JP3128433U - 格闘技類のためのバンデージ - Google Patents

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Abstract

【課題】ボクシングのグローブの下にするようなバンデージの類において、簡単に装着できて、手首、甲、拳を固定可能であり、かつパッドを的確に固定できるようにする。
【解決手段】格闘技などにおいて、拳に、それを保護するために巻き付けるバンデージについて、手に嵌める手袋本体11と、手袋本体の手首部分に取り付けたバンド12とを有しており、手袋本体11を嵌めた手の第1関節から第2関節にかけての部分に相当する箇所に、関節を保護するためにシート状に形成した柔軟な素材より成る衝撃吸収材15を固定し、また、バンド12は、手に複数回巻き付けるために必要な長さを有するとともに、巻き付けたバンドの端部を留め付けるために面テープを固定手段20として有している。
【選択図】 図1

Description

この考案は、格闘技などにおいて、拳に、それを保護するために巻き付ける、格闘技類のためのバンデージに関するものである。
例えばボクシングでは、「拳」を衝撃から保護するために、バンデージを手に巻き付けた上でグローブを着用する。バンデージは、文字通り包帯状の布テープであるが、これを手に巻き付ける作業は、慣れれば片手3〜5分でできるようになる。しかしそれまでは、巻く順序などの巻き方のポイントを覚えたり、パッドの入れ方などコツを習得したりする必要があり、相当の日数を要する。
バンデージを対象にした発明、考案は多くはない。例えば実用新案登録第3057338号があるが、その考案は、リング状の保護具に、指の叉に引っ掛かるずれ止め紐を取り付けたもので、バンデージが手首の方へずれ落ちるのを防止したものである。しかしこれでは、とても激しい衝撃に耐えられず、実用性のあるものということはできない。
また、特開2005−334179号は、リヴァーシブルタイプの拳サポーターを提案している。そのものは、着用者の手指、手甲及び手首の対応する各部分を一体に連続して設け、手甲部分に緩衝材を内蔵し、第2〜5指に巻く手指ベルトと、手首に巻く手首ベルト及び第1指挿入部を設けたもので、ボクシングに適するとはいえない。
特開2005−334179号 実用新案登録第3057338号
この考案は前記の点に着目してなされたもので、その課題は、ボクシングのグローブの下にするようなバンデージの類において、簡単に装着できて、手首、甲、拳を固定可能であり、かつパッドを的確に固定できるようにすることである。また本考案の他の課題は、片手で、速やかに巻き付けられる格闘技類のためのバンデージを提供することである。また本考案の他の課題は、拳を的確に保護し得るとともに、耐久性の良い格闘技類のためのバンデージを提供することである。
前記の課題を解決するため、本考案は、格闘技などにおいて、拳に、その保護のために巻き付けるバンデージとして、手に嵌める手袋本体と、手袋本体の手首部分に取り付けたバンドとを有し、上記の手袋本体を嵌めた手の中手指節間関節から近位指節間関節にかけての部分に相当する箇所に、関節を保護するためにシート状に形成した柔軟な素材より成る衝撃吸収部材を固定し、上記のバンドは、手に複数回巻き付けるために必要な長さを有するとともに、巻き付けたバンドの端部を留め付けるための固定手段を有しているものとするという手段を講じたものである。
この考案のバンデージは、ボクシングなどの格闘技において、保護のために拳に巻き付け、使用するものである。このバンデージは、バンドだけではなく、手に嵌める手袋本体を有しており、この手袋本体の手首部分に、バンドを取り付けている。バンドが手袋本体に設けてあるため、手袋本体が巻くときの手掛かりになり、片手でも容易にバンドを手に巻き付けることができる。
上記の手袋本体を嵌めた手の中手指節間関節(指の付け根の第3の関節:MP)から近位指節間関節(第2関節:PLP)にかけての部分に相当する箇所に、関節を保護するためにシート状に形成した柔軟な素材より成る衝撃吸収部材が固定されている。この衝撃吸収部材は、いわゆるスポンジ構造の、弾力性のある、衝撃吸収能力の良好な、硬度が6±4、見掛け密度が0.09±0.03g/cm、引張り強度が3kgf/cm以上、伸びが200%以上、25%圧縮荷重が130−270g/cmの特性を示すものが適しており、例えば天然ゴムを素材とするスポンジ及びそれ以外の素材から成るラバーフォームなどの発泡体を使用することができる。
衝撃吸収部材を固定するには、幾つかの方法がある。縫製、嵌め込み、接着などである。また、衝撃吸収部材の形状、構造にも選択の余地がある。そのため、形状、構造によって固定の効果に差が出てくるので、使用中にずれ動かないように衝撃吸収部材を取り付けることが必要である。
例えば衝撃吸収部材を、拇指を除く4指の中手指節間関節(第3関節)に相当する箇所を保護する横部分と、上記4指の近位指節間関節(第2関節)に相当する箇所を保護する縦部分とから構成し、縦部分は、上記4指の間隔で横部分から突き出るように、枝状に、かつ横部分と一体に設けたものは好ましい構成を備えているものである。このような衝撃吸収部材は、手袋本体の甲に当たる部分とほぼ同じ形状にして、その内部に嵌め込むことで、動かないように固定することができる。
