JPH076913U - マグネットヘッドのクリーンディスケット - Google Patents

マグネットヘッドのクリーンディスケット

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JPH076913U
JPH076913U JP4141993U JP4141993U JPH076913U JP H076913 U JPH076913 U JP H076913U JP 4141993 U JP4141993 U JP 4141993U JP 4141993 U JP4141993 U JP 4141993U JP H076913 U JPH076913 U JP H076913U
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JP
Japan
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clean
diskette
head
magnetic head
magnetic
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Pending
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JP4141993U
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English (en)
Inventor
健龍 巫
Original Assignee
健龍 巫
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本案は、マグネットヘッドの過度の摩擦消耗
が避けられると共に、使用者のクリーンディスケットと
メモリディスケットの交互変換によるクリーン操作とヘ
ッド効能恢復操作の不便もなくなるなどの効果を有する
マグネットヘッドのクリーンディスケットの提供を目的
とするものである。 【構成】 マグネットヘッドを摩擦するのに適する性質
を持つ材料と、データを記録保存するのに適する磁性の
ある材料とで作られたクリーンディスケットで、その外
表面上下が一般のメモリディスケットと同じ外殻で包ん
で保護されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
このマグネットヘッドのクリーンディスケットは、コンピュータのディスケッ トドライバのマグネットヘッドをクリーン(清潔)にするもので、その摩擦によ るクリーン作業の進行中に、自動的にクリーンディスケットが持つプログラムに 基いて、必要な判断と相応の処置を同時に行い、マグネットヘッドのクリーン状 況をモニタディスプレーのスクリーンに表示し、使用者にクリーン作業の進行状 況を知らせ、また、確実にクリーン作業が完了したら直ちにディスケットドライ バの回転を止めることのできるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のディスケットドライバのマグネットヘッドを清潔にするクリーンディス ケットは、通常紙やナンウオブン布の材料で作られ、データを記録保存する効能 がない。 その使用法は、デイスケットドライバの中にクリーンディスケットを差し入れ て、そのモータを起動させ、クリーンディスケットを回転させて、マグネットヘ ッドと摩擦させて、その上に付着している汚れを除去する。 しかし、ヘッドが確実にクリーン(清潔)にされたかどうか判知できない。 それで、使用者は経験で判断して、きれいになったと思う時にディスケットを 止める。
【0003】 そこで、ヘッドがその効能を恢復したかどうかテストするために、使用者はク リーンディスケットを取出し、普通のメモリディスケットを入れて、その中のデ ータを読み出させてモニタディスプレーのスクリーンに表示させて見ることにな る。 もし、データが出たらヘッドがよくクリーンにされたことを示し、もしも、デ ータが出ない時はヘッドがまだ確実にクリーンにされていないことを示し、もう 一度クリーン作業をしなければならない。 それで、クリーンディスケットとメモリディスケットを交互に入れ替えて作業 し、ヘッドが確実にクリーンされるまで続ける必要がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来のマグネットヘッドのクリーン方法は、次のような問題を持つ。 クリーンディスケットとメモリディスケットの両者を交互にディスケットドラ イバの中に入れ替えてクリーン作業とその結果のテストを繰り返すので、操作が 煩わしく、かつ時間がかかる。 また、マグネットヘッドが確実にクリーンされたにもかかわらず、クリーンデ ィスケットが続いて回転したら、マグネットヘッドが不必要に消耗する。
