JPH0773257B2 - 情報通信処理装置 - Google Patents
情報通信処理装置Info
- Publication number
- JPH0773257B2 JPH0773257B2 JP1082088A JP8208889A JPH0773257B2 JP H0773257 B2 JPH0773257 B2 JP H0773257B2 JP 1082088 A JP1082088 A JP 1082088A JP 8208889 A JP8208889 A JP 8208889A JP H0773257 B2 JPH0773257 B2 JP H0773257B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- information
- transmission
- control unit
- length
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、少なくとも2つの制御ユニットによって情報
通信が行われたときに、送信側制御ユニットから受信側
制御ユニットへ誤った情報が送信されたことを検出する
情報通信処理装置に関する。
通信が行われたときに、送信側制御ユニットから受信側
制御ユニットへ誤った情報が送信されたことを検出する
情報通信処理装置に関する。
〔従来の技術〕 従来、複数の制御ユニットが伝送線を介して接続されて
いるときに、これらの制御ユニット間で実行される情報
通信において送信されるデータには、情報データ以外
に、送信先の制御ユニットを指定し、また送信元の制御
ユニットを特定する識別子、送信されるデータの長さを
示すデータ、及び受信されたデータに誤りがないかを確
認するエラー検出コードなどが含まれている。特に、上
記の識別子、長さを示すデータ、及びエラー検出コード
は、それぞれ別個の領域が割り当てられ、独立した情報
として送信されている。
いるときに、これらの制御ユニット間で実行される情報
通信において送信されるデータには、情報データ以外
に、送信先の制御ユニットを指定し、また送信元の制御
ユニットを特定する識別子、送信されるデータの長さを
示すデータ、及び受信されたデータに誤りがないかを確
認するエラー検出コードなどが含まれている。特に、上
記の識別子、長さを示すデータ、及びエラー検出コード
は、それぞれ別個の領域が割り当てられ、独立した情報
として送信されている。
ここで、自動車等の車両にあっては、この車両に搭載さ
れる多数の機器をそれぞれ電子的に制御することが行わ
れている。例えばマイクロコンピュータ等によって構成
されるエンジン制御用コンピュータによって、エンジン
の運転状況に対応した燃料噴射量等が演算され、この演
算結果に基づいて燃料噴射制御が実行される。また、エ
ンジンからの動力を伝達するトランスミッション、車輪
のスリップ発生を抑制するアンチスキッド、その他オー
トドライブ、サスペンションの制御等もそれぞれの制御
用コンピュータによって電子的に行われている。
れる多数の機器をそれぞれ電子的に制御することが行わ
れている。例えばマイクロコンピュータ等によって構成
されるエンジン制御用コンピュータによって、エンジン
の運転状況に対応した燃料噴射量等が演算され、この演
算結果に基づいて燃料噴射制御が実行される。また、エ
ンジンからの動力を伝達するトランスミッション、車輪
のスリップ発生を抑制するアンチスキッド、その他オー
トドライブ、サスペンションの制御等もそれぞれの制御
用コンピュータによって電子的に行われている。
これらの車両内におけける各種制御は、通常それぞれの
制御用コンピュータによって独立的に行われている。し
かしながら、互いにデータ等を交換する必要も生じるた
め、伝送線を介してそれぞれの制御用コンピュータを接
続し、情報通信を行うことが考えられている。このと
き、車両内において送信される情報は、発生頻度が高い
割にその長さが短いという性質をもっている。このた
め、情報データ以外の送信データはなるべく少ない方が
望ましい。このような要求を満足することができれば、
通信効率の向上、エラー発生の低減につながり、車両内
における情報通信に限らず一般的な情報通信に適用して
も有効であることは明らかである。
制御用コンピュータによって独立的に行われている。し
かしながら、互いにデータ等を交換する必要も生じるた
め、伝送線を介してそれぞれの制御用コンピュータを接
続し、情報通信を行うことが考えられている。このと
き、車両内において送信される情報は、発生頻度が高い
割にその長さが短いという性質をもっている。このた
め、情報データ以外の送信データはなるべく少ない方が
望ましい。このような要求を満足することができれば、
通信効率の向上、エラー発生の低減につながり、車両内
