JPH0772568B2 - 自動変速機 - Google Patents

自動変速機

Info

Publication number
JPH0772568B2
JPH0772568B2 JP62109179A JP10917987A JPH0772568B2 JP H0772568 B2 JPH0772568 B2 JP H0772568B2 JP 62109179 A JP62109179 A JP 62109179A JP 10917987 A JP10917987 A JP 10917987A JP H0772568 B2 JPH0772568 B2 JP H0772568B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
race
automatic transmission
clutch
way clutch
bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62109179A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63275820A (ja
Inventor
和久 尾崎
芳彦 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP62109179A priority Critical patent/JPH0772568B2/ja
Publication of JPS63275820A publication Critical patent/JPS63275820A/ja
Publication of JPH0772568B2 publication Critical patent/JPH0772568B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structure Of Transmissions (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動変速機のワンウェイクラッチを小型化す
るための自動変速機の構造に関する。
〔従来の技術〕
第9図は従来のワンウェイクラッチの取付け構造を示し
ている。自動変速機構部の入力軸1の外周にエンジン出
力側から順に、クラッチC2およびブレーキB1、プラネタ
リギヤユニット7、ブレーキB2が配置されており、さら
に、入力軸1の外周には中空軸8が回転自在に嵌挿され
ている。そして、プラネタリギヤユニット7はデュアル
タイプのもので、中空軸8に形成されたサンギヤSおよ
びリングギヤR2に噛合うピニオンP1を支持したキャリヤ
CRを有している。
一方、クラッチC2は、中空軸8に嵌合されたサンギヤイ
ンプットフランジ9と入力軸1に嵌合されたC−2ハブ
10との間に介在されており、クラッチシリンダ11内のピ
ニオン12により第2のクラッチC2の係合、解放が行われ
ると共に、クラッチシリンダ11の外周にはブレーキ用ド
ラム13が配設されており、該ドラム13にバンドブレーキ
からなる第1のブレーキB1が接離可能になっている。
また、クラッチC2とプラネタリギヤユニット7との間に
は、カウンタドライブギヤ14が配設され、該ドライブギ
ヤ14の内周はキャリヤCRとスプライン結合され、その外
周はトランスアクスルケース2に取付けられたベアリン
グアウタレース50にベアリング16を介して回転自在に支
持されている。該ベアリングアウタレース50は、トラン
スアクスルケース2の円筒部51とスプライン嵌合される
と共に、ワンウェイクラッチF1のインナレース52とスプ
ライン嵌合され、ワンウェイクラッチF1の回転は、各ス
プラインを経て円筒部51で止められている。また、ベア
リングアウタレース50の軸方向は、右端が円筒部51の端
面で固定され左方向はスナップリング53で固定してい
る。さらに、ワンウェイクラッチF1のアウタレース54
は、プラネタリギヤユニット7のリングギヤR2にスプラ
イン結合され、また、リングギヤR2の外周とアクスルケ
ース2との間にはディスク式の第2のブレーキB2が介在
され、ピストン17によりブレーキの係合、解放が行われ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来の自動変速機においては、エンジン横置のFF小
型自動車、特に軽自動車において、トランスミッション
の軸方向寸法を短縮するため、ベアリング16を支持する
ベアリングアウタレース50の径方向外周側にワンウェイ
クラッチF1を配置している。しかしながら、このような
ワンウェイクラッチF1のレイアウトになると、径方向に
ベアリング16、ベアリングアウタレース50、ベアリング
アウタレース50とワンウェイクラッチのインナレース52
のスプライン嵌合部、ワンウェイクラッチF1の順に配置
しているため、ワンウェイクラッチの径方向寸法が増大
し、ワンウェイクラッチの空転時にスプラグが遠心力の
作用によりアウタレース54と一体で回転し、ワンウェイ
クラッチの径方向寸法が大きいために周速が大きくな
