JPH0773254A - 投票端末装置 - Google Patents

投票端末装置

Info

Publication number
JPH0773254A
JPH0773254A JP22092193A JP22092193A JPH0773254A JP H0773254 A JPH0773254 A JP H0773254A JP 22092193 A JP22092193 A JP 22092193A JP 22092193 A JP22092193 A JP 22092193A JP H0773254 A JPH0773254 A JP H0773254A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ballot
information
voting
candidate
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22092193A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Miyagawa
隆義 宮川
Katsutoshi Ishikawa
勝敏 石川
Naoko Shimojima
尚子 下島
Takayuki Tsuchida
孝行 土田
Yoshiyuki Miura
佳之 三浦
Kunio Ueda
国生 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CENTER FOR POLYTICAL PUB RELATIONS
Toshiba Corp
Original Assignee
CENTER FOR POLYTICAL PUB RELATIONS
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CENTER FOR POLYTICAL PUB RELATIONS, Toshiba Corp filed Critical CENTER FOR POLYTICAL PUB RELATIONS
Priority to JP22092193A priority Critical patent/JPH0773254A/ja
Publication of JPH0773254A publication Critical patent/JPH0773254A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】投票用紙を投票端末装置に置き選挙人の筆跡し
た情報をオンラインで文字認識するとともに、投票用紙
に印刷されたバーコードを識別することで正規の用紙か
否かの判断及び同時複数選挙の際の選挙種別を判別でき
るようにしたことを特徴とする。 【構成】バーコードリーダ(6,7)で投票用紙のバー
コードを読取り、用紙の判定及び選挙種別の判定を行っ
た後、選挙人による投票用紙への筆記情報をタブレット
1等で検出して文字認識を行い、投票情報を特定し選挙
人に対して投票の意志を確認して前記投票データをファ
イル12へ格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、選挙における投票を行
なう装置に関し、特に、投票用紙に記入している情報を
読み取り投票した候補を特定する投票端末装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、国会議員、都道府県の知事、同議
員、市町村長、および同議員等の選挙では、公職選挙法
に基づき、地方自治体から有権者に投票所入場券となる
ハガキが郵送され、有権者は投票所にそのハガキを持参
し、選挙人名簿との照合により本人であることの確認を
受け、有権者名簿に受付完了のチェックが記される。
【0003】そして、上記確認後、投票用紙が渡される
と、その投票用紙に立候補者の氏名を記入してね投票箱
に投函して投票が行われる。その後、投票箱は体育館等
の施設に集められ、人海戦術により開票作業が行なわれ
投票結果が集計される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の選挙で
は、投票処理のOA化が進んでおらず、人手による開票
作業及び集計作業を行っているために、集計が終わるま
でにかなりの時間を費やしていた。
【0005】このように、従来の選挙では、投票行為
や、集計作業等においてOA化が進んでおらず人手が頼
りであり、集計に多くの時間と労力が費やされていた。
一方、公職選挙法では、「投票用紙に自書し、投票箱に
入れる」旨が規定されており、投票用紙無しでの投票行
為には、法改正が必要である。
【0006】本発明は、上記実情に鑑みなされたもの
で、現状の法体系を継承し、なおかつ投票操作から集計
作業までを迅速にかつ正確に行なうことのできる投票端
末装置を提供することを目的とする。
【0007】さらに、投票用紙に付加されたコード情報
を読み取ることで、正規の投票用紙であるか否か、また
複数選挙が同時に行われる場合には、どの選挙の投票用
紙であるかを判別して投票処理を行なうことで、投票行
為の不正防止を図ると共に複数選挙にも対応できる信頼
性の高い投票端末装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明は、投票用紙を
用いて投票処理を行なう投票端末装置において、正規の
