JPH0769853A - 口腔用組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】 カキノキ科、クマツヅラ科、マメ科及びクル
ミ科から選ばれる木本植物の木質部分の溶媒抽出物を含
有してなることを特徴とする口腔用組成物。 【効果】 本発明の口腔用組成物は、上記木本植物の木
質部分の溶媒抽出物を配合していることにより、Ｓ．ｍ
ｕｔａｎｓ、Ｐ．ｇｉｎｇｉｖａｌｉｓ、Ｆ．ｎｕｃｌ
ｅａｔｕｍに対する抗菌力が高く、う蝕及び歯周病の予
防に有効である。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、う蝕予防及び歯周病予
防に有効な口腔用組成物に関する。

【０００２】

【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】う蝕及
び歯周病には、ストレプトコッカス・ミュウタンス（Ｓ
ｔｒｅｐｔｏｃｏｃｃｕｓ ｍｕｔａｎｓ）やポルフィ
ロモナス・ジンジバリス（Ｐｏｒｐｈｙｒｏｍｏｎａｓ
ｇｉｎｇｉｖａｌｉｓ）、フゾバクテリウム・ヌクレ
イタム（Ｆｕｓｏｂａｃｔｅｒｉｕｍ ｎｕｃｌｅａｔ
ｕｍ）などの細菌が関与することが知られており、この
ため口腔用組成物中にクロロヘキシジン、セチルピリジ
ニウムクロライド等の殺菌剤を配合し、う蝕及び歯周病
原因菌を殺菌することが行われているが、十分な殺菌力
を与えるために多量に配合することは安全性の点が懸念
される。

【０００３】一方、従来より口腔用組成物に各種植物抽
出物を配合することにより、う蝕や歯周病を予防するこ
とも知られている。

【０００４】しかし、植物抽出物は上記殺菌剤に比べて
安全性の点では問題が少ないものの、植物抽出物で抗菌
力の優れたものは少なく、う蝕及び歯周病の方法に有効
な高い抗菌力を持つ植物抽出物が望まれている。

【０００５】

【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は、上
記要望に応えるため鋭意検討を行った結果、カキノキ
科、クマツヅラ科、マメ科及びクルミ科の植物の木質部
分の溶媒抽出物がＳ．ｍｕｔａｎｓ、Ｐ．ｇｉｎｇｉｖ
ａｌｉｓ、Ｆ．ｎｕｃｌｅａｔｕｍに対し、優れた抗菌
作用を有し、上記溶媒抽出物を配合した口腔用組成物が
う蝕予防及び歯周病予防に有効であることを知見した。

【０００６】この場合、マメ科植物のうちグリチリザ
（Ｇｌｙｃｙｒｒｌｉｚａ）属のものの油溶性エキス
（甘草又はその同属植物の油溶エキス）を口腔用組成物
に配合（特開平４−１６４０２１号公報）することが提
案されているが、これは木質部分の溶媒抽出物ではな
く、上記植物の木質部分に対する溶媒抽出物がう蝕及び
歯周病原因菌に優れた抗菌作用を与えることは本発明者
の新知見に係るものである。

【０００７】以下、本発明につき更に詳述すると、本発
明の口腔用組成物は、練歯磨、液状歯磨、潤製歯磨等の
歯磨、洗口剤、チューインガム、キャンディ等の口腔製
品や食品として調製されるもので、カキノキ科、クマツ
ヅラ科、マメ科及びクルミ科から選ばれる木本植物の木
質部分の溶媒抽出物を含有してなるものである。

