JP3072845U - 手首保護具 - Google Patents

手首保護具

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JP3072845U JP2000002812U JP2000002812U JP3072845U JP 3072845 U JP3072845 U JP 3072845U JP 2000002812 U JP2000002812 U JP 2000002812U JP 2000002812 U JP2000002812 U JP 2000002812U JP 3072845 U JP3072845 U JP 3072845U
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JP
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JP2000002812U
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Inventor
秀二 日野
正勝 戸田
Original Assignee
株式会社ヒラタ
株式会社とだや
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手に手袋をしてプレス作業などを行うとき、
手袋と作業着の袖口との間に隙間を生じさせないで手首
を確実に保護する手首保護具を提供する。 【解決手段】 厚手布製の手甲10に布製帯状の連結部
材11の基端11aを縫い付けて固着する。手に手袋を
してプレス作業などを行うとき、手16の手首部位に手
甲10を巻き付けてベルクロファスナー12・14で止
着し、連結部材11を親指と人差指間の股部に掛けて先
端11bをベルクロファスナー13・15で手甲10に
止着し、連結部材11を介して手甲10を手16に連結
して巻着位置がずれないように規制してから、手16に
手袋を装着し、その手袋と作業着の袖口17との間に隙
間が開かないように手甲10によって手首を金属ワーク
等から保護する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】 本考案は、工場等にて手に手袋をして作業を行 うとき、手袋と作業着の袖口との間に隙間が開かないように手首部位に手甲を装 着して手首を保護する手首保護具に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、工場にてプレス作業などを行うときは、手を保護す べく、通常、手に皮製の手袋をして作業を行っている。しかし、手袋と作業着の 袖口との間には、隙間が開いているため、作業中に、この隙間を通してワークな どが手首に当ったりして手首を傷つけることがある。
【0003】 そこで、従来は、手首を傷つけないように、たとえば図5に示すとおり、比較 的厚手の皮製手甲1を手首部位に巻着してマジックテープとも呼ばれるベルクロ ファスナー2で止め、手3に皮製手袋(図示省略)をしたときに、その手袋と作 業着の袖口4との間に隙間が開かないように手甲1によって手首をワーク等から 保護している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 ところが、従来、作業時、手3を動かす うちに手甲1に位置ずれを生じ、そのために手袋と作業着の袖口4との間に隙間 が開き、結局、この隙間からワークなどが手首に当ったりして手首を傷つけてし まうという課題があった。
【0005】 そこで、本考案の目的は、手に手袋をして作業を行うとき、手袋と作業着の袖 口との間に隙間を生じさせないで手首を確実に保護する手首保護具を提供するこ とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成べく、本考案は、手に手袋 をして作業を行うとき、その手袋と作業着の袖口との間に隙間が開かないように 手首部位に手甲を装着して手首を保護する手首保護具であって、手に前記手甲を 連結して該手甲の位置ずれを規制する連結部材を備える構成としたことを特徴と する。そして、手甲を装着するとき、連結部材で手甲を手に連結して手甲の動き を規制し、その装着位置のずれを防止する。
【0007】 また、本考案は、前記連結部材を、基端を前記手甲に固着し、使用するとき指 間の股部に掛けて先端を前記手甲に着脱可能に止着する細長材で形成した構成に するとよい。そして、手甲を装着するとき、連結部材を指間の股部に掛けて手甲 に止めるだけで、手甲を手に連結して位置ずれを防止する。
【0008】 さらに、本考案は、前記連結部材を、前記手甲に両端を固着し、使用するとき 指を係合できるループ状に形成した細長材で構成してもよい。そして、手甲を装 着するとき、ループ状の連結部材に指を係合するだけで、手甲を手に連結して位 置ずれを防止する。
