JPH077154B2 - 結像光学装置 - Google Patents

結像光学装置

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JPH077154B2
JPH077154B2 JP60060360A JP6036085A JPH077154B2 JP H077154 B2 JPH077154 B2 JP H077154B2 JP 60060360 A JP60060360 A JP 60060360A JP 6036085 A JP6036085 A JP 6036085A JP H077154 B2 JPH077154 B2 JP H077154B2
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隆明 宮下
敏之 井口
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、結像光学装置に関し、より詳細には複写機や
ファクシミリ等の記録装置に適用しうるコンパクトな結
像光学装置に関するものである。
(従来技術) 従来、第12図に示す如き構造の結像光学装置が知られて
いる。
この結像光学装置では、フレーム1に形成された入射開
口2を経て導かれる原稿からの反射光L1を凸状の屋根形
ミラーM1、レンズアレイ3、凹状の屋根形ミラーアレイ
M2、上記レンズアレイ3、上記屋根形ミラーM1、フレー
ム1に形成された出射開口4の順に導いて出射させ、例
えば、感光体上に結像させる。
すなわち、複写機の結像光学系として機能させる。
ここで、フレーム1は図示の断面形状で紙面を貫く方向
に奥行を有し、入射開口2及び入射開口4も上記と同方
向に奥行を有するスリット状をなしている。
又、屋根形ミラーM1は屋根形に傾斜した2つの面が各々
反射面を構成していて、上記と同方向に奥行を有する。
レンズアレイ3は集束性の多数のレンズを上記と同じ方
向に連ねてある。そして、フレーム1の仕切壁部であっ
て上記レンズに対向する部位は各々円筒状にくり抜かれ
て光路5を提供している。
屋根形ミラーアレイM2は、紙面を貫く方向に凹凸が繰り
返す屋根形の反射面からなっている。
ところで、このような構造の結像光学装置を用いた複写
機では物体面側(原稿側)から当該結像光学系を介して
像面側(感光体側)に到達するフレア光が感光体上の感
光させたくない部分に照射されて画像品質を低下させる
という問題がある。
具体的に説明すると、原稿面が乱反射した光は、あらゆ
る方向に向かい、その中のある光L2は入射開口2より直
接、レンズアレイ3の表面で反射させられて出射開口4
を経て感光体上に向かい、上記、無用の感光を行なうの
である。
このような無用な感光現像は画像に不必要な濃淡を生じ
させて画質を著しく低下させてしまう。
(目的) したがって、本発明の目的は、像画側に発生するフレア
光を除去することのできる改良された結像光学装置を提
供することにある。
(構成) 本発明は上記の目的を達成させるため、レンズアレイの
光軸上であって、一端側が屋根形ミラーと一体的に構成
され、他端側がレンズアレイに当接若しくは一体的に構
成された遮光板を有するとともに、入射開口の上縁と下
縁とを通り、上記レンズアレイに向かう延長線が上記遮
光板の先端よりも内側にくるように入射開口を設定した
ことを特徴としたものである。
以下、本発明の一実施例に基づいて具体的に説明する。
先ず、遮光板のレンズアレイ側の構成態様について第1
実施例で説明し、第2実施例以下において入射開口の態
様も含めた本発明について説明する。第1実施例(第1
図乃至第4図参照。) 各図において、既述の従来技術(第12図)における部材
と共通の部材については便宜上、同一の符号で示してあ
る。なお符号20は入射開口2に配設された透明材、符号
40は出射開口40に配設された透明材を各々示す。
かかる構造において、レンズアレイ3の光軸O1−O1上で
あって屋根形ミラーM11と該レンズアレイ3との間には
平面的な広がりを有する板状の金属或いは合成樹脂材料
からなる遮光性の遮光板61が設けられている。
この遮光板61の一端側は屋根形ミラーM11の2つの反射
面が交わる稜線部を貫き、他端側はレンズアレイ3の表
面に当接若しくは近接させてある。
その場合、レンズ表面は凸面状をなしているので、該遮
光板の端縁も、この凸面状に倣って第3図に示す如く波
状としてもよいし、或いは第4図の如く直線としてもよ
い。これらは以下の各例においても適宜、適用可能であ
る。
このように構成すると、前記従来技術で説明した如きフ
レア光は、この遮光板61で遮られるため像面側、すなわ
ち感光面上へは到達しない。依ってフレア光による画像
の乱れは生じなくなる。
第2実施例(第5図参照)。
この例においても遮光板62の基本的な機能は上例と変わ
らない。ただ、屋根形ミラーM11側における遮光板62の
端部が屋根形ミラーM11を貫通してフレーム1と接触す
るようにしてあり、端部を接着することにより、屋根形
ミラーM11の安定支持を図ることができるなどの特長が
ある。
遮光板62の表面は、透明材の場合には表面を拡散面にし
たり、黒色塗料で着色したりして遮光性能を得るように
している。
第3実施例(第6図参照)。
この例における遮光板63はフレーム1と一体的に成形加
工されている。この場合、遮光板63と一体となったフレ
ームの部分は他のフレーム部と別体に構成されていて組
付け自在となすこともできる。
第4実施例(第7図参照)。
この例における遮光板64は屋根形ミラーM11aに形成した
溝8に嵌入されて組立てられる。こうして、遮光板64の
安定支持が図られる他、組立、分解の容易性という効果
を得ることができる。
第5実施例(第8図参照)。
この例は、屋根形ミラーM11bと遮光板65とを一体成形し
ている。或いは、さらに、レンズアレイ3とも一体成形
することもできる。
第6実施例(第9図参照)。
この例は、屋根形ミラーM11cとフレーム1と遮光板66と
を一体成形している。或いはさらにレンズアレイとも一
体成形することができる。なお、フレーム1について
は、屋根形ミラーで一部が兼用されるため、軽量化が図
られる。
以上の各例ではそれぞれ、複数部材が一体的に形成され
るので調整工程の低減及び部品点数の低減効果を奏する
ことができる。
このように既述の各実施例においては、光吸収材或いは
光低散乱部材で構成した遮光板を設けることで、レンズ
アレイ3の表面反射光によるフレア光の発生を防止する
ことができる。
ところで、感光体に悪影響を及ぼすところのフレア光は
レンズアレイ3の表面反射光ばかりでなく、該フレーム
3の裏面反射光もフレア光となり得る。
例えば、前記第1実施例における第1図の断面を示した
第10図において、入射開口20から直接レンズアレイ3に
向かう原稿反射光の中、遮光板61の先端の近傍をこえて
レンズアレイ3に入射した光L3は該レンズアレイ3の裏
面で反射させられるものの出射開口40以外のフレームに
向かうのでフレア光とならない。
又、傾斜の度合が上記光L3よりも緩やかな光L4はレンズ
アレイ3の裏面により反射させられ、遮光板61の先端近
傍をこえて出射開口40に向かうものの、縁部よりも外側
のフレーム1に達し、やはりフレア光とはならない。
しかし、上記光L3とL4との間の光はレンズアレイ3の裏
面で反射させられてから出射開口40に向かい、これを透
過して感光体上に達し、フレア光となる。
そこで、レンズアレイ3の裏面反射光によるフレア光を
も防止させるために、入射開口の上縁と下縁とを通り、
レンズアレイ3に向かう延長線が遮光板の先端よりも内
側にくるように入射開口を設定することにした。
第7実施例(第11図参照)。
図において、入射開口の上縁を符号A、同下縁を符号B
とすると、両者を結ぶ延長線は遮光板61の先端Dよりも
内側のC点上に達するので、遮光板61の遮光機能により
カットされる。この例では下縁Bを意図的に高く形成
し、上記機能を満足せしめようにしている。
入射開口2から直接レンズアレイ3の裏面へ達する光を
カットし得る限界状態として、上縁A、下縁B、先端D
が、一直線上にならぶ関係が考えられる。そこで、これ
ら3者を直線上に配置するか或いはこれらの中の少なく
とも一つが上記一直線をよぎる傾向にせり出すように設
定すれば、レンズアレイ3の裏面に到達する光を有効に
カットすることができる。
なお、第11図に符号Fで示す如く、出射開口の上縁を高
く設定することを併用すれば上記の条件設定を緩和し
得、或いは、二次反射光、三次反射光などのフレア光の
発生防止に一層効果的である。
(効果) 本発明によれば、両端側を安定的に保持された遮光板に
より、また、遮光板と入射開口との設定関係により、フ
レア光を経時的にも高信頼性を保持しつつ有効に低減す
ることができ、かつ、組立、分解性の点、さらに、複数
部材が一部的に形成されるため調整の工数の低減及び部
品点数の低減の面でも好都合である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る結像光学装置の斜視図、第2図、
第5図は各々結像光学装置の断面図、第3図、第4図は
各々遮光板の斜視図、第6図、第8図、第9図は各々他
部材と一体形にした遮光板の要部断面図、第7図は屋根
形ミラーと着脱自在の遮光板の説明図、第10図はレンズ
アレイの裏面反射光の光路を説明した図、第11図は本発
明の他の実施例を説明した結像光学装置の断面図、第12
図は従来の結像光学装置の断面図である。 3……レンズアレイ、61,62,63,64,65,66……遮光板、M
11,M11a,M11b,M11c……屋根形ミラー、A……上縁、B
……下縁、D……先端。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−53926(JP,A) 特開 昭60−48015(JP,A) 特開 昭59−226319(JP,A)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームに形成された入射開口を経て導か
