JPH077246B2 - 2値表示パネル画像表示装置 - Google Patents

2値表示パネル画像表示装置

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JPH077246B2
JPH077246B2 JP62321389A JP32138987A JPH077246B2 JP H077246 B2 JPH077246 B2 JP H077246B2 JP 62321389 A JP62321389 A JP 62321389A JP 32138987 A JP32138987 A JP 32138987A JP H077246 B2 JPH077246 B2 JP H077246B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、発光を維持するに足る維持パルスを印加され
たときは発光し、印加されないときは非発光状態とな
り、発光と比発光の何れかの状態を選択的にとるプラズ
マデイスプレイの如き2値表示素子を画素としてマトリ
クス状に配列することにより構成した2値表示パネルを
画面とする2値表示パネル画像表示装置に関するもので
あり、更に詳しくは、画像を画面において或る所定階調
数で濃淡表示することを可能にしておき、その所定階調
数を損なうことなしに、画面における最小発光強度と最
大発光強度の比であるコントラストを調整可能とする手
段を備えたかかる2値表示パネル画像表示装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
プラズマデイスプレイとは、ネオンサインのように気体
放電による発光現象をデイスプレイに用いたものであ
る。即ち、細長いガラス管の両端に平板電極を封じ込
み、Neなどの不活性ガスを封入し電圧を印加して発光さ
せるもので、印加電圧が放電開始電圧を超すと放電が起
こり、最小放電維持電圧以下に印加電圧を下げると放電
は停止する。
かかるプラズマデイスプレイは2値表示素子の一例であ
るが、2値表示素子の集合により2値表示パネルを構成
する。つまり、2値表示パネルとは、特定の幅,高さ,
周期の維持パルスの入力に対し、白黒あるいは明暗の2
値しか表示しないパネルをいう。例えば、「表示素子・
装置新技術′85年版」(同編集委員会編 総合技術出
版)161頁から165頁に記載されているAC型PDP(プラズ
マディスプレイパネル)は2値表示パネルの代表的なも
のであり、他に大部分のDC型PDP,あるいは強誘電性液晶
ディスプレイパネルなども2値表示パネルに属する。
これらの表示パネルには表示画素がマトリクス配置され
ており、各表示画素の行、列をアドレスしながら映像情
報を書込んで表示パネルに画像を再生する。これらの表
示パネルは、2値表示パネルであっても、各表示画素の
明(暗)表示期間の長さあるいは明(暗)表示の強度を
画像信号の振幅に応じて制御すれば、多階調表示(濃淡
表示)が可能である。
例えば、特開昭57−97584号公報には、画像信号の振幅
に応じて表示画素に印加するパルス数を制御することに
より多階調表示を行う方法が記載されている。また、
「表示素子・装置技術′85」(同編集委員会編 総合技
術出版)193頁から194頁には、映像信号の振幅に応じて
書込みパルス・消去パルスを適宜組合せ、フイールド時
分割走査を行なって各表示画素の発光回数を制御するこ
とにより多階調表示を行う方法が記載されている。
このように、一般にパルス数変調もしくはパルス幅,パ
ルス高変調で2値表示パネルを駆動することによって、
テレビ画像等の多階調画像を2値表示パネル上に表示す
ることができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術では、2値表示パネル上に多階調画像を表
示することができるが、次に述べるような意味でテレビ
受像機の画面としての機能を十分もたせることについて
は配慮していなかった。
例えば、テレビ画面を見る場合、その周囲条件を考え
て、画面の最小輝度(黒レベル)とか、最大輝度と最小
輝度との比(コントラスト比)とかを調整する機能をテ
レビ受像機は設けている。
現行のテレビ受像機では、前者の黒レベル調整は、表示
すべき映像信号の直流レベルを変えることにより行い、
後者のコントラスト調整は映像信号の振幅を変えること
により行っている。このように黒レベル調整(ブライト
調整),コントラスト調整は映像信号の直流レベル調
整,振幅調整で従来は行なっていた。
しかし、2値表示パネルを多階調表示で駆動する場合、
映像信号の直流レベル調整,振幅調整を行なうと、調整
によって有効な階調数が損なわれてしまうという問題を
生じる。
例えば、パルス数変調により多階調表示を行う場合を例
にとる。このパルス数変調を行なう為、通常は映像信号
をA/D変換器(Analog−Digital変換器)でPCM(Pulse−
Code Modulation)信号に変換して用いる。このA/D変
換器の入力映像信号の直流レベル,振幅を調整すると次
の様なことになる。
一般にテレビ画面に表示する再生画像を256階調(ディ
ジタル符号にして8ビット必要)とすれば画質的に充分
であると考えられるので、用いるA/D変換器は8ビット
の出力として説明する。
このA/D変換器の入力ダイナミックレンジを最小レベル
から最大レベルまで最大限利用した時に、8ビットのLS
B(Least−Significant−Bit;最下位ビット)からMSB
(Most−Significant−Bit;最上位ビット)まで有効なP
CM信号を得ることができ、256階調表示が可能となる。
もしこのような最適状態、すなわちA/D変換器の入力ダ
イナミックレンジ一杯に映像信号の振幅範囲を設定した
状態から映像信号の直流レベルを変えるとすれば、映像
信号は入力ダイナミックレンジを外れてしまい、正常な
画面を再生できなくなるという問題を生じる。
また、映像信号の振幅を大きくしても映像信号は入力ダ
イナミックレンジを外れるし、逆に振幅を絞れば、入力
ダイナミックレンジに比べて映像信号の振幅範囲が小さ
くなった分だけ、表示する画像の階調数が減ることにな
る。
上記問題の解決策として、従来技術では、映像信号の直
流レベル調整範囲,振幅調整範囲に見合う余裕をA/D変
換器の入力ダイナミックレンジにもたせ、10ビット,12
ビット等の高ビット数A/D変換器を使用していた。しか
し、A/D変換器のビット数を増加させることは、A/D変換
器が高価になるばかりではなく、ビット数増加に伴って
信号処理回路が複雑になり、また消費電力が増えるなど
の別の問題を生じる。
本発明の目的は、A/D変換器のビット数もしくはPCM信号
のビット数で決まる画像階調数(例えば256階調)をで
きるだけ損なうことなく、A/D変換器の入力ダイナミッ
クレンジで制限される調整範囲を越えて広範囲に再生画
面のコントラスト調整を行なうことのできる2値表示パ
ネル画像表示装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
パルス数変調では映像信号の振幅に応じて維持パルス
(2値表示の点灯を維持するパルス)の個数を制御し、
パルス幅変調では映像信号の振幅に応じて維持パルスの
パルス幅を制御して、2値表示の点灯期間の長さを変え
て中間調表示(多階調表示)を行なう。このようなパル
ス数変調,パルス幅変調を含めて、一般に2値表示パネ
ルを駆動するには、映像信号をPCM信号で代表されるデ
ィジタル信号に変換し、このディジタル信号(以下PCM
信号)で維持パルスの個数あるいは幅,高さを変調する
方法が用いられている。
具体的には、PCM信号の各ビットごとに維持パルスの個
数あるいは幅,高さの重みづけをし、A/D変換器出力の
映像信号データ(例えば8ビットで構成される0,1の
組;すなわちPCM信号)に応じて、1となる各ビットご
