JPH0768415A - スイベルレバー支持装置 - Google Patents
スイベルレバー支持装置Info
- Publication number
- JPH0768415A JPH0768415A JP9505794A JP9505794A JPH0768415A JP H0768415 A JPH0768415 A JP H0768415A JP 9505794 A JP9505794 A JP 9505794A JP 9505794 A JP9505794 A JP 9505794A JP H0768415 A JPH0768415 A JP H0768415A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- swivel lever
- spring
- swivel
- circular saw
- spring member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D45/00—Sawing machines or sawing devices with circular saw blades or with friction saw discs
- B23D45/04—Sawing machines or sawing devices with circular saw blades or with friction saw discs with a circular saw blade or the stock carried by a pivoted lever
- B23D45/042—Sawing machines or sawing devices with circular saw blades or with friction saw discs with a circular saw blade or the stock carried by a pivoted lever with the saw blade carried by a pivoted lever
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D47/00—Sawing machines or sawing devices working with circular saw blades, characterised only by constructional features of particular parts
- B23D47/08—Sawing machines or sawing devices working with circular saw blades, characterised only by constructional features of particular parts of devices for bringing the circular saw blade to the workpiece or removing same therefrom
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sawing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トリマのスイベルレバーに緩衝機能を付与す
る。 【構成】 所定の支持部材に取り付けられたスイベルレ
バーと、このスイベルレバーに取り付けられた丸鋸とを
有するトリマのスイベルレバー支持装置は、スイベルレ
バーの上方への動作に対応するばね部材及びスイベルレ
バーの下方への動作に対応するばね部材とを有する。こ
のばね部材によって、スイベルレバーの旋回動作が緩衝
される。
る。 【構成】 所定の支持部材に取り付けられたスイベルレ
バーと、このスイベルレバーに取り付けられた丸鋸とを
有するトリマのスイベルレバー支持装置は、スイベルレ
バーの上方への動作に対応するばね部材及びスイベルレ
バーの下方への動作に対応するばね部材とを有する。こ
のばね部材によって、スイベルレバーの旋回動作が緩衝
される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はスイベルレバー支持装
置に関する。さらに詳しくは、この発明は高性能トリマ
に含まれる丸鋸を支持するスイベルレバーの支持装置に
関する。
置に関する。さらに詳しくは、この発明は高性能トリマ
に含まれる丸鋸を支持するスイベルレバーの支持装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】高性能トリマにおいては、丸鋸刃はスイ
