JPH0772187B2 - 3―ビニル―および3―エチニル―β―カルボリン誘導体およびその製造方法 - Google Patents
3―ビニル―および3―エチニル―β―カルボリン誘導体およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH0772187B2 JPH0772187B2 JP61234691A JP23469186A JPH0772187B2 JP H0772187 B2 JPH0772187 B2 JP H0772187B2 JP 61234691 A JP61234691 A JP 61234691A JP 23469186 A JP23469186 A JP 23469186A JP H0772187 B2 JPH0772187 B2 JP H0772187B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carboline
- methoxymethyl
- compound according
- ethynyl
- acetylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D471/00—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
- C07D471/02—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
- C07D471/04—Ortho-condensed systems
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
- A61P25/08—Antiepileptics; Anticonvulsants
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
- A61P25/20—Hypnotics; Sedatives
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Neurosurgery (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Neurology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Pain & Pain Management (AREA)
- Anesthesiology (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Transformer Cooling (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
- Lubricants (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、新規の3−ビニル−および3−エチニル−β
−カルボリン誘導体、その製造方法および該化合物を含
有する薬剤に関する。
−カルボリン誘導体、その製造方法および該化合物を含
有する薬剤に関する。
本発明による化合物は重要な薬理学的性質を有する。該
化合物は特に中枢神経系に作用し、従つて精神薬剤とし
て適当である。
化合物は特に中枢神経系に作用し、従つて精神薬剤とし
て適当である。
発明の達成するための手段 本発明による化合物は、一般式: [式中 R1は水素または保護基を表わし、 R2は水素またはハロゲンを表わすR4を有する−CH=▲CR
4 2▼または−C≡CR4を表わし、 R3は水素、低級アルキルまたは低級アルコキシアルキル
を表わし、 RAは水素、場合によつてはアリール、低級アルコキシま
たは (R5およびR6は同じかまたは異つていてもよくかつそれ
ぞれ水素、低級アルキルを表わすかまたは窒素原子と一
緒に他の異原子を有していてもよい5〜6員環を表わ
す)によって置換されていてもよい低級アルキルまたは
OR7(R7は低級アルキル、場合により置換されたアリー
ルまたはアラルキルを表わしかつ 該化合物は1個以上の水素を表わさないRA基を有してい
てもよい〕を有する。
4 2▼または−C≡CR4を表わし、 R3は水素、低級アルキルまたは低級アルコキシアルキル
を表わし、 RAは水素、場合によつてはアリール、低級アルコキシま
たは (R5およびR6は同じかまたは異つていてもよくかつそれ
ぞれ水素、低級アルキルを表わすかまたは窒素原子と一
緒に他の異原子を有していてもよい5〜6員環を表わ
す)によって置換されていてもよい低級アルキルまたは
OR7(R7は低級アルキル、場合により置換されたアリー
ルまたはアラルキルを表わしかつ 該化合物は1個以上の水素を表わさないRA基を有してい
てもよい〕を有する。
一般式Iで示される新規3−ビニル−または3−エチニ
ル−β−カルボリン誘導体は、A環の5〜8位で1また
は数個所置換されていてもよく、5位、6位または7位
での置換が好ましい。
ル−β−カルボリン誘導体は、A環の5〜8位で1また
は数個所置換されていてもよく、5位、6位または7位
での置換が好ましい。
低級アルキルとは、C1〜C6の炭素原子を有する直鎖およ
び分枝鎖を意味する。例えば好ましくはC1〜4−アル
キル基、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプ
ロピル、n−ブチル、イソ−ブチルが挙げられる。
び分枝鎖を意味する。例えば好ましくはC1〜4−アル
キル基、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプ
ロピル、n−ブチル、イソ−ブチルが挙げられる。
ハロゲンとしては臭素および塩素が好ましい。
R5およびR6が窒素原子と一緒にヘテロ環を形成する場合
には、同環はもう1個の窒素原子、酸素原子または硫黄
原子を有していてもよい。例えば基としては次のヘテロ
環:ピロリジン、ピペラジン、モルホリン、チオモルホ
リンおよびピペリジンが適当である。
には、同環はもう1個の窒素原子、酸素原子または硫黄
原子を有していてもよい。例えば基としては次のヘテロ
環:ピロリジン、ピペラジン、モルホリン、チオモルホ
リンおよびピペリジンが適当である。
アリール基R7は、1個所以上でハロゲン、例えば弗素、
塩素、臭素または沃素、C1〜2−アルキルまたはC
1〜2−アルコキシによつて置換されていてもよい。
塩素、臭素または沃素、C1〜2−アルキルまたはC
1〜2−アルコキシによつて置換されていてもよい。
アラルキル基は、好ましくはアルキル基中に1〜2個の
炭素原子を有している。例えばベンジル基およびフエネ
チル基−1−フエネルおよび2−フエネチル−が挙げら
れる。
炭素原子を有している。例えばベンジル基およびフエネ
チル基−1−フエネルおよび2−フエネチル−が挙げら
れる。
脊椎動物の中枢神経系の特定部位が、極めて特異的な1,
4−および1,5−ベンゾジアゼピン結合親和性を有するこ
とは公知である〔スクワイヤーズ(Squires),R.F.およ
びブリーストラツプ(Braestrup),C:ネイチヤー(Natu
re)、ロンドン、266(1977)、734頁〕。結合部位はベ
ンゾジアゼピン受容器と称される。
4−および1,5−ベンゾジアゼピン結合親和性を有するこ
とは公知である〔スクワイヤーズ(Squires),R.F.およ
びブリーストラツプ(Braestrup),C:ネイチヤー(Natu
re)、ロンドン、266(1977)、734頁〕。結合部位はベ
ンゾジアゼピン受容器と称される。
本発明による置換されたβ−カルボリンは、その化学的
構造に関してはベンゾジアゼピンとは著しく相違してい
るけれども、前記ベンゾジアゼピン受容器から放射能で
しるしをつけたフルニトラゼパム(Flunitrazepm)を追
出すことによつて、意外にも、同受容器における結合に
対する強い親和性および特異性を示すことが判明した。
本発明による化合物は特に不安解消剤および抗てんかん
剤として好適である。
構造に関してはベンゾジアゼピンとは著しく相違してい
るけれども、前記ベンゾジアゼピン受容器から放射能で
しるしをつけたフルニトラゼパム(Flunitrazepm)を追
出すことによつて、意外にも、同受容器における結合に
対する強い親和性および特異性を示すことが判明した。
本発明による化合物は特に不安解消剤および抗てんかん
剤として好適である。
本発明による化合物の追出し活性はIC50値のもしくはED
50として表示される。IC50値は、例えばラツトの髄膜の
懸濁液全容量0.55mlを有する試料中で3H−フルニトラ
ゼパム(1.0nM、0℃)の特異的結合の50%の追出しを
もたらす濃度を表わす。
50として表示される。IC50値は、例えばラツトの髄膜の
懸濁液全容量0.55mlを有する試料中で3H−フルニトラ
ゼパム(1.0nM、0℃)の特異的結合の50%の追出しを
もたらす濃度を表わす。
追出し活性は、試験管内テストで次のように測定する:
KH2PO425mM中のラツトの未処理前脳の懸濁液(pH7.1、
5〜10mg組織/試料)0.5mlを、0℃で40〜60分間の3H
−ジアゼパム(固有活性14.4Ci/mMol、1.9nM)または3
H−フルニトラゼパム(固有活性87Ci/mMol、1.0nM)と
一緒に恒温保持する。恒温保持後にこの懸濁液をガラス
フリツトによつて濾過し、残留物を低温緩衝液を用いて