とに対応するパルス数あるいは幅,高さの全ビット(8
ビット)についての総和をとり、この総和に等価な数あ
るいは幅,高さの維持パルスを表示画素に印加してい
る。
上記、コントラスト調整を有効に行なうという目的は、
このA/D変換器出力PCM信号の各ビットごとに割当てた維
持パルスの個数あるいは幅,高さを調整する回路を設け
ることにより達成される。
さらに加えて、上記のようなPCM信号の各ビットごとに
割当てた維持パルスの個数あるいは幅,高さを変えて行
なうコントラスト調整は、従来に比べ荒い調整である
が、さらに微妙な調整を行なう方法として、上記のよう
な維持パルスを調整する回路に加えて、A/D変換器に入
力する映像信号の振幅を可変する回路もしくは振幅を可
変するのと等価な演算処理をA/D変換器の出力データに
施すディジタル回路を設ける。
〔作用〕
8ビットA/D変換器出力のPCM信号でパルス数変調を行な
う場合、A/D変換器出力のLSB(最下位ビット、これをb0
とする)に対して例えばa0個(a0≧1,整数)の維持パル
スを割当て、次の上位ビット(b1)にはa1個(a1≧a0,
整数)の維持パルスを割当て、これを繰返して、MBS
(最上位ビット、これをb7とする)にはa7個の維持パル
スを割当てる。そして、上記A/D変換器の出力データb0
〜b7の各ビットの0,1の状態に応じて、各ビット毎に割
当てた維持パルスの個数の総和をとり、この総和に等し
い個数の維持パルスを所定の表示画素に印加する。
本発明によるコントラスト調整には直接関係しないが、
再生画面の黒レベルを決めるものとして、上記A/D変換
器の出力データとは関係なく常にa個(a≧0整数)の
維持パルスを各表示画素に印加するものとする。このと
き、各表示画素に印加する維持パルスの総個数Nは となる。
維持パルス1個の印加に対する表示画素の輝度がkであ
るととすれば、上記(1)式の維持パルスを印加したと
きの表示画素の輝度lは となる。上記(2)式から与えられる表示画素の最小発
光強度(最小輝度)lminと最大発光強度(最大輝度)lm
axはそれぞれ となり、コントラスト比CRをlmax/lminで定義すれば となる。
上記(4)式において を変えると、最大コントラスト比CRが変化することがわ
かる。A/D変換器の出力に対する輝度lの直線性を考え
るとaiは ai=2im(m:整数) ……(5) である。このとき、上記(4)式はmの関数CR(m)で
あり となる。簡単の為a=8であるとすると、 CR(m)=31.8m+1 ……(6A) であり、コントラスト比CRはCR(1)≒33,CR(2)≒6
5,……の様に変化する。上記(6)式では、mが整数で
あるので、最大のコントラスト比CR(m)は飛び飛びの
値で変化する。m±1の変化に対するCR(m)の変化量
であり、mが100以上であれば、1%程度の変化量でコ
ントラスト比CRを変えることができ、実用上は問題ない
と思われる。
mが小さいところでは、ΔCRは数10%程度となる。この
ような変化量が大きい調整ではなくさらに細かいコント
ラスト調整が必要ならば、aiの与え方を2imとは別に変
えたり、A/D変換器に入力する映像信号の振幅をmの変
化と並行して変えたりすればよい。aiの与え方を変える
と表示画素のA/D変換器出力変化に対する輝度lの変化
の直線性が少し変わったり、映像信号の振幅を変えると
有効階調数が変わったりするが、映像信号の振幅を変え
るだけの従来の方法に比べ階調数の変化は少ない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面により詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。同
実施例は、典型例としてフィールド内時間分割走査(以
下フィールド時分割走査)でパルス数変調を行なった場
合の2値表示パネルの表示回路を対象として本発明を実
施した例である。
第1図において、表示回路は映像信号入力端子1、映像
信号処理回路2、A/D変換器3、メモリ4、垂直走査パ
ルス発生回路5、水平走査パルス発生回路6、維持パル
ス発生回路7、垂直ドライバ8、水平ドライバ9、維持
パルス印加用ドライバ10、2値の表示パネル11、各回路
の動作をコントロールするための制御回路12、およびコ
ントラスト調整回路14から構成される。また、パルス発
生回路5〜7、ドライバ8〜10、および表示パネル11を
まとめて表示部13と定義する。
表示部13の構成は用いる表示パネル11の種類に大きく依
存する。例えば強誘電性液晶パネルを用いることにする
と、垂直走査パルス発生回路5,ドライバ8,水平走査パル
ス発生回路6およびドライバ9で表示パルスを駆動し、
維持パルス発生回路7で発生した維持パルスは例えば水
平走査パルスと合成して水平ドライバ9を介して表示パ
ネル11に印加する。この場合、ドライバ10は不要とな
る。しかし、2値表示パネル11を駆動するには、基本的
に垂直走査パルス,水平走査パルスおよび維持パルスの
3つが必要である。
第1図に示すブロック図では、垂直走査パルス,水平走
査パルス,維持パルスを明らかに区別するために、パル
ス発生回路5〜7,ドライバ8〜10、をそれぞれ3つに分
けて示した。この第1図に示すブロック図の動作は次の
通りである。
入力端子1には映像信号を入力する。映像信号処理回路
2では入力映像信号に基づき、R,G,B原色信号等の画像
信号を形成する。形成された画像信号はA/D変換器3で
必要なビット数のPCM信号に変換され、各ビットごとに
メモリ4に記憶される。
制御回路12では入力映像信号に同期した各種のコントロ
ール信号を形成し、各回路に供給する。垂直走査パルス
発生回路5では、制御回路12からのコントロール信号に
基づき、表示パネル11の垂直走査用パルスを発生し、垂
直ドライバ8を介して表示パネル11を走査する。水平走
査パルス発生回路6では、制御回路12からのコントロー
ル信号に同期してメモリ4の各ビットごとの画像信号を
取込み、水平方向に並ぶ表示画素への書込み(開始用)
パルスを形成する。この書込みパルスは水平ドライバ9
を介し、垂直走査のタイミングに合わせて表示パネル11
に印加される。維持パルス発生回路7では、水平走査パ
ルス発生回路6で形成した書込みパルスの「重み」に合
う個数の維持パルスを形成し、ドライバ10を介して表示
パネル11に印加する。
すなわち、この第1図に示すブロック図では、垂直走査
パルス発生回路5および水平走査パルス発生回路6によ
って表示画素をアドレスし、アドレスされた表示画素は
維持パルス発生回路7からの維持パルスによって点灯す
る。本発明のこの実施例では、コントラスト調整回路14
を設けて、通常状態では維持パルス発生回路7で発生す
る維持パルスの個数を制御する。さらにコントラスト調
整回路14は、コントラスト調整を細かに行なう必要があ
る場合にはA/D変換器3に入力する映像信号の振幅を絞
るように、映像信号処理回路2に作用する。もちろん、
映像信号の振幅を等価的に変える方法は他にも存在する
が、第1図にはその代表例を示す。
第2図は、フィールド時分割走査をさらに詳しく説明す
るための、フィールド期間における走査線と走査時刻の
関係を示す模式図である。縦軸で走査線番号を示し、横
軸で走査時刻を示す。通常のテレビ信号を第2図に示す
実線L0に沿って走査される。
簡単のため、A/D変換器では画像信号をn=4ビットのP
CM信号にA/D変換するものとする。このとき、1フィー
ルドを第2図に示すようにn+1=5に時分割して走査
する(階調表示を行なうためだけならL0〜L3に示すn=
4分割走査で充分であるが、本実施例では最小輝度を決
めるための走査Lも行なうことにして説明している)。
すなわち、映像信号を4ビットでA/D変換して、LSBから
MSBまでの4ビットをそれぞれb0,b1,b2,b3で表わし、各
b0,b1,b2,b3のビットごとに対応してそれぞれ実線L0,
