JPH0768542B2 - 液体漂白組成物 - Google Patents

液体漂白組成物

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JPH0768542B2
JPH0768542B2 JP3503735A JP50373591A JPH0768542B2 JP H0768542 B2 JPH0768542 B2 JP H0768542B2 JP 3503735 A JP3503735 A JP 3503735A JP 50373591 A JP50373591 A JP 50373591A JP H0768542 B2 JPH0768542 B2 JP H0768542B2
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フアン・デ・パス,ヨハンネス・コルネリス
オルソールン,テレシア・マリア
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ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、水性基材と洗剤活性材料と漂白材料とからな
る液体洗剤組成物に関するものである。
EP 293040号(P&G)には、水相における漂白剤の安
定性を向上させるべく過硼酸塩漂白材料と水溶性の溶剤
系とからなる液体溶剤組成物を処方することが提案され
ている。漂白剤と組合せる同様な溶剤がEP 294904号
(P&G)にも提案されている。
漂白材料からなる液体の水性洗剤組成物を処方する際、
しばしば漂白剤の不安定性の問題が生ずることを認め
た。まだ充分には理解されていないが、この不安定性は
水相に対する漂白材料の可溶化に続いて、溶解した漂白
材料が分解することによって生ずると思われる。
驚くことに今回、前記組成物がさらに特定の珪酸塩安定
化材料をも含む場合には、安定な漂白剤含有の液体水性
洗剤組成物を処方しうることが見い出された。
したがって本発明は、10〜30重量%の洗剤活性材料を含
有する水性基材と1〜40重量%の固体粒状過酸素漂白材
料と、0.4〜5重量%のアルカリ金属珪酸塩材料、好ま
しくは二珪酸塩材料とを含む液体洗剤組成物に関するも
のである。
漂白材料 本発明による組成物は漂白材料からなり、この漂白材料
は好ましくは過酸素漂白剤である。この漂白成分は系中
に溶解型で存在しうるが、過酸素漂白剤の1部のみを可
溶化させるのが好ましく、残部は好ましくは系中に懸濁
する固体過酸素粒子として存在する。
適する漂白化合物の例は、過硼酸塩、過硫酸塩、ペルオ
キシ二硫酸塩、過燐酸塩、並びに過酸化水素を尿素もし
くはアルカリ金属炭酸塩と反応させて生成される結晶性
ペルオキシハイドレートを包含する。さらに、カプセル
化された漂白剤も使用することができる。好適な漂白剤
は系中に部分的にのみ可溶性である。過硼酸塩もしくは
過炭酸塩漂白剤の使用が特に好適である。
漂白成分は、好ましくは0.1〜15重量%の活性酸素、よ
り好ましくは0.5〜10%の活性酸素、典型的には1.0〜5.
0%の活性酸素に相当する量で添加される。典型的な漂
白剤の量は水性組成物に対し1〜40重量%、より好まし
くは7〜30%、特に好ましくは組成物に対し10〜25重量
%である。
珪酸塩材料 本発明の組成物はさらにアルカリ金属珪酸塩材料をも含
む。
適する珪酸塩材料はたとえば珪酸ナトリウムおよびカリ
ウム、たとえばメタ珪酸ナトリウムおよび二珪酸ナトリ
ウムである。アルカリ金属二珪酸塩の使用が好適であ
る。
まだ充分には理解されていないが、アルカリ金属珪酸塩
材料は2つの機能を果しうると思われ、第1にこれは漂
白材料の可溶化を防止して不安定な溶解漂白剤の量を最
少化し、第2に、これは溶解した漂白材料の分解を阻止
する。
アルカリ金属珪酸塩材料のレベルは、好ましくは0.4〜
5%である。
洗剤活性材料 本発明の組成物は、さらに洗剤活性材料をも含む。驚く
ことに、漂白材料とアルカリ金属珪酸塩材料との組合せ
は直ちに使用しうる(ready to use)水性液体洗剤組成
物に使用するのに適することが判明した。
最も広い意味において、洗剤活性材料は一般に1種もし
くはそれ以上の表面活性材で構成することができ、陰イ
オン型、陽イオン型、非イオン型、双性イオン型および
両性イオン型の種類、並びに(互いに適合性であれば)
その混合物から選択することができる。たとえば、これ
は文献[“Surface Active Agents"vol.I,by Schwatrz
