JPH06242743A - 画像表示方法 - Google Patents

画像表示方法

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JPH06242743A
JPH06242743A JP30529293A JP30529293A JPH06242743A JP H06242743 A JPH06242743 A JP H06242743A JP 30529293 A JP30529293 A JP 30529293A JP 30529293 A JP30529293 A JP 30529293A JP H06242743 A JPH06242743 A JP H06242743A
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JP
Japan
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period
image
line
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Pending
Application number
JP30529293A
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English (en)
Inventor
Kazuo Yoshioka
加寿夫 吉岡
Takahiko Yamamuro
孝彦 山室
Nobuo Fukushima
信夫 福島
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 階調表示を行うマトリクス型表示装置におい
て、実効的な表示時間の割合を高め、効率的な、明るい
表示画像を得ることを目的とする。 【構成】 表示データを書き込むために選択する走査ラ
インを、基準とする第1走査ラインから20本目、(20
+21)本目、(20+21+22)本目、・・・(20
1+22+・・・+2N-1)本目の順序で選択し、2N
調の表示を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マトリクス型表示装
置で階調表示を行う画像表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、LCD(液晶ディスプレイ)、P
DP(プラズマ・ディスプレイ・パネル)等のフラット
パネルタイプの表示装置が種々の分野において実用化さ
れてきている。フラットパネルタイプの表示装置におい
ては、そのほとんどが画素をマトリクス状に配置させた
構成を取っており、電子ビームを上から下へ連続して走
査させるCRTとは異なった制御方式が取られている。
即ち、任意の1走査ライン(通常は水平方向のラインを
取る。)を選択し、その走査ライン上の画素に対して一
括して表示データを書き込んで表示するものであり、選
択する走査ラインを順次変えて行くことで、最終的に1
画面を構成する全ての走査ラインを選択して1枚の画像
を形成する手法が採用されている。
【0003】図16は、例えば電子通信学会技術報告E
ID89−73(1990年1月18日発行)の「20
型カラー放電ディスプレイにおけるテレビ画質の改善」
に示されたPDPにおける従来の制御方式を説明するブ
ロック図である。図において、1はマトリクス状に画素
が配列された表示パネル、2は表示制御信号発生器、3
はフィールドメモリ、4は画素を構成する表示器の陰極
を駆動する陰極駆動回路、5は陽極を駆動する表示陽極
駆動回路、6は補助陽極駆動回路である。また、図17
は図16に示された表示装置において28階調の表示を
行う場合の階調制御の方式を示す図である。
【0004】次に動作について説明する。表示制御信号
発生器2は表示パネル1上に水平方向に延在する複数の
陰極ラインの中から1本を選択するための信号を陰極駆
動回路4に発生するとともに、当該陰極ライン上の画素
に対応する表示データが格納されているアドレスをフィ
ールドメモリ3に発生する。フィールドメモリ3は選択
された1ライン分の表示データを表示陽極駆動回路5に
送出し、表示陽極駆動回路5は陰極駆動回路4が表示制
御信号発生器2により選択した陰極を駆動するのに同期
して上記表示データに基づく陽極駆動信号を各陽極に出
力する。このような動作を表示パネル1の最上段に位置
する陰極ラインから最下段の陰極ラインまで順次行って
いくことにより、1枚の画像が形成される。
【0005】次に階調制御の方法について述べる。1枚
の画像を形成するのに要する期間を1フィールドと呼ぶ
と図17に示されるように1フィールドの期間がさらに
サブフィールドと呼ばれる期間に分割される。通常、階
調表示を行う場合、制御の容易さから階調数は2Nに選
ばれるが、このNで1フィールドの期間を分割したもの
が1サブフィールドである。2Nの階調表示を行う場
合、表示データはNビットの2進数で表されるが、各サ
ブフィールドはこの表示データの各ビットに対応してお
り、さらに各サブフィールドでの表示(発光)時間は2
K(K=0,1,・・・N−1)に重み付けがされてい
る。
【0006】一例として、図17に示す28の階調表示
を行う場合、8分割された各サブフィールドをそれぞれ
第0サブフィールド、第1サブフィールド、第2サブフ
ィールド、・・・、第7サブフィールドと呼ぶと、第0
サブフィールドは第0ビット(LSB)のデータ、第1
サブフィールドは第1ビットのデータ、第2サブフィー
ルドは第2ビットのデータ、以下同様に、第7サブフィ
ールドは第7ビット(MSB)のデータに従って表示パ
ネル1の駆動が行われる。このとき、各サブフィールド
における表示(発光)時間は第0サブフィールドを1と
すれば、第1サブフィールドは2、第2サブフィールド
は4、第3サブフィールドは8は、第4サブフィールド
は16、第5サブフィールドは32、第6サブフィール
ドは64、第7サブフィールドは128と重みづけがな
されており、結果として28階調の表示が得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の表示装置は以上
のように制御されているので、表示(発光)時間の利用
率が非常に小さくなるという問題点があった。図17に
より具体的に説明すると、第7サブフィールドでの表示
(発光)時間を100とすれば、第6サブフィールドは
50、第5サブフィールドは25、以下順次半減して行
き、第0サブフィールドは0.78125となる。この
結果、1フィールド期間における表示可能時間は100
+50+25+12.5+6.25+3.125+1.