L1,L2,L3に沿って走査する。さらに、画像信号のデータ
b0〜b3とは別に実線Lに沿った走査を行なう。第2図か
ら分るように、通常のテレビ画面では1回の走査で1フ
ィールドの画像表示が行なわれるのに対して、第2図で
は1フィールドを時間的に5分割して走査するフィール
ド内時間分割走査で画像表示がなされる。
第3図は、第2図に示すフィールド時分割走査で表示パ
ネル11を駆動する場合に、表示パネル11の垂直走査電極
K1〜K3,維持電極A1〜A3,水平走査電極S1〜S4に印加する
パルスのタイミング例を示したものである。
第3図には、表示パネル11上に配列した縦3画素,横4
画素の表示部分を駆動するのに充分な数の各走査電極を
選んで示している。
垂直走査電極K1には例えば時刻0,(1+1/5)H,(3+2
/5)H,(7+3/5)H,(15+4/5)Hに、それぞれ記号
k0,k1,k2,k3,kで表わすパルスを印加する。垂直走査電
極K2,K3には、K1に印加するパルスと波形は同じである
がK1に印加するパルスからそれぞれ1H,2H遅れたパルス
(K1に印加するパルスと同様の記号k0,k1…kで表わ
す)を印加する。ここでHは1水平走査周期を表わす。
維持電極A1には、K1に印加するパルスk0,k1,k2,k3,kの
時刻に合わせて、それぞれ個数が異なるa0,a1,a2,a3,a
の維持パルスを印加する。維持電極A2,A3には、それぞ
れK2,K3に印加するパルスk0,k1……kの時刻に合わせ
て、A1に印加するパルスと波形は同じであるがA1に印加
するパルスらそれぞれ1H,2H遅れたパルス(A1に印加す
るパルスと同様の記号a0,a1,……aで表わす)を印加す
る。
水平走査電極S1あるいはS2〜S4には、垂直走査電極K1,K
2,K3に印加したk0,k1…kのいずれかのパルスにタイミ
ングの合うパルスを印加する。パルスkを除いたk0〜k3
のいずれのパルスとタイミングの合ったパルスを印加す
るかは、画像信号をA/D変換したデータで決まる。すな
わち、A/D変換データのLSBからMSBに対応してそれぞれk
0,……k3にタイミングの合うパルスを印加する。但しK1
〜K3に印加するパルスkにタイミングが合うパルスは全
ての電極S1〜S4に印加する。
すなわち、第3図に示すk0〜k3はビットごとの走査を行
なうためのパルスであり、kは画像信号のデータとは無
関係に走査するためのパルスである。各k0,k1,k2,k3,k
のタイミング間隔は必ずしも第3図に示す間隔である必
要はない。しかし例えば第2図に示す走査方式で間隔を
Hの整数倍にすると同時刻にb0,b1,b2,b3,bの走査が重
なってしまうので、1例としてH/1+n)=H/5ピッチだ
けk0,k1,k2〜kの間隔をHの整数倍からずらしている。
第4図は、第3図に示すパルスで駆動される表示画素の
配列を模式的に示した模式図である。K1〜K3は垂直走査
電極、S1〜S4は水平走査電極、A1〜A3は維持電極であ
る。表示画素は垂直(行)方向の走査電極Kiの番号iと
水平(列)方向の走査電極Siの番号jで指定しdijで表
わす。例えば表示画素d23は走査電極K2とS3とで選択さ
れる。
第3図に示す電極KiとSjに印加するパルスのタイミング
を見ると、S1に印加するパルスはK1に印加するk0,k2,k3
とk、K2に印加するパルスk0とk、およびK3に印加する
パルスk0とk1にタイミングが合う。このとき、k0,k1,
k2,k3,kのパルスに同期させて、それぞれa0=1,a1=2,a
2=4,a3=8,a=8の維持パルスを印加するものとする。
この結果、K1とS1に印加するパルスのタイミングから表
示画素d11では合計a0+a2+a3+a=21個の維持パルス
による発光が行なわれる。仮に1個の維持パルスに対し
て1の輝度が得られるとすれば、表示画素d11の輝度l11
はl11=21となる。
一般に、ある表示画素の輝度lは前述(2)式において
k=1とおき、 と表わすことができる。但し、bi(i=0〜n−1)は
映像信号をnビットのPCM信号にA/D変換したときの各ビ
ットのデータであり、b0がLSB,b1が次の上位ビット,…
…bn-1がMSBの値である。aiは各ビットbiに対して与え
られる維持パルスの個数である。aは表示画素に対して
常に印加される維持パルスの個数である。本実施例では
簡単の為n=4とおいて説明している。
第5図は例えば表示画素d11に印加する維持パルスの個
数を変えたときの、映像信号のA/D変換出力データ(b0
〜b3)と輝度lとの関係を示したものである。すなわ
ち、第5図(a)には垂直走査パルスk0〜kと、それに
対応する維持パルスa0〜aの組A,A′,A″を示し、第5
図(b)にはそれぞれの維持パルスの組A,A′,A″にお
いて、A/D変換器の出力b0〜b3と輝度lの関係がどのよ
うに変わるかを示す。グラフではA/D変換器の出力がn
=4ビットであるので輝度lの変化は24=16階調とな
る。
第5図(a)でA1に印加する維持パルスの組(a0,a1,
a2,a3;a)として、Aは(1,2,4,8;8),A′は(2,4,8,1
6;8),A″は(3,6,12,24;8)となっている。このとき、
A/D変換器の出力b0〜b3と輝度lとの関係は第5図
(b)に示すそれぞれ実線A,A′,A″のようになる。す
なわち、 (1)維持パルスの組(a0,a1,a2,a3;a)を(1,2,4,8;
8)とすると、輝度lは第5図(b)に示す実線Aのよ
うに最小輝度lmin=8から最大輝度lmax=15まで階調数
N=16で変化する。このときのコントラスト比CRは前記
の式(4)よりCR=1.875である。
(2)維持パルスの組を(1,2,4,8;8)→(2,4,8,16;
8)と変えると、輝度lは第5図(b)に示す実線A′
のように最小輝度lmin=8から最大輝度l′max=38ま
で階調数N=16で変化する。このときのコントラスト比
はCR=4.75である。
(3)維持パルスの組を(1,2,4,8;8)→(3,6,12,24;
8)と変えると、輝度lは第5図(b)に示す実線A″
のように最小輝度lmin=8から最大輝度l″max=53ま
で階調数N=16で変化する。このときのコントラスト比
はCR=6.625である。
このように、維持パルスの個数aiを変えると階調数Nを
一定に保ちながらコントラスト比を変えることができ
る。上記A,A′,A″の例はai=2imとしてmをそれぞれ1,
2,3と変えた場合に相当する。このようにai=2imと置い
た場合、輝度lの変化は最もまともな直線性を得ること
が、第5図(b)から分る。aiの別の与え方も可能であ
るが、具体的には後で説明する。
第6図に、第5図に示すコントラスト調整を行なうため
の、第1図に示した維持パルス発生回路7に相当する具
体的回路構成例を示す。
第6図は、ROM(Read−Only−Memory)62、ROM62用アド
レスクンタ61、カウンタ67、単安定マルチバイブレータ
68、カウンタ69,72、デコーダ70、コンパレータ71、D
−FF(Dタイプ−Flip Flop)73、OR74,75、AND回路7
6、1H遅延回路78a〜78i、アドレスカウンタ61のクロッ
ク入力端子60、ROM62の出力端子63、カウンタ69のプリ
セット端子64、単安定マルチバイブレータ68の発振周期
調整端子65、基本維持パルスの入力端子66、制御維持パ
ルスの出力端子82、維持パルス出力端子79a〜79jおよび
コントラスト微調を行なうときの切換信号検出端子100
で構成される。
ここで、第6図の点線枠81で示す部分が維持パルス制御
回路であり、点線枠80と81を合わせて第1図に示す繊維
パルス発生回路7に相当する。アドレス用カウンタ61お
よびROM62は第1図に示す制御回路12の一部分を構成す
る。但しこの第6図は、回路構成の一例を示したもので
あり、第5図のような調整を行なうための具体的回路構