& Perry,Interscience 1949および“Surface Active
Agents"vol.II,Schwartz,Perry & Berch(Interscienc
e 1958),current edition of“McCutcheon′s Emulsif
iers & Deterqents",出版社 McCutcheon division of
Manufacturing Confectioners CompanyまたはTensid−
Taschenburch",H,Stache,2nd End.,Carl Hanser Verla
g,Munchen & Wien,1981]に記載された種類の任意の特
定材料から選択することができる。
適する非イオン型表面活性剤は特に、疎水性基と反応性
水素原子とを有する化合物の反応生成物、たとえば脂肪
族アルコール、酸、アミドもしくはアルキルフェノール
と酸化アルキレン、特に酸化エチレン(単独または酸化
プロピレンと共に)との反応生成物を包含する。特定の
非イオン型洗剤化合物は酸化エチレンを伴うアルキル
(C6〜C18)第一もしくは第二線状もしくは分枝鎖アル
コール、並びに酸化エチレンを酸化プロピレンとエチレ
ンジアミンとの反応生成物と縮合させて作成される生成
物である。他のいわゆる非イオン型洗剤化合物は長鎖第
三アミン酸化物、長鎖第三ホスフィン酸化物およびジア
ルキルスルホキシドを包含する。
さらに、たとえばEP 328177号に記載されているような
塩析抵抗性の活性物質の使用、特にたとえばEP 70074
号に開示されているようなアルキルポリグリコシド表面
活性剤の使用も可能である。
適する陰イオン型表面活性剤は一般に約8〜約22個の炭
素原子を有するアルキル基を持った有機サルフェートお
よびスルホネートの水溶性アルカリ金属塩であり、ここ
でアルキルという用語は高級アシル基のアルキル部分を
包含して使用される。適する合成陰イオン型洗剤化合物
の例はアルキル硫酸ナトリウムおよびカリウム、特にた
とえばタロウ油もしくはココ椰子油から製造された高級
(C8〜C18)アルコールを硫酸化して得られるもの、ア
ルキル(C9〜C20)ベンゼンスルホン酸ナトリウムおよ
びカリウム、特に線状第二アルキル(C10〜C15)ベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム;アルキルグリセリルエーテル
硫酸ナトリウム、特にタロウ油もしくはココ椰子油から
誘導された高級アルコールおよび石油から誘導された合
成アルコールのエーテル類;ココ椰子油脂肪モノグリセ
ルド硫酸およびスルホン酸ナトリウム;高級(C8
C18)脂肪アルコール−酸化アルキレン(特に酸化エチ
レン)反応生成物の硫酸エステルのナトリウムおよびカ
リウム塩;たとえばイセチオン酸でエステル化されかつ
水酸化ナトリウムで中和されたココ椰子脂肪酸のような
脂肪酸の反応生成物;メチルタウリンの脂肪酸アミドの
ナトリウムおよびカリウム塩;アルカンモノスルホネー
ト、たとえばα−オレフィン(C8〜C20)に重亜硫酸ナ
トリウムを反応させて得られるもの、およびパラフィン
にSO2とCl2を反応させ、次いで塩基により加水分解して
ランダムスルホネートを生成させて誘導されたもの;並
びにオレフィンスルホネート(この用語はオレフィン、
特にC10〜C20α−オレフィンをSO3と反応させ、次いで
反応生成物を中和すると共に加水分解して作成された物
質を説明すべく使用される)である。好適な陰イオン型
洗剤化合物は(C11〜C15)アルキルベンゼンスルホン酸
ナトリウム並びに第一(C10〜C18)アルキル硫酸ナトリ
ウムもしくはカリウムである。
さらに脂肪酸のアルカリ金属石鹸、特に12〜18個の炭素
原子を有する酸(たとえばオレイン酸、リシノレイン酸
およびヒマシ油から得られる脂肪酸、アルキルコハク
酸)、菜種油、グランドナット油、ココ椰子油、椰子核
油またはその混合物の石鹸を包含することもでき、しば
しばこれが好適である。これらの酸のナトリウムもしく
はカリウム石鹸を使用することができる。
全洗剤活性材料は全組成物に対し10〜30重量%にて存在
しうる。しかしながら、1つの好適なクラスの組成物
は、全組成物の重量に対し少なくとも20%、特に好まし
くは少なくとも25%、特に少なくとも30%の洗剤活性材
料を含む。
任意成分 本発明の組成物は非構造化(アイソトロピック)体また
は構造化体とすることができる。本発明の構造化された
