JPH0772354B2 - コンクリート構造物の防護方法 - Google Patents
コンクリート構造物の防護方法Info
- Publication number
- JPH0772354B2 JPH0772354B2 JP61198673A JP19867386A JPH0772354B2 JP H0772354 B2 JPH0772354 B2 JP H0772354B2 JP 61198673 A JP61198673 A JP 61198673A JP 19867386 A JP19867386 A JP 19867386A JP H0772354 B2 JPH0772354 B2 JP H0772354B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seawater
- concrete
- electrodeposit
- cracks
- reinforcing bar
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Prevention Of Electric Corrosion (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンクリート構造物の防護方法に係り、具体
的には岸壁や海水貯留槽などに用いられているコンクリ
ート構造物を対象に、亀裂部を含めたコンクリート中の
空隙を充填し、コンクリート自体を緻密化してコンクリ
ート構造物を防護する方法に関する。
的には岸壁や海水貯留槽などに用いられているコンクリ
ート構造物を対象に、亀裂部を含めたコンクリート中の
空隙を充填し、コンクリート自体を緻密化してコンクリ
ート構造物を防護する方法に関する。
コンクリートは多孔質であり、水を吸収しやすく、また
水を通しやすいので、海水中に浸漬された状態で用いら
れる鉄筋コンクリート構造物にあっては、コンクリート
層に浸入した海水により鉄筋(鉄骨)が著しく腐食され
ることがある。
水を通しやすいので、海水中に浸漬された状態で用いら
れる鉄筋コンクリート構造物にあっては、コンクリート
層に浸入した海水により鉄筋(鉄骨)が著しく腐食され
ることがある。
鉄筋が腐食すると強度が低下するとともに、特に鉄さび
により鉄筋が肥大してコンクリート層に亀裂が発生し、
鉄筋コンクリートの強度が低下してしまうことになる。
により鉄筋が肥大してコンクリート層に亀裂が発生し、
鉄筋コンクリートの強度が低下してしまうことになる。
このような浸入海水による鉄筋等の腐食を防止するた
め、電着法等により予め鉄筋等に防食被膜を披着したも
のを用いることが提案されている)特開昭60−125607号
公報)。
め、電着法等により予め鉄筋等に防食被膜を披着したも
のを用いることが提案されている)特開昭60−125607号
公報)。
しかしながら、上記公報の方法により形成されたコンク
リート構造物にあっても、何らかの原因により鉄筋表面
の防食被膜が剥離すると、その部分が腐食するので、上
述した問題が生ずるおそれがある。
リート構造物にあっても、何らかの原因により鉄筋表面
の防食被膜が剥離すると、その部分が腐食するので、上
述した問題が生ずるおそれがある。
他方、コンクリート層への海水浸水を防止して、鉄筋の
腐食を抑制するため、鉄筋コンクリート構造物の外表面
に樹脂等の塗装膜からなる防食被膜を形成したり、ライ
ニングを施すことが考えられるが、費用が高いという問
題点があり、余り行なわれていない。特に、コンクリー
ト層の亀裂部には防食被膜を形成することが困難であ
り、しかも岸壁などの場合、使用状態での補修は困難で
あるという問題がある。
腐食を抑制するため、鉄筋コンクリート構造物の外表面
に樹脂等の塗装膜からなる防食被膜を形成したり、ライ
ニングを施すことが考えられるが、費用が高いという問
題点があり、余り行なわれていない。特に、コンクリー
ト層の亀裂部には防食被膜を形成することが困難であ
り、しかも岸壁などの場合、使用状態での補修は困難で
あるという問題がある。
本発明の目的は、上記従来の問題点を解決すること、言
い換えれば、使用状態において、亀裂部を含めてコンク
リート層内の空隙(細孔)を充填し、コンクリート自体
を緻密化することができるコンクリート構造物の防護方
法を提供することにある。
い換えれば、使用状態において、亀裂部を含めてコンク
リート層内の空隙(細孔)を充填し、コンクリート自体
を緻密化することができるコンクリート構造物の防護方
法を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、海水に接して設け
られかつ亀裂部が発生している使用状態にあるコンクリ
ート構造物の海水浸漬面に対向させて海水中に陽極を配
置し、コンクリート構造物中の鉄筋を陰極とし、それら
の電極間に直流電流を流し、鉄筋近傍から海水浸漬面に
向かって炭酸カルシウムを主成分とする電着物をコンク
リート層内に順次生成させ、その電着物によって亀裂部
を含む空隙を充填することによりコンクリート層を補修
するコンクリート構造物の防護方法にある。
られかつ亀裂部が発生している使用状態にあるコンクリ
ート構造物の海水浸漬面に対向させて海水中に陽極を配
置し、コンクリート構造物中の鉄筋を陰極とし、それら
の電極間に直流電流を流し、鉄筋近傍から海水浸漬面に
向かって炭酸カルシウムを主成分とする電着物をコンク
リート層内に順次生成させ、その電着物によって亀裂部
を含む空隙を充填することによりコンクリート層を補修
するコンクリート構造物の防護方法にある。
このように、海中電極と鉄筋等との間にコンクリート層
を介して電流を流すと、この電流により海水中に溶存す
るカルシウムCaやマグネシウムMgなどのアルカリ土類金
属成分から成る電着物が、鉄筋近傍から海水浸漬面に向
かって、コンクリート層内の亀裂部や空隙(細孔)に析
出する。亀裂部や空隙(細孔)内に析出する電着物はコ