5625+0.78125=199.21875とな
り、1フィールド期間100×8の約25%しか使用し
ていないことになる。換言すれば、表示パネル自体が持
つ発光能力の25%しか利用していないことになり、非
効率的であった。
【0008】この発明は、上記のような問題点に鑑みて
なされたものであり、1フィールド期間内における表示
に寄与する期間の割合を高め、結果として明るい表示画
像が得られる画像表示方法を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像表示
方法は、1フィールド又はサブフィールドの期間内を略
0:21:22:・・・:2N-1に分割したN個の表示期
間とし、各画素の表示期間を表示データに基づいて任意
の上記表示期間としたものである。
【0010】また、この発明に係る画像表示方法は、表
示データを書き込む走査ラインを、基準とする走査ライ
ンから20本目、(20+21)本目、(20+21+22
本目、・・・(20+21+22+・・・+2N-1)本目の
順序で選択するようにしたものである。
【0011】また、この発明に係る画像表示方法は、表
示データを書き込む走査ラインを、基準とする走査ライ
ンから20本目、(20+L×20)本目、(20+L×2
0+21)本目、(20+L×20+21+22)本目、・・
・(20+L×20+21+22+・・・+2N-1-L)本目
但し、Lは、整数である。の順序で選択するようにした
ものである。
【0012】さらに、この発明に係る画像表示方法は、
1フィールドを複数に分割したサブフィールドの期間内
を略20:21:22:・・・:2N-1に分割したN個の表
示期間とし、各画素の表示期間を表示データに基づいて
任意の上記表示期間としたものである。
【0013】
【作用】この発明における画像表示方法は、1フィール
ド又は、サブフィールドの期間内を略20:21:22
・・・:2N-1に分割したN個の表示期間とすることに
より、1フィールド期間内での実効的な表示期間の割合
を高めることができ、明るい表示画像が得られる。
【0014】この発明における画像表示方法は、表示デ
ータを書き込む走査ラインを所定の順序で選択すること
により、1フィールド期間内での実効的な表示期間の割
合を高めることができ、明るい表示画像が得られる。
【0015】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、11は画素をマトリクス状に配列
した表示部、12は制御信号発生部、13はバッファメ
モリ部、14は走査ライン駆動部、15はデータライン
駆動部、16は走査ライン駆動部14により所定の順序
で走査される走査ライン、17はデータライン駆動部1
5により制御されるデータライン、18は表示画素であ
る。
【0016】このように構成されたこの発明の実施例に
おける2N階調の表示方式を図2により説明する。図2
は横方向を時間、縦方向を走査ラインとし、表示画面の
最上段のラインを第1走査ライン、その下を第2走査ラ
インとして、最下段のラインを第254走査ラインとし
たものである。以下、28階調の表示を行う場合につい
て、具体的な説明を行う。
【0017】まず、第1走査ラインを基準として第1走
査ラインから選択がスタートすると、次の第2番目は、
第1走査ラインから下方向に20本目の走査ライン、即
ち、1本下の第2走査ラインを選択する。第3番目は、
第2走査ラインから21本下の走査ライン、即ち、第1
走査ラインを基準とすると(20+21)本目の第4走査
ラインを選択する。第4番目には、第4走査ラインから
2本下の走査ライン、即ち、(20+21+22)本目の
第8走査ラインを選択する。第5番目には、第8走査ラ
インから23本下の走査ライン、即ち、(20+21+22
+23)本目の第16走査ラインを選択する。
【0018】以下同様に、第6番目には第16走査ライ
ンから24本下の第32走査ラインを、第7番目には第
32走査ラインから25本下の第64走査ラインを、第
8番目には第64走査ラインから26本下の第128走
査ラインを選択する。そして、第9番目には第128走
査ラインから27本下の第256走査ラインを選択する
ことになるが、本実施例では第(2N−2)走査ライ
ン、つまり第254走査ラインの次は第1走査ラインに
戻るので、第9番目には第2走査ラインを選択する。そ
して、第10番目以降は第2走査ラインを基準として同