2回洗浄しかつ放射能をシンチレーシヨン計数計により
測定する。
KH2PO425mM中のラツトの未処理前脳の懸濁液(pH7.1、
5〜10mg組織/試料)0.5mlを、0℃で40〜60分間の3H
−ジアゼパム(固有活性14.4Ci/mMol、1.9nM)または3
H−フルニトラゼパム(固有活性87Ci/mMol、1.0nM)と
一緒に恒温保持する。恒温保持後にこの懸濁液をガラス
フリツトによつて濾過し、残留物を低温緩衝液を用いて
2回洗浄しかつ放射能をシンチレーシヨン計数計により
測定する。
次いで試験を反復する、但し、放射能でしるしをしたベ
ンゾジアゼピンを加える前に追出し活性を測定すべき化
合物の一定量また過剰量を加えるように行なう。得られ
た値を基にしてIC50値を計算する。
ンゾジアゼピンを加える前に追出し活性を測定すべき化
合物の一定量また過剰量を加えるように行なう。得られ
た値を基にしてIC50値を計算する。
ED50値は、生脳のベンジゾアゼピン受容器におけるフル
ニトラゼパムの特異的結合を、対照値の50%に減少させ
る試験化合物の用量である。
ニトラゼパムの特異的結合を、対照値の50%に減少させ
る試験化合物の用量である。
試験管内試験は次のように行う: 試験物質をマウスの群に種々の用量で、通常皮下注射す
る。15分後に3H−フルニトラゼパムをマウスの静脈内
に投与する。さらに20分後にマウスを殺し、前脳を取出
し、髄膜に特異的に結合した放射能をシンチレーシヨン
計数計で測定する。ED50値を用量/作用・曲線を用いて
決定する。
る。15分後に3H−フルニトラゼパムをマウスの静脈内
に投与する。さらに20分後にマウスを殺し、前脳を取出
し、髄膜に特異的に結合した放射能をシンチレーシヨン
計数計で測定する。ED50値を用量/作用・曲線を用いて
決定する。
本発明による化合物はその生物学的効能により人間医学
用精神薬剤として適当である。そのために該化合物は、
例えば経口および非経口適用の精神薬剤的製剤のために
配合されて使用することができる。
用精神薬剤として適当である。そのために該化合物は、
例えば経口および非経口適用の精神薬剤的製剤のために
配合されて使用することができる。
配合助剤としては、本発明による化合物に対して不活性
の、生理学的認容性有機および無機キヤリヤー物質が適
当である。
の、生理学的認容性有機および無機キヤリヤー物質が適
当である。
キヤリヤー物質としては、例えば水、塩溶液、アルコー
ル、ポリエチレングリコール、ポリヒドロキシエトキシ
ル化ヒマシ油、ゼラチン、ラクトース、アミロース、ス
テアリン酸マグネシウム、タルク、珪酸、脂肪酸モノ−
およびジグリセリド、ペンタエリトリツト脂肪酸、ヒド
ロキシメチルセルロースおよびポリビニルポロリドンが
挙げられる。
ル、ポリエチレングリコール、ポリヒドロキシエトキシ
ル化ヒマシ油、ゼラチン、ラクトース、アミロース、ス
テアリン酸マグネシウム、タルク、珪酸、脂肪酸モノ−
およびジグリセリド、ペンタエリトリツト脂肪酸、ヒド
ロキシメチルセルロースおよびポリビニルポロリドンが
挙げられる。
薬剤学的製剤は滅菌しかつ/または助剤、例えば滑剤、
防腐剤、安定剤、湿潤剤、乳化剤、緩衝剤および色素を
加えてもよい。
防腐剤、安定剤、湿潤剤、乳化剤、緩衝剤および色素を
加えてもよい。
非経口的適用の場合には、特にポリヒドロキシエトキシ
ル化ヒマシ油中の活性化合物の注射溶液または懸濁液、
特に水性溶液が適当である。
ル化ヒマシ油中の活性化合物の注射溶液または懸濁液、
特に水性溶液が適当である。
経口適用のためには、特に、タルクおよび/または炭化
水素キヤリヤーまたは結合剤、例えばラクトース、トウ
モロコシ−またはジヤガイモ殿粉を含む錠剤、糖衣丸ま
たはカプセルが適当である。また適用は、液状で、例え
ば場合により甘味料を添加してある液汁として行なつて
もよい。
水素キヤリヤーまたは結合剤、例えばラクトース、トウ
モロコシ−またはジヤガイモ殿粉を含む錠剤、糖衣丸ま
たはカプセルが適当である。また適用は、液状で、例え
ば場合により甘味料を添加してある液汁として行なつて
もよい。
本発明による化合物は、生理学的認容性キヤリヤー中の
活性物質0.05〜100mgの用量単位で投与する。
活性物質0.05〜100mgの用量単位で投与する。
本発明による化合物は、0.1〜300mg/日、好ましくは1
〜30mg/日の用量で適用する。
〜30mg/日の用量で適用する。
本発明による一般式Iの化合物の製造は、自体公知の方
法により行なう。
法により行なう。
例えば一般式Iの化合物の製造は以下のようにして行な
う:一般式II: 〔式中R3およびRAは前記のものを表わし、R1は保護基を
表わす〕で示される化合物を、ウイチツヒ(Wittig)試
薬と反応させて一般式Ia 〔式中R3、R4およびRAは前記のものを表わし、R1は保護
基を表わす〕で示される化合物を生成させ、場合によつ
ては次に保護基を脱離させるか、またはR4がハロゲンを
表わす場合には塩基と反応させ、これによつて得られた
3−ハロゲンエチニル−β−カルボリン誘導体を脱ハロ
ゲン化しかつ所望の場合には水素化する。
う:一般式II: 〔式中R3およびRAは前記のものを表わし、R1は保護基を
表わす〕で示される化合物を、ウイチツヒ(Wittig)試
薬と反応させて一般式Ia 〔式中R3、R4およびRAは前記のものを表わし、R1は保護
基を表わす〕で示される化合物を生成させ、場合によつ
ては次に保護基を脱離させるか、またはR4がハロゲンを
表わす場合には塩基と反応させ、これによつて得られた
3−ハロゲンエチニル−β−カルボリン誘導体を脱ハロ
ゲン化しかつ所望の場合には水素化する。
ウイチツチ反応の実施前に、分子中に存在する陽子供与
基を常法により保護基と交換するのが有利である。保護
基としては常用のすべての保護基、例えばアルキル基、
アシル基、アラルキル基、アリールスルホニル基または
シリル基であり、アリールスルホニル基またはトリアル
キルシリル基、特にトシル基またはt−ブチル−ジメチ
ル−シリル基が好ましい。
基を常法により保護基と交換するのが有利である。保護
基としては常用のすべての保護基、例えばアルキル基、
アシル基、アラルキル基、アリールスルホニル基または
シリル基であり、アリールスルホニル基またはトリアル
キルシリル基、特にトシル基またはt−ブチル−ジメチ
ル−シリル基が好ましい。
3位にビニル基を導入するためには、常用のウイチツヒ
試薬、例えばトリフエニルホスフイン/テトラハロゲン
メタンまたはアルキルートリフエニル−ホスホニウムハ
ロゲン化合物を使用し、この際ハロゲンは好ましくは塩
素または臭素である。
試薬、例えばトリフエニルホスフイン/テトラハロゲン
メタンまたはアルキルートリフエニル−ホスホニウムハ
ロゲン化合物を使用し、この際ハロゲンは好ましくは塩
素または臭素である。
ハロゲンを表わすR4を有する一般式Iaの化合物を製造し
ようとする場合には、一般式IIのアルデヒドをトリフエ
ニルホスフインおよびテトラハロゲンメタンと反応させ
る。
ようとする場合には、一般式IIのアルデヒドをトリフエ
ニルホスフインおよびテトラハロゲンメタンと反応させ
る。
反応は、−50℃から反応混合物の沸騰温度までの温度、
好ましくは−20℃〜+50℃の温度で不活性極性溶剤中で
行なう。適当な溶剤としては、例えば以下のものが挙げ
られる:塩素化炭化水素例えばジクロルメタン、ジクロ
ルエタン;エーテル例えばジエチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン;ジオチルホルムアミド;ジメ
チルスルホキシド。
好ましくは−20℃〜+50℃の温度で不活性極性溶剤中で
行なう。適当な溶剤としては、例えば以下のものが挙げ
られる:塩素化炭化水素例えばジクロルメタン、ジクロ
ルエタン;エーテル例えばジエチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン;ジオチルホルムアミド;ジメ
チルスルホキシド。
反応時間は15〜20時間であつて、超音波下の作業の場合
または亜鉛の添加によつて加速されて約6〜8時間にな
る。
または亜鉛の添加によつて加速されて約6〜8時間にな
る。
水素を表わすR4を有する一般式Iaの化合物を製造する場
合には、一般式IIのアルデヒドを塩基の存在でメチル−
トリフエニル−ホスホニウム−ハロゲン化物、好ましく
は臭化物または塩化物と反応させる。
合には、一般式IIのアルデヒドを塩基の存在でメチル−
トリフエニル−ホスホニウム−ハロゲン化物、好ましく
は臭化物または塩化物と反応させる。
イレン(ylen)の製造のためには、すべての強塩基、好
ましくはアルカリ有機塩基、例えばアルカリアルコレー
トすなわちカリウム−t−ブチレート、リチウムオルガ
ニルすなわちt−ブチルリチウムまたはリチウムジイソ
プロピルアミド、ナトリウムアミドまたはナトリウムヒ
ドリド/ジメチルスルホキシドを使用することができ、
場合によつてはまた炭酸カリウムまたは水酸化ナトリウ
ムも使用してもよい。
ましくはアルカリ有機塩基、例えばアルカリアルコレー
トすなわちカリウム−t−ブチレート、リチウムオルガ
ニルすなわちt−ブチルリチウムまたはリチウムジイソ
プロピルアミド、ナトリウムアミドまたはナトリウムヒ
ドリド/ジメチルスルホキシドを使用することができ、
場合によつてはまた炭酸カリウムまたは水酸化ナトリウ
ムも使用してもよい。
溶剤としては、前記の不活性極性溶剤、または特別な場
合には炭化水素、例えばヘキサンまたはペンテンを使用
