JPH0769917B2 - 対話型文処理装置 - Google Patents

対話型文処理装置

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JPH0769917B2
JPH0769917B2 JP1195477A JP19547789A JPH0769917B2 JP H0769917 B2 JPH0769917 B2 JP H0769917B2 JP 1195477 A JP1195477 A JP 1195477A JP 19547789 A JP19547789 A JP 19547789A JP H0769917 B2 JPH0769917 B2 JP H0769917B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、対話型文処理装置に関し、知識情報処理分野
や産業文書処理技術利用分野で広く利用される対話型文
処理装置に関する。
〔従来の技術〕
カナ漢字変換技術の普及、機械翻訳システムの商品化な
どに伴い、高精度な文処理技術への要求がますます強ま
っているが、現状では、人間が一切介入しない枠組みに
よって正しい構文解析を実現するのは極めて困難であ
る。そこで例えば機械翻訳システムでは、原言語の解析
結果の誤りをユーザーが修正しなければならないという
事態が生じる。この修正を支援するという目的で、解析
結果の木構造をユーザに対して表示するという対話型の
文処理装置が考案されている(例えば、渡辺他「対話的
日本語解析環境:JAWB」,情報処理学会第38回(昭和64
年前期)全国大会6E−7)。
一方、従来は読みにくい文、悪文を読むのをサポートす
るシステムは商品化されていないが、今後より多くの文
書が電子化されていくにつれて、このような読解サポー
トツールへのニーズが生まれてくるものと予想される。
既存の技術による実現可能性を考えると、たとえば機械
翻訳技術における文解析技術を用いて深層の木構造をそ
のままユーザーに提示する、という方式の商品を想定す
ることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、これらのシステムが出力する木構造の類は、そ
れを理解するのに一定の学習・訓練を必要とするという
問題点がある。ゆえに、このような対話型文処理装置
は、ごく一般のユーザーに広く利用してもらうことがで
きないという欠点を生じる。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点を解決する目的で本発明の第1の発明の対話
型文処理装置は、自然言語の文を処理する機能をもった
文処理装置において、入力文とその構造を表示可能な表
示手段と、係り元(修飾要素)の文要素が係り先(被修
飾要素)の文要素に係ることを、ユーザーが前記表示手
段上の入力文表示手段上の入力文表示ないしその構造表
示上に指定する修飾関係指定手段と修飾関係指定手段の
出力する修飾関係指定情報を入力としてその修飾関係指
定情報によって、入力文全体の修飾範囲構造を決定する
修飾範囲構造作成手段と、前記修飾範囲構造作成手段の
出力する修飾範囲構造情報を入力としてその修飾範囲構
造情報によって入力文をインデント表示(改行・字下げ
・字上げ処理一般を含む表示)に変換し前記表示手段に
インデント表示情報を出力するインデント表示生成手段
とを備え、ユーザーに対して前記表示手段によって入力
文のインデント表示を行って構成される。
本発明の第2の発明の対話型文処理装置は前記修飾関係
指定情報に加えて修飾範囲に関する制御内容を格納する
修飾構造制約格納手段を備え、前記制約内容を必要に応
じて前記修飾構造制約格納手段から取り出して適用して
構成される。
〔作用〕
本発明によれば、解析結果の木構造の類のような言語の
専門家にしか理解できない表示による代わりに、インデ
ント表示という一般のユーザーが学習することなく理解
が可能な表示によって、ユーザーによる修飾関係指定の
結果を表示することが可能になり、一般のユーザーのた
めの実用的な対話型文処理装置を構成することが可能に
なる。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図(a)および(b)はそれぞれ本発明の第1およ
び第2の実施例の構成を示すブロック図、第2図(a)
および(b)はそれぞれ第1および第2の実施例の修飾
範囲構造作成手段がユーザーによる指定に基づいて文全
体の修飾範囲構造を決定する過程を示す流れ図、第3図
はインデント表示生成手段が修飾範囲構造情報によって
入力文をインデント表示に変換する過程を示す流れ図、
