JPH077342U - 収穫機の操縦部構造 - Google Patents

収穫機の操縦部構造

Info

Publication number
JPH077342U
JPH077342U JP3568293U JP3568293U JPH077342U JP H077342 U JPH077342 U JP H077342U JP 3568293 U JP3568293 U JP 3568293U JP 3568293 U JP3568293 U JP 3568293U JP H077342 U JPH077342 U JP H077342U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operator
standing
posture
elastic plate
cockpit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3568293U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2587447Y2 (ja
Inventor
太 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP1993035682U priority Critical patent/JP2587447Y2/ja
Publication of JPH077342U publication Critical patent/JPH077342U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2587447Y2 publication Critical patent/JP2587447Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 立ったり座ったりを頻繁に繰り返すのに支障
をきたすことなく、立姿勢の操縦者の体の安定化を図
る。 【構成】 立姿勢の操縦者の脚に当接してその体を支え
る作用位置と、操縦席6の前方の腰壁7上部に沿った収
容位置とに出退切換可能な弾性板状体9を設けてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コンバインやその他の乗用型収穫機であって、操縦席の前方に収穫 部を配設した収穫機に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の収穫機では、刈取前処理部の前端を見通して条合わせを行ったり、収 穫部での作業状態を確かめたりするために、操縦者が操縦部で立ち上がったまま で操縦することがあり、この場合に、立姿勢の操縦者の体勢を安定させることが できるように、背凭を一体化した座席を前方側に回動させて操縦者の腰を受け止 め支持するように構成したものが提案されている(実開平2−96828号公報 参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来構成では、座席を前傾姿勢にすることで立姿勢の操縦者 の体勢は安定するものの、前傾姿勢の椅子に腰を下ろすには座り心地も悪く窮屈 で却って安定性にも欠ける嫌があり、かと言って一々座席を元の姿勢に戻すのも 面倒で非能率であり、頻繁に立ったり座ったりしながら収穫作業を行う場合には 、必ずしも好都合なものとは言い難いものであった。 本考案の目的は、上記実情に鑑み、立姿勢の操縦者の体勢を安定させるための 構成を、立ったり座ったりすることに支障を来しにくいものにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案による収穫機の操縦部構造の特徴構成は、立姿勢の操縦者の脚に当接し てその体を支える作用位置と、操縦席の前方の腰壁上部に沿った収容位置とに出 退切換可能な弾性板状体を設けたことにある。
【0005】
【作用】 つまり、立姿勢の操縦者の体勢を安定化させるには、必ずしも後方から腰部分 を受け止める必要はなく、操縦者は前方の収穫部の方を覗き込むようにして若干 前屈みになっていることから、操縦者の下肢部分を前方から受け止めることだけ でも体勢は安定するものであることに着目し、前方の腰壁から作用位置に起こし た弾性板状体を脚に当接させることによって操縦者の体を支えるようにしてある から、座席は常に座るのに適した姿勢にあって、操縦者が立ったり座ったりする のに全く支障がない。また、その弾性板状体は作用位置と収容位置とに出退切換 可能であるから、立って作業することが殆どない場合には収容位置にして腰壁の 上部に沿わせれば操縦席前方の足元空間を広く使える。
【0006】
【考案の効果】
その結果、作業形態に応じて、立姿操縦と着座操縦とを頻繁に繰り返す場合で も腰を下ろすのに支障を来すことなく立姿勢時の体勢の安定化を図ることができ 、他方、立つことが殆どない場合でも邪魔になることがなく、収穫作業を安定し て行える収穫機の操縦部構造を提供できた。
【0007】
【実施例】
以下、図面に基づいて、本発明をコンバインに適用した実施例を説明する。 図1に示すように、クローラ走行式の機体1の上部に、操縦部2及び脱穀装置 3を搭載し、且つ、収穫部4を前記操縦部2前方の機体1に昇降自在に付設し、 コンバインを構成してある。前記操縦部2は、エンジンボンネット5上に設けた 操縦席6及びその前方に設けた腰壁7上の操縦パネル8等からなる。
【0008】 そして、図2(イ)及び(ロ)にも示すように、前記腰壁7の上部に、その腰 壁7に沿った収容位置と、その腰壁7から操縦席6側に起立した作用位置とに位 置切換可能な弾性板状体9を設けてある。この弾性板状体9は、それに連設した ガイド板9aに形成の長孔を挿通するボルト10の締付けで位置固定可能であり 、図2(ロ)に示すように、作用位置において立姿勢の操縦者の脚に当接してそ の体を前方から支えることができるように、かつ、図2(イ)に示すように、収 容位置においては操縦席6前方の空間を広く使うことができるように構成してあ る。 つまり、立姿勢の操縦者の姿勢の安定化を図るための構成を操縦席6を姿勢変 更させることなく行えるものとし、操縦部2で頻繁に立ったり座ったりを繰り返 しても操縦し易いようにしてある。
【0009】 前記収穫部4は、図4に示すように、2条刈りであって、条別に刈り取った後 の穀稈を合流するまで搬送する各別の搬送装置11に対して、それぞれ押えバー 12を設けてある。この押えバー12は、図5に示すように、1本のピアノ線を 曲げ加工形成し、支持台13に取付姿勢変更可能に取り付けた一対の調節金具1 4の一端に握持させてあり、その調節金具14の取付姿勢変更で弾性変形して上 記各別の搬送装置11に対して位置調節できるように構成してある。
【0010】 〔別実施例〕 以下、別の実施例を説明する。 図3に示す実施例においては、弾性板状体9の真中の部分を、操縦席6側に膨 出させてあり、立姿勢の操縦者がこの弾性板状体9に体を支えさせる際に、膝で 挟むことによって、旋回時等における左右への体勢の安定化も図れるように構成 してある。
【0011】 弾性板状体9を、収容位置と作用位置とに亘って位置切換するための構成は適 宜変更自在であり、例えば、ボールデテント機構を用いて両位置での位置決めを 行うようにしたり、両位置の夫々でピンを孔に挿入して位置決めを行うようにし たり等の変更が可能である。
【0012】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの側面図
【図2】要部の断面図
【図3】別の実施例を示す斜視図
【図4】収穫部の平面図
【図5】押えレバー取付部分の下面図
【符号の説明】
4 収穫部 6 操縦席 7 腰壁 9 弾性板状体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操縦席(6)の前方に収穫部(4)を配
    設した収穫機において、立姿勢の操縦者の脚に当接して
    その体を支える作用位置と、前記操縦席(6)の前方の
    腰壁(7)上部に沿った収容位置とに出退切換可能な弾
    性板状体(9)を設けてある収穫機の操縦部構造。
JP1993035682U 1993-06-30 1993-06-30 収穫機の操縦部構造 Expired - Lifetime JP2587447Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993035682U JP2587447Y2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 収穫機の操縦部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993035682U JP2587447Y2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 収穫機の操縦部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH077342U true JPH077342U (ja) 1995-02-03
JP2587447Y2 JP2587447Y2 (ja) 1998-12-16