することができる。
合には炭化水素、例えばヘキサンまたはペンテンを使用
することができる。
反応は、−50℃から反応混合物の沸騰温度までの温度で
行ない、一般に1〜4時間後には終了する。
行ない、一般に1〜4時間後には終了する。
有利には、不活性ガス雰囲気下で、例えば窒素またはア
ルゴン下で作業する。
ルゴン下で作業する。
ウイチツヒ反応は、均質相または不均質相で行つてもよ
い。また二相反応の場合には相転移触媒、例えばクラウ
ンエーテル(Kronenter)、すなわち18−クラウン−
6、ジシクロヘキシル−18−クラウン−6、ジベンゾ−
18−クラウン−6またはアリコート(Aliquat)336を使
用するのも有利である。
い。また二相反応の場合には相転移触媒、例えばクラウ
ンエーテル(Kronenter)、すなわち18−クラウン−
6、ジシクロヘキシル−18−クラウン−6、ジベンゾ−
18−クラウン−6またはアリコート(Aliquat)336を使
用するのも有利である。
保護基R1が存在する場合には、同基を常法により、例え
ば室温でアルコール、炭化水素のような不活性溶剤中で
ナトリウム−またはカリウムアルコレートのような塩基
または希釈鉱酸またはトリフルオル酢酸のような酸で処
理することによつて脱離することができる。
ば室温でアルコール、炭化水素のような不活性溶剤中で
ナトリウム−またはカリウムアルコレートのような塩基
または希釈鉱酸またはトリフルオル酢酸のような酸で処
理することによつて脱離することができる。
一般式Iaのgem−ジハロゲン化合物から、高められた温
度(好ましくは20℃〜100℃)で塩基と反応させること
によつてハロゲン化水素を脱離することができる。この
反応は一般には2〜6時間後に終了する。
度(好ましくは20℃〜100℃)で塩基と反応させること
によつてハロゲン化水素を脱離することができる。この
反応は一般には2〜6時間後に終了する。
ハロゲン化水素の脱離のためには、無機または有機塩
基、例えば水酸化カリウム、水酸化ナトリウム(固
体)、アルカリアルコレートすなわちナトリウム−また
はカリウム−エチレート、−メチレートまたはt−ブチ
レート、アルキル化アミン例えばヒニツヒ(Hnig)
塩基、環状アミンすなわち1,5−ジアサビシクロ−(5.
4.0)−ウンデセ−5−エン、1,4−ジアザビシクロ−
(2.2.2)−オクタン等を使用することができる。
基、例えば水酸化カリウム、水酸化ナトリウム(固
体)、アルカリアルコレートすなわちナトリウム−また
はカリウム−エチレート、−メチレートまたはt−ブチ
レート、アルキル化アミン例えばヒニツヒ(Hnig)
塩基、環状アミンすなわち1,5−ジアサビシクロ−(5.
4.0)−ウンデセ−5−エン、1,4−ジアザビシクロ−
(2.2.2)−オクタン等を使用することができる。
ハロゲン化水素の脱離は、すべて不活性の非プロトンお
よびプロトン溶剤中で行なうことができる。例えばエー
テル:ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン;炭化水
素:ヘキサン、ペンタン;アルコール:メタノール、エ
タノールが挙げられる。
よびプロトン溶剤中で行なうことができる。例えばエー
テル:ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン;炭化水
素:ヘキサン、ペンタン;アルコール:メタノール、エ
タノールが挙げられる。
9位に保護基が存在する場合には、同保護基は反応条件
下で脱離される。
下で脱離される。
また二相反応は前記の相転移触媒を用いても行なうこと
ができる。
ができる。
一般式Iの3−ハロゲン−エチニル−β−カルボリル誘
導体は、リチウム−オルガニル(Organyle)と反応さ
せ、次に水を用いて分解して3−エチニル−β−カルボ
ニル誘導体に変える。
導体は、リチウム−オルガニル(Organyle)と反応さ
せ、次に水を用いて分解して3−エチニル−β−カルボ
ニル誘導体に変える。
前記反応のためには、すべての公知のリチウム−オルガ
ニルを使用できるが、リチウムフエニルおよびリチウム
アルキル例えばt−ブチルリチウムが好ましい。
ニルを使用できるが、リチウムフエニルおよびリチウム
アルキル例えばt−ブチルリチウムが好ましい。
ハロゲン−リチウムの交換は、低温(好ましくは0℃〜
90℃)で行なわれ、1/2時間〜2時間後に終了する。次
いで室温で1〜2時間後撹拌を行なう。
90℃)で行なわれ、1/2時間〜2時間後に終了する。次
いで室温で1〜2時間後撹拌を行なう。
有利には不活性ガス雰囲気下、例えば窒素またはアルゴ
ン下で作業する。
ン下で作業する。
ハロゲン除去のためには、非プロトン溶剤すなわちエー
テルまたは炭化水素、例えばテトラヒドロフラン、ジオ
キサン、ジエチルエーテル、トリオール、ヘキサン等が
適当である。
テルまたは炭化水素、例えばテトラヒドロフラン、ジオ
キサン、ジエチルエーテル、トリオール、ヘキサン等が
適当である。
3−エチニル−β−カルボリン−誘導体は部分的に、公
知法により、例えばリンドラー(Lindlar)触媒の存在
でまたはヒドロアルミニウム化および次のプロトリシス
脱離によつて水素化されて3−ビニル−誘導体を生成す
ることができる。
知法により、例えばリンドラー(Lindlar)触媒の存在
でまたはヒドロアルミニウム化および次のプロトリシス
脱離によつて水素化されて3−ビニル−誘導体を生成す
ることができる。
リンドラー触媒による水素化は、場合により触媒毒、例
えばキノリンまたはピリジンの添加下に、室温で不活性
溶剤例えば炭化水素またはアルコール等の中で行なう。
えばキノリンまたはピリジンの添加下に、室温で不活性
溶剤例えば炭化水素またはアルコール等の中で行なう。
ヒドロアルミニウム化は、−80℃〜室温で有機アルミニ
ウム化合物、例えばジイソブチルアルミニウムヒドリド
を用いて行ない、次に最高80℃にまで加熱する。有利に
は保護ガス雰囲気下で不活性溶剤、例えばエーテルまた
は炭化水素中で作業する。脱離は、室温で酸、好ましく
は有機酸、例えば塩酸を用いて行なう。
ウム化合物、例えばジイソブチルアルミニウムヒドリド
を用いて行ない、次に最高80℃にまで加熱する。有利に
は保護ガス雰囲気下で不活性溶剤、例えばエーテルまた
は炭化水素中で作業する。脱離は、室温で酸、好ましく
は有機酸、例えば塩酸を用いて行なう。
出発化合物は公知であるかまたは公知法により製造する
ことができる。
ことができる。
出発物質5−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−9
−トシル−β−カルボン−3−カルバルデヒドの製造は
次のとおり: 5−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−β−カルボ
リン−3−カルボン酸エチルエステル3.9gを、トリエチ
ルアミン1.84mlおよびジメチルアミノピリジン0.54gと
一緒にジクロルメタン70ml中に溶かす。この溶液を0℃
に冷却し、次に塩化トシル2.54gを少しづつ加える。室
温で2時間撹拌し、夜通し放置した後炭酸水素ナトリウ
ムと共に3回振盪し、有機相を蒸発させ、酢酸エステル
から再結晶化する。5−ベンジルオキシ−4−メトキシ
メチル−9−トシル−β−カルボリン−3−カルボン酸
エチルエステル(融点149〜150℃)4gが得られる。
−トシル−β−カルボン−3−カルバルデヒドの製造は
次のとおり: 5−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−β−カルボ
リン−3−カルボン酸エチルエステル3.9gを、トリエチ
ルアミン1.84mlおよびジメチルアミノピリジン0.54gと
一緒にジクロルメタン70ml中に溶かす。この溶液を0℃
に冷却し、次に塩化トシル2.54gを少しづつ加える。室
温で2時間撹拌し、夜通し放置した後炭酸水素ナトリウ
ムと共に3回振盪し、有機相を蒸発させ、酢酸エステル
から再結晶化する。5−ベンジルオキシ−4−メトキシ
メチル−9−トシル−β−カルボリン−3−カルボン酸
エチルエステル(融点149〜150℃)4gが得られる。
この4gをアルゴン下にテトラヒドロフラン40ml中に溶か
し、室温でテトラヒドロフラン〔カパル(Capal)〕中
のカルシウム−ジイソプロポキシ−アルミニウムヒドリ
ド17mlを加える。1時間の還流加熱後にもう一回カパル
17mlを加え、2時間還流加熱する。冷却後に2N苛性ソー
ダ溶液を加え、酢酸エステルで緒に振出を行う。有機相
を蒸発させると、5−ベンジルオキシ−4−メトキシメ
チル−9−トシル−3−ヒドロキシメチル−β−カルボ
リン3.1gが得られる。このものをトルオール57ml中に懸
濁し、アゾジカルボン酸エステル1を加える。12時間の
還流加熱後に蒸発を行い、珪酸ゲルにより溶離剤として
シクロヘキサン:酢酸エステル(1:1)を用いて、5−
ベンザルオキシ−4−メトキシメチル−9−トシル−β
−カルボリン−3−カルバルデヒド(融点125〜127℃)
1.8gが得られる。
し、室温でテトラヒドロフラン〔カパル(Capal)〕中
のカルシウム−ジイソプロポキシ−アルミニウムヒドリ
ド17mlを加える。1時間の還流加熱後にもう一回カパル
17mlを加え、2時間還流加熱する。冷却後に2N苛性ソー
ダ溶液を加え、酢酸エステルで緒に振出を行う。有機相
を蒸発させると、5−ベンジルオキシ−4−メトキシメ