ベルレバーの一端に取り付けられる。スイベルレバーの
他端はトリマ本体に回転可能に取り付けられる。スイベ
ルレバーを旋回させると、丸鋸刃も旋回され、それによ
って丸鋸刃は上下動される。高性能トリマにおいては、
丸鋸刃の移動周期、すなわち、丸鋸刃が木の中へ進入し
て再び元に戻るまでの時間は極めて短く、０．２秒程度
である。丸鋸刃はこのように急速に動かされるため、運
動エネルギーは極めて短い経路において消散されなくて
はならない。換言すれば、極めて短い経路においてエネ
ルギー吸収（緩衝）が行われなくてはならない。空気圧
式の駆動装置及び油圧式のダンパを備えたトリマが知ら
れている。しかしながら、この種のトリマは非常に高価
であり、操作も複雑である。さらに、油圧式のダンパに
取り付けられたスイベルレバーに対して急激に衝撃が加
えられると、ノイズが発生するだけでなく摩耗も生じ
る。さらに、別のトリマとしては、米国特許第５，０５
８，４７０号に開示されているような構成のものもあ
る。このトリマにおいては、スイベルレバーの駆動装置
として偏心式の駆動装置が使用されている。この駆動装
置はスイベルレバーの移動曲線が正弦曲線になるので、
エネルギーのピークは生じない。また、このような構成
のトリマは非常に高価であり、操作も複雑である。さら
に、このような構成のトリマには、丸鋸の移動経路を木
の直径に応じて調節することができないという欠点もあ
る。
ベルレバーの一端に取り付けられる。スイベルレバーの
他端はトリマ本体に回転可能に取り付けられる。スイベ
ルレバーを旋回させると、丸鋸刃も旋回され、それによ
って丸鋸刃は上下動される。高性能トリマにおいては、
丸鋸刃の移動周期、すなわち、丸鋸刃が木の中へ進入し
て再び元に戻るまでの時間は極めて短く、０．２秒程度
である。丸鋸刃はこのように急速に動かされるため、運
動エネルギーは極めて短い経路において消散されなくて
はならない。換言すれば、極めて短い経路においてエネ
ルギー吸収（緩衝）が行われなくてはならない。空気圧
式の駆動装置及び油圧式のダンパを備えたトリマが知ら
れている。しかしながら、この種のトリマは非常に高価
であり、操作も複雑である。さらに、油圧式のダンパに
取り付けられたスイベルレバーに対して急激に衝撃が加
えられると、ノイズが発生するだけでなく摩耗も生じ
る。さらに、別のトリマとしては、米国特許第５，０５
８，４７０号に開示されているような構成のものもあ
る。このトリマにおいては、スイベルレバーの駆動装置
として偏心式の駆動装置が使用されている。この駆動装
置はスイベルレバーの移動曲線が正弦曲線になるので、
エネルギーのピークは生じない。また、このような構成
のトリマは非常に高価であり、操作も複雑である。さら
に、このような構成のトリマには、丸鋸の移動経路を木
の直径に応じて調節することができないという欠点もあ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、構
造が簡単で使用者にとって扱いやすいスイベルレバー支
持装置であって、スイベルレバーに対する緩衝機能を有
するとともにノイズや摩耗をほとんど生じず、運動エネ
ルギーの少なくとも一部をスイベルレバーの駆動力とし
て利用することができるようなスイベルレバー支持装置
を開発することである。
造が簡単で使用者にとって扱いやすいスイベルレバー支
持装置であって、スイベルレバーに対する緩衝機能を有
するとともにノイズや摩耗をほとんど生じず、運動エネ
ルギーの少なくとも一部をスイベルレバーの駆動力とし
て利用することができるようなスイベルレバー支持装置
を開発することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】所定の支持部材に取り付
けられたスイベルレバーと、このスイベルレバーに取り
付けられた丸鋸と、前記スイベルレバーの上方への動作
に対応するばね部材及び前記スイベルレバーの下方への
動作に対応するばね部材とを有するトリマにおけるスイ
ベルレバー支持装置である。そして、前記スイベルレバ
ーの旋回範囲における一方のエンドポジションにおいて
は、一方のばね部材が緊張状態となり、他方のばね部材
が弛緩状態又は若干緊張した状態となり、前記スイベル
レバーの旋回範囲における他方のエンドポジションにお
いては、双方のばね部材が緊張状態、弛緩状態又は若干
緊張された状態となるように前記ばね部材が取り付けら
れている。この発明のスイベルレバー支持装置の別の実
施例においては、前記スイベルレバーの旋回範囲の中間
において前記ばね部材が弛緩状態になるように前記ばね