様に20本、21本、22本、・・・27本ずつ下に選択し
て行く走査ラインをずらして行く。但し、第254走査
ラインの次は第1走査ラインへ戻る。このような動作を
繰り返し、2N-1本、即ち、27本下を選択したとき走査
ラインが第1走査ラインになるまで続けて行き1フィー
ルド期間を終える。
【0019】この結果、1本の走査ライン、例えば第1
走査ラインに注目してみると、選択される間隔は図3に
示すように1023:511:255:127:63:
31:15:7の比で変化する。従って、この間隔に合
わせて表示データの第7ビット、第6ビット、・・・、
第0ビットの各データで表示装置を駆動すれば、28
調の表示画像が得られる。
【0020】実施例2.実施例1においては、1本の走
査ラインが選択される時間間隔は1023:511:2
55:127:63:31:15:7の比で完全にリニ
アな階調表示が行えない。そこで、図4に示すように各
間隔内において強制的にデータの消去を行いデータの書
き込みからデータの消去までの時間間隔の比が128:
64:32:16:8:4:2:1となるようにする。
この結果、完全にリニアな階調表示が行える。なお、図
4の実施例においては、実効的な表示時間の割合は(7
68+384+192+96+48+24+12+6)
÷(1023+511+255+127+63+31+
15+7)×100=75%となり、実施例1に比べて
割合が低下するが、完全にリニアな階調表示が得られ
る。
【0021】実施例3.図5は、この発明の実施例3を
示す画像表示方法であり、表示データを書き込む走査ラ
インを、基準とする走査ラインから20本目、(20+L
×20)本目、(20+L×20+21)本目、(20+L
×20+21+22)本目、・・・(20+L×20+21
2+・・・+2N-1-L)本目但し、Lは、整数である。
の順序で選択するようにしたものである。
【0022】図5は、横軸方向を時間、縦軸方向を走査
ラインとし、表示画面の最上段のラインを第1走査ライ
ン、その下を第2走査ラインとして、最下段のラインを
127走査ラインとしたものである。以下、2階調の
表示をL=1で行なう場合について、具体的な説明を行
なう。
【0023】まず、第1走査ラインを基準として第1走
査ラインから選択がスタートすると、次の第2番目は、
第1走査ラインから下方へ20本目の走査ライン、即
ち、1本下の第2走査ラインを選択する。第3番目は、
第2走査ラインから20本下の走査ライン、即ち、第1
走査ラインを基準とすると(20+20)本目の第3走査
ラインを選択する。第4番目には、第3走査ラインから
本下の走査ライン、即ち、(20+20+21)本目
の第5走査ラインを選択する。第5番目には、第5走査
ラインから2本下の走査ライン、即ち、(20+20
1+22)本目の第9走査ラインを選択する。
【0024】以下同様に、第6番目には、第9走査ライ
ンから2本下の第17走査ラインを、第7番目には、
第17走査ラインから2本下の第33走査ラインを、
第8番目には、第33走査ラインから2本下の第65
走査ラインを選択する。そして、第9番目には、第65
走査ラインから2本下の第129走査ラインを選択す
ることになるが、本実施例では第{2N-L−(2−
L)}走査ライン、つまり、第127走査ラインの次は
第1走査ラインに戻るので、第9番目には第2走査ライ
ンを選択する。そして、第10番目以降は、第2走査ラ
インを基準として同様に20本、20本、21本、・・・
6本ずつ下へ選択して行く走査ラインをずらして行
く。但し、127走査ラインの次は第1走査ラインへ戻
る。このような動作を繰返し、2N-1-L本、即ち、26
下を選択したとき走査ラインが第1走査ラインになるま
で続けて行き1フィールド期間を終える。
【0025】この結果、1本の走査ライン、例えば第1
ラインに注目してみると、選択される間隔は図6に示す
ように、511:255:127:63:31:15:
7:7の比で変化する。従って、この間隔に合わせて表
示データの第7ビット、第6ビット、・・・、第0ビッ
トの各データで表示装置を駆動すれば、26階調の表示
画像が得られる。
【0026】また、上記実施例1の場合、フィールド周
波数を60Hzにすると、走査周波数は60×(102
3+511+255+127+63+31+15+7)
=121920Hzとなるが、実施例3の場合には、6
0×(511+255+127+63+31+15+7
+7)=60960となり、走査周波数が1/2に低減