第4図(a)〜(c)は、それぞれ入力文表示の例、同
入力文に表示手段上で編集して指定した修飾関係指定表
示の例、およびその修飾関係指定より計算して得られた
インデント表示の例を示す説明図である。
まず、第4図(a)に示された入力文は長文で修飾範囲
上の曖昧性を多く持っている。人間が読む場合であって
も、該当分野の専門家以外は一読して文の構造を理解す
ることができないと考えられる。その曖昧性を解消する
には、背景となる技術知識情報による文意の理解が必要
だと考えられる。
ここで、このような入力文が作られた状況として、「原
文を技術者が執筆し、それをテクニカルライターが編集
・修正しようとする状況」を想定する。テクニカルライ
ターとは科学技術マニュアルの設計・作成の専門家であ
り、該当の技術分野に関する知識は必ずしも持ち合わせ
ていないものとする。
このマニュアル文書を執筆した技術者とテクニカルライ
ターとの間でコミュニケーションが成立するためには、 技術分野の専門用語・概念に依存せず、かつ 言語学・自然言語処理分野の専門用語・概念に依存し
ない ような互いに理解可能なわかりやすい共通の言語(図表
などの形態も含む)を設定することが必要である。これ
らは、実務上の効率を維持するには不可欠の条件であ
る。なぜなら、双方が互いに相手の領域の専門家となる
まで学習できるだけの時間の余裕は存在しないからであ
る。
入力文データは、データ線51を介して文解析手段5に一
旦入力され、文解析手段5は入力された入力文データ
を、データ線11を介してそのまま表示手段1へ送出す
る。表示手段1は第4図(a)のように、入力文データ
を表示する。ユーザー(すなわち操作者)は表示手段1
に表示された入力文を読み、自分の理解に基づいて、文
の骨格を決め、その骨格を決定付けるいくつかの修飾関
係を選択して、修飾関係指定手段2を通じて指定する。
与えられた入力文は、表示手段1によって、第4図
(a)に示すように表示される。表示手段1上のテキス
トデータは、テキスト編集機能を前提とし、当該表示文
中の修飾関係を指定する機能を有する修飾関係指定手段
1によって制御線60を通して編集される。前掲の第4図
(a)の入力文は、例えば第4図(b)においては、修
飾関係指定手段によって、修飾・被修飾の関係にある文
要素間に有向線を編集機能によって結線し、有向線の元
を修飾要素、同有向線の矢部を被修飾とする修飾関係指
定が行われる。この修飾関係指定の編集作業結果におい
ても、テキストデータは、当該表示手段上の左から右、
上から下の順に読むことによって入力文が復元できると
いう性質を保存するよう編集するものとする。
修飾範囲構造作成手段3は、ユーザーが修飾関係指定手
段2を通じて指定した第4図(b)のような修飾関係を
データ線21を介して受け取り、その修飾関係指定情報か
ら、第2図(a)あるいは(b)の手続きに従って第1
および第2の実施例を構成し、入力文を部分部分のまと
まりに分けてその間の修飾関係を決定した修飾範囲構造
情報を次のように作成する。
まず、第1の実施例では、第2図(a)のように手順30
1で修飾範囲構造作成手段3が修飾関係指定手段2の出
力を受け取る。次に、手順302で修飾関係指定の行われ
た箇所どうしをポインタで結んで修飾範囲構造を作成す
る。
また、第2の実施例では、第2図(b)のように修飾構
造制約格納手段32に、次の制約群を格納しているものと
する。
修飾構造制約 「修飾関係の掛かり先は少なくとも1
個存在し且つ最初に現れる『は』を除き云々1個であ
る。」 修飾構造制約 「修飾関係の非交差制約」 修飾構造制約 「連体・連用の曖昧性をもつものは連
用と認定」 以上の前提条件をふまえて修飾範囲作成手段3の動作を
説明する。
まず、手順311で修飾範囲構造作成手段3が修飾関係指
定手段2の出力を受け取る。次に、手順312で受け取っ
た出力が、修飾構造制約格納手段32に格納している修飾
構造制約群を満足することを検査する。上の制約の場
合、修飾構造制約ととが該当する。修飾構造制約
の「修飾関係の非交差契約」とは、修飾構造のうち任意
の2組の掛かり受け関係について掛かり元と掛かり先と
を結ぶ線が交差しないことを要求する制約である。これ
を第5図を用いて説明すると、「彼女が彼が好きな人で
あるのは…」という文について解析過程で生じる2種類
の修飾構造第5図(a),(b)のうち、第5図(a)
では掛かり元と掛かり先とを結ぶ線が交差するが第5図
(b)では交差しないために、第5図(a)は「修飾関
係の非交差制約」を満足し、第5図(b)は満足しない
修飾構造である、ということになる。
ここでもし、違反がみつかったら、データ線41,12を経