部材が取り付けられている。このスイベルレバー支持装
置においては、ばねが設けられており、丸鋸刃を備えた
スイベルレバーの旋回動作が緩衝されるとともに、ばね
が緊張された状態になることによって運動エネルギーが
蓄積される。このように、エネルギー蓄積作用があるた
め、スイベルレバーを旋回させるためのエネルギーが少
なくて済む。また、ばねとしては種々のタイプ及び寸法
のものを使用することができるので、緩衝部材及びエネ
ルギー蓄積部材として機能する安価かつ一般的な構造の
ものを選択できるという利点もある。さらに、ばねは長
期間にわたって保守の必要がなく耐摩耗性にも優れてお
り、緩衝作用によって発生する音も小さいという利点も
ある。スイベルレバーの旋回範囲を調節することによっ
て、旋回範囲を切削される木材の太さに合うように設定
することができる。ばねは各エンドポジションにおいて
緊張状態（旋回範囲の大小によって緊張の度合いは異な
る）となり、また、ばねの力はばね特性によって異な
る。好ましい実施例においては、少なくとも一つのばね
がスイベルレバーの上方旋回及び下方旋回のそれぞれの
旋回動作に抗するように取り付けられている。したがっ
て、各ばねはロワーエンドポジションとアッパーエンド
ポジションとの中間においては相互に弛緩状態になる。
スイベルレバーが下方へ旋回しているときには、ばねは
緊張状態にあるので、その旋回動作が緩衝されるととも
に運動エネルギーがばねに蓄積される。そして、スイベ
ルレバーが上方へ旋回するときには、このエネルギーが
放出されるので、スイベルレバーを上方へ旋回させるた
め駆動力を供給する駆動装置の出力は小さくて済む。ス
イベルレバーが下方へ旋回するときには常に同じ動作が
繰り返され、スイベルレバーが上方へ旋回するときに
は、蓄積されたエネルギーが放出される。別の実施例に
おいては、一つのばねが使用されており、ロワーエンド
ポジションとアッパーエンドポジションとの中間におい
てはそのばねが弛緩状態になるように配置されている。
しかしながら、ばねは次のように取り付けることも可能
である。すなわち、スイベルレバーの一方のエンドポジ
ションにおいては、一方のばねが緊張された状態にあ
り、他方のばねが弛緩状態又は若干緊張された状態にあ
るが、他方のエンドポジションにおいては、双方のばね
が緊張状態、弛緩状態又は若干緊張された状態となるよ
うに設定することも可能である。各エンドポジションに
対して一つのばねを使用する場合には、各方向へのばね
の伸縮範囲が広いために、材木の太さに合うように、ス
イベルレバーの移動範囲を広範囲にわたって調節するこ
とができる。好ましい実施例においては、緩衝部材及び
エネルギー蓄積部材としてのばねとしてトーションばね
が使用されている。このトーションばねとしてはゴム製
のものが適している。ゴム製のばねを使用することの利
点は、ゴム製のばねはヒステリシスを有するため、ばね
を調節する必要がない点である。さらに、別のタイプの
ばねを使用することもできる。特に、トラクションばね
及び圧縮ばね等の線状ばねを使用することができる。こ
の発明の内容は以下の図面に基づく実施例の説明から十
分に明らかになるであろう。
けられたスイベルレバーと、このスイベルレバーに取り
付けられた丸鋸と、前記スイベルレバーの上方への動作
に対応するばね部材及び前記スイベルレバーの下方への
動作に対応するばね部材とを有するトリマにおけるスイ
ベルレバー支持装置である。そして、前記スイベルレバ
ーの旋回範囲における一方のエンドポジションにおいて
は、一方のばね部材が緊張状態となり、他方のばね部材
が弛緩状態又は若干緊張した状態となり、前記スイベル
レバーの旋回範囲における他方のエンドポジションにお
いては、双方のばね部材が緊張状態、弛緩状態又は若干
緊張された状態となるように前記ばね部材が取り付けら
れている。この発明のスイベルレバー支持装置の別の実
施例においては、前記スイベルレバーの旋回範囲の中間
において前記ばね部材が弛緩状態になるように前記ばね
部材が取り付けられている。このスイベルレバー支持装
置においては、ばねが設けられており、丸鋸刃を備えた
スイベルレバーの旋回動作が緩衝されるとともに、ばね
が緊張された状態になることによって運動エネルギーが
蓄積される。このように、エネルギー蓄積作用があるた
め、スイベルレバーを旋回させるためのエネルギーが少
なくて済む。また、ばねとしては種々のタイプ及び寸法
のものを使用することができるので、緩衝部材及びエネ
ルギー蓄積部材として機能する安価かつ一般的な構造の
ものを選択できるという利点もある。さらに、ばねは長
期間にわたって保守の必要がなく耐摩耗性にも優れてお