できる。
【0027】実施例4.実施例3においては、1本の走
査ラインが選択される時間間隔は、511:255:1
27:63:31:15:7:7の比で完全にリニアな
階調表示が行なえない。そこで、図7に示すように各間
隔内において強制的にデータの消去を行ないデータの書
き込みからデータの消去までの時間間隔の比が128:
64:32:16:8:4:2:1となるようにする。
この結果、完全にリニアな階調表示が行なえる。なお、
図7の実施例4においては、実効的な表示時間の割合は
(384+192+96+48+24+12+6+3)
÷(511+255+127+63+31+15+7+
7)×100=75%となり、実施例3に比べて割合が
低下するが、完全にリニアな階調表示が得られる。
【0028】実施例5.図8は1フィールドを複数のサ
ブフィールド、例えば、4サブフィールドに分割し、各
々のサブフィールドに対し、実施例1、及び2で述べた
方式に従い表示装置の駆動を行うものを示している。こ
の方式によれば、表示データとは独立して表示画像全体
の明るさを変えることができる。即ち、例えば、表示デ
ータに基づきデータの書き込みを実施するサブフィール
ドを4サブフィールド中3サブフィールドとすれば、表
示される画像の明るさは4サブフィールド全てにおいて
データの書き込みを行う場合に比べて、75%の明るさ
となり、2サブフィールドとすれば50%、1サブフィ
ールドとすれば25%となる。このように表示データと
は独立して表示画像の明るさを変化させることにより、
表示装置の周囲の明るさに適した表示画像の明るさを得
ることができる。
【0029】実施例6.実施例5においては、1フィー
ルドを複数のサブフィールドに分割する方式を示した
が、図9に示すようにデータを消去するタイミング、即
ち、データ書き込みからデータ消去までの時間間隔を変
化させることによっても同様の効果が得られる。例え
ば、図9の場合は、図4の場合に比べて50%の明るさ
となる。
【0030】実施例7.実施例1で述べたように第2N
−2走査ラインの次は第1走査ラインに戻るため28
調表示を行う場合、第254走査ラインまでの駆動しか
できないことになるが、図10は表示画面を走査ライン
数が254本以下の複数の小画面に分割し、それぞれの
小画面を独立して制御する方式を示す。この方式によれ
ば、254本を越える走査ラインに対しても駆動が可能
になる。
【0031】実施例8.実施例7では、表示画面を複数
の小画面に分割して制御する方式を示したが2N階調の
表示を行うのに対して2M(M>N)階調の表示を行う
ことを仮想して制御することによっても同様の効果が得
られる。図11にN=8,M=9の場合の例を示す。こ
の場合、29階調の表示を行うこととして制御を行うた
め29−2=510本の走査ラインまで駆動が可能にな
る。但し、表示データは8ビットであるため例えば、最
下位ビットにデータ値0固定の1ビットを追加し、見か
け上9ビットのデータとする必要がある。このとき第1
走査ラインの選択と消去の様子を図12に示す。図12
において最小区間8t0の部分はデータが常に0となる
ので、実質的に使用しないことになる。
【0032】実施例9.図13に表示素子として気体放
電発光素子を用いた例を示す。図において、21は放電
用媒体が封入された放電空間、22,23は電極、24
は走査ライン、25はデータラインであり、電極22,
23間に適当な電圧を印加することにより放電の開始、
維持、停止を制御する。
【0033】実施例10.図14に表示素子として陰極
線管発光素子を用いた例を示す。図において31は陰極
線管発光素子、32は表示データを保持するための記憶
素子、33は走査ライン、34はデータラインであり、
走査ライン33とデータライン34に印加する電圧の適
当な組み合わせにより、記憶素子32に表示データ(オ
ンオフデータ)を書き込み、記憶素子32の出力により
陰極線管発光素子31のグリッド(図示せず)を制御し
て発光を制御する。
【0034】実施例11.図15に表示素子として強誘
電性液晶表示素子を用いた例を示す。図において41は
強誘電性を示す液晶を2枚の透光性絶縁板間に封入した
液晶表示パネル、42は一方の絶縁板上に配設された行
電極、43は他方の絶縁板上に配設された列電極、44
は行電極42を駆動する行電極駆動部、45は列電極4
3を駆動する列電極駆動部であり、行電極42と列電極
43間に印加する電圧により液晶の相状態を制御し光の