ンクリート自体を緻密化し、透水性を低下させるので、
またコンクリート浸漬面に析出する電着物は、コンクリ
ート層への海水の浸透を阻止する防食被膜として使用す
るので、鉄筋の腐食の発生を防止し、あるいは腐食の進
行を抑制することができる。
を介して電流を流すと、この電流により海水中に溶存す
るカルシウムCaやマグネシウムMgなどのアルカリ土類金
属成分から成る電着物が、鉄筋近傍から海水浸漬面に向
かって、コンクリート層内の亀裂部や空隙(細孔)に析
出する。亀裂部や空隙(細孔)内に析出する電着物はコ
ンクリート自体を緻密化し、透水性を低下させるので、
またコンクリート浸漬面に析出する電着物は、コンクリ
ート層への海水の浸透を阻止する防食被膜として使用す
るので、鉄筋の腐食の発生を防止し、あるいは腐食の進
行を抑制することができる。
特に、上記の電流はコンクリート層よりも亀裂部の方が
抵抗が小さいことから亀裂部に多く流れるため、亀裂内
部を容易に電着物で充填補修することができる。特に、
炭酸カルシウム(CaCO3)の電着物は固くて剥れにく
く、コンクリート構造物の防護に有効であるから、これ
を主成分とする電着物を析出させることにより、強度低
下を防止できる。
抵抗が小さいことから亀裂部に多く流れるため、亀裂内
部を容易に電着物で充填補修することができる。特に、
炭酸カルシウム(CaCO3)の電着物は固くて剥れにく
く、コンクリート構造物の防護に有効であるから、これ
を主成分とする電着物を析出させることにより、強度低
下を防止できる。
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
第1図に本発明を適用してなる一実施例装置を、岸壁に
用いた概念構成図を示す。
用いた概念構成図を示す。
装置は海中電極1と直流電源装置2を含んで形成されて
いる。海中電極1は必要に応じて、棒状、平板状、網状
などに形成された導電性を有するものとされており、補
修の対象となる鉄筋コンクリート構造物10の海水浸漬面
11に対向させて、海水中に浸漬配置されている。そし
て、海中電極1は電線3を介して直流電源装置2の陽極
に接続されている。一方、直流電源2の陰極は電線4を
介して鉄筋コンクリート構造物10の鉄筋12に接続されて
いる。
いる。海中電極1は必要に応じて、棒状、平板状、網状
などに形成された導電性を有するものとされており、補
修の対象となる鉄筋コンクリート構造物10の海水浸漬面
11に対向させて、海水中に浸漬配置されている。そし
て、海中電極1は電線3を介して直流電源装置2の陽極
に接続されている。一方、直流電源2の陰極は電線4を
介して鉄筋コンクリート構造物10の鉄筋12に接続されて
いる。
このように構成された実施例の作用について次に説明す
る。
る。
直流電源装置2を作動させて海中電極1と鉄筋12との間
に電圧を印加すると、海水13とコンクリート層14を介し
て、海中電極1から鉄筋12に電流が流れる。この電流に
よって海水中に溶存していたCaイオンやMgイオンなどの
アルカリ土類金属成分が、鉄筋近傍から海水浸漬面に向
かって、コンクリート層内の亀裂部や空隙(細孔)に析
出し、それら亀裂部等の空隙に電着する。つまり、第2
図に示すように、コンクリート層14に存在する亀裂17の
内部表面17aや鉄筋12の露出面12aにも電着物が形成され
る。その電着物はCa,Mg塩などの電着物(CaCO3,Mg(O
H)からなる。
に電圧を印加すると、海水13とコンクリート層14を介し
て、海中電極1から鉄筋12に電流が流れる。この電流に
よって海水中に溶存していたCaイオンやMgイオンなどの
アルカリ土類金属成分が、鉄筋近傍から海水浸漬面に向
かって、コンクリート層内の亀裂部や空隙(細孔)に析
出し、それら亀裂部等の空隙に電着する。つまり、第2
図に示すように、コンクリート層14に存在する亀裂17の
内部表面17aや鉄筋12の露出面12aにも電着物が形成され
る。その電着物はCa,Mg塩などの電着物(CaCO3,Mg(O
H)からなる。
これらの電着物は水密性を有することから、亀裂17や空
隙を充填してコンクリート自体を緻密化するとともに、
コンクリート層14への海水13の浸入が阻止することにな
り、鉄筋12の腐食の発生が防止、あるいは腐食の進行が
抑制させることになる。
隙を充填してコンクリート自体を緻密化するとともに、
コンクリート層14への海水13の浸入が阻止することにな
り、鉄筋12の腐食の発生が防止、あるいは腐食の進行が
抑制させることになる。
また、析出されるアルカリ土類金属塩の種類と析出量
は、電流密度に関係しており、電流密度が低いときには
CaCO3を主成分とする電着物が析出され、高いときにはM
g(OH)2を主成分とする電着物が析出される。CaCO3か
らなる電着物は硬くて剥れ難いので望ましいが、Mg(O
H)2は軟かくて剥れ易い。したがって電流密度を増大
して析出速度を高めるにも限度があり、電流密度として
は例えば0.2〜0.5mA/cm2程度とすることが望ましい。
は、電流密度に関係しており、電流密度が低いときには
CaCO3を主成分とする電着物が析出され、高いときにはM
g(OH)2を主成分とする電着物が析出される。CaCO3か
らなる電着物は硬くて剥れ難いので望ましいが、Mg(O
H)2は軟かくて剥れ易い。したがって電流密度を増大
して析出速度を高めるにも限度があり、電流密度として
は例えば0.2〜0.5mA/cm2程度とすることが望ましい。
上述したように、本実施例によれば、岸壁の鉄筋コンク
リート構造物10の海水浸漬面11に対向させて、海水中に
海中電極1を配置し、その海中電極1と鉄筋12間に電流
を流すことにより、海水中のアルカリ土類金属イオンか
らなる電着物を析出させ、これにより亀裂部を含むコン
クリート層内の空隙(細孔)を充填してコンクリート自
体を緻密化することができ、しかも岸壁などのように使
用状態にある鉄筋コンクリート構造物に対しても容易に