り、インナレース52とのすべり相対速度が増大する。こ
のとき、潤滑油量の不足、潤滑油の劣化により固体接触
状態となり、摩擦熱により溶着、固着し、その部分がむ
しりとられる現象(スカッフィング磨耗)が発生し、ワ
ンウェイクラッチの機能が損なわれるという問題が生じ
る。この防止のために、オイルポンプを大型化して潤滑
油量を多くしなければならず、コストの上昇、トランス
ミッションの大型化をまねく、また、エンジン動力がオ
イルポンプ損失により低減され、燃費の増大、動力性能
の低下につながるという問題を生じる。
また、ワンウェイクラッチF1の回転の係止は、ベアリン
グアウタレース50とインナレース52との間のスプライン
嵌合部で吸収し、さらに、ベアリングアウタレース50の
スプライン嵌合部を介してトランスアクスルケース2に
回り止めされるため、大きな係止力を必要とする場合、
インナレース52のスプイラン嵌合部はインナレース52の
軸方向寸法で決まるため大きくすることができず耐久性
に問題が生じる。
本発明は、上記問題を解決するものであって、自動変速
機の軸方向寸法および径方向寸法を短縮すると共に、ワ
ンウェイクラッチの耐久性を向上することができる自動
変速機を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] そのために本発明の自動変速機は、トランスアクスルケ
ースに固定されたレースと、該レースの径方向内周側に
配設されるベアリングと、前記ベアリングおよびレース
の径方向外周側に配設されるワンウェイクラッチとを有
する自動変速機において、前記レースの外周面を前記ワ
ンウェイクラッチのインナレース面とし、前記レースの
内周面を前記ベアリングの支持面とし、前記レースは、
前記インナレース面および支持面と軸方向の他方側に前
記トランスアクスルケースと固定する回り止めを有する
ことを特徴とするものである。
[作用および発明の効果] 本発明においては例えば第1図に示すように、トランス
アクスルケース2に固定されたレース30と、レース30の
径方向内周側に配設されるベアリング16と、ベアリング
16およびレース30の径方向外周側に配設されるワンウェ
イクラッチF1とを径方向に並べて配設し、レース30の外
周面をワンウェイクラッチF1のインナレース面とし、レ
ース30の内周面をベアリング16の支持面としたので、自
動変速機の軸方向寸法および径方向寸法を短縮しつつ、
ワンウェイクラッチの径方向寸法を短縮することができ
るので、ワンウェイクラッチの空転時の周速が低下しス
カッフィング磨耗が発生しにくくなり、ワンウェイクラ
ッチの耐久性を向上させることができる。このため、潤
滑油量が少なくてよくなりオイルポンプを小型化するこ
とができ、エンジン動力のオイルポンプ損失による低下
を防止できる。
また、レース30の前記インナレース面および支持面と軸
方向の他方側にトランスアクスルケース2と固定する回
り止め32、36を設けたので、ワンウェイクラッチの回転
の係止は、レース30のインナレース面および支持面と軸
方向の他方側のトランスアクスルケース2と固定する回
り止め32、36で吸収することができ、従来のようにワン
ウェイクラッチのインナレースとベアリングアウタレー
スに別部材を介することがないので耐久性を向上させる
ことができる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。第1
図は本発明の自動変速機の1実施例を示す部分断面図、
第2図および第3図は本発明の自動変速機の他の実施例
を示す部分断面図、第4図は本発明の自動変速機の全体
構成を示す断面図、第5図は第4図における3速自動変
速機構部の概略図、第6図は第5図の自動変速機の作動
を説明するための図、第7図は第4図における4速自動
変速機構部の概略図、第8図は第7図の自動変速機の作
動を説明するための図である。
第4図において、本発明に係わる自動変速機はトルクコ
ンバータ部A、4速自動変速機構部B、3速自動変速機
構部C、出力歯車機構部Dおよび差動歯車機構部Eから
なり、図において、便宜上、入力軸1に対して上半分が
4速自動変速機構部Bの構造を示し、下半分が3速自動
変速機構部Cの構造を示しているが、これらの構造上の
主な相違はクラッチC0機構の有無のみであり、その他の
構造は3速および4速について同一の構造を示してい
る。これらの各機構部は互いに接合して一体に構成され
るトランスアクスルケース2、トランスアクスルハウジ
ング3内に収納されている。
トルクコンバータ部Aは、トルクコンバータ4および遠
心式のロックアップクラッチ5からなり、エンジンの回
転をクランクシャフト6(第5図)からトルクコンバー
タ4内の油流またはロックアップクラッチ5による機械
的接続を介して自動変速機構部B、C内の入力軸1に伝
達する。
3速或いは4速自動変速機構部B、Cは、入力軸1の外
周にエンジン出力側から順に、第2のクラッチC2および
第1のブレーキB1、プラネタリギヤユニット7、第1の
クラッチC1が配置されており、さらに、入力軸1の外周
には中空軸8が回転自在に嵌挿されている。そして、プ