Family

ID=12448666

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993035682U Expired - Lifetime JP2587447Y2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 収穫機の操縦部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2587447Y2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4877947U (ja) * 1971-12-25 1973-09-26
JPS5337856U (ja) * 1976-09-07 1978-04-03
JPS5838877U (ja) * 1981-09-04 1983-03-14 東陶機器株式会社 小便器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4877947U (ja) * 1971-12-25 1973-09-26
JPS5337856U (ja) * 1976-09-07 1978-04-03
JPS5838877U (ja) * 1981-09-04 1983-03-14 東陶機器株式会社 小便器
JPH018615Y2 (ja) * 1981-09-04 1989-03-08

Also Published As

Publication number Publication date
JP2587447Y2 (ja) 1998-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4607882A (en) Chair with saddle shaped seat and members externally transversely therefrom
US5716099A (en) Chair with split reclining seat
US4565409A (en) Body support apparatus
US20030075966A1 (en) Vehicle seat for aircraft and motor vehicles
US4632455A (en) Chair with occupant assisting features
US4660884A (en) Reclining chair
US20070063563A1 (en) Tiltable chair accommodating male and female user seating position preferences
EP0941679B1 (en) Rocking and gliding mechanism
JPH077342U (ja) 収穫機の操縦部構造
US5213395A (en) Adjustable seating assembly
US2702074A (en) Chair
JP2000005236A (ja) 車椅子用頭部等の支持装置
JPS6226262Y2 (ja)
KR101125461B1 (ko) 인간공학적 콤바인용 시트
US11554689B2 (en) Seating arrangement
US20060131941A1 (en) Two way seat
AU640409B2 (en) Improved adjustable seating assembly
JPH0647314Y2 (ja) 椅 子
JPH0722259Y2 (ja) 電動車輌のシートスライド装置
JPS6345418Y2 (ja)
JPS6034192Y2 (ja) リクライニングシ−ト
KR200164630Y1 (ko) 의자등받이의쿠션장치
JP3084991U (ja) 椅 子
KR900005971Y1 (ko) 의자
KR200308335Y1 (ko) 의자의 시트쿠션 마운팅 플레이트