JPH0772020B2 - ワーク取出し装置 - Google Patents

ワーク取出し装置

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JPH0772020B2
JPH0772020B2 JP21277390A JP21277390A JPH0772020B2 JP H0772020 B2 JPH0772020 B2 JP H0772020B2 JP 21277390 A JP21277390 A JP 21277390A JP 21277390 A JP21277390 A JP 21277390A JP H0772020 B2 JPH0772020 B2 JP H0772020B2
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眞司 笹野
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ナショナル住宅産業株式会社
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ワークを持上げかつ移載する走行台に持上げ
具の少なくともその一部の重量を担持するバランサを設
けたことにより、持出し具を駆動する駆動機の省エネル
ギー化を達成しうるワーク取出し装置に関する。
〔従来の技術〕
板状のワークを持上げた積上げ体からワークを1枚づつ
持上げかつ搬出コンベアに移載するワーク取出し装置
は、従来、例えば第3図に略示するように、持上げ具b
に刻設されたラックcと、電動機dにより駆動する歯車
eとの噛合により、該持上げ具bを昇降させてワークa
を持上げていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし前記構造のワーク取出し装置にあっては、電動機
dにより、ワークaと持上げ具bとを合わせた重量を支
持せねばならず、従って、電動機dにかかる負担は大と
なり、電動機dの出力も大とする必要があった。又持上
げ具bは、電動機dを含む駆動機によってのみ釣支され
ているため、自重により不測に落下する危険があった。
本発明は、ワーク持上げ用の持上げ具を昇降させる昇降
器が、該持上げ具を常時上向きに付勢し、少なくともそ
の一部の重量を担持するバランサを具えることを基本と
して、前記問題点を解決しうるワーク取出し装置の提供
を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、板状のワークを積上げた積上げ体を搬入する
搬入コンベア、ワークを搬出する搬出コンベア及び前記
搬入コンベアと搬出コンベアとをその上方で跨がるレー
ルと、前記積上げ体の最上段のワークを吸着する吸着器
を有しかつ昇降器により昇降する持上げ具を設けかつ前
記レールを走行する走行台とからなる取出し装置を具え
るとともに、前記昇降器は、持上げ具を常時上向きに付
勢し、少なくともその一部の重量を担持するバランサ
と、持上げ具を昇降させる駆動機とからなることを特徴
とするワーク取出し装置である。
〔作用〕
本発明のワーク取出し装置は、搬入コンベア、搬出コン
ベア及び該搬入コンベアと搬出コンベアとをその上方で
跨がるレールを走行しかつワークを持上げる持上げ具を
設けた走行台を有する取出し装置を具える。従って、搬
入コンベア上に積上げたワークを1枚ずつ搬出コンベア
に移載しうる。
又前記持上げ具を昇降する昇降器は、該持上げ具を常時
上向きに付勢し、少なくともその一部の重量を担持する
バランサを有している。従って、持上げ具を昇降させる
駆動機の負担を軽減し、駆動機を小型化でき、駆動機の
省エネルギー化を図りうるとともに、持上げ具の自重に
よる不慮の落下を防止しえて安全性を高めうる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
図において本発明のワーク取出し装置1は、搬入コンベ
ア2と搬出コンベア3と取出し装置4とからなる。
搬入コンベア2は、本実施例ではローラコンベア20Aで
あって、パレット21上に板状のワーク22を適宜の枚数積