【０００８】ここで、このような木本植物を例示する
と、（１）カキノキ科ではジオスビロス（Ｄｉｏｓｐｙ
ｒｏｓ）属、（２）クマツヅラ科ではアビセニア（Ａｖ
ｉｃｅｎｎｉａ）属、カルカルパ（Ｃａｌｌｉｃａｒｐ
ａ）属、クレロヂンドロン（Ｃｌｅｒｏｄｅｎｄｒｏ
ｎ）属、ドゥランタ（Ｄｕｒａｎｔａ）属、グメリア
（Ｇｍｅｌｉｎａ）属、ホルムスキオルジア（Ｈｏｌｍ
ｓｋｉｏｌｄｉａ）属、ランタナ（Ｌａｎｔａｎａ）
属、リピア（Ｌｉｐｐｉａ）属、ペロネマ（Ｐｅｒｏｎ
ｅｍａ）属、ペテレア（Ｐｅｔｅｒｅａ）属、プレムナ
（Ｐｒｅｍｎａ）属、スタキタルフェア（Ｓｔａｃｈｙ
ｔａｒｐｈｅａ）属、テクトナ（Ｔｅｃｔｏｎａ）属、
ビテクス（Ｖｉｔｅｘ）属、（３）マメ科では、アカシ
ア（Ａｃａｃｉａ）属、アデナンテラ（Ａｄｅｎａｎｔ
ｈｅｒａ）属、アフゼリア（Ａｆｚｅｌｉａ）属、アル
ビツィア（Ａｌｂｉｚｚｉａ）属、アムヘルスチア（Ａ
ｍｈｅｒｓｔｉａ）属、アムフィマス（Ａｍｐｈｉｍａ
ｓ）属、アンディラ（Ａｎｄｉｒａ）属、アントノタ
（Ａｎｔｈｏｎｏｔｈａ）属、アブレイア（Ａｐｕｌｅ
ｉａ）属、アストラガルス（Ａｓｔｒａｇａｌｕｓ）
属、バイキアエア（Ｂａｉｋｉａｅａ）属、バフィア
（Ｂａｈｐｕａ）属、バウヒニア（Ｂａｕｈｉｎｉａ）
属、ベルリニア（Ｂｅｒｌｉｎｉａ）属、ボウディキア
（Ｂｏｗｄｉｃｈｉａ）属、ブラキステギア（Ｂｒａｃ
ｈｙｓｔｅｇｉａ）属、ブロウネア（Ｂｒｏｗｎｅａ）
属、ブリア（Ｂｒｙａ）属、ブルケア（Ｂｕｒｋｅａ）
属、カエサルノビニア（Ｃａｅｓａｌｐｉｎｉａ）属、
カジャヌス（Ｃａｊａｎｕｓ）属、カリアンドラ（Ｃａ
ｌｌｉａｎｄｒａ）属、カルポカリクス（Ｃａｌｐｏｃ
ａｌｙｘ）属、カラガナ（Ｃａｒａｇａｎａ）属、カシ
ア（Ｃａｓｓｉａ）属、カスタノスペルムム（Ｃａｓｔ
ａｎｏｓｐｅｒｍｕｍ）属、セントロロピウム（Ｃｅｎ
ｔｒｏｌｏｂｉｕｍ）属、セラトニア（Ｃｅｒａｔｏｎ
ｉａ）属、セルシス（Ｃｅｒｃｉｓ）属、コリゼマ（Ｃ
ｈｏｒｉｚｅｍａ）属、クラドラスティス（Ｃｌａｄｒ
ａｓｔｉｓ）属、クリアンタス（Ｃｌｉａｎｔｈｕｓ）
属、コパイフェラ（Ｃｏｐａｉｆｅｒａ）属、クロタラ
リア（Ｃｒｏｔａｌａｒｉａ）属、クリプトセパルム
（Ｃｒｙｐｔｏｓｅｐａｌｕｍ）属、シリコディスクス
（Ｃｙｌｉｃｏｄｉｓｃｕｓ）属、シノメトゥラ（Ｃｙ
ｎｏｍｅｔｒａ）属、シティスス（Ｃｙｔｉｓｕｓ）
属、ダルベルギア（Ｄａｌｂｅｒｇｉａ）属、ダニエリ
ア（Ｄａｎｉｅｌｌｉａ）属、ダロニクス（Ｄａｌｏｎ
ｉｘ）属、デリス（Ｄｅｒｒｉｓ）属、デスマンタス
（Ｄｅｓｍａｎｔｈｕｓ）属、デスモディウム（Ｄｅｓ
ｍｏｄｉｕｍ）属、ディアリウム（Ｄｉａｌｉｕｍ）
属、ディコリニア（Ｄｉｃｏｒｙｎｉａ）属、ディデロ
チア（Ｄｉｄｅｌｏｔｉａ）属、ディフィサ（Ｄｉｐｈ
ｙｓａ）属、ディプテリクス（Ｄｉｐｔｅｒｙｘ）属、
ディステモナンタス（Ｄｉｓｔｅｍｏｎａｎｔｈｕｓ）
属、エンタダ（Ｅｎｔａｄａ）属、エンチロロビウム
（Ｅｎｔｅｒｏｌｏｂｉｕｍ）属、エペルア（Ｅｐｅｕ
ａ）属、イウクレスタ（Ｅｕｃｈｒｅｓｔａ）属、エリ
スリナ（Ｅｒｙｔｈｒｉｎａ）属、エリスロフレウム
（Ｅｒｙｔｈｒｏｐｈｌｅｕｍ）属、ギルベルチオデン
ドロン（Ｇｉｌｂｅｒｔｉｏｄｅｎｄｒｏｎ）属、グレ
ディツシア（Ｇｌｅｄｉｔｓｃｈｉａ）属、ゴスウェイ
レロデンドロン（Ｇｏｓｓｗｅｉｌｅｒｏｄｅｎｄｒｏ
ｎ）属、グイボウルチア（Ｇｕｉｂｏｕｒｔｉａ）属、