投票用紙であるか否か及び複数選挙を同時に行なう場合
の選挙種別を判定するために、投票用紙に記録された用
紙判別情報を読み取り、読み取った内容に応じて選挙人
に投票操作を行わせることを特徴とする。
【0009】
【作用】投票用紙に記録された用紙判別情報(例えば、
バーコード)を読み取り、読み取った用紙判別情報によ
って投票操作を許可し、選挙人が筆記した候補に関する
筆記情報を文字認識して、候補者情報を取得する。
【0010】また、投票用紙に記録された用紙判別情報
(例えば、バーコード)を読み取り、読み取った用紙判
別情報によって投票操作を許可し、選挙人が筆記した候
補に関する筆記情報を文字認識することによって候補者
情報を取得し、さらに前記用紙判別情報に応じて選挙種
別を判定し、前記取得した候補者情報が妥当であるか否
かを検証する。このような投票端末装置を構築すること
により、投票行為の不正防止を図ると共に複数選挙にも
対応できる信頼性の高い投票操作を行なうことが可能と
なる。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。図1は、本発明の実施例による投票端末装置の構
成を示すブロック図である。図1において、1は指示さ
れた位置の座標データを検出するタブレットである。2
は、タブレット1上の特定の位置を指示するためのスタ
イラスペン(以下、ペンとする)である。3は、前記タ
ブレット1及びペン2の動作を制御するタブレットコン
トローラである。4は、各種データを表示するための液
晶表示装置(以下、LCDとする)である。5は、LC
D4の動作を制御するLCDコントローラである。6
は、投票用紙に印刷されたバーコードを読み取るための
光学センサである。7は、前記光学センサによってバー
コードを読み取るために、投票用紙に光を照射する光源
である。8は、前記光学センサ6及び光源7を制御する
ためのバーコードリーダ・コントローラ(以下、BRコ
ントローラとする)である。9は、投票処理に関する各
種プログラムに記述された各種演算を行い、装置全体の
制御を行なう中央処理装置(以下、CPUとする)であ
る。10は、本装置の電源投入後に行われる診断プログ
ラム、投票処理に関するプログラム及び各種データを後
述するICカードからロードするためのブートプログラ
ム等が格納されている読み出し専用メモリのROMであ
る。11は、前記ブートプログラムによってロードされ
た投票処理に関するプログラムや各種データを格納する
読み出し/書き込み可能なメモリのRAMである。12
は、本装置の投票プログラムによって特定された投票デ
ータ等のデータを格納することが可能な、例えばハード
ディスク装置等で構成されるファイル装置である。13
は、予め選挙に応じた各種投票処理に関するプログラム
や投票に係わる各種データを格納してあるICカードで
ある。14は、ICカードに格納された各種プログラ
ム、データを本装置との間で行われる入出力の制御を行
なうI/Oインタフェースである。
【0012】図2は、本発明に係る投票端末装置の外観
を示した斜視図である。投票端末装置20は、装置上部
に表示入力領域(1b,4)及び文字記入領域(1a)
を持ち、さらにペン2が装置側面に接続されている。ま
た、前記文字記入領域の下側には、投票用紙に記録され
たバーコードを読み取るためのバーコードリーダ(6,
7)が備えられている。さらに、文字記入領域(1a)
及びバーコードリーダ(6,7)から成る部分は、投票
用紙と同じ大きさであり、また投票用紙に筆記する際に
用紙がずれないようにするために、本装置20の上部表
面より多少窪んだ位置にある。
【0013】投票端末装置20に、投票用紙を載せて投
票操作を行っている最中の操作状態を、図4に示す。図
4は、本発明に係る投票端末装置のタブレット1、LC
D4、バーコードリーダ(6,7)の配置構成を示した
図である。
【0014】図のようにタブレット1は、表示入力領域
(1b)及び文字記入領域(1a)さらに装置筐体に隠
れた部分で構成されており、表示入力領域(1b)と重
なる形で配置されるLCD4の表示内容が見えるように
透明な材質でできている。また、タブレット1の文字入
力領域(1a)と同一平面上に投票用紙に記録されたバ
ーコードを読み取るためのバーコードリーダ(6,7)
が配置されている。
【0015】ただし、これらタブレット、LCD、バー
コードリーダの配置関係や材質等は上記内容に限定され
るものではなく、例えば、タブレット1の表示入力領域
(1b)と文字記入領域(1a)をそれぞれ別々のタブ
レットで構成したり、またLCD4を表示入力領域(1
b)と文字記入領域(1a)と同じ大きさにすることも
考えられる。
【0016】図5は、ROM10に格納されたブートプ
ログラムにより、ICカードから読み込まれ、RAM1
1に格納された投票処理に関する各種プログラム、各種
データ、及び各種データ格納領域の状態を示した図であ
る。
【0017】21は、タブレット1及びペン2で検出さ
れ、タブレットコントローラ3を介して得た、座標デー
タ及びペンの状態情報を後述する位置データバッファに
格納する入力制御部である。22は、BRコントローラ
を制御して、光学センサ6で読み取った投票用紙に記録
されたバーコードをデコードするバーコード読み取り制
御部である。23は、前記バーコード読み取り制御部2
2でデコードしたコード情報から、投票端末装置20に