における情報通信に限らず一般的な情報通信に適用して
も有効であることは明らかである。
しかし、従来から行われている情報通信においては、情
報データ以外の送信データに対して、それぞれ別個の領
域を割り当てて独立した情報として送信しているため、
このような要求を満足することはできない。
報データ以外の送信データに対して、それぞれ別個の領
域を割り当てて独立した情報として送信しているため、
このような要求を満足することはできない。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、送信データ
の長さを示すデータとエラー検出コードとを合成して合
成データを作成し、この合計データを送信することによ
り、情報データ以外の送信データを少なくするととも
に、この合成データを用いて誤った情報が伝送されたこ
とを検出可能な情報通信処理装置を提供することを目的
とする。
の長さを示すデータとエラー検出コードとを合成して合
成データを作成し、この合計データを送信することによ
り、情報データ以外の送信データを少なくするととも
に、この合成データを用いて誤った情報が伝送されたこ
とを検出可能な情報通信処理装置を提供することを目的
とする。
上記目的を達成するために、本発明による情報通信処理
装置は、 少なくとも2つの制御ユニットによって伝送線を介して
情報通信が行われたときに、送信側から受信側へ誤った
情報が送信されたことを検出する情報通信処理装置であ
って、 送信側制御ユニットにおいて、送信データに基づいてエ
ラー検出コードを作成する作成手段と、 前記送信データの長さを示すデータと前記エラー検出コ
ードとを合成して、合成データを作成する合成手段と、 前記合成データを含む前記送信データを受信側制御ユニ
ットに送信する送信手段と、 前記受信側制御ユニットに送信された前記送信データに
基づいて、前記送信データの長さを検出する検出手段
と、 受信された前記送信データに基づいて、前記合成データ
の中からエラー検出コードを消去するように演算を行う
演算手段と、 前記検出手段によって検出された前記送信データの長さ
と、前記演算手段によって前記エラー検出コードが消去
された前記合成データとを比較し、 この比較結果に基づいて、前記受信側制御ユニットに誤
った情報が送信されたことを検出する検出手段とを備え
る構成とする。
装置は、 少なくとも2つの制御ユニットによって伝送線を介して
情報通信が行われたときに、送信側から受信側へ誤った
情報が送信されたことを検出する情報通信処理装置であ
って、 送信側制御ユニットにおいて、送信データに基づいてエ
ラー検出コードを作成する作成手段と、 前記送信データの長さを示すデータと前記エラー検出コ
ードとを合成して、合成データを作成する合成手段と、 前記合成データを含む前記送信データを受信側制御ユニ
ットに送信する送信手段と、 前記受信側制御ユニットに送信された前記送信データに
基づいて、前記送信データの長さを検出する検出手段
と、 受信された前記送信データに基づいて、前記合成データ
の中からエラー検出コードを消去するように演算を行う
演算手段と、 前記検出手段によって検出された前記送信データの長さ
と、前記演算手段によって前記エラー検出コードが消去
された前記合成データとを比較し、 この比較結果に基づいて、前記受信側制御ユニットに誤
った情報が送信されたことを検出する検出手段とを備え
る構成とする。
上記構成によれば、送信データの長さを示すデータとエ
ラー検出コードとが合成されて、送信側制御ユニットか
ら受信制御側ユニットに送信される。これにより、情報
データ以外の送信データを少なくすることができるた
め、効率の良い通信を実現することができる。また、送
信側ユニットにおいて、送信データに基づいて作成さ
れ、かつ送信データの長さを示すデータと合成されたエ
ラー検出コードは、受信側制御ユニットにおいて、受信
された送信データに基づいて合成データの中から消去さ
れるように演算される。このとき、2つの制御ユニット
間において通信が正しく行われていれば、このエラー検
出コードが合成データの中から完全に消去されるため、
残りの合成データは送信データの長さを示すデータとな
る。従って、残りの合成データが示す値と、受信側制御
ユニットにおいて検出された送信データの長さとを比較
することにより、通信が正しく行われたか否かを検出す
ることができる。
ラー検出コードとが合成されて、送信側制御ユニットか
ら受信制御側ユニットに送信される。これにより、情報
データ以外の送信データを少なくすることができるた
め、効率の良い通信を実現することができる。また、送
信側ユニットにおいて、送信データに基づいて作成さ
れ、かつ送信データの長さを示すデータと合成されたエ
ラー検出コードは、受信側制御ユニットにおいて、受信