成は他にも多く考えることができる。
第7図に、第6図に示す回路の動作を説明するためのタ
イミングチャートを示す。アドレスカウンタ61は一定の
周期(本実施例では1/5H周期)では制御回路12から入力
端子60に入力するクロックに同期しROM62のアドレスを
カウントする。
アドレスカウンタ61のアドレスに従い、ROM62からは、
第3図の垂直走査電極K1に印加するパルスに相当する第
6図のパルスKが出力される。第6図においてパルスK
は時刻t0=0,t1=(1+1/5)H,t2(3+2/5)H,t3
(7+3/5)H,t4(15+4/5)Hで5つのパルスが立上
り、それぞれ1/5H後のt0′=1/5H,t1′=(1+2/5)H,
t2′=(3+3/5)H,t3′=(7+4/5)H,t4′16Hで立
下る。
このパルスKは2つの信号に分けられて一方は端子63か
ら出力され、垂直走査パルス発生回路5,水平走査パルス
発生回路6の入力信号となる。他方は第6図に示すよう
に、n+1進カウンタ67,mビットカウンタ69,D−FF73の
クロックおよびlビットカウンタ72のリセット信号とな
る。ここでnは映像信号をA/D変換したPCM信号のビット
数,mは1フィールド内のパルス数を2進で表わすのに充
分な大きさのビット数である。本実施例ではn=4で説
明している。
第6図においてn+1進のカウンタ67はフィールド走査
を開始してる時刻t0以前に、例えば垂直同期信号等によ
ってリセットされ、時刻t0以後のパルスKの個数をカウ
ントする。第7図では、パルスK5をカウントすると時刻
t4′においてその立下りに同期したパルスAを出力す
る。さらに、第7図では示していないが、次のフィール
ド走査開始直前で、例えば垂直同期信号によってカウン
タ67がリセットされ、同時に、パルスAは立下るものと
する。
単安定マルチバイブレータ68はパルスAの立下りに同期
するパルスBを出力する。パルスBは単安定マルチバイ
ブレータの発振時定数調整端子65(この端子65はコント
ラスト調整回路14につながっているが、コントラスト調
整のためではなく、輝度調整のために用いられる)によ
って決まる時刻t4″で立下る。
カウンタ69はパルスKをクロックとして2進でカウント
アップし、mビットの信号Ql′〜Qm′を出力する。但し
カウンタ69はフィールド走査開始時刻t0以前に、例えば
垂直同期信号等によってリセットされ、またカウント開
始時のQl′〜Qm′の初期値は調整端子64(この端子64は
コントラスト調整回路14につながっており、コントラス
ト調整のために用いられる)に印加するデータによって
プリセットできるものとする。
デコーダ70はカウンタ69の出力Ql′〜Qm′によってl進
の出力Q1〜Qlを出力する。第7図にはQ1〜Q5の波形を示
す。
カウンタ72はlビットの2進カウンタであり、制御回路
12から端子66に入力する基本維持パルスTをカウントす
る。但し、カウンタ72はROM62の出力パルスKでリセッ
トされ、その立下りでカウントを開始するものとする。
コンパレータ71はデコーダ70とカウンタ72の出力を比較
し、両者が一致する時刻に1個のパルスを出力する。例
えば、パルスKのt=t0で最初に立上るパルスに対する
カウンタ69の出力がQ1′=1,Q2′=Q3′=……=Qm′=
0とすればデコーダ70の出力もQ1=1,Q2=Q3=……=Ql
=0となる。したがって、カウンタ72が維持パルスTを
1カウントした時にコンパレータ71がパルスを出力す
る。同様にして、パルスKの2番目,3番目,4番目の入力
に対し、カウンタ72がそれぞれ、維持パルスを2カウン
ト,4カウント,8カウントするとコンパレータ71がパルス
を出力する。
このコンパレータ71の出力パルスとn+1進カウンタ67
の出力パルスをOR74に入力し、それらを和をD−FF73の
リセットパルスとする。D−FF73はパルスKの立下り
t0′〜t4′に同期して立上り、OR74の出力の立上りに同
期して立下るパルスCを出力するものとする。OR74の出
力はn+1進カウンタ67の出力Aおよびコンパレータ71
の出力との和であり、最初にコンパレータ71の出力によ
ってD−FF73がリセットされるようになっているので、
パルスCは時刻t0′,t1′,t2′,t3′で立上りそれぞれ
維持パルスを1,2,4,8カウントした時刻で立下る。時刻t
4′においてもCのパルスが立上るが、その立上りと同
時にカウンタ67の出力Aによって時刻t4′にD−FF73が
リセットされるので、実質上パルスは発生しない。
このD−FF73の出力Cと単安定マルチバイブレータ68の
出力BとをOR75で加算してパルスDを形成し、AND76の
一方の入力端子にこのパルスDを印加する。
AND76では、パルスDをストローブ信号として基本維持
パルスTを特定の個数ずつゲートし、維持パルスSを出
力する。上記説明から分るようにパルスSはパルスKの
立下り時刻t0′,t1′,t2′,t′に同期して維持パルス
をそれぞれ個数a0=1,a1=2,a2=4,a3=8だけ出力す
る。パルスKの時刻t4′で立下るパルスに対しては単安
定マルチバイブレータ68の時定数によって決まるパルス
Bの立下る時刻t4″でパルスSの個数aが決まる。第7
図ではa=8である。
第6図,第7図の説明から、端子64に印加するプリセッ
トデータによってカウンタ69のカウント開始データを調
整すれば、維持パルスSの個数a1,a2,a3,a4を調整する
ことができる。したがって端子64は維持パルス制御端子
の役割を有する。
第8図に、端子64に印加するプリセットデータによって
カウンタ69のカウント開始データを調整したときの第6
図に示す回路のタイミングチャート例を示す。すなわ
ち、プリセットによってカウンタ69の開始データをQ1
=1,Q2′=Q3′=……Qm′=0とすれば、パルスKのt
=t0で最初に立上るパルスに対するカウンタ69の出力は
Q1=0,Q2′=1,Q3′=Q4′=……=Qm′=0となり、こ
のときデコータ70の出力はQ1=0,Q2=1,Q3=Q4……=Ql
=0となる。したがってカウンタ72が維持パルスTを2
カウントした時にコンパレータ71がパルスを出力する。
同様にして、2番目のパルスが立上る時刻t=t1におい
てカウンタ69の出力はQ1′=Q2′=1,Q3′=Q4′=……
Qm=0となりデコーダ70の出力はQ1=Q2=0,Q3=1,Q4
Q5=……=Qm=0となる。
したがってカウンタ72が維持パルスTを22=4カウント
するとコンパレータ71がパルスを出力する。以下パルス
Kの3番目,4番目の入力に対し、カウンタ72がそれぞれ
維持パルスを8カウント,16カウントするとコンパレー
タ71がパルスを出力する。
このコンパレータ71の出力パルスとn+1進カウンタ67
の出力パルスをOR74に入力、それらの和をD−FF73のリ
セットパルスとしてパルスCを形成する。このパルスC
とパルスBとをOR75で加算してパルスDを形成し、AND7
6のストローブ入力とする。ここで第8図に示すパルス
Cは第7図に示すパルスCに比べてパルス幅が2倍にな
っており、パルスBは第8,7図で同じである。
したがって、第8図に示すパルスSは、第7図に示すパ
ルスSに比べて、a0,a1,a2,a3の個数が倍になりaの個
数は変わらない。
第7図に示すタイミングチャートは第5図に示す維持パ
ルス列Aを形成する場合に相当し、第8図は維持パルス
列A′を形成する場合に相当する。上記(5)式との関
連でいうと、第7図はm=1の場合、第8図はm=2の
場合に相当する。mが更に大きい場合についても、端子
64に印加するプリセットデータを変えるだけで容易に実
現できることが以上の説明で明白である。
こうして得た維持パルスSは、第6図の点線枠80に示す
遅延回路78によって1Hずつ遅延され、第1図に示すドラ
イバ10を介して表示パネル11の維持電極(例えば第4図
