JPH0768946A - 転写体 - Google Patents
転写体Info
- Publication number
- JPH0768946A JPH0768946A JP5159434A JP15943493A JPH0768946A JP H0768946 A JPH0768946 A JP H0768946A JP 5159434 A JP5159434 A JP 5159434A JP 15943493 A JP15943493 A JP 15943493A JP H0768946 A JPH0768946 A JP H0768946A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phosphor
- transfer
- layer
- transparent
- color ink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Decoration By Transfer Pictures (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
の判別を一見して即座にかつ容易に行なうことができ、
偽造、改ざんしようとする行為を困難にすることができ
ることを最も主要な目的としている。 【構成】本発明は、特定情報が表示される表示部を有す
る被転写体における、少なくとも表示部の表面上に、所
定の絵柄または文字を熱溶融転写により形成するのに用
いられる熱溶融転写式の転写体において、基材上に、緩
衝性を有する剥離層、透明蛍光体または半透明蛍光体よ
りなる蛍光体層、紫外線カット性を有する感熱接着剤層
を、順次積層して成ることを特徴としている。
Description
書、パスポート、免許証等の被転写体に、所定の絵柄ま
たは文字を熱溶融転写または熱昇華転写により形成する
のに用いられる熱溶融転写式または熱昇華転写式の転写
体に係り、特に被転写体における特定情報が表示される
表示部、すなわち押印欄またはサイン欄に付された印影
やサイン、写真貼付欄に貼付された顔写真を、偽造、改
ざんしようとする行為を困難にし、また仮に偽造、改ざ
んの行為が成されたとしても真偽の判別を一見して即座
に行なえるようにした転写体に関するものである。
スポート、免許証等の被転写体、例えば銀行の通帳で
は、基材(紙質)上の押印欄またはサイン欄上に、可視
領域で目視可能な印刷インキで所定パターンの印刷層を
印刷している。そして、押印欄またはサイン欄の印刷層
上には、押印またはサインの後、印影の部分が、損傷や
汚損を生じないように表面を摩擦や衝撃から保護すると
共に、偽造、改ざんを防止することを目的として、通
常、厚さ20〜50μmの透明プラスチックフィルムか
らなる透明シールを貼着することが行なわれている。
の書き込み等において機械的処理に付されることから、
必然的に見返しの紙面強度も大きなものが用いられてい
る。このため、例えばカッターナイフ等を用いて上記透
明シールを剥がし、印影を削り取り、破壊された印刷層
のパターンを偽造し、別の印鑑を押印またはサインし
て、再び透明シールを貼着し直される恐れがある。そし
て、このようにして偽造、改ざんされた通帳が真性であ
るかどうかを判別するためには、押印欄またはサイン欄
上に設けられた印刷層のパターンがどのようなものであ
るかを熟知している必要があり、類似のパターンに巧妙
に修復された場合には、真性かどうかの判別が困難とな
る。このため、偽造、改ざんに対する早期発見、確認の
即応性に欠けるものとなっている。
上記と同様の方法で、別の顔写真に貼り替えまたは差し
替えして、偽造、改ざんが容易に行なわれ、その場合に
は真性かどうかの判別が困難となる。このため、同様
に、偽造、改ざんに対する早期発見、確認の即応性に欠
けるものとなっている。
透明シールを用いた銀行の通帳や証書、パスポート、免
許証等の被転写体においては、真偽の判別を行なうのが
困難であり、偽造、改ざんが容易に行なわれてしまうと
いう問題があった。
めに成されたもので、その目的は表示部に表示された特
定情報の真偽の判別を一見して即座にかつ容易に行なう
ことができ、偽造、改ざんしようとする行為を困難にす
ることが可能な転写体を提供することにある。
めに、特定情報が表示される表示部を有する被転写体に
おける、少なくとも表示部の表面上に、所定の絵柄また
は文字を熱溶融転写により形成するのに用いられる熱溶
融転写式の転写体において、まず、請求項1に記載の発