された送信データに基づいて合成データの中から消去さ
れるように演算される。このとき、2つの制御ユニット
間において通信が正しく行われていれば、このエラー検
出コードが合成データの中から完全に消去されるため、
残りの合成データは送信データの長さを示すデータとな
る。従って、残りの合成データが示す値と、受信側制御
ユニットにおいて検出された送信データの長さとを比較
することにより、通信が正しく行われたか否かを検出す
ることができる。
以下、図面を参照して本発明の第1実施例を説明する。
第1図(a),(b)はそれぞれ送信側制御ユニットと
受信側制御ユニットとをブロック図で示したものであ
る。第1図(a),(b)に示した制御ユニットは、車
両内に設定される複数の制御用コンピュータからなる各
制御ユニットが適用される。
受信側制御ユニットとをブロック図で示したものであ
る。第1図(a),(b)に示した制御ユニットは、車
両内に設定される複数の制御用コンピュータからなる各
制御ユニットが適用される。
第1図(a)に示す送信側制御ユニットは、データパケ
ットと呼ばれる通信単位ごとに送信データを送信する。
このデータパケットには、情報データAと、データパケ
ットの長さを示すデータBに情報データAに基づいて作
成されるエラー検出コードを加えた合成データとが含ま
れる。この情報データAは、ワードと呼ばれる単位
(a1,a2,……bn)に区切られて送信され、データパケッ
トの長さデータBもワードで表現可能な長さに設定され
ている。ここで、情報データAの第1ワードa1は、識別
子(ヘッダ)と呼ばれるデータであり、ヘッダは送信先
の制御ユニットを指定し、また送信元の制御ユニットを
特定する情報や、あるいは情報データの種類を特定する
情報等を含んでいる。そして、このワードは10ビットを
単位としたものであり、ワードの始まりと終わりとを検
出するためにワードの最初と最後のビットにスタートビ
ットとストップビットとが設定されている。
ットと呼ばれる通信単位ごとに送信データを送信する。
このデータパケットには、情報データAと、データパケ
ットの長さを示すデータBに情報データAに基づいて作
成されるエラー検出コードを加えた合成データとが含ま
れる。この情報データAは、ワードと呼ばれる単位
(a1,a2,……bn)に区切られて送信され、データパケッ
トの長さデータBもワードで表現可能な長さに設定され
ている。ここで、情報データAの第1ワードa1は、識別
子(ヘッダ)と呼ばれるデータであり、ヘッダは送信先
の制御ユニットを指定し、また送信元の制御ユニットを
特定する情報や、あるいは情報データの種類を特定する
情報等を含んでいる。そして、このワードは10ビットを
単位としたものであり、ワードの始まりと終わりとを検
出するためにワードの最初と最後のビットにスタートビ
ットとストップビットとが設定されている。
第1図(a)において、加算器1はワード単位で和を計
算することができるもので、入力として受け取った情報
データAの第1ワードa1から最終ワードanまでのワード
を単位とした総和を計算する。
算することができるもので、入力として受け取った情報
データAの第1ワードa1から最終ワードanまでのワード
を単位とした総和を計算する。
変換器2はワード単位で2の補数を計算するもので、加
算器1で得られた情報データAのワードの総和の2の補
数を計算する。つまり、2進表現された情報データAの
ワードの総和の0を1に、1を0に反転し、その結果に
1を加えるという処理を行う。この変換器2で計算され
た結果、得られた値がエラー検出コードとなる。
算器1で得られた情報データAのワードの総和の2の補
数を計算する。つまり、2進表現された情報データAの
ワードの総和の0を1に、1を0に反転し、その結果に
1を加えるという処理を行う。この変換器2で計算され
た結果、得られた値がエラー検出コードとなる。
加算器3は変換器2で得られたエラー検出コードと、デ
ータパケット長さデータBとの和を計算する。この加算
器3によって得られた値が合成データとなり、受信側制
御ユニットに送信される。
ータパケット長さデータBとの和を計算する。この加算
器3によって得られた値が合成データとなり、受信側制
御ユニットに送信される。
送信機4は情報データAと加算器3で得られた合成デー
タとからなるデータパケットを通信プロトコルに従う形
で構成し、伝送線としての通信回路5を介して受信側制
御ユニットに送信する。
タとからなるデータパケットを通信プロトコルに従う形
で構成し、伝送線としての通信回路5を介して受信側制
御ユニットに送信する。
また、第1図(b)において、受信機6は通信回路5を
介して送信機4から送信されたデータパケットを受信す
る。この受信機6は、データパケットを受信する機能に
加え、データパケット内のワードの境界をスタートビッ