のA1〜A3)に印加される。各表示画素には全てこの維持
パルスSが印加されるが、各表示画素が点灯するかどう
かは、第3図の説明の様に表示パネル11の垂直走査電極
と水平走査電極(それぞれ第4図のK1〜K3とS1〜S4)に
印加する走査パルスのタイミングによる。このとき、同
じ走査パルスを与えても、第7図より第8図に示す維持
パルスSを印加した方が表示画素の発光輝度が大きく、
コントラスト比も大きくなる。この調整に対する効果は
第5図で説明した通りである。
第9図は、A/D変換器に入力する映像信号に対する表示
画素の輝度lとの関係を示す。簡単の為第5図のような
輝度lの段階状変化は省略した。A/D変換器のダイナミ
ックレンジは0〜Vdynの範囲であるとし、入力1の設定
では映像信号の上限(白ピーク)Vmaxと下限(黒レベ
ル)VminをA/D変換器のダイナミックレンジに揃えて使
用するのが普通である。
この入力1の設定条件下で、第7図,第8図に示すよう
にそれそれai=2iあるいはai=2・2iのような維持パル
ス組を形成して表示パネル11に印加すれば、それぞれ実
線Aに示す最小輝度信号lminから最大輝度信号lmaxまで
変化する輝度特性あるいは実線A′に示す最小輝度lmin
から最大輝度l′maxまで変化する輝度特性が得られ
る。ここで実線A″はai=3・2iの維持パルス組に相当
する。
第5図で説明したように、維持パルス組をai=2imで与
えると輝度特性は直線になるが、mを変えると最大コン
トラストが飛び飛びに変化する。第9図において、m=
1から2に変えると実線Aから実線A′に輝度特性が変
化し、コントラスト比もCR=lmax/lminからCR′=l′m
ax/l′minに変化する。このままではCRとCR′の中間の
コントラスト比が存在しないが、実線A′の輝度特性に
おいて、A/D変換器に入力する映像信号の振幅を絞って
白ピークv′maxがA/D変換器のダイナミックレンジ上限
vdynより小さくなるように入力を設定すれば中間のコン
トラスト比を得ることができる。
すなわち、入力2の設定のようにv′max<vdynとすれ
ば、映像信号はvminからv′maxの間でのみ変化するの
であるから、輝度は、実線A′上lminから点Cの輝度l
maxの範囲で変化することになる(l″max<l′ma
x)。このときのコントラスト比はCR=l′max<CR
である。もちろん、A/D変換器の入力振幅を絞ることに
よって階調数は減るが、本発明の方が従来に比べてコン
トラスト調整範囲が広く、また階調数を損なう率が少な
い。
なぜなら、従来技術では例えば輝度特性は実線A′に固
定され、入力信号振幅だけでコントラスト調整を行なう
だけであり、その調整範囲は1〜l′max/lminに限られ
ていた。また、CR′=l′max/lminの半分のコントラス
ト比を得るには、従来はA/D変換器の入力信号振幅を半
分にしてその分階調数も半分とならざるを得ないが、本
発明では輝度特性を実線Aのようにすることで実線A′
で得られるコントラスト比の半分のコントラスト比を実
現でき階調数も変わらない。
第9図では、コントラスト調整を維持パルスaiの個数調
整とA/D変換器の入力信号振幅調整とで行なうことを述
べた。この方法におけるコントラスト調整回路の例を第
10〜12図に示す。
第10図は、映像信号入力端子1、映像信号処理回路2、
A/D変換器3、A/D変換器出力端子102、維持パルス制御
回路81、切換信号検出端子100、切換制御回路101、振幅
制御回路104、振幅調整端子103、維持パルス調整端子6
4、制御維持パルス出力端子82で構成される。
これらのうち、映像信号入力端子1、映像信号処理回路
2、A/D変換器3は第1図に示す構成と同じである。第1
0図における維持パルス制御回路81は第6図に示す点線
枠の維持パルス制御回路81と同じであるが、細部の入力
端子については第10図で省略している。維持パルス制御
回路81、切換制御回路101、振幅制御回路104で構成され
る点線枠201がコントラスト調整回路201であり、第1図
に示すコントラスト調整回路14に相当する。
通常、コントラスト調整は維持パルス制御回路81におい
て維持パルスの個数を制御して行なう。この制御は調整
端子64で操作する。維持パルスの個数で制御できるコン
トラスト比の中間値を得る調整をする場合には、切換検
出端子100で維持パルスの状態を検出し、切換制御回路1
01が動作する。この切換制御回路101の命令に応じて振
幅制御回路104が動作し、振幅調整端子103に連動して映
像信号処理回路2の出力映像信号の振幅を変える。な
お、端子64と端子103の制御を電圧制御とすれば、例え
ば中間タップ付きの4端子可変抵抗器とダイオードクリ
ップ回路などの適切な電子回路を用いて1つの調整用可
変抵抗器で連続の調整ができるように構成できる。
第11図は、映像信号入力端子1、映像信号処理回路2、
A/D変換器3、A/D変換器出力端子102、維持パルス制御
回路81、切換信号検出端子100、切換制御回路101、リフ
ァレンス電圧制御回路103、リファレンス電圧の調整端
子105、維持パルス調整端子64、制御維持パルス出力端
子82で構成される。
第11図の構成は第10図とほぼ同じであるが、第10図での
コントラスト調整回路201を構成する振幅制御回路104
が、第11図ではリファレンス電圧制御回路103で置換え
られている点が異なる。
通常、維持パルス制御回路81で維持パルスの個数を制御
してコントラスト調整するが、入力振幅を換える場合に
は切換制御回路101によってリファレンス電圧制御回路1
03を動作させてコントラスト調整する。A/D変換器3の
入力リファレンス電圧と入力映像信号電圧とは相対関係
にあり、入力リファレンス電圧を変えて入力映像信号の
振幅を相対的に変えることができる。したがって第11図
は第10図と同じ効果を与える。
第12図は映像信号入力端子1、映像信号処理回路2、A/
D変換器3、A/D変換器出力端子102、維持パルス制御回
路81、切換信号検出端子100、切換制御回路101、演算回
路106、演算の調整端子103、維持パルス調整端子64、制
御維持パルス出力端子82、さらに演算回路106はA/D変換
器3の出力に乗ずる係数を決める係数設定回路301、掛
算回路302、掛算出力の整数比回路303で構成される。
第12図の構成は、演算回路106を用いてA/D変換器3の出
力データを変えるという点において、第10図,第11図の
構成と異なる。他の映像信号処理回路2、A/D変換器
3、切換制御回路101、維持パルス制御回路81等の構成
について、第12図は第10図,第11図と同じである。
通常、維持パルス制御回路81で維持パルスの個数を制御
して輝度調整するが、中間のコントラストを得る場合に
は切換制御回路101によって演算回路106を動作させてコ
ントラスト調整を行なう。A/D変換器3の出力データに
掛算(または割算)を施すことは、A/D変換器への入力
映像信号の振幅を変えることに等しい。したがって第12
図は第10図,第11図と同じ効果を与えることがわかる。
ここで、第12図に示す演算回路106は入出力が調整であ
るように構成している。例えばA/D変換器の出力を4ビ
ット(b0b1b2b3)で表わし、振幅を小さくするのもとし
て係数設定回路301の出力は1以下の小数でその小数以
下を4ビット表示(b0′b1′b2′b3′)であるとする。
これら2数の掛算は、例えば4ビット×4ビットの乗算
IC SN74LS285(TI社)を用いて容易に行なえ、通常8
ビットの出力になる。この掛算出力の上位4ビットをと
って下位4ビットを切捨てれば整数比が容易に行なえ
る。
以上は、維持パルス列としてai=2imの条件で維持パル
スの個数を制御した場合である。輝度特性の直線性が少
し変わるが、AD変換した映像信号の各ビットに割当てる
