JPH076869Y2 - 身体洗い具 - Google Patents

身体洗い具

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Publication number
JPH076869Y2
JPH076869Y2 JP1992002392U JP239292U JPH076869Y2 JP H076869 Y2 JPH076869 Y2 JP H076869Y2 JP 1992002392 U JP1992002392 U JP 1992002392U JP 239292 U JP239292 U JP 239292U JP H076869 Y2 JPH076869 Y2 JP H076869Y2
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JP
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washing tool
washing
rod
tool body
tool
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Application number
JP1992002392U
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JPH0560388U (ja
Inventor
喜代次 馬場
Original Assignee
喜代次 馬場
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はヘチマの実の乾燥繊維か
らなる身体洗い具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から入浴時に身体を洗うものとして
は、ボディブラシや柄の付いたスポンジ等の用具、或い
は種々のタオル等がある。また、わが国においては古く
から乾燥して繊維だけに加工したヘチマを使用してい
る。この加工したヘチマは、水分(湯)を含むとスポン
ジのように柔軟になり、あかすり用具として重宝されて
いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、このヘチマ
で背中を洗う場合、手を後ろにまわして擦っても、湯を
含んで柔軟な状態となっているため、身体の擦る部分に
なかなか力が入らず、どうしても弱い擦り方になる。そ
のため、背中等の手のまわりにくい部分を洗う場合に
は、本来のヘチマのあかすり効果が発揮されなかった。
【0004】本考案は上記のような点に鑑みて開発され
たものであり、その目的とする処は、入浴して背中等を
洗う場合に、湯を含んで柔軟になったヘチマでも、身体
に強く押し当てて洗うことができるように改良した身体
洗い具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を有効
に達するために、次のような構成にしてある。すなわ
ち、複数の貫通孔を有するヘチマの実の乾燥繊維からな
る洗い具本体と、この洗い具本体の上記貫通孔に挿入す
る棒と、把持部を形成す締付け部材とからなり、上記洗
い具本体の貫通孔に棒を挿入し、洗い具本体の一端近傍
を上記締付け部材で締め付けして、上記棒の一端を洗い
具本体に固着すると共に把持部を形成した構成である。
【0006】
【作用】上記のような構成により、入浴して例えば背中
を洗う時に、手を後ろにまわして洗い具本体を背中に強
く押し当てた場合、湯を含んで柔軟になっている洗い具
本体でも貫通孔に棒を挿入してあるため、大きく変形せ
ず、把持部を握って力強く背中等を擦ることができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1〜図2に基づ
いて説明する。1は本考案に係る一実施例の身体洗い具
であって、この身体洗い具1は、洗い具本体2と、複数
の棒3と、締付け部材の一つである紐4などによって形
成されている。具体的には洗い具本体2は、ヘチマの実
から肉の部分を除去して繊維部分を乾燥させた略円柱形
状のものであって、内部に複数の貫通孔5を有してい
る。この洗い具本体2は、数十cm位の長さに形成して
ある。勿論、洗い具本体2の長さは任意に設計変更して
よい。
【0008】上記洗い具本体2の各貫通孔5には、筒状
のビニール管6に挿入した棒3がそれぞれ挿入されてい
る。この棒3は実施例では木製の棒を使用しているが、
プラスチック等の他の材料による棒状体であってもよ
い。この棒3を開通孔5に挿入した洗い具本体2の一端
近傍を、麻等の紐4で数cm幅に回巻して締め付け、洗
い具本体2に各棒3の一端を固着すると共に、洗い具本
体2の一端に把持部7を形成する。
【0009】上記のような構成からなる身体洗い具1
は、湯を含くませることによって柔軟になるが、内部貫
通孔5に棒3を挿入してあるために、簡単に曲がること
もない。そのため把持部7を握り、洗い具本体2の外表
に石鹸を塗り、洗い具本体2を身体の洗う箇所に擦りつ
けることによって、把持部7にかけた力が洗う身体の部
位にストレートに伝わり、力の入れ加減により常に所望
の強さで身体を洗うことができる。特に背中などの洗い
にくい部分でも強く擦って洗うことができる。
【0010】なお、この身体洗い具1の商品としての見
栄えを良くするために、図3、図4に示すように洗い具
本体2の両端或いは片方の端面に、洗い具本体2と同様
のヘチマによって円形状に形成した蓋8を接着剤で固定
して、洗い具本体2の両端或いは片方の端面を覆うよう
にしてもよい。この場合、蓋8の中央に穴9を穿設し
て、使用中に洗い具本体2に含まれた湯が、この穴9か
ら外に出やすいようにするのが好ましい。また、締付け
部材は、前記実施例のような紐であっても、ベルト状の
ものであっても、或いは洗い具本体の一端近傍を圧縮
し、締付け部材として合成樹脂やゴム材等によって固め
るもの、その他、棒を洗い具本体に固着できるものであ
れば如何なるものであってもよい。
【0011】
【考案の効果】以上、上記説明でも明らかなように、本
考案の身体洗い具は、洗い具本体の貫通孔に棒を挿入し
てあるため、湯を含んで柔軟になっている洗い具本体で
も、身体に押し当てた場合に全体が曲がることがなく、
手で把持部を握って身体を擦すれば、背中等の力を入れ
て洗いにくい部位でも、力強く洗うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る一実施例の斜視図、
【図2】本考案に係る一実施例の断面図、
【図3】他の実施例の洗い具本体の先端部分を示す斜視
図、
【図4】また別の実施例の洗い具本体の把持部の端部分
を示す斜視図、
【符号の説明】
1・・・身体洗い具、 2・・・洗い具本体、 3・・・棒、 4・・・紐、 7・・・把持部、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の貫通孔を有するヘチマの実の乾燥
    繊維からなる洗い具本体と、この洗い具本体の上記貫通
    孔に挿入する棒と、把持部を形成する締付け部材とから
    なり、上記洗い具本体の貫通孔に棒を挿入し、洗い具本
    体の一端近傍を上記締付け部材で締め付けして、上記棒
    の一端を洗い具本体に固着すると共に把持部を形成した
    ことを特徴とする身体洗い具。
JP1992002392U 1992-01-27 1992-01-27 身体洗い具 Expired - Lifetime JPH076869Y2 (ja)

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JPH0560388U JPH0560388U (ja) 1993-08-10
JPH076869Y2 true JPH076869Y2 (ja) 1995-02-22

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