透過量を制御する。
【0035】なお、上記実施例5乃至11の説明では、
実施例1をもとに説明したが、同様に実施例3に対して
も、応用できることは、言うまでもない。
【0036】
【発明の効果】以上述べたとおり、この発明によれば、
1フィールド又はサブフィールド、の期間内を略20
1:22:・・・:2N-1に分割したN個の表示期間と
し、各画素の表示期間を表示データに基づいて任意の上
記表示期間としたので、1フィールド期間内での実効的
な表示時間の割合を高めることができ、明るい表示画像
が得られる効果がある。また、この発明によれば、表示
データを書き込む走査ラインを、基準とする走査ライン
から20本目、(20+21)本目、(20+21+22)本
目、・・・(20+21+22+・・・+2N-1)本目の順
序で選択するようにしたので、1フィールド期間内での
実効的な表示時間の割合を高めることができ、明るい表
示画像が得られる効果がある。また、この発明によれ
ば、表示データを書き込む走査ラインを、基準とする走
査ラインから20本目、(20+L×20)本目、(20
L×20+21)本目、(20+L×20+21+22)本
目、・・・(20+L×20+21+22+・・・+2
N-1-L)本目但し、Lは、整数である。の順序で選択す
るようにしたので、1フィールド期間内での実効的な表
示時間の割合を高めることができ、明るい表示画像が得
られる効果があり、さらに、走査周波数を低減すること
ができ、装置のコストを安価にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1に係る画像表示装置の構成
を示す構成図である。
【図2】この発明の好適な実施例を示す図である。
【図3】図2において1本の走査ラインが選択される様
子を示す図である。
【図4】この発明のデータ消去を行う場合の実施例2を
示す図である。
【図5】この発明の別の好適な実施例を示す図である。
【図6】図5において1本の走査ラインが選択される様
子を示す図である。
【図7】この発明の別の好適な実施例においてデータ消
去を行う場合の実施例4を示す図である。
【図8】この発明の表示画像の明るさを表示データとは
独立して制御する場合の実施例5を示す図である。
【図9】この発明の表示画像の明るさを表示データとは
独立して制御する場合の実施例6を示す図である。
【図10】この発明の走査ライン数が2N-2本を越える場
合の実施例7を示す図である。
【図11】この発明の走査ライン数が2N-2本を越える場
合の実施例8を示す図である。
【図12】図8の実施例8における1本の走査ラインが
選択される様子を示す図である。
【図13】この発明の表示素子を維持放電機能を有する
気体放電発光素子とした実施例9を示す図である。
【図14】この発明の表示素子を陰極線管発光素子とし
た実施例10を示す図である。
【図15】この発明の表示素子を強誘電性液晶表示素子
とした実施例11を示す図である。
【図16】従来の表示装置の制御方式を示す図である。
【図17】従来の表示装置における階調表示を説明する
ための図である。
【符号の説明】
11 表示部 12 制御信号発生部 13 バッファメモリ 14 走査ライン駆動部 15 データライン駆動部 16 走査ライン 17 データライン 18 表示画素
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像表示
方法は、1フィールド又はサブフィールドの期間内を略
0 :21 :22 :・・・2N-1 に分割したN個の表示
期間とし、各画素の表示期間を表示データに基づい
意の上記表示期間の組合せとしたものである。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】さらに、この発明に係る画像表示方法は、
1フィールドを複数に分割したサブフィールドの期間内
を略20 :21 :22 :・・・2N-1 に分割したN個の
表示期間とし、各画素の表示期間を表示データに基づい
任意の上記表示期間の組合せとしたものである。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】この結果、1本の走査ライン、例えば第1
ラインに注目してみると、選択される間隔は図6に示す
ように、511:255:127:63:31:15:
7:7の比で変化する。従って、この間隔に合わせて表
