよく、特に、パラフィンワックスが好ましい。
さらに、得られたマスターモデルから、前記と同様に印
象材で印象をとり、印象面の石膏模型を作成し、これを
複模型とする。
象材で印象をとり、印象面の石膏模型を作成し、これを
複模型とする。
この複模型の爪部に、前記のワックスまたは金属箔、例
えば、スズ箔のような適当な材料で所望の形状の人工爪
模型を作成し、前記と同様に印象材、好ましくは、高粘
度型印象材で印象型(以下、コアという)をとる。
えば、スズ箔のような適当な材料で所望の形状の人工爪
模型を作成し、前記と同様に印象材、好ましくは、高粘
度型印象材で印象型(以下、コアという)をとる。
ついで、人工爪模型を複模型から除き、この複模型と、
得られたコアとの間で硬化性樹脂組成物を用いて人工爪
を形成させる。硬化性樹脂組成物としては、ポリエステ
ル樹脂、エポキシ樹脂(2剤型)も使用できるが、操作
性、人工爪のしなやかさの面から、アクリル系樹脂が好
ましい。例えば、ポリメチルメタクリレートを主成分と
する粉剤と、メチルメタクリレートまたはエチルメタク
リレートを主成分とし、第3級アミン触媒、例えば、N,
N−ジメチル−p−メルイジンを含有する液剤とからな
る2剤形で使用時に適宜混合して重合硬化させる組成
物、あるいは同様な粉剤と、メチルメタクリレートまた
はエチルメタクリレートを主成分とし、光増感剤、例え
ば、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエー
テル、ベンゾインブチルエーテルなどを含有する液剤と
からなる2剤形で使用後に適宜混合し、紫外線等の照射
により重合硬化させる組成物が挙げられ、各成分の配合
量あるいは粉剤と液剤の混合比は、所望の人工爪の性状
に応じて適宜選択できるが、通常、粉剤:液剤の重量比
が1:2〜3、好ましくは1:2.5にすることが望ましい。こ
の人工爪の形成は、例えば、複模型の爪部に樹脂組成物
を必要量盛りつけ、コアを圧接して行なう。触媒型の硬
化性樹脂組成物を用いた場合は、そのまま放置(例え
ば、30分間程度)して重合、硬化させる。光増感剤を含
有した組成物を用いた場合は、コアを圧接後、コアを静
かに除き、水素放電管、キセノン放電管、水銀ランプ、
金属ハロゲン化物ランプ等で所定時間照射して重合、硬
化させる。硬化複模型から硬化成形された人工爪を剥離
させる。
得られたコアとの間で硬化性樹脂組成物を用いて人工爪
を形成させる。硬化性樹脂組成物としては、ポリエステ
ル樹脂、エポキシ樹脂(2剤型)も使用できるが、操作
性、人工爪のしなやかさの面から、アクリル系樹脂が好
ましい。例えば、ポリメチルメタクリレートを主成分と
する粉剤と、メチルメタクリレートまたはエチルメタク
リレートを主成分とし、第3級アミン触媒、例えば、N,
N−ジメチル−p−メルイジンを含有する液剤とからな
る2剤形で使用時に適宜混合して重合硬化させる組成
物、あるいは同様な粉剤と、メチルメタクリレートまた
はエチルメタクリレートを主成分とし、光増感剤、例え
ば、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエー
テル、ベンゾインブチルエーテルなどを含有する液剤と
からなる2剤形で使用後に適宜混合し、紫外線等の照射
により重合硬化させる組成物が挙げられ、各成分の配合
量あるいは粉剤と液剤の混合比は、所望の人工爪の性状
に応じて適宜選択できるが、通常、粉剤:液剤の重量比
が1:2〜3、好ましくは1:2.5にすることが望ましい。こ
の人工爪の形成は、例えば、複模型の爪部に樹脂組成物
を必要量盛りつけ、コアを圧接して行なう。触媒型の硬
化性樹脂組成物を用いた場合は、そのまま放置(例え
ば、30分間程度)して重合、硬化させる。光増感剤を含
有した組成物を用いた場合は、コアを圧接後、コアを静
かに除き、水素放電管、キセノン放電管、水銀ランプ、
金属ハロゲン化物ランプ等で所定時間照射して重合、硬
化させる。硬化複模型から硬化成形された人工爪を剥離
させる。
なお、硬化成形された人工爪のコア、複模型からの剥離
を容易にするため、硬化性樹脂組成物の盛りつけ前に、
コア、複模型の表面に硬化樹脂離型剤、例えば、アルギ
ン酸塩溶液などを均一に塗布しておいてもよい。また、
用いる樹脂組成物に適宜着色を施すことも可能であり、
さらに、宝石の小粒等を硬化前の人工爪中に埋込むこと
等も可能で、これにより、爪の美化、装飾効果をさらに
向上させることができる。
を容易にするため、硬化性樹脂組成物の盛りつけ前に、
コア、複模型の表面に硬化樹脂離型剤、例えば、アルギ
ン酸塩溶液などを均一に塗布しておいてもよい。また、
用いる樹脂組成物に適宜着色を施すことも可能であり、
さらに、宝石の小粒等を硬化前の人工爪中に埋込むこと
等も可能で、これにより、爪の美化、装飾効果をさらに
向上させることができる。
成形された人工爪は、さらに、マスターモデルの爪に適
合するように、研磨用具を用いて仕上げ処理する。研磨
用具としては、各種のヤスリ、ブラシおよびバフと亜鉛