上げた積上げ体23を搬入する。
搬出コンベア3は、本実施例では前記搬入コンベア2と
平行に固定されたローラコンベア20Bであって、前記取
出し装置4により移載された前記積上げ体23の最上段の
ワーク22を搬出する。
取出し装置4は、レール5と該レール5上を走行する走
行台6とからなる。
レール5は、断面L字の厚みのある長尺な金具であっ
て、レール5、5は、前記搬入コンベア2、搬出コンベ
ア3を挟んで立設する4本の支柱24…の上端に、搬入コ
ンベア2と搬出コンベア3とをその上方で跨がり水平に
架設される上枠材25、25の上面に該上枠材25に沿ってか
つレール5の凹部を互いに向き合わせて固定される。
又搬入コンベア2と平行に立設される2対の支柱24、24
間には、上枠材25Aが、その上面を前記上枠材25と整一
させて水平に架設されている。
なお本例では、前記支柱24は、角鋼材であり、上枠材2
5、25Aは水平なフランジを上、下にもったI型鋼であ
る。
走行台6は、レール5、5間を跨がる枠台26に、前記レ
ール5、5を転動する車輪を具え、又車輪を図示しない
適宜の駆動装置によって回転、停止させることにより、
搬入コンベア2と搬出コンベア3との間で往復動できか
つ各その上方で停止しうる。
又枠台26には、持上げ具7と昇降器9が設けられてい
る。
持上げ具7は、断面矩形の長尺な基体7Aの一側面の略中
央に、突部7Bを該基体7Aの全長に亘って突出させた断面
凸状のラック柱27を有している。該ラック柱27の突部7B
端面には、両端に間隔を有してラック29が刻設されてい
る。持上げ具7は一対のラック柱27、27が、そのラック
29を同方向に向けて上端を角鋼材からなる連結材30によ
り、又下端を吸着器10を有する昇降台34により連結され
て形成される。
なお持上げ具7の一対のラック柱27、27は、前記走行台
6の枠台26に走行方向と直交する方向に透設、隔設され
た凸字状の孔部31、31に遊嵌されるとともに、枠台26上
には、孔部31、31に沿って立上がるガイド片32、32が立
設される。
ガイド片32は、短尺な矩形の角鋼管の一側面に、前記ラ
ック柱27の突部7Bの厚みより大とした切欠部33を全長に
亘って切欠いた鋼材である。
ガイド片32は、その内面を前記孔部31の内面と整一して
枠台26上に立設され、かつ前記ラック柱27の突部7Bを突
出させて該ラック柱27の横振れを防止する。
前記吸着器10は、矩形板材からなる前記昇降台34の四隅
に下設されている。
吸着器10は、下端に真空によりワーク22を吸着しうる吸
盤10Aを具える。又昇降台34上方に突出するパイプ10Bが
図示しない真空ポンプに連結することにより、前記真空
状態を達成しうる。
吸着器10を有する前記持上げ具7は、前記昇降器9によ
り昇降される。
昇降器9は、駆動機11とバランサ12とからなる。
駆動機11は、前記枠台26に遊嵌された持上げ具7のラッ
ク柱27、27に設けられたラック29、29に咬合する一対の
歯車36、36を、ウオーム37を介して電動機39により回転
させる装置である。
歯車36、36は、支軸40の両端に固定されるとともに、該
支軸40は、枠台26上に設けられた軸受片41、41により軸
支される。
駆動機11は、前記ウオーム37により、枠台26上かつ走行
方向に取付けられた電動機39の回転に伴い、支軸40を介
して歯車36を回転させ、持上げ具7を昇降させる。
又、枠台26上には、持上げ具7を間に挟んで前記駆動機
11と反対の位置に前記バランサ12が固着される。
バランサ12は、本実施例ではシリンダ13と蓄圧器14とか
らなる。
シリンダ13には、上部に前記蓄圧器14に連なるパイプ44
が連結され、かつ下部に空気挿通用の孔が窄設された長
尺なシリンダ筒13Aを枠台26に立設している。
蓄圧器14は、前記シリンダ13と連なる空気タンクであっ
て、シリンダ13のピストンの上下動に伴うピストン上部
の容量の変化量に比して、該空気タンクの容量を数倍程
度とすることにより、シリンダ13のピストン上面にかか
る内圧を、その位置にかかわらずほぼ一定に保ちうる。
本実施例ではシリンダ13のロッドが常時下方に、前記持