明では、基材上に、緩衝性を有する剥離層、透明蛍光体
または半透明蛍光体よりなる蛍光体層、紫外線カット性
を有する感熱接着剤層を、順次積層して成る。
に、緩衝性を有する剥離層、カラーインキ中に透明蛍光
体または半透明蛍光体を混入してなるカラーインキ・蛍
光体層を、順次積層して成る。
上に、緩衝性を有する剥離層を設け、当該剥離層上に万
線状波形パターン状に透明蛍光体または半透明蛍光体を
設け、かつ当該蛍光体上にカラーインキ層を設けて成
る。
情報が表示される表示部を有する被転写体における、少
なくとも表示部の表面上に、所定の絵柄または文字を熱
昇華転写により形成するのに用いられる熱昇華転写式の
転写体において、まず、請求項4に記載の発明では、基
材上に、透明蛍光体または半透明蛍光体よりなる蛍光体
層を積層して成る。
に、カラーインキ中に透明蛍光体または半透明蛍光体を
混入してなるカラーインキ・蛍光体層を積層して成る。
上に、万線状波形パターン状に透明蛍光体または半透明
蛍光体を設け、かつ当該蛍光体上にカラーインキ層を設
けて成る。
ては、被転写体の少なくとも表示部の表面上に、透明蛍
光体または半透明蛍光体よりなる蛍光体層を熱溶融転写
により設けることにより、被転写体の表示部の部分が摩
擦や衝撃から保護されることになる。
上に、透明蛍光体または半透明蛍光体よりなる蛍光体層
を熱溶融転写により設けることにより、押印またはサイ
ン、顔写真の貼付後に、偽造、改ざんを行なった場合に
は、蛍光体層が消失してしまうため、表示部表面上の蛍
光体層の存在の有無により、偽造、改ざん、すなわち真
偽の判別を一見して即座にかつ容易に行なうことができ
る。
見、確認の即応性に優れたものとなる。
いては、被転写体の少なくとも表示部の表面上に、カラ
ーインキ中に透明蛍光体または半透明蛍光体を混入して
なるカラーインキ・蛍光体層を熱溶融転写により設ける
ことにより、被転写体の表示部の部分が摩擦や衝撃から
保護されることになる。
上に、カラーインキ中に透明蛍光体または半透明蛍光体
を混入してなるカラーインキ・蛍光体層を熱溶融転写に
より設けることにより、押印またはサイン、顔写真の貼
付後に、偽造、改ざんを行なった場合には、蛍光体が消
失してしまうため、表示部表面上の蛍光体の存在の有無
により、偽造、改ざん、すなわち真偽の判別を一見して
即座にかつ容易に行なうことができる。
見、確認の即応性に優れたものとなる。
面上に、カラーインキ中に透明蛍光体または半透明蛍光
体を混入してなるカラーインキ・蛍光体層を熱溶融転写
により設けることにより、同色のカラーインキに同色発
光の蛍光体を混入すると鮮やかな色となり、また異なる
色のものを使用すると独特の色に発光する。
いては、被転写体の少なくとも表示部の表面上に、万線
状波形パターン状に透明蛍光体または半透明蛍光体、お
よびカラーインキ層を熱溶融転写により設けることによ
り、押印またはサイン、顔写真の貼付後に、偽造、改ざ
んを行なった場合には、蛍光体が消失してしまうため、
表示部表面上の蛍光体の存在の有無により、偽造、改ざ
ん、すなわち真偽の判別を一見して即座にかつ容易に行
なうことができる。
見、確認の即応性に優れたものとなる。
上に、万線状波形パターン状に透明蛍光体または半透明
蛍光体、およびカラーインキ層を熱溶融転写により設け
ることにより、万線状波形パターン状に蛍光体が存在す
る、すなわち被転写体の表示部の表面上に転写された画
像または文字の部分だけに万線状波形パターンが入るた
め、偽造、改ざんをより一層困難とすることができる。
体においては、透明蛍光体が透明または半透明であるこ
とにより、印字されている場所が分からないため、隠し
文字,柄として利用することができ、偽造、改ざんを困
難とすることができる。
いては、被転写体の少なくとも表示部の表面上に、透明
蛍光体または半透明蛍光体よりなる蛍光体層を熱昇華転
写により設けることにより、被転写体の表示部の部分が
摩擦や衝撃から保護されることになる。
上に、透明蛍光体または半透明蛍光体よりなる蛍光体層
を熱昇華転写により設けることにより、押印またはサイ
ン、顔写真の貼付後に、偽造、改ざんを行なった場合に
は、蛍光体層が消失してしまうため、表示部表面上の蛍
光体層の存在の有無により、偽造、改ざん、すなわち真
偽の判別を一見して即座にかつ容易に行なうことができ
る。
見、確認の即応性に優れたものとなる。
いては、被転写体の少なくとも表示部の表面上に、カラ
ーインキ中に透明蛍光体または半透明蛍光体を混入して
なるカラーインキ・蛍光体層を熱昇華転写により設ける
