JPH076977Y2 - ローラレベラの自在継手スピンドル支持装置 - Google Patents
ローラレベラの自在継手スピンドル支持装置Info
- Publication number
- JPH076977Y2 JPH076977Y2 JP11849289U JP11849289U JPH076977Y2 JP H076977 Y2 JPH076977 Y2 JP H076977Y2 JP 11849289 U JP11849289 U JP 11849289U JP 11849289 U JP11849289 U JP 11849289U JP H076977 Y2 JPH076977 Y2 JP H076977Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- universal joint
- joint spindle
- coupling
- leveling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、厚板、薄板の形状を矯正するローラレベラ
の自在継手スピンドル支持装置に関するものである。
の自在継手スピンドル支持装置に関するものである。
厚板等のローラレベラは、第2,3図に示すように、レベ
リングロール1を上下に千鳥状に配列し、被矯正材に交
互の繰り返し曲げを与えることにより形状を矯正するも
のであり、一般にロールユニット2は本体と別ユニット
とされると共に、動力伝達用の自在継手スピンドルとし
てのユニバーサルジョイント(以下UJという)3を介し
て駆動装置4に連結され、ロール交換時には、ロールユ
ニット2(例えばロールユニットの全重量は70トン)の
みを本体外へ引き出す構造となっている。
リングロール1を上下に千鳥状に配列し、被矯正材に交
互の繰り返し曲げを与えることにより形状を矯正するも
のであり、一般にロールユニット2は本体と別ユニット
とされると共に、動力伝達用の自在継手スピンドルとし
てのユニバーサルジョイント(以下UJという)3を介し
て駆動装置4に連結され、ロール交換時には、ロールユ
ニット2(例えばロールユニットの全重量は70トン)の
みを本体外へ引き出す構造となっている。
そのため、ロールと切離されるUJ(例えば、1本が1ト
ン)は、両端が自在継手であることから、第2図に示す
ように、その先端のカップリング5を支持装置6,7で支
持し、ロール抜き出し後もロール抜き出し前の状態を保
持し、ロールの再セットを容易かつ短時間に行なえるよ
うにしている。また、実公昭54-9871号公報では、ロー
ル径の変化による上下ロールの上下位置変化に対し、支
持装置6,7を別々に上下位置調整可能とすることによ
り、ロール軸端芯とUJの穴芯を合わせることが提案され
ている。
ン)は、両端が自在継手であることから、第2図に示す
ように、その先端のカップリング5を支持装置6,7で支
持し、ロール抜き出し後もロール抜き出し前の状態を保
持し、ロールの再セットを容易かつ短時間に行なえるよ
うにしている。また、実公昭54-9871号公報では、ロー
ル径の変化による上下ロールの上下位置変化に対し、支
持装置6,7を別々に上下位置調整可能とすることによ
り、ロール軸端芯とUJの穴芯を合わせることが提案され
ている。
一方、ローラレベラでは、被矯正材の噛み込みを容易と
するために、レベリングロール1の前後に、レベリング
ロール1と別作動するホールドダウンロール8を設ける
ことがあり、この場合、ホールドダウンロール8の支持
装置は上レベリングロール用カップリング5Uの支持装置
6と一体型とされていた。
するために、レベリングロール1の前後に、レベリング
ロール1と別作動するホールドダウンロール8を設ける
ことがあり、この場合、ホールドダウンロール8の支持
装置は上レベリングロール用カップリング5Uの支持装置
6と一体型とされていた。
しかしながら、このような一体型であると、再セット時
にレベリングロール1とそのUJのカップリング5および
ホールドダウンロール8とそのUJのカップリング5′の
芯合わせが難しくロール交換に時間がかかっていた。す
なわち、レベリングロール1はバックアップロールとの
接当箇所や板の接当箇所が局部摩耗することから定期的
に研摩してロール形状を修正しており、再セットする
時、ロール径が小径化したレベリングロール1と径変化
のほとんどないホールドダウンロール8をゼロレベルに
セットすることから、ホールドダウンロール8の芯が相
対的に上がり、ホールドダウンロール8とそのUJのカッ
プリング5′の芯が不一致となり、ホールドダウンロー
ル8のUJカップリング5′の上下位置調整を独立して行
えないため、芯合わせが困難となっている。
にレベリングロール1とそのUJのカップリング5および
ホールドダウンロール8とそのUJのカップリング5′の
芯合わせが難しくロール交換に時間がかかっていた。す
なわち、レベリングロール1はバックアップロールとの
接当箇所や板の接当箇所が局部摩耗することから定期的
に研摩してロール形状を修正しており、再セットする
時、ロール径が小径化したレベリングロール1と径変化
