JPH0770846B2 - 回動扉の着脱構造 - Google Patents

回動扉の着脱構造

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JPH0770846B2
JPH0770846B2 JP1263564A JP26356489A JPH0770846B2 JP H0770846 B2 JPH0770846 B2 JP H0770846B2 JP 1263564 A JP1263564 A JP 1263564A JP 26356489 A JP26356489 A JP 26356489A JP H0770846 B2 JPH0770846 B2 JP H0770846B2
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卓 菅野
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尚 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 筐体の開口部を閉じる回動扉の着脱構造に関し、回動扉
を開いた特定の位置で簡単に着脱できることを目的と
し、 筐体開口部の上、下側壁と該上、下側壁の外側に嵌まる
回動扉の上、下側枠との間の一側端のどちらか一方側に
固設したヒンジ軸と他方側に穿設したヒンジ孔とからな
るヒンジを同軸心上に設け、前記筐体の下側壁と回動扉
の下側枠との間隙に介挿した間座をどちらか一方側に固
設し、上側のヒンジ軸の長さを間座の高さより少なくと
も短くして構成し、前記回動扉を前記間座のオーバラッ
プが相互に外れる位置で回動扉を上下することにより、
前記ヒンジ軸とヒンジ孔とを係合し、または離脱させて
回動扉を筐体に対し着脱するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は筐体の開口部を閉じる回動扉の着脱構造に関す
る。
通信装置などのラックに挿入搭載する電子回路ユニット
などにおいて、その筐体の扉はヒンジにより回動開閉自
在に支持されている。回動扉は回路点検時などに開閉す
るが、回動扉が点検に邪魔になる場合は取り外してい
る。その際に、回動扉を簡単に着脱することのできる構
造が要望されている。
〔従来の技術〕
従来は第8図の要部斜視図及び第9図の要部側断面図に
示すように、筐体11は開口部の上、下側壁11a,11bの一
側端にヒンジ軸13aとなるなべ小ねじ螺着するねじ孔11a
−1を穿設し、一方、筐体11の開口部を閉じる回動扉12
は金属板を筐体11の上、下側壁11a,11b外側に嵌めるよ
うに枠形に折曲し、その上、下側枠12a,12bにねじ孔11a
−1に螺着したなべ小ねじ13aの頭部に回動係合するヒ
ンジ孔(ばか孔)13bを穿設する。
回動扉12を筐体11開口部に嵌めた後、ねじ孔11a−1に
なべ小ねじ13aを外側から螺着し、ヒンジ軸13aとヒンジ
孔13bとからなるヒンジ13を装設することにより、回動
扉12を矢印方向に片開き可能に軸支する。回動扉12の開
閉及び閉じたときのロックは、回動扉12の他側端上下に
設けたロック用ハンドル14により行っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような上記構造によれば、扉を外す
にはヒンジ軸であるなべ小ねじを外す必要があり、ラッ
クに挿入した状態では上下に隣接する物が邪魔になって
ドライバなどの工具が使えないため、工具操作に必要な
だけ筐体をラックから引き出さなければならず面倒で手
間が掛かるといった問題があった。
上記問題点に鑑み、本発明は回動扉を開いた特定の位置
で簡単に外すことができる回動扉の着脱構造を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の回動扉の着脱構造
においては、筐体開口部の上、下側壁と該上、下側壁の
外側に嵌まる回動扉の上、下側枠との間の一側端のどち
らか一方側に固設したヒンジ軸と他方側に穿設したヒン
ジ孔とからなるヒンジを同軸心上に設け、前記筐体の下
側壁と回動扉の下側枠との間隙に介挿した間座をどちら
か一方側に固設し、上側のヒンジ軸の長さを間座の高さ
より少なくとも短くして構成し、前記回動扉を前記間座
のオーバラップが相互に外れる位置で回動扉を上下する
ことにより、前記ヒンジ軸とヒンジ孔とを係合し、また
は離脱させて回動扉を筐体に対し着脱するように構成す
る。
〔作用〕
筐体開口部の上、下側壁と該側壁の外側に嵌まる回動翼
の上、下側枠との間にヒンジ軸とヒンジ孔とからなるヒ
ンジを同軸心上に設け、筐体の下側壁と回動扉の下側枠
との隙間に間座を挿設し、上側のヒンジ軸の長さを間座
の高さより少なくとも短くして構成することにより、例
えば、回動扉は間座とオーバラップする開度位置では間
座に干渉(邪魔)されて扉を持ち上げることができず、
オーバラップしない特定の開度位置では間座に邪魔され
ず回動扉を持ち上げることができるため、上側のヒンジ
軸の長さを間座の高さより少なくとも短くしていること
で上側のヒンジ軸とヒンジ孔との係合を外し、続いて下
側のヒンジ軸とヒンジ孔との係合を外すことにより回動
扉を取り外すことができ、あるいは逆の動作でヒンジ軸
とヒンジ孔とを係合させて回動扉を装着することができ
ます。即ち、回動扉を筐体に対し特定の開度位置にした
ときだけ簡単に着脱することができる。
〔実施例〕
以下図面に示した実施例に基づいて本発明の要旨を詳細
に説明する。
第1図の要部斜視図及び第2図の、第1図の正面視側断
面図に示すように、筐体1は開口部の上、下側壁1a,1b
の一側端にヒンジ軸3a、即ち上側ヒンジ軸3a−1,下側の
ヒンジ軸3a−2をそれぞれ外側に向け同軸心上に溶接
(またはかしめ、ねじ止め等)突設し、一方、筐体1の
開口部を閉じる回動扉2は金属板を筐体1の上、下側壁