ことにより、被転写体の表示部の部分が摩擦や衝撃から
保護されることになる。
上に、カラーインキ中に透明蛍光体または半透明蛍光体
を混入してなるカラーインキ・蛍光体層を熱昇華転写に
より設けることにより、押印またはサイン、顔写真の貼
付後に、偽造、改ざんを行なった場合には、蛍光体が消
失してしまうため、表示部表面上の蛍光体の存在の有無
により、偽造、改ざん、すなわち真偽の判別を一見して
即座にかつ容易に行なうことができる。
見、確認の即応性に優れたものとなる。
面上に、カラーインキ中に透明蛍光体または半透明蛍光
体を混入してなるカラーインキ・蛍光体層を熱昇華転写
により設けることにより、同色のカラーインキに同色発
光の蛍光体を混入すると鮮やかな色となり、また異なる
色のものを使用すると独特の色に発光する。
いては、被転写体の少なくとも表示部の表面上に、万線
状波形パターン状に透明蛍光体または半透明蛍光体、お
よびカラーインキ層を熱昇華転写により設けることによ
り、押印またはサイン、顔写真の貼付後に、偽造、改ざ
んを行なった場合には、蛍光体が消失してしまうため、
表示部表面上の蛍光体の存在の有無により、偽造、改ざ
ん、すなわち真偽の判別を一見して即座にかつ容易に行
なうことができる。
見、確認の即応性に優れたものとなる。
上に、万線状波形パターン状に透明蛍光体または半透明
蛍光体、およびカラーインキ層を熱昇華転写により設け
ることにより、万線状波形パターン状に蛍光体が存在す
る、すなわち被転写体の表示部の表面上に転写された画
像または文字の部分だけに万線状波形パターンが入るた
め、偽造、改ざんをより一層困難とすることができる。
体においては、透明蛍光体が透明または半透明であるこ
とにより、印字されている場所が分からないため、隠し
文字,柄として利用することができ、偽造、改ざんを困
難とすることができる。
して詳細に説明する。
体の構成例を示す側断面図である。
転写体は、基材1上に、緩衝性を有する剥離層2、透明
蛍光体または透明蛍光体よりなる蛍光体層3、紫外線カ
ット性を有する感熱接着剤層4を、順次積層した構成と
している。なお、基材1の剥離層2と反対側面には、バ
ックコート層5を設けている。
テルフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリカーボネ
ートフィルム、セロファン等を使用することができ、膜
厚が10〜100μm程度のものが好ましい。
的に被転写体に転移するために設けられるもので、生産
の効率をアップするのに不可欠なものであり、例えば熱
可塑性アクリル樹脂、塩化ゴム系樹脂および当該樹脂と
併用し得る樹脂として、ニトロセルロース、アセチルセ
ルロース、ポリスチレン等を使用することができる。
して、純度の高い、Zn,Cd,Ca,Al,Y(イッ
トリウム)等の酸化物,硫化物やケイ酸塩,タングステ
ン酸塩(これに活性化剤および融剤を入れたもの)、例
えばZnS,Zn2 SiO4,(Zn,Cd)S,Ca
S,SrS,CaWO4 等、蛍光染料として、Bril
lian Sulfolavireit Basic
yellow;HG、Eosine Rhodamin
e; G、Rhodamine;B(商品名)等を使用
することができる。
えばポリエステル樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル樹
脂、ポリアミド樹脂、ゴム系樹脂等の熱可塑性樹脂を使
用することができ、膜厚としては10〜1000nmの
範囲が適当である。
写体が、全体としてロール状に巻回されてなるものであ
るために設けるものである。
写体として、例えば免許証の写真貼付欄に転写した時の
状態を示す平面図である。
ある免許証10上の、特定情報が表示される表示部であ
る写真貼付欄11に顔写真12が貼付されている。
に、転写体の感熱接着剤層4塗工面を合わせ、バックコ
ート層5側から、サーマルヘッドを用いて熱溶融転写に
より、感熱接着剤層4を免許証10の写真貼付欄11に
接着させた後、基材1を剥離させて転写が完了する。こ
れにより、写真貼付欄11の顔写真12およびその周辺
の表面上に、所定の絵柄(本例では、☆マーク)が熱溶
融転写により形成される。
写体が熱溶融転写された免許証10においては、被転写
体である免許証10の写真貼付欄11の顔写真12の表
面上に、透明蛍光体または透明蛍光体よりなる蛍光体層
3をサーマルヘッドを用いて熱溶融転写により設けてい
ることから、顔写真12の貼付後に、偽造、改ざんを行
