JPH0768924A - インクジェットタック紙 - Google Patents
インクジェットタック紙Info
- Publication number
- JPH0768924A JPH0768924A JP6054326A JP5432694A JPH0768924A JP H0768924 A JPH0768924 A JP H0768924A JP 6054326 A JP6054326 A JP 6054326A JP 5432694 A JP5432694 A JP 5432694A JP H0768924 A JPH0768924 A JP H0768924A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- ink jet
- adhesive layer
- recording paper
- sensitive adhesive
- Prior art date
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- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
インクジェット記録に適したインクジェット記録紙に無
溶媒型感圧接着剤層を設け、該接着剤層に剥離紙を貼付
したインクジェットタック紙。
溶媒型感圧接着剤層を設け、該接着剤層に剥離紙を貼付
したインクジェットタック紙。
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、インクジェット記録紙、無溶媒型感圧接着剤
層及び剥離紙から構成された、裏面にレリース加工が施
こされたインクジェット記録紙に関する。近年、インク
ジェット記録紙は現像操作不要でリアルタイム記録可能
な記録紙なるが故に、プリンター用紙、ファクシミリ用
紙、チャート紙、などとしてその用途は拡大の一途をた
どっている。そして、印字記録もしくは作画されたイン
クジェット記録紙を、整理、保存、添附などの目的で、
書類、台紙、布、ガラス、板、プラスチック、などの他
の物品へ貼附する必要が生じて来ており、そのとき使用
者が、わざわざ、のり、接着液、粘着テープなどを使わ
ずとも、簡便かつ迅速に貼付出来るような、インクジェ
ット記録紙が要望されている。ここにおいて、本発明者
等は、上から順に、インクジェット記録紙、感圧接着剤
層、及び剥離紙から構成されたインクジェット紙を案出
したが、インクジェット記録紙はインクジェット記録時
のインク滴の吸収速度を上げるため、そのサイズ性を調
整した用紙やインク吸収性を微妙に調整した塗層を設け
ることが多く、裏面に接着剤層を設けるに当り、その接
着剤がインクジェット記録紙を通過（浸透又は拡散）、
マイグレートし得るような溶媒を含有する場合、その溶
媒及び該溶媒と共に浸透した樹脂組成物等が、インクジ
ェット記録紙に作用して、その微妙に調整されたインク
ジェット記録紙の、インク滴吸収性を変化させ極めて不
都合であることが判明し、本発明に到達した。本発明に
使用する感圧接着剤としてはアクリル系、ゴム系、ブロ
ックポリマー系など一般の粘着剤が全て用いられるが、
これら粘着剤を本考案に適用する態様に於いて、本発明
で云う無溶媒型感圧接着剤層とする必要がある。即ち、
本発明でいう無溶媒型感圧接着剤とは、インクジェット
記録紙に該接着剤が接触する時点に於いて、溶媒を含ま
ないことであって、ホットメルト系粘着剤やカレンダー
法による粘着剤を適用する場合は、そのまま インクジ
ェット記録紙に塗布することが可能であるが、溶媒型粘
着剤やエマルジョン系、水溶液系の粘着剤を使用する場
合には、あらかじめ剥離紙上に粘着剤液を塗布、乾燥
後、溶媒がなくなった状態でインクジェット記録紙に貼
り合せるなど、その適用方法に於いて無溶媒型感圧接着
剤層としておく必要がある。本発明になるインクジェッ
トタック紙を実際に使用するには印字された（必ずしも
印字されていなくてもよいが）該構成紙から剥離紙を剥
し取れば、接着剤層はインクジェット記録紙の方へ選択
的に残るので、そのまま他の物品上へ掌などで押えつけ
ればよく、直ちに貼附される。
層及び剥離紙から構成された、裏面にレリース加工が施
こされたインクジェット記録紙に関する。近年、インク
ジェット記録紙は現像操作不要でリアルタイム記録可能
な記録紙なるが故に、プリンター用紙、ファクシミリ用
紙、チャート紙、などとしてその用途は拡大の一途をた
どっている。そして、印字記録もしくは作画されたイン
クジェット記録紙を、整理、保存、添附などの目的で、
書類、台紙、布、ガラス、板、プラスチック、などの他
の物品へ貼附する必要が生じて来ており、そのとき使用
者が、わざわざ、のり、接着液、粘着テープなどを使わ
ずとも、簡便かつ迅速に貼付出来るような、インクジェ
ット記録紙が要望されている。ここにおいて、本発明者
等は、上から順に、インクジェット記録紙、感圧接着剤