ヘマトキシロン（Ｈａｅｍａｔｏｘｙｌｏｎ）属、ハプ
ロモシア（Ｈａｐｌｏｒｍｏｓｉａ）属、ヒメナエア
（Ｈｙｍｅｎａｅａ）属、ヒメノロビウム（Ｈｙｍｅｎ
ｏｌｏｂｉｕｍ）属、インヂゴフェラ（Ｉｎｄｉｇｏｆ
ｅｒａ）属、イノカルブス（Ｉｎｏｃａｒｐｕｓ）属、
インツシア（Ｉｎｔｓｉａ）属、ジュルベルナルディア
（Ｊｕｌｂｅｒｎａｒｄｉａ）属、キンギオデンドロン
（Ｋｉｎｇｉｏｄｅｎｄｒｏｎ）属、コオムパシア（Ｋ
ｏｏｍｐａｓｓｉａ）属、レスペデザ（Ｌｅｓｐｅｄｅ
ｚａ）属、レウカエナ（Ｌｅｕｃａｅｎａ）属、ロンコ
カルプス（Ｌｏｎｃｈｏｃａｒｐｕｓ）属、マアキア
（Ｍａａｃｋｉａ）属、マカエリウム（Ｍａｃｈａｅｒ
ｉｕｍ）属、マニルトア（Ｍａｎｉｌｔｏａ）属、メラ
ノキシロン（Ｍｅｌａｎｏｘｙｌｏｎ）属、ミクロベル
リニア（Ｍｉｃｒｏｂｅｒｌｉｎｉａ）属、ミレチア
（Ｍｉｌｌｅｔｔｉａ）属、モノペタランタス（Ｍｏｎ
ｏｐｅｔａｌａｎｔｈｕｓ）属、モラ（Ｍｏｒａ）属、
ムクナ（Ｍｕｃｕｎａ）属、ミロカルプス（Ｍｙｒｏｃ
ａｒｐｕｓ）属、ミロキシロン（Ｍｙｒｏｘｙｌｏｎ）
属、ニウトニア（Ｎｅｗｔｏｎｉａ）属、オルモシア
（Ｏｒｍｏｓｉａ）属、オクシスチグマ（Ｏｘｙｓｔｉ
ｇｍａ）属、パフディア（Ｐａｈｕｄｉａ）属、パラベ
ルリニア（Ｐａｒａｂｅｒｌｉｎｉａ）属、パルキア
（Ｐａｒｋｉａ）属、ペルトギネ（Ｐｅｒｔｏｇｙｎ
ｅ）属、ペリコプシス（Ｐｅｒｉｃｏｐｓｉｓ）属、ピ
プタデニア（Ｐｉｐｔａｄｅｎｉａ）属、ピプタデニア
スツルム（Ｐｉｐｔａｄｅｉａｓｔｒｕｍ）属、ピシヂ
ィア（Ｐｉｓｃｉｄｉａ）属、ピテセロビウム（Ｐｉｔ
ｈｅｃｅｌｌｏｂｉｕｍ）属、プラチシアムス（Ｐｌａ
ｔｙｃｙａｍｕｓ）属、プラチミスシウム（Ｐｌａｔｙ
ｍｉｓｃｉｕｍ）属、ポインシアナ（Ｐｏｉｎｃｉａｎ
ａ）属、ポンガミア（Ｐｏｎｇａｍｉａ）属、プリオリ
（Ｐｒｉｏｒｉａ）属、プロソピス（Ｐｒｏｓｏｐｉ
ｓ）属、シュウドシンドラ（Ｐｓｅｕｄｏｓｉｎｄｏｒ
ａ）属、プテロカルプス（Ｐｔｅｒｏｃａｕｐｕｓ）
属、プテロギネ（Ｐｔｅｒｏｇｙｎｅ）属、ロビニア
（Ｒｏｂｉｎｉａ）属、サマネア（Ｓａｍａｎｅａ）
属、サラカ（Ｓａｒａｃａ）属、セスバニア（Ｓｅｓｂ
ａｎｉａ）属、シンドラ（Ｓｉｎｄｒａ）属、シンドロ
プシス（Ｓｉｎｄｏｒｏｐｓｉｓ）属、ソフォラ（Ｓｏ
ｐｈｏｒａ）属、スパルチウム（Ｓｅｓｂａｎｉａ）
属、スウェエチア（Ｓｗｅｅｓｔｉａ）属、タマリンダ
ス（Ｔａｍａｒｉｎｄｕｓ）属、テスマニア（Ｔｅｓｓ
ｍａｎｎｉａ）属、テトラベルリニア（Ｔｅｔｒａｂｅ
ｒｌｉｎｉａ）属、トレセア（Ｔｏｒｒｅｓｅａ）属、
トラキロピウム（Ｔｒａｃｈｙｌｏｂｉｕｍ）属、ボウ
アカポウア（Ｖｏｕａｃａｐｏｕａ）属、ワラセオテン
ドロン（Ｗａｌｌａｃｅｏｄｅｎｄｒｏｎ）属、ウィス
テリア（Ｗｉｓｔｅｒｉａ）属、キシリア（Ｘｙｌｉ
ａ）属、またスワルチア（Ｓｗａｒｔｚｉａ）属のスワ
ルチア・フィスツロイデス（Ｓｗａｒｔｚｉａｆｉｓｔ
ｕｌｏｉｄｅｓ）、エス・マダカスカリエンシス（Ｓ．
ｍａｄａｇａｓｃａｒｉｅｎｓｉｓ）、エス・ポフィラ
（Ｓ．ｐｏｌｙｐｈｙｌｌａ）、クルミ科ではエンゲル
ハルドゥチア（Ｅｎｇｅｌｈａｒｄｔｉａ）属、ジュグ
ランス（Ｊｕｇｌａｎｓ）属、ペトゥロフィロイデス
（Ｐｅｔｒｏｐｈｉｌｏｉｄｅｓ）属、プラチカリア
（Ｐｌａｔｙｃａｒｙａ）属、プテロカリア（Ｐｔｅｒ
ｏｃａｒｙａ）属を挙げることができる。