なった場合には、透明蛍光体層3が消失してしまうた
め、顔写真12表面上の透明または半透明の蛍光体層3
の存在の有無により、偽造、改ざん、すなわち真偽の判
別を一見して即座にかつ容易に行なえる。
付欄11の顔写真12の部分が、摩擦や衝撃から保護さ
れることになる。
ことから、印字されている場所が分からないため、隠し
文字,柄として利用でき、偽造、改ざんが困難となる。
ルヘッドを用いて熱溶融転写により画像または文字を形
成することから、画像または文字の形状を容易に変更で
き、印字場所も自在である。
説明する。
体の他の構成例を示す側断面図であり、図1と同一要素
には同一符号を付して示している。
転写体は、基材1上に、緩衝性を有する剥離層2、カラ
ーインキ中に透明蛍光体または半透明蛍光体を混入して
なるカラーインキ・蛍光体層6を、順次積層した構成と
している。なお、基材1の剥離層2と反対側面には、バ
ックコート層5を設けている。
テルフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリカーボネ
ートフィルム、セロファン等を使用することができ、膜
厚が10〜100μm程度のものが好ましい。
層6がより効果的に被転写体に転移するために設けられ
るもので、生産の効率をアップするのに不可欠なもので
あり、例えば熱可塑性アクリル樹脂、塩化ゴム系樹脂お
よび当該樹脂と併用し得る樹脂として、ニトロセルロー
ス、アセチルセルロース、ポリスチレン等を使用するこ
とができる。
しては、蛍光体として、前記図1および図2の実施例で
用いたものと同様のものを使用することができ、またカ
ラーインキとしては、例えば“特開昭58−15829
1号公報”に示されるように、着色剤、バインダー、柔
軟剤、その他体質顔料、熱伝導性物質からなるインキ等
を使用することができ、これらのものを組み合わせて使
用することができる。
えば後述する(表1)〜(表4)のものが使用できる。
写体が、全体としてロール状に巻回されてなるものであ
るために設けるものである。
写体として、例えば免許証の写真貼付欄に転写した時の
状態を示す平面図であり、図2と同一要素には同一符号
を付して示している。
ある免許証10上の、特定情報が表示される表示部であ
る写真貼付欄11に顔写真12が貼付されている。
に、転写体のカラーインキ・蛍光体層6塗工面を合わ
せ、バックコート層5側から、サーマルヘッドを用いて
熱溶融転写により、カラーインキ・蛍光体層6を免許証
10の写真貼付欄11に接着させた後、基材1を剥離さ
せて転写が完了する。これにより、写真貼付欄11の顔
写真12およびその周辺の表面上に、所定の絵柄(本例
では、☆マーク)が熱溶融転写により形成される。
写体が熱溶融転写された免許証10においては、被転写
体である免許証10の写真貼付欄11の顔写真12の表
面上に、カラーインキ中に透明蛍光体または半透明蛍光
体を混入してなるカラーインキ・蛍光体層6をサーマル
ヘッドを用いて熱溶融転写により設けていることから、
顔写真12の貼付後に、偽造、改ざんを行なった場合に
は、蛍光体が消失してしまうため、顔写真12表面上の
蛍光体の存在の有無により、偽造、改ざん、すなわち真
偽の判別を一見して即座にかつ容易に行なえる。
付欄11の顔写真12の部分が、摩擦や衝撃から保護さ
れることになる。
ことから、印字されている場所が分からないため、隠し
文字,柄として利用でき、偽造、改ざんが困難となる。
ドを用いて熱溶融転写により画像または文字を形成する
ことから、画像または文字の形状を容易に変更でき、印
字場所も自在である。
貼付欄11の顔写真12の表面上に、カラーインキ中に
透明蛍光体または半透明蛍光体を混入してなるカラーイ
ンキ・蛍光体層6を熱溶融転写により設けていることか
ら、同色のカラーインキに同色発光の蛍光体を混入する
と鮮やかな色となり、また異なる色のものを使用すると
独特の色に発光する。
説明する。
体の他の構成例を示す側断面図であり、図1および図3
と同一要素には同一符号を付して示している。
転写体は、基材1上に、緩衝性を有する剥離層2を設
け、この剥離層2上に万線状波形パターン状に透明また
は半透明の蛍光体7を設け、かつこの蛍光体7上にカラ
ーインキ層8を設けた構成としている。なお、基材1の
剥離層2と反対側面には、バックコート層5を設けてい
る。
テルフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリカーボネ
ートフィルム、セロファン等を使用することができ、膜