トとストップビットから検出し、この情報を計数器8に
伝える機能も有する。さらに、本実施例における通信プ
ロトコルでは、データパケット内にデータパケット長さ
データB専用の領域が割り当てられていないので、従来
のようにデータパケット長さデータBを利用してデータ
パケットの終了を検出することができない。そこで、受
信機6はデータパケットが終了したときのアイドル状態
(送信データか送られていない状態)によって、データ
パケットの終了を検出する機能も有する。
介して送信機4から送信されたデータパケットを受信す
る。この受信機6は、データパケットを受信する機能に
加え、データパケット内のワードの境界をスタートビッ
トとストップビットから検出し、この情報を計数器8に
伝える機能も有する。さらに、本実施例における通信プ
ロトコルでは、データパケット内にデータパケット長さ
データB専用の領域が割り当てられていないので、従来
のようにデータパケット長さデータBを利用してデータ
パケットの終了を検出することができない。そこで、受
信機6はデータパケットが終了したときのアイドル状態
(送信データか送られていない状態)によって、データ
パケットの終了を検出する機能も有する。
加算器7は加算機1と同様にワード単位で和を計算する
ことができるもので、受信機6で受信したデータパケッ
トの情報データAと合成データとについて、ワードごと
に加算して、総和を計算する。
ことができるもので、受信機6で受信したデータパケッ
トの情報データAと合成データとについて、ワードごと
に加算して、総和を計算する。
計数器8は受信機6から与えられるワード境界検出情報
に基づいて、受信されたデータパケット内のワード数、
すなわちデータパケットの長さを計数する。
に基づいて、受信されたデータパケット内のワード数、
すなわちデータパケットの長さを計数する。
比較器9は加算器7で得られた計算結果と計数器8で得
られた計数結果とを比較する。この比較の結果、2つの
値か一致していればデータパケット長さデータBを出力
し、一致していなければ受信エラー発生情報Cを出力す
る。
られた計数結果とを比較する。この比較の結果、2つの
値か一致していればデータパケット長さデータBを出力
し、一致していなければ受信エラー発生情報Cを出力す
る。
次に、本実施例の作用を第2図(a),(b)のフロー
チャートに基づいて説明する。
チャートに基づいて説明する。
第2図(a)は送信側制御ユニットの処理手順を示すフ
ローチャートであり、まず送信側を処理について説明す
る。
ローチャートであり、まず送信側を処理について説明す
る。
ステップ21において入力として与えられた情報データA
のワードごとの和を加算器1で計算し、ステップ22にお
いて、ステップ21での計算結果の2の補数を変換器2に
より計算し、エラー検出コードを作成する。このとき、
情報データAがワードごとに加算器1に与えらるのと同
様に、送信機4にも与えられる。ここまでの処理は、通
常行われているチェックサムの計算と同様である。本実
施例では、ステップ23において、このワードごとの総和
の2の補数の値にデータパケットのワード数、すなわち
データパケット長さデータBを加える。従来では、この
データパケット長さデータBを伝送するために、データ
パケット内に1ワードの専用の領域を用意していたが、
本実施例によれば、データパケット内の1ワードを節約
できることになる。この様にして作成したエラー検出コ
ードとデータパケット長さデータBとの合成データをス
テップ24において送信機4に渡し、送信側の処理を終了
する。
のワードごとの和を加算器1で計算し、ステップ22にお
いて、ステップ21での計算結果の2の補数を変換器2に
より計算し、エラー検出コードを作成する。このとき、
情報データAがワードごとに加算器1に与えらるのと同
様に、送信機4にも与えられる。ここまでの処理は、通
常行われているチェックサムの計算と同様である。本実
施例では、ステップ23において、このワードごとの総和
の2の補数の値にデータパケットのワード数、すなわち
データパケット長さデータBを加える。従来では、この
データパケット長さデータBを伝送するために、データ
パケット内に1ワードの専用の領域を用意していたが、
本実施例によれば、データパケット内の1ワードを節約
できることになる。この様にして作成したエラー検出コ
ードとデータパケット長さデータBとの合成データをス
テップ24において送信機4に渡し、送信側の処理を終了
する。
次に、第2図(b)のフローチャートを用いて受信側の
処理について説明する。
処理について説明する。
ステップ31において、データパケットのワードごとの和
を加算器7で計算する。このとき、受信機6はワードの
境界を検出するごとに計数器8にワード境界検出情報を
与えて、計数器8はデータパケットのワード数を計数す