【０００９】これらの中では特にＤｉｏｓｐｙｒｏｓ
属、Ｔｅｃｔｏｎａ属、Ｃａｅｓａｌｐｉｎｉａ属、Ｇ
ｕｉｂｏｕｒｔｉａ属、Ｐｔｅｒｏｃａｓｐｕｓ属、Ｊ
ｕｇｌａｎｓ属が好ましく、具体的にはコスタン、チー
ク、ブラジルウッド、ブビンガ、ビルマパダウラ、クル
ミなどが挙げられる。

【００１０】本発明では、上記木本植物の木質部分を用
いるが、木質部分としては、樹幹の材、樹皮、枝などを
用いることができる。

【００１１】この木本植物の木質部分の溶媒抽出物を得
る方法としては公知の方法を採用することができ、木質
部分を粉砕したものなどを抽出溶媒中に温浸するなどの
方法を用いることができる。

【００１２】抽出溶媒としては、水、メタノール、エタ
ノール、アセトン、酢酸エチル、プロピレングリコー
ル、ジオキサン、エチレンクロライド、エチルエーテ
ル、ベンゼン、トルエン、ジクロルエタン、ジクロルメ
タン、クロロホルム、四塩化炭素、シクロヘキサン、リ
グロイン、石油エーテル、ｎ−ヘキサン等、極性溶媒、
非極性溶媒のいずれでもよく、またはこれらの混合溶媒
でもよい。

【００１３】なお、本発明では、上記溶媒抽出物はその
１種を用いても２種以上を併用してもよく、また上記抽
出の際に２種以上の原料を用いて同時に抽出した混合抽
出物を用いてもよい。

【００１４】上記溶媒抽出物の配合量は適宜選定される
が、通常組成物全体の０．００１〜５％（重量％、以下
同じ）、特に０．１〜２％である。

【００１５】本発明の口腔用組成物には、上記抽出物に
加え、その組成物に応じた常用成分、例えば歯磨の場合
には研磨剤、粘結剤、粘稠剤、界面活性剤、甘味剤、香
料などを常用量で配合することができる。

【００１６】

【発明の効果】本発明の口腔用組成物は、上記木本植物
の木質部分の溶媒抽出物を配合していることにより、
Ｓ．ｍｕｔａｎｓ、Ｐ．ｇｉｎｇｉｖａｌｉｓ、Ｆ．ｎ
ｕｃｌｅａｔｕｍに対する抗菌力が高く、う蝕及び歯周
病の予防に有効である。

【００１７】

【実施例】以下、実験例及び実施例により本発明を更に
具体的に説明するが、本発明は下記の例に制限されるも
のではない。

【００１８】〔実験例〕抽出物の製造 コクタンの材１００ｇを粉砕し、これに５００ｍｌの３
０％エタノール水溶液を加えて１時間振盪抽出し、抽出
液を減圧濃縮して９．２ｇの抽出物を得た。また、ブラ
ジルウッドの材１００ｇを粉砕し、これに３００ｍｌの
酢酸エチルを加えて１時間振盪抽出し、抽出液を減圧濃
縮して４．１ｇの抽出物を得た。更に、上記と同様にし
て表１に示す抽出物を得た。抗菌力の評価 上記抽出物につきその抗菌力を下記方法で評価した。こ
の場合、菌種としては下記の３種を使用した。結果を表
１に示す。 ストレプトコッカス・ミュウタンス６７１５（Ｓｔｒｅ
ｐｔｏｃｏｃｃｕｓ ｍｕｔａｎｓ６７１５） ポルフィロモナス・ジンジバリス３８１（Ｐｏｒｐｈｙ
ｒｏｍｏｎａｓ ｇｉｎｇｉｖａｌｉｓ３８１） フゾバクテリウム・ヌクレイタム１４３６（Ｆｕｓｏｂ
ａｃｔｅｒｉｕｍ ｎｕｃｌｅａｔｕｍ１４３６）

【００１９】あらかじめ直径８ｃｍのシャーレにトッド
・へウィット・ブロス（ＴＨＢ）寒天培地平板を作成し
ておく。これに各菌用の軟寒天培地２．５ｍｌ（溶解後
４８℃に保温）にそれぞれ前培養した菌液０．１ｍｌを
加え、撹拌後この平板上に重ねて撒いた。直径８ｍｍの
ペパーディスク（東洋濾紙製，Ｔｈｉｃｋ Ｔｙｐｅ）
に所定量の抽出物を吸収させてこの平板上に置き、２日
間３７℃で嫌気培養した後、阻止円の直径を測定した。
なお、抽出物の１ディスク当り吸収量はＰ．ｇｉｎｇｉ
ｖａｌｉｓの場合０．１５ｍｇ、Ｓ．ｍｕｔａｎｓ，
Ｆ．ｎｕｃｌｅａｔｕｍの場合１．５ｍｇとした。

【００２０】

【表１】

【００２１】表１の結果より、カキノキ科、クマツヅラ
科、マメ科、クルミ科の植物の木質部分（材）の抽出物
がＳ．ｍｕｔａｎｓ、Ｐ．ｇｉｎｇｉｖａｌｉｓ、Ｆ．
ｎｕｃｌｅａｔｕｍに対し優れた抗菌作用を有すること
が認められる。

【００２２】 〔実施例１〕練歯磨 炭酸カルシウム ５０．０ ％ グリセリン ２０．０ カラゲナン ０．５ カルボキシメチルセルロース １．０ ラウリルジエタノールアマイド １．０ ショ糖モノラウレート ２．０ 香料 １．０ サッカリン ０．１ チーク材のｎ−ヘキサン抽出物 ０．３水 ２４．１ １００．０ ％

【００２３】 〔実施例２〕練歯磨 第２リン酸カルシウム・２水和物 ５０．０ ％ グリセリン ２０．０ カルボキシメチルセルロース ２．０ ラウリル硫酸ナトリウム ２．０ 香料 １．０ サッカリンナトリウム ０．１ ブビンガ材のエタノール抽出物 ０．５水 ２４．４ １００．０ ％

【００２４】 〔実施例３〕洗口剤 エタノール ２０．０ ％ 香料 １．０ ラウリルジエタノールアマイド ０．３ モノフルオロリン酸ナトリウム ０．１ サッカリンナトリウム ０．０５ ブラジルウッド材の酢酸エチル抽出物 １．０水 ７７．５５ １００．０ ％

【００２５】 〔実施例４〕うがい用錠剤 炭酸水素ナトリウム ５４．０ ％ クエン酸 １７．０ 無水硫酸ナトリウム １２．８ 第２リン酸ナトリウム １０．０ ポリエチレングリコール ３．０ モノフルオロリン酸ナトリウム ０．１ 香料 ２．０ オレイン酸 ０．１コクタン材の３０％エタノール抽出物 １．０ １００．０ ％

【００２６】 〔実施例５〕キャンディ 砂糖 ５０．０ ％ 水飴 ３３．０ 有機酸 ２．０ 香料 ０．２ クルミ材のエタノール抽出物 ０．２ チーク材のｎ−ヘキサン抽出物 ０．２水 １４．４ １００．０ ％