ラネタリギヤユニット7はデュアルタイプのもので、中
空軸8に形成されたサンギヤS、リングギヤR1およびこ
れらギヤに噛合う第1のピニオンP1を支持したキャリヤ
CRを有し、さらにキャリヤCRは、サンギヤS、リングギ
ヤR2およびこれらギヤに噛合う第2のピニオンP2をも支
持している。
一方、第2のクラッチC2は、中空軸8に嵌合されたサン
ギヤインプットフランジ9と入力軸1に嵌合されたC−
2ハブ10との間に介在されており、クラッチシリンダ11
内のピニオン12により第2のクラッチC2の係合、解放が
行われると共に、クラッチシリンダ11の外周にはブレー
キ用ドラム13が配設されており、該ドラム13にバンドブ
レーキからなる第1のブレーキB1が接離可能になってい
る。
また、自動変速機構部B、Cの略中央部には、カウンタ
ドライブギヤ14が配設され、該ドライブギヤ14の内周は
キャリヤCRとスプライン結合され、その外周はトランス
アクスルハウジング2に取付けられたレース15にベアリ
ング16を介して回転自在に支持されている。該レース15
とプラネタリギヤユニット7のリングギヤR2との間に
は、ワンウェイクラッチF1がスプライン結合され、ま
た、リングギヤR2の外周とアクスルケース2との間には
ディスク式の第2のブレーキB2が介在され、ピニオン17
によりブレーキの係合、解放が行われる。
さらに、第1のクラッチC1は、入力軸1にスプライン結
合されたシリンダ18とプラネタリギヤユニット7のリン
グギヤR1の外周との間に介在されており、ピストン19に
よりクラッチC1の係合、解放が行われる。4速自動変速
機構部Bの場合には、さらに、第3のクラッチC0が配設
されており、入力軸1にスプライン結合されたシリンダ
18とプラネタリギヤユニット7のリングギヤR2の外周と
の間に介在されており、ピストン20によりクラッチC0
係合、解放が行われる。
出力歯車機構部Dは、トランスアクスルケース2とトラ
ンスアクスルハウジング3に回転自在に支持されている
カウンタシャフト21を有し、該シャフト21上にはカウン
タドライブギヤ14と噛合うカウンタドリブンギヤ22およ
びディファレンシャルドライブギヤ23が嵌合されてい
る。また、差動歯車機構部Eは、ディファレンシャルギ
ヤユニット24およびリングギヤマウントケース25を備
え、該マウントケース25は前記ディファレンシャルドラ
イブギヤ23と噛合うリングギヤ26を有し、ディファレン
シャルギヤユニット24のデフピニオン27を支持してデフ
キャリヤを構成している。そして、ディファレンシャル
ギャユニット24は、該デフピニオン27と噛合う左右のサ
イドギヤ28、29を有し、これらサイドギヤ28、29から左
右の車輪に動力が伝達される。
次いで、上記構成からなる3速自動変速機構部Cの作動
を第5図に示すギヤトレーンおよび第6図に示す作動表
に沿って説明する。
すなわち、1速状態では第1のクラッチC1を係合する。
すると、入力軸1の回転は、第1のクラッチC1を介して
リングギヤR1に伝達され、このときリングギヤR2はワン
ウェイクラッチF1により回転が阻止されているため、サ
ンギヤSを逆方向に空転させながら共通キャリヤCRが正
方向に大幅減速回転され、該回転がカウンタドライブギ
ヤ14から取出される。
第2速状態では、第1のクラッチC1の係合に加えて第1
のブレーキB1が作動し、サンギヤSが第1のブレーキB1
により回転が停止され、従って入力軸1のからのリング
ギヤR1の回転は、リングギヤR2を正方向に空転させなが
らキャリヤCRを正方向に減速回転し、該回転がカウンタ
ドライブギヤ14から2速として取出される。
第3速状態では、第1のクラッチC1の係合に加えて第2
のクラッチC2が係合され、入力軸1の回転がリングギヤ
R1と共にサンギヤSに伝達され、プラネタリギヤユニッ
ト7が一体に回転し、従ってキャリヤCRも一体に回転し
てカウンタドライプギヤ14から入力軸1と同速回転が取
出される。
リバースレンジでは、第2のクラッチC2および第2のブ
レーキB2が係合し、入力軸1の回転は第2のクラッチC2
を介してサンギヤSに伝達され、このときリングギヤR2
が第2のブレーキB2の制動により固定されているため、
リングギヤR1を逆転させながらキャリヤCRも逆転し、該
キャリヤCRの逆転がカウンタドライブギヤ14から取出さ
れる。
また、コースト時における1速状態では、ワンウェイク
ラッチF1がフリー状態になるが、第1のクラッチC1の係
合に加えて第2のブレーキB2が係合し、該ブレーキB2
よりリングギヤR2が固定状態となり、1速状態が維持さ
れてエンジンブレーキが有効に作動する。
次に、上記4速自動変速機構部Bの作動を第7図に示す
ギヤトレーンおよび第8図に示す作動表に沿って説明す
る。なお、リバース時および1速、2速時は先に説明し
た3速自動変速機構部Cの作動と同様のため説明を省略
する。
すなわち、3速状態では、第1のクラッチC1の係合に加
えて第3のクラッチC0が係合され、入力軸1の回転がク
ラッチC1を介してリングギヤR1に伝達されると同時にク