上げ具7の重量の略2倍の引力を有するように前記内圧
が調整されている。
又本実施例では蓄圧器14に、小型の高圧空気源45が付設
されている。これにより、ワーク取出し装置1始動時に
前記内圧を前記のごとく設定し、又ワーク取出し装置1
稼動中に起こりうる空気洩れに対応しうる。
なお前記シリンダ13は、前記枠台26の略中央に立設され
た角鋼材からなる支持柱42に固定されかつ持上げ具7と
反対の方向に向く補強板43により補強され、その取付強
度を向上している。又該支持柱42は、その上端がシリン
ダ13のロッド上方に設けられる滑車50A上端を常時越え
る高さを有している。
支持柱42の上端には、シリンダ13のロッド上方に張出す
突出部47Aを有した水平板47が冠着されている。又水平
板47上には、滑車50B、50Cが走行方向に列設される。
又前記シリンダ13のロッド上端にも水平板46を介して滑
車50Aが載設される。そして該滑車50A、前記滑車50B、5
0Cは紐体51によって連結される。
紐体51は、スチールワイヤなど非伸張性かつ強靱な材質
からなり、紐体51は、一端を前記水平板47の突出部47A
カム面に固着し、前記滑車50Aを巻回して、該突出部47A
に穿設された孔部52を貫入し、さらに前記滑車50B、50C
を巻回して垂下される。そして他端が前記持上げ具7の
基体7A、7Aの背面に水平に架設された横架材53上面に固
着される。
従ってバランサ12は、紐体51を介して前記持上げ具7を
常時上向きに付勢し、少なくとも持上げ具7の一部の重
量、本例では全重量にほぼ等しい重量を担持しうる。
又持上げ具7を昇降しうる前記駆動機11の電動機39は、
前記のごとくバランサ12により持上げ具7の重量の少な
くとも一部を負担しうるため、その出力を低く抑えるこ
とができ、省エネルギー化を図りうる。
取付し装置4は、第1図に示すように搬入コンベア2に
より搬入されたワーク積上げ体23の最上段のワーク22
を、駆動機11の作動により持上げ具7を降下させるとと
もに吸着器10により吸着する。然る後持上げ具7を常習
するとともに一点鎖線で示すようにレール5、5上を走
行して搬出コンベア3上方で停止し持上げ具7を降下さ
せて該搬出コンベア3上にワーク22を載置する。なお前
記走行台6のレール5、5端からの落下を防ぐため、前
記上枠材25A、25Aには、向き合う面にゴム体を添着した
ストッパー54、54が配設されている。
〔発明の効果〕
叙上のごとく構成をした本発明のワーク取出し装置は、
バランサを有することにより、持上げ具の一部の重量を
担持しえて駆動器の負担を軽減し、電動機の省エネルギ
ー効率を高めうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図はその
要部を示す斜視図、第3図は従来技術を示す正面図であ
る。 2……搬入コンベア、3……搬出コンベア、4……取出
し装置、5……レール、6……走行台、7……持上げ
具、9……昇降器、10……吸着器、11……駆動機、12…
…バランサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状のワークを積上げた積上げ体を搬入す
    る搬入コンベア、ワークを搬出する搬出コンベア及び前
    記搬入コンベアと搬出コンベアとをその上方で跨がるレ
    ールと、前記積上げ体の最上段のワークを吸着する吸着
    器を有しかつ昇降器により昇降する持上げ具を設けかつ
    前記レールを走行する走行台とからなる取出し装置を具
    えるとともに、前記昇降器は、持上げ具を常時上向きに
    付勢し、少なくともその一部の重量を担持するバランサ
    と、持上げ具を昇降させる駆動機とからなることを特徴
    とするワーク取出し装置。
JP21277390A 1990-08-10 1990-08-10 ワーク取出し装置 Expired - Fee Related JPH0772020B2 (ja)

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