由して表示手段1に警告メッセージを出力する(手順32
0)。第4図(b)の指定は(上述)の両制約とも満足
しているため、次に手順313で修飾関係指定の行われた
箇所どうしをポインタで結んで修飾範囲構造を作成す
る。続けて、手順314では作成した修飾範囲構造と、修
飾構造制約格納手段32に格納している修飾構造制約群と
を比較して付加可能な修飾範囲構造を付加することによ
り、修飾範囲構造を完成する。これは、たとえば上の制
約の場合、修飾構造制約に修飾範囲構造の付加が(も
しあれば)行われる。
インデント表示生成手段4は、データ線41を介して修飾
範囲構造作成手段3から修飾範囲構造情報を受け取り、
それを第4図(c)のような入力文のインデント表示に
変換して、データ線12を介して表示手段1に出力する。
この際の手続きは、本実施例では第3図の手続きにした
がう。すなわち、先ず手順301で全体の表示開始位置を
計算し、手順302で修飾範囲構造情報のなかの主述語と
それへのかかりをもつ句とにインデント表示規則1を適
用し、必要な改行・空白を装入する。次に手順403で、
手順402で表示位置の確定した句の左隣接句にインデン
ト表示規則4を適用し、必要な改行・空白を装入する。
さらに手順404で手順402,403で表示位置の確定した句の
左隣接句から順番に表示位置未確定の句に対しインデン
ト表示規則2または3を再帰的に適用し、必要な改行・
空白を挿入する。
以下は、ユーザーが必要に応じて、そのインデント表示
に従った分の解析をシステムに指示すると、システムは
修飾範囲構造作成手段3に蓄えておいた修飾範囲構造情
報をデータ線31から文解析手段5に出力し、システムは
インデント表示に従った構文解析を実行する。
なお、本実施例では第3図に示したインデント表示規則
を用いて説明したが、本発明はこれらの具体的な規則、
とくに字数や字上げ・字下げ等の区別に限定されず、一
定の規則セットによる改行・字下げ・字上げ処理一般
を、その対象とする。
〔発明の効果〕
本発明によれば、解析結果の木構造の類のような言語の
専門家にしか理解できない表示による代わりに、インデ
ント表示という一般のユーザーが学習することなく理解
が可能な表示によって、ユーザーによる修飾関係指定の
結果を表示することが可能になり、一般のユーザーのた
めの実用的な対話型文処理装置を構成することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)および(b)は本発明の一実施例の構成を
示すブロック図、第2図は(a)および(b)は修飾範
囲構造作成手段がユーザーによる指定に基づいて文全体
の修飾範囲構造を決定する過程を示す流れ図、第3図は
インデント表示生成手段が修飾範囲構造情報によって入
力文をインデント表示に変換する過程を示す流れ図、第
4図(a)〜(c)はそれぞれ入力文とそれに対応する
修飾関係指定およびその結果のインデント表示の例を表
す説明図、第5図(a)および(b)は修飾構造制約格
納手段に格納される修飾関係の非交差制約例を示す説明
図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自然言語の文を処理する機能をもった文処
    理装置において、入力文とその構造を表示可能な表示手
    段と、係り元(修飾要素)の文要素が係り先(被修飾用
    素)の文要素に係ることを、前記表示手段上の入力文表
    示ないしその構造表示上にユーザーが指定する修飾関係
    指定手段と、修飾関係指定手段の出力する修飾関係指定
    情報を入力としてその修飾関係指定情報によって、入力
    文全体の修飾範囲構造を決定する修飾範囲構造作成手段
    と、前記修飾範囲構造作成手段の出力する修飾範囲構造
    情報を入力としてその修飾範囲構造情報によって入力文
    をインデント表示(改行・字下げ・字上げ処理一般を含
    む表示)に変換し前記表示手段にインデント表示情報を
    出力するインデント表示生成手段とを備え、ユーザーに
    対して前記表示手段によって入力文のインデント表示を
    行うことを特徴とする対話型文処理装置。
  2. 【請求項2】前記修飾関係指定情報に加えて修飾範囲に
    関する制御内容を格納する修飾構造制約格納手段を備
    え、前記制約内容をユーザーが前記修飾構造制約格納手
    段から取り出して適用することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の対話型文処理装置。
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