厚が10〜100μm程度のものが好ましい。
的に被転写体に転移するために設けられるもので、生産
の効率をアップするのに不可欠なものであり、例えば熱
可塑性アクリル樹脂、塩化ゴム系樹脂および当該樹脂と
併用し得る樹脂として、ニトロセルロース、アセチルセ
ルロース、ポリスチレン等を使用することができる。
て、純度の高い、Zn,Cd,Ca,Al,Y(イット
リウム)等の酸化物,硫化物やケイ酸塩,タングステン
酸塩(これに活性化剤および融剤を入れたもの)、例え
ばZnS,Zn2 SiO4 ,(Zn,Cd)S,Ca
S,SrS,CaWO4 等、蛍光染料として、Bril
lian Sulfolavireit Basic
yellow;HG、Eosine Rhodamin
e; G、Rhodamine;B(商品名)等を使用
することができる。
例えば“特開昭58−158291号公報”に示される
ように、着色剤、バインダー、柔軟剤、その他体質顔
料、熱伝導性物質からなるインキ等を使用することがで
きる。
〜(表4)のものが使用できる。
写体が、全体としてロール状に巻回されてなるものであ
るために設けるものである。
写体として、例えば免許証の写真貼付欄に転写した時の
状態を示す平面図であり、図2および図4と同一要素に
は同一符号を付して示している。
ある免許証10上の、特定情報が表示される表示部であ
る写真貼付欄11に顔写真12が貼付されている。
に、転写体のカラーインキ層8塗工面を合わせ、バック
コート層5側から、サーマルヘッドを用いて熱溶融転写
により、透明または半透明の蛍光体7およびカラーイン
キ層8を免許証10の写真貼付欄11に接着させた後、
基材1を剥離させて転写が完了する。これにより、写真
貼付欄11の顔写真12およびその周辺の表面上に、万
線状波形パターンの入った所定の絵柄(本例では、☆マ
ーク)が熱溶融転写により形成される。
写体が熱溶融転写された免許証10においては、被転写
体である免許証10の写真貼付欄11の顔写真12の表
面上に、万線状波形パターン状に透明または半透明の蛍
光体7、およびカラーインキ層8をサーマルヘッドを用
いて熱溶融転写により設けていることから、被転写体で
ある免許証10の写真貼付欄11の顔写真12の部分
が、摩擦や衝撃から保護されることになる。
付欄11の顔写真12の表面上に、万線状波形パターン
状に透明または半透明の蛍光体7、およびカラーインキ
層8をサーマルヘッドを用いて熱溶融転写により設けて
いることから、顔写真12の貼付後に、偽造、改ざんを
行なった場合には、蛍光体7が消失してしまうため、顔
写真12表面上の蛍光体7の存在の有無により、偽造、
改ざん、すなわち真偽の判別を一見して即座にかつ容易
に行なえる。
ることから、印字されている場所が分からないため、隠
し文字,柄として利用でき、偽造、改ざんが困難とな
る。
ドを用いて熱溶融転写により画像または文字を形成する
ことから、画像または文字の形状を容易に変更でき、印
字場所も自在である。
貼付欄11の顔写真12の表面上に、万線状波形パター
ン状に透明または半透明の蛍光体7、およびカラーイン
キ層8をサーマルヘッドを用いて熱溶融転写により設け
ていることから、万線状波形パターン状に蛍光体7が存
在する、すなわち顔写真12の表面上に転写された画像
または文字の部分だけに万線状波形パターンが入るた
め、偽造、改ざんがより一層困難となる。
体の構成例を示す側断面図である。
転写体は、基材21上に、透明蛍光体または透明蛍光体
よりなる蛍光体層23を積層した構成としている。な
お、基材21の蛍光体層23と反対側面には、バックコ
ート層25を設けている。
ステルフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリカーボ
ネートフィルム、セロファン等を使用することができ、
膜厚が10〜100μm程度のものが好ましい。
して、Brillian Sulfolavireit
Basic yellow;HG、Eosine R
hodamine; G、Rhodamine;B(商
品名)等を使用することができる。
転写体が、全体としてロール状に巻回されてなるもので
あるために設けるものである。
おいても、前述の場合と同様の作用効果を得ることがで
きる。
る。
体の他の構成例を示す側断面図であり、図7と同一要素
には同一符号を付して示している。
転写体は、基材21上に、カラーインキ中に透明蛍光体
または半透明蛍光体を混入してなるカラーインキ・蛍光
体層26を積層した構成としている。なお、基材21の