チル−9−トシル−3−ヒドロキシメチル−β−カルボ
リン3.1gが得られる。このものをトルオール57ml中に懸
濁し、アゾジカルボン酸エステル1を加える。12時間の
還流加熱後に蒸発を行い、珪酸ゲルにより溶離剤として
シクロヘキサン:酢酸エステル(1:1)を用いて、5−
ベンザルオキシ−4−メトキシメチル−9−トシル−β
−カルボリン−3−カルバルデヒド(融点125〜127℃)
1.8gが得られる。
同様にして次の化合物が製造される: 5−イソプロポキシ−4−メチル−9−トシル−β−カ
ルボリン−3−カルバルデヒド(融点172〜175℃)。
ルボリン−3−カルバルデヒド(融点172〜175℃)。
5−フエノキシ−4−メトキシメチル−9−トシル−β
−カルボリン−3−カルバルデヒド(融点150〜153
℃)。
−カルボリン−3−カルバルデヒド(融点150〜153
℃)。
5−ベンジルオキシ−9−トシル−β−カルボリン−3
−カルバルデヒド(融点185〜187℃)。
−カルバルデヒド(融点185〜187℃)。
6−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−9−トシル
−β−カルボリン−3−カルバルデヒド(融点188〜190
℃)。
−β−カルボリン−3−カルバルデヒド(融点188〜190
℃)。
6−フエノキシ−4−メトキシメチル−9−トシル−β
−カルボリン−3−カルバルデヒド。
−カルボリン−3−カルバルデヒド。
6−イソプロポキシ−4−メトキシメチル−9−トシル
−β−カルボリン−3−カルバルデヒド。
−β−カルボリン−3−カルバルデヒド。
6−フエノキシ−4−メチル−9−トシル−β−カルボ
リン−3−カルバルデヒド。
リン−3−カルバルデヒド。
6−フエノキシ−4−メチル−9−トシル−β−カルボ
リン−3−カルバルデヒド。
リン−3−カルバルデヒド。
6−(4−クロルフエノキシ)−4−メトキシメチル−
9−トシル−β−カルボリン−3−カルバルデヒド(融
点215〜217℃)。
9−トシル−β−カルボリン−3−カルバルデヒド(融
点215〜217℃)。
6−フエノキシ−9−トシル−β−カルボリン−3−カ
ルバルデヒド。
ルバルデヒド。
6,7−ジメトキシ−9−トシル−4−メチル−β−カル
ボリン−3−カルバルデヒド。
ボリン−3−カルバルデヒド。
5−(1−エトキシエチル)−4−メチル−9−トシル
−β−カルボリン−3−カルバルデヒド。
−β−カルボリン−3−カルバルデヒド。
5−メトキシメチル−4−メチル−9−トシル−β−カ
ルボリン−3−カルバルデヒド。
ルボリン−3−カルバルデヒド。
5−モルホリノメチル−4−メチル−9−トシル−β−
カルボリン−3−カルバルデヒド。
カルボリン−3−カルバルデヒド。
6−ピペリジノ4−メチル−9−トシル−β−カルボリ
ン−3−カルバルデヒド。
ン−3−カルバルデヒド。
5−エチル−4−メチル−9−トシル−β−カルボリン
−3−カルバルデヒド。
−3−カルバルデヒド。
5(−4−フルオルベンジルオキシ)−4−メトキシメ
チル−9−トシル−β−カルボリル−3−カルバルデヒ
ド(融点170〜172℃)。
チル−9−トシル−β−カルボリル−3−カルバルデヒ
ド(融点170〜172℃)。
5(−4−クロルフェノキシ)−4−メトキシメチル−
9−トシル−β−カルボリン−3−カルバルデヒド。
9−トシル−β−カルボリン−3−カルバルデヒド。
次に実施例により本発明方法を詳述する。
実施例 例1 5−ベンジルオキシ−3−(1,1−ジブロムビニル)−
4−メトキシメチル−9−トシル−β−カルボリン 5−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−9−トシル
−β−カルボリン−3−カルボキシルアルデヒド2.5gお
よびトリフエニルホスフイン2.6gをジクロルメタン27ml
中に溶かし、+5℃に冷却する。この溶液に、ジクロル
メタン7ml中に溶かしたテトラブロムメタン1.82gを、反
応温度が+5℃を越えないように撹拌下に滴加する。滴
加の終了後反応混合物を室温で16時間撹拌し、溶剤を蒸
発させ、残留物を珪酸ビニルにより溶離剤としてジクロ
ルメタン/エタノール=1000+25を用いてクロマトグラ
フイーに供する。5−ベンジルオキシ−3−(1,1−ジ
ブロムビニル)−4−メトキシメチル−9−トシル−β
−カルボリン(融点149〜152℃)2gが得られる。
4−メトキシメチル−9−トシル−β−カルボリン 5−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−9−トシル
−β−カルボリン−3−カルボキシルアルデヒド2.5gお
よびトリフエニルホスフイン2.6gをジクロルメタン27ml
中に溶かし、+5℃に冷却する。この溶液に、ジクロル
メタン7ml中に溶かしたテトラブロムメタン1.82gを、反
応温度が+5℃を越えないように撹拌下に滴加する。滴
加の終了後反応混合物を室温で16時間撹拌し、溶剤を蒸
発させ、残留物を珪酸ビニルにより溶離剤としてジクロ
ルメタン/エタノール=1000+25を用いてクロマトグラ
フイーに供する。5−ベンジルオキシ−3−(1,1−ジ
ブロムビニル)−4−メトキシメチル−9−トシル−β
−カルボリン(融点149〜152℃)2gが得られる。
例2 例1と同様に次の化合物を製造する: 5−イソポロポキシ−3−(1,1−ジブロムビニル)−
4−メトキシメチル−9−トシル−β−カルボリン。
4−メトキシメチル−9−トシル−β−カルボリン。
5−フエノキシ−3−(1,1−ジブロムビニル)−4−
メトキシメチル−9−トシル−β−カルボリン(融点17
9〜183℃)。
メトキシメチル−9−トシル−β−カルボリン(融点17
9〜183℃)。
5−(4−クロルフエノキシ)−3−(1,1−ジブロム
ビニル)−4−メトキシメチル−9−トシル−β−カル
ボリン(融点165〜167℃)。
ビニル)−4−メトキシメチル−9−トシル−β−カル
ボリン(融点165〜167℃)。
5−ベンジルオキシ−3−(1,1−ジブロムビニル)−
4−メチル−9−トシル−β−カルボリン。
4−メチル−9−トシル−β−カルボリン。
5−イソポロポキシ−3−(1,1−ジブロムビニル)−
4−メチル−9−トシル−β−カルボリン(融点168〜1
71℃)。
4−メチル−9−トシル−β−カルボリン(融点168〜1
71℃)。
5−フエノキシ−3−(1,1−ジブロムビニル)−4−
メチル−9−トシル−β−カルボリン。
メチル−9−トシル−β−カルボリン。
5−ベンジルオキシ−3−(1,1−ジブロムビニル)−
4−メトキシメチル−9−トシル−β−カルボリン。
4−メトキシメチル−9−トシル−β−カルボリン。
6−フエノキシ−3−(1,1−ジブロムビニル)−4−
メトキシメチル−9−トシル−β−カルボリン。
メトキシメチル−9−トシル−β−カルボリン。
6−イソプロポキシ−3−(1,1−ジブロムビニル)−
4−メトキシメチル−9−トシル−β−カルボリン。
4−メトキシメチル−9−トシル−β−カルボリン。
6−フエノキシ−3−(1,1−ジブロムビニル)−4−
メチル−9−トシル−β−カルボリン。
メチル−9−トシル−β−カルボリン。
6−(4−クロルフエノキシ)−3−(1,1−ジブロム
ビニル)−4−メチル−9−トシル−β−カルボリン。
ビニル)−4−メチル−9−トシル−β−カルボリン。
5−(4−クロルベンジルオキシ)−3−(1,1−ジブ
ロムビニル)−4−メトキシメチル−9−トシル−β−
カルボリン(融点144〜145℃)。
ロムビニル)−4−メトキシメチル−9−トシル−β−
カルボリン(融点144〜145℃)。
6−フエノキシ−3−(1,1−ジブロムビニル)−9−
トシル−β−カルボリン。
トシル−β−カルボリン。
6,7−ジメトキシ−3−(1,1−ジブロムビニル)−4−
エチル−9−トシル−β−カルボリン。
エチル−9−トシル−β−カルボリン。
5−(1−エトキシエチル)−4−メチル−3−(1,1
−ジブロムビニル)−9−トシル−β−カルボリン。
−ジブロムビニル)−9−トシル−β−カルボリン。
5−メトキシメチル−4−メチル−3−(1,1−ジブロ
ムビニル)−9−トシル−β−カルボリン。
ムビニル)−9−トシル−β−カルボリン。
5−モルホリノメチル−4−メチル−3−(1,1−ジブ
ロムビニル)−9−トシル−β−カルボリン。
ロムビニル)−9−トシル−β−カルボリン。
6−ピペリジノ−4−メチル−3−(1,1−ジブロムビ
ニル)−9−トシル−β−カルボリン。
ニル)−9−トシル−β−カルボリン。
5−エチル−4−メチル−3−(1,1−ジブロムビニ
ル)−9−トシル−β−カルボリン。
ル)−9−トシル−β−カルボリン。
例3 1−ブロム−2−(5−ベンジルオキシ−4−メトキシ
メチル−β−カルボリン−3−イル)−アセチレン メタノール12ml中のナトリウム0.141gの溶液を、メタノ
ール25ml中の5−ベンジルオキシ−3−(1,1−ジブロ
ムビニル)−4−メトキシメチル−9−トシル−β−カ
ルボリン2gの溶液に撹拌下に滴加する。反応混合物を室
温で3時間撹拌し、次に蒸発乾固する。残留物を、珪酸
ゲルによりジクロルメタン/エタノール=10/1を溶離剤
としてクロマトグラフイーに供する。融点160℃(分
解)の1−ブロム−2−(5−ベンジルオキシ−4−メ
トキシメチル−β−カルボリン−3−イル)−アセチレ
ン0.7gが得られる。
メチル−β−カルボリン−3−イル)−アセチレン メタノール12ml中のナトリウム0.141gの溶液を、メタノ
