JPH0769000A - オペーク作業用パレット - Google Patents

オペーク作業用パレット

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Publication number
JPH0769000A
JPH0769000A JP24618393A JP24618393A JPH0769000A JP H0769000 A JPH0769000 A JP H0769000A JP 24618393 A JP24618393 A JP 24618393A JP 24618393 A JP24618393 A JP 24618393A JP H0769000 A JPH0769000 A JP H0769000A
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JP
Japan
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opaque
water
opaque liquid
container
pallet
Prior art date
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Pending
Application number
JP24618393A
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English (en)
Inventor
Yoshimori Yasuda
喜守 安田
Seima Ito
征馬 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyodo Printing Co Ltd
Original Assignee
Kyodo Printing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0769000A publication Critical patent/JPH0769000A/ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 筆先に含ませるオペーク液量の調整が容易か
つ正確に行えるオペーク作業用パレットを提供し、オペ
ーク作業時のオペーク液の垂れ落ちを防止し、また、塗
布量の管理を容易にして乾燥後の剥離を防止する。 【構成】 パレット本体10の表面にオペーク液入れ容
器挿入部21、水入れ部12、スポンジ収容部13、オ
ペーク液調整部14および水切り部15を区画形成し、
オペーク液入れ容器挿入部21にオペーク液の容器31
を収容し、水入れ部12に水を貯留し、スポンジ収容部
13に水を含ませたスポンジ32を敷設し、オペーク液
調整部14をオペーク液と水とを混合可能に画成する。
そして、水入れ部12とスポンジ収容部13とを仕切る
画壁11aに水をスポンジ32に導く連通孔41を形成
し、また、水切り部15を区画する区画壁11bの上部
に筆先を挿入可能な切込42a,42bをスキージ部と
して形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、製版におけるオペー
ク作業に用いるオペーク作業用パレット、詳しくは、筆
先に含ませる(付着させる)オペーク液の管理を容易に
行え、オペーク作業が容易に行えるようにしたオペーク
作業用パレットに関する。
【0002】
【従来の技術】写真製版等においては、製版用ネガフィ
ルムにピンホール等が存在した場合、オペーク作業と称
し、製版用ネガフィルムにオペーク液を筆により塗り付
けてピンホールを修正する(特開平2−798500号
公報等参照)。そして、従来では、オペーク作業は、通
常の絵画用パレット、例えば、実開昭4−71300号
公報に記載された絵画用パレットを用い、パレット上に
オペーク液を滴下して水により希釈し、このオペーク液
を筆先に付着させてフィルムに塗布することで行ってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
オペーク作業にあっては、絵画用パレット上でのオペー
ク液と水とを混合する際の混合割合の調整が難しく、ま
た、この混合されたオペーク液を筆先に含ませる場合に
筆先に含ませるオペーク液量の調整も困難であった。こ
のため、フィルムへ塗布されるオペーク液が過度に高濃
度となる不都合や塗布量が過大になるという不都合が生
じやすく、後に乾燥した場合に剥離等の問題を生じる。
また、水の量が多すぎた場合には塗布する際にも筆先か
らのオペーク液の液だれが生じ易くフィルムの画像等が
棄損されるという問題があった。この発明は、上記問題
に鑑みてなされたもので、オペーク液と水との混合割合
の調整が容易で、かつ、筆先に含ませるオペーク液量の
調整も容易に行えるオペーク作業用パレットを提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にかかるオペーク作業用パレットは、有底
パレット本体中央部をオペーク液入れ容器挿入部とし、
その周囲に仕切り壁で区画された水入れ部、スポンジ収
容部、オペーク液調整部および筆先スキージ部を配設
し、前記水入れ部とスポンジ収容部との仕切り壁には小
孔を設けるとともに、前記筆先スキージ部には上面に切
欠凹部を形成したスキージ具を立設した。