り、緩衝作用によって発生する音も小さいという利点も
ある。スイベルレバーの旋回範囲を調節することによっ
て、旋回範囲を切削される木材の太さに合うように設定
することができる。ばねは各エンドポジションにおいて
緊張状態（旋回範囲の大小によって緊張の度合いは異な
る）となり、また、ばねの力はばね特性によって異な
る。好ましい実施例においては、少なくとも一つのばね
がスイベルレバーの上方旋回及び下方旋回のそれぞれの
旋回動作に抗するように取り付けられている。したがっ
て、各ばねはロワーエンドポジションとアッパーエンド
ポジションとの中間においては相互に弛緩状態になる。
スイベルレバーが下方へ旋回しているときには、ばねは
緊張状態にあるので、その旋回動作が緩衝されるととも
に運動エネルギーがばねに蓄積される。そして、スイベ
ルレバーが上方へ旋回するときには、このエネルギーが
放出されるので、スイベルレバーを上方へ旋回させるた
め駆動力を供給する駆動装置の出力は小さくて済む。ス
イベルレバーが下方へ旋回するときには常に同じ動作が
繰り返され、スイベルレバーが上方へ旋回するときに
は、蓄積されたエネルギーが放出される。別の実施例に
おいては、一つのばねが使用されており、ロワーエンド
ポジションとアッパーエンドポジションとの中間におい
てはそのばねが弛緩状態になるように配置されている。
しかしながら、ばねは次のように取り付けることも可能
である。すなわち、スイベルレバーの一方のエンドポジ
ションにおいては、一方のばねが緊張された状態にあ
り、他方のばねが弛緩状態又は若干緊張された状態にあ
るが、他方のエンドポジションにおいては、双方のばね
が緊張状態、弛緩状態又は若干緊張された状態となるよ
うに設定することも可能である。各エンドポジションに
対して一つのばねを使用する場合には、各方向へのばね
の伸縮範囲が広いために、材木の太さに合うように、ス
イベルレバーの移動範囲を広範囲にわたって調節するこ
とができる。好ましい実施例においては、緩衝部材及び
エネルギー蓄積部材としてのばねとしてトーションばね
が使用されている。このトーションばねとしてはゴム製
のものが適している。ゴム製のばねを使用することの利
点は、ゴム製のばねはヒステリシスを有するため、ばね
を調節する必要がない点である。さらに、別のタイプの
ばねを使用することもできる。特に、トラクションばね
及び圧縮ばね等の線状ばねを使用することができる。こ
の発明の内容は以下の図面に基づく実施例の説明から十
分に明らかになるであろう。
【０００５】
【実施例】以下、添付図面に基づいてこの発明の一実施
例を説明する。スイベルレバー１の一端には丸鋸刃２が
取り付けられている。スイベルレバー１はその他端が軸
受け３，４に回転可能に取り付けられており、回転軸５
の回りを旋回できるように構成されている。なお、スイ
ベルレバー１の旋回範囲はロワーエンドポジションＩと
アッパーエンドポジションＩＩとの間である。回転軸５
の回りには二つのトーションばね６，７が配置されてお
り、軸受け３，４はこれらのトーションばね６，７を介
して所定の支持部材（図示せず）に取り付けられてい
る。そして、これらのトーションばね６，７は次のよう
に設定されている。すなわち、ロワーエンドポジション
Ｉにおいては、一方のトーションばね（たとえば、トー
ションばね６）が緊張状態にあり、他方のトーションば
ね（たとえば、トーションばね７）が弛緩状態にあり、
そして、アッパーエンドポジションＩＩにおいては、一
方のトーション６が弛緩状態となり、他方のトーション
ばね７が緊張状態となるように設定されている。スイベ
ルレバー１の旋回動作は駆動装置連結部８に連結される
駆動装置（図示せず）によって引き起こされる。丸鋸刃
２の切削工程においては、先ず、スイベルレバー１がロ
ワーエンドポジションＩに位置される。このとき、スイ
ベルレバー１は既に緊張した状態となっている。次い
で、スイベルレバー１は駆動装置（図示せず）によって
アッパーエンドポジションＩＩへと旋回される。この旋
回動作中に材木９が切削される。丸鋸刃２を有するスイ
ベルレバー１がアッパーエンドポジションＩＩへと旋回
する間に発生する運動エネルギーは緊張状態のトーショ
ンばね７に蓄積される。同時に、旋回経路において、ス
イベルレバー１の旋回動作は緩衝される。次に、丸鋸刃
２を有するスイベルレバー１は駆動装置（図示せず）の
駆動力及びトーションばね７に蓄積されたエネルギーに
よってアッパーエンドポジションＩＩからロワーエンド
ポジションＩへと移動される。スイベルレバー１がロワ
ーエンドポジションＩへ移動されると、トーションばね