示データの第7ビット、第6ビット、・・・、第0ビッ
トの各データで表示装置を駆動すれば、8 階調の表示
画像が得られる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】
【発明の効果】以上述べたとおり、この発明によれば、
1フィールド又はサブフィールド、の期間内を略20
1 :22 :・・・2N-1 に分割したN個の表示期間と
し、各画素の表示期間を表示データに基づい任意の上
記表示期間の組合せとしたもので、1フィールド期間内
での実効的な表示時間の割合を高めることができ、明る
い表示画像が得られる効果がある。また、この発明によ
れば、表示データを書き込む走査ラインを、基準とする
走査ラインから20 本目、(20 +21 )本目、(20
+21 +22 )本目、・・・(20 +21 +22 +・・
・+2N-1 )本目の順序で選択するようにしたので、1
フィールド期間内での実効的な表示時間の割合を高める
ことができ、明るい表示画像が得られる効果がある。ま
た、この発明によれば、表示データを書き込む走査ライ
ンを、基準とする走査ラインから20 本目、(20 +L
×20 )本目、(20 +L×20 +21 )本目、(20
+L×20 +21 +22 )本目、・・・(20 +L×2
0 +21 +22 +・・・+2N-1-L )本目但し、Lは、
整数である。の順序で選択するようにしたので、1フィ
ールド期間内での実効的な表示時間の割合を高めること
ができ、明るい表示画像が得られる効果があり、さら
に、走査周波数を低減することができ、装置のコストを
安価にできる効果がある。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画素がマトリクス状に配置され、
    該画素を水平方向、又は垂直方向に連ねる走査ラインと
    該走査ラインに対して垂直方向に画素を連ねるデータラ
    インとからなる表示部を有し、任意の1走査ラインを選
    択して当該走査ライン上の画素に一括して表示データを
    書き込んで行き、順次走査ラインを選択することにより
    画像を形成する画像表示装置において、1フィールドの
    期間内を略20:21:22:・・・:2N-1に分割したN
    個の表示期間とし、選択された走査ラインの各画素の表
    示期間を上記表示データに基づいて任意の上記表示期間
    とし、2N階調の表示を行うことを特徴とする画像表示
    方法。
  2. 【請求項2】 複数の画素がマトリクス状に配置され、
    該画素を水平方向、又は垂直方向に連ねる走査ラインと
    該走査ラインに対して垂直方向に画素を連ねるデータラ
    インとからなる表示部を有し、任意の1走査ラインを選
    択して当該走査ライン上の画素に一括して表示データを
    書き込んで行き、順次走査ラインを選択することにより
    画像を形成する画像表示装置において、選択する走査ラ
    インを、基準とする走査ラインから20本目、(20+2
    1)本目、(20+21+22)本目、・・・(20+21
    2+・・・+2N-1)本目の順序で選択することによ
    り、1フィールドの期間内を略20+21+22+・・・
    +2N-1に分割したN個の表示期間とし、選択された走
    査ラインの各画素の表示期間を上記表示データに基づい
    て任意の上記表示期間とし、2N階調の表示を行うこと
    を特徴とする画像表示方法。
  3. 【請求項3】 複数の画素がマトリクス状に配置され、
    該画素を水平方向、又は垂直方向に連ねる走査ラインと
    該走査ラインに対して垂直方向に画素を連ねるデータラ
    インとからなる表示部を有し、任意の1走査ラインを選
    択して当該走査ライン上の画素に一括して表示データを
    書き込んで行き、順次走査ラインを選択することにより
    画像を形成する画像表示装置において、選択する走査ラ
    インを、基準とする走査ラインから20本目、(20+L
    ×20)本目、(20+L×20+21)本目、(20+L
    ×20+21+22)本目、・・・(20+L×20+21
    2+・・・+2N-1-L)本目但し、Lは、整数である。
    の順序で選択することにより、1フィールドの期間内を
    略20:21:22:・・・:2N-1に分割したN個の表示