層、及び剥離紙から構成されたインクジェット紙を案出
したが、インクジェット記録紙はインクジェット記録時
のインク滴の吸収速度を上げるため、そのサイズ性を調
整した用紙やインク吸収性を微妙に調整した塗層を設け
ることが多く、裏面に接着剤層を設けるに当り、その接
着剤がインクジェット記録紙を通過（浸透又は拡散）、
マイグレートし得るような溶媒を含有する場合、その溶
媒及び該溶媒と共に浸透した樹脂組成物等が、インクジ
ェット記録紙に作用して、その微妙に調整されたインク
ジェット記録紙の、インク滴吸収性を変化させ極めて不
都合であることが判明し、本発明に到達した。本発明に
使用する感圧接着剤としてはアクリル系、ゴム系、ブロ
ックポリマー系など一般の粘着剤が全て用いられるが、
これら粘着剤を本考案に適用する態様に於いて、本発明
で云う無溶媒型感圧接着剤層とする必要がある。即ち、
本発明でいう無溶媒型感圧接着剤とは、インクジェット
記録紙に該接着剤が接触する時点に於いて、溶媒を含ま
ないことであって、ホットメルト系粘着剤やカレンダー
法による粘着剤を適用する場合は、そのまま インクジ
ェット記録紙に塗布することが可能であるが、溶媒型粘
着剤やエマルジョン系、水溶液系の粘着剤を使用する場
合には、あらかじめ剥離紙上に粘着剤液を塗布、乾燥
後、溶媒がなくなった状態でインクジェット記録紙に貼
り合せるなど、その適用方法に於いて無溶媒型感圧接着
剤層としておく必要がある。本発明になるインクジェッ
トタック紙を実際に使用するには印字された（必ずしも
印字されていなくてもよいが）該構成紙から剥離紙を剥
し取れば、接着剤層はインクジェット記録紙の方へ選択
的に残るので、そのまま他の物品上へ掌などで押えつけ
ればよく、直ちに貼附される。
【第１図】は本発明になるインクジェットタック紙の横
断面図である。
断面図である。
１ ……… インクジェット記録紙 ２ ……… 無溶媒型感圧接着剤層 ３ ……… 剥離紙
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成６年３月１１日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 インクジェットタック紙
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録
紙、無溶媒型感圧接着剤層及び剥離紙から構成された、
裏面にレリース加工が施されたインクジェットタック紙
に関する。
紙、無溶媒型感圧接着剤層及び剥離紙から構成された、
裏面にレリース加工が施されたインクジェットタック紙
に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、インクジェット記録紙は現像操作
不要でリアルタイム記録可能な記録紙であるので、プリ
ンター用紙、ファクシミリ用紙、チャート紙、などとし
てその用途を拡大している。
不要でリアルタイム記録可能な記録紙であるので、プリ
ンター用紙、ファクシミリ用紙、チャート紙、などとし
てその用途を拡大している。
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】近年、印字記録もしくは作画されたインク
ジェット記録紙を、整理、保存、添付などの目的で、書
類、台紙、布、ガラス、板、プラスチック、などの他の
物品へ貼付する必要が生じてきている。その際に使用者
が、わざわざ、のり、接着液、粘着テープなどを使わな
くても、簡便かつ迅速に貼付出来るようなインクジェッ
ト記録紙が要望されている。
ジェット記録紙を、整理、保存、添付などの目的で、書
類、台紙、布、ガラス、板、プラスチック、などの他の
物品へ貼付する必要が生じてきている。その際に使用者
が、わざわざ、のり、接着液、粘着テープなどを使わな
くても、簡便かつ迅速に貼付出来るようなインクジェッ
ト記録紙が要望されている。
【課題を解決するための手段】
【０００４】それらの要望に応えるため、本発明者等
は、上から順に、インクジェット記録紙、感圧接着剤層
及び剥離紙から構成されたインクジェットタック紙を着
想した。しかしながら、インク吸収性を微妙に調整した
塗層を設けたインクジェット記録紙の裏面に接着剤層を
設ける場合に、その接着剤がインクジェット記録紙を通
過（浸透又は拡散）、マイグレートし得るような溶媒を
含有すると、その溶媒及び該溶媒と共に浸透した樹脂組
成物等が、インクジェット記録紙に作用して、その微妙
に調整されたインクジェット記録紙の塗層の、インク滴
吸収性を変化させ極めて不都合であることが判明した。
本発明者等は感圧接着剤層を無溶媒型感圧接着剤層とす
れば上記の課題を克服できることに思い至り、本発明を
完成した。本発明は紙支持体上にインク吸収性を微妙に
調整した塗層を設けた、インクジェット記録に適するイ
ンクジェット記録紙の裏面に、無溶媒型感圧接着剤層を