【００２７】 〔実施例６〕チューインガム 砂糖 ５３．０ ％ ガムベース ２０．０ グルコース １０．０ 水飴 １６．０ 香料 ０．５ビルマパダウクの３０％エタノール抽出物 ０．５ １００．０ ％ 〔実施例７〕チューインガム 砂糖 ５５．０ ％ ガムベース ２０．０ コーンシロップ １２．０ 水飴 １２．３ 香料 ０．５クルミ材のエタノール抽出物 ０．２ １００．０ ％

─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成５年１０月２２日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】０００８

【補正方法】変更

【補正内容】

【０００８】ここで、このような木本植物を例示する
と、（１）カキノキ科ではジオスピロス（Ｄｉｏｓｐｙ
ｒｏｓ）属、（２）クマツヅラ科ではアビセニア（Ａｖ
ｉｃｅｎｎｉａ）属、カリカルパ（Ｃａｌｌｉｃａｒｐ
ａ）属、クレロデンドロン（Ｃｌｅｒｏｄｅｎｄｒｏ
ｎ）属、ドゥランタ（Ｄｕｒａｎｔａ）属、グメリア
（Ｇｍｅｌｉｎａ）属、ホルムスキオルジア（Ｈｏｌｍ
ｓｋｉｏｌｄｉａ）属、ランタナ（Ｌａｎｔａｎａ）
属、リピア（Ｌｉｐｐｉａ）属、ペロネマ（Ｐｅｒｏｎ
ｅｍａ）属、ペテレア（Ｐｅｔｅｒｅａ）属、プレムナ
（Ｐｒｅｍｎａ）属、スタキタルフェア（Ｓｔａｃｈｙ
ｔａｒｐｈｅａ）属、テクトナ（Ｔｅｃｔｏｎａ）属、
ビテクス（Ｖｉｔｅｘ）属、（３）マメ科では、アカシ
ア（Ａｃａｃｉａ）属、アデナンテラ（Ａｄｅｎａｎｔ
ｈｅｒａ）属、アフゼリア（Ａｆｚｅｌｉａ）属、アル
ビツィア（Ａｌｂｉｚｚｉａ）属、アムヘルスチア（Ａ
ｍｈｅｒｓｔｉａ）属、アムフィマス（Ａｍｐｈｉｍａ
ｓ）属、アンディラ（Ａｎｄｉｒａ）属、アントノタ
（Ａｎｔｈｏｎｏｔｈａ）属、アプレイア（Ａｐｕｌｅ
ｉａ）属、アストラガルス（Ａｓｔｒａｇａｌｕｓ）
属、バイキアエア（Ｂａｉｋｉａｅａ）属、バフィア
（Ｂａｐｈｉａ）属、バウヒニア（Ｂａｕｈｉｎｉａ）
属、ベルリニア（Ｂｅｒｌｉｎｉａ）属、ボウディキア
（Ｂｏｗｄｉｃｈｉａ）属、ブラキステギア（Ｂｒａｃ
ｈｙｓｔｅｇｉａ）属、ブロウネア（Ｂｒｏｗｎｅａ）
属、ブリア（Ｂｒｙａ）属、ブルケア（Ｂｕｒｋｅａ）
属、カエサルノピニア（Ｃａｅｓａｌｐｉｎｉａ）属、
カジャヌス（Ｃａｊａｎｕｓ）属、カリアンドラ（Ｃａ
ｌｌｉａｎｄｒａ）属、カルポカリクス（Ｃａｌｐｏｃ
ａｌｙｘ）属、カラガナ（Ｃａｒａｇａｎａ）属、カシ
ア（Ｃａｓｓｉａ）属、カスタノスペルムム（Ｃａｓｔ
ａｎｏｓｐｅｒｍｕｍ）属、セントロロビウム（Ｃｅｎ
ｔｒｏｌｏｂｉｕｍ）属、セラトニア（Ｃｅｒａｔｏｎ
ｉａ）属、セルシス（Ｃｅｒｃｉｓ）属、コリゼマ（Ｃ
ｈｏｒｉｚｅｍａ）属、クラドラスティス（Ｃｌａｄｒ