【0005】 本願は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ の目的とするところは、上述のような問題を解決できるものを提供しようとする ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のものは下記のようになるものである。 すなわち、本考案のものは、マグネットヘッドを摩擦するのに適する性質を持 つ材料と、データを記録保存するのに適する磁性のある材料とで作られたクリー ンディスケットで、その外表面上下を一般のメモリディスケットと同じ外殻で包 んで保護しておく。 その特徴としては、クリーン作用の効能を持つほか、データを記録保存するメ モリ区があって、その中にあるプログラムをかきいれて、クリーン作動中に自動 的にヘッドのクリーン状況を検査し、かつその状況をモニタディスプレーのスク リーンに表示させ、ヘッドが確実にクリーンされ、その効能が恢復したら、直ち にクリーンディスケットの回転を止める。 その結果、マグネットヘッドの過度の摩擦消耗が避けられると共に、使用者の クリーンディスケットとメモリディスケットの交互変換によるクリーン操作とヘ ッド効能恢復操作の不便もなくなる。
【0007】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。 図1、図2、図3を参考にする。 本考案のものは、1枚の円盤状薄片の外部に方形の外殻を被覆させてある。 円盤状薄片の中央には1個の挾み孔5を設けて、ディスケットドライバの挾み 機構につき挾まれて一緒に回転するよう構成されている。 この挾み孔5のすぐそばに牽引孔4を設けて、ディスケットドライバがこの牽 引孔4により磁性メモリを牽引して正常に動作するよう構成されている。
【0008】 円盤状薄片の内円周の磁性メモリ区3は、マグネットメモリで一般のメモリデ ィスケットの構造と同じく、高分子化合物を基材とし、その上に磁性粉を塗粧し た後、また、その上に保護膜と潤滑膜を付着する。 磁性粉はマグネットヘッドの磁場によりデータの記録をする効能を持つことに なる。 円盤状薄片の外円周区には摩擦クリーン区1が設けられ、この摩擦クリーン区 1をマグネットヘッドで摩擦して、その上に付着している汚れをクリーンにする 。
【0009】 摩擦クリーン区1は、図3に示す如く上下2枚の薄いクリーン材質の環状片を 磁性メモリ区3の上下に貼り合わせ、かつクリーン材質は柔らかくてかつ強靭で 含水性を持ち、マグネットヘッドを容易に損傷しないものである。 重合区2は摩擦クリーン区1と磁性メモリ区3とが付着して重なり合う環状区 で、操作する時はマグネットヘッド6はこの重合区2に停留することを避けるよ うにする。
【0010】 図4は重合区2と磁性メモリ区3の重なり合う場所を拡大断面して示し、円盤 状薄片の円心から外周囲に向かって、少し上方と下方に突出した状態に構成され ているが、これは摩擦クリーン区1が磁性メモリ区3と重なり合ったためである 。 この突出した構造が、マグネットヘッドの移動を阻止するか否かはその高さ如 何による。 実際の操作上、クリーンディスケットが順調に回転するためには、摩擦クリー ン区1の厚みは一般のメモリディスケットの厚みより余り高すぎてはいけない。
【0011】 一般のメモリディスケットの厚みは約80мあるので、摩擦クリーン区1の厚 みは原則上40мを超過しないよう構成されている。すなわち、これが最高限度 である。 また、マグネットヘッドの方は機械構造は、通常応力集中の現象を避けるため に、両物体が相互に接触するコーナは鈍角かあるいは弧形にしている。 マグネットヘッド6はクリーンディスケットの上で滑り動くので、その接触面 とそのほかの4個の垂直面との間の回転角度は鈍角か弧形にするのは当然のこと であり、かつ弧形の半径Rは少なくとも数百м以上ある。 それで、突出しているクリーンディスケットの高さは、この弧の半径Rと比べ たらごく微小でマグネットヘッド6の移動に対して阻礙を与える心配は全くない 。
【0012】 重合区2の厚みはその他の地区と比べたら大きいが、その面積は他地区に比べ て甚だ小さく、その幅は付着の目的が達せられる程度でよいので、ディスケット の順調な回転に対し、顕明な影響はない。 マグネットヘッドがこの区を滑り越える時、ヘッドの吊り上げ機構はこのわず かな厚みを吸収して、ディスケットドライバの正常運転は何らの影響もない。
【0013】 次に、本案のクリーンディスケットの使用方法を説明する。 このクリーンディスケットをディスケットドライバの中に差し入れた後、その コントロールプログラムをインプットしてディスケットドライバのモータを起動 させてディスケットを回転させる。 マグネットヘッドはプログラムの指示により摩擦クリーン区1の方に移動し、 摩擦クリーン区1の範囲内で半径方向に往復して摩擦クリーンの作用を行う。 マグネットヘッドの半径方向の運動により摩擦クリーンする場所はマグネット ヘッドの幅だけの部分でなく、摩擦クリーン区1の全区面にわたり、持続的にあ る短い時間作業した後、マグネットヘッドはプログラムの指示で磁性メモリ区3 の方に移動してデータを読んでモニタディスプレーのスクリーンに表示する。