維持パルス数aiとして2imではなく他のパルス数の組を
用いてもコントラスト調整が可能である。
aiの与え方に特別な規則性を設ける必然性はないが、A/
D変換器の出力をそのまま用いて階調表示する場合には
少なくとも、 を満足させる必要がある。例えば3と4で表わされる振
幅の映像信号に対する4ビットA/D変換器の出力は、(b
0b1b2b3)の順序で(1100)と(0010)である。このと
き各ビットに割当てた維持パルスaiの総和は、振幅3の
信号に対してはa0+a1+a2であり振幅4の信号に対して
はa3である。振幅3の信号入力時より振幅4の信号入力
時の方が暗いのは階調表示として異常であるからa3a0
+a1+a2となり上記(9)式が成立する。
第13図に、維持パルスaiの与え方を2imとは別の仕方で
上記(9)式に従って変えたときの輝度lの特性を示
す。すなわち、第13図(a)には垂直走査パルスk0〜k
とそれに対応する維持パルスの組(a0,a1,a2,a3;a)を
変えた場合を示す。Aは(1,2,4,8;8)、A′は(1,2,
4,9;8)、A″は(1,2,5,10;8)、Aは(1,3,6,12;
8)と変えた場合である。そして第13図(b)にはそれ
ぞれの維持パルスの組A〜Aに対する輝度lの特性を
示している。
維持パルスの組Aでは、出力データの各ビットb0〜b3
対する維持パルスの割当てはai=2iに従っており、これ
は第5図と同じである。輝度lは第13図(b)の太い実
線Aで示すようにlminからlmaxまでの直線性を保ちなが
ら16階調で変化する。
維持パルスの組A′では、出力データのMSBであるb3
ットに対する割当てa3のみを23→23+20に変える。この
とき輝度lは第13図(b)の太い点線A′で示すように
lminからl′maxまで16階調で変化する。出力データのM
SBであるb3ビットが変わるところで輝度の段差が生じる
が、ほぼ直線的な輝度特性となる。
維持パルスの組A″では、出力データのMSBであるb3
ットと次の下位ビットb2に対する割当てa3,a2をa3=23
→23+21,a2=22→22+20に変える。このとき、輝度l
は第13図(b)の実線A″で示すようにlminからl″ma
xまで16階調で変化する。出力データのb3,b2が変わると
ころで輝度の段差を生じるが、ほぼ直線的な輝度特性を
示す。
維持パルスの組Aでは、出力データのMSBであるb3
ットと次の下位ビットb2,b1に対する割当てa3,a2,a1をa
3=23→23+22,a2=22→22+21,a1=2→21+20と変え
る。このとき、輝度lは第13図(b)の実線Aに示す
ようにlminからl″maxまで16階調で変化する。出力デ
ータのb3,b2,b1が変わるところで輝度の段差を生じる
が、ほぼ直線的な輝度特性である。
維持パルスの組Aより更にコントラストが大きくなる
組A′はa3=23→23+23=2・23,a2=22→22+22
2・22,……,a0=1→1+20であるが、これは第5図に
示す実線A′と同じである。第13図(b)に維持パルス
の組A′における輝度特性を×印をつけた点線A′
で示した。但し第13図(a)とは関連がないのでA′
の記号は( )で括って示す。
第13図はから分るように、ai=2imでmを変える輝度調
整では第13図(b)に示す太い実線A(m=1)から×
印をつけた点線A′(m=2)へと大きく輝度特性が
変わるのに対し、第13図(a)に示す維持パルス列A′
〜Aのような変え方だと、輝度変化に段差が生じるが
階調数を損なうことなくさらに細かいコントラスト調整
が可能である。
第13図に示す維持パルスaiの与え方は、nビットのPCM
信号を考えると一般に ai=m2i+εi-j2i-j (1≦j≦n) ……(10) 但し で与えられ、上記(10)式の第2項のjによってコント
ラストの微調がmを固定したままn−1段階可能とな
る。j=mのとき第5図の調整と同じになることは明白
である。
上記以外に維持パルスの個数aiの割当て方は存在する。
どのような割当て方でもそれを実現する回路は無数に存
在する。以下その1例を示す。
第14図は任意の維持パルスの個数aiを割当てるための回
路例をブロック図で示す。第14図は、アドレスカウンタ
61、ROM62、CPU300、AND76、1H遅延回路78a〜78i、カウ
ンタ61のクロック入力端子60、ROM62の出力端子63、CPU
300の制御端子64、基本維持パルスの入力端子66、およ
び維持パルスの出力端子79a〜79jで構成される。
第14図の動作は第6図とほぼ同じであるが、端子66に入
力する基本維持パルスTをAND76でゲートするためのパ
ルスDをCPU(Central−Processing Unit;中央処理装
置)で形成する点が異なる。すなわち、端子60に入力す
るクロックによってカウンタ61がアドレスをカウント
し、そのカウント値に従ってROM62からパルスKが出力
する。このパルスKのタイミングに同期して、端子64の
調整条件に見合うパルス幅のパルスDをCPU300から出力
する。そしてパルスDのパルス幅に応じてai個の基本維
持パルスTをAND76でゲートし、所望のパルス数組の維
持パルスを出力端子79a〜79jから出力する。このような
維持パルス数制御によるコントラスト調整の効果は上記
までの説明と全く同じである。
上記では、維持パルス印加電極に印加する維持パルスの
個数を変える実施例を示した。この維持パルス個数を一
定としたままでは、A/D変換器3のビット数が限られて
いる場合、A/D変換器の入力信号の振幅を入力ダイナミ
ックレンジ以上にできないため、最大コントラストはA/
D変換器3のビット数で制限される。しかし、A/D変換器
3の出力に演算を施すことによって、A/D変換器3で決
まる最大コントラスト以上に調整でき、しかも微調が容
易である。
第15図に、A/D変換器3の出力に掛算を施した実施例に
おける輝度特性の変化を示す。簡単の為、A/D変換器3
はb0〜b3の4ビット出力とし、入力信号はA/D変換器3
のダイナミックレンジにその振幅を最適に合わせる。
A/D変換器3の出力に乗ずる数値を2、すなわちコント
ラスト比の最大可変範囲は2倍とする。通常のCTVでも
最適設計値に対して±6dBのコントラスト調整範囲があ
り、本実施例でも同じ可変幅を変えて説明する。このと
き、A/D変換器3の出力に演算を施した画像データは1
ビットb′を追加してもb0〜b3,b′の5ビットあれば十
分である。
この演算後の画像データのビット数5と、最低輝度を決
めるための1ビットb、合計b0〜b3,b′,bの6ビットで
表示パネル11を階調表示する。このビット数に合わせ
て、フィールド時分割走査の時分割数を6とし、各走査
時にパネル11の垂直走査電極K1に印加するb0〜b′bに
対応したパルスをそれぞれk0〜k′kとして第15図
(a)に示す。各ビットb0〜b3,b′,bに割当てる維持パ
ルス数aiは例えば簡単のためb0にはa0=1,b1にはa1=2,
b2にはa2=4,b3にはa3=8,b′にはa′=16,bにはa=
8とする。もちろんaiの与え方はこれだけに限らない。
A/D変換器3の出力に係数1を乗算した場合は、第15図
(b)に示す実線Aの通り、最小輝度lminから最大輝度
lmaxまで変化する第16階調の輝度特性となる。この特性
は第5図(b)に示す実線A,第13図(b)に示す実線A
と同じである。
演算の1例としてこのA/D変換器の出力データに係数1.5
を乗算して整数比(小数以下切捨て)した場合の演算後
の出力データを第15図(c)に示す。このデータに対す
る輝度特性は第15図(b)の点線A′に示す通り最小輝
度lminから最大輝度l′maxまで16階調で変化する輝度
特性となる。この特性は第13図(b)に示す実線Aと
同じである。
係数を1以下にするとこの演算後の出力データに対する
輝度特性の階調数は減少する。例えば係数0.5の場合に