ａｓｔｉｓ）属、クリアンタス（Ｃｌｉａｎｔｈｕｓ）
属、コパイフェラ（Ｃｏｐａｉｆｅｒａ）属、クロタラ
リア（Ｃｒｏｔａｌａｒｉａ）属、クリプトセパルム
（Ｃｒｙｐｔｏｓｅｐａｌｕｍ）属、シリコディスクス
（Ｃｙｌｉｃｏｄｉｓｃｕｓ）属、シノメトゥラ（Ｃｙ
ｎｏｍｅｔｒａ）属、シティスス（Ｃｙｔｉｓｕｓ）
属、ダルベルギア（Ｄａｌｂｅｒｇｉａ）属、ダニエリ
ア（Ｄａｎｉｅｌｌｉａ）属、ダロニクス（Ｄａｌｏｎ
ｉｘ）属、デリス（Ｄｅｒｒｉｓ）属、デスマンタス
（Ｄｅｓｍａｎｔｈｕｓ）属、デスモディウム（Ｄｅｓ
ｍｏｄｉｕｍ）属、ディアリウム（Ｄｉａｌｉｕｍ）
属、ディコリニア（Ｄｉｃｏｒｙｎｉａ）属、ディデロ
チア（Ｄｉｄｅｌｏｔｉａ）属、ディフィサ（Ｄｉｐｈ
ｙｓａ）属、ディプテリクス（Ｄｉｐｔｅｒｙｘ）属、
ディステモナンタス（Ｄｉｓｔｅｍｏｎａｎｔｈｕｓ）
属、エンタダ（Ｅｎｔａｄａ）属、エンテロロビウム
（Ｅｎｔｅｒｏｌｏｂｉｕｍ）属、エペルア（Ｅｐｅｕ
ａ）属、イウクレスタ（Ｅｕｃｈｒｅｓｔａ）属、エリ
スリナ（Ｅｒｙｔｈｒｉｎａ）属、エリスロフレウム
（Ｅｒｙｔｈｒｏｐｈｌｅｕｍ）属、ギルベルチオデン
ドロン（Ｇｉｌｂｅｒｔｉｏｄｅｎｄｒｏｎ）属、グレ
ディツシア（Ｇｌｅｄｉｔｓｃｈｉａ）属、ゴスウェイ
レロデンドロン（Ｇｏｓｓｗｅｉｌｅｒｏｄｅｎｄｒｏ
ｎ）属、グイボウルチア（Ｇｕｉｂｏｕｒｔｉａ）属、
ヘマトキシロン（Ｈａｅｍａｔｏｘｙｌｏｎ）属、ハプ
ロモシア（Ｈａｐｌｏｒｍｏｓｉａ）属、ヒメナエア
（Ｈｙｍｅｎａｅａ）属、ヒメノロビウム（Ｈｙｍｅｎ
ｏｌｏｂｉｕｍ）属、インヂゴフェラ（Ｉｎｄｉｇｏｆ
ｅｒａ）属、イノカルプス（Ｉｎｏｃａｒｐｕｓ）属、
インツシア（Ｉｎｔｓｉａ）属、ジュルベルナルディア
（Ｊｕｌｂｅｒｎａｒｄｉａ）属、キンギオデンドロン
（Ｋｉｎｇｉｏｄｅｎｄｒｏｎ）属、コオムパシア（Ｋ
ｏｏｍｐａｓｓｉａ）属、レスペデザ（Ｌｅｓｐｅｄｅ
ｚａ）属、レウカエナ（Ｌｅｕｃａｅｎａ）属、ロンコ
カルプス（Ｌｏｎｃｈｏｃａｒｐｕｓ）属、マアキア
（Ｍａａｃｋｉａ）属、マカエリウム（Ｍａｃｈａｅｒ
ｉｕｍ）属、マニルトア（Ｍａｎｉｌｔｏａ）属、メラ
ノキシロン（Ｍｅｌａｎｏｘｙｌｏｎ）属、ミクロベル
リニア（Ｍｉｃｒｏｂｅｒｌｉｎｉａ）属、ミレチア
（Ｍｉｌｌｅｔｔｉａ）属、モノペタランタス（Ｍｏｎ
ｏｐｅｔａｌａｎｔｈｕｓ）属、モラ（Ｍｏｒａ）属、
ムクナ（Ｍｕｃｕｎａ）属、ミロカルプス（Ｍｙｒｏｃ
ａｒｐｕｓ）属、ミロキシロン（Ｍｙｒｏｘｙｌｏｎ）
属、ニウトニア（Ｎｅｗｔｏｎｉａ）属、オルモシア
（Ｏｒｍｏｓｉａ）属、オクシスチグマ（Ｏｘｙｓｔｉ
ｇｍａ）属、パフディア（Ｐａｈｕｄｉａ）属、パラベ
ルリニア（Ｐａｒａｂｅｒｌｉｎｉａ）属、パルキア
（Ｐａｒｋｉａ）属、ペルトギネ（Ｐｅｒｔｏｇｙｎ
