JPH076926Y2 - 甲 手 - Google Patents

甲 手

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JPH076926Y2
JPH076926Y2 JP1989024619U JP2461989U JPH076926Y2 JP H076926 Y2 JPH076926 Y2 JP H076926Y2 JP 1989024619 U JP1989024619 U JP 1989024619U JP 2461989 U JP2461989 U JP 2461989U JP H076926 Y2 JPH076926 Y2 JP H076926Y2
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hand
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英伸 須見
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英伸 須見
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、武道で使用する甲手(コテ)の改良に関す
る。
(従来技術) 武道で使用する甲手は、手の甲を被う「甲」と、手の掌
側を被う「手の内」と、甲から腕の方向に延びる「肘」
とからなっている。
「甲」は、表布を皮又は人工皮革と木綿布を継ぎ合わせ
た材料からなり、裏布は木綿布からなり、表裏布の間に
獣毛、羽根等のクッション材が詰込まれていて、外から
竹刀等で打たれても痛くないように配慮されている。
「手の内」は、鹿皮、フェルト等吸水性の良い材料から
なり、「甲」の周辺に取付けられて、甲と手の内とで袋
を構成し、その中に手が入るようになっている。
「肘」は、甲に接続されており、フェルト等を木綿布で
包み、刺子にしたもので、これを樋状に曲げ、こて紐で
綴ったものである。
(考案が解決しようとする課題) 従来の甲手は、手または腕を競技または練習中に、怪我
をしないようにするためにクッション材、フェルト材等
が多量に使用されている。このため激しい運動をともな
う武道においては、体内の発熱と、放熱を阻止する着
衣、防具等により、予想以上の発汗をともなうことにな
る。
甲手は吸汗性があるので、二、三回の使用で、汗による
悪臭をはなつようになり、衛生的面でも望ましいもので
はない。また、甲手で一番消耗するのは手の内で、すり
切れると、修理に出さねばならいが、修理には時間を要
し、練習ができなくなるなどの問題がある。しかも、修
理代も極めて高価である。
本考案は、一番汗を吸い、消耗の激しい手の内部材を着
脱自在とすることで、洗濯を容易にして悪臭の発生を抑
え、着脱自在とすることで、手の内が消耗したときはこ
れを新しいものと交換できるようにした甲手を提供する
ものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために、甲、肘、甲の内
側に位置する手の内からなる甲手において、前記手の内
を形成する手の内部材を手袋状に構成し、前記甲を形成
する甲部材の内側に手袋状の手の内部材を、その開口を
肘に向けて配し、該手袋状の手の内部材の甲部材側を甲
部材との周縁に設けた着脱自在な係合手段により取付け
たことを特徴とする。上記の係合手段としてには、ファ
スナー、ホック、マジックファスナー等を使用するのが
良い。
(作用) 本考案による甲手は上記の構成とするものであるので、
甲手を製作するときには手の内部材を甲部材の内側に合
わせ、係合手段により簡単に製品化することができる。
また、手の内部材が手袋状の半製品であるので、誰が作
っても仕上がり状態が均一になり甲部材への取付作業も
容易である。
一方、手袋状の手の内部材を甲部材から取り外せるの
で、手袋状の手の内部材が汚れたり消耗した場合は手袋
状の手の内部材だけを交換することができる。
(実施例) 本考案の実施例を第1図〜第4図に基いて説明する。
まず、第1図において、甲手は甲部材1、肘部材2、手
の内部材3とからなる。5はこて紐である。甲部材1お
よび肘部材2は従来の構成と全く同じで良い。
第4図に示すように、従来の甲部材1に手の内部材を取
付ける箇所すなわちミトン状の甲部材1の周辺にファス
ナー4の一片4aが縫着されている。甲部材1の手の甲が
当る部分に、マジックファスナーの一方6aを取付ける。
手の内部材3は、第2図に示すように、ミトン状の袋体
で、その周辺に手の挿入部を除いて、ファスナー4の一
片4bが縫着されている。
手の内部材3の外側を構成する外材3aは皮革、人工皮
革、フェルト等が用いられ、その内側を構成する内材3b
は木綿布が用いられている。内材3bは手の甲が当る箇所
なので、伸延する余裕が必要であるので、第3図に示す
ように、タック3cが周縁と中央部に形成されている。
手の内部材3の内材3bの手の挿入口附近にはマジックフ
ァスナーの他方6bが取付けられている。
このように構成した甲部材1と手の内部材3とは、ファ
スナー4aと4bを係合することにより、第1図のように一
体に取付けることができる。最後にマジックファスナー
6a,6bを押着すれば、ただちに使用可能となる。
(効果) 本考案は、上記構成からなるものであるから、甲部材に
手の内部材を縫着する場合、手の内部材は最初から袋状
になっているので作業が容易であり、仕上がり状態のば
らつきをなくすことができる。これにより、甲手を製品
化する場合、職人の手を使って縫着しなくても手の内部
材は係合手段によって簡単に取付けることができるもの
であり、製造コストの低下を望めるものであります。
また、手の内部材を外すことも簡単であるので、袋状に
したことで汚れを手の内部材に留め、洗濯や交換をする
こともでき、手の内部材が消耗、破損した場合には新品
の手の内部材をつけ替えれば良いものであります。使用
者にとっては、甲手の修理日数も手の内部材の短時間の
交換ですみ、修理代や予備の甲手の購入代が不要になっ
て経済的であります。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の甲手の内側正面図、第2図は手の内部
材の正面図、第3図は第2図A−A線に沿う断面図、第
4図は手の内部材を取除いた状態の甲手の内側正面図で
ある。 1〜甲部材、3〜手の内部材、4〜ファスナー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】甲、肘、甲の内側に位置する手の内からな
    る甲手において、前記手の内を形成する手の内部材を手
    袋状に構成し、前記甲を形成する甲部材の内側に手袋状
    の手の内部材を、その開口を肘に向けて配し、該手袋状
    の手の内部材の甲部材側を甲部材との周縁に設けた着脱
    自在な係合手段により取付けたことを特徴とする甲手。
JP1989024619U 1989-03-03 1989-03-03 甲 手 Expired - Fee Related JPH076926Y2 (ja)

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