設け、該接着剤層に剥離紙を貼付したインクジェットタ
ック紙である。
は、上から順に、インクジェット記録紙、感圧接着剤層
及び剥離紙から構成されたインクジェットタック紙を着
想した。しかしながら、インク吸収性を微妙に調整した
塗層を設けたインクジェット記録紙の裏面に接着剤層を
設ける場合に、その接着剤がインクジェット記録紙を通
過（浸透又は拡散）、マイグレートし得るような溶媒を
含有すると、その溶媒及び該溶媒と共に浸透した樹脂組
成物等が、インクジェット記録紙に作用して、その微妙
に調整されたインクジェット記録紙の塗層の、インク滴
吸収性を変化させ極めて不都合であることが判明した。
本発明者等は感圧接着剤層を無溶媒型感圧接着剤層とす
れば上記の課題を克服できることに思い至り、本発明を
完成した。本発明は紙支持体上にインク吸収性を微妙に
調整した塗層を設けた、インクジェット記録に適するイ
ンクジェット記録紙の裏面に、無溶媒型感圧接着剤層を
設け、該接着剤層に剥離紙を貼付したインクジェットタ
ック紙である。
【０００５】本発明に使用する感圧接着剤としてはアク
リル系、ブロックポリマー系など一般の粘着剤が全て用
いられるが、これら粘着剤を本発明に適用する場合には
その粘着剤を無溶媒型感圧接着剤とする必要がある。
リル系、ブロックポリマー系など一般の粘着剤が全て用
いられるが、これら粘着剤を本発明に適用する場合には
その粘着剤を無溶媒型感圧接着剤とする必要がある。
【０００６】本発明でいう無溶媒型感圧接着剤とは、イ
ンクジェット記録紙に該接着剤が接触する時点に於い
て、溶媒を含まないものである。例えば、ホットメルト
系粘着剤やカレンダー法による粘着剤を適用する場合
は、そのままインクジェット記録紙に塗布することが可
能である。溶媒型粘着剤やエマルジョン系、水溶液系の
粘着剤を用いる場合にはその粘着剤を塗布、乾燥後、溶
媒がなくなった状態でインクジェット記録紙に貼り合わ
せるなど、その適用方法に於いて無溶媒型感圧接着剤層
としておく必要がある。
ンクジェット記録紙に該接着剤が接触する時点に於い
て、溶媒を含まないものである。例えば、ホットメルト
系粘着剤やカレンダー法による粘着剤を適用する場合
は、そのままインクジェット記録紙に塗布することが可
能である。溶媒型粘着剤やエマルジョン系、水溶液系の
粘着剤を用いる場合にはその粘着剤を塗布、乾燥後、溶
媒がなくなった状態でインクジェット記録紙に貼り合わ
せるなど、その適用方法に於いて無溶媒型感圧接着剤層
としておく必要がある。
【発明の効果】
【０００７】本発明のインクジェットタック紙を使用す
ると、印字された（必ずしも印字されていなくてもよい
が）該構成紙から剥離紙を剥し取ればよい。この際、接
着剤層はインクジェット記録紙の方へ選択的に残る。従
って剥離紙を剥離したインクジェット記録紙をそのまま
掌などで他の物品に押さえつければインクジェット記録
紙は直ちに物品に貼付される。
ると、印字された（必ずしも印字されていなくてもよい
が）該構成紙から剥離紙を剥し取ればよい。この際、接
着剤層はインクジェット記録紙の方へ選択的に残る。従
って剥離紙を剥離したインクジェット記録紙をそのまま
掌などで他の物品に押さえつければインクジェット記録
紙は直ちに物品に貼付される。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のインクジェットタック紙の横断面図。
【符号の説明】 １ 塗層 ２ 支持体 ３ 無溶媒型感圧接着剤層 ４ 剥離紙
【手続補正２】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｄ２１Ｈ 27/00
Claims (1)
- 【請求項１】インクジェット記録に適したインクジェッ
ト記録紙１、無溶媒型感圧接着剤層２、及び剥離紙３、
より成るインクジェットタック紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6054326A JP2552431B2 (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | インクジェットタック紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6054326A JP2552431B2 (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | インクジェットタック紙 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0768924A true JPH0768924A (ja) | 1995-03-14 |