衝撃吸収部材は、拇指に対しても、その第3関節に相当する箇所を保護する縦部分を有している。この衝撃吸収部材は、手袋本体の拇指の外面に相当する部分とほぼ同じ形状にし、その内部に嵌め込むことで、動かないように固定することができる。
手袋本体に取り付けられているバンドは、手に複数回巻き付けるために必要な長さを有する。この巻き付けが、バンデージの目的であるわけであるが、その巻き付けによる手の保護に必要な長さを有するということである。そして、巻き付けたバンドの端部を、固定手段により留め付けることができる。例えば面テープは、無数のフックとそれが引っ掛かるループを一対の布材表面に設けたもので、一般にマジック△△などと呼ばれているが、固定手段として適当である。
この考案は以上のように構成されかつ作用するものであるから、ボクシングのグローブの下にするようなバンデージの類において、20〜30秒ほどで簡単に装着できて、手首、甲、拳を固定可能であり、かつパッドを的確に固定できるようにすることができる。また本考案によれば、片手で、速やかに巻き付けられ、拳を的確に保護し得るとともに、耐久性の良い格闘技類のためのバンデージを提供することができるという効果を奏する。
以下図示の実施形態を参照して、より詳細に説明する。図1は、この考案の格闘技類のためのバンデージ10の一例を示すものである。図示のバンデージ10は、手に嵌める手袋本体11と、手袋本体11の第5指側(外側)の手首部分に取り付けたバンド12とを有している。
図示の手袋本体11は、五指を個別に嵌める独立した五本の指部を有しており、かつまた手の平から第2関節部までを覆いそれより先の指先が露出するタイプの手袋型のものである。この手袋本体11は、一重の生地より成る手の平13部と、手の甲部14とを縫製して、手に嵌めるようにした公知の構造を有し、手の上記第3関節から第2関節にかけての部分に相当する箇所は、袋状の構造になっており(図1、図2参照)、その袋状構造部分内に、シート状に形成した柔軟な素材より成る衝撃吸収部材15が嵌め込まれて固定されている。
即ち、図示の衝撃吸収部材15は、手袋本体11の甲に当たる部分とほぼ同じ形状に形成され、その袋状構造部分内部に嵌め込むことで、動かないように固定されている。この衝撃吸収部材15は平面的には、拇指を除く4指の第3関節に相当する箇所を保護する横部分16と、上記4指の第2関節に相当する箇所を保護する縦部分17とから構成され、縦部分17は、上記4指の間隔で横部分から突き出るように、枝状に、かつ横部分と一体に設けられている。この衝撃吸収部材15には、硬度が6±3、見掛け密度が0.09±0.02g/cm、引張り強度が4kgf/cm以上、伸びが220%以上、25%圧縮荷重が150−250g/cmの特性を示す、天然ゴムを素材とするスポンジを使用している。
上記4指の間の手袋本体11には、いわゆるマチを設け、シート状に形成した柔軟な素材より成る衝撃吸収部材15の厚みに対応した縫製により、整形を加えている。18はそのマチを設ける部分を、19は手を嵌める本体内部の空間を示す。なお、拇指部分についても同様の構造であり、衝撃吸収部材15′が、拇指の中手指節間関節(MP)から指節間関節(IP)までの外面に相当する箇所の袋状構造部分内に嵌め込まれて固定されている。
手袋本体11には、手に複数回巻き付けるために必要な長さを有するバンド12が取り付けられている。バンド12は、その巻き付けによる手の保護に必要な幅と長さを有するが、標準の幅として約3センチメートル、長さとして約150センチメートルは必要である。そして、巻き付けたバンド12の端部を留め付けるために、無数のフック21とそれが引っ掛かるループ22を一対の布材表面に設けた面テープが固定手段20として取り付けられている。
このように構成されている、この考案の格闘技類のためのバンデージ10は図3に示すようにして使用する。まず、手袋本体11を着用し(a)、バンド12を手の平側に回して手首に1回巻き(b)、内側から手の甲を斜めに第5指の付け根に向けて巻き(c)、手の平側を拇指の股より手の甲を横断して1回巻き(d)、拇指の股より手の甲を斜めに手首の外側に向けて巻き(e)、再度内側から手の甲を斜めに第5指の付け根に向けて巻き、また手の平側を拇指の股より手の甲を横断し(f)、かつ拇指の股より手の甲を斜めに手首の外側に向けて巻き(g)、最後に固定手段20により固定する(h)。
この考案の格闘技類のためのバンデージ10は、グローブで覆われるが、汗などにより非衛生的になり易いため、使用後のケアが必要であり、洗濯、乾燥、バンドの巻き取り等の厄介な作業を繰り返すことになる。このため、本考案では、捩れを起こしにくい綿テープをバンド12に使用することにより、捩れや皺よりの起きにくいものとし、使用後の手間を軽減している。また、保管時に、畳んだバンデージ10を固定手段20により止めておくことができ、皺になりにくい。
手指のテーピングを目的として着用したり、術後の保護のために手指に着用したりすること、或いは足指のための、バンデージ、テーピング及び術後の保護のためにも使用可能に設計することができる。
本考案による格闘技類のためのバンデージの1例を示す斜視図。 同上要部の断面図。 本考案の格闘技類のためのバンデージ使用する状態を、a、b、c、d、e、f、g、hの過程を追って示した説明図。
符号の説明
10 格闘技類のためのバンデージ
11 手袋本体
12 バンド
13 手の平部
14 手の甲部
15、15′ 衝撃吸収部材
16 横部分
17 縦部分
18 マチ部分
19 空間
20 固定手段
21 フック
22 ループ