華、酸化鉄粉末などが挙げられる。
合するように、研磨用具を用いて仕上げ処理する。研磨
用具としては、各種のヤスリ、ブラシおよびバフと亜鉛
華、酸化鉄粉末などが挙げられる。
仕上げ処理して得られた人工爪は、装着者の爪の形状、
湾曲に適用しているので、従来のごとく、強力な接着剤
は必要なく、市販の水溶性澱粉糊や、ロジン含有アクリ
ルラテックスエマルジョンのような粘着剤で簡単に生爪
の上に装着でき、また、脱着も、市販のリムーバー、例
えば、アセトンを主成分とするもので簡単に行なえる。
湾曲に適用しているので、従来のごとく、強力な接着剤
は必要なく、市販の水溶性澱粉糊や、ロジン含有アクリ
ルラテックスエマルジョンのような粘着剤で簡単に生爪
の上に装着でき、また、脱着も、市販のリムーバー、例
えば、アセトンを主成分とするもので簡単に行なえる。
なお、本発明の方法は、全工程を一度に連続して行なう
ことも可能であるが、能率の向上から、装着者の指部の
精密印象の採取あるいはマスターモデルの作製までの工
程と、それ以降、人工爪の成形、仕上げまでの工程を別
々に行なうことも可能である。
ことも可能であるが、能率の向上から、装着者の指部の
精密印象の採取あるいはマスターモデルの作製までの工
程と、それ以降、人工爪の成形、仕上げまでの工程を別
々に行なうことも可能である。
本発明の人工爪作製用キットは、前記の硬化性樹脂組成
物と、石膏、ワックス、印象材、仕上げ処理用研磨用
具、硬化樹脂離型剤、粘着剤およびリムーバーからなる
群から選ばれる少なくとも1種の材料、器具を適当量、
適宜包装して組合わせてなるものである。
物と、石膏、ワックス、印象材、仕上げ処理用研磨用
具、硬化樹脂離型剤、粘着剤およびリムーバーからなる
群から選ばれる少なくとも1種の材料、器具を適当量、
適宜包装して組合わせてなるものである。
実施例 つぎに添付の図面を用いて本発明の方法をさらに詳しく
説明する。
説明する。
装着希望者の手指から、低粘度型シリコーン印象材およ
び高粘度型シリコーン印象材を用いて採取した精密印象
中に、ラバーボールとスパチュラを用いて水と混練した
硬石膏を流し込み、10分間放置後、取出して、第1図の
斜視図に示すような手指の石膏模型1を作製する。得ら
れた石膏模型1の先端に、第2図の斜視図に示すよう
に、爪部2の形状、湾曲に応じ、所望の長さの延長台3
をワックスで作成し、それをマスターモデル4とする。
マスターモデル4の印象を前記と同様にシリコーン印象
材で採取し、同様に石膏を用いて第3図の斜視図に示す
ように複模型5を作製する。この複模型5の爪部6に、
第4図の斜視図に示すごとく、ワックスで所望の形状の
人工爪模型7を形成する。ついで、高粘度型シリコーン
印象材で人工爪の形状を印象し、第5図の斜視図に示す
ごとく、コア8とする。複模型5上の人工爪模型7を熱
湯で流して取り除き、複模型5の爪部6およびコア8の
印象面にアルギン酸ナトリウム水溶液を均一に塗布後、
ポリメチルメタクリレートを主成分とする粉末と、N,N
−ジメチル−p−トルイジンを含有するメチルメタクリ
レートを主成分とする溶剤の混練物を適当量、複模型5
の爪部6に盛りつけ、それにコア8の印象面を圧接して
30分間放置し、混練物を重合、硬化させ、人工爪を成形
する。これを、マスターモデル4の爪部に適合するよう
に研磨して第6図の斜視図に示すごとく所望の人工爪9
を得る。
び高粘度型シリコーン印象材を用いて採取した精密印象
中に、ラバーボールとスパチュラを用いて水と混練した
硬石膏を流し込み、10分間放置後、取出して、第1図の
斜視図に示すような手指の石膏模型1を作製する。得ら
れた石膏模型1の先端に、第2図の斜視図に示すよう
に、爪部2の形状、湾曲に応じ、所望の長さの延長台3
をワックスで作成し、それをマスターモデル4とする。
マスターモデル4の印象を前記と同様にシリコーン印象
材で採取し、同様に石膏を用いて第3図の斜視図に示す
ように複模型5を作製する。この複模型5の爪部6に、
第4図の斜視図に示すごとく、ワックスで所望の形状の
人工爪模型7を形成する。ついで、高粘度型シリコーン
印象材で人工爪の形状を印象し、第5図の斜視図に示す
ごとく、コア8とする。複模型5上の人工爪模型7を熱
湯で流して取り除き、複模型5の爪部6およびコア8の
印象面にアルギン酸ナトリウム水溶液を均一に塗布後、
ポリメチルメタクリレートを主成分とする粉末と、N,N
−ジメチル−p−トルイジンを含有するメチルメタクリ
レートを主成分とする溶剤の混練物を適当量、複模型5
の爪部6に盛りつけ、それにコア8の印象面を圧接して
30分間放置し、混練物を重合、硬化させ、人工爪を成形
する。これを、マスターモデル4の爪部に適合するよう
に研磨して第6図の斜視図に示すごとく所望の人工爪9
を得る。
得られた人工爪9は装着希望者の手指の爪の湾曲に適合
しており、市販の水溶性澱粉糊でも簡単に装着でき、ま
た、めくり取るだけで脱着できる。
しており、市販の水溶性澱粉糊でも簡単に装着でき、ま