ール25ml中の5−ベンジルオキシ−3−(1,1−ジブロ
ムビニル)−4−メトキシメチル−9−トシル−β−カ
ルボリン2gの溶液に撹拌下に滴加する。反応混合物を室
温で3時間撹拌し、次に蒸発乾固する。残留物を、珪酸
ゲルによりジクロルメタン/エタノール=10/1を溶離剤
としてクロマトグラフイーに供する。融点160℃(分
解)の1−ブロム−2−(5−ベンジルオキシ−4−メ
トキシメチル−β−カルボリン−3−イル)−アセチレ
ン0.7gが得られる。
例4 例3と同様に次の化合物を製造する: 1−ブロム−2−(5−イソポロポキシ−4−メトキシ
メチル−β−カルボリン−3−イル)−アセチレン。
メチル−β−カルボリン−3−イル)−アセチレン。
1−ブロム−2−(5−フエノキシ−4−メトキシメチ
ル−β−カルボリン−3−イル)−アセチレン。融点21
0〜210℃(分解)。
ル−β−カルボリン−3−イル)−アセチレン。融点21
0〜210℃(分解)。
1−ブロム−2−〔5−(4−クロルフエノキシ)−4
−メトキシメチル−β−カルボリン−3−イル〕−アセ
チレン。207〜209℃(分解)。
−メトキシメチル−β−カルボリン−3−イル〕−アセ
チレン。207〜209℃(分解)。
1−ブロム−2−(5−ベンジルオキシ−4−メチル−
β−カルボリン−3−イル)−アセチレン。
β−カルボリン−3−イル)−アセチレン。
1−ブロム−2−(5−イソプロポキシ−4−メチル−
β−カルボリン−3−イル)−アセチレン。170℃(分
解)。
β−カルボリン−3−イル)−アセチレン。170℃(分
解)。
1−ブロム−2−〔5−(4−フルオルベンジルオキ
シ)−4−メトキシメチル−β−カルボリン−3−イ
ル)〕−アセチレン。151〜153℃(分解)。
シ)−4−メトキシメチル−β−カルボリン−3−イ
ル)〕−アセチレン。151〜153℃(分解)。
1−ブロム−2−(5−フエノキシ−4−メチル−β−
カルボリン−3−イル)−アセチレン。188℃(分
解)。
カルボリン−3−イル)−アセチレン。188℃(分
解)。
1−ブロム−2−(5−ベンジルオキシ−β−カルボリ
ン−3−イル)−アセチレン。
ン−3−イル)−アセチレン。
1−ブロム−2−(6−ベンジルオキシ−4−メトキシ
メチル−β−カルボリン−3−イル)−アセチレン。17
7〜180℃(分解)。
メチル−β−カルボリン−3−イル)−アセチレン。17
7〜180℃(分解)。
1−ブロム−2−(6−フエノキシ−4−メトキシメチ
ル−β−カルボリン−3−イル)−アセチレン。
ル−β−カルボリン−3−イル)−アセチレン。
1−ブロム−2−(6−イソポロポキシ−4−メトキシ
メチル−β−カルボリン−3−イル)−アセチレン。
メチル−β−カルボリン−3−イル)−アセチレン。
1−ブロム−2−(6−フエノキシ−4−メチル−β−
カルボリン−3−イル)−アセチレン。
カルボリン−3−イル)−アセチレン。
1−ブロム−2−〔5−(4−クロルフエノキシ)−4
−メチル−β−カルボリン−3−イル〕−アセチレン。
−メチル−β−カルボリン−3−イル〕−アセチレン。
1−ブロム−2−(6−フエノキシ−β−カルボリン−
3−イル)−アセチレン。
3−イル)−アセチレン。
1−ブロム−2−(6,7−ジメトキシ−4−エチル−β
−カルボリン−3−イル)−アセチレン。
−カルボリン−3−イル)−アセチレン。
1−ブロム−2−〔5−(1−エトキシエチル)−4−
メチル−β−カルボリン−3−イル〕−アセチレン。
メチル−β−カルボリン−3−イル〕−アセチレン。
1−ブロム−2−〔5−(1−エトキシエチル)−4−
メチル−β−カルボリン−3−イル〕−アセチレン。
メチル−β−カルボリン−3−イル〕−アセチレン。
1−ブロム−2−(5−メトキシメチル−4−メチル−
β−カルボリン−3−イル)−アセチレン。
β−カルボリン−3−イル)−アセチレン。
1−ブロム−2−(5−モルホリノメチル−4−メチル
−β−カルボリン−3−イル)−アセチレン。
−β−カルボリン−3−イル)−アセチレン。
1−ブロム−2−(6−ペピリジノ−4−メチル−β−
カルボリン−3−イル)−アセチレン。
カルボリン−3−イル)−アセチレン。
例5 5−ベンジルオキシ−3−エチニル−4−メトキシメチ
ル−β−カルボリン テトタヒドロフラン(無水)5ml中の1−ブロム−2−
(5−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−β−カル
ボリン−3−イル)−アセチレン0.164gの溶液を、N2雰
囲気下に−78℃に冷却しかつペンタン中のt−ブチルリ
チウム1.4mol溶液0.46mlを加える。
ル−β−カルボリン テトタヒドロフラン(無水)5ml中の1−ブロム−2−
(5−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−β−カル
ボリン−3−イル)−アセチレン0.164gの溶液を、N2雰
囲気下に−78℃に冷却しかつペンタン中のt−ブチルリ
チウム1.4mol溶液0.46mlを加える。
−78℃で1時間の撹拌後に反応混合物を室温に加熱しさ
らに1.5時間撹拌する。次に注意深く水を加え、ジクロ
ルメタンで抽出を行う。有機相を集め、乾燥しかつ溶剤
を蒸発する。残留物を珪酸ゲルによりアセトン/ヘキサ
ン=1+1を溶離剤として用いてクロマトグラフイーに
供する。融点207〜209℃の5−ベンジルオキシ−3−エ
チニル−4−メトキシメチル−β−カルボリン0.056gが
得られる。
らに1.5時間撹拌する。次に注意深く水を加え、ジクロ
ルメタンで抽出を行う。有機相を集め、乾燥しかつ溶剤
を蒸発する。残留物を珪酸ゲルによりアセトン/ヘキサ
ン=1+1を溶離剤として用いてクロマトグラフイーに
供する。融点207〜209℃の5−ベンジルオキシ−3−エ
チニル−4−メトキシメチル−β−カルボリン0.056gが
得られる。
例6 例5のようにして次の化合物を製造した: 5−イソプロポキシ−3−エチニル−4−メトキシメチ
ル−β−カルボリン。
ル−β−カルボリン。
5−フエノキシ−3−エチニル−4−メトキシメチル−
β−カルボリン。115℃(分解)。
β−カルボリン。115℃(分解)。
5−(4−クロルフエノキシ)−3−エチニル−4−メ
トキシメチル−β−カルボリン。260〜263℃(分解)。
トキシメチル−β−カルボリン。260〜263℃(分解)。
5−ベンジルオキシ−3−エチニル−4−メチル−β−
カルボリン。
カルボリン。
5−イソプロポキシ−3−エチニル−4−メチル−β−
カルボリン。融点205〜207℃。
カルボリン。融点205〜207℃。
5−フエノキシ−3−エチニル−4−メチル−β−カル
ボリン。
ボリン。
5−ベンジルオキシ−3−エチニル−β−カルボリン。
融点206〜210℃。
融点206〜210℃。
6−ベンジルオキシ−3−エチニル−4−メトキシエチ
ル−β−カルボリン。融点205〜209℃。
ル−β−カルボリン。融点205〜209℃。
6−フエノキシ−3−エチニル−4−メトキシメチル−
β−カルボリン。
β−カルボリン。
6−イソポロポキシ−3−エチニル−4−メトキシメチ
ル−β−カルボリン。
ル−β−カルボリン。
6−フエニル−3−エチニル−4−メチル−β−カルボ
リン。
リン。
6−(4−クロルフエノキシ)−3−エチニル−4−メ
チル−β−カルボリン。
チル−β−カルボリン。
6−フエノキシ−3−エチニル−β−カルボリン。
6,7−ジメトキシ−3−エチニル−4−エチル−β−カ
ルボリン。
ルボリン。
5−(1−エトキシエチル)−4−メチル−3−エチニ
ル−β−カルボリン。
ル−β−カルボリン。
5−メトキシメチル−4−メチル−3−エチニル−β−
カルボリン。
カルボリン。
5−モルホリノメチル−4−メチル−3−エチニル−β
−カルボリン。
−カルボリン。
6−ピペリジノ−4−メチル−3−エチニル−β−カル
ボリン。
ボリン。
5−エチル−4−メチル−3−エチニル−β−カルボリ
ン。
ン。
5−(4−フルオルベンジルオキシ)−3−エチニル−
4−メトキシメチル−β−カルボリン。
4−メトキシメチル−β−カルボリン。
181〜184℃(分解)。
例7 5−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−9−トシル
−3−ビニル−β−カルボリン メチルトリフエニルホスホニウムブロミド+ナトリウム
アミド(ylid状態)1.0gを、RTでアルゴン下に15分無水
テトラヒドロフラン8ml中で撹拌する。これに、5−ベ
ンジルオキシ−4−メトキシメチル−9−トシル−β−
カルボリン−3−カルボアルデヒド500gを加え、反応混
合物を4時間還流下に加熱する。溶剤の蒸発後に残留物
を珪酸によりシクロヘキサン/酢酸−8+2を溶離剤と
して用いてクロマツグラフイーに供する。融点141〜143
℃の5−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−9−ト
シル−3−ビニル−カルボリン0.153mgが得られる。
−3−ビニル−β−カルボリン メチルトリフエニルホスホニウムブロミド+ナトリウム
アミド(ylid状態)1.0gを、RTでアルゴン下に15分無水
テトラヒドロフラン8ml中で撹拌する。これに、5−ベ
ンジルオキシ−4−メトキシメチル−9−トシル−β−
カルボリン−3−カルボアルデヒド500gを加え、反応混
合物を4時間還流下に加熱する。溶剤の蒸発後に残留物
を珪酸によりシクロヘキサン/酢酸−8+2を溶離剤と