ラッチC0を介してリングギヤR2に伝達され、プラネタリ
ギヤユニット7の各要素は一体となって回転し、従っ
て、キャリヤCRも一体に回転してカウンタドライブギヤ
14から入力軸1と同速回転が取出される。
また、4速状態では、第1のクラッチC1を解放すると共
に、第1のブレーキB1を作動すると、入力軸1の回転が
クラッチC1を介してリングギヤR2に伝達され、このとき
サンギヤSが停止されているため、リングギヤR1を増速
空転させながらキャリヤCRは高速回転し、該高速回転が
オーバードライブとしてカウンタドライブギヤ14から取
出される。
上記構成の自動変速機は、プラネタリギヤユニット7
が、そのキャリヤCRおよびサンギヤSを一体に構成して
いるので小型化が図られ、また、カウンタドライブギヤ
14が自動変速機構部の略中央部に配置されているため、
伝動系路が往復的となって、軸方向のコンパクト化を図
ることができ、さらに、3速自動変速機構部Cにあって
は、第1のクラッチC1が軸方向最外側部に位置し、ま
た、4速自動変速機構部Bにあっては、該第1のクラッ
チC1の外側に第3のクラッチC0を配置したので、第3の
クラッチC0を付加する等の僅かな変更により、3速また
は4速自動変速機を得ることができ、車種の多様化に伴
う多品種少量生産に大幅なコスト上昇を招くことなく対
応することができるものである。
次に、第1図ないし第3図により上記自動変速機におけ
るワンウェイクラッチF1の取付け構造について説明す
る。
第1図において、トランスアクスルケース2に固定され
たレース30と、レース30の径方向内周側に配設されるベ
アリング16と、ベアリング16およびレース30の径方向外
周側に配設されるワンウェイクラッチF1とを径方向に並
べて配設し、レース30の外周面をワンウェイクラッチF1
のインナレース面とし、レース30の内周面をベアリング
16の支持面としている。レース30の前記インナレース面
および支持面と軸方向の他方側は、トランスアクスルケ
ース2の円筒部31に固定された回り止めプレート32にス
プライン嵌合されると共に、レース30の軸方向は、スナ
ップリング33により固定している。なお、レース30をト
ランスアクスルケース2と別体に設けたのは、トランス
アクスルケース2がアルミ製であるため、耐久性の面か
らレース30を鉄製としたためである。
クラッチC2とプラネタリギヤユニット7との間には、カ
ウンタドライブギヤ14が配設され、該ドライブギヤ14の
内周はキャリヤCRとスプライン嵌合され、その外周はレ
ース30にベアリング16を介して回転自在に支持されてい
る。さらに、ワンウェイクラッチF1のアウタレース34
は、プラネタリギヤユニット7のリングギヤR2にスプラ
イン嵌合され、また、リングギヤR2の外周とトランスア
クスルケース2との間には、クラッチ式の第2のブレー
キB2が介在され、ピストン17によりブレーキの係合、解
放が行われる。
第2図は本発明の他の実施例を示し、レース30の前記イ
ンナレース面および支持面と軸方向の他方側は、レース
30をトランスアクスルケース2の円筒部31にスプライン
嵌合部36により回り止めし、ケース30の軸方向は、スナ
ップリング33により固定している。
第3図は本発明のさらに他の実施例を示し、レース30に
固定溝35を形成し、該固定溝35およびスプライン部36を
鋳込みによりトランスアクスルケース2の円筒部31に一
体成形している。
本発明によれば、トランスアクスルケース2に固定され
たレース30と、レース30の径方向内周側に配設されるベ
アリング16と、ベアリング16およびレース30の径方向外
周側に配設されるワンウェイクラッチF1とを径方向に並
べて配設し、レース30の外周面をワンウェイクラッチF1
のインナレース面とし、レース30の内周面をベアリング
16の支持面としたので、ワンウェイクラッチの径方向寸
法を、第9図に示したφD0から第1図に示すφD1に減少
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動変速機の1実施例を示す部分断面
図、第2図および第3図は本発明の自動変速機の他の実
施例を示す部分断面図、第4図は本発明の自動変速機の
全体構成示す断面図、第5図は第4図における3速自動
変速機構部の概略図、第6図は第5図の自動変速機の作
動を説明するための図、第7図は第4図における4速自
動変速機構部の概略図、第8図は第7図の自動変速機の
作動を説明するための図、第9図は従来の自動変速機の
部分断面図である。 C2…クラッチ、B2…ブレーキ、R2…リングギヤ、CR…キ
ャリヤ、F1…ワンウェイクラッチ、2…トランスアクス
ルケース、7…プラネタリギヤユニット、14…カウンタ
ドライブギヤ、16…ベアリング、30…レース、31…円筒
部、32…回り止めプレート、33…スナップリング、34…
アウタレース、35…固定溝、36…スプライン部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トランスアクスルケースに固定されたレー
    スと、該レースの径方向内周側に配設されるベアリング