る。本実施例においては、情報データのワードごとの総
和の2の補数をエラー検出コードとし、このエラー検出
コードにデータパケットの長さデータBを加えた合成デ
ータを情報データAとともに送信している。このため、
受信機6によって受信された情報データAと合成データ
とのワードごとの和をとれば、結果としてデータパケッ
トの長さデータBが得られる。そして、ステップ32にお
いて、この値と計数器8で計数したデータパケットの長
さとを比較する。この比較結果において、2つの値が一
致したか否かをステップ33にて判定する。そして、2つ
の値が一致していれば通信が成功しているということな
のでステップ34に進み、データパケットの長さデータB
を出力する。一方、ステップ33の比較結果において、2
つの値が一致していなければ通信エラーが発生している
ということなので、ステップ35に進み、エラー発生情報
Cを出力し、受信側の処理を終了する。
を加算器7で計算する。このとき、受信機6はワードの
境界を検出するごとに計数器8にワード境界検出情報を
与えて、計数器8はデータパケットのワード数を計数す
る。本実施例においては、情報データのワードごとの総
和の2の補数をエラー検出コードとし、このエラー検出
コードにデータパケットの長さデータBを加えた合成デ
ータを情報データAとともに送信している。このため、
受信機6によって受信された情報データAと合成データ
とのワードごとの和をとれば、結果としてデータパケッ
トの長さデータBが得られる。そして、ステップ32にお
いて、この値と計数器8で計数したデータパケットの長
さとを比較する。この比較結果において、2つの値が一
致したか否かをステップ33にて判定する。そして、2つ
の値が一致していれば通信が成功しているということな
のでステップ34に進み、データパケットの長さデータB
を出力する。一方、ステップ33の比較結果において、2
つの値が一致していなければ通信エラーが発生している
ということなので、ステップ35に進み、エラー発生情報
Cを出力し、受信側の処理を終了する。
上述のように、本実施例によれば、データパケットの長
さデータBを送信するための1ワードが節約でき、より
効率の良い通信を実現できる。
さデータBを送信するための1ワードが節約でき、より
効率の良い通信を実現できる。
さらに、データパケット受信時に、データパケットの長
さデータBを用いてデータパケットのワードの受信回数
を設定するという処理を行っていないので、データパケ
ットの長さデータBに誤りがあった場合に発生する受信
処理のロックなどの状況を回避することができる。な
お、本実施例における加算器1と変換器2が作成手段に
相当し、加算器3が合成手段に相当し、送信機4が送信
手段に相当し、計算機8が検出手段に相当し、加算器7
が演算手段に相当し、比較器9が検出手段に相当する。
さデータBを用いてデータパケットのワードの受信回数
を設定するという処理を行っていないので、データパケ
ットの長さデータBに誤りがあった場合に発生する受信
処理のロックなどの状況を回避することができる。な
お、本実施例における加算器1と変換器2が作成手段に
相当し、加算器3が合成手段に相当し、送信機4が送信
手段に相当し、計算機8が検出手段に相当し、加算器7
が演算手段に相当し、比較器9が検出手段に相当する。
また、前述の第1実施例において、加算器1により情報
データAのワードを単位とした総和を計算し、この計算
結果に対し、2の補数をとった値をエラー検出コードと
していたが、情報データAのワードを単位とした排他的
論理和を計算し、この計算結果をエラー検出コードとし
ても良い。この場合には、受信された情報データと合成
データとに関して、受信側においてもワードを単位とし
て排他的論理和を計算することにより、合成データの中
からエラー検出コードが消却され、データパケット長さ
データBを得ることができる。
データAのワードを単位とした総和を計算し、この計算
結果に対し、2の補数をとった値をエラー検出コードと
していたが、情報データAのワードを単位とした排他的
論理和を計算し、この計算結果をエラー検出コードとし
ても良い。この場合には、受信された情報データと合成
データとに関して、受信側においてもワードを単位とし
て排他的論理和を計算することにより、合成データの中
からエラー検出コードが消却され、データパケット長さ
データBを得ることができる。
以上説明したように本発明によれば、情報データ以外の
送信データを少なくすることができるため、効率の良い
通信を行うことができる。また、送信データを少なくす
ることにより、通信時のエラーの発生自体を減少させる
こともできる。
送信データを少なくすることができるため、効率の良い
通信を行うことができる。また、送信データを少なくす
ることにより、通信時のエラーの発生自体を減少させる