して用いてクロマツグラフイーに供する。融点141〜143
℃の5−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−9−ト
シル−3−ビニル−カルボリン0.153mgが得られる。
例8 5−ベンジルオキシ−4−メトキシメチル−3−ビニル
−β−カルボリン メタノール10ml中のナトリウム0.23gの溶液を、撹拌下
にメタノール20ml中の5−ベンジルオキシ−4−メトキ
シメチル−9−トシル−3−ビニル−カルボリン0.5gの
懸濁液に滴加する。RTでの72時間の撹拌後に蒸発乾固
し、残留物を珪酸ゲルにより遊離剤としてジクロルメタ
ン/エタノール=10/1を用いてクロマトグラフイーに供
する。融点183〜185℃の5−ベンジルオキシ−4−メト
キシメチル−3−ビニル−β−カルボリン0.135gが得ら
れる。
−β−カルボリン メタノール10ml中のナトリウム0.23gの溶液を、撹拌下
にメタノール20ml中の5−ベンジルオキシ−4−メトキ
シメチル−9−トシル−3−ビニル−カルボリン0.5gの
懸濁液に滴加する。RTでの72時間の撹拌後に蒸発乾固
し、残留物を珪酸ゲルにより遊離剤としてジクロルメタ
ン/エタノール=10/1を用いてクロマトグラフイーに供
する。融点183〜185℃の5−ベンジルオキシ−4−メト
キシメチル−3−ビニル−β−カルボリン0.135gが得ら
れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルドルフ・ヴイーヒエルト ドイツ連邦共和国ベルリン39・ペツオヴア ー・シユトラーセ 8アー (72)発明者 ヘルベルト・シユナイダー ドイツ連邦共和国ベルリン15・ズイスブル ガー・シユトラーセ 20 (72)発明者 デイヴイツド・ノーマン・ステーヴンス ドイツ連邦共和国ベルリン31・ヒルデガル トシユトラーセ 16アー
Claims (26)
- 【請求項1】一般式I: [式中 R1は水素または保護基を表わし、 R2は水素またはハロゲンを表わすR4を有する−CH=▲CR
4 2▼または−C≡CR4を表わし、 R3は水素、低級アルキルまたは低級アルコキシアルキル
を表わし、 R4は水素、場合によりアリール、低級アルコキシまたは (R5およびR6は同じかまたは異なっていてもよくかつそ
れぞれ水素、低級アルキルを表わすかまたは窒素原子と
一緒に他の異原子を有していてもよい5〜6員環を表わ
す)によって置換されていてもよい低級アルキルまたは
OR7(R7は低級アルキル、場合により置換されたアリー
ルまたはアラルキルを表わしかつ各化合物は1個以上の
水素を表わさないRA基を有することができる] で示される化合物。 - 【請求項2】1−ブロム−2−(5−イソプロキシ−4
−メトキシメチル−β−カルボリン−3−イル)−アセ
チレンである特許請求の範囲第1項記載の化合物。 - 【請求項3】1−ブロム−2−(5−フェノキシ−4−
メトキシメチル−β−カルボリン−3−イル)−アセチ
レンである特許請求の範囲第1項記載の化合物。 - 【請求項4】1−ブロム−2−[5−(4−クロルフェ
ノキシ)−4−メトキシメチル−β−カルボリン−3−
イル]−アセチレンである特許請求の範囲第1項記載の
化合物。 - 【請求項5】1−ブロム−2−(5−イソプロポキシ−
4−メチル−β−カルボリン−3−イル)−アセチレン
である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 - 【請求項6】1−ブロム−2−(6−ベンジルオキシ−
4−メトキシメチル−β−カルボリン−3−イル)−ア
セチレンである特許請求の範囲第1項記載の化合物。 - 【請求項7】1−ブロム−2−(6−フェノキシ−4−
メトキシメチル−β−カルボリン−3−イル)−アセチ
レンである特許請求の範囲第1項記載の化合物。 - 【請求項8】1−ブロム−2−(6−イソプロポキシ−
4−メトキシメチル−β−カルボリン−3−イル)−ア
セチレンである特許請求の範囲第1項記載の化合物。 - 【請求項9】1−ブロム−2−[5−(1−エトキシエ
チル)−4−メチル−β−カルボリン−3−イル)−ア
セチレンである特許請求の範囲第1項記載の化合物。 - 【請求項10】1−ブロム−2−(5−メトキシメチル
−4−メチル−β−カルボリン−3−イル)−アセチレ
ンである特許請求の範囲第1項記載の化合物。 - 【請求項11】1−ブロム−2−(5−モルホリノメチ
ル−4−メチル−β−カルボリン−3−イル)−アセチ
レンである特許請求の範囲第1項記載の化合物。 - 【請求項12】1−ブロム−2−(6−ピペリジノ−4
−メチル−β−カルボリン−3−イル)−アセチレンで
ある特許請求の範囲第1項記載の化合物。 - 【請求項13】5−イソプロポキシ−3−エチニル−4
−メトキシメチル−β−カルボリンである特許請求の範
囲第1項記載の化合物。 - 【請求項14】5−フェノキシ−3−エチニル−4−メ
トキシメチル−β−カルボリンである特許請求の範囲第
1項記載の化合物。 - 【請求項15】5−(4−クロルフェノキシ)−3−エ
チニル−4−メトキシメチル−β−カルボリンである特
許請求の範囲第1項記載の化合物。 - 【請求項16】5−イソプロポキシ−3−エチニル−4
−メチル−β−カルボリンである特許請求の範囲第1項
記載の化合物。 - 【請求項17】6−ベンジルオキシ−3−エチニル−4
−メトキシメチル−β−カルボリンである特許請求の範
囲第1項記載の化合物。 - 【請求項18】6−フェノキシ−3−エチニル−4−メ
トキシメチル−β−カルボリンである特許請求の範囲第
1項記載の化合物。 - 【請求項19】6−イソプロポキシ−3−エチニル−4
−メトキシメチル−β−カルボリンである特許請求の範
囲第1項記載の化合物。 - 【請求項20】6−(4−クロルフェノキシ)−3−エ
チニル−4−メチル−β−カルボリンである特許請求の
範囲第1項記載の化合物。 - 【請求項21】5−メトキシメチル−4−メチル−3−
エチニル−β−カルボリンである特許請求の範囲第1項
記載の化合物。 - 【請求項22】5−モルホリノメチル−4−メチル−3
−エチニル−β−カルボリンである特許請求の範囲第1
項記載の化合物。 - 【請求項23】1−ブロム−2−(5−ベンジルオキシ
−4−メトキシメチル−β−カルボリン−3−イル)−
アセチレンである特許請求の範囲第1項記載の化合物。 - 【請求項24】5−ベンジルオキシ−3−エチニル−4
−メトキシメチル−β−カルボリンである特許請求の範
囲第1項記載の化合物。 - 【請求項25】3−ビニル−5−ベンジルオキシ−4−
メトキシメチル−β−カルボリンである特許請求の範囲
第1項記載の化合物。 - 【請求項26】一般式I: [式中 R1は水素または保護基を表わし、 R2は水素またはハロゲンを表わすR4を有する−CH=▲CR
4 2▼または−C≡CR4を表わし、 R3は水素、低級アルキルまたは低級アルコキシアルキル
を表わし、 R4は水素、場合によりアリール、低級アルコキシまたは (R5およびR6は同じかまたは異なっていてもよくかつそ
れぞれ水素、低級アルキルを表わすかまたは窒素原子と
一緒に他の異原子を有していてもよい5〜6員環を表わ
す)によって置換されていてもよい低級アルキルまたは
OR7(R7は低級アルキル、場合により置換されたアリー
ルまたはアラルキルを表わしかつ各化合物は1個以上の
水素を表わさないRA基を有することができる] で示される化合物を製造するに当たり、一般式II: [式中R3及びR4は前記のものを表わし、R1は保護基を表
わす]で示される化合物を、ウイチッヒ試薬と反応させ
て一般式Ia: [式中R3及びR4は前記のものを表わし、R1は保護基を表
わす]で示される化合物を生成させ、場合によっては次
に保護基を脱離させるかまたは、R4がハロゲンを表わす
場合には塩基と反応させかつこれによって得られる3−
ハロゲンエチニル−β−カルボリン−誘導体を脱ハロゲ
ン化し、所望ならば水素化することを特徴とする一般式
Iで示される化合物の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19853535927 DE3535927A1 (de) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | 3-vinyl- und 3-ethinyl-ss-carbolinderivate, ihre herstellung und ihre verwendung als arzneimittel |
DE3535927.7 | 1985-10-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62174076A JPS62174076A (ja) | 1987-07-30 |
JPH0772187B2 true JPH0772187B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=6283082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61234691A Expired - Lifetime JPH0772187B2 (ja) | 1985-10-04 | 1986-10-03 | 3―ビニル―および3―エチニル―β―カルボリン誘導体およびその製造方法 |