カラーインキ・蛍光体層26と反対側面には、バックコ
ート層25を設けている。
ステルフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリカーボ
ネートフィルム、セロファン等を使用することができ、
膜厚が10〜100μm程度のものが好ましい。
しては、蛍光体として、前記図7の実施例で用いたもの
と同様のものを使用することができ、またカラーインキ
としては、例えば分散染料、樹脂と溶剤よりなるビヒク
ル等からなるインキ等を使用することができ、これらの
ものを組み合わせて使用することができる。
例えば後述する(化1)〜(化5)のものが使用でき
る。
転写体が、全体としてロール状に巻回されてなるもので
あるために設けるものである。
おいても、前述の場合と同様の作用効果を得ることがで
きる。
る。
体の他の構成例を示す側断面図であり、図7および図8
と同一要素には同一符号を付して示している。
転写体は、基材21上に、万線状波形パターン状に透明
または半透明の蛍光体27を設け、かつこの蛍光体27
上にカラーインキ層28を設けた構成としている。な
お、基材21の蛍光体27と反対側面には、バックコー
ト層25を設けている。
ステルフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリカーボ
ネートフィルム、セロファン等を使用することができ、
膜厚が10〜100μm程度のものが好ましい。
て、Brillian Sulfolavireit
Basic yellow;HG、Eosine Rh
odamine; G、Rhodamine;B(商品
名)等を使用することができる。
えば分散染料、樹脂と溶剤よりなるビヒクル等からなる
インキ等を使用することができる。
1)〜(化5)のものが使用できる。
転写体が、全体としてロール状に巻回されてなるもので
あるために設けるものである。
のようにして同様に実施できるものである。
免許証10の写真貼付欄11の顔写真12およびその周
辺の表面上にのみ、転写体を転写する場合について説明
したが、これに限らず、被転写体である免許証10の表
面上全体に、転写体を転写するようにしてもよい。
写真貼付欄11の顔写真12およびその周辺の表面上
に、所定の絵柄として、☆マークを熱溶融転写により形
成する場合について説明したが、これに限らず、他の種
類の絵柄あるいは文字等を、熱溶融転写により形成する
ようにしてもよいものである。
される表示部として、被転写体である免許証の写真貼付
欄に、本発明を適用した場合について説明したが、これ
に限らず、特定情報が表示される表示部として、被転写
体である例えばパスポート、免許証等の写真貼付欄、あ
るいは通帳、証書等の押印欄またはサイン欄について
も、本発明を同様に適用して、前述の場合と同様の効果
が得られるものである。
示部に表示された特定情報の真偽の判別を一見して即座
にかつ容易に行なうことができ、偽造、改ざんしようと
する行為を困難にすることが可能な転写体が提供でき
る。
を示す側断面図。
証の写真貼付欄に転写した時の状態を示す平面図。
例を示す側断面図。
免許証の写真貼付欄に転写した時の状態を示す平面図。
例を示す側断面図。
免許証の写真貼付欄に転写した時の状態を示す平面図。
を示す側断面図。
例を示す側断面図。
例を示す側断面図。
層、5…バックコート層、6…カラーインキ・蛍光体
層、7…蛍光体、8…カラーインキ層、10…免許証、
11…写真貼付欄、12…顔写真、21…基材、23…
蛍光体層、25…バックコート層、26…カラーインキ
・蛍光体層、27…蛍光体、28…カラーインキ層。
Claims (6)
- 【請求項1】 特定情報が表示される表示部を有する被
転写体における、少なくとも前記表示部の表面上に、所
定の絵柄または文字を熱溶融転写により形成するのに用
いられる熱溶融転写式の転写体において、 基材上に、緩衝性を有する剥離層、透明蛍光体または半
透明蛍光体よりなる蛍光体層、紫外線カット性を有する
感熱接着剤層を、順次積層して成ることを特徴とする転
写体。 - 【請求項2】 特定情報が表示される表示部を有する被
転写体における、少なくとも前記表示部の表面上に、所
定の絵柄または文字を熱溶融転写により形成するのに用
いられる熱溶融転写式の転写体において、 基材上に、緩衝性を有する剥離層、カラーインキ中に透
明蛍光体または半透明蛍光体を混入してなるカラーイン
キ・蛍光体層を、順次積層して成ることを特徴とする転
写体。 - 【請求項3】 特定情報が表示される表示部を有する被