ｅ）属、ペリコプシス（Ｐｅｒｉｃｏｐｓｉｓ）属、ピ
プタデニア（Ｐｉｐｔａｄｅｎｉａ）属、ピプタデニア
スツルム（Ｐｉｐｔａｄｅｉａｓｔｒｕｍ）属、ピシデ
ィア（Ｐｉｓｃｉｄｉａ）属、ピテセロビウム（Ｐｉｔ
ｈｅｃｅｌｌｏｂｉｕｍ）属、プラチシアムス（Ｐｌａ
ｔｙｃｙａｍｕｓ）属、プラチミスシウム（Ｐｌａｔｙ
ｍｉｓｃｉｕｍ）属、ポインシアナ（Ｐｏｉｎｃｉａｎ
ａ）属、ポンガミア（Ｐｏｎｇａｍｉａ）属、プリオリ
ア（Ｐｒｉｏｒｉａ）属、プロソピス（Ｐｒｏｓｏｐｉ
ｓ）属、シュウドシンドラ（Ｐｓｅｕｄｏｓｉｎｄｏｒ
ａ）属、プテロカルプス（Ｐｔｅｒｏｃａｒｐｕｓ）
属、プテロギネ（Ｐｔｅｒｏｇｙｎｅ）属、ロビニア
（Ｒｏｂｉｎｉａ）属、サマネア（Ｓａｍａｎｅａ）
属、サラカ（Ｓａｒａｃａ）属、セスバニア（Ｓｅｓｂ
ａｎｉａ）属、シンドラ（Ｓｉｎｄｏｒａ）属、シンド
ロプシス（Ｓｉｎｄｏｒｏｐｓｉｓ）属、ソフォラ（Ｓ
ｏｐｈｏｒａ）属、スパルチウム（Ｓｐａｒｔｉｕｍ）
属、スウェエチア（Ｓｗｅｅｔｉａ）属、タマリンダス
（Ｔａｍａｒｉｎｄｕｓ）属、テスマニア（Ｔｅｓｓｍ
ａｎｎｉａ）属、テトラベルリニア（Ｔｅｔｒａｂｅｒ
ｌｉｎｉａ）属、トレセア（Ｔｏｒｒｅｓｅａ）属、ト
ラキロビウム（Ｔｒａｃｈｙｌｏｂｉｕｍ）属、ボウア
カポウア（Ｖｏｕａｃａｐｏｕａ）属、ワラセオデンド
ロン（Ｗａｌｌａｃｅｏｄｅｎｄｒｏｎ）属、ウィステ
リア（Ｗｉｓｔｅｒｉａ）属、キシリア（Ｘｙｌｉａ）
属、またスワルチア（Ｓｗａｒｔｚｉａ）属のスワルチ
ア・フィスツロイデス（Ｓｗａｒｔｚｉａ ｆｉｓｔｕ
ｌｏｉｄｅｓ）、エス・マダカスカリエンシス（Ｓ．ｍ
ａｄａｇａｓｃａｒｉｅｎｓｉｓ）、エス・ポリフィラ
（Ｓ．ｐｏｌｙｐｈｙｌｌａ）、クルミ科ではエンゲル
ハルドゥチア（Ｅｎｇｅｌｈａｒｄｔｉａ）属、ジュグ
ランス（Ｊｕｇｌａｎｓ）属、ペトゥロフィロイデス
（Ｐｅｔｒｏｐｈｉｌｏｉｄｅｓ）属、プラチカリア
（Ｐｌａｔｙｃａｒｙａ）属、プテロカリア（Ｐｔｅｒ
ｏｃａｒｙａ）属を挙げることができる。

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】０００９

【補正方法】変更

【補正内容】

【０００９】これらの中では特にＤｉｏｓｐｙｒｏｓ
属、Ｔｅｃｔｏｎａ属、Ｃａｅｓａｌｐｉｎｉａ属、Ｇ
ｕｉｂｏｕｒｔｉａ属、Ｐｔｅｒｏｃａｒｐｕｓ属、Ｊ
ｕｇｌａｎｓ属が好ましく、具体的にはコクタン、チー
ク、ブラジルウッド、ブビンガ、ビルマパダウク、クル
ミなどが挙げられる。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 カキノキ科、クマツヅラ科、マメ科及び
   クルミ科から選ばれる木本植物の木質部分の溶媒抽出物
   を含有してなることを特徴とする口腔用組成物。