液体は内部構造化することができ、この場合は組成物中
の洗剤活性材料により構造を形成させ、或いは外部構造
化することもでき、この場合は外部構造形成剤で構造を
与える。好ましくは本発明の組成物は内部構造化され
る。
種々異なる種類の可能な活性構造化材の幾種かは文献
[H.A.Barnes,“Detergents",Ch.2.,K.Walters(Ed),
“Rheometry:Industrial Applications",J.Wiley & So
ns,Letchworth 1980]に記載されている。一般に、この
種の系の配列の程度は表面活性剤および/または電解質
の濃度の増加と共に増大する。極めて低い濃度にて表面
活性剤は分子溶液として或いは球状ミセルの溶液として
存在することができ、これらの両者はアイソトロピック
である。他の表面活性剤および/または電解質を添加す
ることにより、構造化(アニソトロピック)系が生成し
うる。これらはそれぞれたとえばロッド−ミセル、平面
ラメラ構造、ラメラ液滴および液晶相のような種々の用
語で呼ばれる。しばしば、種々異なる研究者は実際には
同一である構造を説明すべく種々異なる用語を使用して
いる。たとえば、ヨーロッパ特許EP−A−151884号明細
書においてはラメラ液滴が「スフェルライト」と呼ばれ
ている。液体における表面活性剤構造化系の存在および
同定は、当業者に知られた手段、たとえば光学技術、各
種の流動学測定法、X−線もしくはニュートロン回折お
よびしばしば電子顕微鏡によって決定することができ
る。
組成物がラメラ液滴構造であれば、多くの場合、水性連
続相が溶解電解質を含有するのが好ましい。ここで使用
する電解質という用語は任意のイオン型水溶性物質を意
味する。しかしながら、ラメラ分散物においては必らず
しも全ての電解質が溶解するとは限らず、固体の粒子と
して懸濁することもある。何故なら、液体の全電解質濃
度はこの電解質の溶解限度界よりも高いからである。電
解質の混合物も使用することができ、電解質の1種もし
くはそれ以上は溶解した水相に存在する一方、1種もし
くはそれ以上は実質的に懸濁固相でのみ存在する。2種
もしくはそれ以上の電解質を、これら2つの相の間にほ
ぼ比例して分配させることもできる。部分的に、これは
処理方法(たとえば各成分の添加順序)に依存する。他
方で「塩」という用語は、表面活性剤および水以外の含
ませうる全ての有機および無機物質を包含し、イオン型
であってもなくてもよく、この用語は副次的な電解質
(水溶性物質)を包含する。
所要の構造を持った安定な液体を得るための表面活性剤
の種類およびその比率の選択は充分に当業者の知識の範
囲内である。しかしながら、有用な組成物の重要である
サブクラスは、洗剤活性材料が種々異なる表面活性剤の
配合物からなるものであると言うことができる。布洗濯
組成物に有用である典型的な配合物は、主たる表面活性
剤が非イオン型および/または非アルコキシル化陰イオ
ン型および/またはアルコキシル化陰イオン型表面活性
剤からなるものを包含する。
表面活性剤の配合物の場合、この種の安定性および粘度
をもたらす各成分の正確な比率は、慣用の構造化された
液体の場合と同様に電解質の種類および量に依存する。
しかしながら好適には、組成物は1〜60%、特に10〜45
%の塩析性電解質を含有する。塩析性電解質はEP−A−
79646号明細書に記載された意味を有し、すなわち塩析
性電解質は9.5未満のリオトロピック数を有する。必要
に応じ或る種の塩溶性電解質(前記特許明細書に規定)
も含ませうるが、ただし他の成分に対し適合しうる種類
および量とし、組成物は依然としてここに記載した本発
明の規定の範囲内にあるものとする。存在させうる電解
質(塩溶性もしくは塩析性のいずれか)の幾種かもしく
は全て或いは実質的に水不溶性の塩は洗剤ビルダー特性
を有することができる。いずれの場合にも、本発明によ
る組成物は洗剤ビルダー材料(その幾種か或いは全部は
電解質とすることができる)を含むことが好適である。
ビルダー材料は洗濯液における遊離カルシウムイオンの
レベルを減少させうる任意のものであり、好ましくはた
とえばアルカリ性pHの発生、布地から除去された土壌の
懸濁および布軟化性粘土材料の分散のような他の有利な
性質を組成物に付与する。好ましくは、塩析性電解質は
クエン酸塩で構成される。
存在させる場合、燐含有の無機洗剤ビルダーの例は水溶
性塩類、特にアルカリ金属のピロ燐酸塩、オルト燐酸
塩、ポリ燐酸塩およびホスホン酸塩を包含する。無機燐
酸塩ビルダーの特定例はトリポリ燐酸、燐酸およびヘキ
