JPH077075U - 端子台の構造 - Google Patents
端子台の構造Info
- Publication number
- JPH077075U JPH077075U JP4073493U JP4073493U JPH077075U JP H077075 U JPH077075 U JP H077075U JP 4073493 U JP4073493 U JP 4073493U JP 4073493 U JP4073493 U JP 4073493U JP H077075 U JPH077075 U JP H077075U
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- washers
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 端子台の端子の仮止め状態で端子座金先
端で背壁上の係止部の段部に傾斜させて係合している
が、前記端子座金を本締めする際、傾斜状態を直さず
に、そのまま端子ねじを締め付ける構造を提供する。 【構成】 背壁の中央部にある上側から下側へ広が
る傾斜のある構造からなる上部壁と前記背壁上部端にあ
る上側から下側へ外側へ広がる傾斜のある構造からなる
係止部から構成し、前記係止部の下にある段部へ仮止め
の際、端子座金が係合した時、端子ねじの軸が端子板に
対して、ほぼ垂直になるようにする。
端で背壁上の係止部の段部に傾斜させて係合している
が、前記端子座金を本締めする際、傾斜状態を直さず
に、そのまま端子ねじを締め付ける構造を提供する。 【構成】 背壁の中央部にある上側から下側へ広が
る傾斜のある構造からなる上部壁と前記背壁上部端にあ
る上側から下側へ外側へ広がる傾斜のある構造からなる
係止部から構成し、前記係止部の下にある段部へ仮止め
の際、端子座金が係合した時、端子ねじの軸が端子板に
対して、ほぼ垂直になるようにする。
Description
【0001】
本考案は工業用端子台の配線作業時の作業性の向上に関するものである。
【0002】
従来実施されている、ねじりばねを使用したアップ端子の仮止め構造は、実用 新案登録第1956929号に開示されているが、図1に基づいて説明すると、 1は絶縁物性の基台、2は端子板で、側壁3、3に戴置すると共に、上部壁4と 側壁3、3に挟持され、基台1を複数重ねて固定する。5、5は端子ねじで首部 に逆L字型の端子座金6、6の足部8、8が端子板2の溝部9、9に▲かん▼合 し、端子座金6、6が上部壁4の側部に沿って端子板2の下部の空室10を上下 動可能になっている。
【0003】 11、11は、ばねで巻ばね部12、12が空室10内の基台1に設けた軸部 13、13に軸止し、ばね11、11の一端が足部8、8の端部に係止し、ばね 11、11の他端は空室10内の底部に係止し、端子座金6、6は常時上方に付 勢されている。14、14は逆L字接続形の係止部で段部15を有し、端子板2 の上部の基台1の背壁16に形成され、端子座金6、6の足部8、8の反対側端 に対向している。
【0004】 端子の仮止め状態は端子座金6先端を背壁16上の係止部14の段部15に傾 斜させて係合している。前記端子座金6をドライバ−で本締めする際、傾斜状態 を直さずに、そのままの状態で締め付けてしまうことが、作業中に時として生じ 、その結果端子ねじ5や端子板2のタップを破損したり、端子ねじ5が戻らなく なったりする作業上の問題が発生していた。
【0005】
上記の如く、仮止めを端子座金6先端を背壁16上の係止部14の段部15に 傾斜させて係合しているため、本締めする際、前記端子座金6の傾斜を戻して締 める動作をするなどの手間を必要とするなど作業性で問題があり、傾斜状態で仮 止めせず、そのまま端子ねじ5を締め付ける構造を提案する。
【0006】
上側から下側へ広がる傾斜のある構造からなる、背壁36の中央上部にある上 部壁24と前記背壁36上部端にある上側から下側へ外側へ広がる傾斜のある構 造からなる上部係止部34、下部係止部34aとからなり、段部35へ端子板2 6が係合した時、端子ねじ25の軸が端子板22に対して、ほぼ垂直になるよう にしたため、端子座金26を仮止め状態から端子ねじ25をそのまま、ねじ込む ことができるようにした。
【0007】
従来に比べて構成が簡単で配線作業時の作業性の向上した端子を提供できる。
【0008】
図2〜図5に基づいて説明すると21は絶縁物性の基台、22は端子板で、側 壁23、23に戴置すると共に、上側から下側へ広がる傾斜のある上部壁24と 側壁23、23に挟持され、基台21を複数重ねて固定する。25、25は端子 ねじで首部に逆L字型の端子座金26、26とスプリング座金27が脱落しない ように装着され、端子座金26、26の足部28、28が端子板22の溝部29 、29に▲かん▼合し、端子座金26、26が上部壁24の側部に沿って端子板 22の下部の空室30を上下動可能になっている。
【0009】 31、31は、ばねで巻ばね部32、32が空室30内の基台21に設けた軸 部33に軸止し、ばね31、31の一端が足部28、28の端部に係止し、ばね 31、31の他端は空室30内の底部に係止し、端子座金26、26は常時上方 に付勢されている。逆L字接続形の係止部は34の上部係止部、34aの下部係 止部からなり、段部35を有し、内側上部は上側から下側へ外側へ広がる傾斜の ある構造を構成し、端子板22の上部の基台21の背壁36に形成され、端子座 金26、26の足部28、28の反対側端に対向している。
【0010】 次に配線方法について説明すると、図3に示すように端子ねじ25が、ばね3 1の付勢により上昇位置にあり、端子ねじ25の下端と端子板22間の空間に丸 形圧着端子37を差込み、図4に示すようにドライバ−等で端子ねじ25を下方 へ若干押し込むと、端子座金26の端部38が下部係止部34aの下の段部35 へ係合し、仮止め状態となる。段部35への係合状態で端子ねじ25の軸が端子 板22に対して、ほぼ垂直になるように段部35の位置決めを行なう。
