JPH07699A - アイロン - Google Patents

アイロン

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Publication number
JPH07699A
JPH07699A JP18059093A JP18059093A JPH07699A JP H07699 A JPH07699 A JP H07699A JP 18059093 A JP18059093 A JP 18059093A JP 18059093 A JP18059093 A JP 18059093A JP H07699 A JPH07699 A JP H07699A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iron
polytetrafluoroethylene
plate
thickness
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP18059093A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Tsuchioka
義明 土岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOWA SHOJI KK
Original Assignee
KOWA SHOJI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by KOWA SHOJI KK filed Critical KOWA SHOJI KK
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Publication of JPH07699A publication Critical patent/JPH07699A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐久性に優れ、かつ作業性も良好な、底面に
ポリ4弗化エチレンを設ける構成を得る。 【構成】 厚さが0.3〜3mmのポリ4弗化エチレン
板12をアイロン10の底面11に密着させて固着し
た。ポリ4弗化エチレン板12が使用時にファスナ等に
当たっても、そのときの力は、局所的なものであり、こ
の板それ自体の強度により、破損は防止され、また接合
面では力は分散されるので剥離を生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アイロン、特に業務用
として用いられるアイロンに関する。
【0002】
【従来の技術】アイロンの使用に際し、糊等が底面に付
着することがしばしば起こる。このため、底面が、糊等
が付着しにくく、滑りやすいものとすることが望まれて
いる。この解決策として、底面にポリ4弗化エチレンを
設けることが行なわれている。
【0003】その具体的構成として、従来は、アイロン
底面にポリ4弗化エチレンを膜状にしてコーティングし
たものが用いられている。この構成では、ポリ4弗化エ
チレン膜が、アイロン台、ファスナに触れたときに破損
しやすく、耐久性に不満がある。い。したがって、この
構成は、家庭用アイロンには用いられているが、業務用
アイロンには使用されていない。
【0004】別の構成として、接着剤を付着させた厚さ
が0.1mm程度のポリ4弗化エチレンフイルムを用
い、これをアイロンの底面に接着して使用するようにし
たものもある。このフイルムは、破損しやすく、前記付
着処理のものと同等あるいはそれ以下の耐久性しかもた
ないが、使用者が自ら交換することができるので、業務
用アイロンについて利用されている。
【0005】さらに別の構成として、厚さが0.5〜1
mm程度のポリ4弗化エチレン板をアイロンの底面及び
その周囲に被せ、パネ等を用いてアイロン上部に引っ掛
けて留めるようにしたものが用いられている。これは、
板を用いているので、耐久性に富むが、アイロンの底面
との間に隙間があり、固定も不十分で使用時に動くの
で、作業性に不満がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、耐久
性に優れ、かつ作業性も良好な、底面にポリ4弗化エチ
レンを設ける構成を得ることを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、厚さが0.3
〜3mmのポリ4弗化エチレン板を底面に密着させて固
着したことを特徴とするアイロンである。
【0008】本発明の特に望ましい構成は、厚さが0.
3〜3mmのポリ4弗化エチレン板を底面に接着したこ
とを特徴とするアイロンである。
【0009】
【作用】ポリ4弗化エチレンは、接着が困難であり、十
分な接着強度が得られないので、上述の従来例ように、
フイルムにして交換可能としたり、バネ等で留めるよう
にしている。しかし、本発明の発明者は、ポリ4弗化エ
チレンをある程度の厚さの板として、アイロン底面に密
着して取付けると、十分な耐久性を有することを発見し
た。すなわち、アイロン使用時にアイロン台、ファス
ナ、止め金具等に当たって、底面のポリ4弗化エチレン
を破損、剥離させるような力は、局所的なものであり、
板状であれば、それ自体の強度により破損は防止され、
また接合面では力は分散され、接着による比較的弱い強
度の接合でも、剥雌を生じない。
【0010】このため、板はある程度の厚さが必要であ
り、少なくとも0.3mm、望ましくは0.5mm以上
とするとよい。しかし、熱伝導を低下させるので、あま
り厚いものは不適当であり、3mm以下、望ましくは
1.5mm以下とするとよい。
【0011】板の固着手段は、ねじ止め、リベット止
め、かしめ等、各種のものとすることができるが、特
に、接着を用いると、蒸気が板と底面の間に侵入するこ
とを良好に防止することができるので優れている。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例について、具
体的に説明する。
【0013】図1に、第1実施例のアイロン10を示
す。
【0014】このアイロン10は、底面11にポリ4弗
化エチレン板12を接着したものである。この板12は
厚さが0.8mmである。接着に用いる接着剤として
は、フェノール系等の高酎熱性(耐熱温度200°C以
上)のものが適当であり、自動車等のブレーキパッド取
付け用のもの、例えば、セメダイン株式会社製#110
(フェノール樹脂、エポキシ樹脂混合ベース、耐熱温度
300°C)が利用できる。なお、13は蒸気噴出孔で
ある。
【0015】図2に、第2実施例のアイロン20を示
す。
【0016】このアイロン20は、底面21にポリ4弗
化エチレン板22をねじ23,…でねじ止めしたもので
ある。この板22は厚さが1.5mmである。このねじ
止め位置は、底面21の周囲近くと、蒸気噴出孔24近
くに設けられ、剥離、蒸気の板上面への侵入を効果的に
防止している。
【0017】試作実験によると、上記アイロン10,2
0は、いずれも、使用時に板12,22の破損、剥離を
生じることがなく、業務用としての十分な酎久性を有し
ていた。
【0018】
【発明の効果】本発明のアイロンは、上述のように、底
面にポリ4弗化エチレン板を密着させて固着したもので
あり、使用中に、ファスナ等に当てても、破損、剥離を
生じることがなく、優れた耐久性を有し、業務用として
実用に耐えるものである。勿論、板は底面に密着してい
るので、使用中に動くことはなく、快適な使用感、効率
的な作業性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の一部を破断して示す正面
図である。
【図2】本発明の第2実施例の一部を破断して示す正面
図である。
【符号の説明】
10…アイロン、11…底面、12…ポリ4弗化エチレ
ン板、13…蒸気噴出孔、20…アイロン、21…底
面、22…ポリ4弗化エチレン板、23,……ねじ、2
4…蒸気噴出孔。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚さが0.3〜3mmのポリ4弗化エチ
    レン板を底面に密着させて固着したことを特徴とするア
    イロン。
  2. 【請求項2】 厚さが0.3〜3mmのポリ4弗化エチ
    レン板を底面に接着したことを特徴とするアイロン。
JP18059093A 1993-06-15 1993-06-15 アイロン Pending JPH07699A (ja)

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JP18059093A JPH07699A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 アイロン

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JP18059093A JPH07699A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 アイロン

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JPH07699A true JPH07699A (ja) 1995-01-06

Family

ID=16085928

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JP18059093A Pending JPH07699A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 アイロン

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JP (1) JPH07699A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1062405C (zh) * 1996-09-19 2001-02-21 周石生 显象管荧光屏防辐射装置
CN105666586A (zh) * 2016-03-30 2016-06-15 冯群庆 有机材料造型切割机
JP2017516580A (ja) * 2015-02-10 2017-06-22 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 芳香カートリッジを受容するための蒸気アイロン

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