Country Status (16)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4719210A (ja) |
EP (1) | EP0218541B1 (ja) |
JP (1) | JPH0772187B2 (ja) |
AT (1) | ATE58535T1 (ja) |
AU (1) | AU597001B2 (ja) |
CA (1) | CA1266049A (ja) |
DE (2) | DE3535927A1 (ja) |
DK (1) | DK164554C (ja) |
ES (1) | ES2039361T3 (ja) |
FI (1) | FI84066C (ja) |
GR (1) | GR3001356T3 (ja) |
HU (1) | HU194881B (ja) |
IE (1) | IE58897B1 (ja) |
IL (1) | IL80216A0 (ja) |
NO (1) | NO165072C (ja) |
ZA (1) | ZA867617B (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3608089A1 (de) * | 1986-03-08 | 1987-09-10 | Schering Ag | Heteroaryl-oxy-ss-carbolinderivate, ihre herstellung und ihre verwendung als arzneimittel |
AU619203B2 (en) * | 1987-08-28 | 1992-01-23 | Schering Aktiengesellschaft | Isoxazole-beta-carboline derivatives |
US5585490A (en) * | 1991-10-08 | 1996-12-17 | Neurogen Corporation | Certain cycloalkyl and azacycloalkyl pyrrolopyrimidines; a new class of GABA brain receptor ligands |
AU4117493A (en) * | 1992-04-08 | 1994-11-21 | Neurogen Corporation | Certain aryl fused pyrrolopyrimidines; a new class of gaba brain receptor ligands |
US5367077A (en) * | 1992-04-08 | 1994-11-22 | Neurogen Corporation | Certain cycloalkyl and azacycloalkyl pyrrolopyridines; a new class of gaba rain receptor ligands |
US5286860A (en) * | 1992-11-12 | 1994-02-15 | Neurogen Corporation | Certain aryl substituted pyrrolopyrazines; a new class of GABA brain receptor ligands |
DE4308788A1 (de) * | 1993-03-18 | 1994-09-22 | Bayer Ag | Hetero-tricyclisch-substituierte Phenyl-cyclohexan-carbonsäurederivate |
US5750702A (en) * | 1993-10-27 | 1998-05-12 | Neurogen Corporation | Certain pyrrolo pyridine-3-carboxamides; a new class of GABA brain receptor ligands |
US5484944A (en) * | 1993-10-27 | 1996-01-16 | Neurogen Corporation | Certain fused pyrrolecarboxanilides and their use as GABA brain receptor ligands |
DE19502753A1 (de) * | 1995-01-23 | 1996-07-25 | Schering Ag | Neue 9H-Pyrido[3,4-b]indol-Derivate |
US5804686A (en) * | 1996-01-19 | 1998-09-08 | Neurogen Corporation | fused pyrrolecarboxamides; a new class of GABA brain receptor ligands |
US6211365B1 (en) | 1996-01-19 | 2001-04-03 | Neurogen Corporation | Fused pyrrolecarboxamides; a new class of GABA brain receptor ligands |
AU2218997A (en) | 1996-03-22 | 1997-10-10 | Neurogen Corporation | Certain fused pyrrolecarboxamides as gaba brain receptor ligands |
US5723462A (en) * | 1996-04-26 | 1998-03-03 | Neurogen Corporation | Certain fused pyrrolecarboxamides a new class of GABA brain receptor ligands |
EA200200188A1 (ru) | 1999-08-31 | 2002-08-29 | Нейроген Корпорейшн | Конденсированные пирролкарбоксамиды: лиганды для гамк-мозговых рецепторов |
US20050014939A1 (en) * | 1999-08-31 | 2005-01-20 | Neurogen Corporation | Fused pyrrolecarboxamides: GABA brain receptor ligands |
US7677971B2 (en) | 2006-06-09 | 2010-03-16 | Igt | Gaming system and method for enabling a player to select progressive awards to try for and chances of winning progressive awards |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57123180A (en) * | 1980-12-17 | 1982-07-31 | Schering Ag | 3-substituted beta-carboline, manufacture and psychotropic drug containing same |
DE3240514A1 (de) * | 1982-10-29 | 1984-05-03 | Schering AG, 1000 Berlin und 4709 Bergkamen | Ss-carboline, verfahren zu ihrer herstellung und diese enthaltende pharmazeutische praeparate |
DE3240511A1 (de) * | 1982-10-29 | 1984-05-03 | Schering AG, 1000 Berlin und 4709 Bergkamen | Verfahren zur herstellung von ss-carbolinderivaten |
DE3240513A1 (de) * | 1982-10-29 | 1984-05-03 | Schering AG, 1000 Berlin und 4709 Bergkamen | Indolderivate, verfahren zu ihrer herstellung und deren verwendung zur weiterverarbeitung |
DK149270C (da) * | 1983-05-27 | 1986-08-25 | Schering Ag | Analogifremgangsmaade til fremstilling af beta-carbolin-3-carboxylsyrederivater |
DE3335323A1 (de) * | 1983-09-27 | 1985-04-04 | Schering AG, 1000 Berlin und 4709 Bergkamen | Substituierte ss-carboline, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung als arzneimittel |
-
1985
- 1985-10-04 DE DE19853535927 patent/DE3535927A1/de not_active Withdrawn
-
1986