サメタ燐酸のナトリウム塩およびカリウム塩を包含す
る。ホスホン酸金属封鎖ビルダーも使用することができ
る。
存在させる場合、燐を含有しない無機洗剤ビルダーの例
は水溶性のアルカリ金属炭酸塩、重炭酸塩、珪酸塩、並
びに結晶質および非晶質のアルミノ珪酸塩を包含する。
特定例は炭酸ナトリウム(方解石種晶を伴う或いは含ま
ない)、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウムおよびカリウ
ム、並びにゼオライトを包含する。
無機ビルダーの範囲において、好ましくは他の電解質の
溶解度を増大させる電解質を包含し、たとえばナトリウ
ム塩の溶解度を増大させるカリウム塩の使用が好適であ
る。これにより、溶解する電解質の量を英国特許GB 13
02543号公報に記載されたようにかなり増加させること
ができる(結晶溶解)。
存在させる場合、有機洗剤ビルダーの例はアルカリ金
属、アンモニウムおよび置換アンモニウムのポリ酢酸
塩、カルボン酸塩、ポリカルボン酸塩、ポリアセチルカ
ルボン酸塩およびポリヒドロキシスルホン酸塩を包含す
る。特定例はエチレンジアミンテトラ酢酸、ニトリロ三
酢酸、オキシジコハク酸、CMOS、TMS、TDS、メリト酸ベ
ンゼンポリカルボン酸およびクエン酸のナトリウム、カ
リウム、リチウム、アンモニウムおよび置換アンモニウ
ム塩を包含する。
好ましくは、非石鹸ビルダー材料のレベルは組成物に対
し0〜50重量%、より好ましくは5〜40%、特に好まし
くは10〜35%である。
有機ビルダーの範囲において、EP 301,882号に記載さ
れているように水性連続相に部分的にのみ溶解する重合
体を混入することも望ましい。これは粘度減少(溶解す
る重合体に基づく)を可能にすると共に、二次的利点
(特にビルディング)を達成するのに充分な多量で混入
することを可能にする。何故なら、溶解しない部分は、
ほぼ全部が溶解すれば生ずるような不安定性をもたらさ
ないからである。典型的な量は0.5〜4.5重量%である。
さらに、本発明の組成物には、部分溶解した重合体に代
ってまたは加えて、さらに他の重合体を含ませることも
でき、前記他の重合体は水相中にほぼ完全に可溶性であ
り、重合体の5重量%水溶液100mlに対し5g以上のニト
リロ三酢酸ナトリウムの電解質抵抗を有し、前記第2の
重合体はさらに20%水溶液にて6000の平均分子量を有す
るポリエチレングリコールの2重量%もしくはそれ以上
の水溶液の蒸気圧に等しいまたはそれより低い蒸気圧を
有し、さらに前記第2の重合体は少なくとも1000の分子
量を有する。この種の重合体の使用は一般に本出願人の
EP 301,883号に記載されている。典型的レベルは0.5〜
4.5重量%である。
本発明による組成物の粘度は好ましくは21s-1にて1,500
mPa・s未満、より好ましくは1,000mPa・s未満、特に3
0〜900mPa・sの範囲である。
本発明による組成物の粘度および安定性を調節する1つ
の方法は、粘度調節性の高分子材料を含ませることであ
る。
本発明の組成物に混入するのに好適な粘度および/また
は安定性調節重合体は、親水性骨格と少なくとも1個の
疎水性側鎖とを有する解膠性重合体を包含する。この種
の重合体は、たとえば本出願人による同時係属ヨーロッ
パ特許出願EP 89201530.6号(EP 346995号)に記載さ
れている。
本発明の洗剤組成物に使用するための解膠性重合体は陰
イオン型、非イオン型または陽イオン型とすることがで
きる。陰イオン型解膠性重合体が好適である。
重合体の親水性骨格は典型的にはカルボン酸基を有する
ホモポリマー、コポリマーもしくはターポリマー(より
好ましくはその塩型)、たとえばマレイン酸もしくはア
クリル酸ポリマー或いはこれらのコポリマーまたはたと
えばビニルエーテル、スチレンなど他のモノマー単位と
のコポリマーである。疎水性連鎖は典型的にはたとえば
5〜24個の炭素原子を有する飽和および不飽和のアルキ
ル鎖から選択され、必要に応じアルコキシレンもしくは
ポリアルコキシレン結合、たとえば1〜50個のアルコキ
シレン基を有するポリエトキシ、ポリプロポキシもしく
はブチルオキシ(またはその混合)結合を介して骨格に
結合する。たとえば、或る種の構成において側鎖は実質
的に非イオン型表面活性剤の特性を有する。好適な陰イ
オン型重合体は本出願人の同時係属ヨーロッパ特許出願
EP 89201530.6号(EP 346995号)に開示されている。
好ましくは、粘度調節性重合体の量は全組成物に対し0.