【0005】
【作用】この発明にかかるオペーク作業用パレットによ
れば、オペーク液調整部でオペーク液と水とを所望の割
合に混合し、この希釈されたオペーク液調整部のオペー
ク液に筆先を含浸させて筆先にオペーク液等を含ませる
が、オペーク液と水との混合はオペーク液調整部で容易
かつ正確に混合でき、また、筆先に含まれるオペーク液
量もスポンジ収容部のスポンジや筆先スキージ部の切欠
凹部により正確かつ容易に調整することができる。この
ため、オペーク作業時において筆先からのオペーク液の
垂れ落ちを防止でき、垂れ落ちによる画像の棄損等の問
題、また、過量な塗布に起因した乾燥後の剥離等の問題
を回避でき、オペーク作業が容易、かつ正確に行えるよ
うになる。
【0006】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1から図5はこの発明の一実施例にかかるオ
ペーク作業用パレットを示し、図1が全体平面図、図2
が図1のA−A矢視断面図、図3が図1のB−B矢視断
面図、図4が図1のC−C線矢視断面図、図5が全体分
解斜視図である。
【0007】図中、10は樹脂の射出成形等で成形され
た平面視矩形状のパレット本体であり、パレット本体1
0は、表面に仕切り壁11がリブ状に一体形成され、裏
面に天然ゴムや合成ゴムからなるゴムパッド18(図5
参照)が貼着されている。このパレット本体10の表面
には、オペーク収容部21、水入れ部12、スポンジ収
容部13、オペーク液調整部14および水切り部15が
仕切り壁11によって区画されている。
【0008】オペーク収容部21は、パレット本体10
上の中央に位置する。図5に示すように、このオペーク
収容部21にはオペーク液を収容した円筒状のオペーク
容器31が収容される。水入れ部12、スポンジ収容部
13、オペーク液調整部14および水切り部15はオペ
ーク収容部11を中心とするパレット本体10の4隅に
区画され、水入れ部12に水が貯留され、スポンジ収容
部13に水を含むスポンジ32が敷設され、オペーク液
調整部14はオペーク液と水とを混合可能に形成されて
いる。
【0009】図2に明示するように、この水入れ部12
とスポンジ収容部13とを仕切る仕切り壁11の一部1
1a(以下、第1の仕切部分と称する)には下部に3つ
の連通孔(小孔)41が形成されている。これら連通孔
41は、水入れ部12とスポンジ収容部13とを水の流
動可能に連通し、水入れ部12内の水をスポンジ収容部
13に導いてスポンジ32に適度な量の水を含ませる。
【0010】水切り部15は、仕切り壁11の一部11
b(以下、第2の仕切部分と称す)により2つの区画1
5a,15bに分割区画されている。この仕切り壁11
bには、図3に詳示するように、大きさが異なる略U字
状の2つの切込(切欠凹部)42a,42bが形成され
ている。これら切込42a,42bはオペーク用筆の筆
先を挿入可能に形成され、寸法の大きな切込42aが太
い筆先に、寸法の小さな切込42bが細い筆先に対応す
る。
【0011】この実施例にあっては、作業者がオペーク
作業を行う場合、筆の筆先をオペーク収容部21のオペ
ーク容器31内部のオペーク液と水入れ部12内の水と
をオペーク液調整部14に取り出して混合、希釈し、こ
の希釈されたオペーク液に含浸させて筆先にオペーク液
等を含ませる。そして、この筆先に含まれたオペーク液
の量の調整は、筆先をスポンジ収容部13のスポンジ3
2をなぞらせることで、また、第2の仕切部分11bの
切込42a,42bに挿入して液切りすることで行え
る。したがって、オペーク液と水とを所定の比率に容易
かつ正確に混合でき、また、筆先に含ませるオペーク液
の正確な調整が容易となり、筆先からのオペーク液の垂
れ落ち等が生じることもなく必要部分の消去等を防止で
き、また、適正な量をフィルムに塗布でき乾燥後の剥離
も防止できる。
【0012】特に、この実施例では、太さの異なる筆先
に対応することができるように2種類の大きさの切込4
2a、42bを第2の仕切部分11bに形成したため、
太さが異なるオペーク筆を使用する場合も筆先に含ませ
るオペーク液の量の調整が容易に行える。なお、述べる
までもないが、上述した切込42a,42bは2種類に
限らず、より多くの種類を形成するようにしてもよい。
【0013】図6にはこの発明の他の実施例にかかるオ
ペーク作業用パレットを示す。なお、この実施例および
後の実施例では、上述した実施例と対応する部分には同
一の番号を付して説明を省略する。
【0014】同図に示すように、この実施例は、円形の
パレット本体10を用い、パレット本体10の周縁部に
3つの筆立て部51を一体に形成し、また、第2の仕切
部分11bを放射状に形成し、この第2の仕切部分11
bに3つの筆立て部51と対応させて寸法が異なる3つ
の切込42a,42b,42cを形成したものである。
また、この実施例では、上述したオペーク液調整部14
に水を入れて水入れ部12とともに水入れ部として用い
ている。この水入れ部14は水入れ部12に比較して貯
留する水の深さが浅く、例えば、水入れ部14に5mm
程度の深さで水を入れた場合は水入れ部14には1mm
程度の深さに水を入れるようにする。この実施例にあっ
ては、オペーク筆を筆立て部51に立てておくことがで
き、また、浅い水入れ部14でオペーク液との混合を行
えるため、より良好な使い勝手が得られる。
【0015】図7には、この発明のまた他の実施例にか