施すことができるという効果がある。
リート構造物10の海水浸漬面11に対向させて、海水中に
海中電極1を配置し、その海中電極1と鉄筋12間に電流
を流すことにより、海水中のアルカリ土類金属イオンか
らなる電着物を析出させ、これにより亀裂部を含むコン
クリート層内の空隙(細孔)を充填してコンクリート自
体を緻密化することができ、しかも岸壁などのように使
用状態にある鉄筋コンクリート構造物に対しても容易に
施すことができるという効果がある。
また、鉄筋の腐食進行を抑制することができ、鉄筋腐食
に起因する強度低下を防止することができる。
に起因する強度低下を防止することができる。
なお、本発明の適用は第1図実施例の岸壁に限られるも
のではなく、海水又は海水を含む流体を貯留する槽や、
海水に接して設けられるコンクリート構造物に適用する
ことができる。
のではなく、海水又は海水を含む流体を貯留する槽や、
海水に接して設けられるコンクリート構造物に適用する
ことができる。
以上説明したように、本発明によれば、簡単な構成のも
のにより、亀裂部を含めて、コンクリート層内の空隙
(細孔)を充填しコンクリート自体を緻密化できる。な
お、本技術は構造物が使用状態においても適用できる。
のにより、亀裂部を含めて、コンクリート層内の空隙
(細孔)を充填しコンクリート自体を緻密化できる。な
お、本技術は構造物が使用状態においても適用できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明を適用してなる一実施例装置の概念構成
図、第2図は第1図の実施例の動作を説明するための図
である。 1……海中電極、2……直流電源装置、 10……鉄筋コンクリート構造物、12……鉄筋、 14……コンクリート層、13……海水、17……亀裂。
図、第2図は第1図の実施例の動作を説明するための図
である。 1……海中電極、2……直流電源装置、 10……鉄筋コンクリート構造物、12……鉄筋、 14……コンクリート層、13……海水、17……亀裂。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 芳明 岡山県玉野市和田5丁目9番10号 (72)発明者 横田 優 香川県坂出市府中町5467番地 (56)参考文献 特開 昭60−125607(JP,A) 特開 昭60−149791(JP,A) 特公 昭60−39157(JP,B2) 特公 昭59−25038(JP,B2) 欧州特許出願公開186334(1986)
Claims (1)
- 【請求項1】海水に接して設けられかつ亀裂部が発生し
ている使用状態にあるコンクリート構造物の海水浸漬面
に対向させて海水中に陽極を配置し、コンクリート構造
物中の鉄筋を陰極とし、それらの電極間に直流電流を流
し、鉄筋近傍から海水浸漬面に向かって炭酸カルシウム
を主成分とする電着物をコンクリート層内に順次生成さ
せ、その電着物によって亀裂部を含む空隙を充填するこ
とによりコンクリート層を補修するコンクリート構造物
の防護方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61198673A JPH0772354B2 (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | コンクリート構造物の防護方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61198673A JPH0772354B2 (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | コンクリート構造物の防護方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6353279A JPS6353279A (ja) | 1988-03-07 |
JPH0772354B2 true JPH0772354B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=16395143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61198673A Expired - Lifetime JPH0772354B2 (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | コンクリート構造物の防護方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0772354B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2767519B2 (ja) * | 1992-08-19 | 1998-06-18 | 三井造船株式会社 | 鉄筋コンクリート構造物の防護方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6039157A (ja) * | 1983-08-12 | 1985-02-28 | Hitachi Ltd | 非晶質磁性合金の製造方法 |
-
1986
- 1986-08-25 JP JP61198673A patent/JPH0772354B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
欧州特許出願公開186334(1986) |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6353279A (ja) | 1988-03-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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