JPH0770938B2 - 弾性表面波フィルタの製造方法 - Google Patents
弾性表面波フィルタの製造方法Info
- Publication number
- JPH0770938B2 JPH0770938B2 JP59234081A JP23408184A JPH0770938B2 JP H0770938 B2 JPH0770938 B2 JP H0770938B2 JP 59234081 A JP59234081 A JP 59234081A JP 23408184 A JP23408184 A JP 23408184A JP H0770938 B2 JPH0770938 B2 JP H0770938B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- acoustic wave
- surface acoustic
- wave filter
- manufacturing
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、テレビジョン受像機やビデオテープレコーダ
のVIF回路等に用いる弾性表面波フィルタの製造方法に
関するものである。
のVIF回路等に用いる弾性表面波フィルタの製造方法に
関するものである。
（従来例の構成とその問題点） この種の弾性表面波フィルタは、基板上にくし形の正規
型電極と重みづけ電極を配置し、正規型電極と重みづけ
電極間に弾性波が伝搬する構成になっている。第１図は
斯かる弾性表面波フィルタを示し、弾性表面波が伝搬す
る基板１上に正規型電極２と重みづけ電極３を配置して
いる。そして、所定の電極設計法によって電極指の間隔
が決められ、ホトエッチングにより形成される。第２図
は、このような電極設計法によって得られた重みづけ電
極４の平面図であり、この重みづけ電極４の電極指a1〜
a14のうち、電極指a6〜a10の間隔ｔが狭くなっている。
そして、ホトエッチングにより電極指が形成できないほ
ど間隔ｔが狭いものについては、従来第３図に示すよう
に同方向から出ている２本１対の電極指を対毎に間引く
ことを行なっていた。
型電極と重みづけ電極を配置し、正規型電極と重みづけ
電極間に弾性波が伝搬する構成になっている。第１図は
斯かる弾性表面波フィルタを示し、弾性表面波が伝搬す
る基板１上に正規型電極２と重みづけ電極３を配置して
いる。そして、所定の電極設計法によって電極指の間隔
が決められ、ホトエッチングにより形成される。第２図
は、このような電極設計法によって得られた重みづけ電
極４の平面図であり、この重みづけ電極４の電極指a1〜
a14のうち、電極指a6〜a10の間隔ｔが狭くなっている。
そして、ホトエッチングにより電極指が形成できないほ
ど間隔ｔが狭いものについては、従来第３図に示すよう
に同方向から出ている２本１対の電極指を対毎に間引く
ことを行なっていた。
しかし、このような構成では、対毎に電極指を間引くこ
とにより、第６図に示すように、設計された所望の周波
数特性が得られず、特にリップルの原因となっていた。
とにより、第６図に示すように、設計された所望の周波
数特性が得られず、特にリップルの原因となっていた。
（発明の目的） 本発明は、上記のような従来の欠点を解消し、設計され
た所望の周波数特性が得られ、かつリップルの少ない弾
性表面波フィルタの製造方法を提供するものである。
た所望の周波数特性が得られ、かつリップルの少ない弾
性表面波フィルタの製造方法を提供するものである。
（発明の構成） 本発明による弾性表面波フィルタは、接近している電極
指を対毎に間引かず、ホトエッチング可能な電極指の間
隔が得られるように１本おきに間引くようにし、特性の
安定化と改善をはかるものである。
指を対毎に間引かず、ホトエッチング可能な電極指の間
隔が得られるように１本おきに間引くようにし、特性の
安定化と改善をはかるものである。
（実施例の説明） 第４図は本発明による弾性表面波フィルタの製造方法の
一実施例によって製造された弾性表面波フィルタの電極
配置図であり、第２図において電極指a6〜a10において
間隔ｔが、ホトエッチングできないほど狭くなった場
合、電極指a7とa9を間引くようにする。その結果、第５
図のような周波数特性が得られ、特性の安定化と改善を
図ることができる。
一実施例によって製造された弾性表面波フィルタの電極
配置図であり、第２図において電極指a6〜a10において
間隔ｔが、ホトエッチングできないほど狭くなった場
合、電極指a7とa9を間引くようにする。その結果、第５
図のような周波数特性が得られ、特性の安定化と改善を
図ることができる。
（発明の効果） 上記のような製造方法によって得られた弾性表面波フィ
ルタは、所定の電極設計法によって得られた電極指間隔
の接近部分を、１本おきに間引くことにより、設計によ
って得られた周波数特性と同等で、かつリップルの少な
い特性が再現され、性能向上に効果がある。
ルタは、所定の電極設計法によって得られた電極指間隔
の接近部分を、１本おきに間引くことにより、設計によ
って得られた周波数特性と同等で、かつリップルの少な
い特性が再現され、性能向上に効果がある。
第１図は、弾性表面波フィルタの電極配置図、第２図
は、電極設計法によって得られた重みづけ電極の平面
図、第３図は従来例の重みづけ電極、電極指の間引き方
法での電極の平面図、第４図は本発明による弾性表面波
フイルタの製造方法の一実施例によって製造された弾性
表面波フイルタの電極配置図、第５図は本発明による周
波数特性図、第６図は従来例による周波数特性図であ
る。 １……基板、２……正規型電極、３……重みづけ電極、
４……電極設計法によって得られた重みづけ電極、a1〜
a10……電極指、ｔ……電極指間隔。
は、電極設計法によって得られた重みづけ電極の平面
図、第３図は従来例の重みづけ電極、電極指の間引き方
法での電極の平面図、第４図は本発明による弾性表面波
フイルタの製造方法の一実施例によって製造された弾性
表面波フイルタの電極配置図、第５図は本発明による周
波数特性図、第６図は従来例による周波数特性図であ
る。 １……基板、２……正規型電極、３……重みづけ電極、
４……電極設計法によって得られた重みづけ電極、a1〜
a10……電極指、ｔ……電極指間隔。
Claims (1)
- 【請求項１】弾性表面波を伝搬する基板上に、くし形の
重みづけのダブル電極が複数設けられ、重みづけ電極の
電極指が隣接する電極指と第１の間隔、またはこの第１
の間隔より狭い第２の間隔離間して配置される弾性波表
面フィルタの製造方法において、前記第２の間隔を形成
する電極指から１本おきに電極指を間引くことを特徴と
する弾性波表面フィルタの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59234081A JPH0770938B2 (ja) | 1984-11-08 | 1984-11-08 | 弾性表面波フィルタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59234081A JPH0770938B2 (ja) | 1984-11-08 | 1984-11-08 | 弾性表面波フィルタの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61113309A JPS61113309A (ja) | 1986-05-31 |
| JPH0770938B2 true JPH0770938B2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=16965303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59234081A Expired - Lifetime JPH0770938B2 (ja) | 1984-11-08 | 1984-11-08 | 弾性表面波フィルタの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0770938B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56149818A (en) * | 1980-04-23 | 1981-11-19 | Hitachi Ltd | Elastic surface wave device |
| JPS5734624U (ja) * | 1980-07-29 | 1982-02-23 | ||
| JPS5734624A (en) * | 1980-08-07 | 1982-02-25 | Tsutomu Kurihara | Timer |
| JPS5976132U (ja) * | 1982-11-12 | 1984-05-23 | 沖電気工業株式会社 | 表面弾性波変換器 |
-
1984
- 1984-11-08 JP JP59234081A patent/JPH0770938B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61113309A (ja) | 1986-05-31 |
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