置かれた投票用紙が正規のものであるか否かの判別、ま
た正規の投票用紙であり、かつ複数の選挙を同時に行な
う場合には、コード情報と後述する選挙種別データバッ
ファに格納された情報を比較して、投票用紙の種類を判
別する投票用紙判定部である。24は、装置に入力され
た座標データが各表示画面に対応するどの領域に存在す
るかを判定する領域判定部である。25は、筆記入力さ
れた文字座標データから文字を認識するための文字認識
部である。26は、各種データをLCDコントローラ5
を介して、LCD4への表示を制御するための表示制御
部である。
【0018】27は、タブレット1及びペン2で検出さ
れた座標データ及びペンの状態情報を格納する位置デー
タバッファである。28は、各表示画面に対応して設定
された各データ入力領域を示すデータが格納された領域
データバッファである。29は、選挙に立候補している
立候補者、政党若しくは最高裁の裁判官に対応する氏
名、政党名、写真イメージデータ等が格納された候補者
データバッファである。30は、文字認識の際に使用す
る各種文字の特徴データが格納された辞書データバッフ
ァである。31は、投票用紙の種類を判別するためのデ
ータが格納された選挙種別データバッファである。
【0019】次に本発明で使用される投票用紙の説明を
図6を用いて行なう。図6(a)は、本発明において使
用される投票用紙の例を示した図である。ここで、投票
用紙40は、候補者名等を1文字ずつ記入するための文
字記入枠40aと選挙の種類を記述したバーコードが印
刷記録されている。同時に複数の選挙を行なう場合に
は、それぞれの選挙の種別を明記し、さらに選挙の種類
に応じてバーコードを印刷する。また、本発明では、バ
ーコードを投票用紙の表面に(バーコードの情報を反転
して)印刷しており、バーコードリーダは用紙を透かし
て得られるバーコードを読み取ることになる。これは、
受付時に投票用紙を印刷発行する場合において、投票用
紙を発行する装置の印刷ヘッドをひとつにできるなどの
利点に基づいている。なお、バーコードの印刷に関して
は、バーコードを投票用紙の裏面に印刷しても良い。
【0020】また、投票用紙の様式は、前記のものに限
るものではなく、例えば図6(b)に示したような、1
文字ずつの文字枠を規定せずに、文字の入力領域40b
を設けたものでも良く、さらに、図6(c)に示したよ
うな候補者名等の選択子を予め印刷し、さらに各選択子
に対応して投票する旨の記号を記入するための記号記入
枠40cを設けたものでも良い。
【0021】さらに、本発明では、投票用紙には候補者
名等の文字を記入する例について説明するが、これは候
補者を特定する番号などの数字、マークシートのマーク
であっても良い。
【0022】続いて、本発明の実施例の動作を図1乃至
図8を用いて説明する。図7は、投票端末装置20を用
いて行われる投票処理の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【0023】投票端末装置20を起動する前に投票処理
に関する各種プログラム、データが格納されたICカー
ド13を装置に挿入する。投票端末装置20の電源を立
ち上げると、ROM10に格納されている診断プログラ
ムが起動し、装置内の各部分に故障箇所がないか診断を
行なう。診断プログラムは、その後も定期的に投票処理
が行われていない際に実行される。続いて、同じくRO
M10に格納されたブートプログラムにより、前記IC
カード13に格納された各種プログラム、データが装置
に読み込まれる。
【0024】投票処理プログラムが起動すると、まず表
示制御部26は、図8(a)に示すような画面をLCD
4に表示するよう制御する(ステップS1)。一方、バ
ーコード読取制御部22は、定期的にバーコードの検出
を行い、投票用紙が投票端末装置20の所定の位置に置
かれていない場合には、バーコードの検出処理を継続的
に行なう(ステップS2)。
【0025】その後、選挙人が投票用紙を文字記入領域
1aに置いた場合、バーコード読取制御部22はバーコ
ードを検出し、処理は次のステップへ移る。続いて、表
示制御部26は、図8(b)に示すような画面をLCD
4に表示するよう制御する(ステップS3)。バーコー
ド読取制御部22は、検出したバーコードをデコード
し、コード情報を得る。そして、デコードされたコード
情報は、投票用紙判定部23により、正規の投票用しか
否かの判定が行われ(ステップS5)、不正な投票用紙
と判定した場合には、処理はステップS6へ進む。ステ
ップS6では、表示制御部26により、図8(d)に示
すような画面をLCD4に表示するよう制御する。
【0026】一方、ステップS5において、正規の投票
用紙であると判定された場合には、処理はステップS7
へ進み、表示制御部26により、図8(c)に示すよう
な画面をLCD4に表示するよう制御する。選挙人は、
図8(c)に示す画面に従って、文字記入領域1a上に
置かれた投票用紙の文字記入枠40aにペン2を使って
文字を筆記することになる。選挙人がペン2を使って指
示した位置情報は、入力制御部21の制御により、タブ
レット1から座標データとして検出され、ペンの状態情
報と共に、位置データバッファ27に格納される(ステ
ップS8)。領域判定部24は、位置データバッファ2
7に格納された座標データ及びペンの状態情報に含まれ
る各ストロークの始点位置及び現在表示している画面か
らどの領域を指示しているか判定する(ステップS