ついて第15図(b)の点線A″にその輝度特性を示す。
輝度,コントラストが小さい場合は階調数が少なくても
画質の劣化はみとめられない。したがって一般にコント
ラストを絞る方向については階調数の減少は大きな問題
とならないと思われる。
コントラストを最適時より絞っても階調数を変えないよ
うにする方法は、維持パルスの割当数制御と演算回路の
組み合わせで、どのような方法でも可能である。
乗算の係数を任意に変えれば、輝度特性の傾きを細かに
変えることができ、したがって最大コントラスト比を細
かに調整することができる。この乗算を実現する回路は
第12図に示す演算回路106と全く同じ構成となる。しか
も、調整端子103によって必要な係数を係数設定回路301
で設定するようにすれば、維持パルス制御回路81で各ビ
ットに割当てる維持パルスの個数を制御する必然性はな
い。すなわち、維持パルスの各ビットに対する割当ては
回路設計時に調整するだけで十分であり、TV外部からは
端子103だけで例えば最適設計に対して±6dBの調整を行
なうことができる。
なお、上記第15図の実施例ではA/D変換器の出力を4ビ
ットとし、演算後の画像データを5ビットとしたが、画
像データ6ビット,7ビットを更に増やすことも考えられ
る。この場合にも本発明の効果は明らかであり、更に広
い調整範囲が可能である。
また、各ビットに対する維持パルスの個数aiは第15図
(a)に示す値である必要はない。適当なaiの組合せに
対して、適切な演算を行なう演算回路106を設ければよ
い。例えば、第15図(a)に示す維持パルス数a′を10
としてもよい。この場合A/D変換器3の出力データに演
算を施し、輝度特性がほぼ直線となるようにb0b1〜b
3b′のデータを設定する。
さらに、第15図に示す実施例ではA/D変換器3に入力す
る映像信号の振幅をA/D変換器の入力ダイナミックレン
ジに揃えるように設定して説明した。設定がずれた場合
にはそのずれ量に応じて係数設定回路301で設定する係
数を補正するようにすれば、A/D変換器3での入力信号
の直流レベルが変化しても、パネルの輝度特性の傾きは
変化しない。この係数の補正方法として例えば、第12図
において、最適設計時における映像信号の黒レベルを基
準にしてそれからのずれ量を端子103に印加すればよ
い。
以上の実施例では、垂直走査パルス発生回路5と水平走
査パルス発生回路6とで表示パネル11の表示画素をアド
レスし、発光に必要な維持パルスを必要な個数だけ印加
していた。この維持パルスの個数を調整してコントラス
ト調整するのが上記実施例であるが、維持パルスの個数
を変えずに、維持パルスによる発光回数を他のパルスに
よって調整しても同じ効果を得る。以下この実施例を示
す。
第16図に典型例として、フィールド時分割走査でパルス
数変調する場合における2値表示パネルの表示回路をブ
ロック図で示す。
表示回路は第1図と同様映像信号入力端子1、映像信号
処理回路2、A/D変換器3、メモリ4、垂直走査パルス
発生回路5′、水平走査パルス発生回路6、維持パルス
発生回路7′、垂直ドライバ8、水平ドライバ9、維持
パルス印加用のドライバ10′、2値の表示パネル11、制
御回路12およびコントラスト調整回路14′で構成され、
表示部13′は第1図の定義と同じである。
但し、コントラスト調整回路14′は垂直走査パルス発生
回路5′に接続されている点と、これに伴い垂直走査パ
ルス発生回路5′、維持パルス発生回路7′、コントラ
スト調整回路14′が第1図に示すそれぞれの回路と異な
る。
第16図に示す表示パネル11は、垂直走査パルス発生回路
5′と水平走査パルス発生回路6とによって表示画素が
アドレスされ、維持パルス発生回路7′からの維持パル
スによって発光するものとする。そして、維持パルスに
よる発光は垂直走査電極に発光停止用パルス(消去パル
ス)を印加して停止させる。例えば、このような表示パ
ネルとして垂直走査電極を放電陰極としたPDPがあり、
このようなPDPでは陰極電圧を制御することで発光開
始,停止を制御できる。
第17図に、表示パネル11に印加する垂直走査電極K1〜K
3、維持電極A1〜A3、水平走査電極S1〜S4に印加するパ
ルスのタイミングを示す。第16図は、第3図に示すタイ
ミングチャートと同様に、表示パネル11上に配列する縦
3画素,横4画素の表示部分を表示するに充分な数の走
査電極を選んで示している。
垂直走査電極K1には例えば時刻0,(1+1/5)H,(3+2
/5)H,(7+3/5)H,(15+4/5)Hで立下るそれぞれ
k0,k1,k2,k3,kのパルスと各k0,k1,k2,k3,kのパルスの立
下りからそれぞれ時間T0,T1,T2,T3,Tの後に立上るパル
スC0,C1,C2,C3,Cを印加する。垂直走査電極K2,K3には、
K1に印加するパルスと波形が同じであるが、K1からそれ
ぞれ1H,2H遅れたパルスk0〜k,C0〜Cを印加する。維持
電極A1〜A3は連続的な維持パルスを印加する。水平走査
電極S1〜S4には、画像信号のA/D変換データに従い、垂
直走査電極K1〜K3に印加したパルスk0〜k3のいずれかと
タイミングの合うパルスを印加する。但し、K1〜K3に印
加したパルスkにタイミングの合うパルスは全てS1〜S4
に印加される。
第17図において、垂直走査電極K1〜K3に印加するパルス
k0〜kと水平走査電極S1〜S4に印加するパルスとタイミ
ングの合う時刻で、各表示素子は維持電極A1〜A3に印加
する維持パルスによる発光を開始する。そして、垂直走
査電極K1〜K3に印加するパルスC0〜Cによって各発光を
停止する。垂直走査電極K1〜K3に印加するパルスk0〜k
とパルスC0〜Cとのそれぞれの時間差T0〜Tによって、
発光開始から発光停止までの時間、すなわち維持パルス
による発光回数が決まる。したがって第17図では維持パ
ルスを各電極A1〜3に連続的に印加するだけでよい。
第16図,第17図に示す実施例では、垂直走査電極に印加
するパルスk0〜k3とC0〜C3とのそれぞれの時間差T0〜T3
を調整することによって、表示パネル11のコントラスト
調整が可能である。この時間差T0〜T3は、第7図に示す
タイミングチャートにおいて、パルスDのt0〜t3で立上
るパルス幅に等しい。したがって、第7図に示すパルス
Dを形成する回路(第6図あるいは第14図に示す回路の
一部)を利用すれば、容易に本実施例を実現できる。
以上、パルス数変調を用いて本発明の実施例を説明し
た。さらに、本発明の効果はパルス幅変調,パルス高変
調についても同じである。例えば、画像信号をA/D変換
し、そのPCM信号の各ビットに対して割当てた維持パル
スのパルス幅を変えることによってコントラスト調整が
可能である。パルス高変調でも同様の説明が成り立つ。
本発明の実施例ではパネル走査をフィールド時分割で行
なったが、本発明はこのフィールド時分割走査だけに限
らない。走査方式によっては1回の走査で、上記(1)
式と同様な式で表わされる個数もしくは幅,高さの維持
パルスを表示画素に与えて画面表示することも可能であ
る。この場合でも、A/D変換した画像信号の各ビットに
対する維持パルスの数、もしくは幅,高さの割当てを調
整する回路を設けることは本発明の実施例と同じであ
り、上記に示す本発明の実施例と同じ効果を与える。
パネルの構造,走査方式によっては垂直走査パルスおよ
び水平走査パルスだけで画像表示しているよう見え、維
持パルスおよびその印加回路が明確でない場合もあり得
る。例えば維持パルスを水平走査パルスもしくは垂直走
査パルスに重畳して駆動する場合である。しかし、この
場合も、アドレス用パルスと発光に寄与する維持パルス
があり、この維持パルスの数もしくは幅,高さを調整す
る回路を設けることは本発明の実施例と同じであり、上
記と同じ効果を与える。
なお、本発明の実施例で用いた表示パネルはモノクロ,
カラーいずれでもかまわない。表示パネルがカラーパネ