1a,1b外側に嵌めるように枠形に折曲し、その上、下側
枠2a,2bに筐体1のヒンジ軸3aに回動係合するヒンジ用
孔(ばか孔)3b、即ち上側ヒンジ孔3b−1,下側のヒンジ
孔3b−2を穿設する。ヒンジ軸3aはヒンジ孔3bより僅か
に出しておく。ヒンジ軸3aとヒンジ孔3bとでヒンジ3を
構成する。
そして更に、筐体1の下側壁1bと回動扉2の下側枠2bと
の隙間Gに長方形金属板からなる間座4を介挿し筐体1
の下側壁1b側に溶接(またはさらねじ止め)固設し、間
座4の厚さ(高さ)T寸法は上側のヒンジ軸3a、即ち3a
−1の長さ(高さ)L寸法より少なくとも同じか、大き
くしておく。
回動扉2の上、下側枠2a,2b内面間の寸法Wは、ヒンジ
3によって回動扉2が円滑に回動開閉することができる
ように筐体1の上、下側壁1a,1b外面間の高さHと間座
4の厚さTとの合計寸法より例えば、0.5mm程度大きく
し回動軸方向に僅かな遊びgを設ける。
筐体1の下側壁1bへの間座4の固定位置は、第3図の、
第2図のA−A′視平面図に示すように回動扉2の開閉
時には、間座4と回動扉2の下側枠2bとは常時、平面視
オーバラップするようにし、第4図の、第3図の回動扉
2の取り外し位置の平面図に示すように例えば、120゜
の特定の位置に開いたときだけ、このオーバラップが外
れるように回動扉2の下側枠2bの角部を切除した切欠き
2b−1(斜線部分)を設ける。なお、第4図の2点鎖線
は回動扉2の閉じた状態を示す。
このように構成した回動扉2は、開度120゜以外は第2
図及び第3図に示したように、間座4と回動扉2の下側
枠2bとがオーバラップしているため回動軸方向に遊びg
以上に持ち上げることはできないが、開度120゜位置で
は先の第4図及び第5図に示す第4図の正面視側断面図
のように、オーバラップしないため間座4の厚さTに遊
びg分を加えた寸法の隙間Gを筐体1の下側壁1bとの間
に生じるため回動扉2を回動軸方向上方に持ち上げるこ
とができる。ついで第6図の正面視側断面図に示すよう
に回動扉2を上方に持ち上げると、上側のヒンジ軸3a−
1の長さを間座4の厚さTより短かくしていることか
ら、上側のヒンジ軸3a−1とヒンジ孔3b−1との係合が
外れ、続いて下側のヒンジ軸3a−2とヒンジ孔3b−2と
の係合を外して回動扉2を筐体1から簡単に取り外すこ
とができる。回動扉2の開度は通常、90゜前後であるた
め、回動扉2の下側枠2bは間座4と常時オーバラップし
て上方移動に対し干渉し開閉時に回動扉2が外れること
はなく、開度120゜の位置だけ回動扉2を取り外すこと
ができる。回動扉2の取り付けは取り外すときの逆手順
で開度120゜の位置で行う。閉じた回動扉2は図示しな
いロック用ハンドルでロックされる。
なお、上記説明ではヒンジ軸を筐体側に、ヒンジ孔を回
動扉側に設けてヒンジとしたが、その逆構成でもよく、
また間座も筐体側に固設したが、第7図の間座の他の固
設状態を示す平面図のように、回動扉2側、即ち下側枠
2b内面に開度120゜のとき、筐体1の外形角部1cを平面
視逃げるように切欠きを有する間座4−1(斜視部で示
す)を固設してもよく、さらに相互のオーバラップ形状
を本要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施すること
ができることは勿論である。
〔発明の効果〕
以上、詳述したように本発明によれば、回動扉を回動開
閉を損なわずに特定の回動角度位置においてのみ着脱す
ることができ、その動作は簡単、用意で回路の点検時に
おいて回動扉が邪魔になるときは随時に着脱することが
できて作業性が向上するといった産業上極めて有用な効
果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による一実施例の要部斜視図、 第2図は第1図の回動扉開閉時の正面視側断面図、 第3図は第2図のA−A′視平面図、 第4図は第3図の回動扉の取り外し位置の平面図、 第5図は第4図の正面視側断面図、 第6図は第5図の回動扉の取り外し過程を示す正面視側
断面図、 第7図は第4図の間座の他の固設状態を示す平面図、 第8図は従来技術による要部斜視図、 第9図は第8図のヒンジの要部側断面図である。 図において、 1は筐体、3はヒンジ、 1a,1bは上、下側壁、3a,3a−1はヒンジ軸、 2は回動扉、3bはヒンジ孔、 2a,2bは上、下側枠、4は間座を示す。
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 尚 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 馬込 利一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−114896(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体開口部の上、下側壁と該上、下側壁の
    外側に嵌まる回動扉の上、下側枠との間の一側端のどち
    らか一方側に固設したヒンジ軸と他方側に穿設したヒン
    ジ孔とからなるヒンジを同軸心上に設け、前記筐体の下
    側壁と回動扉の下側枠との隙間に介挿した間座をどちら
    か一方側に固設し、上側のヒンジ軸の長さを間座の高さ
    より少なくとも短くして構成し、 前記回動扉を前記間座のオーバラップが相互に外れる位
    置で回動扉を上下することにより、前記ヒンジ軸とヒン
    ジ孔とを係合、または離脱させて回動扉を筐体に対し着
    脱することを特徴とする回動翼の着脱構造。
JP1263564A 1989-10-09 1989-10-09 回動扉の着脱構造 Expired - Fee Related JPH0770846B2 (ja)

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