9)。続いて、領域判定部24は、現在選挙人によって
指示されている位置が文字記入領域1a内にあるか否か
を判定し、文字記入枠内1a内を示す位置データである
と判定した場合には、ステップS11へ処理が進む。文
字認識部25は、投票用紙のひとつの文字記入枠40a
に文字が書き終わり、次の記入枠に文字を書き始める
と、1文字分の文字認識を行なうために筆記された座標
データを位置データバッファから取り出し、特徴データ
を抽出して、辞書データバッファ30に格納してある各
文字の標準特徴データと比較して最も類似度の高い文字
候補を決定する(ステップS11)。表示制御部26
は、図8(e)に示すような選挙人の筆跡と認識結果を
逐次表示する(ステップS12)。処理は、一旦ステッ
プS8へ戻る。
【0027】一方、ステップS10において、文字記入
領域1a以外の領域を選挙人が指示している場合には、
処理はステップS13に進む。領域判定部24は、LC
D4に図8(e)に示す画面が表示されているか否かを
判断する(ステップS13)。さらに、領域判定部24
は、図8(e)の画面表示であり、かつ同画面上の「記
入終了」がペン2により選挙人によって指示されている
か否かを、表示入力領域1bで検出した座標データより
判定する(ステップS14)。ここで、「記入終了」が
指示されていると判断した場合には、表示制御部26
は、文字認識部25で特定された候補者の情報を候補者
データバッファ29から検索し、図8(f)の確認画面
を表示し(ステップS15)、処理ステップS8へ戻
る。また、ステップS14で「記入終了」が指示されて
いないと判定した場合には、処理ステップS8へ戻る。
【0028】選挙人が図8(e)の画面で「記入終了」
の部分をペン2で指示し、図8(f)の確認画面が表示
された状態で、画面上の「いいえ」の部分をペン2で指
示すると(ステップS16)、領域判定部24は、候補
者名の再入力を行なうためにステップS7へ戻る。ま
た、領域判定部24は、図8(f)の確認画面が表示さ
れた状態で、画面上の「はい」が押されたか否かを判定
する(ステップS17)。ここで、「はい」が押されて
いない場合には、処理はステップS8に戻る。一方、
「はい」が押されている場合には、前記文字認識部25
で特定された候補者のデータをファイル12に格納する
(ステップS18)。続いて、選挙人に対して投票処理
が終わったことを示すために、表示制御部26は、図8
(g)に示すような画面を表示する(ステップS1
9)。バーコード読取制御部22で、バートコードの検
出を行い、検出できる場合には、まだ投票端末装置20
に投票用紙が置かれているものと判断して、図8(f)
の表示を続け、バーコードの検出が出来なくなると投票
端末装置から投票用紙が取りはずされたものと判断し
て、処理をステップS1に戻し、次の選挙人に対する準
備を行なう(ステップS20)。
【0029】選挙人は、投票端末装置20から投票用紙
40を取り外し、別筐体の図示しない投票箱へ投票用紙
を投函する。これら一連の選挙人による投票処理に於い
て、次の点を考慮する必要がある。それは、選挙人が投
票端末装置20で投票処置を終えたあとに、投票箱に投
票用紙40を投函しないで投票所から帰ってしまった場
合についてである。
【0030】本発明では、この点を考慮して、例えば投
票用紙40にシリアルな番号(記号)を付加し、このシ
リアル番号を投票端末装置20で読み取り、これを投票
処理によって得られた投票データとともに記録してお
き、さらに投票箱に投函された投票用紙40からシリア
ル番号を読み取り、これら投票データのシリアル番号と
投函された投票用紙のシリアル番号とを比較して、一致
した場合にのみ投票データを有効とする方法をとること
ができる。
【0031】上記シリアル番号は、バーコードとして投
票用紙40に印刷しても良い。また、投票箱に投函され
た投票用紙40からシリアル番号を読み取る際には、投
票箱にバーコードリーダを設け、投函した後、ただちに
シリアル番号の比較照合しても良いし、投票終了後に一
括してシリアル番号を読み取り、比較照合するようにし
ても良い。
【0032】ただし、選挙人が投票箱に投票用紙を投函
したかしないかは、係員の判断に任せ、投票端末装置2
0で投票確認を行なった際に、投票データとして集計す
るようにしても良い。
【0033】また、投票端末装置にプリンタを接続し、
投票確認がなされた後、その投票データを投票用紙に印
刷し、投票箱でそれを読み取り、集計する方法も考えら
れる。その際、投票端末のデータと投票箱で読み取った
データが一致したものを有効な投票データとして集計す
るようにしても良いし、また投票箱のデータのみを有効
な投票データとして集計するようにしても良い。この場
合、プリンタで印刷する投票データは、通常のテキスト
データとして印刷しても良いし、バーコードを印刷する
ようにしても良い。また、印刷する内容も候補者の氏名
をテキストで印刷しても良いし、コード化した数字や記
号を印刷しても良い。
【0034】尚、本発明では、投票用紙の種別を判別す
るためにバーコードを投票用紙に印刷したが、複数の選
挙を行なう際にもそれぞれの選挙毎に本発明の投票端末
装置を用意すれば、バーコードによる投票用紙の種別の
判断を必ずしも行なう必要はなく、従って投票用紙にも
バーコードを印刷する必要は無くなる。
【0035】また、本発明では用紙を窪みに入れ固定し