ルであっても、本発明に従えば白バランスを変えずにコ
ントラスト調整が可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、画像信号をA/D変換して得たディジタ
ル信号の各ビットに対して割当てた維持パルスの個数を
調整することによって、入力映像信号に対する表示画素
の輝度特性を変えることができるので、ディジタル信号
のビット数で決まる画像の階調数を損なうことなく表示
パネルのコントラスト調整を行なうことができ、さらに
必要ならば上記維持パルスの個数調整で行なうコントラ
スト調整を細かく行なうことも可能であり、従来のコン
トラスト調整に比べて広範囲で高性能なコントラスト調
整ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
フィールド時分割走査を説明するための走査線と走査時
間の関係説明図、第3図は第2図に示す走査方式で表示
パネルの走査電極に印加する信号のタイミングチャー
ト、第4図は表示パネルの一部分の画素配列図、第5図
はA/D変換出力に対する表示画素の輝度変化を表わす説
明図、第6図は本発明の一実施例における維持パルス発
生回路の具体的回路構成図、第7図は第6図に示す回路
の動作を説明するための主要パルスのタイミングチャー
ト、第8図は第7図に示す回路で設定状態を変えたとき
の主要パルスのタイミングチャート、第9図はA/D変換
器に入力する映像信号と輝度との関係を説明するための
入力信号対輝度の特性図、第10図,第11図,第12図はそ
れぞれ本発明におけるコントラスト調整を説明するため
の輝度調整回路の構成例を示すブロック図、第13図は、
可ビットに対する維持パルスの割当て数を第5図に示す
割当てとは別にした場合での本発明の効果を説明するた
めの、A/D変換出力に対する表示画素の輝度変化を表わ
す特性図、第14図は第13図に示す維持パルスの割当て方
法を実現するための回路構成例を示すブロック図、第15
図はA/D変換器の画像データに演算を施してコントラス
ト調整する実施例を説明するための、A/D変換出力に対
する表示画素の輝度変化を表わす説明図、第16図は第1
図と異なる走査での実施例を示すブロック図、第17図は
第16図に示す実施例の動作を説明するための表示パネル
に印加する駆動信号のタイミングチャート、である。 符号の説明 1……映像信号入力端子、2……映像信号処理回路、3
……A/D変換器、4……メモリ、5……垂直走査パルス
発生回路、6……水平走査パルス発生回路、7……維持
パルス発生回路、8,9,10……ドライバ、11……表示パネ
ル、12……制御回路、14……コントラスト調整回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光を維持するに足る維持パルスを印加さ
    れたときは発光し、印加されないときは非発光状態とな
    り、発光と比発光の何れかの状態を選択的にとる2値表
    示素子を画素としてマトリクス状に配列することにより
    構成した2値表示パネルから成る画面と、 入力映像信号を処理してR,G,B3原色信号の如き画像信号
    を出力する映像信号処理回路と、該処理回路からの画像
    信号を入力されてアナログ/デイジタル変換(A/D変
    換)し1画素当たりnビット(但し、nは整数)の画像
    データとして出力するA/D変換器と、前記画面を垂直、
    水平走査する走査回路と、 前記走査回路により前記画面を走査し、nビットを構成
    する各ビットに予め割り当てられている重みに応じた強
    度の維持パルスを、nビット分合計して、走査位置にあ
    る画素としての前記2値表示素子に印加する維持パルス
    発生回路と、から成り、前記画面に前記nビットのビッ
    ト数nにより定まる所定階調数で画像を濃淡表示する2
    値表示パネル画像表示装置において、 前記nビットを構成する各ビットに予め割り当てられて
    いる重みを可変することにより、画素としての前記2値
    表示素子の最小発光強度と最大発光強度の比であるコン
    トラストを調整するコントラスト調整手段を具備したこ
    とを特徴とする2値表示パネル画像表示装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の2値表示パネ
    ル画像表示装置において、前記走査回路による画面の走
    査は、画面を1画面期間当たり、前記nビットに対応さ
    せてn回、時分割的に行う走査から成り、前記維持パル
    ス発生回路は、nビットを構成する各ビットに予め割り
    当てられている重みに応じた強度の維持パルスを、各ビ
    ット対応の時分割的走査毎に、走査位置にある2値表示
    素子に印加する維持パルス発生回路から成ることを特徴
    とする2値表示パネル画像表示装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項又は第2項記載の2
    値表示パネル画像表示装置において、前記nビットを構
    成する各ビットに予め割り当てられている重みに応じた
    強度が、維持パルスの個数、維持パルスのパルス幅、も
    しくは維持パルスのパルス高さ、から成り、前記コント
    ラスト調整手段は、重みとして維持パルスの個数、パル
    ス幅、もしくはパルス高さ、を調整する手段から成るこ
    とを特徴とする2値表示パネル画像表示装置。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項又は第2項記載の2
    値表示パネル画像表示装置において、前記A/D変換器の
    入力側において入力映像信号の振幅を変える手段、或い
    はA/D変換器の入力リファレンス電圧を変える手段、或
    いはA/D変換器の出力であるデイジタル信号に演算処理
    を施すことにより映像信号の該A/D変換器入力側におけ
    る振幅を等価的に変える手段を備え、それにより各表示
    画素に印加する維持パルスの強度を制御して、各表示画
    素の最小発光強度と最大発光強度の比であるコントラス
    トを調整することを特徴とする2値表示パネル画像表示
    装置。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第1項又は第2項記載の2
    値表示パネル画像表示装置において、前記2値表示パネ
    ルは、維持パルスの印加により発光し消去パルスの印加
    により発光を停止する2値表示素子から成り、前記コン
    トラスト調整手段は、消去パルスの印加タイミングを制
    御することにより、前記nビットを構成する各ビットに
    予め割り当てられている重みを等価的に可変する手段か
    ら成ることを特徴とする2値表示パネル画像表示装置。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第5項記載の2値表示パネ
    ル画像表示装置において、前記A/D変換器の入力側にお
    いて入力映像信号の振幅を変える手段、或いはA/D変換
    器の入力リファレンス電圧を変える手段、或いはA/D変
    換器の出力であるデイジタル信号に演算処理を施すこと
    により映像信号の該A/D変換器入力側における振幅を等
    価的に変える手段を備え、それにより各表示画素に印加
    する消去パルスのタイミングを制御して、各画素の最小
    発光強度と最大発光強度の比であるコントラストを調整
    する手段から前記コントラスト調整手段が成ることを特
    徴とする2値表示パネル画像表示装置。
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