- 1986-10-02 IL IL80216A patent/IL80216A0/xx not_active IP Right Cessation
- 1986-10-02 DK DK471586A patent/DK164554C/da not_active IP Right Cessation
- 1986-10-03 NO NO863961A patent/NO165072C/no unknown
- 1986-10-03 HU HU864183A patent/HU194881B/hu not_active IP Right Cessation
- 1986-10-03 AT AT86730155T patent/ATE58535T1/de not_active IP Right Cessation
- 1986-10-03 EP EP86730155A patent/EP0218541B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1986-10-03 DE DE8686730155T patent/DE3675733D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1986-10-03 JP JP61234691A patent/JPH0772187B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1986-10-03 FI FI864017A patent/FI84066C/fi not_active IP Right Cessation
- 1986-10-03 ES ES198686730155T patent/ES2039361T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1986-10-06 CA CA000519907A patent/CA1266049A/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-10-06 US US06/915,360 patent/US4719210A/en not_active Expired - Fee Related
- 1986-10-06 IE IE263086A patent/IE58897B1/en not_active IP Right Cessation
- 1986-10-06 ZA ZA867617A patent/ZA867617B/xx unknown
- 1986-10-07 AU AU63663/86A patent/AU597001B2/en not_active Ceased
-
1991
- 1991-01-22 GR GR90401072T patent/GR3001356T3/el unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0218541B1 (de) | 1990-11-22 |
AU597001B2 (en) | 1990-05-24 |
DK471586D0 (da) | 1986-10-02 |
FI864017A (fi) | 1987-04-05 |
NO165072B (no) | 1990-09-10 |
IE862630L (en) | 1987-04-04 |
NO863961D0 (no) | 1986-10-03 |
DK164554B (da) | 1992-07-13 |
IE58897B1 (en) | 1993-12-01 |
EP0218541A3 (en) | 1988-05-25 |
HU194881B (en) | 1988-03-28 |
ATE58535T1 (de) | 1990-12-15 |
ES2039361T3 (es) | 1993-10-01 |
EP0218541A2 (de) | 1987-04-15 |
DE3675733D1 (de) | 1991-01-03 |
GR3001356T3 (en) | 1992-09-11 |
AU6366386A (en) | 1987-04-09 |
DE3535927A1 (de) | 1987-04-09 |
IL80216A0 (en) | 1987-01-30 |
FI864017A0 (fi) | 1986-10-03 |
DK471586A (da) | 1987-04-05 |
NO863961L (no) | 1987-04-06 |
FI84066B (fi) | 1991-06-28 |
ZA867617B (en) | 1987-05-27 |
DK164554C (da) | 1992-11-30 |
US4719210A (en) | 1988-01-12 |
NO165072C (no) | 1990-12-19 |
HUT42092A (en) | 1987-06-29 |
JPS62174076A (ja) | 1987-07-30 |
CA1266049A (en) | 1990-02-20 |
FI84066C (fi) | 1991-10-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0772187B2 (ja) | 3―ビニル―および3―エチニル―β―カルボリン誘導体およびその製造方法 | |
Rawal et al. | Photocyclization strategy for the synthesis of antitumor agent CC-1065: synthesis of dideoxy PDE-I and PDE-II. Synthesis of thiophene and furan analogs of dideoxy PDE-I and PDE-II | |
CA1260475A (en) | .beta.-CARBOLINES, PROCESS FOR THEIR PRODUCTION AND PHARMACEUTICAL PREPARATIONS CONTAINING THEM | |
AU680320B2 (en) | Morpholine derivatives as dopamine receptor subtype ligands | |
US6277833B1 (en) | Substituted triols | |
Katritzky et al. | Facile Synthesis of 2-Substituted Indoles and Indolo [3, 2-b] carbazoles from 2-(Benzotriazol-1-ylmethyl) indole | |
Powers | Chloroindoles1 | |
US5563147A (en) | Serotonerbic tetrahydropyridoindoles | |
Gallagher et al. | New methods for alkaloid synthesis: Generation of indole-2, 3-diquinomethanes as a route to indole alkaloids | |
JP2553141B2 (ja) | 新規ヘテロ環式脂肪族カルボキシアミド誘導体及びその製法 | |
JPH0585552B2 (ja) | ||
IE63209B1 (en) | Hetera-aliphatic carboxamides | |
Nagarathnam | A facile synthesis of 3‐substituted indoles | |
US3976660A (en) | Pyrrolidine derivatives | |
IE871694L (en) | Pyridine derivatives and related intermediates | |
IE57624B1 (en) | Novel beta-carbolines,their preparation and use as medicinal agents | |
JPS6318592B2 (ja) | ||
JPH0759580B2 (ja) | 5,6,7,8―テトラヒドロ―β―カルボリン誘導体及びその製法 | |
JPH0730075B2 (ja) | β−カルボリンの製造法 | |
US3661914A (en) | Derivatives of 5,6-dihydro-phenanthridine | |
US3960926A (en) | Process for preparing azasulfonium halide salts | |
Joseph et al. | Synthesis of 6, 7‐dihydrobenzo [4, 5] cyclohept‐[1, 2‐b] indol‐12 (5H)‐one and related compounds | |
Brubaker et al. | Synthesis and pharmacological evaluation of some 6-substituted 7-methyl-1, 4-dioxa-7-azaspiro [4.5] decanes as potential dopamine agonists | |
US3954797A (en) | Process for preparing azasulfonium halide salts | |
US7060830B2 (en) | Synthesized γ-carbolines |