    と、前記ベアリングおよびレースの径方向外周側に配設
    されるワンウェイクラッチとを有する自動変速機におい
    て、前記レースの外周面を前記ワンウェイクラッチのイ
    ンナレース面とし、前記レースの内周面を前記ベアリン
    グの支持面とし、前記レースは、前記インナレース面お
    よび支持面と軸方向の他方側に前記トランスアクスルケ
    ースと固定する回り止めを有することを特徴とする自動
    変速機。
  2. 【請求項2】前記レースは、スナップリングにより軸方
    向に固定されることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の自動変速機。
  3. 【請求項3】前記レースは、トランスアクスルケースに
    鋳込みにより成形されることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の自動変速機。
JP62109179A 1987-05-02 1987-05-02 自動変速機 Expired - Lifetime JPH0772568B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62109179A JPH0772568B2 (ja) 1987-05-02 1987-05-02 自動変速機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62109179A JPH0772568B2 (ja) 1987-05-02 1987-05-02 自動変速機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63275820A JPS63275820A (ja) 1988-11-14
JPH0772568B2 true JPH0772568B2 (ja) 1995-08-02

Family

ID=14503658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62109179A Expired - Lifetime JPH0772568B2 (ja) 1987-05-02 1987-05-02 自動変速機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0772568B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100357558B1 (ko) * 1999-12-28 2002-10-19 현대자동차주식회사 차량용 자동변속기의 파워 트레인
JP2003028201A (ja) * 2001-07-13 2003-01-29 Koyo Seiko Co Ltd 一方向クラッチユニット

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61149777U (ja) * 1985-03-08 1986-09-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63275820A (ja) 1988-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR950008810B1 (ko) 자동변속기
EP0762014B1 (en) Automatic transmission
US7998011B2 (en) Speed change apparatus
US4455890A (en) Overdrive device for automatic transmissions
US4848177A (en) Automatic transmission
US6878086B2 (en) Automatic transmission
JP2510172B2 (ja) 自動変速機
JPS6246741B2 (ja)
JP3423410B2 (ja) 自動変速機の変速制御装置
US5213552A (en) Vehicle power transmission
JPH0794856B2 (ja) 自動変速機におけるクラツチ装置
JPH0772568B2 (ja) 自動変速機
JPH0424577B2 (ja)
JPH0794855B2 (ja) 自動変速機におけるクラツチ装置
JPS6346753Y2 (ja)
JP4585087B2 (ja) 自動変速装置
JPS6138214A (ja) 車両用自動変速機
JP2828639B2 (ja) 自動変速機のスラスト軸受装置
JP3065623B2 (ja) ワンウェイクラッチの潤滑装置
JPH0730816B2 (ja) 自動変速機におけるブレ−キ部の構造
JPH0250339B2 (ja)
JP2824262B2 (ja) 自動変速機
JPH02113151A (ja) 自動変速機におけるクラッチ連動装置
JP2892131B2 (ja) 自動変速機
JP2766550B2 (ja) 自動変速機