のほとんどないホールドダウンロール8をゼロレベルに
セットすることから、ホールドダウンロール8の芯が相
対的に上がり、ホールドダウンロール8とそのUJのカッ
プリング5′の芯が不一致となり、ホールドダウンロー
ル8のUJカップリング5′の上下位置調整を独立して行
えないため、芯合わせが困難となっている。
このような場合、ホールドダウンロール8側で上下位置
調整を行なえばよいが、ロール交換時等は電源が切れ
ている時が多く、ホールドダウンロール8の圧下調整が
できない、ホールドダウンロールの圧下調整位置の作
動速度は運転上あまり遅くすることもできないため、細
かい位置調整が難しい、などの理由により、芯合わせに
時間がかかっていた。
調整を行なえばよいが、ロール交換時等は電源が切れ
ている時が多く、ホールドダウンロール8の圧下調整が
できない、ホールドダウンロールの圧下調整位置の作
動速度は運転上あまり遅くすることもできないため、細
かい位置調整が難しい、などの理由により、芯合わせに
時間がかかっていた。
この考案は、このような問題点を解消すべくなされたも
ので、その目的は、レベリングロールとそのUJカップリ
ングおよびホールドダウンロールとそのUJカップリング
の芯合わせを迅速かつ容易に行なえるローラレベラの自
在継手スピンドル支持装置を提供することにある。
ので、その目的は、レベリングロールとそのUJカップリ
ングおよびホールドダウンロールとそのUJカップリング
の芯合わせを迅速かつ容易に行なえるローラレベラの自
在継手スピンドル支持装置を提供することにある。
本考案においては、レベリングロール1およびホールド
ダウンロール8と駆動装置4とをユニバーサルジョイン
ト等の自在継手スピンドル3を介して連結してなるロー
ラレベラの自在継手スピンドル支持装置において、レベ
リングロール用自在継手スピンドル3の支持装置6ある
いは7に、ホールドダウンロール用自在継手スピンドル
3′のカップリング5′を昇降調整装置9を介して支持
させる。
ダウンロール8と駆動装置4とをユニバーサルジョイン
ト等の自在継手スピンドル3を介して連結してなるロー
ラレベラの自在継手スピンドル支持装置において、レベ
リングロール用自在継手スピンドル3の支持装置6ある
いは7に、ホールドダウンロール用自在継手スピンドル
3′のカップリング5′を昇降調整装置9を介して支持
させる。
昇降調整装置9は、比較的大荷重を支え微調整できるも
のであればよく、ウォームジャッキ方式が好ましい。支
持装置6,7は従来と同様に上下位置調整可能なものを用
いる。
のであればよく、ウォームジャッキ方式が好ましい。支
持装置6,7は従来と同様に上下位置調整可能なものを用
いる。
〔作用〕 上下ロールユニット2を引き込むに際し、先ずレベリン
グロール用支持装置6,7を作動させてレベリングロール
1の軸端芯と、そのレベリングロール用自在継手スピン
ドル3のカップリング5の穴芯を一致させ、ロール軸端
をカップリングに挿入する手前で、昇降調整装置9によ
りホールドダウンロール8の軸端芯と、そのホールドダ
ウンロール用自在継手スピンドル3′のカップリング
5′の穴芯を微調整して一致させ、ロール軸端をカップ
リングに挿入する。
グロール用支持装置6,7を作動させてレベリングロール
1の軸端芯と、そのレベリングロール用自在継手スピン
ドル3のカップリング5の穴芯を一致させ、ロール軸端
をカップリングに挿入する手前で、昇降調整装置9によ
りホールドダウンロール8の軸端芯と、そのホールドダ
ウンロール用自在継手スピンドル3′のカップリング
5′の穴芯を微調整して一致させ、ロール軸端をカップ
リングに挿入する。
レベリングロール1のロール径変化により、ホールドダ
ウンロール8の上下位置が変化していても、芯合わせを
迅速かつ容易に行なえる。
ウンロール8の上下位置が変化していても、芯合わせを
迅速かつ容易に行なえる。
第1図に示すように、上レベリングロール1UのUJカップ
リング5Uを、支持装置6により支持し、下レベリングロ
ール1LのUJカップリング5Lを、支持装置6の下方に配置
した支持装置7により支持する。
リング5Uを、支持装置6により支持し、下レベリングロ
ール1LのUJカップリング5Lを、支持装置6の下方に配置
した支持装置7により支持する。
この支持装置6,7は、カップリング5を受ける支承台1
0、この支承台が突設されるビーム11、ビームを昇降さ
せるウォームジャッキ12、このウォームジャッキ12を動
力伝達機構13を介して駆動するモータ14から構成し、下
ロールの支承台10Lの支柱を上ロールのビーム11Uに貫通
させることにより、上下のカップリング5U,5Lを個別に
上下位置調整可能とする。
0、この支承台が突設されるビーム11、ビームを昇降さ
せるウォームジャッキ12、このウォームジャッキ12を動
力伝達機構13を介して駆動するモータ14から構成し、下
ロールの支承台10Lの支柱を上ロールのビーム11Uに貫通
させることにより、上下のカップリング5U,5Lを個別に
上下位置調整可能とする。
ホールドダウンロール8のUJカップリング5′は、入
側、出側における上レベリングロール1Uのカップリング
5Uに近接して設置されており、昇降調整装置9を介して