【0009】 またさらに、本考案は、前記連結部材を、基端を前記手甲に固着し、使用する とき先端側を指に着脱可能に巻着する細長材で形成した構成にしてもよい。そし て、手甲を装着するとき、連結部材を指に巻着するだけで、手甲を手に連結して 位置ずれを防止する。
【0010】
【考案の実施の形態】 以下、図面を参照しつつ、本考案の実施の形態につ いて説明する。
【0011】 図1に、本考案に係る手首保護具の一例として左手用のものを示す。この手首 保護具は、手甲10と連結部材11とで構成される。
【0012】 手甲10は、比較的強度のあるジーパン生地等からなる厚手の表地に、薄手の 裏地を重ねて縫製し、展開して示したとき、略扇形状になるように形成する。そ して、表地面の両端に、マジックテープとも呼ばれる大小のベルクロファスナー 12・13を縫い付け、ベルクロファスナー13の真裏で裏地面に細長なベルク ロファスナー14を縫い付けてなる。
【0013】 この手甲10には、裏地面のベルクロファスナー12位置寄りに、連結部材1 1の基端11aを縫い付けている。連結部材11は、長手の布材を幾重かに折り 重ねて強度のある帯状に縫製し、先端11bにおける手甲10の裏地面と同じ裏 面に、ベルクロファスナー15を縫い付けてなる。
【0014】 さて、手16に、たとえば皮製の手袋(図示省略)をしてプレス作業などを行 うときに、この手首保護具を使用する。その場合、手16の手首部位に手甲10 を巻き付け、ベルクロファスナー12・14を貼り合わせて止着する。そして、 連結部材11を、たとえば親指と人差指間の股部に掛けてから、先端11bのベ ルクロファスナー15を手甲10側のベルクロファスナー13に貼り合わせて止 着し、この連結部材11を介して手甲10を手に連結して巻着位置がずれないよ うに規制する。それから、手16に手袋を装着し、その手袋と作業着の袖口17 との間に隙間が開かないように手甲10によって手首を金属ワーク等から保護す る。
【0015】 本考案に係る手首保護具は、たとえば図2に示すように構成することもできる 。
【0016】 この手首保護具における手甲10は、上述したと同様な略扇形状の布製で、表 地面の一端にベルクロファスナー12を縫い付け、反対側の裏地面他端にベルク ロファスナー14を縫い付けて形成する。一方、この手甲10には、ベルクロフ ァスナー14位置寄りで、表地と裏地間に基端を挟んで手甲10と同じ布構造の 取付片19を縫い付けて突設し、取付片19の先端に、その表地と裏地間に両端 を挟んで紐材からなる連結部材20を縫い付ける。そして、連結部材20を指の 係合できるループ状に形成してなる。
【0017】 さて、図2に示す手首保護具を用いて、同様にプレス作業などを行うときは、 手16の、たとえば親指をループ状の連結部材20に係合し、手首部位に手甲1 0を巻き付け、ベルクロファスナー12・14を貼り合わせて止着する。そして 、この連結部材20を介して手甲10を手16に連結して巻着位置がずれないよ うに規制する。
【0018】 さらに、本考案に係る手首保護具は、たとえば図3に示すように構成すること もできる。
【0019】 この手首保護具における手甲10は、上述したと同様な略扇形状の布製で、表 地面の一端にベルクロファスナー12を縫い付け、反対側の裏地面他端にベルク ロファスナー14を縫い付けて形成する。また、この手甲10には、図1の例と 同様な布構造をなす帯状の連結部材25の基端25aを縫い付けている。この連 結部材25には、先端25bの裏面にベルクロファスナー15を縫い付ける一方 、表面の先端25b寄りにベルクロファスナー26を縫い付けてなる。
【0020】 さて、図3に示す手首保護具を用いて、同様にプレス作業などを行うときは、 手16の手首部位に手甲10を巻き付け、ベルクロファスナー12・14を貼り 合わせて止着する。そして、連結部材25を、たとえば親指に巻き付けて、ベル クロファスナー15をベルクロファスナー26に貼り合わせて止着し、この連結 部材25を介して手甲10を手16に連結して巻着位置がずれないように規制す る。
【0021】 なお、以上には、左手用の手首保護具を示したが、右手用の場合には、図示し ないが、連結部材とベルクロファスナーを、それぞれ以上とは反対側の位置で手 甲10に設けるようにする。
【0022】 さて、上述した手首保護具において、手甲10の素材は、布製であったが、皮 革製であってもよく、可撓性をもった樹脂製のものなどを用いて形成することも できる。
【0023】 また、上述した手甲10は、ベルクロファスナーを用いて両端部を止着したが 、こはぜ,バンド留め具,ボタン,ホック,チャック(ファスナー)などを用い て止める構成にすることもできる。なお、手甲10を、素材として、たとえば布 織ゴム等の弾性を有するものを用いてエンドレスの構造にすることもできる。