７は弛緩され、逆に、トーションばね６が緊張状態とな
る。トーションばね６が緊張されることによって、スイ
ベルレバー１の旋回動作は緩衝され、運動エネルギーは
トーションばね６に蓄積される。その後、上記の動作が
繰り返される。なお、上記の動作周期は極めて短く、
０．２秒程度である。しかしながら、この発明によれ
ば、移動スピード曲線が正弦曲線となるので、移動動作
が円滑である。
例を説明する。スイベルレバー１の一端には丸鋸刃２が
取り付けられている。スイベルレバー１はその他端が軸
受け３，４に回転可能に取り付けられており、回転軸５
の回りを旋回できるように構成されている。なお、スイ
ベルレバー１の旋回範囲はロワーエンドポジションＩと
アッパーエンドポジションＩＩとの間である。回転軸５
の回りには二つのトーションばね６，７が配置されてお
り、軸受け３，４はこれらのトーションばね６，７を介
して所定の支持部材（図示せず）に取り付けられてい
る。そして、これらのトーションばね６，７は次のよう
に設定されている。すなわち、ロワーエンドポジション
Ｉにおいては、一方のトーションばね（たとえば、トー
ションばね６）が緊張状態にあり、他方のトーションば
ね（たとえば、トーションばね７）が弛緩状態にあり、
そして、アッパーエンドポジションＩＩにおいては、一
方のトーション６が弛緩状態となり、他方のトーション
ばね７が緊張状態となるように設定されている。スイベ
ルレバー１の旋回動作は駆動装置連結部８に連結される
駆動装置（図示せず）によって引き起こされる。丸鋸刃
２の切削工程においては、先ず、スイベルレバー１がロ
ワーエンドポジションＩに位置される。このとき、スイ
ベルレバー１は既に緊張した状態となっている。次い
で、スイベルレバー１は駆動装置（図示せず）によって
アッパーエンドポジションＩＩへと旋回される。この旋
回動作中に材木９が切削される。丸鋸刃２を有するスイ
ベルレバー１がアッパーエンドポジションＩＩへと旋回
する間に発生する運動エネルギーは緊張状態のトーショ
ンばね７に蓄積される。同時に、旋回経路において、ス
イベルレバー１の旋回動作は緩衝される。次に、丸鋸刃
２を有するスイベルレバー１は駆動装置（図示せず）の
駆動力及びトーションばね７に蓄積されたエネルギーに
よってアッパーエンドポジションＩＩからロワーエンド
ポジションＩへと移動される。スイベルレバー１がロワ
ーエンドポジションＩへ移動されると、トーションばね
７は弛緩され、逆に、トーションばね６が緊張状態とな
る。トーションばね６が緊張されることによって、スイ
ベルレバー１の旋回動作は緩衝され、運動エネルギーは
トーションばね６に蓄積される。その後、上記の動作が
繰り返される。なお、上記の動作周期は極めて短く、
０．２秒程度である。しかしながら、この発明によれ
ば、移動スピード曲線が正弦曲線となるので、移動動作
が円滑である。
【０００６】上述した実施例は発明の内容を説明するた
めの例に過ぎず、この発明の範囲を制限するものではな
い。したがって、上記実施例は、特許請求の範囲によっ
て限定される発明の範囲を逸脱しない限り、いかなる変
更も可能である。
めの例に過ぎず、この発明の範囲を制限するものではな
い。したがって、上記実施例は、特許請求の範囲によっ
て限定される発明の範囲を逸脱しない限り、いかなる変
更も可能である。
【図１】この発明のスイベルレバーの側面図である。
【図２】図１の平面図である。
１ スイベルレバー ２ 丸鋸 ５ 回転軸 ６，７ トーションばね
Claims (7)
- 【請求項１】 所定の支持部材に取り付けられたスイベ
ルレバーと、このスイベルレバーに取り付けられた丸鋸
とを有する高性能トリマにおけるスイベルレバー支持装
置であって、前記スイベルレバーの上方への動作に対応
するばね部材及び前記スイベルレバーの下方への動作に
対応するばね部材が設けられ、前記スイベルレバー
（１）の旋回範囲における一方のエンドポジション
（Ｉ）においては、一方のばね部材が緊張状態となり、
他方のばね部材が弛緩状態又は若干緊張した状態とな
り、前記スイベルレバー（１）の旋回範囲における他方
のエンドポジション（ＩＩ）においては、双方のばね部
材が緊張状態、弛緩状態又は若干緊張された状態となる
ように設定されている請求項２に記載のスイベルレバー
支持装置。 - 【請求項２】 所定の支持部材に取り付けられたスイベ
ルレバーと、このスイベルレバーに取り付けられた丸鋸
とを有する高性能トリマにおけるスイベルレバー支持装
置であって、前記スイベルレバーの上方への動作に対応
するばね部材及び前記スイベルレバーの下方への動作に
対応するばね部材が設けられ、前記スイベルレバーの旋