1〜5重量%、より好ましくは0.2〜2%である。
本発明の組成物はさらに、pHを調整するための物質をも
含むことができる。pHを低下させるには弱酸を使用する
のが好適であり、特に有機酸の使用が好適であり、C1-8
カルボン酸の使用がより好適であり、クエン酸の使用が
最も好適である。これらpH低下剤の使用は、本発明の組
成物がたとえばアミラーゼ、プロテアーゼおよびリポラ
ーゼのような酵素を含有する場合に特に好適である。
上記した諸成分の他に多数の任意成分も存在させること
ができ、たとえばアルカノールアミド、特に椰子核脂肪
酸およびココ椰子脂肪酸から誘導されるモノエタノール
アミドのような起泡促進剤、たとえば粘土、アミン類お
よびアミン酸化物のような布軟化剤、起泡抑制剤、たと
えば硫酸ナトリウムのような無機塩、並びに極めて少量
で一般に存在させる、蛍光剤、香料、殺菌剤、着色料、
並びにたとえばプロテアーゼ、セルラーゼ、アミラーゼ
およびリパーゼ[リポラーザ(登録商標)、ノボ社を包
含する]のような酵素をも含むことができる。プロテア
ーゼ酵素の適す例はサビナーゼ (ノボ社)、マキサカ
ール (ギスト−ブロケード)、オプチクリーン (MK
C社)またはAP122 (昭和電工)、アルカラーゼ 、マ
キサターゼ 、エスペラーゼ 、オプチマーゼ 、プロ
テイナーゼKおよびズブチリシンBPNである。適するリ
ポラーゼはたとえばリポラーゼ (ノボ社)、アマノリ
パーゼ 、メイト−リパーゼ、リポチーム 、SP225、S
P285、トーヨージョーゾー・リパーゼである。適するア
ミダーゼは、たとえばテルマミル (ノボ社の登録商
標)およびマキサミル である。適するセルラーゼはセ
ルチーム (ノボ社)を包含する。
本発明の組成物は好ましくは10〜80重量%の水、より好
ましくは15〜60%、特に好ましくは20〜50%の水を含
む。
本発明による液体洗剤組成物は、好ましくは、25℃にて
作成した後に21日間にわたり貯蔵した際に2容量%未満
の相分離を示す点において物理的に安定である。
本発明による液体洗剤組成物は好ましくは、作成後に20
〜37℃の温度にて3ケ月間にわたり貯蔵した際に25%未
満、好ましくは10%未満、より好ましくは5%未満の容
積増加を示す点において容積安定性である。
良好な容積安定性を得るには、好ましくは本発明による
組成物はさらに漂白成分のための第2の安定化剤を含
む。適する安定化剤は当業界で周知であり、EDTA、珪酸
マグネシウムおよびホスホン酸塩、たとえばデクエスト
類(モンサント社)およびナフトール (メルク社)
を包含する。好ましくは、これら安定化剤の量は組成物
に対し0.05〜5重量%、より好ましくは組成物に対し0.