| JP2552431B2 JP2552431B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=12967476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6054326A Expired - Lifetime JP2552431B2 (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | インクジェットタック紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2552431B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007302001A (ja) * | 1999-11-12 | 2007-11-22 | Seiko Epson Corp | 複合記録媒体及びその製造方法、記録媒体セット並びにドット記録装置及びドット記録方法 |
Citations (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4920420U (ja) * | 1972-05-25 | 1974-02-21 | ||
| JPS5023490A (ja) * | 1973-06-14 | 1975-03-13 | ||
| JPS5038356U (ja) * | 1973-07-31 | 1975-04-21 | ||
| JPS50129652U (ja) * | 1974-04-13 | 1975-10-24 | ||
| JPS5141889A (en) * | 1974-10-07 | 1976-04-08 | Fujikura Ltd | Denryokukeeburuno setsuzokuhoho |
| JPS5199545U (ja) * | 1975-02-07 | 1976-08-10 | ||
| JPS5253012A (en) * | 1975-10-24 | 1977-04-28 | Jujo Paper Co Ltd | Production of recording paper |
| JPS5389334U (ja) * | 1976-12-22 | 1978-07-21 | ||
| JPS545818U (ja) * | 1977-06-15 | 1979-01-16 | ||
| JPS5448549A (en) * | 1977-07-13 | 1979-04-17 | St Regis Paper Co | Printing apparatus |
| JPS5551583A (en) * | 1978-10-09 | 1980-04-15 | Ricoh Co Ltd | Ink-jet recording paper |
| JPS55129474A (en) * | 1979-03-30 | 1980-10-07 | Fuji Xerox Co Ltd | Self-adhesive paper |
-
1994
- 1994-02-16 JP JP6054326A patent/JP2552431B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| JPS5199545U (ja) * | 1975-02-07 | 1976-08-10 | ||
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| JPS5389334U (ja) * | 1976-12-22 | 1978-07-21 | ||
| JPS545818U (ja) * | 1977-06-15 | 1979-01-16 | ||
| JPS5448549A (en) * | 1977-07-13 | 1979-04-17 | St Regis Paper Co | Printing apparatus |
| JPS5551583A (en) * | 1978-10-09 | 1980-04-15 | Ricoh Co Ltd | Ink-jet recording paper |
| JPS55129474A (en) * | 1979-03-30 | 1980-10-07 | Fuji Xerox Co Ltd | Self-adhesive paper |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007302001A (ja) * | 1999-11-12 | 2007-11-22 | Seiko Epson Corp | 複合記録媒体及びその製造方法、記録媒体セット並びにドット記録装置及びドット記録方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2552431B2 (ja) | 1996-11-13 |
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