JPH076791Y2 - 冷菓製造装置 - Google Patents

冷菓製造装置

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JPH076791Y2
JPH076791Y2 JP4512989U JP4512989U JPH076791Y2 JP H076791 Y2 JPH076791 Y2 JP H076791Y2 JP 4512989 U JP4512989 U JP 4512989U JP 4512989 U JP4512989 U JP 4512989U JP H076791 Y2 JPH076791 Y2 JP H076791Y2
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cold storage
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JPH02137884U (ja
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英生 松浦
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Kunimori Kagaku Co Ltd
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Kunimori Kagaku Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、アイスクリーム、シャーベット等の各種冷
菓を製造する冷菓製造装置に関する。
【従来技術】
本出願人は、先に実願昭62-95206号において、支持スタ
ンドに保持される外側容器と、該外側容器に回り止めさ
れた状態で収容され、内部に蓄冷剤が封入された蓄冷容
器と、下端部に前記蓄冷容器の底面中央部に設けられた
円筒部材内にて回転する送り出しスクリュー、前記蓄冷
容器の内周面に沿う掻き落し羽根及び該掻き落し羽根の
下端部と軸部との間にて前記円筒部材の突部に係合して
回転する送りスクリューが設けられた撹拌部材と、前記
蓄冷容器及び外側容器の上部開口を覆う蓋体と、該蓋体
に取付けられ、前記撹拌部材を回転駆動する駆動部材と
からなる冷菓製造装置を提案した。
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記冷菓製造装置にあっては、外側容器に対
し、蓄冷容器がその上端部がほぼ一致するように収容さ
れている。このため、該外側容器から蓄冷容器を取出す
には、内部に手を差込んで蓄冷容器を持ち上げたり、あ
るいは円筒部材を掴んで該蓄冷容器を上部に持ち上げて
取出しているが取出し時に手に冷菓の一部が付着すると
共に、付着した冷菓により手が滑り易く、容易に取出せ
なかった。また、該蓄冷容器自体、零度以下の低温にな
っているため、取出し時に凍傷になったりする恐れを有
している。 本考案は、上記した従来の欠点を解決するために考案さ
れたものであり、その目的とするところは、手等に冷菓
が付着することなく外側容器から蓄冷容器を極めて容易
に取出すことが可能な冷菓製造装置を提供することにあ
る。
【問題点を解決するための手段】
このため本考案は、内部に蓄冷剤が封入された蓄冷容器
内に投入された冷菓原料を、冷却しながら撹拌羽根の回
転により撹拌及び混練して冷菓を製造し、製造された冷
菓を前記蓄冷容器の底面から取出す冷菓製造装置におい
て、前記蓄冷容器が収容される保持容器に対し、前記蓄
冷容器を、その上端部が前記保持容器の上端から上方に
位置した状態で収容可能としたことを特徴としている。
【考案の作用】
本考案は上記のように構成されるため、外側容器から蓄
冷容器を取出す際、該外側容器の上端から上方に飛出し
た蓄冷容器の上端部を掴んで取出すことが可能である。
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に従って説明する。 第1図は冷菓製造装置の中央縦断面図、第2図は撹拌体
の概略を示す一部分解斜視図であり、冷菓製造装置1は
支持スタンド3と、駆動部5と、製造機本体7とから構
成されている。 前記支持スタンド3は作業台上に載置される平面部3aの
基端から上方に起立する支柱部3bが一体形成されてい
る。また、駆動部5のケース8には駆動部材としての電
動モータ9が内蔵され、該電動モータ9の回転軸には前
記ケース8に軸支された駆動軸11が歯車13を介して連結
されている。そして前記電動モータ9の回転に伴って前
記駆動軸11が所要の減速比にて回転駆動される。この駆
動部5は後述する蓋体15に対し、着脱可能に取付けられ
る。 前記製造機本体7は蓄冷容器17と、該蓄冷容器17の外周
側を覆う外側容器19と、これら蓄冷容器17及び外側容器
19の上部開口を覆う蓋体15及び該蓄冷容器17内にて回転
する撹拌体21とから構成されている。前記蓄冷容器17は
内周側が熱伝導率の高いアルミニウム、ステンレス等か
らなると共に、外周側が低い熱伝導率からなる合成樹脂
製の二重容器構造からなり、内部に蓄冷剤23が封入され
ている。そして該蓄冷容器の一部底面には凹所17bが形
成され、該凹所17bは後述する外側容器19の底面に設け