05〜1%である。
本発明の組成物は1種もしくはそれ以上の漂白先駆剤を
含むこともできる。この種の薬剤の周知例はTAEDであ
る。好ましくは標百先駆剤は系中に、少なくとも部分的
に未溶解型で存在させる。先駆体を未溶解型で存在させ
ることを確実とする1つの方法は、組成物における電解
質の量を増加させて系における先駆体の溶解度を減少さ
せることである。この目的に適する電解質は、たとえば
少なくとも部分的に水溶性の炭酸塩、硫酸塩およびハロ
ゲン化物である。
使用に際し、本発明の洗剤組成物は、たとえば洗濯機で
使用するための洗濯液を作成すべく洗濯水で希釈され
る。洗濯液における液体洗剤組成物の濃度は好ましくは
0.05〜10重量%、より好ましくは0.1〜3重量%であ
る。
効果的な洗剤特性を確保するには、液体洗剤組成物を好
ましくはアルカリ性とし、推奨濃度にて組成物を水溶液
で使用する場合は約7.0〜12、好ましくは約8〜約11の
範囲のpHを与えることが好ましい。この要件を満たすべ
く、未希釈の液体組成物は好ましくは7より高いpH、た
とえば約pH8.0〜約12.5とすべきである。過度に高いp
H、たとえば約pH13を越えるpHは家庭での安全性に関し
てより望ましくない。液体組成物中に過酸化水素を存在
させる場合、pHは一般に、良好な洗剤特性と良好な物理
的および化学的安定性との組合せ効果を確保するには、
7.5〜10.5、好ましくは8〜10、特に8.5〜10である。勿
論、この種の高アルカリ性洗剤組成物における各成分は
アルカリ安定性につき、特にたとえば酵素(特に適する
蛋白分解酵素)のようなpH感受性物質につき選択すべき
である。pHは、適するアルカリ性物質または酸性物質の
添加によって調整することができる。
本発明による組成物は、液体洗剤組成物を製造するため
の任意の方法により製造することができる。好適方法は
水に対するアルカリ金属珪酸塩の添加を含み、水は必要
に応じ組成物における他の成分の1種もしくはそれ以上
を含んでもよい。漂白材料は好ましくは予備分散物とし
て添加される。
以下、実施例により本発明をさらに説明する。全ての実
施例において、特記しない限り%は全て重量による。
実施例 各成分を下記する順序で水に添加して、次の組成物を作
成した: 組成物Aは約11のpHを有し、約1.9重量%の漂白材料を
溶解型で含有し、37℃における漂白剤の半減時間は35日
間であった。組成物Bは約9.8のpHを有し、約2.1重量%
の漂白材料を溶解型で含有した。溶解漂白剤の半減時間
は1日よりも顕著に短かかった。
この実施例は、アルカリ金属二珪酸塩を漂白剤の安定化
に有利に使用しうることを明らかに示す。
実施例 II 各成分を下記する順序で水に添加して、次の液体洗剤組
成物を処方することができる。
実施例 III 香料および酵素を除く少量成分と一緒に電解質を加温し
た水に添加し、次いで解膠性重合体を添加し、次いで洗
剤活性材料をプレミックスとして攪拌下に添加し、その
後に混合物を冷却すると共に酵素と香料とを添加して次
の組成物を作成した: 過硼酸塩は水における65%予備分散物(プロキシソ
、ICI社)として添加し、重合体はEP 346995号にA
44として記載された解膠性重合体とし、pHは必要に応じ
クエン酸で調整した。
生成物の粘度は21s-1でmPa・sとして測定し、容積安定
性は室温で3ケ月間貯蔵した際の最大容積増加を測定し
て決定し、物理的安定性は貯蔵の際の相分離および固体
沈降を検査して決定し、漂白剤安定性は37℃にて4週間
貯蔵した後に残留する漂白剤の%を示す。次の結果が得
られた: これらの結果は、アルカリ金属二珪酸塩を漂白剤と組合
せて使用すれば良好な漂白剤安定性が得られることを示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 オルソールン,テレシア・マリア オランダ国、エヌ・エル―3137・ベー・ベ ー・フラールデインゲン、ロベルト・シユ マンリング・49 (56)参考文献 特開 平2−189397(JP,A)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水、10〜30重量%の洗剤活性材料、1〜40
    重量%の固体粒状過酸素漂白材料、および0.4〜5重量
    %のアルカリ金属珪酸塩材料を含む液体洗剤組成物。
  2. 【請求項2】漂白材料が、過硼酸塩および過炭酸塩漂白
    剤から成る群から選択される請求の範囲第1項に記載の
    液体洗剤組成物。
  3. 【請求項3】アルカリ金属珪酸塩材料がアルカリ金属二
    珪酸塩である請求の範囲第1項に記載の液体洗剤組成
    物。
  4. 【請求項4】7〜30重量%の上記漂白剤を含む請求の範
    囲第1項に記載の液体洗剤組成物。
  5. 【請求項5】5〜50重量%の非石鹸ビルダー材料を含む
    請求の範囲第1項に記載の液体洗剤組成物。
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