【0011】 又前述の上部壁24および上部係止部34、下部係止部34aは下方へ向かっ て外側に傾斜のある構造となっているので、端子ねじ25の軸下端が丸型圧着端 子37を2枚重ねて挿入する時など非常に、やり易くなるなどの効果がある。更 に段部35に係止してある端子ねじ25は、端子ねじ25の軸が端子板22に対 して、ほぼ垂直なため、図4の状態からそのまま、ねじ込むと、図5のように配 線が完了する。以上のように仮止め状態にある端子座金26の傾斜を戻して締め る動作をするなどの手間を必要としなくなる。
【0012】
段部35に係止してある端子ねじ25の軸が端子板22に対して、ほぼ垂直に なるようにしたため、端子座金26を仮止めする状態から、端子ねじ25をその まま、ねじ込んで配線を行なうことができ、上部壁24および上部係止部34か ら下部係止部34aへ外側へ広がる傾斜を設けたため、端子ねじ25の軸下端が 丸型圧着端子37挿入口方向より大きく開口するので、丸型圧着端子37を2枚 重ねて挿入するときなど非常に、やり易くなるなどの効果もある。
以下次のように説明する。
【図1】従来の端子台の正面図。
【図2】本考案の端子台の基台の正面図。
【図3】本考案の端子台の正面図。
【図4】本考案の丸型圧着端子の仮止め状態を示す図。
【図5】本考案の丸型圧着端子を取付けた状態を示す
図。
図。
1 基台 2 端子板 3 側壁 4 上部壁 5 端子ねじ 6 端子座金 8 足部 9 溝部 10 空室 11 ばね部 12 巻ばね部 13 軸部 14 係止部 15 段部 16 背壁 21 基台 22 端子板 23 側壁 24 上部壁 25 端子ねじ 26 端子座金 27 スプリング座金 28 足部 29 溝部 30 空室 31 ばね 32 巻ばね部 33 軸部 34 上部係止部 34a 下部係止部 35 段部 36 背壁 37 丸形圧着端子 38 端部
Claims (1)
- 【請求項1】 基台21の側壁23、23に戴置し、
側壁23、23と傾斜のある上部壁24とで挟持固定し
た端子板22と該端子板22の下部に形成した空室30
内を上下動可能に配置した端子ねじ25、25を有する
逆L字形の端子座金26、26と、該端子座金26、2
6の足部28、28を端子板22の溝部29、29に▲
かん▼合し、足部28、28の下端に作用して常時端子
座金26、26を上方へ付勢する、ばね31、31と前
記端子座金26、26の足部28、28の反対側端に対
向し、前記端子板22の上部の基台21の背壁36に段
部35を有する内側上部に傾斜のある逆L字接続形の上
下係止部34、34a、34、34aを形成した端子台
において、前記上部壁24及び上部係止部34の側面を
下方に向かって外側に傾斜した傾斜面とし、該上部壁2
4及び上部係止部34の傾斜面間を端子座金26の端部
38と足部28とが▲しゅう▼動可能とし、該端子座金
26の端部38が係止部の段部35に係止した時に端子
座金26が略水平に保持した端子台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4073493U JP2544194Y2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 端子台の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4073493U JP2544194Y2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 端子台の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH077075U true JPH077075U (ja) | 1995-01-31 |
JP2544194Y2 JP2544194Y2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=12588870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4073493U Expired - Fee Related JP2544194Y2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 端子台の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2544194Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001345129A (ja) * | 2000-03-29 | 2001-12-14 | Idec Izumi Corp | 端子装置 |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP4073493U patent/JP2544194Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001345129A (ja) * | 2000-03-29 | 2001-12-14 | Idec Izumi Corp | 端子装置 |
JP4678970B2 (ja) * | 2000-03-29 | 2011-04-27 | Idec株式会社 | 端子装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2544194Y2 (ja) | 1997-08-13 |
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