て用紙に筆記する際の安定性を図ったが、これ以外にも
例えばバネ式の押さえ具や磁石による固定、投票用紙を
置く場所に粘着性を持たせる等種々の方法が考えられ
る。さらに、特定の固定器具が無くても、筆記の際に投
票用紙の位置ずれを逐次識別できるように、投票用紙の
一部に磁性体を記録し、この磁気をタブレット等で検出
して位置ずれを補正しながら筆記された文字や記号を識
別するようにしても良い。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明の投票端末装
置によれば、選挙人が投票用紙に自書した候補者名をオ
ンライン文字認識することで、開票作業及び集計作業の
効率化を図ることができ、特に、投票用紙にバーコード
を付加することで不正な投票用紙を判別できると共に、
またバーコードを識別することで同一の投票端末装置を
用いて同時に複数の選挙を行なうことも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による投票端末装置の構成を示
すブロック図。
【図2】上記実施例による投票端末装置の外観を示す斜
視図。
【図3】上記実施例によるタブレット、LCD、バーコ
ードリーダの配置構成を示す図。
【図4】上記実施例による投票端末装置を使用した際の
外観を示す斜視図。
【図5】上記実施例による投票処理に関する各種プログ
ラム、データ 及び確保されたバッファ領域を示す図。
【図6】上記実施例による投票用紙の例を示す図。
【図7】上記実施例による投票端末装置の動作手順を示
すフローチャート。
【図8】上記実施例によるLCDに表示される画面例を
示す図。
【符号の説明】
1…タブレット、1a…文字記入領域、1b…表示入力
領域、2…スタイラスペン、3…タブレットコントロー
ラ、4…液晶表示装置(LCD)、5…LCDコントロ
ーラ、6…光学センサ、7…光源、8…バーコードリー
ダコントローラ(BRコントローラ)、9…中央処理装
置(CPU)、10…読み出し専用メモリ(ROM)、
11…読み出し/書き込みメモリ(RAM)、12…フ
ァイル、20…投票端末装置、21…入力制御部、22
…バーコード読取制御部、23…投票用紙判定部、24
…領域判定部、25…文字認識部、26…表示制御部、
27…位置データバッファ、28…領域データバッフ
ァ、29…候補者データバッファ、30…辞書データバ
ッファ、31…選挙種別データバッファ、40…投票用
紙、40a…文字記入枠、40b文字記入領域、40c
記号記入枠、41…バーコード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下島 尚子 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内 (72)発明者 土田 孝行 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内 (72)発明者 三浦 佳之 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内 (72)発明者 上田 国生 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投票用紙を置き、この投票用紙を介して筆
    記入力した筆記情報を検出する筆記情報検出手段と、 投票用紙を置き、この投票用紙に記録した用紙判別情報
    を検出する用紙検出手段と、 この用紙検出手段で検出した用紙判別情報に基づき、投
    票用紙が正規のものであるか否かを判定する用紙判定手
    段と、 この用紙判定部で投票用紙が正規のものと判断した場合
    に、前記筆記情報検出手段で検出した筆記情報から入力
    した候補を取得する候補取得手段とを具備することを特
    徴とする投票端末装置。
  2. 【請求項2】投票用紙を置き、この投票用紙を介して筆
    記入力した筆記情報を検出する筆記情報検出手段と、 投票用紙を置き、この投票用紙に記録した用紙判別情報
    を検出する用紙検出手段と、 この用紙検出手段で検出した用紙判別情報に基づき、投
    票用紙が正規のものであるか否かを判定する用紙判定手
    段と、 前記用紙検出手段で検出した用紙判別情報に基づき、投
    票用紙の選挙種別を判定する種別判定手段と、 この用紙判定部で投票用紙が正規のものと判断した場合
    に、前記筆記情報検出手段で検出した筆記情報から入力
    した候補情報を取得する候補取得手段と、 この候補取得手段によって取得した候補情報が、前記種
    別判定手段によって判定された選挙種別に含まれている
    候補か否かを検証する候補検証手段とを具備することを
    特徴とする投票端末装置。
  3. 【請求項3】前記候補取得手段は、前記筆記情報検出手
    段で検出した筆記情報に対応する文字・記号情報を文字
    認識し、得られた認識結果から候補情報を導き出すこと
    を特徴とする請求項1または2記載の投票端末装置。
  4. 【請求項4】前記候補取得手段は、前記筆記情報検出手
    段で検出した筆記情報から、その筆記位置に該当する候
    補を特定し、候補者情報を取得することを特徴とする請
    求項1または2記載の投票端末装置。