られた突所19eとに係合して回り止めされる。また、該
蓄冷容器17の底面中央部には貫通孔17aが形成され、該
貫通孔17aには円筒部材を構成する合成樹脂製のシリン
ダー25が挿嵌固定されている。該シリンダー25は支持孔
25aが、後述するスクリュー35を回転可能に支持するよ
うに形成されると共に、その上部外周には複数の係合爪
25bが、軸線回りにて所要の間隔をおくように一体形成
されている。そして該シリンダー25の下端部には前記支
持孔25aと連通する透孔27aを有したホルダ27が着脱可能
に取付けられ、該ホルダ27には前記透孔27aとほぼ一致
する開口29a及び該透孔27aを閉鎖する平面部を有した開
閉板29が、軸線方向と直交する方向へ移動可能に支持さ
れる。 前記蓄冷容器17が収容される外側容器19は低い熱伝導率
の合成樹脂にて形成され、その底面には透孔19aが、前
記シリンダー25の下端部を挿通するように形成されてい
る。該外側容器19は前記蓄冷容器17の高さより若干低く
設定され、該外側容器19の上端より前記蓄冷容器17の上
部が把持可能な高さで飛出している。前記外側容器19の
底面の一部には突所19eが形成され、前記蓄冷容器17の
凹所17bが係合される。また、前記外側容器19の内周面
には少なくとも3本以上のリブ19fが上下方向へ延びる
ように形成されている。前記外側容器19の上部には被係
合部19bが形成され、該被係合部19bに対して蓋体15の係
合部15aを係合することにより該外側容器19に対して蓋
体15が着脱可能に取付けられる。更に、前記外側容器19
の側面には取付け部19cが、前記支柱部3bに対して挿嵌
可能に形成されている。 前記外側容器19の上部には蓋体15が着脱可能に取付けら
れ、該蓋体15の内周面には突部15eが、前記外側容器19
に収容された蓄冷容器17の上部外周と当接するように形
成されている。前記蓋体15の中心部には前記撹拌体21の
軸部33を挿通するための透孔15bが形成されている。ま
た、前記蓋体15の一部外周側には投入開口15cが形成さ
れ、該投入開口15cを介して冷菓原料が前記蓄冷容器17
内に投入される。更に、前記蓋体15の上面には前記駆動
部5が着脱可能に取付けるための係合部15dが形成され
ている。 前記蓄冷容器17内にて回転可能に支持される撹拌体21に
は軸部33が一体形成され、該軸部33の上部は前記駆動軸
11に挿嵌して回り止めされるように異形断面形状に形成
されている。また、前記軸部33の下部にはスクリュー35
が、前記支持孔25a内にて回転可能に形成されている。
前記軸部33の上部には第1及び第2アーム37・39が所要
の角度をおき、前記蓄冷容器17の内周面に向って延出す
るように一体形成されると共に、前記第1アーム37の先
端部には掻き落し羽根41が、前記蓄冷容器17の内周面に
沿い、かつ該撹拌体21の回転方向と反対方向に向って徐
々に下降するように一体形成されている。そして該掻き
落し羽根41の下端部には上下羽根43が、前記蓄冷容器17
の内周面に沿って前記第2アーム39の先端に至るように
形成されている。また、前記掻き落し羽根41の下端部に
は掻き取り板45が、その下端が前記蓄冷容器17の底面と
摺接して前記軸部33の下部に至るように形成されてい
る。この掻き取り板45はその中心部が先端部より回転方
向と反対の方向へ若干ずれ、冷菓原料あるいは製造され
た冷菓を軸部33側へ寄せるように形成されると共に、そ
の下端部には凹凸部45aが形成されている。前記スクリ
ュー35の上方に位置する軸部33にはボス47が形成され、
該ボス47と前記掻き落し羽根41下端部との間には回転部
材49が回転可能に支持されている。この回転部材49は断
面が小判形の楕円形状で、長径部が前記蓄冷容器17の底
面に当接するように形成されると共に、その中心部端面
には複数の係合突部49aが前記係合爪25bと係合するよう
に形成されている。そして撹拌体21が第2図に示す実線
矢印のA方向へ回転されると、前記係合爪25bに対する
係合突部49aの係合により回転部材49が第2図に示す実
線矢印のB方向へ回転される。 次に、上記のように構成された冷菓製造装置1の作用を
第3図に従って説明する。 第3図は蓋体15を取外した状態を示す斜視図であり、支
持スタンド3の支柱部3bに対して取付け部19cを挿嵌し
て外側容器19を取付けると、該外側容器19下面と作業台
との間に受け皿を挿入するための空間51(第1図に示
す)が形成される。支持スタンド3に取付けられた外側
容器19内に蓄冷容器17を収容したのち、該蓄冷容器17内
に対し撹拌体21が、そのスクリュー35が支持孔25a内に
位置するように装着される。このとき、外側容器19に対
し、蓄冷容器17はリブ19fによりそのシリンダ25が透孔1
9a内に位置するように案内されると共に、突所19eに凹
所17bが係合して回り止めされる。また、上記状態にて
蓄冷容器17の上端部は前記外側容器19の上端より把持可
能な高さにて飛出している。次に蓋体15の上面の係合部
15dに対して駆動部5を取付けたのち、蓄冷容器17及び
外側容器19の上部開口を覆うように係合部15aを被係合
部19bに係合して蓋体15を取付ける。このとき、撹拌体2
1が取付けられた蓄冷容器17上端部と蓋体15の突部15eと
が当接し、軸部33の上部が駆動軸11に連結するように位