転写体における、少なくとも前記表示部の表面上に、所
定の絵柄または文字を熱溶融転写により形成するのに用
いられる熱溶融転写式の転写体において、 基材上に、緩衝性を有する剥離層を設け、当該剥離層上
に万線状波形パターン状に透明蛍光体または半透明蛍光
体を設け、かつ当該蛍光体上にカラーインキ層を設けて
成ることを特徴とする転写体。 - 【請求項4】 特定情報が表示される表示部を有する被
転写体における、少なくとも前記表示部の表面上に、所
定の絵柄または文字を熱熱昇華転写により形成するのに
用いられる熱昇華転写式の転写体において、 基材上に、透明蛍光体または半透明蛍光体よりなる蛍光
体層を積層して成ることを特徴とする転写体。 - 【請求項5】 特定情報が表示される表示部を有する被
転写体における、少なくとも前記表示部の表面上に、所
定の絵柄または文字を熱昇華転写により形成するのに用
いられる熱昇華転写式の転写体において、 基材上に、カラーインキ中に透明蛍光体または半透明蛍
光体を混入してなるカラーインキ・蛍光体層を積層して
成ることを特徴とする転写体。 - 【請求項6】 特定情報が表示される表示部を有する被
転写体における、少なくとも前記表示部の表面上に、所
定の絵柄または文字を熱昇華転写により形成するのに用
いられる熱昇華転写式の転写体において、 基材上に、万線状波形パターン状に透明蛍光体または半
透明蛍光体を設け、かつ当該蛍光体上にカラーインキ層
を設けて成ることを特徴とする転写体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5159434A JP3039206B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 偽造・改竄防止策が施された印刷物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5159434A JP3039206B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 偽造・改竄防止策が施された印刷物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0768946A true JPH0768946A (ja) | 1995-03-14 |
JP3039206B2 JP3039206B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=15693671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5159434A Expired - Fee Related JP3039206B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 偽造・改竄防止策が施された印刷物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3039206B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09104176A (ja) * | 1995-10-11 | 1997-04-22 | Tec Corp | 熱転写記録媒体 |
EP1213695A2 (en) * | 2000-10-24 | 2002-06-12 | Lintec Corporation | Release sheet with printed layer and manufacturing method thereof |
JP2009220408A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Dainippon Printing Co Ltd | インモールド用転写箔、及びそれを用いた成形品 |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP5159434A patent/JP3039206B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09104176A (ja) * | 1995-10-11 | 1997-04-22 | Tec Corp | 熱転写記録媒体 |