た、めくり取るだけで脱着できる。
第1図は本発明方法で用いる石膏模型の斜視図、第2図
はマスターモデルの斜視図、第3図は複模型の斜視図、
第4図は人工爪模型を形成した複模型の斜視図、第5図
はコアの印象面の斜視図、第6図は得られた人工爪の斜
視図である。 図面中の主な符号はつぎのものを意味する。 1:石膏模型、3:延長台、4:マスターモデル、5:複模型、
7:人工爪模型、8:コア、9:人工爪。
はマスターモデルの斜視図、第3図は複模型の斜視図、
第4図は人工爪模型を形成した複模型の斜視図、第5図
はコアの印象面の斜視図、第6図は得られた人工爪の斜
視図である。 図面中の主な符号はつぎのものを意味する。 1:石膏模型、3:延長台、4:マスターモデル、5:複模型、
7:人工爪模型、8:コア、9:人工爪。
Claims (2)
- 【請求項1】爪およびその周辺組織を含む指先部の精密
印象からその石膏模型を作製し、その先端部にワックス
で、所望の長さ、形状、湾曲を有する延長台を設けてマ
スターモデルとし、該マスターモデルの印象を取り、そ
の印象面の石膏模型を作製して複模型とし、複模型の爪
部に所望の形状の人工爪模型を形成し、その印象型を取
り、この印象型と、人工爪模型をとりのぞいた複模型の
間で硬化性樹脂組成物を用いて人工爪を形成し、つい
で、仕上げ処理することを特徴とする人工爪の作製方
法。 - 【請求項2】硬化性樹脂組成物と、石膏、ワックス、印
象材、仕上げ処理用研磨用具、硬化樹脂離型剤、人工爪
装着用粘着剤および人工爪脱着用リムーバーからなる群
から選ばれる少なくとも1種の材料、器具とを組合わせ
てなることを特徴とする人工爪作製用キット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1831286A JPH0773532B2 (ja) | 1986-01-29 | 1986-01-29 | 人工爪の作製方法およびその作製用キツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1831286A JPH0773532B2 (ja) | 1986-01-29 | 1986-01-29 | 人工爪の作製方法およびその作製用キツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62176405A JPS62176405A (ja) | 1987-08-03 |
JPH0773532B2 true JPH0773532B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=11968091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1831286A Expired - Lifetime JPH0773532B2 (ja) | 1986-01-29 | 1986-01-29 | 人工爪の作製方法およびその作製用キツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0773532B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6190593B1 (en) | 1999-02-15 | 2001-02-20 | Satoru Baba | Method for manufacturing a false nail chip |
JP2010131222A (ja) * | 2008-12-05 | 2010-06-17 | Masaichi Ro | 付け爪用ベースの作製方法及びこの付け爪用ベースを用いた付け爪の作製方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020092755A (ja) * | 2018-12-11 | 2020-06-18 | 真愛 森川 | ネイル用アクセサリー及びその製造方法 |
-
1986
- 1986-01-29 JP JP1831286A patent/JPH0773532B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6190593B1 (en) | 1999-02-15 | 2001-02-20 | Satoru Baba | Method for manufacturing a false nail chip |
JP2010131222A (ja) * | 2008-12-05 | 2010-06-17 | Masaichi Ro | 付け爪用ベースの作製方法及びこの付け爪用ベースを用いた付け爪の作製方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62176405A (ja) | 1987-08-03 |
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