JP22092193A 1993-09-06 1993-09-06 投票端末装置 Pending JPH0773254A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22092193A JPH0773254A (ja) 1993-09-06 1993-09-06 投票端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22092193A JPH0773254A (ja) 1993-09-06 1993-09-06 投票端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0773254A true JPH0773254A (ja) 1995-03-17

Family

ID=16758638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22092193A Pending JPH0773254A (ja) 1993-09-06 1993-09-06 投票端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0773254A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005006732A1 (ja) * 2003-07-11 2005-01-20 Yoshiaki Takida インターネット端末型次世代ファクシミリ装置
US7134606B2 (en) * 2003-12-24 2006-11-14 Kt International, Inc. Identifier for use with digital paper

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005006732A1 (ja) * 2003-07-11 2005-01-20 Yoshiaki Takida インターネット端末型次世代ファクシミリ装置
US7134606B2 (en) * 2003-12-24 2006-11-14 Kt International, Inc. Identifier for use with digital paper

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4811408A (en) Image dissecting document verification system
US7077313B2 (en) Electronic voting method for optically scanned ballot
US7635087B1 (en) Method for processing a machine readable ballot and ballot therefor
ES2582195T3 (es) Dispositivo y método de interacción con un usuario
US8261986B2 (en) System and method for decoding an optically readable markable sheet and markable sheet therefor
JPH11296597A (ja) 有権者登録確認方法ならびに装置及び同方法がプログラムされ記録される記録媒体
US8261985B2 (en) Manual recount process using digitally imaged ballots
US4752965A (en) Sign verification
US20090289115A1 (en) Optically readable marking sheet and reading apparatus and method therefor
RU2000100347A (ru) Способ и устройство для идентификации избирателя
US8353453B2 (en) Electronic voting method and apparatus
US7306148B1 (en) Advanced voting system and method
US5909500A (en) Method and apparatus for detecting forged signatures
JP2004029107A (ja) 答案採点処理システム
JPH0773254A (ja) 投票端末装置
JPH11184946A (ja) 投票の集計装置、投票の集計方法、投票用紙及び投票の集計プログラムを記録した記録媒体
JPH09212699A (ja) 選挙投票券および選挙投票券処理装置
JPH06251048A (ja) 選挙端末装置
JPH0816860A (ja) 選挙端末装置
JP2003150719A (ja) 不正受験防止方法
JPH06251049A (ja) 投票受付端末装置
JPH06180708A (ja) 選挙端末装置
JP2669371B2 (ja) マークシート方式による選挙投票システム
US20220210292A1 (en) Kinematic assessment and verification of paper documents for processing and analysis thereof
JPH0635939A (ja) 選挙端末装置