JPH076809U - ツマミの取付構造 - Google Patents

ツマミの取付構造

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JPH076809U
JPH076809U JP3815693U JP3815693U JPH076809U JP H076809 U JPH076809 U JP H076809U JP 3815693 U JP3815693 U JP 3815693U JP 3815693 U JP3815693 U JP 3815693U JP H076809 U JPH076809 U JP H076809U
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 シャフト1の先端部が、横断面D型状の挿入
部2とされている。ツマミ6は、合成樹脂製の内装体7
と、アルミニュウム製の外装体8とから成る。内装体7
は、円筒状の筒部10と、一対の挟持片11,12とを
一体成形して成る。両挟持片11,12は、筒部10内
で、径方向に対向状に配設されると共に、両挟持片1
1,12の対向する方向と直交する径方向両端部のみ
で、筒部10の内周面に固着されている。挿入部2にツ
マミ6を固定する場合には、挿入部2により両挟持片1
1,12を弾性変形させながら、挿入部2を両挟持片1
1,12間に挿入して、両挟持片11,12により挟持
固定させる。 【効果】 両挟持片11,12による挿入部2の固定力
に大きなばらつきが生じない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ツマミの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
オーディオ・ビジュアル機器では、例えば、図6及び図7に示すように、回転 操作用シャフト21の先端部が、横断面D型状の挿入部22とされている。挿入 部22の外周面は、切り落とされた平坦面23と、湾曲面24とを有し、平坦面 23と湾曲面24間の最大間隔はL3とされている。
【0003】 挿入部22には回転操作用ツマミ26が固定される。ツマミ26は、合成樹脂 製とされて、基部側で開口するテーパー状筒部27と、筒部27の先端部側の開 口を閉塞する閉塞部28と、筒部27内で径方向に対向状に配設された一対の第 1・第2挟持片29,30とを一体成形して成る。第1挟持片29は、両挟持片 29,30の対向する方向と直交する径方向両端部を除く部分が平坦状とされ、 第2挟持片30は、挿入部22の湾曲面24と対応する湾曲状とされている。両 挟持片29,30の最大間隔L4は、平坦面23と湾曲面24間の最大間隔L3 よりも小とされている。
【0004】 そして、シャフト21をツマミ26に固定する際には、シャフト21の挿入部 22により、両挟持片29,30を離間方向に弾性変形させながら、両挟持片2 9,30間に挿入して、両挟持片29,30により挟持固定させる。 ところで、上記従来においては、両挟持片29,30は、閉塞部28にのみ固 定されていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このため、上記従来においては、シャフト21の挿入部22を両挟持片29, 30間に挿入した場合に、両挟持片29,30が閉塞部28との固着部分を中心 として傾むきながら、相互に離間していた。 そのため、シャフト21の挿入部22と両挟持片29,30が面接触せずに、 線接触することとなり、その結果、挿入部22の最大間隔L3や両挟持片29, 30の最大間隔L4等の寸法誤差により、両挟持片29,30による挿入部22 の固定力に大きなばらつきがあったのが実情である。 本考案は、上記問題を解決できるツマミの取付構造を提供することを目的とす る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の特徴とするところは、ツマミが、筒部と 、筒部内で径方向に対向状に配設された一対の挟持片を有し、シャフトが、挟持 片を弾性変形させながら、両挟持片間に挿入されて、両挟持片により挟持固定さ れるものにおいて、両挟持片の一方が、両挟持片の対向する方向と直交する径方 向両端部のみで、筒部の内周面に固着された点にある。 尚、両挟持片の他方が、シャフトの挿入時に変形しないように、筒部に固着さ れることもある。 又、シャフトの両挟持片間への挿入部の横断面形状がD型状とされ、両挟持片 の他方に、挿入部の外周面の湾曲面が当接する湾曲部が形成されることもある。
【0007】
【作用】
シャフトにツマミを固定する場合には、シャフトにより挟持片を弾性変形させ ながら、シャフトを両挟持片間に挿入する。 この場合、弾性変形する挟持片は、両挟持片の対向する方向と直交する径方向 両端部のみで、筒部の内周面に固着されているので、傾いたりすることなく、他 の挟持片から離間し、シャフトと両挟持片が面接触する。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の第1実施例を図1〜図3の図面に基づき説明する。 1はオーディオ・ビジュアル機器等の回転操作用シャフトで、アルミニュウム 製とされて、略全体が横断面円形とされている。シャフト1の先端部は、横断面 D型状に成形された挿入部2とされている。挿入部2の外周面は、切り落とされ た平坦面3と、湾曲面4とを有し、平坦面3と湾曲面4間の最大間隔はL1とさ れている。
【0009】 6は回転操作用ツマミで、合成樹脂製の内装体7と、アルミニュウム製の外装 体8とから構成されている。 内装体7は、軸心方向一側方に開口する円筒状で且つテーパー状とされた筒部 10と、一対の第1・第2挟持片11,12とを一体成形して成る。