【0024】 上述した連結部材11・20・25の素材は、いずれも布製であったが、皮革 製であってもよく、可撓性をもった樹脂製のものなどを用いて形成することもで きる。
【0025】 また、上述した連結部材11・25は、ベルクロファスナーを用いて手甲10 に止める構造としたが、こはぜ,バンド留め具,ボタン,ホックなどを用いて止 める構造にすることもできる。
【0026】 以上の図1〜図3の例には、手甲10を手首部位に巻着して連結部材11・2 0・25で手16に連結した後に、その手に手袋をして手袋入口部を手甲10の 上側に重ねて装着する手首保護具を示した。しかし、反対に、たとえば図4に示 す如く、手に手袋30を装着した後に、手甲10を手首部位に巻着して連結部材 11で手に連結し、手甲10を手袋入口部の上側に重ねて装着するような使い方 をすることもできる。
【0027】 また、上記図1〜図3で示した連結部材11・20・25は、手甲10側に固 着して備える構成であったが、図4に示すような構成とする場合には、反対に、 連結部材の一端を手袋30側に固着して備え、装着使用時に他端を手甲に着脱可 能に止着して手甲を手に連結し、その位置ずれを規制する構成にすることもでき る。
【0028】
【考案の効果】 上述のように構成した本考案によれば、次のような効果が 得られる。
【0029】 請求項1に記載の考案によれば、手に手甲を連結して該手甲の位置ずれを規制 する連結部材を備える構成のため、手に手袋をして作業を行うとき、手袋と作業 着の袖口との間に隙間が発生することを防ぎ、その結果、手首にワーク等が当っ ても怪我をすることがなく、手首を確実に保護することができる。
【0030】 請求項2に記載の考案によれば、加えて、作業時に、連結部材を指間の股部に 掛けて手甲に止めるだけで、簡単に、手甲を手に連結させて位置ずれを防止する ことができる。
【0031】 請求項3に記載の考案によれば、加えて、作業時に、ループ状の連結部材に指 を係合するだけで、同様に簡単に、手甲を手に連結させて位置ずれを防止するこ とができる。
【0032】 請求項4に記載の考案によれば、加えて、作業時に、連結部材を指に巻着する だけで、同様に簡単に、手甲を手に連結させて位置ずれを防止することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る手首保護具の一例で、その装着
使用状態を示す斜視図である。
【図2】 本考案に係る手首保護具の他例で、その装着
使用状態を示す斜視図である。
【図3】 本考案に係る手首保護具の別例で、その装着
使用状態を示す斜視図である。
【図4】 本考案に係る手首保護具の更なる別例で、そ
の装着使用状態を示す斜視図である。
【図5】 従来の手甲を装着して手首を保護する状態を
示す斜視図である。
【符号の説明】
10 手甲 11・20・25 連結部材 16 手 17 作業着の袖口 30 手袋

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手に手袋をして作業を行うとき、その手
    袋と作業着の袖口との間に隙間が開かないように手首部
    位に手甲を装着して手首を保護する手首保護具であっ
    て、手に前記手甲を連結して該手甲の位置ずれを規制す
    る連結部材を備える構成としたことを特徴とする手首保
    護具。
  2. 【請求項2】 前記連結部材を、基端を前記手甲に固着
    し、使用するとき指間の股部に掛けて先端を前記手甲に
    着脱可能に止着する細長材で形成してなることを特徴と
    する請求項1に記載の手首保護具。
  3. 【請求項3】 前記連結部材を、前記手甲に両端を固着
    し、使用するとき指を係合できるループ状に形成した細
    長材で構成してなることを特徴とする請求項1に記載の
    手首保護具。
  4. 【請求項4】 前記連結部材を、基端を前記手甲に固着
    し、使用するとき先端側を指に着脱可能に巻着する細長
    材で形成してなることを特徴とする請求項1に記載の手
    首保護具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004298355A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Taketora:Kk 関節固定具
WO2010117749A3 (en) * 2009-03-31 2011-01-13 3M Innovative Properties Company Wrist brace
KR101403974B1 (ko) * 2014-01-10 2014-06-10 주식회사 산청 침투성 보호의

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