Claims (3)

  1. 格闘技などにおいて、拳に、その保護のために巻き付けるバンデージであって、
    手に嵌める手袋本体と、手袋本体の手首部分に取り付けたバンドとを有しており、
    上記手袋本体を嵌めた手の中手指節間関節から近位指節間関節にかけての部分に相当する箇所に、関節を保護するためにシート状に形成した柔軟な素材より成る衝撃吸収部材を固定し、
    上記バンドは、手に複数回巻き付けるために必要な長さを有するとともに、巻き付けたバンドの端部を留め付けるための固定手段を有している格闘技類のためのバンデージ。
  2. 衝撃吸収部材は、拇指を除く4指の中手指節間関節に相当する箇所を保護する横部分と、上記4指の近位指節間関節に相当する箇所を保護する縦部分とから成り、縦部分は、上記4指の間隔で横部分から突き出るように、枝状に、かつ横部分と一体に設けられており、かつ、拇指に対して、その中手指節間関節に相当する箇所を保護する縦部分を有している請求項1記載の格闘技類のためのバンデージ。
  3. 衝撃吸収部材は、引張り強度が3kgf/cm以上、伸びが200%以上、25%圧縮荷重が130−270g/cmの特性を示すもので、天然ゴムを素材とするスポンジから成る請求項1記載の格闘技類のためのバンデージ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009167558A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Takenobu Miyamoto 運動用手袋
KR102254721B1 (ko) 2020-11-04 2021-05-21 주식회사 더블유지엘 주먹 보호 붕대 착용구

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