こともできる。
第1図(a),(b)は本発明の第1実施例における送
信側制御ユニットと受信側制御ユニットとの構成を示す
ブロック図、第2図(a),(b)は送信側制御ユニッ
トと受信側制御ユニットとの処理手順を示すフローチャ
ートである。 1,3,7……加算器,2……変換器,4……送信器,5……通信
改選,6……受信機,8……計算器,9……比較器。
信側制御ユニットと受信側制御ユニットとの構成を示す
ブロック図、第2図(a),(b)は送信側制御ユニッ
トと受信側制御ユニットとの処理手順を示すフローチャ
ートである。 1,3,7……加算器,2……変換器,4……送信器,5……通信
改選,6……受信機,8……計算器,9……比較器。
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも2つの制御ユニットによって伝
送線を介して情報通信が行われたときに、送信側から受
信側へ誤った情報が送信されたことを検出する情報通信
処理装置であって、 送信側制御ユニットにおいて、送信データに基づいてエ
ラー検出コードを作成する作成手段と、 前記送信データの長さを示すデータと前記エラー検出コ
ードとを合成して、合成データを作成する合成手段と、 前記合成データを含む前記送信データを受信側制御ユニ
ットに送信する送信手段と、 前記受信側制御ユニットに送信された前記送信データに
基づいて、前記送信データの長さを検出する検出手段
と、 受信された前記送信データに基づいて、前記合成データ
の中からエラー検出コードを消去するように演算を行う
演算手段と、 前記検出手段によって検出された前記送信データの長さ
と、前記演算手段によって前記エラー検出コードが消去
された前記合成データとを比較し、 この比較結果に基づいて、前記受信側制御ユニットに誤
った情報が送信されたことを検出する検出手段とを備え
ることを特徴とする情報通信処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1082088A JPH0773257B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 情報通信処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1082088A JPH0773257B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 情報通信処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02260934A JPH02260934A (ja) | 1990-10-23 |
JPH0773257B2 true JPH0773257B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=13764692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1082088A Expired - Lifetime JPH0773257B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 情報通信処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0773257B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07170239A (ja) * | 1993-12-15 | 1995-07-04 | Nec Corp | ペイロードポインタ方式 |
DE10001395A1 (de) * | 2000-01-14 | 2001-08-02 | Infineon Technologies Ag | Codierverfahren zur Codierung von Aktoren-Steuerbefehlen und Aktorensteuereinheit zur Steuerung von Aktoren |
JP5445526B2 (ja) * | 2011-07-12 | 2014-03-19 | 株式会社デンソー | データ通信方法及びデータ通信装置 |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP1082088A patent/JPH0773257B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02260934A (ja) | 1990-10-23 |
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