回範囲の中間において前記ばね部材が弛緩状態になるよ
うに設定されているスイベルレバー支持装置。 - 【請求項３】 所定の支持部材に取り付けられたスイベ
ルレバーと、このスイベルレバーに取り付けられた丸鋸
とを有する高性能トリマにおけるスイベルレバー支持装
置であって、前記スイベルレバーの上方への動作に対応
するばね部材及び前記スイベルレバーの下方への動作に
対応する少なくとも一つのばね部材が設けられ、前記少
なくとも一つのばね部材が少なくとも一つのトーション
ばねであり、前記トーションばねが前記スイベルレバー
（１）の回転軸（５）の回りに取り付けられているスイ
ベルレバー支持装置。 - 【請求項４】 二つの前記トーションばね（６，７）が
設けられている請求項３に記載のスイベルレバー支持装
置。 - 【請求項５】 前記トーションばねがゴムで形成されて
いる請求項３又は４に記載のスイベルレバー支持装置。 - 【請求項６】 前記ばね部材が線状ばねである請求項１
又は２に記載のスイベルレバー支持装置。 - 【請求項７】 前記線状ばねが圧縮ばね又はトラクショ
ンばねである請求項６に記載のスイベルレバー支持装
置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE43166768 | 1993-05-13 | ||
| DE19934316676 DE4316676C2 (de) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | Schwenkhebelaufhängung für Kreissägen von Hochleistungskappanlagen |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0768415A true JPH0768415A (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=6488416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9505794A Pending JPH0768415A (ja) | 1993-05-13 | 1994-05-09 | スイベルレバー支持装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0768415A (ja) |
| DE (1) | DE4316676C2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2406497A1 (de) * | 1974-02-12 | 1975-08-21 | Wagner Maschf Gustav | Schwenkhebelkreissaegemaschine |
| DE3813896A1 (de) * | 1988-04-21 | 1989-11-02 | Dimter Maschf Gmbh | Saegezyklus-steuerung einer untertisch-kappsaege |
| DE4010456A1 (de) * | 1990-03-31 | 1991-10-02 | Elektra Beckum Lubitz & Co | Saegeeinrichtung mit einer um 180(grad) wendbar gelagerten grundplatte |
| DE4033037A1 (de) * | 1990-10-18 | 1992-04-23 | Lutz Eugen Masch | Gehrungskappsaege |
-
1993
- 1993-05-13 DE DE19934316676 patent/DE4316676C2/de not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-05-09 JP JP9505794A patent/JPH0768415A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE4316676A1 (de) | 1994-11-17 |
| DE4316676C2 (de) | 1996-07-11 |
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| EP1637655A2 (fr) | Scie de sol |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040720 |