EP1213695A2 (en) * | 2000-10-24 | 2002-06-12 | Lintec Corporation | Release sheet with printed layer and manufacturing method thereof |
EP1213695A3 (en) * | 2000-10-24 | 2004-03-17 | Lintec Corporation | Release sheet with printed layer and manufacturing method thereof |
JP2009220408A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Dainippon Printing Co Ltd | インモールド用転写箔、及びそれを用いた成形品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3039206B2 (ja) | 2000-05-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6752430B2 (en) | Time dependent color-changing security indicator | |
EP2121338B1 (en) | Dual-sided two-ply direct thermal image element | |
EP2489525B1 (en) | Method of manufacturing a labeled article | |
JP3433945B2 (ja) | 熱ダイトランスファー法のための受像素子 | |
JP5531820B2 (ja) | 情報隠蔽シート | |
US6060428A (en) | Heat-sensitive chromogenic system | |
JPS6311397A (ja) | 改▲ざん▼のわかる証書及びその使用法 | |
JP4435312B2 (ja) | 不正防止シール | |
JP5685876B2 (ja) | 画像形成体、個人認証媒体及びその製造方法 | |
JPH0333789A (ja) | 潜像を有する製品及びその印刷方法 | |
JP2009134528A (ja) | 偽造防止用icラベル | |
JP2009109703A (ja) | 開封識別機能付き2層隠蔽ラベル | |
US7175206B2 (en) | Anti-counterfeiting marker for affixing variable entries on a support to be marked, method and resulting mark | |
JPH0768946A (ja) | 転写体 | |
JP2001347745A (ja) | 偽造防止媒体 | |
JPH11254844A (ja) | 中間転写記録媒体、これを用いた印画物の形成方法および形成された印画物 | |
JP2013091203A (ja) | 画像形成体、個人認証媒体およびその製造方法 | |
JP2003220769A (ja) | 中間転写記録媒体 | |
JPH0713013Y2 (ja) | 偽造防止用シール | |
JP2010105327A (ja) | パッチ転写媒体 | |
JP2720160B2 (ja) | 写真カード | |
JP2000141961A (ja) | 真贋判別カード | |
JP2000309153A (ja) | 偽造・変造防止用印刷物 | |
JP2010120230A (ja) | パッチ転写媒体 | |
JPH0129108Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080303 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090303 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100303 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100303 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110303 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120303 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |