JPH0771267A - ４サイクルエンジン - Google Patents
４サイクルエンジンInfo
- Publication number
- JPH0771267A JPH0771267A JP21630393A JP21630393A JPH0771267A JP H0771267 A JPH0771267 A JP H0771267A JP 21630393 A JP21630393 A JP 21630393A JP 21630393 A JP21630393 A JP 21630393A JP H0771267 A JPH0771267 A JP H0771267A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crankshaft
- timing belt
- belt pulley
- flywheel
- cycle engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B67/00—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
- F02B67/04—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
- F02B67/06—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members
Landscapes
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 クランクシャフトに応力を集中させることな
くタイミングベルトプーリの位置決め固定を行う。ま
た、クランクシャフトの加工コストの低減とタイミング
ベルトプーリの組み付け作業の容易化と能率化を図る。 【構成】 フライホイール要素２６のボス部２６ａの下
面と、タイミングベルトプーリ２２の一方のベルトガイ
ド２２ａとの間に、コイルスプリング３１が介装されて
いる。コイルスプリング３１は、その弾性力によってタ
イミングベルトプーリ２２をエンジンケーシング２４側
に付勢しており、したがって、該プーリ２２は図示する
ように、他方のベルトガイド２２ｂがクランクシャフト
２１の段部２１ａに当接する位置まで寄せられるととも
に、クランクシャフト２１の軸線方向についての移動を
規制される。
くタイミングベルトプーリの位置決め固定を行う。ま
た、クランクシャフトの加工コストの低減とタイミング
ベルトプーリの組み付け作業の容易化と能率化を図る。 【構成】 フライホイール要素２６のボス部２６ａの下
面と、タイミングベルトプーリ２２の一方のベルトガイ
ド２２ａとの間に、コイルスプリング３１が介装されて
いる。コイルスプリング３１は、その弾性力によってタ
イミングベルトプーリ２２をエンジンケーシング２４側
に付勢しており、したがって、該プーリ２２は図示する
ように、他方のベルトガイド２２ｂがクランクシャフト
２１の段部２１ａに当接する位置まで寄せられるととも
に、クランクシャフト２１の軸線方向についての移動を
規制される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、動弁用動力を伝達する
タイミングベルトプーリおよびフライホイールをクラン
クシャフトの端部に取り付けた４サイクルエンジンに関
する。
タイミングベルトプーリおよびフライホイールをクラン
クシャフトの端部に取り付けた４サイクルエンジンに関
する。
【０００２】
【従来の技術】図２に示すように、船外機等に適用され
ている４サイクルエンジン１は、クランクシャフト２の
端部にタイミングベルトプーリ３およびフライホイール
マグネトー４が取り付けられている。
ている４サイクルエンジン１は、クランクシャフト２の
端部にタイミングベルトプーリ３およびフライホイール
マグネトー４が取り付けられている。
【０００３】上記タイミングベルトプーリ３は、キー５
によってクランクシャフト２の周面における回動を規制
するとともに、クランクシャフト２に螺着したナット６
によって該シャフト２に固定してあり、したがって、ク
ランクシャフト２と共に回動する。なお、このプーリ３
には、図示していない動弁用カム軸にクランクシャフト
２の回動力を伝達するタイミングベルト７が巻掛けられ
ている。
によってクランクシャフト２の周面における回動を規制
するとともに、クランクシャフト２に螺着したナット６
によって該シャフト２に固定してあり、したがって、ク
ランクシャフト２と共に回動する。なお、このプーリ３
には、図示していない動弁用カム軸にクランクシャフト
２の回動力を伝達するタイミングベルト７が巻掛けられ
ている。
【０００４】一方、上記フライホイールマグネトー４
は、フライホイール要素８、このフライホイール要素８
に付設したマグネット９、固定配置された発電コイル１
０、図示していない点火タイミング信号発生手段等を備
えている。
は、フライホイール要素８、このフライホイール要素８
に付設したマグネット９、固定配置された発電コイル１
０、図示していない点火タイミング信号発生手段等を備
えている。
【０００５】フライホイール要素８は、キー１１によっ
てクランクシャフト２の周面における回動を規制すると
ともに、クランクシャフト２の上端に螺着したナット１
２によって該シャフトフト２に固定してある。したがっ
て、クランクシャフト２と共に回動し、そのさい、発電
コイル１０に誘起される交流電力が図示していない電装
部品に供給される。
てクランクシャフト２の周面における回動を規制すると
ともに、クランクシャフト２の上端に螺着したナット１
２によって該シャフトフト２に固定してある。したがっ
て、クランクシャフト２と共に回動し、そのさい、発電
コイル１０に誘起される交流電力が図示していない電装
部品に供給される。
【０００６】なお、図２において、符号１１は、図示し
ていないピストンとクランクシャフトフト２との間に介
装されたコンロッドを示している。
ていないピストンとクランクシャフトフト２との間に介
装されたコンロッドを示している。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のエンジン１
においては、タイミングベルトプーリ３の固定手段とし
てナット６を用いているので、このナット６の螺着部位
に応力が集中し、このため、クランクシャフト２が疲労
して折損し易くなる。
においては、タイミングベルトプーリ３の固定手段とし
てナット６を用いているので、このナット６の螺着部位
に応力が集中し、このため、クランクシャフト２が疲労
して折損し易くなる。
【０００８】また、ナット６を螺合するためのネジ溝を
クランクシャフト２に刻設する必要があるので、該シャ
フトの加工コストが高くなり、しかも、ナットを回動す
る操作が必要であるから、タイミングベルトプーリの組
み付けに手間を要する。
クランクシャフト２に刻設する必要があるので、該シャ
フトの加工コストが高くなり、しかも、ナットを回動す
る操作が必要であるから、タイミングベルトプーリの組
み付けに手間を要する。
【０００９】本発明の目的は、かかる状況に鑑み、クラ
ンクシャフトに応力を集中させることなくタイミングベ
ルトプーリを固定することができるとともに、クランク
シャフトの加工コストの低減とタイミングベルトプーリ
の組み付け作業の容易化と能率化を図ることができる４
サイクルエンジンを提供することにある。
ンクシャフトに応力を集中させることなくタイミングベ
ルトプーリを固定することができるとともに、クランク
シャフトの加工コストの低減とタイミングベルトプーリ
の組み付け作業の容易化と能率化を図ることができる４
サイクルエンジンを提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明では、動弁用動力
を伝達するタイミングベルトプーリと、フライホイール
とをクランクシャフトの端部に取り付けた４サイクルエ
ンジンにおいて、上記タイミングベルトプーリとフライ
ホイールとの間に弾性体を介在させ、この弾性体の弾性
力によって上記タイミングベルトプーリを上記クランク
シャフトに固定するようにしている。
を伝達するタイミングベルトプーリと、フライホイール
とをクランクシャフトの端部に取り付けた４サイクルエ
ンジンにおいて、上記タイミングベルトプーリとフライ
ホイールとの間に弾性体を介在させ、この弾性体の弾性
力によって上記タイミングベルトプーリを上記クランク
シャフトに固定するようにしている。
【００１１】
【作用】タイミングベルトプーリとフライホイールとの
間に介在された弾性体の弾性力によってタイミングベル
トプーリが上記クランクシャフトに固定される。
間に介在された弾性体の弾性力によってタイミングベル
トプーリが上記クランクシャフトに固定される。
【００１２】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図１に示す本発明係る４サイクルエンジン２０
は、クランクシャフト２１の端部にタイミングベルトプ
ーリ２２およびフライホイールマグネトー２３が取り付
けられている。
する。図１に示す本発明係る４サイクルエンジン２０
は、クランクシャフト２１の端部にタイミングベルトプ
ーリ２２およびフライホイールマグネトー２３が取り付
けられている。
【００１３】上記タイミングベルトプーリ２２は、エン
ジンケーシング２４と上記フライホイールマグネトー２
３との間に位置する態様でクランクシャフト２１に嵌合
してあり、該クランクシャフト２１との間に介在された
キー２５によってその周面における回動を規制してあ
る。
ジンケーシング２４と上記フライホイールマグネトー２
３との間に位置する態様でクランクシャフト２１に嵌合
してあり、該クランクシャフト２１との間に介在された
キー２５によってその周面における回動を規制してあ
る。
【００１４】一方、上記フライホイールマグネトー２３
は、フライホイール要素２６、このフライホイール要素
２６に付設したマグネット２７、固定配置された発電コ
イル２８、図示していない点火タイミング信号発生手段
等を備えている。
は、フライホイール要素２６、このフライホイール要素
２６に付設したマグネット２７、固定配置された発電コ
イル２８、図示していない点火タイミング信号発生手段
等を備えている。
【００１５】フライホイール要素２６は、キー２９によ
ってクランクシャフト２１の周面における回動を規制す
るとともに、クランクシャフト２１の上端に螺着したナ
ット３０によって該シャフトフト２に固定してある。し
たがって、クランクシャフト２１と共に回動し、そのさ
い、上記発電コイル２８に誘起される交流電力が図示し
ていない電装部品に供給される。
ってクランクシャフト２１の周面における回動を規制す
るとともに、クランクシャフト２１の上端に螺着したナ
ット３０によって該シャフトフト２に固定してある。し
たがって、クランクシャフト２１と共に回動し、そのさ
い、上記発電コイル２８に誘起される交流電力が図示し
ていない電装部品に供給される。
【００１６】上記フライホイール要素２６のボス部２６
ａの下面と、タイミングベルトプーリ２２の一方のベル
トガイド２２ａとの間には、コイルスプリング３１が介
装されている。
ａの下面と、タイミングベルトプーリ２２の一方のベル
トガイド２２ａとの間には、コイルスプリング３１が介
装されている。
【００１７】このコイルスプリング３１は、その弾性力
によってタイミングベルトプーリ２２をエンジンケーシ
ング２４側に付勢しており、したがって、該プーリ２２
は図示するように、他方のベルトガイド２２ｂがクラン
クシャフト２１の段部２１ａに当接する位置まで寄せら
れるとともに、クランクシャフト２１の軸線方向につい
ての移動を規制される。
によってタイミングベルトプーリ２２をエンジンケーシ
ング２４側に付勢しており、したがって、該プーリ２２
は図示するように、他方のベルトガイド２２ｂがクラン
クシャフト２１の段部２１ａに当接する位置まで寄せら
れるとともに、クランクシャフト２１の軸線方向につい
ての移動を規制される。
【００１８】このように、上記コイルスプリング３１
は、タイミングベルトプーリ２２の位置決め固定手段と
して機能する。したがって、コイルスプリング３１は、
コイルスプリング３１のかかる機能と上記キー２５の回
り止め機能とによってクランクシャフト２と共に回動す
る。
は、タイミングベルトプーリ２２の位置決め固定手段と
して機能する。したがって、コイルスプリング３１は、
コイルスプリング３１のかかる機能と上記キー２５の回
り止め機能とによってクランクシャフト２と共に回動す
る。
【００１９】タイミングベルトプーリ２２には、図示し
ていない動弁用カム軸にクランクシャフト２１の回動力
を伝達するタイミングベルト３２が巻掛けられているの
で、該プーリ２２の回動に伴って上記動弁用カム軸が回
動する。
ていない動弁用カム軸にクランクシャフト２１の回動力
を伝達するタイミングベルト３２が巻掛けられているの
で、該プーリ２２の回動に伴って上記動弁用カム軸が回
動する。
【００２０】なお、図１において、符号３３は、クラン
クシャフトフト２１と図示していないピストンとの間に
介装されたコンロッドを示している。
クシャフトフト２１と図示していないピストンとの間に
介装されたコンロッドを示している。
【００２１】上記実施例では、コイルスプリング３１の
一端をフライホイール要素２６のボス部２６ａの下面に
当接させているが、このスプリング３１の径をボス部２
６ａの径よりも大きく設定して、その一端を上記ボス部
２６ａの周辺に位置するプレート部２６ｂの下面に当接
させても良い。
一端をフライホイール要素２６のボス部２６ａの下面に
当接させているが、このスプリング３１の径をボス部２
６ａの径よりも大きく設定して、その一端を上記ボス部
２６ａの周辺に位置するプレート部２６ｂの下面に当接
させても良い。
【００２２】この場合、ボス部２６ａの下面とベルトガ
イド２２ａの上面との間の空間が不要になるので、クラ
ンクシャフト２１のな長さを短縮してボス部２６ａの下
面をベルトガイド２２ａに接近させて位置させることが
可能である。そして、クランクシャフト２１を短縮化
は、該シャフト２１のコスト低減や、エンジン２０の小
型、軽量化等の利便をもたらす。
イド２２ａの上面との間の空間が不要になるので、クラ
ンクシャフト２１のな長さを短縮してボス部２６ａの下
面をベルトガイド２２ａに接近させて位置させることが
可能である。そして、クランクシャフト２１を短縮化
は、該シャフト２１のコスト低減や、エンジン２０の小
型、軽量化等の利便をもたらす。
【００２３】なお、上記実施例では、タイミングベルト
プーリ２２の位置決め固定手段としてコイルスプリング
３１を使用しているが、これに代えて、板バネ、ゴム体
等の他の弾性体を適用することも可能である。
プーリ２２の位置決め固定手段としてコイルスプリング
３１を使用しているが、これに代えて、板バネ、ゴム体
等の他の弾性体を適用することも可能である。
【００２４】また、上記実施例のエンジン２０は、主と
して船外機に適用されるが、自動二輪車等の車両用エン
ジンとしても適用することができる。
して船外機に適用されるが、自動二輪車等の車両用エン
ジンとしても適用することができる。
【００２５】
【発明の効果】本発明によれば、少なくとも以下のよう
な効果が得られる。 タイミングベルトプーリの位置決め固定手段として
ナットを用いていないので、該ナットの締着に伴う応力
がクランクシャフトに局部的に作用するという不都合が
発生しない。したがって、上記応力によるクランクシャ
フトの疲労や折損が防止される。 上記ナットを螺合するためのネジ溝をクランクシャ
フトに刻設する必要がないので、該シャフトの加工コス
トを低減することができる。 上記ナットを回動する操作が不要であるから、タイ
ミングベルトプーリの組み付け作業の容易化と能率化を
図ることができる。
な効果が得られる。 タイミングベルトプーリの位置決め固定手段として
ナットを用いていないので、該ナットの締着に伴う応力
がクランクシャフトに局部的に作用するという不都合が
発生しない。したがって、上記応力によるクランクシャ
フトの疲労や折損が防止される。 上記ナットを螺合するためのネジ溝をクランクシャ
フトに刻設する必要がないので、該シャフトの加工コス
トを低減することができる。 上記ナットを回動する操作が不要であるから、タイ
ミングベルトプーリの組み付け作業の容易化と能率化を
図ることができる。
【図１】本発明の一実施例の要部を示した断面図。
【図２】従来のエンジンの要部を示した断面図。
２０ エンジン ２１ クランクシャフト ２２ タイミングベルトプーリ ２３ フライホイールマグネトー ２５，２９ キー ２６ フライホイール要素 ２６ａ ボス部 ２６ｂ プレート部 ３１ コイルスプリング
Claims (3)
- 【請求項１】 動弁用動力を伝達するタイミングベルト
プーリおよびフライホイールをクランクシャフトの端部
に取り付けた４サイクルエンジンにおいて、 上記タイミングベルトプーリとフライホイールとの間に
弾性体を介在させ、この弾性体の弾性力によって上記タ
イミングベルトプーリを上記クランクシャフトに固定す
るようにしたことを特徴とする４サイクルエンジン。 - 【請求項２】 上記フライホイールは、電力を発生する
フライホイールマグネトーのフライホイール要素である
請求項１に記載の４サイクルエンジン。 - 【請求項３】 上記弾性体は、上記フライホイール要素
のボス部の周辺に位置するプレート部にその一端が当接
されていることを特徴とする請求項２に記載の４サイク
ルエンジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21630393A JPH0771267A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | ４サイクルエンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21630393A JPH0771267A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | ４サイクルエンジン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0771267A true JPH0771267A (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=16686414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21630393A Pending JPH0771267A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | ４サイクルエンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0771267A (ja) |
-
1993
- 1993-08-31 JP JP21630393A patent/JPH0771267A/ja active Pending
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