上ロールの支持装置6に支持させる。
側、出側における上レベリングロール1Uのカップリング
5Uに近接して設置されており、昇降調整装置9を介して
上ロールの支持装置6に支持させる。
この昇降調整装置9は、ホールドダウンロール8のUJカ
ップリング5′を受ける支承台15、この支承台を昇降さ
せるウォームジャッキ16から構成し、ハンドル17を回す
ことによりUJカップリング5′の上下位置を微調整でき
るようにする。
ップリング5′を受ける支承台15、この支承台を昇降さ
せるウォームジャッキ16から構成し、ハンドル17を回す
ことによりUJカップリング5′の上下位置を微調整でき
るようにする。
前述のとおり、本考案はホールドダウンロール用自在継
手スピンドルの被支持部と昇降調整装置を介して支持す
るようにしたため、レベリングロールとそのUJカップリ
ングおよびホールドダウンロールとそのUJカップリング
の芯合わせを迅速かつ容易に行なえ、ロール交換作業の
能率向上を図ることができる。
手スピンドルの被支持部と昇降調整装置を介して支持す
るようにしたため、レベリングロールとそのUJカップリ
ングおよびホールドダウンロールとそのUJカップリング
の芯合わせを迅速かつ容易に行なえ、ロール交換作業の
能率向上を図ることができる。
第1図は、この考案に係る支持装置を示す部分断面図、
第2図はローラレベラを示す概略図、第3図はそのロー
ル配列を示す概略図である。 1……レベリングロール 2……ロールユニット 3……自在継手スピンドル (ユニバーサルジョイント) 4……駆動装置 5……被支持部(カップリング) 6,7……レベリングロール用支持装置 8……ホールドダウンロール 9……昇降調整装置 10,15……支承台、11……ビーム 12,16……ウォームジャッキ
第2図はローラレベラを示す概略図、第3図はそのロー
ル配列を示す概略図である。 1……レベリングロール 2……ロールユニット 3……自在継手スピンドル (ユニバーサルジョイント) 4……駆動装置 5……被支持部(カップリング) 6,7……レベリングロール用支持装置 8……ホールドダウンロール 9……昇降調整装置 10,15……支承台、11……ビーム 12,16……ウォームジャッキ
Claims (1)
- 【請求項1】レベリングロールおよびホールドダウンロ
ールと駆動装置とを自在継手スピンドルを介して連結し
てなるローラレベラの自在継手スピンドル支持装置にお
いて、 レベリングロール用自在継手スピンドルの支持装置に、
ホールドダウンロール用自在継手スピンドルのカップリ
ングを昇降調整装置を介して支持させたことを特徴とす
るローラレベラの自在継手スピンドル支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11849289U JPH076977Y2 (ja) | 1989-10-09 | 1989-10-09 | ローラレベラの自在継手スピンドル支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11849289U JPH076977Y2 (ja) | 1989-10-09 | 1989-10-09 | ローラレベラの自在継手スピンドル支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0357416U JPH0357416U (ja) | 1991-06-03 |
JPH076977Y2 true JPH076977Y2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=31666656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11849289U Expired - Lifetime JPH076977Y2 (ja) | 1989-10-09 | 1989-10-09 | ローラレベラの自在継手スピンドル支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH076977Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018103244A (ja) * | 2016-12-28 | 2018-07-05 | ソノルカエンジニアリング株式会社 | ロールユニット交換式ローラレベラ |
-
1989
- 1989-10-09 JP JP11849289U patent/JPH076977Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018103244A (ja) * | 2016-12-28 | 2018-07-05 | ソノルカエンジニアリング株式会社 | ロールユニット交換式ローラレベラ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0357416U (ja) | 1991-06-03 |
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