【0010】 第1・第2挟持片11,12は、筒部10内で、径方向に対向状に配設されて おり、両挟持片11,12間に、シャフトの挿入部2が挿入されて、両挟持片1 1,12により挟持固定される。両挟持片11,12は、肉厚が同一とされ、両 挟持片11,12の対向する方向と直交する径方向(以下、直交径方向と略す。 )の両端部のみで、筒部10の内周面に固着されると共に、両挟持片11,12 は、内装体7、即ち、ツマミ6の軸心と平行とされている。第1挟持片11は、 平板状とされている。第2挟持片12は、直交径方向の中央部が、第1挟持片1 1から離間する方向に湾曲状に突出し且つ挿入部2の湾曲面4と当接する湾曲部 14とされ、直交径方向の両端部が、平板状の平板部15とされている。第1挟 持片11と第2挟持片12の湾曲部14の最大間隔L2は、挿入部2の最大間隔 L1よりも小とされている。
【0011】 外装体8は、内装体7に外嵌されて、固定されるもので、内装体7の筒部10 に外嵌される円筒状で且つテーパー状とされた筒部16と、筒部16の先端部の 開口を閉塞する閉塞部17とを一体形成して成る。 上記のように構成した実施例によれば、シャフト1の挿入部2にツマミ6を固 定する場合には、挿入部2を内装体7の両挟持片11,12間に挿入する。 この際、第1挟持片11と第2挟持片12の湾曲部14の最大間隔L2は、挿 入部2の最大間隔L1よりも小とされているので、第1挟持片11と第2挟持片 12が相互に離間方向に弾性変形する。
【0012】 この場合において、両挟持片11,12は、直交径方向の両端部のみで、筒部 10の内周面に固着されているので、両挟持片11,12は、傾いたりすること なく、ツマミ6の軸心と平行な状態を維持した状態で相互に離間する。 従って、両挟持片11,12は、シャフト1の挿入部2と面接触し、挿入部2 の最大間隔L1や両挟持片11,12間の最大間隔L2等の寸法誤差等により、 両挟持片11,12による挿入部2の固定力に大きなばらつきが生じることはな い。 尚、第2挟持片12は、直交径方向の中央部に、第1挟持片11から離間する 方向に湾曲状に突出する湾曲部14が形成されているので、挿入部2の両挟持片 11,12間の挿入時に、第2挟持片12の方が、第1挟持片11よりも大きく 弾性変形し易い。しかし、更に、第2挟持片12の方を弾性変形し易いように、 第1挟持片11の肉厚を第2挟持片12の肉厚よりも大とする場合もある。
【0013】 図4及び図5は本考案の第2実施例を示し、第2挟持片12の湾曲部14が、 固定片19を介して、筒部10の内周面に固定されている。 上記のように構成した実施例によれば、シャフト1の挿入部2の両挟持片11 ,12間の挿入時に、第2挟持片12の湾曲部14は弾性変形せず、第1挟持片 11のみが弾性変形することとなる。 この場合において、シャフト1の挿入部2の平坦面3は加工面であるので、そ れ程精度がないが、挿入部2の湾曲面4は加工されておらず、精度が良いので、 第2挟持片の湾曲部14と挿入部2の面接触により、シャフト1の挿入部2とツ マミ6の軸心を合致させることができる。
【0014】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案によれば、両挟持片とシャフトの挿入部を面接触 させることができ、それ故、シャフトの寸法や両挟持片間の間隔等の寸法誤差等 により、両挟持片によるシャフトの固定力に大きなばらつきが生じることはない 。 又、請求項3によれば、シャフトとツマミの軸心を合致させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す分解斜視図である。
【図2】本考案の第1実施例を示す一部断面正面図であ
る。
【図3】図2のA−A線矢視断面図である。
【図4】本考案の第2実施例を示す一部断面正面図であ
る。
【図5】図4のB−B線矢視断面図である。
【図6】従来例を示す分解斜視図である。
【図7】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1…シャフト、2…挿入部、3…平坦面、4…湾曲面、
6…ツマミ、7…内装体、8…外装体、10…筒部、1
1,12…第1・第2挟持片。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ツマミが、筒部と、筒部内で径方向に対向
    状に配設された一対の挟持片を有し、シャフトが、挟持
    片を弾性変形させながら、両挟持片間に挿入されて、両
    挟持片により挟持固定されるものにおいて、 両挟持片の一方が、両挟持片の対向する方向と直交する
    径方向両端部のみで、筒部の内周面に固着されたことを
    特徴とするツマミの取付構造。
  2. 【請求項2】両挟持片の他方が、シャフトの挿入時に変
    形しないように、筒部に固着された請求項1記載のツマ
    ミの取付構造。
  3. 【請求項3】シャフトの両挟持片間への挿入部の横断面
    形状がD型状とされ、両挟持片の他方に、挿入部の外周
    面の湾曲面が当接する湾曲部が形成された請求項2記載
    のツマミの取付構造。
JP1993038156U 1993-06-18 1993-06-18 ツマミの取付構造 Expired - Fee Related JP2594662Y2 (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5083537U (ja) * 1973-12-05 1975-07-17
JPS5850315U (ja) * 1981-10-01 1983-04-05 山本工業株式会社 ダイヤル摘み用ボデイ
JPS5940653U (ja) * 1982-09-08 1984-03-15 日立建機株式会社 走行作業機械の走行用油圧駆動回路
JPS62179627U (ja) * 1986-05-01 1987-11-14

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