【0014】 もし、データが正確に出たら、ヘッドのクリーンは完成されたことが分かる。 また、正確に出なければプログラムはまたマグネットヘッド6を命令して摩擦 クリーン区1に戻らせて、また、摩擦クリーンの作業を続けて、ある短い時間を 過ぎた後、またデータの読み取りテストを行い、クリーン作業が完成するまで継 続する。 この摩擦クリーン作業中、使用者はコンピュータの前に座って見守る必要はな く、プログラムが自動的に必要な判断とテストとそれに相応する処置を指示して 、ヘッドのクリーン作業を行い、それが完成されたら直ちにディスケットの回転 を止める。
【0015】 本考案のクリーンディスケットでマグネットヘッドをクリーン作業している時 に、モニタディスプレーのスクリーンに図5に示す画面が出現する。 この画面はマグネットヘッドがクリーンされている状況が表示されて、それで 使用者はヘッドがどの程度にクリーンされたか分かるから、使用上とても便利で ある。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。 本考案のクリーンディスケットでマグネットヘッドをクリーンにする時は、そ の作業中にモニタディスプレーのスクリーンにヘッドのクリーン状況が表示され る。 また、クリーン作業が完了したら、ディスケットが自動的に停止されるので、 マグネットヘッドが不必要に摩擦消耗されることがなく、また、従来のクリーン ディスケットのように何度もメモリディスケットと入れ替えてクリーンの結果を テストする不便もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案のクリーンディスケットの分解斜視図であ
る。
【図2】本案のクリーンディスケットの正面図である。
【図3】同上のA−A線拡大断面図である。
【図4】本案のクリーンディスケットの重合区と接触す
るマグネットヘッドの拡大図である。
【図5】本案のクリーンディスケットがマグネットヘッ
ドのクリーン作業中、そのプログラムに基いてモニタデ
ィスプレーのスクリーンに現われるクリーン作業状況の
指示表である。
【符号の説明】
1 摩擦クリーン区 2 重合区 3 磁性メモリ区 4 牽引孔 5 挾み孔 6 マグネットヘッド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央にディスケットドライバの挾み機構
    につき挾まれる1個の孔を持ち、マグネットヘッドによ
    り読みかきが可能のデータを保存する磁性メモリ区を設
    けてある1枚の円形メモリ薄片と、マグネットヘッドの
    汚れをクリーンできる材質で作り、上記円形メモリ薄片
    の直径より大きい直径を持ち、中央に円形メモリ薄片の
    外周よりやや小さい孔を持ち、円形メモリ薄片の上下に
    貼り付けている2枚の環状クリーン薄片と、上記円形メ
    モリ薄片と2枚の環状クリーン薄片の上下外表面を包囲
    して保護する外殻保護片とで構成されて、上記環状クリ
    ーン薄片がマグネットヘッドの摩擦クリーンの作用をす
    ることを特徴とするマグネットヘッドのクリーンディス
    ケット。
JP4141993U 1993-06-29 1993-06-29 マグネットヘッドのクリーンディスケット Pending JPH076913U (ja)

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JP4141993U JPH076913U (ja) 1993-06-29 1993-06-29 マグネットヘッドのクリーンディスケット

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JP4141993U JPH076913U (ja) 1993-06-29 1993-06-29 マグネットヘッドのクリーンディスケット

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JPH076913U true JPH076913U (ja) 1995-01-31

Family

ID=12607843

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JP4141993U Pending JPH076913U (ja) 1993-06-29 1993-06-29 マグネットヘッドのクリーンディスケット

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01204209A (ja) * 1988-02-10 1989-08-16 Seiko Epson Corp 磁気ディスク及び磁気記録装置
JPH04241211A (ja) * 1991-01-10 1992-08-28 Tdk Corp クリーニングディスク

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01204209A (ja) * 1988-02-10 1989-08-16 Seiko Epson Corp 磁気ディスク及び磁気記録装置
JPH04241211A (ja) * 1991-01-10 1992-08-28 Tdk Corp クリーニングディスク

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