    れる光を凸状の屋根形ミラー、レンズアレイ、凹状の屋
    根形ミラーアレイ、上記レンズアレイ、上記凸状の屋根
    形ミラー、上記フレームに形成された出射開口の順に導
    いて出射させ、所定位置にて結像させる結像光学装置に
    おいて、 上記レンズアレイの光軸上であって、一端側が上記凸状
    の屋根形ミラーを貫通し端部が上記フレーム固着され、
    他端側が上記レンズアレイに当接するように遮光板が構
    成されるとともに、 上記入射開口の上縁と下縁とを通り、上記レンズアレイ
    に向かう延長線が上記遮光板の先端よりも内側にくるよ
    うに入射開口を設定したことを特徴とする結像光学装
    置。
  2. 【請求項2】フレームに形成された入射開口を経て導か
    れる光を凸状の屋根形ミラー、レンズアレイ、凹状の屋
    根形ミラーアレイ、上記レンズアレイ、上記凸状の屋根
    形ミラー、上記フレームに形成された出射開口の順に導
    いて出射させ、所定位置にて結像させる結像光学装置に
    おいて、 上記レンズアレイの光軸上であって、一端側が上記凸状
    の屋根形ミラーを貫通し端部が上記フレームと一体化さ
    れ、他端部が上記レンズアレイに当接するように遮光板
    が構成されるとともに、 上記入射開口の上縁と下縁とを通り、上記レンズアレイ
    に向かう延長線が上記遮光板の先端よりも内側にくるよ
    うに入射開口を設定したことを特徴とする結像光学装
    置。
  3. 【請求項3】フレームに形成された入射開口を経て導か
    れる光を凸状の屋根形ミラー、レンズアレイ、凹状の屋
    根形ミラーアレイ、上記レンズアレイ、上記凸状の屋根
    形ミラー、上記フレームに形成された出射開口の順に導
    いて出射させ、所定位置にて結像させる結像光学装置に
    おいて、 上記レンズアレイの光軸上であって、一端側が上記凸状
    の屋根形ミラーに形成した溝に嵌入して組み立てられ、
    他端側が上記レンズアレイに当接するように遮光板が構
    成されるとともに、 上記入射開口の上縁と下縁とを通り、上記レンズアレイ
    に向かう延長線が上記遮光板の先端よりも内側にくるよ
    うに入射開口を設定したことを特徴とする結像光学装
    置。
  4. 【請求項4】フレームに形成された入射開口を経て導か
    れる光を凸状の屋根形ミラー、レンズアレイ、凹状の屋
    根形ミラーアレイ、上記レンズアレイ、上記凸状の屋根
    形ミラー、上記フレームに形成された出射開口の順に導
    いて出射させ、所定位置にて結像させる結像光学装置に
    おいて、 上記レンズアレイの光軸上であって、一端側が上記凸状
    の屋根形ミラーと一体化され、他端部も上記レンズアレ
    イに一体化されるように遮光板が構成されるとともに、 上記入射開口の上縁と下縁とを通り、上記レンズアレイ
    に向かう延長線が上記遮光板の先端よりも内側にくるよ
    うに入射開口を設定したことを特徴とする結像光学装
    置。
  5. 【請求項5】フレームに形成された入射開口を経て導か
    れる光を凸状の屋根形ミラー、レンズアレイ、凹状の屋
    根形ミラーアレイ、上記レンズアレイ、上記凸状の屋根
    形ミラー、上記フレームに形成された出射開口の順に導
    いて出射させ、所定位置にて結像させる結像光学装置に
    おいて、 上記レンズアレイの光軸上であって、一端側が上記凸状
    の屋根形ミラー及び前記フレームと一体化され、他端側
    は上記レンズアレイに当接されるように遮光板が構成さ
    れるとともに、 上記入射開口の上縁と下縁とを通り、上記レンズアレイ
    に向かう延長線が上記遮光板の先端よりも内側にくるよ
    うに入射開口を設定したことを特徴とする結像光学装
    置。
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JP60060360A JPH077154B2 (ja) 1985-03-25 1985-03-25 結像光学装置
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JPS61219018A JPS61219018A (ja) 1986-09-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS6048015A (ja) * 1983-08-27 1985-03-15 Ricoh Co Ltd 結像光学装置
JPS6053926A (ja) * 1983-09-03 1985-03-28 Ricoh Co Ltd 結像光学装置

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