かるオペーク作業用パレットを示す。この実施例にあっ
ては、円形のパレット本体10の両側に筆置き部52を
一体に形成し、また、上述した図6の実施例と同様にオ
ペーク液調整部14に浅く水を貯留するようにしたもの
である。この実施例でも、オペーク用筆を筆置き部52
に仮置きすることができるため、使い勝手に優れる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にかかる
オペーク作業用パレットによれば、筆先に含ませるオペ
ーク液量の調整を容易、かつ正確に行うことができるた
め、筆先からオペーク液が垂れ落ちて必要部分を消去し
てしまう等の不都合を防止でき、また、塗布量も適正に
管理でき、乾燥後の剥離等の不都合も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかるオペーク作業用パ
レットの平面図である。
【図2】図1のA−A矢視断面図である。
【図3】図1のB−B矢視断面図である。
【図4】図1のC−C線矢視断面図である。
【図5】同オペーク作業用パレットの分解斜視図であ
る。
【図6】この発明の他の実施例にかかるオペーク作業用
パレットの平面図である。
【図7】この発明のまた他の実施例にかかるオペーク作
業用パレットを示す平面図である。
【符号の説明】
10 パレット本体 11 仕切り壁 11a 第1の仕切部分 11b 第2の仕切部分 12 水入れ部 13 スポンジ収容部 14 オペーク液調整部(水入れ部) 15 水切り部 15a,15b 区画 18 ゴムパッド 21 オペーク液入れ容器挿入部 31 オペーク容器 32 スポンジ 41 連通孔(小孔) 42a,42b 切込(切欠凹部)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】写真製版等においては、製版用ネガフィ
ルムにピンホール等が存在した場合、オペーク作業と称
し、製版用ネガフィルムにオペーク液を筆により塗り付
けてピンホールを修正する(特開平2−79850号公
報等参照)。そして、従来では、オペーク作業は、通常
の絵画用パレット、例えば、実開平4−71300号公
報に記載された絵画用パレットを用い、パレット上にオ
ペーク液を滴下して水により希釈し、このオペーク液を
筆先に付着させてフィルムに塗布することで行ってい
た。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底パレット本体中央部をオペーク液入
    れ容器挿入部とし、その周囲に仕切り壁で区画された水
    入れ部、スポンジ収容部、オペーク液調整部および筆先
    スキージ部を配設し、前記水入れ部とスポンジ収容部と
    の仕切り壁には小孔を設けるとともに、前記筆先スキー
    ジ部には上面に切欠凹部を形成したスキージ具を立設し
    たことを特徴とするオペーク作業用パレット。
  2. 【請求項2】 前記有底パレット本体の外周部にオペー
    ク筆立て部を形成した請求項1記載のオペーク作業用パ
    レット。
  3. 【請求項3】 前記有底パレット本体の外周部にオペー
    ク筆置き部を形成した請求項1記載のオペーク作業用パ
    レット。
  4. 【請求項4】 前記有底パレット本体の裏面にゴムパッ
    ドを貼着した請求項1記載のオペーク作業用パレット。
JP24618393A 1993-09-07 1993-09-07 オペーク作業用パレット Pending JPH0769000A (ja)

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JP24618393A JPH0769000A (ja) 1993-09-07 1993-09-07 オペーク作業用パレット

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JP24618393A Pending JPH0769000A (ja) 1993-09-07 1993-09-07 オペーク作業用パレット

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008538530A (ja) * 2005-04-05 2008-10-30 シーピーエス・カラー・イクウィップメント・ソシエタ・ペル・アチオニ・コン・ユニコ・ソシオ 流体製品用分配機内の流体製品の乾燥を防ぐ装置及び方法
CN101920626A (zh) * 2010-06-28 2010-12-22 宁波大学 一种调色盒
JP2017094700A (ja) * 2015-11-18 2017-06-01 登 伊波 パレット本体の下に揺れ防止のゴムを設け、絵具を混ぜたあと余分な絵具をそぎ落すためのv字形の切り込みを設ける、ぬり終った、あと筆の枕となる凹を設けたパレット

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008538530A (ja) * 2005-04-05 2008-10-30 シーピーエス・カラー・イクウィップメント・ソシエタ・ペル・アチオニ・コン・ユニコ・ソシオ 流体製品用分配機内の流体製品の乾燥を防ぐ装置及び方法
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