    期間とし、選択された走査ラインの各画素の表示期間を
    上記表示データに基づいて任意の上記表示期間とし、2
    N階調の表示を行うことを特徴とする画像表示方法。
  4. 【請求項4】 複数の画素がマトリクス状に配置され、
    該画素を水平方向、又は垂直方向に連ねる走査ラインと
    該走査ラインに対して垂直方向に画素を連ねるデータラ
    インとからなる表示部を有し、任意の1走査ラインを選
    択して当該走査ライン上の画素に一括して表示データを
    書き込んで行き、順次走査ラインを選択することにより
    画像を形成する画像表示装置において、1フィールドを
    複数のサブフィールドに分割し、該サブフィールドの期
    間内を略20:21:22:・・・:2N-1に分割したN個
    の表示期間とし、選択された走査ラインの各画素の表示
    期間を上記表示データに基づいて任意の上記表示期間と
    し、2N階調の表示を行うことを特徴とする画像表示方
    法。
  5. 【請求項5】 複数の画素がマトリクス状に配置され、
    該画素を水平方向、又は垂直方向に連ねる走査ラインと
    該走査ラインに対して垂直方向に画素を連ねるデータラ
    インとからなる表示部を有し、任意の1走査ラインを選
    択して当該走査ライン上の画素に一括して表示データを
    書き込んで行き、順次走査ラインを選択することにより
    画像を形成する画像表示装置において、選択する走査ラ
    インを、基準とする走査ラインから20本目、(20+2
    1)本目、(20+21+22)本目、・・・(20+21
    2+・・・+2N-1)本目の順序で選択することによ
    り、1フィールドを複数に分割するサブフィールドの期
    間内を略20:21:22:・・・:2N-1に分割したN個
    の表示期間とし、選択された走査ラインの各画素の表示
    期間を上記表示データに基づいて任意の上記表示期間と
    し、2N階調の表示を行うことを特徴とする画像表示方
    法。
  6. 【請求項6】 複数の画素がマトリクス状に配置され、
    該画素を水平方向、又は垂直方向に連ねる走査ラインと
    該走査ラインに対して垂直方向に画素を連ねるデータラ
    インとからなる表示部を有し、任意の1走査ラインを選
    択して当該走査ライン上の画素に一括して表示データを
    書き込んで行き、順次走査ラインを選択することにより
    画像を形成する画像表示装置において、選択する走査ラ
    インを、基準とする走査ラインから20本目、(20+L
    ×20)本目、(20+L×20+21)本目、(20+L
    ×20+21+22)本目、・・・(20+L×20+21
    2+・・・+2N-1-L)本目但し、Lは、整数である。
    の順序で選択することにより、1フィールドを複数に分
    割するサブフィールドの期間内を略20:21:22:・
    ・・:2N-1に分割したN個の表示期間とし、選択され
    た走査ラインの各画素の表示期間を上記表示データに基
    づいて任意の上記表示期間とし、2N階調の表示を行う
    ことを特徴とする画像表示方法。
  7. 【請求項7】 表示データの消去タイミングを可変とし
    て表示画像の明るさを制御することを特徴とする請求項
    1〜6のいずれかに記載の画像表示方法。
JP30529293A 1992-12-21 1993-12-06 画像表示方法 Pending JPH06242743A (ja)

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JP34011292 1992-12-21
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5999154A (en) * 1997-02-03 1999-12-07 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Image display method and its device
JP2002311921A (ja) * 2001-04-19 2002-10-25 Hitachi Ltd 表示装置およびその駆動方法

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