置決めされる。なお、前記シリンダー25の下端部に取付
けられたホルダ27には閉鎖板29が、その平面部が透孔27
aに位置するように移動され、該透孔27aを閉鎖してい
る。なお、前記蓄冷容器17は、予め冷蔵庫の冷凍室内に
て冷却され、封入された蓄冷剤23が所要の温度で冷却さ
れている。 上記状態にて電動モータ9を駆動したのち、冷菓原料が
投入開口15cを介して蓄冷容器17内に投入されると、撹
拌体21は第4図及び第5図に示す時計方向へ回転され
る。このとき、蓄冷剤23により冷却される蓄冷容器17内
周面に付着して冷却した冷菓原料は掻き落し羽根41によ
り掻き落されると共に、未冷却の冷菓原料は上下羽根43
により蓄冷容器17の内周面に付着され、その冷却が図ら
れる。また、同様に冷却に伴って蓄冷容器17の底面に付
着した冷菓原料は摺接する掻き取り板45により掻き取ら
れながら軸部33側へ移動される。このとき、撹拌体21の
回転に伴って係合爪25bに係合する係合突部49aにより回
転部材49が回転しながら、その長径部が蓄冷容器17底面
に当接し、冷却硬化した冷菓原料を砕いて剥がし取るた
め、掻き取り板45に対する硬化した冷菓原料の回転抵抗
を少なくしている。そして上記撹拌体21の回転に伴って
冷菓原料は蓄冷容器17の外周側から中心部に至るように
対流しながら撹拌されると共に、混練され、きめの細か
い冷菓に製造される。 上記動作により冷菓が製造されたのち、撹拌体21の回転
状態を維持しながら閉鎖板29を、その開口29aと透孔27a
とが一致するように移動してシリンダー25の下端開口を
開放させると、掻き落し羽根41により蓄冷容器17内周面
から掻き落されたのち、回転部材49の回転に伴って前記
蓄冷容器17の底面から砕き取られた冷菓は掻き取り板45
により軸部33側へ寄せ集められてシリンダー25内に導入
される。そして、該シリンダー25内に導入された冷菓は
スクリュー35の回転に伴って下方向へ移動して外部へ排
出され、空間51内に差し込まれた受け皿に受承される。 冷菓を製造したのちに外側容器19から蓄冷容器17を取出
すには、外側容器19の上部から蓋体15を取り外したの
ち、該外側容器19の上端から上方に飛出した蓄冷容器17
の上端部を把持し、該蓄冷容器17を上方へ持ち上げるこ
とにより取出される。 このように本実施例は、外側容器19に対し、その上端か
ら蓄冷容器17の上部が飛出すように収容されるため、該
外側容器19が蓄冷容器17を取出す際にはこの飛出した部
分を掴んで取出すことができ、冷菓が付着したりするこ
とを防止できると共に、取出しを容易に行い得る。 上記説明は、回転部材を楕円形状としたが、第4図に示
すように回転部材51の外周面に、多数の溝部51aを軸線
方向に延出し、かつ軸線回りに所要の間隔をおいて形成
してもよい。また、第5図に示すように回転部材61の外
周面に多数の突部61aを設けたものであってもよい。更
に、回転部材の外周面を凹凸状に形成してもよい。
【考案の効果】
このため本考案は、手等に冷菓が付着することなく外側
容器から蓄冷容器を極めて容易に取出すことが可能な冷
菓製造装置を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は冷菓製造装置の中央縦断面図、第2図は撹拌体
の概略を示す一部分解斜視図、第3図は蓋体15を取外し
た状態を示す斜視図、第4図及び第5図は本考案の変更
実施例を示す説明図である。 図中1は冷菓製造装置、17は蓄冷容器、25は円筒部材と
してのシリンダー、21は撹拌体、33は軸部、35はスクリ
ュー、41は掻き落し部材、45は掻き取り部材、49は回転
部材、49aは係合突部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に蓄冷剤が封入された蓄冷容器内に投
    入された冷菓原料を、冷却しながら撹拌羽根の回転によ
    り撹拌及び混練して冷菓を製造し、製造された冷菓を前
    記蓄冷容器の底面から取出す冷菓製造装置において、 前記蓄冷容器が収容される保持容器に対し、前記蓄冷容
    器を、その上端部が前記保持容器の上端から上方に位置
    した状態で収容可能としたことを特徴とする冷菓製造装
    置。
JP4512989U 1989-04-17 1989-04-17 冷菓製造装置 Expired - Lifetime JPH076791Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4512989U JPH076791Y2 (ja) 1989-04-17 1989-04-17 冷菓製造装置

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Publication Number Publication Date
JPH02137884U JPH02137884U (ja) 1990-11-16
JPH076791Y2 true JPH076791Y2 (ja) 1995-02-22

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ID=31559038

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